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2010年6月

2010年6月30日 (水)

ゲゲゲの女房 第13週

公式サイト

思いついたままの簡単感想です。こっそり更新中(^^;;

孫の顔が見たい、という両家の両親の催促。
あんまりほっておくと押しかけてくるぞ、とお金より"いかる"が上京することを心配する村井兄弟。(笑)
でも、旅費なんて一滴も捻り出せない貧乏生活・・・と、そこへ病から復活した深沢が登場。未払いだった原稿料を持ってきてくれました。まさしく救いの神です。
深沢はいよいよ雑誌を創刊するようです。

対照的なのはすっかり尾花打ち枯らした富田。
復員してきた時に漫画を読んだ時の開放された気持ち、感動を語るシーンが切なかったです。
漫画のことは何もわからなかった富田が貸本出版を始めたのは、漫画が好きだったから。しかし商売が順調に行きだして、その原点を見失ってしまった・・・。

「恐ろしいもんだぞ、ひとつの商売がだめになるというのは。」
と、以前茂が言った言葉がひしひしと身に沁みました。

紙芝居の音松親方はどうしているのだろう。

さて、深沢の持ってきたお金のおかげで3年ぶり、嫁いでから初めての里帰りをする布美枝。。
茂は、境港の方はちょっこしでいいから安来でゆっくりしてこいと。←セリフは概略です。

久しぶりの安来は、変わっていない様で変わっていました。
相変わらず専制君主な父、源兵衛の元、一人娘を好きになってしまった貴司と、一度は田舎を飛び出して東京で働いてみたいと思っているいずみ。

この二人が、布美枝を見てコソコソ話をやめるシーンが印象的でした。
二人から見ると、布美枝は父のお気に入りの優等生なんでしょうね。

相手は一人娘なので、婿入りいなければいけない。大人しい次男坊は父のことを思って酒屋を継ぐために、あきらめようとしますが。
源兵衛が何か言う度にびくつく貴司のアクションがリアルで、思わず釣られてびくっとなってしまった。(笑)

一人娘だから何が何でも婿入り、というのが時代と地域性を感じます。

昭和38、9年。ミシン販売と裁縫教室運営か・・・教室はともかく、ミシン販売はどんどんしんどくなる商売なんですけどね。今や町でミシン店て見かけなくなってしまったもの。
酒屋の方が規制緩和や大型量販店出現などで厳しい状況ではありますが、やり方次第ではまだ生き残るチャンスがあるように思うのですが。

あ、また話が逸れました。(汗)

いずみの思うような東京はお金があってこそ。安来に帰ってほっとする、という姉に、東京に住んでいるからそんなことが言えるんだ、といういずみの気持ちはよくわかります。
でも、三年も帰ってこなかったくせに、という一言は余計だったかな。
本人も言い過ぎた、と思ったようです。

そんな飯田家を後にして、布美枝は藍子を連れて村井家へご機嫌伺い。
藍子をけっして手放さない絹代、抱きたくてたまらない修平。(爆)
確かに藍子ちゃん、子供が苦手な自分が見ても、すごく可愛い。
長男雄一ののんしゃらんのしたところは修平に似ているようです。

明くる日、飯田家へ戻った布美枝親子。
ちょっと目を離した隙に藍子がビー玉を飲み込んでしまいました。
無我夢中、手を貸そうとした源兵衛の手を思わず振り切って、ビー玉を吐き出させようとする布美枝。
手を振り切られた時の源兵衛の表情が印象的でした。

「すっかり母親の顔になっている」
源兵衛は子供達の成長を認め、貴司の恋人に会ってみようと決心します。

ビー玉の処置は、幼いいずみが痰を詰まらせた時に行った源兵衛の方法を見ていたからできたのだ、といずみに語る布美枝。
やっぱり優等生だなぁ。←朝らドラですもんね(^^;;
でも、嫌味じゃなかったです。確かに母親らしい顔になってられましたし。

久しぶりの飯田家のエピソード。
貧乏話が続いた後のターン、というところでしょう。製作者の思惑通り、ちょっと気分が変わりました。

飯田家のお互いの距離のとり方というか、母、ミヤコを筆頭に変にベタベタしていないのが心地良かったです。
一番熱いのが源兵衛なんだなぁ。(爆)

あ、布美枝の留守に、はるこが上がりこんできましたね。
茂への感情はあくまでも尊敬の念から発しているものだとは思うし、茂はそんなはるこの気持ちには全く気がつかない、というお約束があるとは言え。一家の主婦の留守に、勝手に台所を使用するのは、絶対にNGですよ。
布美枝は気にしないかもしれませんが。
今度ばかりは浦木のGJでした。

里帰りから戻った布美枝。自分の家に戻った、とほっとします。気を使う人がおらんけんね。
茂の顔を見て微笑む藍子ちゃんが、カワイイ(^^)

妙に掃除の行き届いた家ははるこが通っていたから?と一瞬邪推してしまったのは、内緒(汗)

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2010年6月29日 (火)

月の恋人 第7話

公式サイト

原作:道尾秀介「月の恋人」

レゴリスを追われた連介。
長年住んでいたホテルを引き払い、行方をくらまします。
シュウメイも行方不明のまま。

連介を追い落とし、新社長となった風見はマストポールと提携。
真絵美にインテリアデザイナーとして残って欲しい、と申し出ますが。

私に近づいたのも連介を陥れるためなのか、と問う真絵美。
「それは違う。」と風見。

「連介と風見君はいいパートナーに見えたのに。」
何故連介を裏切ったのか、と尋ねると、貧乏だった自分は全てを手に入れたかった、と答えます。
連介は違う、自分が全てを手に入れるのではなく、ばらまきたかったのだ。自分の家具を世界にばら撒きたかったのだ、真絵美。
部下達に後押しされて、レゴリスを辞めて連介を探すことに。

後、風見の誘いを断るも、連介からレゴリスを見守って欲しいと言われる雉畑。
自立のためにシュウメイの住んでいた中華料理屋で自給750円でバイトを始める柚月。

と、色々あったのですが、今回はとにかく真絵美が大活躍でした。

連介の母からも、柚月からも「連介の側にいてあげて」と頼まれ、探し回ります。
誰よりも連介の過去を知る真絵美。連介に代わって彼の心情を語る、語る、語る。
それだけ連介のことを見ていた、ということなのでしょう。

でも、本当ならドラマでこつこつと描いてこそ説得力が生まれるようなことを、全部真絵美に代弁させるのはどうなんだろう・・・

ともかく、真絵美は母校にいる連介を見つけた後でも、それとなく距離を保ちつつ励まします。いいところを全部持って行きました。
連介もちょっと揺らいだ?
というか、月は真絵美だったと気がついた?だったらシュウメイは?
夜の部室のシーンは綺麗でした。

で、シュウメイは風見の元にいた。
再びモデルとして活動を始めるようです。
真絵美の気持ちを知ったため、シュウメイは身を引いたような気がしますが、風見の魂胆はわかりません。

何より、連介の気持ちは。
シュウメイの残したノートを見て動揺する、ということは、気持ちは残っているのでしょう。
このもやもや感は、ラブ・ストーリーとして悪くないと思います。少なくとも連介の気持ちの行方に視聴者の興味が行くように描いてあったと思います。
連介と真絵美のやりとりもレトロ風味だけど、二人の心の動きが漣のように描かれていましたし、ここへきて、やっと「複雑な」ラブ・ストーリーが動き出したような気がします。

シュウメイは昔馴染みの関係に一石を投じるための「異分子」もしくはスパイスだったのか(色んな意味で;;)、それとも、真絵美が保護者のままで終わるのか。大穴で柚月?

誰とも何ともならずに終わる、というのもあるかもしれませんが、もしそうだったら、座布団投げつけちゃるっ←画面が壊れない程度に。(爆)

来週、最終回は2時間15分?!

最後まで見届けます。小さな座布団を用意しておいた方がいいかな(^^;;

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2010年6月28日 (月)

仮面ライダーW #40

「Gの可能性」後編です。

公式サイト

思いついたままの感想です。

今回、一番印象に残ったセリフは「地獄へのゴールだぁ」 (爆)
印象的なシーンは、亜樹子がついにクレイドールにスリッパ突っ込みを入れたところでした。亜樹子の底力、お見それしました。

二人の姉に相手にされないフィリップ。
冴子からはモノ扱いされています。
虚無感に陥ったフィリップは、何とかして透の心を開こうとしている亜樹子を見ても、「人間なんて変わらない」と投げやりに。

しかし、その亜樹子のガンバリで、ついに心を開いた透。
「ヒロインはそんなに元気じゃだめなんだ!」(セリフは概略です)
て、おいおい、そこかよ、と皆さんが突っ込んだことでしょう。(笑)
彼の一番言いたかったことなのだから、仕方がないか。
で、ついでに、というか思い出して、亜樹子の危機を告げます。

さて、冴子にやられっぱなしの若菜。
「そんな護身用のおもちゃ」とバカにされ、亜樹子が止めるのも聞かずに、ついにジーン・ドーパントを利用して父から受け継いだ物体と自分の肉体を融合させ、クレイドールエクストリームに。
若菜こそが神の巫女だった@硫兵衛。
「神霊が依り憑く(よりつく)対象物」ということですね。クレイドール・・・そうか、今更ですが、わかりました。
ああ、可愛らしかったクレイドールが、本当に巨大な土偶のようになってしまいました。重たそうだなぁ。←実際土偶なんですが。(汗)
サイクロンジョーカーエクストリームにいったん粉砕されるも、不死身の体質で、復活。
力では適わないと知り、能力を全て盾になることに使ったWと亜樹子と透を庇うアクセル、というかトライアルの連携が何気に良かったです。

そして、「地球の本棚」にも侵入できるようになり、どんどんフィリップとの距離を縮めていく若菜。
どうなる?

一方、自分ではなく、若菜が巫女だったことに怒り心頭の冴子。
言い寄る加頭を「もう、そういうのはうんざり」と遠ざけ、ひたすら、自分の存在をしめすためだけに園咲家に戦いを挑むようです。
なんだか可哀想です、冴子さん。父の期待に沿うように頑張ってきたのに、全て妹に持っていかれ、男運も良くない。霧彦さんは・・・冴子から見ると、園咲家より風都を選んだ裏切り者なんですよね。

コメディ回ではありましたが、予想以上に結末への伏線が張ってあったような気がしました。
亜樹子の諦めない気持ちが透に自分を取り戻させたことが、フィリップに少し元気を与えたようですし。
こういうトーンの変わらなさが、そのまま翔太郎、フィリップ、亜樹子、そして井坂先生が死んで吹っ切れたのか、すっかりお笑い要員となったかのような(爆)照井竜の絆の変わらなさ・・・だと思いたいです。

まあ、不満を言えば、他の三人のキャラが立っているのに、翔太郎キャラが埋没気味、というところでしょうか。彼のキャラを生かす話が少ないような気がするのです。←同工異曲のことは何度も書いているのですけれども。
画面上で目立ちはしませんが、皆を支えるいい仕事はしていると思うので、なおさら、ちょっと不憫かな、と。
でも、最後まで見届けないと、何とも言えません。

来週も楽しみです。

東映公式を見たら、「顔が近い」は亜樹子のアドリブだったそうですね。GJ。

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天装戦隊ゴセイジャー epic20「フォーリンラブ・ゴセイジャー」

腐った恋心を食べてしまう幽魔獣・ケサランパサランのペサラン挫が出現。恋心を腐らせるため、ペサラン挫が人々の恋心を増幅させると、人々は激しい恋の辛さに苦しみ始める。(公式サイトより

公式サイト

以下、思いついたことを書き並べます。

ケサランパサラン、て懐かしい。
妖精なのか生物なのか、結局、実態はよくわからなかったんだけど、言葉の響が印象的で、よく覚えてます。

そのケサランパサランが怪しげな愛媛弁を使う醜悪な妖怪、ペサラン挫になって登場しました。
実体化する前と分裂した時にわずかに自分が聞いていたケサランパサランの面影がありましたが。

今回は、初恋に悩む男子高校生、拓也に、恋を知らないゴセイジャーが「恋は戦いだ」とそれぞれのキャラに合ったアドバイスをする、というお話でした。

天使だから無垢、無垢だから恋を知らない、という設定なんですね。
それでも女子達はそれなりに理解を示しているのですが、男子達は不粋の極み。
ブルーさんは最後まで理解することを拒絶していました。
ま、一番不粋なのはゴセイナイトなんですけど。
「氷の心だ」と言われています。その後、まさしく、氷技で反撃するとは。あやまる女子(ピンクさんだったか、イエローさんだったか、覚えていない;;)には好感度大。

ゴセイナイト登場SPが終わって通常営業に戻り、久しぶりに各メンバーの個性が描かれていました。
レッドさんも以前のように和やかなお顔になっていましたが、最後の決めの言葉を言ったり、単にペサラン挫を倒そうとするだけのゴセイナイトに「それでいいのか」と、拓也に勇気を持つように促したりと、「レッド」らしくなっていました。

しかし、攻撃をしかけると分裂して逃げるペサラン挫に苦戦するゴセイジャーたち。決め技はゴセイナイトの凍結攻撃でした。

「俺のターンだ」と言う時のシーン。ゴセイナイトが主役に見える。(汗)
がんばれ、ゴセイジャー!

いきなり襲ったのはペサラン挫のせいだ、と拓也はみずきにちゃんと説明したのでしょうか。じゃないと、「お友だちから」なんてことも言ってくれませんよね・・・などなど突っ込みところはあるにはあるのですが、あまり細かいところは気にせずに(^^;

ゴセイジャーらしいお話、ということで、楽しめました。

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2010年6月27日 (日)

龍馬伝 #26「西郷吉之助」

龍馬伝 #26「西郷吉之助」

慶応元年(1865)、29才

公式サイト

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思いつくままの感想です。

勝に西郷を紹介された龍馬は薩摩藩大坂藩邸を訪れます。

西郷と面会した龍馬は、まず女人の話から入り、お龍の境遇に絡めて、町を焼かれた人々の思いを告げ、町中で戦をした幕府と薩摩を咎めます。
そして、本題を述べます。長州と闘っている場合ではない、異国につけいれられる、長州征伐を止めるように、と。

先に焼き討ち計画をたてたのは長州なんですけどね。例えそういう行動をとらざるおえなくなるように追い詰めたれたとしても。←史実うんうんではなく、このドラマを見ていてそう思っただけです。

西郷は長州も着々と戦の準備をしている。長州はしたたかな藩だ。今叩いておかなければ、必ず勢いを盛り返す。そして、坂本に、あんたは長州の味方なのか、と問います。

「自分は日本人の見方だ。」
という龍馬。
西郷は、勝の弟子らしい答えだと、一蹴します。
「自分は薩摩が一番大事である。」
長州はもちろん、幕府、土佐、他のどの藩も油断のならない敵である。
日本という言葉で一括りにする勝は甘い、軍艦奉行を辞めさせられ、海軍操練所が取り潰されるのも当然だと。
そして、今や何の後ろ盾もない脱藩浪士である坂本さんは、薩摩藩の軍部役に意見できるような立場にはいない、と釘をさします。

さすがの龍馬の黙り込みます。

「しかし、そんなことはどうでもいい。今、薩摩は船乗りが欲しい。」
勝からと頼まれた。坂本たちを引き取ってもらえぬか、と。
意表を突かれる龍馬。
「でも、なんか坂本さんは薩摩が嫌いなようだ。その気がなければこの話はなかったことに。すべては坂本さん次第。」
と、立ち去る西郷。

彼には長州のような思想性も、勝のような理想主義もなく、容堂のような家柄や血筋を背景とした特権階級の出でもない。
薩摩のためになることなら何でもする、というたたき上げのリアリスト。

初めて会うタイプを前にして、龍馬はとまどいます。

薩摩は幕府に長州征伐中止を申し出ます。右往左往する幕府。
薩摩の力は強大で、こののち、幕府は薩摩の、いや参謀、西郷の動向に振り回されることに。

ついに海軍操練所が閉校となり、勝は、これからはお前達の時代だ、とはなむけの言葉をかけます。ちょっと言い訳がましかったですが。(汗)

三々五々故郷に帰っていく藩士たち。
しかし、龍馬たち土佐脱藩組と紀州脱藩の陸奥には帰る所も行く所もない。

一方、土佐では。
弥太郎が、武市から託された毒饅頭を以蔵に渡すべきかどうか、煩悶しています。

饅頭を見つけて食おうとする父、弥次郎たちを必死で止める弥太郎。
「そんなに饅頭、独り占めにしたいがかっ」
相変わらずな一家です(^^;;

