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2009年12月

2009年12月31日 (木)

2009年のドラマのまとめ

2009年も大晦日となりました。

年末にドラマの再放送が多く放映されてました。
NHKは「遥かなる絆」「48時間」、後、こちらの地方では連続ドラマとしては「ガリレオ」「MR.BRAIN」「ROOKIES」、等。

「ガリレオ」や「MR.BRAIN」は本放送の時にはもうひとつだったのですが、今見ると面白い(^^)
大掃除をしながらではありますが、思わず見入ってしまいました。

本放送の時は身構えて見ている、もしくは視野が狭くなっているしれません。ですので、小さい綻びが妙に気になったり、つっかかたりしてしまうのかも。

今年、毒を吐いたドラマも改めて肩から力を抜いて見ると、面白いのかもしれない、と思いました。

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さて、本年の締めとして、2009年、感想を書いたテレビドラマで印象的だった作品と俳優さんを挙げてみることにしました。
といっても、冬クールはブログを始めたばかりであまり書いてないのですが(汗)。

あくまで、印象に残った、という程度で、確たる理由があるわけではありません。

「ありふれた奇跡」「遥かなる絆」「白い春」「任侠ヘルパー」「リミット 刑事の現場2」「JIN-仁-」「外事警察」・・・色々力作がありました。単発では「刑事一代」。

もし、「古代少女ドグちゃん」を初回から見ていたら間違いなく挙げたと思います。
「QFD」は木8枠らしい"可愛らしい"ドラマでした。

「メイちゃんの執事」「アタシんちの男子」「赤鼻のセンセイ」「ギネ 産婦人科の女たち」などは突っ込みまくっていましたが、最後まで見させる力は感じました。

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その他、色々ありましたが、一番ドラマとして素晴らしい、という印象を受けた作品は「リミット 刑事の現場2」にしたいと思います。

1話たりともゆるがせにしない緊張感あふれる脚本と映像、キャストの素晴らしさ。そして何よりドラマとして完結していたように思いました。
作品に込められたメッセージを含めて、製作スタッフの志の高さを感じた作品です。

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男優さんでは「リミット 刑事の現場2」「JIN-仁-」等に出演されていた武田鉄矢さん。けっして好きな俳優さんではなかったのですが、力でねじ伏せられました。

女優さんでは綾瀬はるかさん。「ブザービート」の相武さんも見違えるような役柄で印象的だったのですけれども、「MR.BRAIN」から「JIN-仁-」へと、同年代の女優さんの中では頭ひとつ抜きん出たな、という意味で印象に残りました。
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来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を。
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2009年12月30日 (水)

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

Hanad 2006年・日

監督:水田伸生/原作:一色まこと/脚本:大森寿美男/製作:西垣慎一郎/音楽:岩代太郎
出演者:須賀健太、篠原涼子、西村雅彦、北村一輝、安藤希、
吉田里琴 他

小さな港町で評判のわんぱく少年・花田一路は、ある日、トラックと衝突する大事故に遭ってしまう。九死に一生を得た一路には、幽霊が見える不思議な能力が身についていた・・・以下略(amazonより)

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以前から気になっていた作品。何となく借りました。

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原作未読です。ネタバレなしの感想を簡単に。

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原作は一色まことのロングセラーコミック「花田少年史」(講談社刊)。
その人気を受けて制作されたTVアニメーションは、深夜放送にもかかわらず、高視聴率を記録。「東京国際アニメフェア2003」で最優秀作品賞を受賞、「第8回アジア・テレビジョン・アワード」で長編アニメーション部門最優秀賞を受賞した。
(amazonより)

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キャストは抜群。・・・ただ、amazonなどの内容紹介から受ける印象とはかなり違うかな、と。原作ファンにもかなり評判が悪いようです(汗)。

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ええ、前半と後半とは違う映画のよう(苦笑)。
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ま、前半のままだと「日本の夏」定番の風景&叙情あふれる、伝統の邦画のパターンに終っただろうから、その辺を捻ってきたのかな、と思いました。

捻らなくても良かったのに。

恐らく、観客は前半のテーストとテンポを期待すると思いますから。

後半を見せたいのなら、内容紹介を変えて欲しいです。

うーん、後半のCGシーンに時間を割くなら、子供たちの気持ちのゆれをしっかり描いた方が良かったのでは。須賀さんを初めとして子役の皆さんが良かっただけに、物凄くもったないなぁ、と思いました。コメディ・リリーフもキャストの皆さんの力で面白かったし。

中盤、トラベルするシーンも話はどこかで見たような展開とはいえ(汗)、まだ有りだったのですが。

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はっきり言って、クライマックスはかなり変かと。←もちろん好みの問題ですが。

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以下ネタバレはないですが、ヒントになるかもしれないので、ご注意ください。

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あの憑りつかれた人はどうなったのか、どう思われたのか・・・とにかく、オチが中途半端すぎ。エンドロールですべてごまかされた感じです。

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一番気になった部分は、幽霊少女の「身の上」。
・・・色々と中途半端でモヤモヤ。

前半の子供たちの描き方がリアルなのに、少女が何故幽霊になってあのトンネルにいることになったのか、というキモになる点がぼやけていて分かりにくいのは致命的。

そこをぼかす意味があったのかな、と。もっと言うと、そこがぼやけているので他の子供たちとの接点が見えなくなってしまっており、何がテーマなのかがわかりませんでした。

自分が鈍感なのかも知れませんが、子供向け映画でこのわかりにくさは、どうだろう。もう少し子供の感受性及び理解力を信頼した作品にして欲しかった。

CGに費やす時間とお金があったら「人間」を描いてもらいたかったです。

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2009年12月29日 (火)

2009年秋クールのドラマ・まとめ

忘年会が続いてダウン気味な胃腸が年末を感じさせる、今日この頃です。
これから「なんちゃって大掃除」をしなくては。

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※初回から最終回まで感想を書いたドラマ 

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<民放編>

東京DOGS
リアル・クローズ
ギネ 産婦人科の女たち
不毛地帯(継続中)
JIN-仁-
侍戦隊シンケンジャー(継続中)
仮面ライダーW(継続中)

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<NHK編>

チャレンジド
外事警察
坂の上の雲1部 (継続中)

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前クールは13本だったので3本減です。

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※視聴のみ

■新・三銃士(継続中)
■ROMES 空港防御システム

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以下、終了したドラマについて一言。

「坂の上の雲」は迷ったのですが、3シーズン合わせて書くことにしました。←それまで続けられたら、ですが(汗)。

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※NHKの底力を見せつけた
「外事警察」

※とにかくドラマとして面白かった
「JIN-仁-」

※ベタな熱さが懐かしかった
「チャレンジド」

※あまりあれこれ考えずに楽しめた
「リアル・クローズ」

※面白い部分もあったのだけれど、ドラマ設計が気になって、ついツッコんでしまった
「東京DOGS」「ギネ 産婦人科の女たち」

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感想を書いていなかった作品について。

「ROMES 空港防御システム」
初回、2回と見て、どうなるんだろう、と思っていたのですが、終わってみると、アクション・サスペンスドラマにも関わらず(笑)、往年の「少年ドラマシリーズ」の伝統を引き継いだこの枠らしい、何ともまったりしたドラマで、面白かったです。

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継続中ですが、「新・三銃士」は三谷さんの脚本と人形の素晴らしさ、その素晴らしい人形を操るスタッフさんたちと照明、美術、そして声優さんたちとコンビネーションが抜群で、どんどん面白くなってきました。
吊橋を渡るかどうかだけで1話作ってしまうところなど、すごく三谷さんらしい(^^)。
来年も楽しみです。

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後、全てを見ていないので、感想を書く資格はないのですが・・・あえて。

「小公女セーラ」は面白かったです(^^)。キャストも素晴らしく、個人的にですが「古代少女ドグちゃん」にも出演されていた斉藤由貴さんのコメディエンヌっぷりに改めて感服しました。

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エフゲニー・プルシェンコ選手がロシア代表になったそうです。おめでとうございます。体調はあまり良くなかったとか。膝の故障と合わせて、心配です。

日本も決まりました。代表を勝ち取った皆さん、おめでとうございます。惜しくも逃した選手にも大きな拍手を。

ハードで美しい競技、フィギア・スケート。選手の皆さんが心身ともに万全のコンディションでオリンピックのリンクに立てますように。

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2009年12月28日 (月)

坂の上の雲 1-#05

原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』
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公式サイト

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今回は来シーズンに向けてのブリッジ的なお話でした。

以下、簡単に感想のみ。

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好古はあまり登場しませんでしたが、真之と子規、そして広瀬たちの、つかの間の平和な時間の過ごし方が三人三様に描かれていました。

とはいえ、真之と広瀬は軍人なので頭の中には常に「戦争」があるわけですが。

一方、子規は小さい家と庭、という空間でイマジネーションの世界を羽ばたかせます。
人一倍好奇心旺盛なだけに、世界を観れる真之たちがうらやましくてたまらなかったでしょう。
しかし、自分が生きている世界を大事に、一刻一刻をすごしている。
その姿を見守るしかない母と妹。
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原作には子規以外には重要人物としては軍人でも政治家でもない、一般人が登場しないので、それ故か克明に子規を描いていました。

来年以降の後半途中で子規が退場してからは、本当に国際政治、及び戦争一色になるであとうと思うと、少し不安も感じます。香川さんも素晴らしかったですし。
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戦争シーンについては、日露戦争を描いた映画「二百三高地」を見た時は「映画」なので、もっとどぎついシーンがあったも関わらず、それほど残酷だとは感じなかったのですが。
テレビだと、日常生活に戦争が入り込んでくるような気がするのでしょうか、ちょっとしんどく感じた部分もありました。

でも、スペクタクルなのに、チャチかったら、もっとがっかりするだろうな、とは思います。

エンターテイメントをどこに求めるか。
自分にとっては中々難しいドラマです。

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また、今回も政治的なシーンがありましたが、「帝国主義の時代」、つまり弱肉強食がむき出しの時代であったことをふまえて見なければな、と思ったりしています。

明治以降の歴史を良い部分や悪い部分を含めて、冷静に見直すきっかけになればいいかもしれないとも思いました。
日本人は臭いものにフタをするのが好きだから(汗)。
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ドラマとしては、政府要人たちが少々ステロタイプに描かれているのが気になったりしました。原作にはもう少しそれぞれの裏表が描かれているのですけれどね。ドラマでは少し英雄的すぎるような気がしました。

原作通りなら、これから先も一人一人の人間の内面を描くより、歴史の空気、うねりを描くことになると思いますが、どうなるのでしょうか。

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とりあえず、3シリーズを通じて見てみないと。長いな~(^^;;

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#1 #2 #3 #4

2009年12月25日 (金)

古代少女ドグちゃん

「妖怪マブタの母」前・後編

公式サイト

ここからアクセスすると、12月一杯、第一話が無料で見れます。

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感想というか、総論。
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えー、存在に気がつくのが遅くて(汗)、最後のエピソードだけ視聴に間に合いました。

