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2010年7月 3日 (土)

2010年6月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○読書<新読> ※敬称略

雷桜 著:宇江佐真里 (角川文庫)
怖いこわい京都 著:入江敦彦(新潮文庫)
三日月が円くなるまで 小十郎始末記 著:宇江佐真里(角川文庫)
想い雲―みをつくし料理帖 著:高田郁(時代小説文庫)

○読書<再読> ※敬称略

火曜クラブ 著:アガサ・クリスティー/訳:中村妙子(ハヤカワ文庫)
牧師館の殺人  著:アガサ・クリスティー/訳:田村隆一(ハヤカワ文庫) 

「雷桜」

読んだ後で、映画化され、この秋公開されることを知りました。
伝奇もの、もしくは時代劇ファンタジー、といった趣きのお話。話の担い手が途中で変わる、少し複雑な構造の話ですが、情景が目に浮かぶ文章と相まり、絵巻物を見るがごとくで、心地よかったです。また、宇江佐さんらしい江戸情話的な場面もあり、作者のストーリーテラーぶりが存分に堪能できる長編でした。

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「怖いこわい京都」

著者、入江敦彦氏は「京都人だけが知っている 」などの京都本を数多く書かれています。
本作は「百物語」の体裁をとった、ミステリーツアーものの一種。
手垢のついた場所はほとんど取り上げず、「よそさん」(主に観光客のこと)はまず知らない場所を紹介しているのが新鮮。でもマイナーすぎて、土地勘がないと怪異談そのものがぴんとこないかもしれない。逆に知っていると、自分のような霊感のない人間にはフツーの場所なので、おどろおどろしい話が何となく大仰に思えてしまうかもしれません。←罰あたりですか。(汗)
怪談にするならば「N市」「R町」など、匿名にした方がコワイのかも。そうすると京都本じゃなくなるんですけれども。(苦笑)
でも、京都の隅々まで知りたい人には面白いかもしれない。

純粋な怪談短編集として読むと、ちょっと文章のツメが甘いような気がしました。

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「三日月が円くなるまで 小十郎始末記」


文政4年(1821年)におきた相馬大作事件を元に書かれた長編です。
主人公、小十郎の成長を描いています。元が連載小説であるためか、次々におきる事件にサブ・キャラが生かしきれてないような気もしました。あくまで宇江佐さんの他の作品と比べてですが。

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「想い雲―みをつくし料理帖」


みをつくし料理帖の第三作です。二作目の「花散らしの雨」と比べるとキャラが安定しており、新しく移った店での生活も落ち着いてきたためか、じっくり読めました。
忙しい小松原の変わりに加わった新レギュラー、清右衛門の存在がアクセントになっていました。
坂村堂もいいキャラなのですが、自分の店の雇い人が起こしたトラブルにほとんどタッチしていないように見えるのが、唯一引っ掛かりました。
天満一兆庵の息子の行方や小松原の正体などが少しずつ明らかになってきて、次回作が楽しみです。

それにしても、他にも面白くて魅力的な時代小説が一杯発刊されているのに、何故テレビの連続時代劇は増えないのかなあ。やはり制作費がネックなんでしょうか。

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「火曜クラブ」(1932)

ジェーン・マープルものの短編集。傑作と呼ばれています。
ジェーンの家に集まった人々が、それぞれ実際に起こった不可解な事件を話し、真相を皆で推測する、という形式をとっています。
クリスティーといえばポワロ、と思っていた頃に初めて読んだジェーン・マープルものです。各話で、村で起こった出来事を実際の事件に当てはめて謎を解いていく、というジェーンの推理方法が鮮やかに展開されおり、読み終わった後には、すっかりファンになっていました。

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「牧師館の殺人」(1930)

ジェーン・マープル初登場の長編です。
今読むと、少々強引なミス・ディレクションがあるように感じました。また、当然なのですが、人間描写に後期のようなコクはありません。しかし自分にとっては、1930年代前後のイギリスの田園風景にたっぷり浸れる、ほっとする作品です。

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