しかたなく、本当のことを言う弥太郎。何故受け取ったのか、と皆にせめられて逆ギレ。
どうしてこんなことにわしが関わらねばならないのかっ。

・・・饅頭を受け取ったのは、以蔵が可愛そうに思ったから。
血が噴出すほど叩かれ、骨が軋むくらいの重い石を抱かされて。
わしが以蔵だったら死んで楽になりたいと思うから。

わしはどうしたらいいのかっ

弥次郎は、喰わしてやれと。
ここでのうのうと暮らしているわしらには武市や以蔵の苦しみはわからん。
饅頭を受け取った、というのはお前が武市の気持ちがわかったからだろう、以蔵を楽にしてやりたいと思ったからだろう。

弥太郎はついに以蔵に饅頭を渡す決意をします。

憔悴しきった、牢の中の以蔵。

そこへ弥太郎が。
「饅頭は好きか。武市先生が饅頭を喰わしてやれと。」
饅頭を差し出しますが、その手が震えています。
その尋常じゃない様子から、察した以蔵。

「ありがとうございます、先生」
一筋の涙。静かに饅頭を受け取り、微笑みながら口にしようとした瞬間。

「いかん、喰うたらいかん。わしにはできん、お前を殺すことはできん。」
弥太郎が饅頭を取り上げました。

「わしが自分で喰うのだ。返してくれ、弥太郎。」
弥太郎は逃げ去ります。
引き止めるための声も出ない以蔵。

「わしはもう、自分の舌を噛み切る力もないんじゃ」

武市は、以蔵が生きていることを和助から聞いて呟きます。
「どうしてじゃ。」

・・・なんか誤解が生まれなければ良いのですが。
人を信用しきれない、という武市の悪い癖が出なければ、と言う意味で。
以蔵が覚悟を決めていることは、伝わるのでしょうか。
誤解したまま、誤解されたまま、死んで欲しくないなあ。←あくまでこのドラマの中の武市と以蔵のことです。

脱藩チームを引き連れた龍馬はまだ、迷っているようです。

龍馬と西郷の初対面は西郷の圧勝でした。
これからどうなるのでしょうか。

一番印象に残ったのは、多少贔屓目なんですけれども(汗)、弥太郎と以蔵のシーンでした。
ドラマとして見応えがありました。

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2010年6月26日 (土)

ザ・フォール/落下の王国

Photo

2006年 インド・米・英

『ザ・セル』のターセム監督が4年の歳月を費やして完成させた圧倒的映像美のファンタジー。大怪我を負い、自暴自棄になったスタントマン・ロイと少女・アレクサンドリアが病院で出会い、空想の冒険物語に身を投じていく。 (amazonより)

監督・脚本・製作:ターセム・シン/音楽:クリシュナ・レヴィ
出演:リー・ペイス、カティンカ・ウンタルー、ジャスティン・ワデル

DVDにて視聴。
とにかく映像が綺麗だ、という噂を聞いたので、観たかったのですが、単館で2週間ほどの封切りだったのため、時間が合わず断念した作品です。
やはり無理をしてでも映画館で観れば良かったなぁ。

ターセム監督については何も知りません。主演のリー・ペイスはロバート・デ・ニーロ監督の「グッド・シェパード」(2006) に出演していたそうなのですが、覚えていない(汗)。本作でしっかり覚えました。

えーと、感じたままをそのまま書こうとすると、泥沼に陥りそうな作品ですので、短くネタバレなしで。

全容が知りたい人には、amazonのカスタマーレビューで「じじ」さんの書かれた「映像美だけではない-意外に骨太の秀作」(2009/5/7) が簡潔でわかりやすいと思います。←丸投げしちゃってすみません。(汗)
非常に映像的な映画なので、言葉にするのが難しい。自分の力量ではちょっと無理なので。

噂どおり、ひとつひとつのシーンがシュルレアリスムの絵画のように美しかったです。
この映画を作る作業を想像すると、気が遠くなりそうです。
それからあの場所であの衣装は辛かったろうなぁ、とも。

冒険物語のパートは空想というか夢の世界なのでストーリーの帳尻が合わないのは当然として。
現実とリンクしている部分、主人公のスタントマン、ロイの自殺願望をどう感じるかで評価は分かれるかも知れません。

綺麗でシュールなシーンが続きすぎて、正直言って途中で少しだれた部分もあったのですが、ラスト近くのカタストロフで盛り返したように感じました。

ロイの絶望感は何処からきたものなのか。一応具体的な理由は明かされていますが、本当はもっと深いところから湧いてきているような気がしました。
それは観た人それぞれの共鳴する部分で解釈は変わるだろうし、無理にわかろうとしなくてもいいとも思いました。
共鳴しない人にとっては少々退屈な作品かもしれません。
それでも監督の映画に対する深い愛情、少女に向けられる暖かい眼差しは汲み取れると思います。

自分は面白い、というより、何回観ても厭きない作品だと感じました。

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2010年6月25日 (金)

素直になれなくて 最終回

公式サイト

いつも以上に突っ込んでおります。ご注意下さい。

結局韓国には行かなかったハル。
行かなかった理由を語っていましたが、ええ、全部その通り。良かったです、気がついて。で、相談するのは・・・母、祥子。

編集長は本気だった!
これについては突っ込む気にもなりません。渡辺さんは駅で待ちぼうけを食わされたシーンに賭けたに違いない。←勝手な推測です。(汗)

親父、亮介のつてでナカジは念願の戦場カメラマンとしてイラクへ!
なるほど、イラク=危険な所、という記号ですね。

「あの上の娘はひょっとして・・・」
「そうよ・・・」えっ、やっぱり?と思ったら「でも違った。もしそうだったらあなたについて行った」
違うんか~い。

祥子さんの旦那さんて何気にないがしろにされているなぁ。ま、いいか。
それより、亮介は自分がイラクに行くと祥子に言ってました。
このシーンが今回、唯一突っ込みではなく、ドラマとしてまともに気になったところです。
祥子の前から姿を消すための嘘だったのだとは思うのですが。ナカジの母親とは結婚してなかったのね。知らなかったー。(棒)

帰国して父の会社を継ぐ決心をしたドクターは、ナカジからイラクへ赴くことを聞きますが、そのことを伏せてハルにプロポーズ。
しかし、ハルは先生になるという夢を追い続けたい、今までドクターに甘えてごめん、と断ります。
その後、思い直したドクターは、ハルにナカジがイラクへ行くことを明かします。

空港ロビーを探し回るハル、搭乗直前のナカジ。
すれ違い。クライマックスシーンです。しかし、放映時間的に会えないことが予測ついたので、自分はあまり盛り上がれませんでした。

ここで、やっとピーちが登場。ドラマ開始から約30分。
二人で帰国するドクターと妹を見送ります。結局残ったのは元から友人だった女子二人。

ピーちはリンダの自分宛の遺言を読んで、リストカットの痕を隠していたバンダナを川へ投げ捨てます。

で、1年たちました。(微苦笑)

弟、シュウが再び麻薬に手を出していたことが判明。大騒ぎに。でも病院へ行って治療をうけています。ああ、単身赴任していた父親も戻ってきたそうです。

ドクターは大会社の息子だったようで。バリバリやってます。ピーちは売り場を仕切ってます。そういや、ピーちの夢って描かれてなかったような。記憶にないだけかな?
無事正教員になれたハルを祝うために久々に出あった三人。
昼間からビールで乾杯!

その帰途、ハルはナカジと偶然(?)再会。今、散会したばかりだからまだみんなその辺にいるよ、呼び戻して乾杯しよう。←この辺、適当に書いてます。大体こんな感じだったかと。

ラストシーンは手を取り合ったナカジとハルのストップモーションでした。

見知らぬ人々が出会う手段としてだけなら、ツイッターなんて使わずに、例えば英会話とか料理とかのサークルなどでも充分成り立つお話でした。
ドラマの出来はともかく、ツイッターというアイテムを意味なく放り込んだために、無駄な反発を呼んだような気がします。

脚本も崩壊していましたが。(滝汗)

ピーちが思わせぶりな登場をしたわりに、全く描かれていない。リンダの遺言、という「アイテム」だけで、リストカットという心の病を、ストーリーに絡ませることなくあっさり消去してしまいました。そういえば妊娠、流産という「記号」もありましたね。

ハルと祥子が急に仲良し親子になったり。
友情がテーマなのにピーちの出番なし。

主要メンバーがこのありさまなので、他は推して知るべし。

桐子さん、お元気でしょうか。

ドクターの妹がハルの学校の生徒だったことには、結局何の意味もありませんでした。教師と生徒という絆も生まれなかったし。
あー、学校関係については以前突っ込んでいるのでやめておきます。

弟、シュウ、いなかった事になるのか、と思いましたが、回想シーンのみ登場しましたね。大人の事情なのか、プロットの組み立てミスなのかはわかりませんが。(ふぅー・・・)

ナカジに出会えないコンビニの書籍コーナーのカットとか、切ないシーンもあったし、懐かしいテーストで描かれたハルとナカジの素直になれない恋物語は悪くなかったと思います。ドクターと妹、ミンハの「春巻」「春雨」のやりとりにはほのぼのさせられました。
また、癌に犯されつつも(癌はどうなったんだろう;;)息子を思い、初恋の人の前から姿を消し、男の意地を貫いた親父さん、その意地がどんなものかは判然としませんでしたが、吉川さんの最後の姿は格好よく見えました。祥子も風吹さんで良かったです。崩壊しつつあるストーリーに自然体で対応されていたような気がしました。

でも、自分には、展開が無理矢理すぎて、登場人物たちがお話に都合よく操られているようにしか見えなかった。そういう話もあっていいとは思いますが。
本作で描かれた「すれ違い」と「思わぬ再会」、このテッパンであるはずの二大イベントに全く感動できなかったんです・・・

色々突っ込みましたが、楽しかったです。皮肉ではありません。面白いのだけれども微妙に感想が書きにくいドラマもあるのですが、本作は非常に突っ込みやすかった。←変な褒め方ですみません;;

キャストのみなさんの今後の作品に期待しています。

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2010年6月24日 (木)

Mother 最終回

公式サイト

メモも取ったのですが、粗筋を追う事はやめて思いついたまま感想を書くことにします。

駿輔と耕平、芽衣のフィアンセの加山、実は元刑事だった老人、そして浦上。
レギュラー及び準レギュラーだった男優さんは5人、けして女優さんの人数と比べて少ない、と言うことはないのですが。

葉菜の家に集まった女性達の元から、「何か居づらくって」と苦笑いしながら抜け出す耕平姿が象徴的でした。

題名通り。徹底的に母性、そして女性を描いたお話でした。
いわゆる「フェミニズム」と言うのとは違い、もっとプリミティブ、すなわち原始的な感覚で母性を捉えていたように思います。

スナックに務めている浦上。怜南を虐待した若い男、というだけで背景はついに語られませんでした。マスターだったのか、従業員だったのかもよくわかりませんでした。

手術は必要らしいけれども、無事生まれた男の子を見守る藤子と芽衣。そこには父親はいない。加山はラストで現れますが、危険な出産を控えた芽衣の支えにはなってくれなかった。
藤子の夫、芽衣たちの父については思い出話すらなく。
DVだった事以外、語られない奈緒の父。
そして葉菜が奈緒に渡した写真は葉菜の母が一人写ってるだけ。
父、すなわち祖父の存在はどこにもなく、そのことに不満を持たない奈緒。

母から母へ。例え血は繋がらなくっても、父系がメインの世界にあって、影でしっかりいつの間にか根を張っていく母系の絆。。
仁美ですら、例えマイナスな絆であっても、確かに繋がっているように感じました。

男性から見ると生物学的な恐ろしさを感じたかもしれません。
もしくは理解不能かも。

「聖母」と題した記事を書きながら破棄してしまった駿輔の心の内はわかりませんが、奈緒たちをそっとしておきたい、という気持ち以外に、男性である自分には納得のいく記事が書けなかった、ということもあったのではないかな、と思いました。

人間には男と女と、もう一種類いる。それは母親だ。@元刑事(高橋昌也さん)

そんなのは男達の幻想よ@葉菜

仁美は登場しませんでした。
ドラマ的には不満な部分でもあるのですが、葉菜、奈緒、怜南、と受け継がれる思い、そして奈緒と怜南の別れに焦点を絞りきった、という感じはしました。

自らやってきた怜南は、うっかりさんとの永遠の別れをへて、自ら去っていきました。

二度の別れは少しくどいかも、と最初は思ったのですが、意味が違うのだと気がつきました。
一度目はかつて自分を置いて恋人の元へ(精神的に)行ってしまった仁美と時と同じく、あきらめの別れ。
二度目は、自分は確かに愛されている、という記憶を灯す別れ。
怜南にとっては重要な記憶になるでしょう。

けれども、少し斜め見すると、それこそ生まれたばかりの雛に刷り込むように、奈緒も怜南の記憶に刷り込みたかったのでは、と。仁美ではない、自分こそがあなたの母親だと。それはそれで恐ろしいかもしれない。

しかし、怜南も仁美を探すのではなく、奈緒を訪ねてきたのです。
本来なら親を選べない子供が親を選んだのだ、と解釈しました。
親子でも気が合う、合わないがあります。奈緒が怜南に衝動的に母性を感じたのと同様に怜南も奈緒に共鳴したのだと。

怜南に会わなければ、葉菜にも会えなかった、例え会ったとしてもあのように濃密な時間を過ごすことはできなかった。
「あなたとの出会いは運命だった」

葉菜と過ごした最後のひと時。何でもない時間をしみじみと愛おしく描いていました。

鈴原家を交えてのガールズトーク(とうは立っていますが;;)のシーン、何気ない会話が心に残りました。
葉菜が高校時代にデートしてたなんて、信じられない。(爆)

上記、男性たち、夫、父親の存在以外に、この作品では直接語られなかった事も多かったように思います。
元刑事と葉菜の関係、葉菜が散髪屋を営むようになった経緯。
そして奈緒の父の死因。
これは駿輔の言うとおり「誰にも言わないでおく」ことなのでしょう。
奈緒は、手鏡に映った母の顔を思い出しましたが、父のことはついに、葉菜の願い通りに思い出しませんでした。これも刷り込みなのか・・・

後は、仁美の人生も含めて、視聴者の想像に委ねる、ということで。
色々委ねられちゃったので、嫌でも記憶に残るドラマになってしまいました。

エンドロール後のシーンはひょっとしたら奈緒の想像かも?とも思ったりしました。

本当に思いついたまま書いたら、随分バラけた文章になってしまいました。(大汗)
登場人物にはあまりのめり込んで見ていなかったので、客観的かもしれません。

映像が非常に印象的だったことは書いておかねば。

若き日の葉菜と奈緒の逃避行のシーン。
「すきなものノート」にうっかりさんと書くシーンでは思わずほろり。
葉菜の家のシーンが暗かったために、余計に明るく見えた室蘭の風景。その明るさが切なく感じました。

鳥かごが揺れすぎてて、小鳥さんたちが心配になったのは内緒。(汗)

ストーリーには関係ないのですが、亡くなった葉菜の枕辺に駆けつけた藤子の足の裏の白さ。目に残りました。
このシーンは亡くなった葉菜を前景にしたカメラ据え置きのローアングルでした。

それから、室蘭にて、怜南の同級生親子に出合ってしまったために、唐突に別れることになった二人のシーン。
怜南がアップなのに、焦点を奈緒に絞りきっているため、怜南の表情がボケて全くわからないシーン。こんなに極端な絞り方は珍しいのでは。物凄く意図的です。

キャストの皆さんも素晴らしかったです。

冷静で知性的な女性が母性によって次第に感情の起伏を露わしていく様子を演じきられた松雪さん。
田中さんの存在感に演者を超えた何物かを感じました。凄いわ、この人。

芦田愛菜さんはまさしく「怪物」でした。今回も奈緒に別れを説得されるシーンでは思わず土下座。←何言ってるんだか(汗)
俳優としてだけでなく、一人の人間としても健やかに成長されることを思わず願ってしまいました。特にバラエティーには出て欲しくないなぁ。勝手なお世話ですけどね。

突っ込みどころもあるにはあるのですが、それも含めて、脚本、演出、映像、キャストの全てに力を感じた作品でした。

最後に。
好きなジャンルのドラマではないので、もし、山本耕史さんが出演されてなかったら、見なかったかもしれない。
山本さんウォッチャーで良かったです。
傍観者のポジションだったのであまり前面には出てませんでしたが、ある意味、脚本家、坂元裕二さんの分身だったかもしれないな、と思いました。

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2010年6月23日 (水)