以前にもちらっと書きましたが、3週間前、夜中にふと目覚めた時に、つけっぱなしのテレビ画面に映っていた画を見て、「なんじゃこれりゃ~」とショックをうけ、最後の2話を録画しました。←遅すぎる;;
アニメ「墓場の鬼太郎」以来の衝撃でした。こちらは3話目から間に合ったのですけど。
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最後のエピソードはセンチメンタルな内容でしたが、それまでのお話はかなりぶっ飛んでいたようでして、色々努力してみたのですが(汗)、自分のPCの性能上の問題もあって、所々しか見れなくて、残念です。
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50年ほど前に創られた数々の特撮ドラマに対するオマージュあふれる、愛すべきB級作品だなぁと思いました。特にオープニングのテーストは好きな人にはたまらないかも(^^)。
演出スタッフも、ゲストも豪華です。それ以上にこのドラマを製作しようとした人々の稚気溢れる熱意に惹かれました。
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放送エリアが限られているようなので、ご覧になった方は多くないと思いますが、エリアは随時拡大されるようですし、DVDも出たそうですので、こんなジャンルに興味のある方にお薦めです。

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2009年12月24日 (木)

知る楽 2009年11月

しまったぁ。「火と汐」の録画に失敗。ああ・・・がっくり。

再放送を気長に待ちます・・・ぜひ、いつか再放送してくださいませ(願)。
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この間、録画した番組を整理していたのですが、11月の「知る楽」シリーズが面白かったので、メモっておきます。
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■暗い時代こそ笑いとばせ!
NHK教育・知る楽~歴史は眠らない 11月火曜日

公式サイト

一週目は録画失敗。

二週目の「わらわし隊」のエピソードで、動いているミス・ワカナと玉松一郎さんを見れたのが嬉しかったです。ミス・ワカナさんて、華があって綺麗な人だったんだなぁと。
三週目、「エノケン・ロッパ」、ロッパさんの舞台風の映画は見たことがなかったので、同じく映像に惹かれました。
四週目は沖縄のお笑い芸人、ブーテンさん。全く知りませんでした。戦争や基地に対する本土と沖縄の人々の温度の違いが、お笑いのあり方から感じることができたかもしれない。
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■松本清張 孤高の国民作家
NHK教育・知る楽~こだわり人物伝 11月水曜日

公式サイト

楽しみにしていた二週目のみうらじゅんさんの回だけ、録画失敗してしまった(泣)。

三週目の小森陽一さんは、以前偶然にですが、公演を聴いたことがあります。「マスコミ」を信じておらず、「大衆」に幻想を抱いていない方で、そういった点で清張さんと共通した認識をもっておられる。面白かったです。
四週目の辻井喬さんは先月、氏の著作「父の肖像」を再読したばかり。いかに清張さんが「文壇」に嫌われたか、についても語っておられました。しかし、清張さんは対抗して派閥を作ることなく、孤高であり続けた、と。

一週目の阿刀田高さん。この番組を見た後に氏が著された「松本清張を推理する」を買ったので、その本の感想とともに、改めて・・・書くつもりです、書けたらいいなぁ(汗)。

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2009年12月23日 (水)

リアル・クローズ 最終回

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

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公式サイト

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原作は初回より購読中。

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ブランドとの契約締結失敗の責任を問われ、パリに飛ばされた美姫。ロンドンへ転職先との契約に赴く田渕。
残された絹恵はリーダーを命じられ、クリスマス商戦前にひとり、空回りしてパニック状態に。

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「誰もいなくなった」状態から始まったお話。

尾崎もパリに飛ばす、ていうのもなんかな、ほとんどご褒美というか、敵に塩を送るというか(笑)。

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松善に勝つことに振り回されていた絹恵の目を覚ましたのは凌。勝ちたいなら

「ひとりでやれば。」

凍りつく絹恵をフォローしたのはビックサイズのさゆり。自分に合うサイズが見つけにくい彼女ならではの現場の声を伝えます。
さらに凌は言います。
「お客様を大事することの方がよっぽど大事。松善に勝つことがどうだっていいい。」

皆のおかげで自分を取り戻した絹恵。

「皆さん、ごめんなさい。わたし、思い上がっていました。自分ひとりでなんとかしなきゃ、って勝手に一杯一杯になていて、松善に勝つことだけを目的にして本当に大切な事を見失っていまいた。」

絹恵は「お客様のためのクリスマスイベント」にしたい、と皆の意見を引き出します。そして決まった企画が
「百貨店ですごすクリスマス・ナイト」
魔法をかけましょう。

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ま、ようは営業時間延長なんですが(苦笑)。

企画はありきたりなのですが(汗)、実行するにあたっての運営的及び経済的な問題にも卒なく触れていたので、全くの絵空事と感じさせないところが、うまいかも。

いったんバラバラになった仲間たちが、再び一丸となる高揚感はうまく描けていたと思います。

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凌に「あの女、人に動かされているほうが生き生きしてます。」と言われながら走り回る絹恵。「けっこう。」は合言葉?(爆)

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で、うまくいきそうになったところにお約束の悪役の妨害。
大手デパートにおいて、直前の企画中止っていくらなんでも無茶だな、とは思いつつ、よっ、待ってました、とホラ吹き田渕。

「じゃあ、俺の出る幕かな」

と登場はお約束とわかっていても、すかっとしました。
さらにお土産持参の美姫姫も登場

「はい、で、良かったかしら。けっこう。」
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クリスマス企画は大成功。
蜂矢も因縁のブランドのネクタイを「自分の人生を生きなさい」「もっと心をこめて仕事をしなさい」という言葉とともに送られて吹っ切れたようです。

これから、という時に、美姫は去ります。この百貨店には夢を実現させる素晴らしい従業員がいる、と。
「洋服は世界を変えられないかもしれないけど、人生は変えられるかもしれない。洋服を愛している限り、あなたたちと私は繋がっています。」

そして田渕もロンドンのハロッズへ。
「一緒に来るか、使いっぱしり。」

しかし絹恵は・・・
「行けません。だってわたし、英語とかできないし。」
「ああ、そうかよ・・・つぶすなよ。俺が帰ってきたら最高に面白い越前屋を作ろうじゃないか。」

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美姫に呼ばれた絹恵は、自分が婦人服売り場にスカウトされた理由を知ります。
「リビングの部長に働くことを厭わない人だと聞いたから。」

実際に見たあなたは不器用、頑固、お人よし。後先考えずに気持ちで動く。でも、時にはその情熱が周りを巻き込んでいく。

まっすぐな思いと情熱は自然と人の心を開かせる。あなたには人と人を繋ぐ力がある。人の喜ぶことを素直に自分の喜びにできる。それがあなたの持つ一番の才能。

それを忘れない限り、あなたの道は開かれている。
悩む力のある人はいつか自信を手に入れられる。

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絹恵は美姫へのリスペクトの言葉とともに決意表明。

「ちょっと頼りないけど、自分の足でしっかり歩いてみようと思います、本当に似合う服を見つけるために。」
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二人が声をそろえて言った言葉は
「素敵な服を着ていると、素敵な人生になる。」
でした。
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人の喜ぶことを素直に自分の喜びにできる人、というのは、確かに同僚及び上司にいて欲しい人です。
そういう人って中々いない←自らを省みても(反省)。

中和剤として、絹恵は得がたい人材なのかもしれません。カリスマ、美姫とはまた違った方法で現場をまとめられそうです。

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以下、少しだけ、つっこみです。

美姫は何処へ?(原作にも描かれていないのですけどね;;)

美姫を慕って戻ってきた瑞穂とアヤは美姫が去った後、どうなったのでしょう。美姫について行った?

「契約社員」凌の企画は採用されるのかな?

ドラマのようにいけばいいけど、百貨店て、本当に経営が苦しいのですよね・・・「凌」もいつリストラされるかわからない。

服より食費。加えてデフレだし、なんて夢のないことを言っちゃあ、おしまいかな(苦笑)。
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絹恵が初回と同じく、こき使われて段ボールを持って走りわまるというオチがついていたので、ラスト、かつての絹恵に似た従業員が登場するシーンは少しくどかったような気がしました。

南明奈さん、谷村美月さんが何故か(汗)、ゲスト出演されてました
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原作ありきで見たドラマでしたが、原作の世界観や働く女性の姿は、表されていたかもしれない。
ドラマのストーリーは特に後半、ベタで勧善懲悪的な流れでしたが、それなりのカタルシスは感じましたし。

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・・・しかし、ドラマとして見た場合、達也とのエピソードが描かれた前半と、お仕事ドラマになった後半、特に蜂矢が暗躍しだしてからの雰囲気が分離していたかもしれない。

(ちなみに蜂矢のキャラはドラマ・オリジナル、悪役重役は完全にドラマのみのオリジナル・キャラです。)

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原作は長期に渡る連載なので、恋愛からお仕事モードにチェンジする過程はあまり気にならなかったのですけど、ドラマとしてはどうだったのでしょう。

絹恵と田渕との関係は、原作を尊重すればあれ以上進めようがなかったと思いのですけど、1クールのドラマとしてみるなら、もう少し恋愛で盛り上がった方が良かったのでしょうか?原作を知っていると客観的にみれないもんですね。

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美姫のカリスマっぷりは戯画されすぎていたようには思いましたが、ヒロインがああいう感じなので(汗)、ドラマの雰囲気にはあっていたかもしれません。

逆に田渕の方は二枚目過ぎたかな(爆)。

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トータルで、気軽に楽しめたドラマでした(^^)。

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#1 #2 #3 #4 #5 #6 #7 #8 #9

2009年12月22日 (火)

M1グランプリ2009

ふぅー、この日曜日はテレビ漬け。ドラマ4本はいずれも流し見など、とてもできない作品なので、ちょっと疲れてしまいました。

ま、自分のことはさておき(汗)。
M1の感想の寸評を。

お笑いに対する専門的な知識はないので、リアルテイムで笑えたかどうか、で書いてみました。好みも入っています。そのあたりはご容赦くださいませ。
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■ナイツ
最高のできではなかったかもしれませんが、やはりうまいし、面白かったです。一番手でなければ決勝に行けたかも。やはり順番は大事ですね。

■南海キャンディーズ
チャレンジした心意気は買いますが、ドタバタしていたイメージしか残っていない。テクニックがすべてとは思いませんが、それにしても、やはり粗かったと思います。

■東京ダイナマイト
あまりこちらでは見かけないので、普段の漫才を知らないのですが、本当はもっと味のある面白いコンビなのではないでしょうか。緊張しすぎて間延びした部分があったように思いました。

■ハリセンボン
こちらも緊張してたのでしょう、春菜にアドリブをいう余裕がなく、爆発しませんでした。

■笑い飯
うん、確かに初登場以外で、ネタもテンポも抜群に良く、一番面白かったです。彼らの世界が爆裂してました。いつも指摘されていたスロースタートな部分を修正、最初から飛ばしていました。

■ハライチ
岩井さんの入り方が異様にゆっくりしていたのが印象的でした。それが全てかな。まだ、若いし。このスタイルで今後どこまで行けるか。興味津々。

■モンスターエンジン
キャリアは伊達じゃない。じゃべりは抜群。だけど漫才としては練れていないし、彼らだけの世界、というか、個性がないような気がしました。

■パンクブーブー
すみません、あまり知らないコンビでした。しかしうまい。面白かったです。でも、あまり個性のようなものは感じなかったです。

■NON STYLE
やっぱり、うまい。細部にまで神経が行き届いていて、隙がないです。彼らの世界に自由自在に笑わされてしまいました。

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<決勝>

■NON STYLE
全く同じカードを切ってきた、という印象です。その分、爆発力を失ったような気がしました。入りだけでも違う切り口にした方が良かったのでは。いかにもM1用のネタなのですが。難しいですね。

