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2010年6月 5日 (土)

2010年5月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

○<新読>

アガサ・クリスティーの秘密ノート(上下) 著:アガサ・クリスティー、ジョン・カラン/訳:山本やよい、羽田詩津子(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 
おぅねぇすてぃ 著:宇江佐真里(新潮文庫)
あやし うらめし あな かなし 著:浅田次郎(双葉文庫)

○<再読> 

震える岩 霊験お初捕物控 著:宮部みゆき(講談社文庫)
天狗風 霊験お初捕物控(二) 著:宮部みゆき(講談社文庫)
かまいたち 著:宮部みゆき(新潮文庫)
本所深川ふしぎ草紙 著:宮部みゆき(新潮文庫)
アクロイド殺害事件  著:アガサ・クリスティー/訳:大久保康雄(創元推理文庫)
青列車の秘密 著:アガサ・クリスティー/訳:田村隆一(ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) 

「アガサ・クリスティーの秘密ノート」


クリスティーのネタ帳を解読した研究本。ネタばれ以前に、クリスティーの作品を大方読んでいないと楽しめないかもしれない。
上巻に幻の作品「ケルベロスの捕獲」(「ヘラクレスの冒険」の同名の作品の原型。といっても全く違う内容)と下巻に未発表短篇「犬のボール」(長編「もの言えぬ証人」の原型)を収録。
著者、ジョン・カランはクリスティーの孫、マシュー・プリチャードと共にアガサ・クリスティー・アーカイヴを設立した人だそうです。
無味無臭な研究本ではなく、各作品について著者の批評じみた好みが書かれています。同感はできませんでしたが、それだけクリスティー作品に入れ込んでる、ということなのでしょう。

多くの作品が発表当時は連載形式だったこと、また、ジェラルディン・マクイーワン主演のミス・マープルシリーズにはよく同性愛が描かれているのですが、テレビ独自の解釈ではなかったことがわかりました。デフォルメはされていますが。(汗)

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「おぅねぇすてぃ」


明治初期に英語通詞を目指す青年が主人公。様々な苦難に出会うのですが、起伏がありすぎて、作者が本当に描きたかった人物の印象が弱くなったような気がしました。

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「あやし うらめし あな かなし」


怪奇幻想短編集。実は食わず嫌いで、浅田作品はこの本が初めてです。「赤い絆」と「お狐様の話」が作者の体験に基づいているためか、不合理性がリアルで印象に残りました。

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「震える岩」「天狗風」


お初捕物控シリーズの長編。先月、宮部みゆきさんの「あかんべえ」を再読したら、無性に読みたくなって。

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「かまいたち」

お初が初登場する初期の作品集。お初の二番目の兄、直次が上記長編になった時にいなくなったのは寂しいです。

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「本所深川ふしぎ草紙」


茂七親分が脇役で登場。お初シリーズのように本当のあやかしは出てきませんが、「あやしいもの」を見てしまう人の心の悲しみが胸を打つ短編集。この本が宮部さんの時代劇を読み漁るきっかけとなりました。どの作品も好きですが、「送り提灯」のおりんの走る夜道の心細さと「消えずの行灯」のおゆうの垣間見た人の心の修羅が印象的でした。

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「アクロイド殺害事件」


本代節約のため、クリスティー作品の何度目かの再読を、書かれた年代順にぼちぼち始めていたのですが、しばらく他の作品に気をとられて中断していました。が、「アガサ・クリスティーの秘密ノート」を読んで、思わず再開。
探偵小説の歴史に残る高名な作品です。問題となったトリックは今では普通だし、心理描写も後期の作品と比べると浅いのですが、そのかわり溢れるようなパワーを感じる作品です。何度読んでも面白い。

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「青列車の秘密」


本当なら「アクロイド」の次は「ビック4」なのですが、「ビック4」ポワロが登場しているとは言え、推理小説というよりほとんどスパイ物なので、パスして「青列車」を読みました。

この作品もスパイ風味が強くてあまり好きではないのですが、読み出すと止まらないのは、何故。(笑)
ポワロ物なのでジェーン・マープルこそ登場しませんが、「セント・メアリー・ミード」という名の村が出てきます。
初見の時、「パリのリヨン駅」と「南仏のリヨン」がごっちゃになって地理や時間の経過がよく分からなかったことを思い出しました。
原型は短編集「教会で死んだ男」(ハヤカワ文庫)に収録されている「プリマス行き急行列車」。

※ちなみに、この作品が発表された当時(1928年)の青列車、つまりブルー・トレインは、あのオリエント・エクスプレスを運営していたワゴン・リー社とライバルのブルマン社が共同経営していた「地中海特急」の愛称。1949年以降に正式名になりました。
作中出てくるブルマン・カーは豪華列車の代名詞となるほど「空前絶後の美しさ」と唄われたそうです。
以上「オリエント・エクスプレス物語」(著:ジャン・デ・カール/訳:玉村豊男)より引用しました。(
注:絶版)

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