タンブリング #10

公式サイト

冒頭、色々ちょっかいを出してくる赤羽に話をつけに行った航。
新体操には指一本触れさせない。
が、赤羽は鼻で笑って「また会おう」とその場を去ります。
最終回まで引っ張ると思っていたので、ここで決着がつくとは思ってはいませんでしたが、なんだかなぁ。もう、いいよって思わず突っ込んでしまいました。

ラスト、木山を助けるために、試合を、新体操を捨てる覚悟で一人赤羽の呼び出しに応じる航の姿と言い、感想は書いていませんが、「ヤンキー君とめがねちゃん」と全く同じ盛り上げ方だな、と。
友のために自分の夢を失うリスクを背負う。それはいいのですが、ヤンキーモノというと、どうしても「出入り」を使って盛り上げることになるのでしょうか。でもそういうシーンを望んでいる人もいるだろうし。好みの問題でしょうね。

烏森高校の体育館を借りて練習する鷲津高校。
手の内バレバレですよね。それだけ相手にされていないってことなのでしょう。
悠太が今更ながらショックを受けてます。(苦笑)

で、出場するメンバーの選抜テストを行う、と言い出します。基準は勝つためにプログラムに新たに取り入れたい三回連続バック転が出来ること。
ほかの事は得意でも、三回連続バック転が苦手な部員もいる。売り言葉に買い言葉、ライバル心がマイナスに作用して、バラバラになる部員達の気持ち。演技もバラバラになってしまい、悠太が選抜はやめようと言い出すあり様に。
いや、選抜は普通でしょ、とは思いましたが。

などなど、突っ込みを入れましたが、選抜テストと辞退うんぬんのエピソードは、新体操を中心として各部員達の本気の体操演技や、ベタですが再び団結していく様子など、見応えはありました。

木山の負傷、そして土屋の「新体操ができるだけで幸せだ」という言葉を受けて話し合う航と日暮里以外はいつもとは違うカップル←カップル言うな;;

そして再び新体操と向き合う部員達。

新体操の廃部を考えていた教頭が、選抜テストの様子を見て、初めに辞退ありきで練習風景を見に来た体操協会の人を説得するシーンはお約束でしたが、じんと来ました。
当初はあからさまに上から目線だった女子部が応援しているのも、ツンデレではにかむ江崎も良かったです。

で、最初に書いたことですが、やっぱりクライマックスは喧嘩がらみなのね。
ダチは見捨てられねぇ、と航。義理と人情・・・Vシネというより、鶴田さん高倉さんの世界のような←あくまで自分のイメージです。

かつては仲間だった赤羽が何故、航及び新体操を目の敵にするようになったかは明らかにされそうですが・・・この件についてはあんまり興味がわかないんです、ごめんなさい。

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ゲゲゲの女房 第12週

公式サイト

思いついたままの簡単感想です。今や備忘録と化しているかも;;
面白くない、ということではありません。
リアルタイムで見ているのですが、都合により感想を上げるのが遅いので、細かいところを忘れてしまうからです。メモはとっているのですが。

高価な戦艦作りに没頭する茂。
家計が苦しいことはわかっているのだけども。

どうしようもない状況に追い込まれた時ほど、何かに没頭してしまう。
そう、茂の気持ちを問わず語りに代弁する美智子さんの旦那さん、政志はシベリア抑留者なんですね。
「どうしようもない状況」とは生死の狭間だった。
死線を越えて帰国した時には息子は既に亡くなっていた。
美智子さん夫妻が亡くなられた子供への想いを浄化できる日はくるのでしょうか。

そこへ、またもやって来た「不良図書から子どもを守る会」の母親。
「正義の味方を気取るなら、貧乏人をいじめるな」
よく、言ってくれました。

臭いもの(←あの母親にとって)にフタをする考え方は止めた方がいいと、心底思います。
いつかどこかで歪な形で噴出すると思うので。

腐ったバナナが登場、トペトロのエピソードも語られました。彼の持ってきてくれたバナナで命が助かったこと。
あ、バナナ、腐っているにしては中身が白かったな・・・・

今週は「河童の三平」に引き続き「悪魔くん」の打ち切り、戌井家もまた貧乏のどん底であることなど、これでもかと貧乏な村木家を描いていました。
ネームを打って写植代を浮かす戌井さんの奥さん、素敵。

状況を打開しようと会いに行った怪しげな、というより悪魔に漫画家魂を売ったような経済新聞専門の漫画家は貧乏神そっくりだし。(苦笑)

鼻を噛む紙にも事欠くようになって、さすがの茂も弱気になってしまいました。
が、一緒に軍艦を作りながら布美枝は、あなたは今まで腕一本でやってきた、今は私と合わせて腕三本。なんとかなります、と励まします。

話のきっかけ作りで手伝い始めた軍艦作りに、本気になって取り組みだす布美枝が無邪気でした。が、ここでも布美枝をからかう茂がヒロイン。(違)
演技がどうの、というより、ポジション的に布美枝はアクションを受ける方なので、能動的で個性的な茂に目が行くのは仕方がないですね。

「40才を過ぎて漫画家として成功した奴はおらん。」

ああ、そうか、40才すぎているんだ、と、ちょいちょい忘れることを思い出しました。
きついよな、40才すぎての売れない漫画家って。ハイティーンで頭角を現す業界だもの。

で、改めて思ったことは、水木さんがモデルなので、先行きは明るいだろうとは思いつつも、実際に40才前後の俳優さんが茂を演じていたら、貧乏話が洒落にならなくなったかも、と。
演じてられる向井さんが若いので、何となく見ているほうも希望が持てるというか。
NHKもやるなぁ。

後、ちょっと気になったこと。布美枝が風邪をひいたとき、藍子はどこで寝ていたのでしょうか。その他、時々藍子ちゃんて行方不明になっているような。(汗)
水木しげるさんの自伝によると、凄く大人しい、親孝行なお子さんだったらしいので、ま、いいか。

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2010年6月22日 (火)

新参者 最終回「人形町の刑事」

原作:東野圭吾「新参者」

公式サイト

原作未読です。

今回はエクスキューズしておきます。ネタバレあり、文中のセリフは概略です。

全ては独楽から。
克哉の家にある独楽が何故回らなかったのか、ということですね。

凶器となった紐について言及された岸田は峯子殺しを認めます。
動機は。
離婚した後、仕事が順調にいかない峯子が、慰謝料として峯子名義の貯金を請求しようとしたこと。
岸田はそのお金を使い込んでいたのです。使い込みがバレたら、会社も自分も破滅する。
「何に使ったのですか。あなたはまだ嘘をついている。」
しかし、岸田は横領した理由をはぐらかし続けます。

小嶋の計らいで、上杉の退職届けがまだ受理されていなかったことを知った加賀は、あなたしかできないことだ、と上杉に岸田の取調べを頼みます。

かつて、間違った方法で息子を庇ってしまたったがために、返って息子を死に至らしめたことを岸田に語る上杉。
「しかし、あなたはまだ間に合う。息子は生きているのだから。」
岸田は本当の理由を述べ始めます。

株で失敗し、会社の金を使い込んでしまった克哉。
父の会社が順調だと思っていた克哉は父から5000万円を融通してもらう。
しかし、岸田の会社にそれほどの余裕はなく、峯子名義で作られた清瀬の会社の金に手をつけてしまった。

ということです。
息子のために犯した殺人でした。

その息子も、かっこいいパパでいるために、息子に、家族に嘘をついていました。

車の落書きから14日についての克哉の供述の嘘を崩し、克哉のカードが使用停止であることを観察し、回らない独楽のトリックを暴き、倉庫にあったダンボールの音への疑問から清瀬のアリバイを証明、さらには、亜美に上杉の息子の周辺をあたらせる加賀。
名探偵(刑事ですが)らしい動きでした。

峯子殺しも、派手なドンデン返しや奇抜な動機を持ってくることもなく、日常の延長線上に起きた平凡なもので、ドラマのテーストそのものでした。
「あっと驚く」みたいな結末を期待していた人には物足りなかったかもしれません。

以下、原作を読んでいないので、あくまでドラマの印象です。

自分は犯人や動機についてはなんら異議はないのですが、物語の都合上、仕方がないとはいえ、岸田が親しい人を殺そうと思いつめるまでの描写に少し物足りなさを感じました。

それから峯子が離婚した理由。

翻訳家になりたかったから、ということでしたが、その言葉通り受け止めると、何も離婚しなくても、と思ってしまう。
その背景には、会社の事しか考えぬ夫との長年に渡ってできた深い溝があったのでしょうが、その描写が物足りなかったように思います。
もちろん、清瀬の言葉を通じて描いてはいたのですが。
また、あまり描きすぎても作品のテーストを壊すことになりそうなので、難しいとは思います。
しかし、峯子が離婚しなければ岸田の横領はもっと違う形で明るみに出たろうし、やはり殺されたなくてもすんだと思うのです。
そうであるならば、峯子を離婚を踏み切らせた直接の言葉なり出来事をもう少し前面に出してもよかったのではないかな、と。

息子、弘毅がひとり立ちしたことがきっかけで自分も夢を諦めず追ってみようと思いはじめた。しかし、実際に行動に移すには、なんらかのスプリングボードがあったとのではないかな、と思いました。例え他人にはわからぬほど些細なことであっても。

そのあたりを映像で見せてくれたら、もっと峯子が殺されてしまったことの無念さを感じれたような気がします。
頑固だけれども理不尽な人ではない、という清瀬の人柄が描けていた分、何となく峯子が勝手に見えしまった。(汗)

で、結局峯子は清瀬の過去を知らなかったのね?

加賀の、同じことを繰り返さないために徹底的に事件の周囲を洗う、という姿勢がドラマの作り方によく反映されていたと思います。
ここを評価しないと、初回と前回の9話、そして最終回だけでドラマになるやん、ということになってしまうでしょうね。(汗)

圧巻だったのは、証拠を突きつけられてなお、認めない岸田でした。笹野高史さんの表情が絶品でした。

突っ込みどころはありますが、ほのぼのとしたテーストは好みでした。阿部さんと豪華なゲストの絡みも楽しめましたし。音楽も素敵でした。違う音楽だったらドラマの印象も変わっていたと思います。

香川さんは本当に特別ゲストでした。(笑)
今更ですが、実にお父上とお母上によく似てらっしゃる。

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2010年6月21日 (月)

仮面ライダーW #39

「Gの可能性」前編です。

公式サイト

前編にて、簡単感想を。

一番印象に残ったのは、冴子が井坂の名を呼びながらナスカのガイアメモリを胸元に刺すシーンでしょうか。
魂が共鳴しあった者同士だったんだな、と思うと同時に霧彦さんが哀れだなぁ、と。

後は何といっても「風の左団次」でしょう。亜樹子に感化されてすっかりファンになっている翔太郎。(笑)
思わず依頼された事件も忘れて、映画館(T-JOYねw)のロビーを跳ねている二人、息もぴったりでした。
でも、かかったのは、依頼の元となった映画。7時間30分!(爆)
しっかり見ていて「いいところもある」という亜樹子はえらい。
しかも「一般受けする90分以内に」というプロデューサーとしてアドバイスするなど、大活躍です。

後は何故か照井竜や真倉も参加してのわちゃわちゃと楽しそうな撮影シーンとか。
さすがドグちゃん、悩殺だな、とか、透ってロンだったのか、とか。
黒若菜が冴子にそっくりになってきたな、とか。

本筋とは違うところで楽しんじゃいました。

加頭は・・・なんか今のところどうでもいい感じ。(汗)
これからに期待です。

「問題ない」という言葉は「解決できない問題を抱えている」ということ。
亜樹子は果たして透の心を開くことができるのか。開かれたとしても、透は前に進めるのでしょうか。

園咲家の姉妹のポジションが変化したくらいで、ラス前独特の緊張感、もしくは高揚感はなく、全くいつものWでした。
自分は面白かったのですけど。

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天装戦隊ゴセイジャー epic19「ゴセイナイトは許さない」

ダニを取り付かせることで人を吸い取ってしまう幽魔獣・河童のギエム郎が出現。ゴセイナイトも吸い取られてしまった。レオンセルラーを奪われ、檻に閉じ込められたゴセイナイトは、必死に檻を攻撃し、怒りのゴセイパワーを放出。すると、ギエム郎のダニがそのパワーを吸収し始める。武レドランはゴセイナイトのパワーを利用しようと企んでいたのだ。(公式サイトより)

公式サイト

以下、思いついたことを書き並べます。

伝説によると河童は相撲好き。
そのあたりはふまえてきました。
ゴセイナイトのパワーで人を河童にする、なんていう作戦も妖怪っぽく、どんどんドロドロしてきました。自分の好みなので楽しかったです。
でも、河童になると水を吸い取るの?そして地球の水分を吸収し尽くしカラカラにしてしまう・・・て、それじゃ河童も生きてかれないんじゃないか、と思ったのは、内緒。(汗)

武レドランはブレドランの時よりアグレッシブになっている?

捉えられたゴセイナイトが脱出しようと力を出すたびに、ダニに力が送られるシーンはごく単純に「(力を)出したらダメー」と思いました。←なるたけ童心に戻って素直に見ようと心がけています。(汗)

で、ゴセイジャーたちに助けられたゴセイナイト。
それでも「ひとりでできるもん」と仲間にはなりません。
ええ、まだ早いですね。少なくともこのクールはこのネタで引っ張ると思います。

ゴゼイジャーの記憶はやっぱり消してしまうのですね。
何故、望の記憶からは消えないんだっけ・・・忘れてしまった。
衣はともかく、食住の提供者だから消えたら困るのかもしれないけれども。

「なんとかなる」というレッドさんに、少し以前のキャラが戻ってきたような気がしました。でも、表情は厳しいです。

前回の感想で、ゴセイナイトは人間体になるのか、というようなことを書きましたが、このままヘッダーとして存在し続けるような気もしてきました。
でも、相棒をみつける可能性を捨てたわけではありません。それは新たな登場人物でなくてもいいような気もします。

レトロな雰囲気も醸し出しつつ、コンパクトによくまとまったお話だったと思いました。

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2010年6月20日 (日)

龍馬伝 #25「寺田屋の母」

元治元年(1864)28才、慶応元年(1865)、29才

元号はもう変わりません。遭難は慶応3年なので・・・

公式サイト

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思いつくままの感想です。

蛤御門の変で京都は焼け野原に。
志に殉じるのはいいのですが、焼かれた方はたまったもんじゃないです。
昔はこの時に倒れた長州側の人々の悲愴さに胸打たれたし、その思いは今も全くなくなったわけではありませんが、もし自分の家が、家族が、知人が焼かれたら、と思うと、お龍さんの気持ちがよくわかります。

この事件が元で幕府は長州を討つことを決定します。反対した勝は軍艦奉行を首になり、蟄居を命じられ、海軍操練所も閉鎖されます。

学びの場を失い、がっくりくる生徒達。

土佐では、後藤象二郎による以蔵への拷問が続いています。しかし、吐かない以蔵。
「先生は素晴らしいお方じゃ」
無理矢理立ち会わされる弥太郎。この役目が嫌で仕方がありません。

武市は、弥太郎にあるものを託します。
それは毒饅頭。アヘンが入っているらしいので、苦しまずに死ねる毒のようではありますが。
自分の意地を貫き、以蔵を楽にしてやる方法。

元はと言えば、武市が東洋を暗殺したことが、いや、東洋から受けた辱めを許せなかった武市の生き方そのものが発端なのですが、ここはその饅頭を受け取った以蔵がどう思うか、というところでしょう。

あ、龍馬のことを書いていない。(汗)

相変わらず悩んでます・・・以上。

それにしてもマメです。お龍のためだけに京と神戸を何度も行ったり来たりしています。←お龍のためだけに行っているように見えるのは、どうなんだろう。優しいと思うか、優男と思うか。

ま、こういう龍馬には慣れてはきてましたが、さすがにお登勢を母上、と呼んだシーンには引いてしまいました。好みでしょうけれども。

今は龍馬の話、としては我慢の時期かもしれない。
来週は西郷吉之助に出会うようです。
もうそろそろパブリックな行動を起こしているシーンを見せて欲しいなあ。

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2010年6月19日 (土)

クイーン・ヴィクトリア~至上の恋~

Photo

1997年 英

イギリス王室のヴィクトリア女王と従僕の秘められた恋を描く実話を基にした文芸ドラマ。夫のアルバート公に先立たれ、傷心のため城に閉じこもり喪に服した生活を続けるヴィクトリア女王。そんな彼女を心配した家族や側近によって、ハイランドから1人の男が陛下の愛馬と共に呼び寄せられた。彼の名は、亡きアルバート公のスコットランド人従僕ブラウン。皇室の中で1人風変わりな彼の態度に周囲は戸惑うが、女王の心は次第に和らいでいく……。(Yahoo映画より)