■パンクブーブー
とにかく、うまい。安定してました。面白かったです。ただ、例えばですが、アンタッチャブルの凄みのある切り返し、とか・・・つまり、漫才そのものに個性を感じませんでした。キャラ立ちも含めて、これからに期待です。

■笑い飯
こちらもNON STYLEと同じ。特に彼らの場合は一回目が凄すぎたので、おなか一杯になってしまった。違うカードは持っていなかったのか・・・おしいなぁ。でも、彼らのこだわりは尊敬します。もし、このままついにノンタイトルで終わったとしても、彼ららしいと思う(汗)。

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優勝は自分も、消去法でパンクブーブーでした。(失礼)

うーん、全体的に、あまり面白くなかった大会だったかも。

漫才のスタイルを含めて、斬新で個性的なコンビが少なかったような気がします。
緊張感をバネにするのではなく、緊張感のために失速したコンビも多かったようにも思いました。

来年、また楽しみにしています。

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東京DOGS 最終回

公式サイト

最終回でした。

以上。

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で、終わってはいけないか(爆)。
以下、毒満載ですので、ご注意下さい。
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ええ、細かいつっこみは一杯あります。

かませ犬で登場の別所さん、お疲れ様でした。
結局、ただのカウンセラーで終わった西岡。
結局、本当にいい人だった大友。
本当に能天気なだけだったお母さん。
由岐を本当に愛していた、マフィアのボスとは思えないほど甘々な神野。

全部そのまんまじゃないですか。

どんでん返しがあったわけでもなく。
技ありがあったようにも見えず。
主人公の心のアヤを描くわけでもなく。
色々とありえない、捜査方法と緊迫感のないアクションシーン。

サンペンス・アクションドラマの最終回で、こんなにドキドキしないのも珍しい。

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父の敵を頑なに追う暗い執念を持つ奏と、明るい母親や妹達とのギャップ、そのギャップから生まれる面白みを狙っていたのでしょうけど、最後までうまく融合できていなかったこと、それがこのドラマを象徴していると思います。

変に硬派な設定を作らずに、最初から奏とマルオと由岐のちょっとおかしな三角関係に焦点をあてた恋バナメインだった方が、楽しめたかもしれない、と思いました。

ラストの乱射(苦笑)シーンも、ナンセンス、もしくは脱力系ドラマ風味で徹していれば笑えたかもしれない。百歩譲ってですが。

そういう意味で、清水紘治さん扮するギャングの親分のとぼけたユーモアが光った、第6話が一番好みでした。

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何だろう、例えば、設計図上では個性的なビルが描かれていたのに、実際建て始めてみると資材発注ミスやら寸法ミスに地盤沈下などがおこって、欠陥住宅になってしまった、という感じ。

狙いどころはわからないでもなかっただけに、非常に残念なドラマでした。

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JIN-仁- 最終回

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

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公式サイト

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原作未読です。

竜馬は行方不明のまま。
長州の手にかかった様子はない。

緒方、咲、そして竜馬までいなくなってしまった。
もう、自分のことをわかってくれる人はいない。

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一方、佐分利の熱意に打たれて野風を再診察します。乳がんだと決まったわけではない、と自分に言い聞かせながら。

しかし、佐分利の見立ては乳がんだった。
それでも仁は悪性かどうかわからない、と手術を渋ります。その言葉に納得する野風。佐分利はやはり自分を信用していないのか、と抗議します。

佐分利はやはり華岡流の門人でした。
有望視されていたのですが、手術は成功するも感染症に罹ってしまった患者を死なしてしまい、やっかみも含めた中傷に耐えられず、飛び出した。

それでも、今まで門外不出の決まりを守ってきたのですが、仁のために、患者のために流派を超えて、知識を共有しようと決意したのだ、と山田は仁に話します。

それこそ緒方の志を継ぐことだと、仁。と、同時に自分が思っていた以上に佐分利を傷つけたことに気がつき、ますます心揺らぎます。

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行方不明になった竜馬が帰ってきました。

流れ着いた海辺の村で竜宮城気分だったと。

「例えば、先生は目の前で自分の子供が死にかかっている。でもその子を助ければ代わり先生の別の子供が殺される。その時、先生は目の前の子を助けるか。」

竜馬は勝に問います。

「いっそ誰かに決めてもらおうかな。銭を投げてもらって決めるとか。どっちをとっても後悔が残るなら、運の天に任せるのもひとつの手だ。」

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竜馬は仁に自分の為に野風を助けてくれ、手術してくれと、頼みます。

仁は、もし恋人・未来(みき)なら、どう言うか。どうするか。許してもらえるか。思い浮かべ、ついに手術を決心します。

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白無垢で吉原の大門を出る野風が綺麗でした。ついに境を越え、浮世に戻っていく野風。

無法な侍を決死の覚悟で止めた咲も見事でした。消えてしまった写真を、もう未来(みらい)に縛られることはないのだ、開放されたように感じる、とほっとしながらも呆然と「よかったんですよね、これで」と呟き続ける仁に、ただ「はい」と頷き続ける咲。

無法者の乱入シーンは、あざといくらいに(汗)ベタでしたが、いい感じで緊迫感を盛り上げていました。
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無事回復した野風は仁と咲の絆を目の当たりにしますが、仁に救ってもらった命を大事にするべく、それこそが仁との絆であると、改めて自分の人生を生きるべく、凛と旅立って行きます。
「誰よりも幸せになる。」←今回、一番ぐっときました(大泣)

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まさしく「いい女」です。これは竜馬も惚れるでしょう(^^)。

もう、未来は変わってしまった。自分の世界に戻っても出合っていないかもしれない。

しかし、かつて自分の手術によって未来を植物人間にしてしまった仁は、自分の手で助けることができた野風の姿に感無量です。女性としての愛情は感じていないようですが。

咲は言います。
「水というのは不思議です。雨になったり湯気になったり氷になったり、雪になったり。様々な姿になるけれど、本当はすべて水。そして私たちの目には見えずともこの世から消えてなくなることはない。」

仁は仁として、未来は未来として。
生まれ、育ち、出会わなくとも生きているに違いない。

仁は改めて一人の医師として、幕末を生きる決心をした・・・というところでしょうか。
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恭太郎の前途は多難なようです(笑)。
なんだかんだとやりあう漢方医、福田と佐分利の姿から活気ある病院の様子が伺えました。

野風さんが恐らく横浜居留地だろうと思うのだけど、塾を開くために呼び込みをしている姿が可愛かったです(^^)。
未来(みき)は医者ではなくセミナーの講師になっている?

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今年の大河ドラマの喪失感(苦笑)を補ってあまりある作品でした。

奇想天外なストーリーにリアリティをもたらした重厚な演出と美術、そしてキャストのみなさんが素晴らしかったです。

大沢さんは主人公、仁の悩み、戸惑いなど、心のひだを抑えた演技で丁寧に演じられていました。

緒方、そして竜馬。内野さんの竜馬は良すぎて困るくらいです(笑)。
妹を思う恭太郎や野風を思う郭の主、彦三郎もアクセントになっていました。

何より、咲、野風という二人の女性が魅力的で深く心に残りました。綾瀬さん、中谷さんが全く違う境遇にありながも、それぞれ一本芯の通った"男前"な女性をあますことなく、しかもチャーミングに演じられました。

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で(汗)。

竜馬は多分未来に行っていたのでしょうね?
ペニシリンの売買計画はどうなるのでしょうか。

それは視聴者の想像に任せてもいいかもしれません。が。

やっぱりあの胎児のような腫瘍だけが気にかかる(爆)。確信犯ですな。

映画化の噂はちらっと聞いていたのですが、できたら、映画ではなく、1年後ぐらいに続編を"テレビ"で放映もらいたいです。
テレビのことは、テレビで決着してほしいなぁ。

などなどある程度予想していたので、まぁいいか、というところです。原作はまだ続いているわけだし。
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何より、ドラマとして大変見応えがあって、楽しませていただいたこと。
それが全てです。
スタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした。

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2009年12月21日 (月)

坂の上の雲 1-#04

原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

公式サイト

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豊島沖海戦で外交的に危機に陥いる日本。

竹中さんは本でよく見る小村寿太郎の写真にそっくりだなぁ、と(笑)。

清を後進国であるとする小男、小村。あだ名は「ネズミ公使」。英国その風貌に加えて「豊島沖海戦」の件で敵意を持たれ、馬鹿にされます。その小村を軽くいなそうとした大清国の実力者、李鴻章。
小村に発言を許したことで、日本の攻撃を正当化させる機会を与えてしまいました。
ま、ドラマの上ですが。
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豊島沖海戦自体、わかりにくかったです。原作を読んだ時も感じだ事ですが。
清を植民地化している英国と清の一般兵士の関係が微妙であったことはわかるのですけれど。叛乱寸前だった、という話も伝わっています。

東郷が清の兵士を助けなかったのは何故なのか。
ドラマの中では答えがありませんでした。
英国人は助けているのです。

1000人もの兵士を助ければ自らの船が危うくなる、と判断したからなのでしょうか。
寡黙な人、言い訳をしない人だったらしい東郷のキャラに甘えたドラマ作りのような気がしました。
お得意のナレーションは何処へ?あー、でも、東郷の気持ちは原作にも書かれていなかったかもしれない←うろ覚えですみません。

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旅順方面に派遣された好古は多勢に無勢で負け戦に。
いかに速やかに兵を引かせるかが腕の見せ所。自ら殿(しんがり)を引き受けます。

戦国時代が舞台だったら、文句なく格好いい、と思えるシーンなのですが、頭を打ちぬかれて倒れる隊長など、兵士のいでだちが洋服、というだけで印象が変わってしまう。

攻める方も攻められる方も、現代と繋がった人々であることがリアルに感じるからでしょうか。

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海戦のシーンは迫力がありました。

死を目の当たりにしてショックを受ける真之。
「自分は軍人には向いていない。戦は恐ろしい。さっきまで隣におった奴が一瞬にして死んでしまった。」
喧嘩好きな悪ガキではありましたが、ごく普通の青年なだけに、この感覚にリアリティがあります。
そして自分が命令を下さなければ、部下は死ななかったかもしれない、と悩みます。

真之の悩みを受け取る存在として、渡さん演じる東郷ははまり役でした。
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一方、幼友達が活躍しているのを手をこまねいて見ているだけなのが悔しくてならない子規。
だだをこねた末(笑)、戦争が終わった直後にようやく特派員になれましたが、現地で戦地の実態をかいま見て、愕然とします。

出会った森林太郎、後の森鴎外に大衆を煽るような記事は書かないでくれと頼まれます。

「維新と文明開化の輸出と押し売り。妙な親切心からの押し付け。押し付けられた方は迷惑だろう。」

林太郎のセリフという形をとって、原作者の概念が語られました。
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力の入った戦闘シーンが見所でした。
邪念が多く入って、ドラマとしてどうか、というふうには見れなかったです(汗)。

恐らく再来年の第3部はほとんど戦闘シーンになりそう。旅順攻撃を2部に持ってくるかどうか・・・。
見るほうも身構えないといけないなぁ(汗)。

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仮面ライダーW #15

ニセ・仮面ライダー事件の前編。

公式サイト

オープニングのコントもばっちり決まったところで。
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このドラマがうまく作ってあるなぁ、と思うところは、先に視聴者に「おかしい、怪しい」と思わすシーンがあって、主人公達は一旦はスルー、「気がつかないのかなぁ」と思うまもなく、すぐに気づいて次の手に出る。ところが、不意打ちのワナがあって・・・、という展開です。

