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2010年5月30日 (日)

龍馬伝 #22「龍という女」

文久3年(1863)、文久4年・元治元年(1864) 27、28才

公式サイト

思いつくままの感想です。

召還の命を拒んだために、勝塾で学ぶ沢村、長次郎たちとともに再び脱藩浪士の身になった龍馬。

帰ってきたら囚われる、戻ってこない方がいい。志を遂げるまでは無事であって欲しいと、と言葉と共に故郷の坂本家から送られた五両を複雑な思いで手に取ります。

下士として与えられた勤めは果たすが、山内家そのものには何の幻想も抱いていない坂本家の人々の現実的な判断が、郷士でありながら藩政に食い込み、後ろ盾として容堂公を頼った武市の無残さをより、際立たせたように思いました。

何故、家康公から土佐の領地を賜った時に長曽我部のものどもを一人残らず追い払わなかったのか、下士など侍ではないと、容堂公。
この時代の考え方を現代の意識で捉える事はできません。
そういうものなのだ、と受け入れて生きてきた人々がほとんどだったのでしょう。上も下も。
しかし、いったん生まれによって差別されることの理不尽さに気づいたとしたら、どれほど辛いだろう。それはいつの時代、地域に限らない、人間共通の気持ちだろう、と思います。

上士の身分を賜ったために拷問は免れた武市。しかし、下士には何をしてもいいと象二郎。
武市の収監された牢のそばで、捕らえた勤皇党の人々に、吉田東洋の暗殺に関与した、という証言をもぎりとるために過酷な拷問を行います。
日々、彼らの呻きや悲鳴を聞かされる武市。心境を推察するのは辛すぎます。

武市さんが暗殺などやるわけない、と富を慰める乙女。しかし富は何となく感じているようです。

一方、危険な京に野良犬のようになって留まり続ける以蔵は、恋人、なつを訪れ、お前しかいない、一緒に逃げてくれ、と言いますが、以蔵が「人斬り以蔵」であることを知ってしまったなつは「こわい」、と拒みます。
自分のしてきたことを「こわい」と言われた以蔵は「迷惑はかけられん」と悄然と立ち去り、再び京の町を逃げ回ります。(史実的にはおそらく半年以上)

新選組に追われ、やっと龍馬に出会いますが、長い逃亡生活で憔悴しきっています。

「自分が人斬りをしたのはどうしていかん。武市先生は正しいことだと言われていた。自分はただ褒められたくて、褒められたくて。武市さんは何処にいる。武市先生のところに戻りたい。」

孤独な逃亡生活のあいだ、そのことだけ考えていたのでしょうか。思考が元に戻っています。

ついに捕まってしまいました。

もう、本当にバカなんだなぁ、この子(涙)。

人なんか斬りたくない。正しいと信じていたからできた。
以蔵にとっての正義とは、武市の言うこと。
もう斬りたくない、と武市に訴えるも、武市が間違っている、とは思えない。武市を否定すれば、自分のやってきたことの残酷さがダイレクトに自分に返ってくる。

恋人に「こわい」と言われた時、武市というフィルターを通さずに「人斬り」という仕業が突き刺さったのかもしれない。

組織の末端にいるテロリストの哀れさ。

もう少し時間があれば、自分と向き合って、自分で自分の行動を決めれることができるようになったかもしれません。辛いことではあるでしょうが。
以蔵にとっての幸せは武市に褒められたいことなのだから。
残された時間を思うと、以蔵なりの幸せを全うして欲しいような気もしました。

で、龍馬ですが、結局今回も自分の非力さを噛み締めているだけで。(汗)
土佐藩から、いや、今や幕府のお尋ね者となった以蔵を探すのに、あの探し方はないだろう、と思わず突っ込み。育ちがいいのでしょうけれど。
お龍さんと出会いました。今回はきりっとした感じの女性として描かれるようですね。

名乗りをあげることもなく、無言で斬りかかる新選組は、なんとなくハンター風(@逃亡中)。

「商売繁盛、よろしゅう頼みます」
弥太郎はおまけ商法があたって、儲かっているようです。

武市には、これっぽちも同情しない、と相変わらず口は悪いですが、武市の不幸の原因は鋭く見抜いています。
龍馬のように直接容堂公に会ったわけではありませんが、収二郎に詰腹を切らせた、ということなどから武市のことを嫌っていることを推察。

「土佐では下士が調子にのってはいけない。大殿様のためと言えば言うほど、言われた方はいらいらしてくる。人間というのはそういうものだ。」

来週は池田屋ですか。
以蔵が捕まったのが元治元年6月くらいだそうで、その説をとれば本当に間近です。
このドラマでは、捕まった時をもう少し早く設定しているようですが。

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