監督:ジョン・マッデン/脚本:ジェレミー・ブロック/音楽:スティーヴン・ウォーベック
出演:ジュディ・デンチ、ビリー・コノリー、リチャード・パスコ、ジェラード・バトラー

BS2にて視聴。

植民地を世界各地に築き、「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリスの全盛期に64年間王位にあった女王に関する有名な噂を描いた映画です。

原題は「MRS. BROWN」。こんなタイトルをつけること自体、日本人の感覚ではちょっと考えられないかも。

この映画のことは「ヴィクトリア女王―大英帝国の“戦う女王” (中公新書) 」(著:君塚 直隆)で知りました。
ヴィクトリア女王をかの名女優、ジュディ・デンチが演じているということで、凄く興味があったのですが、DVD化されないまま絶版になってしまったようで、レンタルショップにも置いておらず、視聴をあきらめていた作品です。

監督はこの作品の翌年公開された「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン。こちらではジュディ・デンチはエリザベス1世を演じています。

伝記映画なので知っている人は知っているストーリーですが、一応ネタバレなしの、簡単感想を。

「二人は秘密結婚していた」などと言う噂も残っている、余人ではわからない女王とブラウンの関係を真面目に描いています。どこまでが真実なのか、どこからがフィクションなのかちょっとわからない。

映画のジョン・ブラウンが古ならいざ知らず、近代の従僕としては信じられないほど粗野な自由人に描かれていてびっくりしたのですが、上記の本によると、事実だったようです。

女王が64年間も在位していたために、ずっと皇太子であらねばならなかったアルバート・エドワードとの確執も同じく。

地味にさらっと描いていますが、かなり史実を綿密に織り込んでいるような気もしました。

自分はとても興味深く観たのですが、この時代に興味のない人にはわかりにくいストーリーかもしれません。
女王になった人の気持ちや、従僕の女王に対する忠誠心や愛情など、理解しにくいですから。

しかし女王であり一人の老女でもあるヴィクトリアの孤独は、デンチの貫禄で見せています。というか、デンチあっての作品かと。そういう意味では充分満足できます。

ヘレン・ミレンがエリザベス2世を演じた「クィーン」は、王たるものの孤独感をサスペンスフルに描いていましたが、本作品は同じく王政の危機を描いていてもゆったりしていました。

ジョン・ブラウンとディズレーリは残された肖像画から抜け出てきたかのようにそっくりでした。
特にディズレーリはメイクも凝っていて、かなり「そっくりさん」になっていたように思いました。
ディスレーリは高名な政治家で、日本で言うと、ドラマに西郷隆盛や伊藤博文が登場した、というような感覚かと思います。誰もが知っている人なので似ているほど喜ばれる、というところなのでしょう。

実際の城や雄大なハイランドで行われたロケ、そしてファッションも含めて、さすがはBBC製作、と思わせる緻密な映像でした。

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2010年6月18日 (金)

素直になれなくて 第10話

公式サイト

一度は助かったリンダ。
しかし、容態が急変して・・・

以下、短く感想。突っ込みまくっていますのでご注意下さいませ。

まず、初期には毎回突っ込んでいたのですが、途中であきらめて止めたことを、今更ですが改めて書きます。

「ツィッター」は何処へ。

ま、気を取り直して。

やっと向き合って「がんばれ」とハルに言えるようになったナカジ。爽やかに答えるハル。少しだけ素直になれたようです。きっかけはリンダの死。

あー、話を動かすために「殺された」ように見えるリンダが可哀想に思えてしまいました。
仲間の死が及ぼす影響・・・ってピーちはほとんど描かれてませんでしたが。リストカット癖がある、という設定は何のためにあったのでしょう。ミス・リードとしても後味が悪いです。そういうドラマなんだろうけれど。

「教師の才能がないかもしれない。」受からなかった直後、落ち込んだハルが洩らした言葉。そういう気持ちになるのはわからないでもないです。
でもその代わりに「とりあえず見てこようと思って」と、韓国へ行くのはどうなのかなぁ。単なる観光ではならともかく。ご両親にも会うのでしょ?もう、結婚前提ですよね。
向うへ行って自分に合わない、と思ったら止めるの?
ドクター本人への気持ちはどうなの?
もし、両親や故郷の人々にあった上で断られたら、ドクターがどれだけ傷つくか。

リンダの遺言など、全体的にふた昔前の雰囲気のドラマ。それはそれでいいと思うのです。こういう路線を狙って成功したドラマもあるし。
でも、ストーリー的にですね、伏線の張り方が間違っているような気がする。(毒)

次々と消えていった脇キャラたち。ここ2週はハルでさえ存在感がなかったなぁ。(嗚呼)

最後に、先週書いたことをしつこく追求したい。

ハルの弟、シュウ、引きこもりで麻薬に再び手を出した後、どうなったんでしょう。恐らく次回、最終回で登場してくれるとは思いますが(登場しなかったらある意味凄い)、それにしてもなんて無意味な設定なんだろう、と思わざるをえません。

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新参者 #09「民芸店の客」

原作:東野圭吾「新参者」

公式サイト

原作未読です。

今回はラス前ということもあり、超・簡単感想です。

いよいよ加賀が詰めてきました。相変わらず存在がホラーっぽいです。(笑)

アリバイが崩れた清瀬。
壊したのは岸田の息子の克哉。
心配する祐理。

嘘には三種類ある。
自分を守る嘘。他人を欺く嘘。そして他人を庇う嘘。
清瀬はその全ての理由で嘘をついている、と加賀。

亜美から弘毅の父への思い、そして峯子の勘違い、すなわち息子の恋人に子供が出来たと思って水天宮に楽しそうにお参りしていたことを聞いた清瀬は、克哉と連絡を取り合った後、再び峯子のマンションを訪れます。
前回は目も留めなかった水天宮のマスコットに触れて目頭を押さえます。
「何故、再びここを訪れようと思ったのですか?」との加賀の問いに「ここは自分で清掃したいから」と答える清瀬。「何か始末したいものがあるのではないですか?」(セリフは概略です)
彼がマンションを再訪した理由とは。

小さい時から見栄っ張りだった克哉。見栄のために嘘もついてきた。
清瀬とは幼い頃から家族ぐるみの付き合いだったけれども、峯子とは「6年前に会ったきり」と。しかし実は最近も頻繁に会っていたことが暴かれました。
現金を清瀬から受け取ったりして、何か脅している?
回らない駒にはどんな嘘が隠されているのでしょうか。

清瀬の盟友でありビジネスパートナーでもある克哉の父、岸田は何を知っているのでしょうか。

清瀬のアリバイが崩れる一方、加賀が克哉の証言を覆していくところが今回のキモでした。

ともかく、弘毅は母から送られた英語の演劇論を読むなど、前に向って進みだしてはいるようです。
彼のためにも、事件をはっきりさせ、清瀬親子の確執を解したいと願う亜美。

峯子が殺されなければならなかった理由とは。
次週、最終回でどのような真相が明かされるのでしょうか。

あ、香川さんが再登場するようですね。思い出してみるに、今までの証言者の中で、彼が一番事件とニアミスしているような気がします。

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2010年6月17日 (木)

Mother 第10話

公式サイト

多忙にて、筆が遅い自分にタイムリミットを設けての、簡単感想です。明日にしようかと思ったのですが、初見のインパクトを忘れないうちにメモ程度でも書きとめておきたくて。

粗筋は公式等を見てくださいませ。(汗)

とにかく、ラスト、そこに持ってくるか~っと。←評価は分かれるでしょうね。自分はこの持って行き方は意外性を感じたので面白かったです。面白い、というのは不謹慎かもしれませんが。(汗)

まず先に、こまごまとした感想を。

逮捕された仁美がすぐに懺悔したシーンはあっけなく感じましたが、後ほど奈緒の姿を描くことで、キャラのブレではなく編集上の都合なのかな、と少しあっけなさは解消されました。次週、最終回でも登場してくれのかどうか。

浦上も逮捕されたのね。

奈緒の事件のために様々な試練に直面する鈴原家は、かえって結束が高まります。
耕平の一言に思わず、鈴原家の人々と同じく泣き笑い。いい奴だなぁ。就職を取り消された果歩ですが、この人とならなにがあっても大丈夫だよ、と。

取調べの検事(であってますか?)が塩見三省さんでよかった。

かつてあれほど存在を消そうとしていた葉菜を自ら訪れる藤子。
藤子は奈緒のために、奈緒を支える仲間として葉菜を訪れたのかもしれません。
藤子と葉菜が同い年とは。葉菜の過ごした人生はどんなものだったのか。うまい見せ方だなぁと。

藤子がしきりに奈緒の手を握り締めているカットが多いのが印象的でした。この二人は今まであまりスキンシップをしてなかったのではないでしょうか。

抱き合う葉菜と奈緒。
手だけではなく、体温の記憶が。奈緒に。(涙)

児童養護施設に連れて行かれた怜南の笑顔。初めの頃、奈緒に接した時の作った顔に戻ってます。恐ろしい~。喜び跳ねる動作も、恐ろしすぎる(感嘆)。

ここでも靴が。小さくなった靴をリュックに詰めている?

さて、逮捕され、全てを認め、懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた奈緒。

裁かれたのは「母性」。
TV雑誌の予告にそう書かれてあるのを読んだ時は「?」と思ったのですが、視聴してよく分かりました。
児童保護の領域を超え、自分のことを「お母さん」と呼ばせたこと。

奈緒の犯した罪の原点なのですが、あのまま様子を見ているだけだったら、駿輔が悔やみ続ける事態と同じ事になったかもしれない。だからこそ、駿輔も動いた。

「継美」はない、「怜南」です。
駿輔は、継美と引き裂かれたことでかえって暴走する奈緒の「母性」に冷静な態度で接します。

圧巻は、自分がいなくても元気で遊んでいる「継美」の様子を撮った駿輔のDVDを観る奈緒の姿でした。
自分と別れて寂しがっているだろう、と思って観たら、楽しそうに、屈託なさそうに遊んでいる。
自分はあれほど心配しているのに。喜べないけれどもほっとした?いや、寂しい。もしくは悔しい。そして悔しさが憎しみに変わるかどうか。

奈緒はこの時、仁美の気持ちがわかったのではないでしょうか。
しかし、奈緒はそこに至る気持ちを封印しました。
実母である仁美との違いかもしれません。
仁美の善悪を超えた「母」としての感情は、自分達を守るために夫を殺した葉菜と相似しているような気がしました。

そしてラスト。継美=怜南からの電話。

継美の真意が奈緒に伝わり、涙、涙・・・と思ったら、それがなんと。継美から「母性」を試されるとは。罪は跳ね返るのか、いや、いや、そんな単純なことではないのでしょう。とにかく、継美こんな役割を担わせるなんて想像もしていませんでした。

継美の囁きは、神の審判なのか悪魔の囁きなのか。こ、怖い。ど、どうなるんだっ(叫)

このシーンについてはもっと書くことがあると思うですが、タイムリミットです。

鏡などの使い方が目立った今回。
ドラマとしてよくできていると思いました。

最終回は予想もつきません。
肩透かしに終わったとしても、このテーマでここまで持ってきた脚本のパワーは評価したい←上から目線ですみません。(大汗)

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2010年6月16日 (水)

遅れます。

今夜放送の「Mother」第10話の感想は遅れます。いつもは翌日の木曜日に掲載しているのですが、恐らく金曜日になると思います。
リアルタイムでは見るつもりです。

こんな辺境のブログでも、このドラマの感想を見に来る方が予想外に多いので、エクスキューズをしておいた方が良いかな、と思いました。
それだけ関心を集めている作品なのだなあ、と。

明日は早朝よりお仕事というかボランティアで、半日、ひたすら歩いてきます。
梅雨の中休みとかで、炎天下を歩くことになりそう。真性インドア派の自分にとっては大きな試練です。←大袈裟;;
ああ、でも、風光明媚な場所なので、日本の夏を満喫できるかも。(^^)

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携帯変更

ちょっと日記らしいことを書きます。

昨日、8年使っていた携帯を買い換えました。
ずーっとムーバだったんです。不便を感じなかったので。(大汗)
料金的には、FOMAの方が得なのは薄々気がついてはいたのですが、まだ充分使えるものを捨てるなんて、と言うことで愛用してきたのです。新しい機種の操作方法を覚えるのも面倒くさいし。
でも、バッテリーも弱ってきたし、再来年にはサービス停止だし、ということで、思い立って買い換え。

ムーバ→FOMA買い替え割引や累計ポイントを使用、機種も贅沢を言わなかったので、割と安く手に入りました。
※機種はN-06B、通常の店頭販売価格はアダプター込みで\27,000前後といったところでしょうか。割引で¥6000弱でした。

おお、これがワンセグか!など言ってる自分は5年は遅れているなぁ。(溜息)

でも、まだ手に馴染まず、昨夜は設定確認に没頭。夕飯を食べ忘れてしまった。
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離婚同居 最終回「今度は恋します」

原作 … 粕屋コッコ「離婚同居」

公式サイト

原作未読です。

最後のゲストが淡路恵子さん・・・そしてナレーターを勤めておられた大滝秀治さんというのは洒落ているな、と思いました。

仔細なメモを取らずに見てしまったので、セリフなどは概略です。

「愛する人と同じ方向を見ていたい。分かり合えないかもしれないけれど、同じ方向を見て入れたら、十分じゃないでしょうか。」
と、遺影の取り直しに訪れた婦人。
「一番ダメなのは、女に恋しない男。女は恋した人を一生忘れないし、その想いを何倍にもして返すのに。」
色々あったかもしれないけれども、いいご夫婦だったのだろうな、と思わせる未亡人の言葉に、改めて直子のことを、そして自分のことを見つめなおす大。
淡路さんの変わらぬきりっとした佇まいが素敵でした。

遺影の写真集製作にGOサインが出た途端に、出版社が倒産してしまいました。
しかし、編集担当だった篠山は大の「人生のラストカット」の企画を潰したくない、と自分でスポンサーを見つけて何とか出版にこぎつけます。
一見頼りなさそうですが、こんな熱意のある編集者とめぐり合えた大は幸せです。

亜美のリークで離婚してたことがばれ、主婦モデルとしてやっていけなくなった直子を、自分が責任持ってモデルとして再生させるという高岡。
その第一歩として上海で仕事を再開しようと提案します。百々と一緒に2年間ぐらい上海で暮らそうと。プロポーズですね。

直子と結婚したいために何とか百々とお近づきになりたい高岡。しかし、パパ大好きな百々はふくれっつらの面目躍如、まるで懐きません。(爆)
百々にしたら犬の子じゃあるまいし、っていうところでしょうか。

で、直子自身はどうしたいのか。

美里に警告され、高岡に挑発されて、意地を捨てた大は、誰も座っていないイスの脇に立つ自分を撮った写真を見せながら(この写真が結婚式の写真と良い対比となっていて印象的でした)、未亡人の言葉を交えつつの熱烈な再プロポーズ。
写真を見た直子。
「行くのをやめた。」
「え、いつ?」
「今。」

結局は大、直子、百々の絆を目の当たりにして大をあきらめた美里と含め、篠山、モデル事務所の社長で大の幼馴染の早乙女、そして当事者の高岡のサポートで、何とか元サヤに収まった二人。
とはいえ、二人の関係が全く元に戻ることはなく、やっぱり「離婚同居」というのがオチ。

世話のかかる、まさしく犬も食わない夫婦喧嘩だったわけですが、別れて再び心を寄せ合う過程を丁寧に描いた、ほのぼのしたお話でした。
生き生きと撮影に挑む人々や、大の住んでいるボロアパートに集まった友人4人の表情も良かったです。

また、大と直子の下らない言い合いのテンポも良く、最後になって一番猛アタックをかけてきた大久保佳代子さん扮する静香も、"飛び道具"として効いてように思います。
直子の元に走る大をアパートの近所で「頑張って」と見送る静香。あんた、そこでずっと張り付いていたんかいっ(爆)

途中、ちょっと雰囲気が暗くなりすぎたように感じたので、辛口の感想も書きましたが、トータルで見ると、よくまとまったドラマだったと思います。

恋愛テーストがもっと強ければ、スプラティカルなコメディになったかもしれませんが、製作者の描きたかったことは、夫婦、そして家族のあり方なのだ、ということは伝わりました。
遺影を撮りにくるゲストたちの一言、そして主役の阿部サダヲさんのウェットな部分をよく生かしていたように思います。

大のような人に「ラストカット」を撮って欲しいなあ。

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2010年6月15日 (火)

ゲゲゲの女房 第11週

公式サイト

思いついたままの簡単感想です。いつにも増して短めに。(汗)

目玉親父に見守られる藍子。うらやましいかも。
初節句のお祝い金は生活費に消えてしまいました。
紙に書いた雛人形で、飲んだつもり、酔ったつもり、食べたつもりの茂。ここは萌えポイントだったかもしれません(^^)

自分で出版社を作ってしまった戌井さん。商売には向いてないかも。そりゃ奥さんも大変です。やり繰りにカリカリきてます。でも、茂の人柄を理解してくれる良い人で良かったです。
片腕で自転車。それでは傘はさせません。このエピソードは印象に残りました。

嵐の中を一晩中霊園を彷徨った茂。キツネに化かされたかのように・・・いや、貧乏神かな?
人騒がせな貧乏神そっくりの大蔵省の役人。本当に何だったんでしょうね。

ということで、初めての子育てに迷いながらも奮闘する布美枝と、電気も止められるなど、だんだん酷くなる水木家の貧乏っぷりが描かれた週でした。(電気はわりとすぐ止まるんです。)

戌井さんもいい人なんだけど、茂の足を引っ張っているような感じだし。
そういう茂は、原稿料を手にしたとたん、高価なプラモデルを買ってしまいました。けして家族のことをなおざりにしているわけではないのです。ええ、こういうのは仕方がないです。「茂」なんだから。
奥さんとしてはあきれるしかないですね。大変ですが。

こみち書房に押しかける、児童書は「明るく健全でなければいけない」と主張する団体。
小さい時、貸本は不衛生、と言われたことを思い出しました。こういう団体が意図的に流した通説だったんだな。
だったら図書館はどうなのさ、というキヨおばあちゃんの意見はしごく真っ当です。
「自分が正義だと思っている人たちほど恐ろしいものはない」
もっと言ってください、おばあちゃん。

東京都知事さん、聞いてますか?と、思わず思ってしまいました。

後、印象的だったのはアトムの唄を歌う子供達。
手塚さんと水木さんかあ・・・。

はるこがどういう立ち位置なのかが気になります。マンガ家として大成するのかな?