不意打ちに合うのは主人公も視聴者も一緒。
ここで危機感を共有でき、一緒にハラハラドキドキするわけです。

今更自分ごときがここで書くほどのことでもない、ドラマの基本中の基本ですが、これがこの作品では実に無理なくテンポよく、そして気持ち良く守られていているので、安心して世界に浸ることができます。

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今回も銀行員なのに舌打ちをする依頼人。
「え、舌打ち?」と思っていたら、亜樹子のナイス、カン(笑)が発動。視聴者に中々やるな、と思わせ、ニセライダーの遺留品を見たときの亜樹子のカンの伏線にもなっています。

そして、そのカンが思わぬ落とし穴に。よいミス・リードになっていました。
うまいです。

亜樹子のカンは今までも役に立っているのですが、今回はキモになるだけに、くどくならない程度に、丁寧に復習してくれました。この丁寧さがいいです。

初めは悪役に見えた依頼人が、意外と健気で真っ当な女性だったのも、いい意味で裏切られました。

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「仮面ライダーという名は、この街の人々がつけてくれた名前だ。」
愛着のあるその名を汚すもの、騙るものは許さない。

そして、依頼人が手配中の怪盗であっても、依頼人は依頼人。ただし、条件として、事件が解決したら自首すること。

翔太郎のハーフボイルドっぷりも板についてきました。
何より、フィリップに「俺とお前の仮面ライダーだ」という言葉に胸が熱くなります。

そのフィリップの前に小さな恐竜型のロボット(?)が幻覚のように現れます。何かフィリップの過去に関係があるものなのでしょうか。←映画には出てくるのですが(汗)。

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気ままに生きることを是認されている妹とは対照的に、父から「選ばれし」園咲家の長女としての自覚と成果を常に求められる姉、冴子。

そのプレッシャーは婿殿が想像する以上に大きなものなのでしょう。大変だなぁとちょっぴり同情。

その婿殿、冴子さんを助ける気はあるのかな?なんだか怪しげです。ゆくゆくは園咲家を利用するつもり?

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アームズ・ドーパントは自分で自分が制御できなくなっている様子。
まるでガイアメモリーって麻薬みたいですね、恐いです。
「アップル模様のプレート」と「禁断の果実」もかけてありました。
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何とかしてフィリップを守ろうとする翔太郎、足元も頼りなげに逃げていくフィリップ。

そしてついにフィリップと冴子のご対面。
ど、どうなる?

お正月が待ちきれない!

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侍戦隊シンケンジャー 43

アクマロが仕掛けた術によって、この世に出現しようとする地獄は、十臓の一太刀を待つのみ。意識を取り戻した源太は、倒れている十臓を発見。命をかけて戦う丈瑠のためにも、十臓を倒す二度とないチャンスだ。しかし、裏正に閉じ込められた十臓の家族のことを考えるととどめをさすことができず、見逃してしまう。 (公式HPより)

公式サイト

源太は十臓を見逃したことを、生まれながらの侍じゃないからだと、悔やみます。

生まれながらの侍、というのは、源太にとって「覚悟ができている」ということなのでしょう。
なだめるグリーン君、奮起を促すがごとく冷たく突っ放さすブルーさん。
しかし、心配するのは同じ。飛び出していった源太を追いかけます。
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家族の魂を救うためには裏正で地獄への隙間を切り開かねばならない十臓を、どうしても斬れない源太は、土下座して裏正を使わないように懇願しますが、聞き入れられません。
返って源太に斬りつける。
阻止するグリーン君とブルーさん。生身の殺陣がきまってきました(^^)。

「情けない、俺は甘い。」
さらに落ち込む源太を元気づけるグリーン君とブルーさん。
「かっこう良かったよ。源ちゃんらしい。」
「お前のような侍が必要なんだ。」
決して口先だけの励ましではありません。
3人が今まで築き上げてきた絆を感じました。
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一方首尾は上々のアクマロを止めんと、殿、ピンクさん、イエローさんは挑みますが、強すぎて相手になりません(汗)。

そこへ十臓が現れます。裏正を手渡すアクマロ。
裏正はまさしく、十臓の家族の血で作られたのですね。
回想シーンが恐いです。

念願の地獄が出現する!
二百年を費やした自分の夢の実現に酔っています。
ところが・・・

渡されたばかりの裏正で十臓はアクマロを斬ります。

「何故?!」
裏正に家族の魂が込められていたことなど、とっく知っていた、と十臓。
われは、それを知ってて人斬りをしていたのか、と驚くアクマロ。
怪しく冷たく光る十臓の目。いっちゃってます。

「外道に堕ちる、というはそういうことだ。」

うろたえるアクマロを様子を伺っていた薄皮太夫が嘲ります。前にコケにされているのでいい気味そうです。

「人ではないお前が人の情に頼ったからだ。」

「十臓さん、あんたこそほんものの外道・・・」

ならば、俺が楔を打ち込んでも無駄だったということだ、と、やおら楔を打ち込む十臓。
しかし、地獄は出現せず、返って裂け目は閉じていった様子。

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二百年かけて築き上げた夢を打ち砕かれて半狂乱になるアクマロ。

シンケンジャーに倒されて二の目に。お得意の蹴鞠攻撃も。
シンケンジャーは恐竜折神も総動員して倒します。
見応えのある巨大戦でした。敵が強いとスリリングです。
クネクネ動く恐竜折神の剣はキモかっこ良かった(汗)。

「この痛み、これが」
アクマロは倒される瞬間に地獄を見たのかな?
とても満足そうでした。
何となくン・マ の最後を思い出しました。
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戦い終わって屋敷に戻ると、源太の注文していたクリスマスツリーが。
ダイゴヨウから爺が飾ってくれたようです。

過去の感想ではその存在に疑問を書いたりしていましたが(汗)、今回はダイゴヨウが岡引(下引?)らしい、いい仕事をしていました。
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今回のキモはなんと言っても十臓とアクマロの対決でしょう。
そして「人と外道の隙間」にいると思っていた十臓が、外道衆より、アクマロより外道だった。
間にいるから意味があったのに、一番際(きわ)にいたんですね。
だから楔を打ち込んでも地獄は開かなかった。

源太が侍ではないことにコンプレックスを抱きつつも「俺は寿司屋だ、侍じゃない」と、自分らしく行動したエピと対をなしているように思いました。

それにしても、アクマロは徹頭徹尾、シンケンジャーについては眼中になかったですね(苦笑)。ただ、自分の夢実現に利用するだけでした。
そして足元をすくわれた。

いいキャラだったので、お名残惜しいです。
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最後に向けて、志葉家当主に強い思い入れのあるドウコクが、そして殿との闘いにこだわりを持つ十臓がどう出てくるか、楽しみです。
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見終わった後に、何故か十臓に対して、ほろ苦く悲しい想いが残りました。

人である時から悪逆非道であり続け、今や全く同情の余地のない十臓。
キャラにあまり思い入れは無いのですけど、なんでしょう、彼の底なしの暗闇が悲しく感じだのかなぁ?

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予告も気になる、次回。
楽しみです。

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2009年12月20日 (日)

みんな、はじめはコドモだった(汗)

週間のTV番組雑誌には「都合により内容は未定です」だった深夜に、短編オムニバス「みんな、はじめはコドモだった」が流れていました。

大阪の朝日放送(ABC)が新社屋完成記念事業の一環として製作されたのだそうです。

オフィシャルサイトは閉じられていたので、ブロガーさんの記事を参照しました。
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1.「展望台」
阪本順二監督・脚本
佐藤浩市・小林勇一郎ほか出演
椎井有紀子P、制作プロダクション:キノ

2.「TO THE FUTURE」
井筒和幸監督、羽原大介・吉田康弘脚本
光石研ほか出演
祷映P、制作プロダクション:シネカノン

3.「イエスタデイワンスモア」
大森一樹監督・脚本
高岡早紀・佐藤隆太ほか出演
妹尾啓太・下戸聡P、制作プロダクション:東映京都撮影所

4.「タガタメ」
李相日監督・脚本
藤竜也・宮藤官九郎ほか出演
齊藤有希・松原恵美子P、制作プロダクション:オフィス・シロウズ

5.「ダイコン~ダイニングテーブルのコンテンポラリー」
崔洋一監督・脚本
小泉今日子・樹木希林・細野晴臣・山本浩司ほか出演
東島真一郎P、制作プロダクション:ビーワイルド

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気がついたのが遅く、ちゃんとみれたのは大森一樹、李相日、 崔洋一監督の作品だけ(涙)。
3本の中では大森さんの作品が好き(^^)。
李さんの作品は藤さん、宮藤さんの演技が見所でした。

DVDにならないのかなぁ?

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ちなみにその直前、同じく番組表には「都合により内容は未定です」となっていた時間帯に「くりぃむナントカ DVD第2弾発売記念 ナントカM1グランプリ」が放映されていました。偶然見れたのですが、とても面白かったので、録れずに残念。はぁ~。

その後、録画した番組をチェックし終わったあと、「みんな、はじめはコドモだった」が放映されているのに気がついた、という訳です。
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新聞で確認すれば良かったのですが・・・休刊になる年末年始はネット等でチェックした方が良さそうです。

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12月21日よりNHK地上波で深夜、三夜連続で放映される「BS世界のドキュメンタリー よみがえる第二次世界大戦~カラー化された白黒フィルム」を予約したのですが・・・

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NHKの深夜は時間がずれることが多いので、リアルタイムで時々チェック←自己メモ。

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2009年12月19日 (土)

外事警察 最終回

第6話(最終回)「その男に騙されるな」
 

住本(渡部篤郎)の予想通り、SAT突入は罠であった。<フィッシュ>はアジトに居らず爆弾も行方不明。騒ぎはマスコミへリークされ、テロへの恐怖が煽られる。背後に見え隠れするアメリカの民間警備会社の存在。ビジネスを目的とし、テロ騒動が捏造された可能性が高まる。怒りに震える住本は、愛子(石田ゆり子)とともに<フィッシュ>の本当の潜伏先に向かうが、大爆発が起きてしまう。果たして、爆発は誰が起こしたのか。(公式サイトより)

公式サイト

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最終回が楽しみだったドラマのひとつです。

普段、テレビドラマの感想はネタばれなど気にしないで書くのですが、再放送もありそうですし、この作品に関してはネタばれなしで。

と、いうのも、すごく推理性が高いと感じたからです。

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ひとつひとつのプロットが見事に集約されました。

テロリストとジュリオの駆け引きがちょっと薄かったような気がしましたが、それも他の部分と比べて、ということです。

エンディングには賛否両論あるかと。
しかし、ラストカットにこれを持ってきた製作スタッフの意図は尊重したいです。

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複雑に重なり合った三角関係の力学。
ああ、そう落ち着くのか、え、そうなるの?と思った瞬間にどの関係もすべてひっくり返される快感。

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あー、上記の粗筋以外は書かない方がいいでしょう。

脚本、演出、映像、編集、キャスティング、音楽。
夏に放映された「刑事の現場」を含めて、テレビ界にこれほどの作品を創れる製作スタッフがおられることに、何だか希望を感じました。何だか、ていうのも曖昧ですが(汗)。
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以下、雑感。

渡部さんは「公安の生んだ魔物」そのものでした(讃)。

官房長官の声が初回に比べると地声に戻っていたような。それも演出なのかな。
予告にあったシーンはなかったですね;;

