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2010年3月14日 (日)

龍馬伝 #11「土佐沸騰」

安政7年(1860)、24才(数え)

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公式サイト

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加尾が土佐を去って2年。

いつものように和やかな坂本家の食卓で、笑わない龍馬が印象的なオープニングでした。

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桜田門外の変勃発。
政変を引き起こしたこの事件は、攘夷という名目によるテロリズムの横行に拍車をかけたようです。

土佐では武市が門人たちを煽っていました。

土佐藩を攘夷一色にして朝廷を動かし、幕府の開国政策を改めさせる。

我々も水戸浪士と同じ刀を持っている。もう上士を恐れることはない。
つまり刀で持って政治を変えることができる、と。

いきあがる門人たち。

しかし、下士である彼らは、攘夷より「上士を恐れることはない」という言葉に酔っているように見えます。
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龍馬は武市に門人、つまり下士達を煽ることは危険だと、と意見します。

今まで自分に意見などしなかった龍馬の変化に驚く武市。

「自分は甘かった。世の中と関わらずに生きていくことはできない。だったら自分から飛び込んでいくしかない。」

加尾を引き止められなかった自分の甘さ、見通しの甘さを、何とか自分なり咀嚼しようとしているかのような龍馬。
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今回は文字通り、沸騰する土佐を龍馬中心にサンスペンスフルに描かれていました。

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龍馬の危惧した通り、事件がおこります。
上士に弟を殺された武市の門人、池田虎之進が、上士を切り殺したのです。

虎之進を匿い、上士と対決しようと激昂する下士たち。
一方、上士たちも対抗して集まります。一発触発です。

武市は上士たちの元へ行って話をしてくる、とあわてて止めますが、積年の鬱屈が爆発した下士たちの勢いに押されてしまいます。

そこへ龍馬。

武市さんの言うとおり。もし、師匠である武市さんの言うことがきけないのであれば、絶縁状を書くのが先だと。
そして、武市が行けば危険なので、まず自分が話をつけてくる、と大小の刀を以蔵に預けて出向いていきます。

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ここから東洋との対面まで、見応えがありました。

龍馬が斬られるわけはないのですが、辱められるかもしれない。
東洋、という一筋縄ではいかない人物像が生きてます。
下士である龍馬をどうあつかうかが予測がつかない。

そして龍馬も少し後年の龍馬らしいところを見せました。

それを鋭く見抜く東洋。以前とは違う。

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結局、殺人事件として平等に裁かれることはなく、後藤象二郎が武市に虎之進の切腹を"申し渡して"事は終わりました。

納得のいかない龍馬。
思うようにいかないことが多い。

自分は腹など切りたくない。死んだら終わりだ・・・

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龍馬を訪ねた武市は、お前の言うとおり、虎之進を死なせたのは自分だと言います。自分は何もできなかったと。
しかし・・・東洋はきっと自分達を潰しにかかるだろう。その前に自分が倒す。下士を結集させて東洋を引き摺り下ろす、とあくまで過激な路線を貫くことを宣言します。

東洋が潰しにくる、と思うのは、自分が東洋を潰そうとしているからなのでしょう。下士として長年受けてきた屈辱感の裏返しでもあります。
自分の境遇、経験、器量でしか相手を理解できない武市の想像力の乏しさが胸に刺さります。

その上で龍馬を誘う武市。
この間の一件で、皆が龍馬を見直した。頼りにしていると。

龍馬の人心掌握っぷりと臨機応変さを認めざるおえない武市。
頭を下げてはいますが、まだ、龍馬のことを自分より格下で、引き込んでしまえばコントロールできると思っているように見えます。
プライドの高い武市が、事を成す為には頭を下げる、ということに武市の変化と事態の深刻化を感じました。

口では天下国家を論じているのに土佐藩内で喧嘩することしか考えていない武市を、何とか説得しようとする龍馬。
しかし喧嘩をしないと世の中を変えるのは無理だと、武市は持論を譲りません。

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東洋に呼び出された龍馬。

「前は貧相な男だったが。変わった。何かを捨てたろう。」
「捨てたものはないが、北辰一刀流の目録はもらいました。」

微笑む東洋。微笑んでも恐いです。
龍馬をお小姓組、つまり上士に取り立ててやろう、と言いますが、龍馬は即答を避けました。
破格の取立てですが、今の状態では驚きこそすれ、素直に嬉しく感じられない申し出です。

東洋さん、貫禄たっぷり、格好いいです。

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今や武市だけでなく藩までもが絡めとろうとしてくる。居場所がなくなった、と鬱々とする龍馬。
その龍馬を呼びにきた見知らぬ侍たち。連れてこられたのは他でもない武市の道場でした。

武市は門人以外の下士たちにも声をかけ、「土佐勤皇党」を結成したことを宣言します。
下士たちが大勢集まった中、同志になれと、血判を迫られる龍馬。

わざわざ龍馬のことを知らぬ者たちに呼びに行かせるところがあざといです。
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倅の手紙を自慢げに読み返している家族のところへ、また汚くなって現れた弥太郎に和みました。(笑)

長崎の花街で公金を使い込んでしまって、いったんはお役ごめんとなった弥太郎。
口先三寸で何とか東洋に許してもらい、下横目役として登用されました。ようは下士の動きをスパイせよ、ということです。

龍馬には、東洋の側近で半分上士だ、と自慢するも、その直後に龍馬へのお小姓組取立ての件に立ち会ってしまい、びっくり仰天。(爆)

また、拗ねそうです(^^;;

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先鋭化する武市と鬱屈する龍馬が描かれる中、狂言回し的でありつつ、軽さをもたらす存在でした。
語り部である弥太郎の本来のスタンス、とでもいうのでしょうか。

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龍馬の大きな転機が描かれた今回。

策士化していく武市とインスピレーションで動く龍馬の表情が印象的でした。

話も登場人物たちも、だんだん"らしく"なってきて、これからが楽しみです。

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