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タンブリング #09

公式サイト

今回は金子を中心にしたお話でした。
簡単に思いついたまま感想を書きます。

新体操に目覚めるきっかけを作ってくれた小学校の時の大親友、矢代が転校してくる。
大喜びの金子は矢代を新体操部に誘いますが、矢代は色々あって人を信じれなくなり、すっかりぐれていた。←そう言えば、ぐれる、という言葉、最近あまり聞かなくなったように思います。ヤンキーになるというのと、「ぐれる」というのはちょっと違うような気がしたので。
ちなみに航が「壊れた」のは小学校6年生の頃らしい。そんなことをペロっという奈都子さんが素敵。

さて、入部どころか、新体操部を陥れるための罠をしかけてくる矢代。裏で糸を引くのは赤羽。
罠にはまったのは、日暮里、亮介。ヤンキー出身の部員です。
航や悠太たち、他の部員は二人を信じ、矢代を疑います。しかし金子は矢代を信じる。

部員達の二人を信じる気持ち、金子の矢代を信じる気持ちが矢代を動かして・・・今回も物凄くベタなお話でしたが、友情の再構築と金子の大技への挑戦をうまく絡ませ、それぞれの気持ちがよく描かれていて、素直に感動できました。

少ししか登場しない女子達を含めて、キャスティングにストレスを感じないのも、ドラマに引き込まれる大きな理由だと思います。
また、航と悠太ってバランスのとれたツートップだなぁ、と思えてきました。

子供時代の金子がタモトさんにそっくりだったのがツボでした。各部員の立ち位置とか。こういうところ、丁寧です。

赤点を取ったために部活動停止をくらった航が、律儀に体育館に机を持ち込んで勉強しながら練習を見るシーンなど、妙に感動してしまいました。
ちゃんと学生やってるやん、て。←今まで学校では、部活以外、教室では人に殴りかかったり、机を蹴飛ばすシーンばかりだったような気がしたので。あ、時々茉莉ちゃんか。(汗)

赤羽も早く戻ってきたらいいのに(^^;;

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月の恋人 第6話

公式サイト

原作:道尾秀介「月の恋人」

製品の欠陥によって起きた事故で窮地に陥るレゴリス。
レゴリスの看板モデルだったシュウメイの仕事もキャンセルが相次ぎます。

原因は上海工場の製品管理にある、という風見の報告で、連介は上海工場閉鎖を含む海外工場を撤退し、国産体制に切り替えるという決断を下す。
上海工場の責任者であり、ずっと労働条件改善を訴えていた雉畑は、工場閉鎖だけではしめしがつかないでしょう、と辞表を提出します。さすがに連介も引き止めようとしますが。
「月を覆うレゴリスのように、地球をレゴリスの家具で覆う。連介、負けるな」
会社結成当時の仲間、雉畑は、そうエールを残して去っていきます。
一方、世間だけでなく、部下達も風見の扇動もあって、連介から離れていく。

今回は製品事故に乗じて連介追い落としを画策する風見と大貫と、連介を支えようとする真絵美と柚月を描いていました。

事故が起きたのは、雉畑の進言に耳を傾けなかった連介にも責任の一端がある、という風に描かれていましたが、労働条件を良くしただけでは、欠陥製品が出ない、という保障はないわけで。
それは国外でも国内でも同じ。製品チェックの管理体制そのものに甘さがあったのだと思うのです。
そういった意味で、レゴリスは連介のワンマン会社なのだから、責任を取るのはやはり連介だろうと。

なんて色んなことを思わず考えるくらい、今回は今まで一番面白かったです。

柚月の店頭プロモーションや、雉畑が連介に内緒で事故にあった少年とその家族の心を和らげるエピソードなど、ベタではありましたが、それぞれのキャラが生かされていて、お話にテンポをつけていたと思います。

柚月の連介の思いはどうやら幼い時に端を発しているようです。
なるほど、それで生臭さを消すわけですね。

そしてシュウメイにも去られ、追い詰められた連介。
ついに正体を現した風見。
次回が見たくなるラストでした。

・・・でも、連介の「変えられない俺の生き方」というのが、今ひとつわかりにくいんですねー。自分だけかもしれませんが。それはこれまでのお話の構築の仕方のためかと思います。

傲慢で強引、ワンマンで目的のためには手段を選ばない、という行動だけで連介の生き方を表現していて、彼にそうさせる「信念」のようなものが書き込まれていない。
彼がそんな生き方しかできなくなってしまった理由がこのドラマのキモだと思うので(違うかもしれませんが;;)、全てを明らかにする必要はないと思いますが、ミス・リードなどを含めて、もう少し上手に匂わすことはできなかったのかな、と。
連介という人間が記号化されていたような気がします。

今回面白く感じたのは、テンポが良かったためもありますが、連介の影の部分に人間味を感じれたからです。その影とは、自分の作り上げたレゴリスが崩壊するかもしれない挫折感で、そのまんま、ベタだし捻りはないのですが、今までの思わせぶりな影より、うんとわかりやすく、立体的でした。

また、敵としてのミステリアスな風見の存在も生きてきました。この風見の見せ方も、今まで中途半端でキレがなかったような気がします。

冷たくされても、振られても、それでも連介の手助けをしようとする真絵美、柚月の設定を、健気とみるか、男前とみるか、または大人の都合とみるかは(汗)、意見の分かれるところではあるでしょうけれども、自分は好意的に見ました。ドロドロ系は苦手なので。

今後は、一旦どん底に落ちた後、また這い上がってくる、というサクセスストーリー的な展開になるとは思うのですが、それならそれで楽しめそうです。

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2010年6月14日 (月)

天装戦隊ゴセイジャー epic18「地球を浄める宿命の騎士」

突如、現れた幽魔獣。マスターヘッドによると、およそ1万年前、地球を毒の星に変えようとした幽魔獣は、当時のゴセイジャーにより“エルレイの匣(はこ)”に封印されたが、何かの原因により封印が解かれてしまったらしい。一方、ゴセイナイトの正体は、幽魔獣との戦いで行方不明になったグランディオンヘッダーが超進化したものだと判明する。(公式サイトより)

公式サイト

上記、公式サイトより引用した部分は、自分のために。
起きしなで寝ぼけていたのと、マスターヘッドの声がよく聞き取れなかったので。
以下、ゴセイナイトの知識も公式サイトを参照しました。

地球から力を与えられ進化したゴセイナイトは地球の浄化作用そのもの。地球を汚染するものを消滅しようとしているのだ。

つまりゴセイナイトは「地球のために戦う」のであって人類のために戦うわけではないと。
わかります。地球を汚した張本人ですからね、人類は。情けをかける理由などどこにもないわけです。

地球の浄化作用の化身であるゴセイナイトがゴセイジャーの「人々の笑い顔のために戦う」という信念を理解するのはとても大変そうです。ゴセイジャーの方からも歩み寄らなければいけないでしょうね。←案外早くにあっさり手を取り合いそうな気もしますが。(苦笑)

ともかく、ここへきて大きな命題を掲げてきたなー。
面白いと言えば面白いけれども。

それにしてもウォースターって一体なんだったのかな?あ、そうか、「護星界との通路“天の塔”を破壊」したんだな。
公式のイントロダクションを読むと、ちょっと哀れになるなぁ。悪役スター軍団だったのに・・・

彗星のブレドランは、チュパカブラの武レドランが真の姿だった。でも彼は幽魔獣でもないような気がするのですけれども。どうなんだろう。
ウォースターと幽魔獣がどういう関係にあったのかが気にはなりますが、明かされることはあまり期待していません。(苦笑)

幽魔獣・ミイラのゼイ腐のテレビ局での大暴れは楽しかったです。「ゼイ腐の部屋」とか、カンペを持つ洗脳されたADとか。
ウォースターと違って地球の内部から現れただけあって、作戦も含めて和洋を問わず、土着性があるというか妖怪っぽい奴が多いようです。予告を見ても、スター級を揃える算段かと。お子様は妖怪が好きだからな~。

ゴセイジャーの影が薄いのは、ゴセイナイト登場回なので、ということで。ゴセイナイトに約束どおり戦いを譲るのも、天使らしいっていえば天使らしいかと。

さて、今のところ一番気になるのは、ヘッダーそのもののゴセイナイトが人間体になるのかどうか、ということです。正確にいうと、自分自身のテンソウダーを手に入れて、誰かにカードを預け、他のヘッダーのように呼ばれた時にやってくる、という形をとるかどうか、ということかと。←これであっているのかな?ややこしいです。(汗)

PS. 先週の感想で、ビービ虫をビービー虫と書いてしまいました。m(_ _)m

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2010年6月13日 (日)

龍馬伝 #24「愛の蛍」

元治元年(1864) 28才

公式サイト

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思いつくままの感想です。

冒頭、池田屋での殺陣のシーン。ちゃんと放映されて良かったです。

富がただ一人で留守を守る武市の家、赤子を慈しむ弥太郎の家、武市と富を心配する賑やかな坂本の家、そして病の母と大勢の兄弟を抱えたお龍の家。

各家を交差させながら描いていました。

拷問を受ける以蔵の悲鳴を聞いて悶々と苦しむ武市。
武市のことを一言も言わない以蔵。

「郷まわりに戻れとはいわん。わしのために働け。」
武市に吉田東洋を暗殺したことを自白させる命を後藤象二郎から受けた弥太郎は、不承不承ながらも武市に自白を勧めます。

「誰が吉田東洋をころしたかなんてどうでもいい。でも、それがわかるまで商売をしたらいかん、と言われれば話は別だ。」

自分がやったと素直に謝れば許してやる、と後藤は言っている、と。

「素直に謝ったら許す?子供でも騙されないぞ」

以蔵が死んでもいいのか。富にいつまで寂しい思いをさせる気だ。自分だって味方になる。牢に入っていては何もできないぞ。

「そんなたやすことではない。わしを責めるのは後藤だけじゃない、大殿様もだ。
自分がやってきたことは全て大殿様のためだ。
それを大殿様に背いた逆臣だと言われるなんて、こんな悔しいくとはない。
このままでは終われない。自分の夫が侍じゃなかった、と言われて富を悲しませることは断じてできん。」

言葉を返せない弥太郎。

自分の侍としての意地と信念を貫く武市。

富は覚悟を決めているように見えます。
牢番、和助に託したもの。
それは蛍でした。

牢に放たれた、儚げな蛍の明かり。(涙)

一方、新選組を初めとする捕り手方から逃れるため、お龍の家に匿われた龍馬。土佐脱藩で亀弥太の仲間、というだけで、追われるほどのことはしていないのですけれどね、このドラマを見ている限りでは。

亀弥太の遺体を残していくことに未練を持つ龍馬に、お龍は言います。

「志を貫かれたのでしょう、あの人は。坂本様は褒めてあげなければいけないのと違いますか。よく頑張ったと。お前は侍らしく死んだと。」

えっと、ひとかどの志士なら、志の方向が何であれ、皆そのくらいの覚悟を持っていたと思うのですがね。自分の志を貫くのは非常に危険な時代だったと思うし。
放映半年になるのに、未だにこんなことをお龍に諭される龍馬像というのはどうなんだろう、と思わず思ってしまいました。
まるでタイムトリップで現代から飛んでいった人間のようです。

しみじみしたいいお話だったと思います。特に土佐の人々を描いたシーンは。

でも、龍馬に関して言えば、これまでに公人としての活動を描いてれば、志士の束の間の休息、といった風に見れると思うのですが、ずーっと「のんきなお坊ちゃま」のままだからなあ。

お龍が龍馬に心を少し開いて何故、侍が嫌いかを語る井戸端のシーンも、「自分も同じ」と頷く手口でナンパしているようにしか見えません。
お龍さん、騙されちゃだめだよ、と思わず突っ込みを入れてしまいました。(苦笑)

で、今度はマザコン?ううう・・・

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2010年6月12日 (土)

ココ・シャネル

Photo

2008年・英・仏・伊

デザイナー、ココ・シャネルの生涯を豪華キャスト陣で映画化。54年、パリで15年の沈黙を経て復帰コレクションを発表したココ・シャネル。しかし批評家や顧客から「過去から脱却できないシャネル」と酷評され、彼女はこれまでの日々を回想する。 (amazon.comより)

監督:クリスチャン・デュゲイ/脚本:エンリコ・メディオーリ/音楽:アンドレア・グエラ/製作:キャリー・スタイン
出演者:シャーリー・マクレーン、バルボラ・ボブローヴァ、マルコム・マクドウェル

BS2にて視聴。

題材と時代背景に興味があったので、DVDをレンタルしようと思っていた矢先に放映されて、ラッキーでした。

なお、「ココ・アヴァン・シャネル」は観ていません。シャーリー・マクレーンが演じるシャネルが観たかったので。

以下、ネタバレなしの簡単感想です。

ココ・シャネルについては、いくつかの短い伝記を読んで"粗筋"は知っている、という程度で、しかも「シャネル自身が自分の過去についてあれこれ異なる伝説をばらまいた」『「伝説」になった女たち」』著:山崎洋子 より引用)そうですので、事実とは違う、などと野暮なことを思わずに観れました。

過去と現在(1954年)を巧みに交差させていたと思います。
若い頃のファッションや風景、風俗は、期待通り楽しめました。

が、思った以上でも以下でもない、というのが正直な感想です。

一番力を感じたのはファッション・ショーと、ショーを見守るココ・シャネルのシーンです。
今見ても、定番でありながら新しく、エレガントでありながら機能的。彼女の作る服は芸術だなぁと思いました。特に最後の服は生地も全て素敵・・・と、この映画はこのシーンでそう感じさせれば成功なんだろうと思います。
シャネルの天才的な閃きや起業家としての才能と苦悩に関するエピソードも手際良く取り入れていますし。
姪のドレスをアレンジするシャネルの姿にはアーチストとしてのカリスマ性を感じました。さすが、シャーリー・マクレーンかと。

ただ、恋愛パートにあまり魅力を感じなかったのが、残念だったかもしれません。

実は一番びっくりしたのは、観終わった後の出演者紹介で、シャネルのマネージャー(もしくは共同経営者)を演じているのが、マルコム・マクドウェルだとわかったこと。全然気がつきませんでした。

英国のミドルクラス出身の若者を演じた「if もしも・・・」(1968)、「時計じかけのオレンジ」(1971) 、「オー!ラッキーマン」 (1973)のイメージが強く、その後も時々TVシリーズなどでも見かけたのですが、ここ最近はご無沙汰だったので、思わず、わー、老けたな、と。

でも、健在で何よりです。

後、「さすらいの航海」(1976)も確かビデオで観ています。
悲しい映画でした。

ナチスによる迫害を逃れ、大西洋に乗り出したユダヤ船。ところが大戦の勃発で船は各国から受け入れを拒否され、洋上をさまようはめに。豪華客船を舞台に、大国のエゴに翻弄されるユダヤ難民の悲劇を描いた人間ドラマ。(allcinemaより)

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2010年6月11日 (金)

素直になれなくて 第9話

公式サイト

ピーちの告白をうけるも、断るナカジ。
桐子さんが忘れられないから?それともハル?
と思わず理由を問うピーちに答えないナカジ。この時点では自分でもよくわかってなかたった、と勝手に解釈。
・・・桐子さん、もう登場しないのかな?