住本版の久野(滝藤賢一)の拳銃を構えたカットが格好よかったです。滝藤さんの容貌は英国人ぽいな、と。

後、ジュリオを演じられた方、チェホ・イムレさんの演技が所謂「外タレ」の枠を超えて、真に迫っていたように感じました。

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ハードで知的な推理物が好きな人には、機会があればぜひ見て欲しい、と自信を持ってお勧めできる作品。

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仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010

2009年日本

公式サイト

ネタバレなしですが、感想の中に混じっているかもしれませんので、ご注意下さい。
以下、簡単に。
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やっぱり観ておいた方がドラマが楽しめるかなぁ、という程度の薄いライダー視聴者です。

もう今しか時間がとれない思い、先日、映画館に飛び込みました。

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自分の中ではダブルの方がメイン。ですのでダブルの感想から。
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キャラ設定とそこはかとなくペーソスが漂う世界はテレビシリーズのままなので、安心して楽しめました。

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翔太郎がより頼りなく、フィリップが少し悪ガキっぽい・・・というと言いすぎだけど、現在放映中の作品内で見せる茫洋とした表情が少ないな、と思いました。
それは映画のほうが撮影時期が早かったためなのか、話がビギンズだからなのか?どちらでもいいですが(汗)。ま、そんなことを感じつつ。

唯一本編との兼ね合いで気になったのは、亜樹子の感情の描き方でしょうか。←脚本的にです。
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今、映画が観れない地域にお住まいの方、及び映画館へいく時間がない方へ。
テレビシリーズ鑑賞にはほぼ差し障りはないと思います。あ、営業妨害になるかな(汗)。しかし、テレビシリーズのスピンオフ映画としては正しい作品だと思います。

初回のシーンと繋げてあり、それなりに謎が明かされはしていますが、それはダブルという作品の根幹に関わる事なので、もし、テレビのクォリティーがこのまま持続するならば、シリーズの中でがっつりと明らかにされるはずです。←希望的観測すぎますかね(^^)。

・・・・でも、もしかしたらテレビシリーズが終わった後で「あの映画、似てるけど、パラレルだったんだね~」ということになるかもしれない(苦笑)。
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それでも、いいです(断)。
最終的に「ビギンズ・ナイト」と違う設定になっていっても、ちゃんと終わってくれれば。

この作品は作品として、良く出来ていると思いました。おやっさんも格好良かったし、ベタだけど泣けたし。ちょっと寂しいハッピーエンドが切ないです。

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さて、ディケイドの方は、さして期待してなかったし、もう何でもありかもしれないと覚悟していましたが、途中でさすがにあんぐりしました。このポイントはご覧になって確認してくださいませ。

あ、全否定しているわけではありません。
そうだったのね、ということで。
やっと始まったのね、ふーん、てことで。
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テレビの最終回と話が繋がってないとか、どこが完結編なんだとか、そういった邪念(爆)は捨てたほうが楽しめます。
自分は捨てる、というより、「完結編」であるということすら覚えていなかったので(汗)、わりとすぐ作品に集中できました。
さすがに鳴滝は気になりましたが。

ディケイドの登場人物を使って作ったパラレル・ワールドだと思えば。
というか、ディケイド自体、パラレル・ワールドを巡るお話だったんですよね。思い出しましたよ(苦笑)。

「憑き物が落ちた」後の士の表情は良かったです。とにかくみんな、また一緒で良かった良かった。

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で、全てを飲み込み、楽しんだ上で・・・やっぱりあの最終回はないよなぁ、と思ってしまったのは確か。
元の構想がこういうことであってもね。
テレビでそれなりの結末をつけた上でも創れた映画じゃないかな、と。

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最後の章はムリクリっぽいけど、ディケイドだからできた話、と思った方が幸せな気分で映画館を出れると思います。
「おやっさん」も生かされていたし。

吉川さんはゲストがゲストらしい扱いを受け、この人ならでは、という存在感のあった好例だと感じました。

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ダミー・ドーパントが子供達にうけていたのと、老夫婦が1組、楽しそうにのんびりと鑑賞されていたのが印象的でした。

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2009年12月18日 (金)

不毛地帯 #10

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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公式サイト

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原作未読です。

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久しぶりに日本へ戻ってきた壱岐。
表札には「壱岐」と「鮫島」・・・嫁の実家で暮らしているのですね。
あー、向うの両親は孫の顔さえ見に来ないらしい。
じゃあ、結婚式も欠席したのかな?
そういうこと、描いて欲しかったな、ちょっとでいいので。でも、そうすると雰囲気が変わるから仕方がない、と前回の感想で書きましたが・・・
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一方、壱岐。帰って早々、千里の個展に顔を出します。

「二人はひたむきに見つめ合っていた。運命的なものを感じていた」

おい、ナレーション(激爆)。

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今までテーマが重いのと難しいので、控えていたというか、腰が引けていたのですが、

今回からつっこませていただきます。それも下世話な観点から独断と偏見で(汗)。

シリアスになったら、また控えます。
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だって、なんという昼ドラ、もしくはメロドラマチックな展開。
予告で何となくわかってはいましたが、ここまでするとは思っていませんでした。

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・娘の結婚話より、本人の恋バナですか。
・小さい時、反抗的でその後の父子関係が危ぶまれた息子は、さしたる確執も描かれず、インドネシアに飛ばされた(笑)。メロドラマには必要ないものね。

以上、脚本につっこみ入れました。
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千里の口から佳子のお悔やみは聞きたくない、と思ってしまいました。生前、あれだけ挑戦的だったのに、と。

「日本からNYへまっすぐ」
とにかく、ものすごく積極的です。
父、秋津のことを持ち出すのにも計画的な感じがしてしまった。壱岐にとって、この事だけは妻とは共有できなかった思いだろうから。

自分は多分千里が好きじゃないのですね。紅子だったらもう少し好意的に見れたかもしれない。
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再婚を勧められても「妻は佳子だけです。」と言う壱岐。
これも本心なのでしょうが、一方で千里のことが好きなのはどうしようもないようです。
このあたりのジレンマはわかります。
それに妻が亡くなってから2年半(と言ってた)、別に恋をしても再婚してもいいと思います。
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でも、なんかもやもやする(滝汗)。

ドラマチックなラブシーンにも「良かったね」とは思えませんでした。

佳子さんが良すぎたからかもしれません。
それに健気な佳子さんにはあんなに亭主関白だったのに、千里には歯の浮くようなキザなセリフをペラペラと(爆)。

まぁ、恋は大の男を少年にしてしまう、ということで。
それにしても、初回と大分イメージが変わったなぁ。お話もだけど。

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で、最後は「家政婦は見た」かいっ←TVの前で恐らく多くの人がつっこんだのではないでしょうか。

確かに彼らの恋愛は前途多難なようです。
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そうそう、里井と一丸の次期社長の座をめぐる派閥争い。篠井さんがまた怪しい雰囲気を醸し出しています。
里井さん、大丈夫?大丈夫じゃなさそうです・・・
すみません、ビジネスの方はこれくらいで(汗)。
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なんのかんの書きましたが、ここ数回で一番楽しめました。
視聴のスタンスを朝ドラ風に変えると、面白いです。

何といっても感想が書きやすい(^^;;

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2009年12月17日 (木)

外事警察 #05

第5話「突入」

 <フィッシュ>が立て篭もるアジトの団地を突き止め、有賀(石橋凌)はSATの突入準備に入る。だが、住本(渡部篤郎)は警察の目を引きつける陽動策だと考え、突入に待ったをかける。一日の時間の猶予を与えられ、最後の力を振り絞りテロリストの背景を探る住本。協力者の愛子(石田ゆり子)に迫る身の危険、警察内のモグラの存在、SAT突入の刻限が迫る中、遂に住本は危険を承知で愛子を使い、ジュリオを取り込む決断をする。(公式サイトより)

公式サイト

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昨日、やっと視聴できました。

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陽菜(尾野真千子)、愛子と住本の葛藤、ジュリオの正体、有賀、倉田、官房長官の思惑、米国調査会社の企み・・・と、2話以降毎回流れる思わせぶりな爆破シーンとベットに横たわる陽菜のシーン。

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これで視聴者には全てのヒント・カードを見せました、最終回までに推理してみてください、といった感じです。

「テロ」とそれに立ち向かう「外事警察」。
警察モノなのかなぁ?それともスパイもの?

どういう方向に向かうか見当がつかないまま、ドラマそのもののできの良さに惹きつけられて見続けていたのですが、思った以上に、事件だけでははなく、心理的にも推理性の高いドラマでした。それもかなり高度な。

実に面白かったです。

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行方不明とされた住本の協力者の件で先輩に詰られる陽菜。
「一人の命より大勢の命、国家のために。」
酔って新しい部署のグチを言っていた頃の陽菜とは別人のようです。
どんどん変化していく。

先輩にメモを渡す時の無表情な顔。欲に憑りつかれているように感じました。何とかして自分を認めてもらいたい、という強力な自己顕示欲です。

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もう、手を引け、という住本には本音を言う愛子。
私ではだめなのか、という陽菜に愛子は告げます。
「私はあなたを必要としていない。」
そして
「あなたも私を必要としていない。」

どうして、信頼されなかったのか。
協力者の信頼を勝ち得なかった陽菜は、運営に自信をなくします。
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正義の名の下に自分の自己顕示欲を正当化し、自分に生死を預けた協力者には中途半端な同情をかけ、自分の立場が危うくなると上司に泣きつく。
しかし、陽菜は自分のやっていることの残酷さに気がついていません。

尾野さんが鬱屈したエリート意識を持つ陽菜、という人物を絶妙に演じておられます。

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再び愛子を訪れた住本は改めて協力を要請します。
「ジュリオはあなたを殺すつもりだ。それでも、協力してくれますか。」
「騙されたからやっているのじゃない。底なしの沼から救ってくれたからやっているのよ。」
先の見えない介護と悔悟の泥沼の人生。
住本は愛子に父の介護の末、自殺した母親の姿を重ねていたのかもしれません。

愛子の言葉に少し力みが抜けたような住本の表情が印象的でした。

双方、ぎりぎりの状態での交渉。
運営者と協力者の関係を表していて見事でした。

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ラスト近くのジュリオと愛子のシーンを含め、手に汗を握る展開でした。
渡部さんと石田さんの熱演を含めて、映像の醍醐味とでもいうのでしょうか。

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「フィッシュ」の正体に気がついた住本の哄笑が印象的でした。
最終回、まだドンデン返しがありそうです。

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2009年12月16日 (水)

リアル・クローズ #10

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

『Siela&Keith』のデザイナー、キース・パトリスら幹部が緊急来日。明朝10時に契約を決める最終プレゼンを求めてきたが、約束の時間まで24時間しかない。美姫の指示で急遽、プレゼンの準備に取りかかることになった絹恵(香里奈)、優作(西島秀俊)らは資料作りに追われる。(公式サイトより)

公式サイト

原作は初回より購読中。
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最終回に向けて、ほぼドラマ・オリジナルのストーリーになっています。

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松善に客足を盗られてピンチの越前屋。
尾崎(田中哲司)の策略で美姫(黒木瞳)も追い詰められます。

田渕も凌も松善に行ってしまうのか?
田渕は越前屋の情報を流している?

