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2010年7月11日 (日)

龍馬伝 #28「武市の夢」

慶応元年(1865)、29才

公式サイト

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「吉田東洋を殺したのは龍馬です」
龍馬の言葉を信じ、容堂公に告げる後藤。
そんな戯言は信じない酔いどれ容堂公。武市の牢を訪れます。

お前はほとほと腹の立つ男だ。
下士を集めて、この土佐を攘夷の旗頭に担ぎ上げ、帝の使いにまでなって幕府に攘夷実行をせまるなど、出すぎるにもほどがある。

「私は全て大殿様のためを思って」

徳川様よりこの土佐を賜った山内家が、わしが、幕府に背くなどできるわけないだろう。

「お前と私はよく似ている。」
徳川に失望しながらも忠義心だけは捨てられん。
自分だって心の底から帝を敬い奉っている。
この日本は徳川幕府のものではない。

「大殿様は天下一の名君でございます。帝をお助けし、この日本をこれから動かしていくのは土佐の山内容堂公の他にはおられません。」

「お前はええ家来じゃの。
お前が長宗我部
の人間ではなくて、この山内家の人間だったら、どれだけ可愛がったことか。」

この言葉をどれほど待ち望んだことか。しかし、同時に自分が上士の生まれではなかったことが、自分の夢を阻んできたという現実を改めて思い知らされる武市。

「ありがとうございます。」
大殿様からそのようなお言葉をもらえるとは。自分は果報者です。

「吉田東洋を殺したのは私でございます。
私が命じ、勤皇党のものに斬らせました。岡田以蔵はこの件に一切関わっちゃいらんのです。しかし、私が命じ、攘夷を阻むものを殺させました。」

お前はわしにどうして欲しいのだ。

「願わば、岡田以蔵を楽にしていただきとうございます。私も同様に。」
東洋暗殺の罪は逃れても、「人斬り」だった以蔵に救われる道はもう、残っていない。

お前を他のもの同様に死なせるわけにはいかん。腹を斬れ。
「武市半平太はわしの家臣だから。」

「ありがとうございます」

以蔵の元へ武市からの手紙が届きます。

以蔵、喜べ。大殿様がわしらのことをええ家来じゃと言ってくれた。よう、耐えたの。

「武市先生」
微笑む以蔵。

やっと容堂公に自分の思いが伝わった武市。
そのことを以蔵が誰より喜んでくれることを信じて疑わぬ武市。
思い違わず、以蔵は喜びます。武市が大殿様に認められたこと、そして、武市に自分が耐えたことを認めてもらえたことを。

東洋の暗殺を認めない武市の思想的矜持は恐らく理解できなかっただろうけれども、嗅覚でひたすら耐え抜いたのでしょう。

毒饅頭の時には心配しましたが、この二人が最後でこじれなくて良かったです。

再び弥太郎の前に龍馬参上。まだうろうろしてたんですね。追っ手は国境に集まっているから、ご城下は手薄になっているようです。
嫌がる弥太郎に武市の牢に案内させます。
自分が東洋を斬ったことになったから大丈夫だ、と武市に言いますが、武市はとうに腹をくくっています。

「大殿様が自らここに来られた。あの山内容堂様が。地べたに座り、声をかけてくださった」
龍馬、お前が十年も前に土佐を上士も下士もない国にしたい、言った時、とんでもないことだと思った。
「大殿様とわしが同じ地べたに座る時がくるとは夢にも思わなかった。これは奇跡じゃ。お前が起こしてくれた奇跡だ。

お前にわしの身代わりはさせられん。
お前のやるべきことは、もっともっと大きなことだ。
この国を異国の侵略から守り、独立した国にするのがお前の役目だ。」

「一緒に変えましょう、武市さん。生きてください。」
龍馬の説得はまたしても武市を動かすことはできませんでした。
「龍馬、武市さんはお前に託したのだ、自分の志を。」
弥太郎が止めます。

「わしは日本一幸せな男だ。お前のおかげだ、龍馬。坂本龍馬がどうやって日本を変えるかが、楽しみだ。」
そして弥太郎に
「えろうなりや。誰よりも出世するんだ。」
当たり前じゃ、墓の中から見とけ、武市さん、と弥太郎。

「武市さん、ありがとうございました。」
龍馬が武市にかけた最後の言葉。

以蔵はテロリストとして斬首の刑に。
武市は武士として切腹します。形だけの切腹ではなく、自らの腹を何度も掻っ切って。

武市の死を静かに受け止める富。

神戸(おそらく)に戻った龍馬は仲間に薩摩に行く、と告げます。
西郷が目をむくほど大きく叩いてやる。
わしらはどんな船も操られる。この腕がある限り誰にも縛られることなく、己の道を進むことができる。

「己の道?」

それはこの国を洗濯することだ。
徳川幕府が260年間も支配していたこの国にはコケのような垢がびっしりとへばりついている。
それをわしらが隅から隅まで全部落として真っ白にする、それこそがわしらがなすべきことだ。

「この時から龍馬の目は遥かな高みを見据えた。」

武市の死を悼む仲間、そして坂本家。
子を愛おしみながら武市の死をかみ締める弥太郎と岩崎家。

史実はどうあれ、武市と龍馬、弥太郎が再会するシーンは第2シーズンの締めくくりにはなったと思います。
仲の良くなかった武市と弥太郎の会話に一番ぐっときました。

拷問のために左目の動かない以蔵。片方の目からこぼれる涙。
様々な選択肢があったにも関わらず、武市の役に立つことを貫いた。
死を前にして思い出したのは、なつとの儚い絆。それ以外、武市とともに死ねる以上の欲はなく。
微笑みながら斬られます。

武市の死を悼むものは多いが、武市の死によって以蔵の死を一番悼む人間はいなくなってしまった。
自ら望んだこととは言え、坂本家、岩崎家の団欒、武市を慕う元同志たちに守られるように囲まれる富と比べての、孤独な生と死が胸打ちました。

「命のはかなさを思い知り、志の尊さを知り、悲しみも別れも空しさも悔しさも恐ろしさも、人の情けも愚かしさも知り、龍馬はこの時から、あの坂本龍馬になっていった。」

次から第3シーズンに。
大物が次々と登場するようです。

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