父が倒れたため、母に懇願されて韓国に一時帰国することになったドクター。彼の父は事業をやっているらしい。で、父とは折り合いが悪くて妹と日本へきたんだとか。母は父の後をついで欲しいと思っているらしい。
どんな事業なんだろう。屋台とかだったら、それはそれでいいオチなんだけど。
妹の学費も出していたのでしょう。だから生活が余計厳しいのだと、勝手に解釈。
ともかく、消費者金融には手を出さなかったようで、良かったです。

会社を無断欠勤し続けるリンダ。編集長との旅行から逃げたのがきっかけで、ナカジへの気持ちが好きだという気持ちが抑えられなくなった。ナカジが好きだという自分に自己嫌悪。そんな自分を知られるのも恐いし、と色々と心がぽっきり折れてしまったのかなと、勝手に解釈。
で、リンダを優しく心配する編集長・・・ってぇ?

リンダの気持ちに気がついているピーちは、誰にも言わない。気持ち悪くなんかない、人を好きになるのに良いも悪いもない、と励まします。で、リンダのために、パーティを企画します。「いつもの店じゃないよ。」

そう、海です、バーベキューです、花火です!
いいですね、もうすぐ夏ですし。定番ですよ、定番。

いい雰囲気の中、ナカジは自分の中のハルへの思いに気がついたようです。そんな二人を絶望的に見つめるリンダ。
ちなみに車を含めてバーベキューの道具はレンタル?あ、ハルは自宅だから持っているかもしれない。ナカジだけジュース、てことは運転はナカジなんだな←小さいことですが(汗)
ハルと言えば、弟、シュウは?

そして、ついにナカジに気持ちを知られてしまったリンダがいつもの店(名前を忘れた)のトイレに立てこもって自殺を図ります。そこへ駆けつけるナカジ。
場所は選ばないと、迷惑だと思うのだけど。←冷たい言い方でこめんなさい。
よほど発作的だったのだろうと、勝手に解釈。

ともかく、これで初回冒頭のシーンが出てきたわけです。

5人の気持ちの動きは「勝手に解釈」しながら追えたのですが、まわりの人物の描き方があまりにもおざなりなことに、ビックリです。

生徒関係の突っ込みは先週入れましたが、今週は豹変してリンダを気遣う編集長。
セクハラしている意識はあったのか。それとも本当にリンダのことが好きだったのか。うーん、どっちでもいいですけど(投)。

今回はナカジの父とハルの母のシーンが一番爽やかに感じました。

後2回で、もし、桐子やら、シュウやら、松島、高橋、前田ら学校組が絡んできたら、ナカジの父の件もあるので、凄く忙しい展開になりそうですが、そういうことはなさそうですね。外れていたらごめんなさい。

というか、後2回もあるのか・・・・

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2010年6月10日 (木)

Mother 第9話

公式サイト

今回は伊豆での奈緒、継美=怜南、葉菜の三人が中心でした。

仁美が警察に訴えたために、動き出した警察。

捕まれば、もう継美とは一緒に暮らせない。犯人の関係者である鈴原家も引き取れない。自首をしないと、継美の前で逮捕されることになる。
「どうします?」と駿輔は奈緒の決意を確認した後、仁美に訴えを取り下げてもらうように頼みに行きますが。

「あの女が嫌い」
わからないでもないです。告発によって怜南がどんな思いをするか、より、今は奈緒への憎悪の方が勝っているようです。その憎悪の中には「自分を捨てた娘」怜南への想いも入っているかもしれない。

恐らくですが、近所からの虐待の通報から、「殺人」まで疑われていたのでしょうね。
仁美の気持ちは今後、描かれると思います。

「最初に褒めてあげればよかった。よく継美ちゃんを助けたねって」
事態が切迫する中、藤子は離縁届けを出さずに、奈緒を守ることを決意。芽衣と果歩も同じ思いです。
芽衣は元婚約者に嘘をついてでも、例え障害を抱えて生まれてこようと、子供を生む決意をしました。そんな芽衣を受け止める家族。腹を括った芽衣の表情が明るくなっていたのが救いです。

葉菜は急性骨髄性白血病だった。
戸籍を買うお金は、お店を売って作った。

戸籍を買う、というのは犯罪ですが、この盲目的で自己満足的な愛情は母ならではなのだろう、と思わせる説得力が、田中さん演じる葉菜にはありました。母の愛が常に正しいとは言えない恐さ。

「継美ー!」
ついに捕まってしまった奈緒。
逃げられないことは最初からわかっていたのですけれども。

捨てられて以来、初めて握る母の手。そして、二度と握れないかもしれない継美の手を握りしめます。

別れのシーンを撮りたかったこともあるでしょうが、そうであっても、警察に無体な引き離し方をさせなかった演出が救いでした。

芦田さんの泣き顔のアップは反則気味なほどの威力あり(^^;;

今回の感想はちょっと短めです。
話が途中なので、何も書けない気がします。

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#1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8

離婚同居 第4回「前から好きだった」

原作 … 粕屋コッコ「離婚同居」

公式サイト

原作未読です。

一人身だから、と男気を見せて自分が家を出て行く決意をした大。
養育費と生活費は払う。ローンを払うのはどっちなんだろう、と思わず思ってしまった計算高い人間です。(笑)

美里の気持ちを見抜いている、ふくれっつらのプリンセス、百々。
大の気持ちは直子のことでいっぱいいっぱいで、美里のことは女性としては全く眼中にありません。
大と直子が出会う前から大が好きだった美里の気持ちはわからないでもないけれども、やっぱり「焦りすぎ」だと思いますよ。
それなのに一人暮らしを始めたとたん「もういいかと思って」。どうかなぁ~。男性は意外と引きずるからなぁ。

今回もしっかりした作りでした。
自宅にやってきた撮影隊へのクレームは凄く共感できました。本当に想像力の欠如ですよね。その人を生き様を撮りたい、という大の遺影撮影に取り組む気持ちが描かれていたのも効果的でした。
そして、大に撮られる直子の表情が、理屈でない感情があふれ出ていて、良かったなあ。

次回は最終回。
大も直子もピンチに陥るようです。
どうなるのだろう、このちょっとはた迷惑で派手な夫婦喧嘩。←特に子供にとっては。

今回のゲストは島かおりさん、宝田明さん。お二人とも格好良かったです。

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新参者 #08「清掃会社の社長」

原作:東野圭吾「新参者」

公式サイト

原作未読です。

清瀬と祐理の秘密が明かされました。
「愛人というより親子に見える」と書かれておられたブロガーさんの慧眼に感服。

今回も人情話でした。

言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手、そして素直じゃない、似たもの親子。

清瀬は自分の若い時と今の弘毅を重ね合わせて、余計に頑なになっていたようです。
祐理の母との別れを通じて、経済的に自立しなければ愛するものは守れないことを実感した清瀬。
でも、そういうことは自分が体験しないと。人とに言われて納得できるものではない。
弘毅がかつての清瀬と同じ立場になっても、同じように夢を諦めるとは限らないし。
ああ、峯子は弘毅の恋人が妊娠した、と勘違いしていたんですね。
清瀬は妻にも峯子の祐理の素性を話していなかったようです。果たして峯子は真相を知っていたのか、それとも誤解したままだったのか?

祐理の存在が離婚を決意させる直接の引き金になったのでしょうか。
弘毅が言うように、もっと早くに祐理のことを話していたら、そして離婚を踏みとどまらせていたら、峯子は殺されずにすんだのか?

こうやって謎を書いていく内にモチベーションが上がってきました。(汗)

はっきり言うと、顔を見たこともないのに「どこかで見たことがある」と写真を見せて言わせるのはちょっと無理があるように思えたし、姉、弟の名乗りのシーンは醒めて見ていたのです。
写真は、もし本当に血縁関係にある人なら「ああ、面影がある」と思うこともあるでしょうが、このドラマの祐理って、誰にも似ていないような気がして。(汗)
そして、全く存在を知らなかったのに、姉と明かされたその場で気持ちを込めて「姉さん」と呼べるかな~?とか。(このドラマに限らず、こういうシーンだと必ず思うことです;;)
いや、そうでないと話が進まないので、いいのですけれど。重箱の隅を突っつくようで、ごめんなさい。

次回はいよいよ真相に近づくようです。
岸田の息子が登場し、また嘘をつくのですね。。
今回、清瀬と祐理の秘密が一遍に明かされたので、話の展開については自分の予想は大ハズレでした(^^;;

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2010年6月 9日 (水)

ゲゲゲの女房 第10週

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思いついたままの簡単感想です。
ちょっこし忙しいので、短めに。

はるこのエピソードなど色々あったのですが、一番印象的だったのは、貧乏神。 (笑)
もう、並みの幽霊よりリアルで恐かったー

その次が電報で迎えに来る茂を含めて、バナナかな。
あ、中森さんの後ろ姿も。
質札の束に退散する税務署員たち。

「自由な表現の場」。同人誌的な感じだけども、全国の町々に貸し本屋さんがあったわけだから、ずっと裾野は広かったのだろうなぁ、と。
そう思うと、貸本業界が廃れたのは残念な気がします。

子供ができたと言われて呆然とする茂。確かに女性と違って、男性はピンとこないでしょうね。しかも茂だし。(爆)
40過ぎで親父になる、というセリフで、改めて、あ、40過ぎなんだ、と。(爆沈)

そうそう、二人で見た「ナバロンの要塞」は面白い映画です!

「痛快戦争アクション映画」というジャンルは今では西部劇などと同じく、消えてしまいましたが、その中でも傑作かと。
茂はきっとカット、アングルなど、漫画の参考にしたんだろうなぁ。

グレゴリー・ペックも、デヴィッド・ニーヴンもアンソニー・クインも格好いいし、何より話が面白いです。当然CGなんかない時代ですので、危険なアクションシーン(スタントマンが演じていますが)も全部実写なのが、体温が伝わると言うか、パワーが違います。

原作を書いたアリステア・マクリーンって大ベストセラー作家だったのですが、今は忘れられているかもしれない。

ああ、話がそれました。(汗)

土曜日、臨月間近になって世話を焼きに押しかける商店街の皆さんのシーンにはちょっと無理を感じました。

とにかく、クリスマス・イブに無事女の子を出産。

あっさりした出産シーンでしたが、「お母ちゃん」にはジーンときました。
「お父ちゃん」はどうか、とは聞かないでくださいませ。(大汗)

特に向井さんのファンではないのですが、巷で言われているように、このドラマのヒロインポジションはやっぱり茂だと、再確認してしまった(^^;;

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タンブリング #08

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元・Jリーガーだった顧問の柏木にスポットを当てつつ、新メニューに取り組む部員達を描いた回でした。
テーマも良かったし、何より話の中心に「新体操」がちゃんと存在しているので、とても面白かったです。
参考資料を走り回って集める柏木や、見守る茉莉、江崎達のシーンのテンポもよく、見学組の真剣な様子など、描写も丁寧でした。

コーチがいないっていうのは確かに優勝を狙うには心細い。で、コーチを探し始める部員達。今頃かい、とか、ネットかよっ、と突っ込めるのも楽しかったです。設定に突っ込むのではなく、いかにも彼ららしいなぁ、という意味で。

軽音やダンスサークルから協力を断られる理由は、航たちがヤンキーだから。ヤンキーであることの生かし方も満足度高し。他の部員達に45℃で謝る姿も◎。

新体操部の顧問の時とは違って、サッカーをプレイする姿が様になっている柏木、といのも良かったなぁ。部員のために怒るシーンは、一匹狼時代の柏木を彷彿とさせましたし。
初回の感想で、キャスティングにダメ出ししたりして、ごめんなさい。(汗)

何より、部員達と柏木の絆を固めるのが新体操そのもの、というのが、ドラマとしてすっきりしていて清々しかった。
練習風景もたっぷり見れたましたし(^^)
皆でオムライスをほおばるシーンには、ベタなんですが、素直に良かったな~と感じました。
全部、うまくまとまっていて、今までで一番面白かったです。

ここへきて、今までのお話が生きてきました。脱落しなくて良かったです・・・が、ラストで赤羽の再登場。予想されたことではありますが・・・次回、またヤンキー喧嘩エピ?

あと少し、部員を演じる皆さんの頑張りを無駄にしないような展開で突っ走って欲しいです。(願)

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2010年6月 8日 (火)

月の恋人 第5話

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原作:道尾秀介「月の恋人」

短く感想。

レストランで連介とシュウメイのデートと鉢合わせした真絵美と風見。
学生時代からの友人である連介と真絵美の軽口についていけないシュウメイ。

風見と中国語で会話をして、内容は秘密、と。

中国から不法入国したミンとシュウメイの会話がわからず苛立つ連介。

今回、”会話”に関して印象に残ったしかけでした。

後は、絶対勝つ、と不穏な動きをする風見の不気味さと、シュウメイに会って、連介が彼女に惹かれる理由がわかったような気がする、と言い、連介に父親の動きをリークする柚月の健気さでしょうか。

シュウメイは真絵美が連介に抱く気持ちに気がつきました。

そして「シュウメイをどうしたいの?」と連介に問う真絵美。よくぞ聞いてくれました(^^;;

「離したくない」
連介はシュウメイに本気のようです。

プライバシーと仕事を混同しちゃ社員にしめしがつかないだろう、と突っ込みつつも(汗)、はっきり言ってくれたのですっきりしました。ラブ・ストーリーならありな展開かと。

「俺と結婚しろ」にはちょっと強引過ぎて引きましたが、自分の気持ちを持て余し、戸惑う連介の様子も描かれていたと思います。

生まれも育ちも習慣も違う二人が果たしてうまくいくのだろうか。真絵美の方がお似合いのような気がするけれども。風見の手って冷たそう・・・などなど、5人の恋模様に意識が集中できるシーンは楽しめました。

ただ、なんだろう、その他の、物語に起伏をつけるべく作られたシーンで視聴するモチベーションが落ちるんです。(汗)。

もうすぐ終わるのかな?
最後は、ありえないっと突っ込みを入れつつも、ほんわか幸せになるラブ・ストーリーの王道で終わって欲しいなぁ。

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2010年6月 7日 (月)

仮面ライダーW #38

「来訪者X」後編です。

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フィリップのことは、記憶を消去しただけで詳しいことは知らない、としらを切る山城教授。
実は家族を捨て、自分が死んだことにされてでも研究を続けたいがために、進んでミュージアムに参加していたマッド・ドクターでした。

でも、このまま謎をひっぱらないのがダブルのいいところ。最期に、フィリップの本名を告げて息を引き取りました。

「園咲来人。」

皆が予想していた通り、ガイアメモリの製造・販売元の園咲家の一員で、しかも若菜は姉だった。
真実を知ったフィリップはさぞ落ち込んでいるかと思いきや、結構前向きに若菜と一緒に風都を出ることを決意しました。
翔太郎や亜樹子も家族。そして若菜も家族。僕は家族を守りたい。
ハーフ・ボイルドの翔太郎は、快くかっこつけて送り出します。
このあたり、じめじめしたり深刻になったりしないところが、ダブルらしかったです。

ダブルって二人が行動をともにしてなくても変身できますもんね。

冒頭、そういえば撮ったことないよね、と亜樹子の提案で3人の写真を撮った時は、何か嫌な予感・・・例えばフィリップが翔太郎や亜樹子の記憶を失って、ミュージアムサイドに加わる、といったようなことが頭をよぎったのですが、その前に若菜がダークサイドに落ちてしまいました。

「お前がこの星の運命そのもの」

何が若菜を黒若菜に変えたのか。洗脳されたようには見えませんでした。若菜が納得できるだけの理由があったのではないかと。
そうなると、園咲家は本当に悪の組織なのか?という疑問が。
スポンサーの謎の組織、財団X。ミュージアムの親会社?どうもこちらの方が、姑息に悪そうな気がしましたが・・・

フィリップの身元は判明しましたが、いつもどおり、一つの解決が新たな謎を呼ぶ展開に。

ホッパー・ドーパントはクレイドール・ドーパント(タブー・ドーパントは公式チャートから消されていました;;)と同じように、普通の攻撃では倒れない不死身の体だったようです。せっかくトライアルに変身して倒したのに、スミロドン・ドーパントに持ってかれました。負け犬に用はない、というところなのでしょうか。(ということは、スミロドン・ドーパントはクレイドール・ドーパントも倒せるのかな?)