疑心暗鬼になる絹恵とニコ。

そんな中、『Siela&Keith』との専属契約をめぐって、多額な契約金を提示して割り込んできた松善・蜂矢と熾烈な争いが。

ブランドオーナーは松善の好条件に惹かれているようだが、デザイナーのキース・パトリスのマネージャー(升毅)は「デザイナーはお金では動かない」と蜂矢に告げる。

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アヤ(えれな)に続き、瑞穂(能世あんな)も会社を去る。
引き留めない美姫に絹恵は「仲間じゃないですか」と抗議しますが。

「越前屋のため、じゃなく、自分のための仲間が欲しいだけ。半人前で独りで立てないから仲間が欲しいだけ。そんなあなたに新しい選択をした人の人生を引き留める権利はない。
独りで立てるようになれば、同じように独りで立っている人たちが集まってくる。」(セリフは概略です)

劣勢に立たされた越前屋はショップ店員、企画室のメンバーやバイヤーたちが一致団結して即席のプレゼン用の売り場を作るのですが・・・
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起伏のあるストーリーで、面白かったです。
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美姫の言っていることは正論なのだけれど、この人の部下にはなりたくないなぁ(笑)。
自分なりに努力したつもりなのに「褒められたいから仕事をするの?」と一刀両断にされた瑞穂がちょっと可哀想でした。ここでも美姫様は正しいのだけれど。

しかし、誰でも美姫のように強いわけではないし、才能があるわけでもない。
会社には色んな人がいるわけで、そういった人々の意識を集約しないと健全な組織にはならないと思うのですけどね。

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こう感じるってことは、このドラマの思う壺なのかもしれない(爆)。

ま、新人や個性のキツイ部下を手取り足取り導くのは美姫の役目ではないかのしれません。
彼女は司令官なのだから。

そして司令官らしく、責任を取ろうとします。
蜂矢にうっちゃりをかまされたのは人為的なミスが原因ではなくても、彼女自体に原因があるのですけど。

あのネクタイ、美姫はどう感じたのでしょうね。
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スカウトされるふりをして松善がブランドに用意しているショップがどんなものかを偵察に行った凌、GJ。
NYの本店をそのままコピーしたショップ・デザインに
「あんな魅力の無い、面白くないショップ。」
と言い切ります。
今回は彼女の企画を取り上げる時間はなかったようです。いつか通ればいいなぁ。

あー、田渕さん。あの時点でのアンテナは遅すぎたかも。急なプレゼンだったとしても。

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今までのところ、登場する人々が、戯画的ではあっても、真剣に働いているシーンが多いので、多少の綻びも許せるような気がします。

来週の最終回は美姫と田渕がいなくなった状態から始まるのでしょう。絹恵はどうする?
ベタですが、面白そうです。

スカっと終わってもらえたら嬉しい(^^)。

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不毛地帯 #09

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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公式サイト

原作未読です。

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NYに駐在することとなった壱岐。千代田自動車が社運を賭けて新車は、情報が漏れていたせいで他社に出し抜かれ、大失敗に終わった。情報漏れの件はどうも小出の仕業らしい。
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リアルタイムで見てから大分時間がたってしまったので、感想を書く前にリピろうかと思ったのですが、多忙にて断念しました。

このままだと感想も途切れてしまいそうなので、気が抜けているのを承知で、簡単にでもあげておきます。

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一言。

もう、結婚しちゃったの?えっ、子供が?

駆け落ちでもなさそうなので、鮫島とは結婚式で顔を合わせたはず。
いやいや、その前に結納とかあったのでは?時代が時代だし。

もったいな~い。

下世話な視聴者としては(汗)、原作にはなかったとしても、ドラマ的には、何かあって欲しかったけれども。

橋田さんのドラマだったら、1クールできてしまいそうなほどネタの宝庫だったのに。(爆)

でも、そうすると違うドラマになってしまいますね(汗)。

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あと、相変わらずの里井の暗躍っぷりや、新に韓国・光星物産会長の李錫源(榎木孝明)という陸士の同期生の登場や、高圧的なフォーク社を説得して提携成立成功(ここは見所ありました)、など色々なことがありましたが、上記の「もったいない、けど仕方がない」が今回の感想です。

空港で鮫島を見かけても、やっぱり「敵」認識ですものね。娘の義理の父親だ、という意識は欠片もなかったようです。孫もいるのに←ひつこい(汗)。

仕事の鬼、壱岐としては当然といや当然なんでしょうけど。
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あ、千里が婚約解消しましたね。一応泰夫の方から切り出していたけれども、千里の心が自分にないことを察知したためでしょう。

NYにまでやってきた紅子さんを振り払う壱岐。千里はどうするの?

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2009年12月15日 (火)

東京DOGS #09

高倉奏(小栗旬)が父の敵と追い、松永由岐(吉高由里子)がかつて愛した男、神野が生きていた。(公式サイトより)
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公式サイト

テンポは神野本人を追う話だったせいか、先週より良かったように思いました。

今回も毒、書いてます。ご注意下さい。
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アクションの合間にアパートでのコント(失礼)が少し、といった展開でした。
あ、大友が高倉家を訪れていました。
と、それから、堀川が怪我をした、と。

そうそう、神野が恐らく警察病院に入院していた甲斐崎を殺しました。
・・・警察病院て、警視庁の中にあるの?そこのところはよくわかりませんでした。

わからないといえば、その前に甲斐崎を訪れた由岐はどうしたの?
甲斐崎に「私を人質にして神野を呼び出して」みたいな事を頼んでいましたが。
甲斐崎が殺されたってことは断ったのですよね?
それは来週に持ち越しですか。

「殺すのは高倉でも大友でも良かった」
という言葉に大友は驚いていたようですが、何かあるのでしょうか?
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来週が最終回ですか。

ここまで見ていてなんですが、未だに神野が何をしようとしているのかに、興味が持てません。

アクションあり、サスペンスあり、恋バナあり、お笑いあり。
サービス満点なのですが、肝心のストーリーが何を描きたいのかわからない(汗)。

ストーリー、というより、このドラマならではの「世界観」が何を基準に作られたのかがわかならいのです。

ま、週10何本のドラマ全部が息を呑む展開だったら疲れるので(汗)、こういうお気軽に見れる作品もあってもいいのかな、と思わなければいけないのでしょうかね。

お気軽でもいいので、どこかにチャームポイントが欲しいのですけど、この作品は、ストーリーや演出で作ろうとはせずに、キャストの個人技に頼っているような気がするのです。

それはそれで楽しんではいますが、キャストのファンであればあるほど、話に対して毒を吐きたくなってしまう。
そんな意地悪視聴者です。すみません(滝汗)。

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JIN-仁- #10

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

公式サイト

原作未読です。

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今回もとても面白かったです。

仁と咲の気持ちを軸にじっくりと丁寧に描かれてましたが、最後のカタルシスに意識が一気に持っていかれました。

いや、そこまでを納得がいくように描いているからこそ、ラストシーンが余計に気になるというか。
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仁は未来のために野風の胸のしこりをわざと見過ごします。

縁談の話がある咲は、仁に対する気持ちも立場も同じ、と野風に相談、というか、悩みを聞いてもらいます。
母も乳癌で亡くなったという野風はもう、あまり生にたいする執着がないように見えました。

病気を見逃すなんて、仁らしくない、となじる咲。
医者としてのポリシーを曲げてまで、未来をこの世に送り出したい。
「自分は鬼だ。」
そんな姿を見るに耐えない咲。仁の未来への深い想いを改めて思い知らされることになります。
そして決断します。
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大病が見つかれば身請け話はなくなる。
しこりが悪性である、という確証もないし、乳癌の手術経験もない。
だとしたら、未来のためには、野風が子供さえ生まれれば。
むつかしい選択です。

原因と結果がわかっていても、その経過がわからない。

竜馬のような有名人物だと、年表に照らし合わせてズレがわかるのでしょうけれども、名もなき市井の人々がどんな人生を送ったかは、普通はわかりません。

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咲の想いに気がつく仁。
もう、橘家にはいられない。

仁を見送る咲は持ち込まれた縁談を受けることを告げます。
何も言えない仁。

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一方、自分を裏切り者扱いしていること知りつつ、長州と接触する竜馬。
「幕府と戦っても負ける。それより、ペニシリンを夷人達に売りつけて、儲かった金で海軍を作り、この国を豊かにする。」
自論を展開します。

その迫力に、仁は改めて歴史の歯車を変えてしまうことの恐ろしさに気がつきます。
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協力的な漢方医、福田や、厳しいけど真っ当な橘家の母上など、シーンは少ないけど印象的でした。

乳癌治療の専門であるがその治療法は門外不出という、華岡流を知っていそうな佐分利の態度も気になります。
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「戦争で死ぬ人は戦争で死ななければいけない。」
人の命を救うために必死で動いていた仁が苦悩の上、たどり着いた結論です。

こういったセリフの数々が、このドラマを単なるSFに終わらせない、リアルな重みをもたらしているように思います。
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タイムスリップによる影響が竜馬に直接現れました。

包帯の男は果たして仁なのか、竜馬なのか。
あの胎児ににた腫瘍は?

咲の手の中の息絶えた蝶は何を意味しているのでしょうか。
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最終回が待ちきれません。

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2009年12月14日 (月)

坂の上の雲 1-#03

原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

公式サイト

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今回は主人公たちを描くと共に、要人たちも登場し、戦争に向かって動いていく様子が描かれていました。

初回の時にも書きましたが、作者の「余談」の多い大作をうまいことドラマにしてきたな、というのが第一印象です。

サイレント映画風に描かれた結婚式を初めとする好古と多美のエピソードなどは言わばドラマ・オリジナルなのですが、違和感はありませんでした。

子規はこれから辛いことになるのでしょう。

松さんはさすがの佇まい。阿部さんとのやりとりにはほのぼのしました。
菅野さんも健気で勝気な女性の複雑な内面を全身で表しておられて、惹きつけられました。

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以下は原作を離れて。

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陸奥も恐かったけれども、國村さんが演じる川上操六が恐かったです。
「短期で終わらせる」って、日中戦争や太平洋戦争の時の軍部と同じ事を言っています。

戦争というものが、そこに至るまでの事情や政治の力学はあれども、最終的には一部の人々の思惑で決定されるように見えるのが、何ともやりきれなく感じました。

帝国主義の時代なので、マスコミも世論も戦う事を是としたことも確かなのでしょうけど。
誰かが決断しなければならないことなのでしょうが、そう持っていく形が恐い。

「あちらが5000人なら、こっちは7000人」。
兵士は駒。

でも結局、徴兵された人々が、駒として、国を守るという大義の元に死んでいくのですから。
それは清の人々や、政治の駆け引きの為に踏みにじられる朝鮮半島の人々も同じ。

やはり近・現代史は生々しいです。思わず、そういったことを考えてしまいました。
何が正しいとか、悪だとかいうことではなく、恐いな、と。

せめても救いが「負けた時を考えなければいけない」という伊藤博文の言葉と、「生きて帰ってきてください」と夫を見送る多美の姿でしょうか。

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※時系列には「不毛地帯」と「外事警察」の感想を書かなきゃいけないのですが、この2作は事情により録画したため、リアルタイム視聴のこのドラマを優先しました。.