それにしても、またもや利用されそうな冴子さん。ある意味、もてもてです。

多忙にて、少々ばらけた感想になってしまいましたが、今週も面白かったです。

来週はお休み。次回は東映公式によると「なかなかハジけている」話だそうで、39話にして余裕だなぁ。(爆)
らしいっていえばらしいですけど。楽しみです(^^)

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天装戦隊ゴセイジャー epic17「新たな敵!幽魔獣」

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ウォースターが宇宙から侵略者だったのに対して、「地球犠獄軍団」の幽魔獣は地底からの侵略者なんですね。

見た目も攻撃も、かなり個性的な方たちです。力技が得意だったウォースターより陰険な手段を使ってきそうです。

消された有名人たちの微妙なパロディ(笑)に気をとられて、筋ゴクンがアニマルさんのパロだと気づくのに大分時間がかかってしまった。(汗)

「毒液を吹きかけ、人間を次々に溶かしてしまう。ヘドロ化された人間は、大地に染み込み地球を溶かす毒になる。このままヘドロ化される人が増えれば、地球はドロドロの星になり崩壊してしまう。」@公式
人間を溶かす、というのは定番ですが、地球を溶かす毒になる、というのはおどろおどろしくて素敵な設定です。

幹部クラス勢ぞろいで、ゴセイジャーのお手並み拝見とばかり、挑んできました。
かなり強そう、というか、昔より強くなっているのは地球の汚染が進んでいるからだそうで、これまた納得のエコ設定。
ウォースターと比べると、かなり設定が凝ってるなあ。

さて、ここで驚きの新事実が。
彼らは以前もゴセイジャーと戦ったことがあるらしい。
ゴセイジャーという名のチームがかつて存在しており、そのことはゴセイジャーたちも知らなかった、ということ。

そして素顔を現さない謎の戦士、ゴセイナイトが登場しました。恒例の六番目のメンバーですね。以前のゴセイジャーの生き残り?強いです。「一人でできるもん」タイプですね。

ラスト、ビービー虫とともに、やはり生きていたブレドランが登場。そうでなくっちゃ。

今まで気持ちがいいほど伏線がなかったゴセイジャー、ここへきて色々因縁めいた話を盛り込んできました。敵キャラ造形の方向性といい、全く違うお話のようです。

アラタのキャラ変貌については、エリの言い訳(汗)を聞いても、やっぱり変わりすぎだよなぁ、と思いつつ、お話は面白くなるかもしれない?とも。

今までの雰囲気が好きだった人には疑問が残るでしょうけれども。

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龍馬伝 #23「池田屋に走れ」

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思いつくままの感想です。

「龍馬伝」、ここ一ヶ月の流れを実際の年表でたどってみました。

・文久三年(1963年)8月13日、「八月十八日の政変」
・同9月21日、土佐藩から武市及び土佐勤皇党の人々に逮捕状が出る
・翌年の元治元年5月、海軍操練所開校。(設立許可が下りたのは前年4月または5月)
・同年6月5日「池田屋事件」
このころ、以蔵が捕らえられる

暦は全て旧暦です。

えっと、大河に史実を求めるつもりはないのですが、ドラマとしてエピソードの重ね方に疑問を感じたので。(汗)

ドラマ冒頭の長次郎の婚礼が文久三年の9月20日。武市に逮捕状も出ていないんですよね。回顧シーンだったのでしょうか。だとしたら、わかりにくいなぁ。それともここだけ新暦?

歴史に詳しくなくても、武市の悲劇が始まったのが「八月十八日の政変」と、日付がはっきりしており、その直後から勤皇党の境遇がガラっと変わったことはわかる。先週までのお話で悩む龍馬ともに、じっくり語られていたのですから。

季節感も含めて時の経ち方をはっきり描いていないので、操練所の開校時期を知らない場合、タイトル後のシーンが先週から8ヶ月以上たっていることがわかるかどうか?

先週の話を引きずっていたので、いきなり神戸の海軍操練所で明るくはりきる龍馬の姿は唐突に感じました。
一方で投獄され悩む武市や、動物のように扱われる以蔵の姿を描いているので、余計に。

で、またもや悩む友を、周囲の反対を押し切って助けに走り、結局何もできず苦しむ。

同じことの繰り返しです。畳み掛ける、ということなのかなぁ?


お龍が龍馬の言葉を思い出すシーンに説得力を感じられず、亀弥太を助けに行こうとする理由を演説するシーンには思わずしらけてしまいました。ごめんなさい。(大汗)

池田屋事件のダイジェストっぷりは映像としてはよくできていたし、引き上げる新選組の様子については、先週の新選組の描かれ方を見て、大して期待していなかったので、いいです。

残念なのは亀弥太の最期です。

「下士は犬、猫同然」と思いつめた亀弥太を描いたのは、武市を慕って反乱まで起こした下士たちの気持ちを代弁させたように思うのですが(牢番、和助はいますが)、ここまで描いたなら、せめて切腹した場所が長州藩邸脇であることくらいは描いて欲しかったなぁ。悲惨さが違うと思うのですが・・・なんか扱いが中途半端というか。単に友人思いの龍馬を描きたかっただけなのかな、と思ってしまいました。

この重ね方はドラマとしてどうなんだろう?

長州及び他の藩の動向を描かないのは、まぁいいとして。

龍馬に「海軍、海軍」と言わしているわりに、海軍操練所設立の経過を描いていないのですよね。
勝の一言だけですましています。

武市周辺の描き方の丁寧さに比べると、気の毒なくらいおざなりな感じがしました。主人公なのに。(涙)

第2シリーズは思い悩む龍馬で終始するのかな、とちょっとあきらめ気分です。

亀弥太に八つ当たり気味に「商人の嫁を娶った」と詰られる長次郎。あまり思いつめないで欲しいです・・・
お坊ちゃま、陸奥陽之助が登場しました。

拷問を辞めさせた容堂は何を企んでいるのでしょうか。←思わせぶりなだけかもしれませんが。
併せて、史実では良く書かれていない以蔵の今後がどう描かれるのか、気になります。

弥太郎さん、おめでとうございます。
娘の誕生を家族全員で喜ぶシーンは、「ここで明るい話を入れますよ」という目論見が見え見えでも(汗)、思わずほっこりしました。

富を心配して訪ねてくるも、いつものごとく天邪鬼な態度の弥太郎と乙女との掛け合いが絶妙。

富にあてた武市からの手紙を見て、偽悪的な表情が消え、「大丈夫じゃ」とそっと励ます弥太郎。
家族以外にこんなに優しい態度をとる弥太郎を見るのは、初めかもしれない。

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2010年6月 5日 (土)

2010年5月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○<新読>

アガサ・クリスティーの秘密ノート(上下) 著:アガサ・クリスティー、ジョン・カラン/訳:山本やよい、羽田詩津子(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 
おぅねぇすてぃ 著:宇江佐真里(新潮文庫)
あやし うらめし あな かなし 著:浅田次郎(双葉文庫)

○<再読> 

震える岩 霊験お初捕物控 著:宮部みゆき(講談社文庫)
天狗風 霊験お初捕物控(二) 著:宮部みゆき(講談社文庫)
かまいたち 著:宮部みゆき(新潮文庫)
本所深川ふしぎ草紙 著:宮部みゆき(新潮文庫)
アクロイド殺害事件  著:アガサ・クリスティー/訳:大久保康雄(創元推理文庫)
青列車の秘密 著:アガサ・クリスティー/訳:田村隆一(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 

「アガサ・クリスティーの秘密ノート」


クリスティーのネタ帳を解読した研究本。ネタばれ以前に、クリスティーの作品を大方読んでいないと楽しめないかもしれない。
上巻に幻の作品「ケルベロスの捕獲」(「ヘラクレスの冒険」の同名の作品の原型。といっても全く違う内容)と下巻に未発表短篇「犬のボール」(長編「もの言えぬ証人」の原型)を収録。
著者、ジョン・カランはクリスティーの孫、マシュー・プリチャードと共にアガサ・クリスティー・アーカイヴを設立した人だそうです。
無味無臭な研究本ではなく、各作品について著者の批評じみた好みが書かれています。同感はできませんでしたが、それだけクリスティー作品に入れ込んでる、ということなのでしょう。

多くの作品が発表当時は連載形式だったこと、また、ジェラルディン・マクイーワン主演のミス・マープルシリーズにはよく同性愛が描かれているのですが、テレビ独自の解釈ではなかったことがわかりました。デフォルメはされていますが。(汗)

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「おぅねぇすてぃ」


明治初期に英語通詞を目指す青年が主人公。様々な苦難に出会うのですが、起伏がありすぎて、作者が本当に描きたかった人物の印象が弱くなったような気がしました。

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「あやし うらめし あな かなし」


怪奇幻想短編集。実は食わず嫌いで、浅田作品はこの本が初めてです。「赤い絆」と「お狐様の話」が作者の体験に基づいているためか、不合理性がリアルで印象に残りました。

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「震える岩」「天狗風」


お初捕物控シリーズの長編。先月、宮部みゆきさんの「あかんべえ」を再読したら、無性に読みたくなって。

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「かまいたち」

お初が初登場する初期の作品集。お初の二番目の兄、直次が上記長編になった時にいなくなったのは寂しいです。

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「本所深川ふしぎ草紙」


茂七親分が脇役で登場。お初シリーズのように本当のあやかしは出てきませんが、「あやしいもの」を見てしまう人の心の悲しみが胸を打つ短編集。この本が宮部さんの時代劇を読み漁るきっかけとなりました。どの作品も好きですが、「送り提灯」のおりんの走る夜道の心細さと「消えずの行灯」のおゆうの垣間見た人の心の修羅が印象的でした。

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「アクロイド殺害事件」


本代節約のため、クリスティー作品の何度目かの再読を、書かれた年代順にぼちぼち始めていたのですが、しばらく他の作品に気をとられて中断していました。が、「アガサ・クリスティーの秘密ノート」を読んで、思わず再開。
探偵小説の歴史に残る高名な作品です。問題となったトリックは今では普通だし、心理描写も後期の作品と比べると浅いのですが、そのかわり溢れるようなパワーを感じる作品です。何度読んでも面白い。

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「青列車の秘密」


本当なら「アクロイド」の次は「ビック4」なのですが、「ビック4」ポワロが登場しているとは言え、推理小説というよりほとんどスパイ物なので、パスして「青列車」を読みました。

この作品もスパイ風味が強くてあまり好きではないのですが、読み出すと止まらないのは、何故。(笑)
ポワロ物なのでジェーン・マープルこそ登場しませんが、「セント・メアリー・ミード」という名の村が出てきます。
初見の時、「パリのリヨン駅」と「南仏のリヨン」がごっちゃになって地理や時間の経過がよく分からなかったことを思い出しました。
原型は短編集「教会で死んだ男」(ハヤカワ文庫)に収録されている「プリマス行き急行列車」。

※ちなみに、この作品が発表された当時(1928年)の青列車、つまりブルー・トレインは、あのオリエント・エクスプレスを運営していたワゴン・リー社とライバルのブルマン社が共同経営していた「地中海特急」の愛称。1949年以降に正式名になりました。
作中出てくるブルマン・カーは豪華列車の代名詞となるほど「空前絶後の美しさ」と唄われたそうです。
以上「オリエント・エクスプレス物語」(著:ジャン・デ・カール/訳:玉村豊男)より引用しました。(
注:絶版)

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サンシャイン・クリーニング

2008年・米

「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデューサーチームが贈る、ぶきっちょ姉妹の心温まるファニーストーリー。高校時代はチアリーダーのアイドル、30代の今はシングルマザーでハウスクリーニングの仕事をする傍ら、かつての恋人と不倫中の姉・ローズ。妹・ノラは父親と実家暮らしを送っている。ローズは家族のピンチを乗り切るため、妹と一緒に事件現場をクリーニングする、ちょっと危ない“清掃業”をスタートさせるが…。(amazon.comより)

監督:クリスティン・ジェフズ/脚本:ミーガン・ホリー/プロデューサー:ジェブ・ブロディ、ピーター・サラフ、マーク・タートルトーブ、グレン・ウィリアムソン/音楽:マイケル・ペン
出演者:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、アラン・アーキン、スティーヴ・ザーン、メアリー・リン・ライスカブ、ジェイソン・スペヴァック

公式サイト

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「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデューサーチームが制作した、ということで何となく借りました。

以下、ネタバレなしの簡単感想です。

上記の作品紹介コピーより苦さを何割か増したストーリーです。「リトル・ミス・サンシャイン」を観た人なら大体想像がつくかと。
描かれた生活習慣はいかにも西部のアメリカ人なのですが、内省的なのは「リトル・ミス・サンシャイン」と共通しています。この映画が本当にアメリカで大ヒットしたのか、と驚くぐらい、地味です。

題材は同じく「死」を扱っていて、同じように多少ブラックなのですが、毒は少ないです。「おくりびと」的な風味があるかな、思いました。

低予算ぽい作りも含めて、同じ脚本を使って日本で撮っても違和感がないかもしれない。←もしリメイクする場合は上映時間92分、という点を見習って欲しいかも。少しドライなくらいに編集に無駄がありませんでした。

一番印象に残ったのはヒロイン役のエイミー・アダムスの「魔法にかけられて」や「ナイト ミュージアム2」の欠片も感じさせない、「高校時代はチアリーダーのアイドル、30代の今はシングルマザー」らしい佇まいです。特に肉体。
ごく普通の、はっきり言って特徴のない、いかにもアメリカ人らしい美人なのですが、演技に対する意欲が非常に強い女優さんなんだな、と感じました。

妹役のエミリー・ブラントは「プラダを着た悪魔」「ジェーン・オースティンの読書会」も観ているのですが、記憶に残っておらず、そう言われれば・・・という、ちょっとエキセントリックな風貌の女優さん。真摯さは感じましたが、エキセントリック、という意味で平均値だったように思います。

「リトル・ミス・サンシャイン」チームに引き続き出演のアラン・アーキンが健在で嬉しかったです。この作品の笑える部分を一手に引き受けていました。

後味は悪くない作品。

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2010年6月 4日 (金)

素直になれなくて 第8話

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ぎこちないハルとドクターのデート。←先週と同じ書き出し。(大汗)

簡単感想です。毒入ってますので、ご注意下さい。

自分の思いが突っ走ってしまって、ハルのことをあまり知らない、と反省するドクターを、ならば本当の自分を知って欲しい、と家にあげたハル。

奥手の娘が始めて連れてきたボーイフレンドを歓待する母・・・

え?それだけ?教員になりたい、という思いは?「弱い人間」の弟の話は?
単に部屋を見せただけ?

母を尊敬している、とハル。今までハル母娘の触れ合いを全く描いてこずに、セリフだけで処理されてもなー。

小さいことですが、こういう「やっつけ」的なシーンが積み重なるとどんどん気持ちが引いていって、ハルに素直になれないナカジなど、いいシーンもあるのに、ドラマ自体を素直に見れなくなってしまってます。その割には楽しんでいますが。(笑)

手紙・・・ドクターが日本に働きにきた理由は描かれそうです。

ピーちはハルに仁義を切ってナカジにアタック。
自分から元彼の車に乗って、あげくにナカジに助けを呼ぶ、という「かまってちゃん」作戦から開始しました。しかし、ピーちを女性として見ていないナカジには不発。
リンダは編集長から温泉旅行の誘いに(とういか、上司命令ですが)「いいですね~」と乗っておきながら、敵前逃亡。
このドラマでは編集長がセクハラ&パワハラ上司になってしまった経緯はまず描かれないでしょうね。単に「嫌な上司」という記号なので。
しかし、一人でナカジを待つ渡辺えりさんには、記号を超えた存在感があって、思わず哀愁を感じてしまいました。
ともかく、リンダは今後、大変なことになりそう。

にぶいナカジにピーちは作戦変更。ナカジのアパートに押しかけます。
そこには先客が。
追い詰められたリンダがナカジに取りすがっていました。
で、ピーちはリンダを追い払い(汗)、父がガンであることを知って落ち込むナカジを慰めます。
「ずっとそばにいるよ」

モテモテだな、ナカジ。

ドクターはハルに指輪を買うために怪しげな消費者金融に手を出す?

あー、新たにそういう伏線をまく前に、今回姿も見せなかったハルの弟とか、退学させられた松島とか。少なくとも公式チャートに載っている人たちを何とかして欲しいなぁ。桐成高校のパートは何だったんだろう。松島はともかく、高橋、前田なんてほとんど覚えていませんよ。

前回は騒いでいた正教員になれるかも、という話。今回は一度も出てきませんでしたが、勉強はしているのかな?

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2010年6月 3日 (木)

タンブリング #07

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余命いくばもない父からの言葉「かあちゃんを守ってくれ」を噛み締める航。
その父は大会直前に・・・
葬儀にも出席できないんですね、航親子は。
実は息子を案じているのに、その気持ちをうまく表現できない火野の父。
我関せず、と個人練習をしながら、実はチームの練習をよく見ていた火野。

などなどなど、ベッタベタのキャラとエピソードの数々が新体操とちゃんと絡んでいて、面白かったです。

「自分の居場所を見つけた」という気持ちをわかって欲しい、と火野の父に訴える、航の暑苦しいキャラも全開。
彼の暑苦しさの背後にあるものが伝わってきて、じんとしました。
こういう奴なら、多少教室で騒いでも構わないかも。でも、机は蹴飛ばさないでね。(^^;;

部員役の人達、特に今回の火野役の西島さん、大変だっただろうなぁ、なんて思いながら、当初この作品に期待したような王道のパターンがちゃんと機能してたので、心地よく見ることができました。

火野の照れ笑いも可愛かったし。

水辺(今回は海)ではしゃぐシーンはさすがに定番過ぎて、ちょっと恥ずかしかったですが。(汗)

それにしてもチンピラの多い町だなぁ。(苦笑)

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Mother 第8話

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「ぎゅっとしてあげる」

半分以上が仁美と怜南の母娘の回想シーン、という思い切った構成でした。

生まれたばかりの娘を愛おしそうに抱きしめていたのに、夫を亡くしてシングルマザーとなり、最初は頑張っていたのに、生活や周囲の目、そして母と娘の二人きりの閉塞された生活から、次第に荒れてくる。(夫の仏壇はあったけど。実は生きていたのか?その辺はあいまいでした)
相談相手になってくれていた勝子おばさんも遠くへ去ってしまった。

最初はぎゅっと抱きしめていたのに、しつけのつもりで始めたでこぴんをきっかけに、自分の気分次第で娘を叱りつけるようになっていく仁美。自分の時間を持ちたいという欲求もつのっていく。

そして、誰にも認められないどころか、存在すら忘れ去られてしまっている自分を"見つけてくれた"浦上に次第に固執していきます。

怜南より浦上との休暇を選び、遊びと称して玩具のように怜南をいたぶる浦上を咎めず、母のためについた怜南の嘘を肯定してしまう。

休暇先から電話をしてきた母に、怜南はママが幸せだと自分も嬉しい、と。
この時、仁美は怜南の手を離したのでしょうか。

仁美が、いくつもの転換点の度に、無自覚にかもしれませんが、選んできた道の果て。
厳寒の路上に「ゴミ」として娘を捨てることになるまで。

賛否両論あるでしょうが、この部分を書かなければ、という脚本家の強い意志は感じました。

仁美の変貌ぶりを、唐突と感じるか、よくわかる、と感じるかは人それぞれだと思いますが、同情を寄せ付けない突き放したタッチで描かれていたように思います。

怜南の好物がクリームソーダであること、以前、奈緒が買った怜南の靴がサイズを確認したのに小さかったこと、仁美が沖縄にで行こうかな、と呟いたこと。
すべて、仁美と怜南にしかわからないこと、二人の積み重ねてきた時を感じさせる伏線だった。
奈緒を含む、他人には入っていけない絆のようなものを感じました。

何より仁美と怜南の原始的な、理屈ではない母娘関係が印象的でした。
怜南も奈緒の前で見せる表情とは全く違います。
わがままで、甘えん坊。
愛らしさと憎らしさは紙一重。

「ママは怜南がうらやましい。ママのことは誰も褒めてくれない。」

仁美にとって怜南は自分の一部であり、ライバルであり、同志であり、理解できない異物でもある。この錯綜した思いは母が娘に抱く感情として、母乳のにおいが漂うような生々しさがありました。

「怜南は天国に行ったの。怜南はもういないの。」
自分は怜南じゃない、継美だ、という娘に、ママのこと、好きでしょ、と尋ねる仁美。
「好きでも嫌いでもない。もう、ママじゃないから。」

娘に捨てられた仁美。

母を捨てた怜南。奈緒に抱きしめられて、初めて大声で泣きます。

そして、かつて娘を捨て、娘に捨てられた葉菜が二人を抱きしめる・・・

仁美は怜南に甘えていた。甘えられた怜南は大人にならざるおえない。
仁美が母であることに疲れたように、怜南も大人であることに疲れたのかもしれない。

しかし、仁美はそのことにまだ気がついていないように思います。
娘に捨てられて、拗ねてしまいました。

怜南がそれでも母を欲していることがわかった奈緒は、今は混乱しているけれども、きっといつか母娘に戻れる日がくる、と説得します。

「抱きしめることと傷つける間に境界線はないと思う。」
「目をそむけたら、そこで子供は死んでしまう。」

しかし、奈緒の言葉は正論であればあるほど、仁美には届かない。

怜南を置いて室蘭に帰る仁美。
「結局目をつむったまんまか。」
仁美の過去を探っていた駿輔は、娘に会った仁美がなんらかのアクションを起こしてくれることを期待していたようです。彼は、まだどこかで「親の愛情」を信じたいと思っているように見えました。

一方、鈴原家。
母子手帳を持っている芽衣。堕さなかった?
今だ離縁届けを出していない藤子。奈緒が葉菜のいる散髪屋で暮らしていると聞いても、もう怒りません。
「出て行ったんじゃない、帰ったのよ」

葉菜の、届けたいものと持ち去りたいものとは。

仁美を自分勝手な母親だと言うのは簡単なんですけどね。奈緒も自分勝手というか犯罪者だし・・・難しいです。

普通の母、そして女性の中に潜む、なんともやりきれない性(さが)のようなものを、視聴者の共感を突き放すかのように、しかも不潔感なく表現された尾野さん、さすがだな、と思いました。

5歳の時の顔、今の顔、と演じわけられていた芦田さんに改めて感服。恐いわ~(^^;;
(2,3歳の時の子役は顔が似てなかったと思います;;)

次回は、いよいよ追い詰められていきそう。戸籍の件といい、どうなるんだろう?

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2010年6月 2日 (水)

2010年5月のまとめ~春クールドラマの中間報告その2

終了したドラマも含めて、感想を書いているのはサイドバーにある通り、

「月の恋人」「八日目の蝉」「離婚同居」「Mother」 「素直になれなくて」 「タンブリング」 「チェイス・国税査察官」 「新参者」「ハガネの女」 と、クール外の「仮面ライダーW」「天装戦隊ゴセイジャー」 「龍馬伝」 「ゲゲゲの女房 (週間)」の計13本です。

えっと「ジェネラル・ルージュの凱旋」はリアルタイムで見ていたのが仇となって、ゴールデン・ウィークの忙しさに負けて挫折してしまいました。(詫)
裏の「八日目の蝉」は録画していたので見れたのですが。

「ハガネの女」は、感想中でも書いていますが、原作を知っているのでストーリー自体に驚きがなく、感想を書きにくいのですが、何とか一言でも書き続けたいと思っています。
原作を知っているのも良し悪し。特にこのドラマは突っ込みどころもないくらい原作に忠実なので。

ちなみに、自分は「知らないほうが楽しめる派」です。ドラマを見て興味が持てば読むことの方が多いです。
逆に原作が好きすぎて、キャスティングのイメージが違うと、見る意欲がなくなる場合があります。特に映画の場合はわざわざ観に行くパワーが沸いてこないかなー。

視聴はしていますが、感想を書いていないドラマは「ヤンキー君とメガネちゃん」です。
意外と真面目でありながら適度に軽いので、気楽に楽しんで見ています。
ただ、主人公の口癖「うぜぇ」はちょっと耳障りかも。この言葉を聞く度にもっと語彙を増やそうよ、と思わず突っ込んでしまいます。

それにしても、感想をかいているドラマの半分以上が土日に集中するのは、やっぱり、筆の遅い自分の限界を超えているような気がしてきました。←いや、自分が勝手に書いているだけなので、無理だったら止めればいいだけなんですが(^^;;

そろそろ来クールの情報が上がってきています。

何と、「視聴のみ枠」(自分的にです;;)の金10に長瀬・クドカンコンビが、金深夜にオダギリ・三木コンビが登場するし、加えて火9に堺雅人さんがっ。

土曜時代劇も面白そうなんですよね・・・

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離婚同居 第3回「みんな踊っちゃお」

原作 … 粕屋コッコ「離婚同居」

公式サイト

原作未読です。

突然の姑の来襲。お互いソリが合わないようです。
嫁にちくちくと嫌味を言うのはお約束。

小中家に、亜美、美里、そして早乙女までが押しかけて大騒ぎになる展開は、ベタですが、皆さんがツボを心得ておられるので、楽しかったです。
ただ、その騒ぎを見つめる元気を装った百々の心境は?ということで、お話は一転してシリアスに。

離婚した両親を持つ友人に、いつも喧嘩している二人を見るのは辛い、別れた後、母親が恐い顔をすることが減った、と言われて考え込む百々。

後半は「みんな踊っちゃお」というタイトルから想像するような楽しい話ではなかったです。
本当の気持ちを髪飾りで隠していた、百々。
今まで自分たちのことで精一杯だった大と直子の意識が、やっと両親の不和にストレスを感じる娘に向けられます。
そして、自分も父の浮気が原因で離婚した母の手一つで育てられた大が、それ故に母から直子を庇う・・・。

大の、直子や百々への気持ちはよくわかるのですが、直子の、大への気持ちがもうひとつよくわかりませんでした。わざとぼかしてあるのかな?
申し訳ないのですが、高岡との恋愛に興味が持てないのです。(大汗)
お話はどんどんリアルになっているのに、「白馬の王子様」的な高岡の存在が浮いている、というか。

しっかりしたドラマだと思います。
今回、父母の間に立って悩む百々を描いたことで、より真面目なお話になっていました。
ただ、「離婚同居」という特異な設定を猛スピードで描いた初回の展開から予想されたテンポではなくなってきたような気がします。←あくまで好みです。

脇を固める早乙女、篠山、弁当屋のおばさん・・・美里や亜美もかな、は、ほとんどコメディリリーフなんですけど。

次週はどんなテーストになるのでしょうか。

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#1 #2

新参者 #07「刑事の息子」

原作:東野圭吾「新参者」

公式サイト

原作未読。短く感想です。

嘘をつくのは誰かを庇おうとしているから。

上杉の、清瀬家に拘る理由を明かしながら、清瀬家の内情をある程度描きつつ、事件の核心に近づいてきたようです。螺旋状にたどり着いていく、というか。
人情ミステリーとして、面白かったです。
亜美が目撃した上杉と清瀬の諍うシーンが、今までのような派手さはありませんが今回のトリックでした。

上杉役の泉谷さんの表情が良かったなぁ。弘毅を思う気持ちなど、話としてはベタなんだけど、説得力を感じました。

父の墓前で、「おじさんに憧れて刑事になった。優しい人だった」という従兄弟の松宮。
自分には厳しい父だったけど。お前は俺の知らない父を、俺はお前の知らない父を見ていたのかもしれない、と、加賀。

一人の人間の印象が立場や見方によって違ってくる。
今までのお話もそうでした。
人には色んな面がある、とわかっていても、結局は一面しか見れていないなんだろうなぁ、と、自らを省みました。
だから人間そのものを描けば、それだけでミステリーになるのかも・・・

加賀に「お父さんは浮気をしていたのではないか」と問われ、思わず「知らない」と答えた、と言う弘毅に「加賀さんに嘘は通じない」と、亜美。
ですので、自分も隠し事をしませんでした。亜美は初回とイメージが変わってきているような気がします。

いつにも増して眼光するどい加賀。(笑)
ほとんど人造人間(って古い;;)です。

次回は上杉から捜査を引き継いだ加賀が祐理の嘘を追及するようです。

原作未読ながら、何となく犯人がわかってきたような気がする。動機はわかりませんが。
全10回みたいなので、ラス前は恐らく"あの人"で、最後が犯人なんだろうか、と。

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2010年6月 1日 (火)

ゲゲゲの女房 第9週

公式サイト

思いついたままの簡単感想です。

「漫画は男子一生の仕事。漫画が世の中を動かす時がきっとくる。」
と、漫画に熱い理想を持つ出版社社長、深沢が倒れてしまい、負債を抱えていたらしい会社は倒産、茂は再び原稿を持ち込む日々に。

茂にとっては会社が倒産したことより、漫画の原稿が行方不明になったことの方がショックかもしれないな、と思いつつ。

飛び込みの出版社から、嫌味つきのお情けで短編を1本書かせてもらうことになったのですが、それは苦手な、というより書きたくない少女漫画。

しかし、背に腹は変えられぬ。

タイミングよく押しかけてきたはるこを飛んで火に入る何とかで、これ幸いとアシスタントに起用し、妻に悟られぬように書き始めます。

こうして書きあがった原稿を風邪をひいた茂の代わりに届けに行って、編集者に散々ぼろくそに言われ上、あの誇り高き夫が少女漫画を描いていたと知り、夫の苦境を初めて身を持って味わう布美枝。

茂は零落した富田と再会し、懇願されて"国交断絶"を解除、「河童の三平」を富田の出版社から出すことを決意しますが、不安ですよね、富田が絡むと。

逼迫する生活を何とかしようと思って空回りする布美枝の気持ちを描いた週でした。

でも、少しわざとらしかったかな。あくまで、好みですが。
何がわざとらしく感じたかというと、布美枝に「私も働かなければ」という気持ちにさせる状況の数々でしょうか。
一つ一つのエピソードはいいのだけれど、繋ぎ方が強引というか。
しかも、結局働かないまま、来週は次のエピソードに移るようだし。
布美枝を追い込む理由がもうひとつピンとこなかったです。今後の展開で生かされるかもしれませんが、今のところ。

で、思ったのですが、今週の「働きたい」エピソードは表テーマで、本当のテーマは生活のために少女漫画を書いた茂と貸本業界の状況なのかな、と。
また、茂に「家族を養う」という意識が芽生えてきたことを描きたかったのかな、とも。もし独身だったら断っていたかもしれない。

それからアシスタントのエピソードですが。
茂はああいう人だから、いつもの通り説明不足だし、女性だろうが若かろうが全く意に介せず手伝わしたでしょう。とにかく、妻には見せたくなかった。何故見せたくなかったか、理由を知った布美枝が本気で苦手なセールス業を始めようとする、という流れです。

アシスタントにはるこを持ってきたのはわかるのですけれども。
女性の身でありながら漫画家として自立しようとしている。漫画家の卵だから自分より役に立つ。
布美枝があせったり、寂しく思ったりするのはよくわかります。
それが生活云々ではなく、単なる焼もちに見えてしまったんですね。自分には。

なんやかやで「水木洋子」名義の漫画に涙するシーン以外はあまり共感できなかったです。
とはいえ、最近の朝ドラのような不快感は感じませんでした。布美枝が少し先走った程度ですからね。(汗)

茂の変人ぶりや、プレゼントの交換とか、労わりのコーヒーなどのほのぼのしたシーンもありましたし。
「私の絵が初めて本になった」、と喜ぶはるこの気持ちはよくわかりました。

「水木洋子」、ってもう亡くなられましたが、高名な脚本家と同姓同名なのが。(笑)

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月の恋人 第4話

公式サイト

原作:道尾秀介「月の恋人」

短く感想。

マストポールに広告デザインをまるまるぱくられてしまったレゴリス。

原因はレゴリスを辞めた嶺岡の裏切りと、シュウメイの撮影拒否のために予定より仕上がりが遅れたため。

さて、どうする、連介?というカタルシスと、お互いの気持ちを確認しあう連介とシュウメイを描いていました。

前回よりもさらに恋愛に比重がおかれた内容で、ラブ・ストーリーらしくなってきました。面白いかどうかは別にして。(汗)

ドラマが始まる前は、連介と3人の女性の駆け引きが多少は入るかな、と勝手に想像していたのですが、思ったより直球な純愛ものになってきました。

父の真相を知ったシュウメイは連介にますます本気になっていく。
そして視聴者には初回から連介の気持ちはわかっているのだから、この冷酷を装う男がいつ、どんあ形でシュウメイに自分の気持ちを伝えるかが最初の山場。で、次は障害が生まれて・・・というパターンなんだろうな。

3人の女性・・・シュウメイのお世話係となってしまった真奈美は風見との絡みがあるのでともかく、柚月は今のところ完全にかませ犬状態です。

連介とシュウメイのラブ・ストーリーを描くようなので、それはそれで良いのかもしれないけれど。
これからどう動くのか、見守りたいと思います。

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