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#1 #2

2009年12月13日 (日)

仮面ライダーW #14

若菜を狙うドーパントの回の後編でした。

公式サイト
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映画はまだ観ていないので、テレビのみの感想です。

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犯人は予想通りでしたが、とても面白かったです。
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若菜とフィリップの関係をある程度視聴者に提示したので、すれ違いの要素も加わり、今まで依頼人の事件をこつこつと解決してきたハーフボイルドの物語に深みが出てきました。
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B・ワイルダー曰く。
「観客は登場人物より多くを知っていることで滑稽さ(もしくはサスペンス)を感じ、秘密を教えられているために共犯者になる。
その次にもっと多くのことを知りたいと思っているところで監督に驚きを与えられ、それによってさらにおかしさ(もしくはスリル)を感じるのである。」

この法則にのっとったお見事な伏線の張り方でした。
霧彦が若菜の先輩・素子をどう処理したのかを見せなかったのも、想像力をかきたてて恐さを増していました。

贅沢なことを言えば、ちょっと生身のアクションが少なかったことでしょうか。

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フィリップが若菜の優しい部分を呼び覚ます存在であること。
若菜が園咲家では異端児であること。対する姉の気持ち。
園咲家が単なる悪者集団ではない、複雑な要素を含んだ存在であることが明示されました。

ラスト近く、若菜を見守る父の眼差しに少し優しさがあった・・・と信じたいです。

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ぼんやりと窓の外を眺めるフィリップに漂う虚無感。
彼を見守る翔太郎の独白。

元気のいい亜樹子と翔太郎の掛け合いに、ふと我に帰って微笑むフィリップを後ろから捉えたカットには思わず、じん、ときました。

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登場人物の心のあやが描かれ始めて、実に面白くなってきた。1年間見続けるに値するドラマかと。

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侍戦隊シンケンジャー 42

公式サイト
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まさしくアクマロの「二百年野望」。全て二百年前からの仕込みだったとは。

外道衆、あの世にも行けない存在。
十臓はそんな外道衆からもはぐれた存在。
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アクマロの野望を具体的に明らかにしつつ、寿司侍、いや、源太のシンケンジャー内の立場を改めて描き、更に十臓がはぐれ外道になった事情が明らかにされる。
息も切らさず一気に畳み掛けてきました。

何一つ無駄のない、テンポ抜群のお話でした。

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お寺の片隅にあった名もなきお墓がキーワードになるとは。
そうか・・・裏正が。単なる殺人鬼、という設定ではなかったのですね。
来週、詳しく描かれそうです。
当時のカットが恐ったです。相変わらずえぐいです。←ここいうの、好きです。

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殿、ピンクさん、イエローさんと男子組に別れたフォーメンションも良かったですし、ツボトグロが二の目になった後も巨大アヤカシたちが本気を出してきたので(苦笑)、久しぶりのカジキマグロとか・・・・X'mas前の一掃セール、といった大人の事情を感じさせない(大汗)、見応えのある巨大戦でした。

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カオスになった街を見つめる薄皮太夫は何を思う?
恐らくドウコクさんが大トリなのだとは思うのですが、太夫とのからみが気になります!

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ダイゴヨウもお留守番でいい感じ。
源太のサプライズが披露されることはあるのでしょうか。
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感想はいつより短めですが←体調的に。
いや~、面白かった~(^^)v
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来週が待ちきれない!!

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2009年12月11日 (金)

ドラマ感想とTB、2、3日遅れます。

PCを触れない状態になります。

・・・日曜日のドラマの感想がすごく遅れそう(汗)。

来週の日曜日は加えてM1があるので、すっごくキツイです。

シンケンジャーも佳境だし、Wは後編だし。

BSに入っていないので「坂の上の雲」はリアルタイム。録画したM1が一番後になるかな。結果を知りたくないのでニュースも見れない(涙)。

ファイナリストの面子と出演順から、巷の評判通り、今年は今までにない混戦になるような気がします。笑い飯が初出場以来のインパクトを取り戻せるかどうか。敗者復活で誰が来るか?

あー(汗)、M1と「仁」と重ならなかったのがせめてもの幸いです。←「仁」は追っかけ再生しています。

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真夜中に目が覚めたら、つけっぱなしだったテレビにインパクトのあるシュールな映像が・・・と思いつつ、寝ぼけまなこで眺めている内にまた、眠ってしまいました。

気になったので、起床後調べたら、「古代少女ドグちゃん」だったことがわかりました。

ノーチェックだったことを思わず後悔しました。もう終わるかもしれないけど、来週は録画してみようかな。

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ドラマ、映画とは関係のない事なのですが、一ファンとしてこの場をお借りして。

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赤星選手、お疲れ様でした。

お元気なられて野球界に戻ってこられる日をお待ちしております。

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2009年12月10日 (木)

ギネ 産婦人科の女たち 最終回

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

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玉木(上地雄輔)から、君島(松下由樹)が教授になるための条件を聞いた奈智(藤原紀香)は、病院を辞めると宣言。驚いた君島や藤木(近藤芳正)に、奈智は「行きたいところがある」と伝える。やがて君島は教授に昇進。藤木も、次の勤務先を考え始める。

まもなく、一代(内田有紀)の手術の時がやって来た。手術は、まず子供を帝王切開で出産し、その後、がん化した卵巣を摘出するというもの。執刀は須佐見(國村隼)が行うことになった。(公式サイトより)

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原作未読です。

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一代の手術が始まろうとした時に、第2話と同じく急患が運び込まれる。
手術室は満杯。須佐見の判断で急患の手術が優先される。
さらに入院患者にも異変が起き、須佐見が診ることに。
そして手術室が空くのを待っている間に一代の容態が急変する。
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先週と今回の最終回だけを見ると、柊の処遇を含めて、多少のあざとさは感じてもそれほど破綻があるドラマには見えなかったのでは。

でも、主役が誰だかは分かりにくかったかもしれない(苦笑)。

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須佐見も格好よかったし、君島もりりしかったです。
特に須佐見の鉗子を使ったお産シーンは見応えがありました。
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けれども柊は?
結局医者として秀でている、と感じさせるシーンはありませんでした。
初回にカイザーの速さを見せたくらい。それも「カイザー好き」だから、というのも、何だか恐い感じ(汗)。

須佐見の施術はカイザー好きの柊へのアンチテーゼのような気がしました。
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柊が独善的なのは言うまでもありませんが、君島もかなりまわりを見ないでつっぱしるタイプのように感じました。

榎原先生、もっとちゃんと言わないと気持ちは伝わりません(笑)。ま、桧口にはその気は全くないようですが。.

玉木は残るのね。男としてはどうかわからないけど、医者としては一皮むけたようです。いい先生になりそう。

個人的に、玉木の部屋に転がり込んだ柊親子のシーンが見たかったです(^^)。

徳本が「総合周産期母子医療センター」存続に署名するシーンは意味深かく感じました。

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ところで、柊の夫は柊が小笠原に行くことにどう思ったのだろう。離婚してからも、子供のために科を変わることを懇願していたくらいなのだから、全く無関心であったとは思われない。須佐見の結婚式には参列していたけれど。

最後まで引っ掛かったのは、須佐見と一代の年の差カップルの序盤の思わせぶりな描写です。もう少し視聴者に好感を与える描き方はできなかったのでしょうか。
そうすれば、手術を終えた病室でのシーン・・・子供は無事に生まれたけれども、これからガンとの闘いが待っている、それもかなりリスクの高い、ひょっとしたら負けるかもしれない闘いを前にした、しみじみとしたシーンにもっと感動できたと思うのですけれど。

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かなり豪華なキャストでした。←「特別出演」とか「友情出演」とか「スペシャルゲスト」とか。肩書きが多かったけど。

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ただ、特異な性格のヒロインをじっくり描くのか、それとも群像劇にするのか、中途半端だったように感じました。
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そして最後まで主人公に共感を覚えれなかったのは確かです。
それはそれで全くありだと思いますが、そういう話の場合は、脇に視聴者目線の人物を置く方が親切でしょう。

本作はそういった人物を描けてなかったように思います。
個々の演技ではなく、脚本、そして演出的にです。

今までさんざん書いてきましたが、時間的な経過がわかりにくかったり、人間関係がワープしたり・・・・しばしば置いてけぼりを食らわされたように感じました。

では面白くなかったかと言えば、実は面白く拝見しておりました。

テーマも興味深かったし、いいシーンもあっただけに、惜しかった、と思います。
現場のスタッフ、キャストのチームワークもいい感じでしたし。それだけに、もっと個々の人物、エピソードを丁寧に描いてくれていたら・・・惜しいと感じたからこその毒吐きの数々。お許しくださいませ。

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うーん、須佐見の使い方が色々と勿体なかったかな~←しつこい(^^;;

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2009年12月 9日 (水)

リアル・クローズ #09

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

美姫(黒木瞳)は松善の脅威に対抗する年末商戦の切り札として、ニューヨークの人気ブランド『Siela&Keith』と専属契約を結ぶべく交渉に乗り出す。日本初上陸のこのブランドを迎え入れることができれば、大きな話題を呼ぶことは間違いない。先方の契約の条件は、人気商品のハイヒールの製造を浅草の老舗靴工場『竹内』に委託すること。その名を聞いた美姫は表情を変える。(公式サイトより)

公式サイト

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原作は初回より購読中。
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今回からドラマ・オリジナルのストーリーです。
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田渕、絹恵とニコ(黄川田将也)は「竹内」へ契約交渉に向かいます。
一足早く交渉に訪れた蜂矢(小泉孝太郎)は、社長の竹内(田山涼成)とワケありな感じ。

「下町の職人」であることにプライドを持つ竹内は蜂矢にも、そして越前屋に対しても「お得意様が大事。新規の仕事は受けられない」と突っぱねます。

社長の懐柔を託された絹恵は、まめに下働きをこなして次第に竹内の信頼を得ていきます。
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「越前屋はもうダメです。」
と言い放ちつつ、蜂矢は越前屋の優秀な人財を次々と松善にスカウトしていきます。
かねてより美姫に反感を持っていた経営戦略部の尾崎(田中哲司)はとっくに松善に寝返っている様子。以前からの情報流出も彼の仕業か?

美姫のアシスタント、アヤ(えれな)は誘いに乗り、松善に入っているブランドに転職。
凌(加藤夏希)にも誘いがかかっています。

田渕までスカウトする蜂矢は美姫に個人的な想いを持っていました。

頑張りようが社長に認められて、無事「竹内」との契約を成立させた絹恵。
深夜、「竹内」の工房を訪れ、想い出に浸る美姫・・・

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「いい靴を履きなさい。」
確かに、高価そうな服を着てても靴がアンバランスにピラピラだったり、逆に地味な服を着てても仕立てのいい靴を履いていたり。いい靴でも手入れが悪かったり。

靴ってその人のおしゃれ度、そして生活そのものを表すんですよね。
普段、年季の入った(苦笑)、スニーカーしか履いていないと、公式の場で履く靴に困ります。一番気を使うアイテムかもしれない。
足元を見透かされる、とはよく言ったものです。

「ハイヒールは履くには適さない。」
でも、美しく見える。そのために女性は無理してでも履く。
大変です・・・
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やもめの靴職人だった蜂矢の父と当時バイヤーだった美姫は恋人同士だったらしく、子供だった蜂矢も美姫に懐いていた。
しかし、美姫は自分の仕事を優先させて父と、そして自分を捨てた、と蜂矢は思っている様子。
美姫と別れた後、父の靴工房は倒産、父も病に倒れて亡くなった、とのこと。
蜂矢は父を「負け犬」と呼び、生き方も否定。自分は美姫から欲しいものを貪欲に取っていくことを教わったと。

そんな蜂矢に美姫は言います。
「置いていったからこそ愛しいものがある。そのためにも自分の人生を生きなければ。」

※例によってセリフは概略です(汗)。

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谷原さんの物腰の柔らかい靴職人はいかにも、という感じで思わず笑ってしまいました。

美姫を送り出したお父さんと、そのお父さんの気持ちに応えようとしてきた美姫。
女性が自分のやりたいことを追求することと家庭を両立することは、今でも難しいのだから、美姫が若かった時代はなおさらでしょう。

第3話で登場した靴下メーカーの専務取締役、水嶋(片平なぎさ)を戦友、と言った美姫の生き様が蜂矢に理解できる時はくるのでしょうか。

ところで、今更ですが蜂矢って「GOLDY」のバイヤーじゃないの?
フリーランスなスカウトマンみたいなこともしてますが。あ、GOLDYの社員をスカウトしているのかな?
ともかく、松善の内部にえらく食い込んでますなぁ。

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絹恵のパートはいつも以上にマンガチックでした。
オーダーメード靴の製造過程でアニメが出てきたのには少し違和感が。普通にセリフで良かったじゃないのかな、と。好みですが。
ドラマとして作りこむ時間がなかったのかな、と邪推してしまいました(汗)。

もう少し職人たちを丁寧に描けば落ち着いた雰囲気になったでしょうが、そういう描写はこのドラマのテーストには合わないのかな。うん。

絹恵は田渕を異性として意識しだした様子。
恋バナの描写は達也の時のシリアスムードとはえらい違いますが、あちらは恋の終わり、こちらは恋の始まり、ということで、これくらいコミカルでもいいかも。というか、この二人のドロドロなラブシーンはあまり見たくないかも(大汗)。

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さて、田渕が決意表明したところで、次回へ続へ。
凌の動向も気になります。
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9話まで進んで、ようやく気軽に見れるドラマだな、という認識に落ち着きました。

作りこんでいる感はありませんが、話のパーツの欠如もあるにはあるけど気にならない程度(原作を読んでいるので勝手に脳内補填しているのかも;;)、とにかく不快感は感じません。

がっつり食いついて毒吐きながら見るドラマではないかなぁ・・・ま、そういうドラマがあってもいいじゃないか(自爆)。

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2009年12月 8日 (火)

東京DOGS #08

公式サイト

今回は粗筋を公式サイトより引用するまでもなく、ひたすら逃げ回る由岐、追いかける甲斐崎と、由岐を守ろうとする警視庁・特殊捜査課、つまり奏とマルオのお話でした。
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追いかけっこのパターンはコメディでもサスペンスでも定番で、「うまくいけば」面白くなるはずなのですが・・・。

以下、毒、ありです。ご注意下さい。
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街中でドンパチやる、という荒唐無稽さは、まぁ、そういうテーストのドラマであるとして。←拳銃がおもちゃに見える、というのも含めて(汗)。

奏とマルオ、益子と堀川の掛け合いや、ついに警視庁に現れた奏の家族といった小ネタも、それだけ取り上げれば、悪くなかったと思います。

失敗ばかりしているお間抜けな特殊捜査課にはイラつきましたが、あの冷静な奏が今までになく動揺する様は新鮮でした。

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ただ、どうして、由岐がマルオの総長就任の場所を知っていたのか、わかりませんでした。
自分が聞き逃したのかな?

ついでに言うと、神野が生きているのか死んでいるのか、誰なのか、という謎で引っ張ってはいるのですが、どうでもいい、というか、やはり興味がわかない(汗)。

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今回、自分が一番がっかりしたのは、テンポとアクション。

追いかけっこパターンなのに、こうもテンポが悪くてはお話になりません。
だって、誰も由岐や奏が死ぬなんて思ってないでしょう。
だったら見せ場は、ひたすら追いつ追われるのスリリングな展開とスピード感だと思うのですよ。

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さらに初回の冒頭で感じたアクションシーンのまだるっこさを、今回も強く感じました。
個々のキャストのアクションのことではありません。
アクションシーンの撮り方、編集の仕方です。これはテンポの悪さに繋がっていると思います。
なんか、アクションシーンに愛を感じれないんですよ・・・

スプラスティックコメディーを撮るのは至難の業なので、求めませんが、せめて普通のサスペンスドラマとして、もう少し緊迫感のある撮り方はできなかったのでしょうか。

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テンポとアクションが良かったら、荒唐無稽な銃撃戦も、どじな警察も、そういうテーストとして面白く見れたし、コメディリリーフも悪目立ちなかったと思うのです。

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とはいえ、回によって出来不出来が激しいドラマなので、来週に期待します。

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他のドラマと比べることはなるべく控えてはいるのですが、今回は国営放送の刑事モノの緊迫感や日曜朝の英雄さんたちのアクションシーン、カット割の見事さが頭をよぎってしまいました。
ベクトルの違うドラマなので、比べちゃいけないんだけど(_ _)。

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2009年12月 7日 (月)

JIN-仁- #09

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

公式サイト

原作未読です。

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写真の中の未来は消えかかっていた。何故?

自分のやっていることがどのような影響を未来(みらい)に及ぼしているのかが掴めず、悩む仁。

仁の元、佐分利たちが結束して医療に励む姿が清々しいだけに、見ているほうも複雑です。

そんな中、竜馬は自分にペニシリンを売らせてくれんか、と仁に頼みます。

開国だの、攘夷だのの連中はたいがい郭や花街でわいわい議論する。その挙句、みんなが梅毒になってしまった。それが直る、といなら、議論どころじゃなくなる。外国にも売りうけよう。儲けて海軍をりっぱにするんだ。と。

いかにも竜馬が言いそうなことで、思わず納得しました(^^)。

あの恐い橘の母上が、竜馬には胸襟を開いて笑い転げているシーンも「人たらし」らしい面を描いていて、こちらもいかにも。お見事です。

でも、ペニシリンて、本来、まだあってはならない薬品なんだけど・・・

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さて、身請け話が持ち上がった野風は、仁を招いて想いを打ち明けます。
招かれざる客、竜馬が可笑しい(笑)。

一方、仁を見送った咲は野風の気持ちを察してはいるが、待つしかない。そうでなくてもいつか、元の世界に戻っていく人なのだと・・・。
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「先生はこの世の人ではない。」
姿だけでなく、人柄も未来そっくりの野風の想いをどう受け止めていいかわからない仁。
自分の行動ひとつひとつが写真の中の未来に影響していると思うと余計に・・・。
未来本人ではないのですからね・・・でも、魅かれる気持ちもわかります。

そこへ火事が。
仁は新門辰五郎との約束を果たしに、駆けつけようとします。

自分が汚れているから逃げるのか、と一度は怒った野風は、
「約束」
という言葉に静かに納得。それが仁先生なのだから、と送り出します。

火事と喧嘩は江戸の華。
その江戸を火事から守っているという自負の強烈な辰五郎の元、被災者の治療に取り組みます。

混乱する現場。そこへかつて、仁の手術で命をとりとめた漢方医、福田がサポートに現れます。
「漢方ででも直せるものもある。」
これをきっかけに洋と和がタッグを組めればいいのですが。

火が迫っても逃げ出さずに、辰五郎の手下を助けた仁は辰五郎の信頼を勝ち得ます。
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意を遂げられなかった野風。
精一杯の意地をはる彼女を見詰める竜馬の表情が、何とも優しくて、泣けました。

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その竜馬に迫る危機。
そうか、ペニシリンがここへ絡んでくるのですね。
うまい。

どうやら野風は乳癌らしい。だから、あの時、一瞬写真が元に戻ったのか。
ということは、未来はやっぱり、野風の子孫なのでしょうか。

そして目を開いた胎児(?)。

倒れた仁も含めて、いったいどうなるの?

今回もとても面白かったです。
来週も楽しみです。

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坂の上の雲 1-#02

原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

公式サイト

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真之と子規、そして律の短い青春が、躍動感と儚さの漂う丁寧な映像で綴られていました。

今回はこの3人に的を絞って描いてあったので、個々の人物像や各俳優さんの役への取り組み方がかなり明確になってきました。

このような実在の人物を演じるドラマにおいては、「顔」がいかにそれらしいか、説得力を持っているか、というのは大事だと思うのです。
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そういう意味でも、フィクション、ノンフィクションの部分を含めて、かなり見応えを感じました。
律の初々しさと深い悲しみを控えめな表現で演じられた菅野さん。
コンプレックスを抱えながらも人懐こく、どこか天才独特の狂気を感じさせる子規。香川さんはやっぱりうまいなぁ。

本木さんは、真之本人が言っているように「要領がいいだけ。このままでは一流の人間にはなれん」という、秀才で喧嘩っ早くはあるが、まだ出来上がっていない、普通の青年を微妙なバランスで演じられていると思いました。

旧藩のしがらみで、傍流であるフランス留学を受けれる時の好古も、いかにもそうであったろうと。力の入った間合いでした。
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真之と子規のやんちゃエピソードは、本を読んでイメージしていたのに限りなく近い感じ。いや、本当は違ったかもしれないけど、ドラマを見て、「あーそうかもしれない」と思わせる力がありました。

雨の下宿に独り残された子規のシーンは心に残りました。シリーズ全部を見終わった後でも、忘れられないシーンになりそうです。

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好古の仏留学シーン、特に兵士達が中庭のようなところで乗馬演習をしているシーンには、「お金賭けてるなぁ」と。
CGでは出ない、実写の贅沢さ。こういうのは大歓迎です(^^)。

来週も楽しみです。

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#1

仮面ライダーW #13

若菜をめぐるお話の前編でした。

公式サイト

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「これ、ライダーだよね?」と見終わった後、思わず思ってしまうほど、本当に無駄がなのない、テンポのいいお話でした。
まだ前編ですが、面白かった!
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早々に若菜の正体を見て、幻滅する翔太郎。
ここ、大事です。視聴者の気持ちを代弁していてストレスを感じさせません。

一方、そんなことにおかまいなく若菜フリークまっしぐらのフィリップ。
この正反対の反応のバランスがいいです。うまくお話に絡んでいます。

顔を見合わせず、手を握り合うだけのフィリップと若菜。
伏線を大事にしています。
伏線がシンプルなのがいいです。

伏線だらけで本筋が見えなくなってしまったシリーズもありますからね~。

若菜に夢中の二人にツッコミを入れるも、本人が尋ねてくると「あら、スターが来た!」みたいな亜樹子もいい感じでした。

「嵐が去った後」を眺めるうんざり気味の翔太郎と亜樹子のツーショットがなんとなく印象的。

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誰がドーパントとなって若菜を狙っているのか。
フィリップの推理が冴え渡る。
相変わらずコケにされながらも、献身的に走り回る翔太郎。

疑わしい人物も何人か登場させていますね。

あ、饅頭屋のお嬢さんも満面の営業スマイルで再登場。これも風都、という町が舞台なんだと、それとなく印象づける有機的なシーンでした。

「さんざんグレてたのに・・・ま、笑顔が一番か。」とぼやく翔太郎(笑)。
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本筋にはあまり関係のないシーンですが、座りながら、若菜の唄に合わせてフリをつける、妙に無表情な翔太郎とフィリップも可笑しかったです。こういった遊びの部分も有機的に機能しています。

造形的にもドーパントがやたらマッチョだったり、球体になったり、と楽しめました。
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園咲家。そろそろタレント活動を辞めたら、と父と姉に言われるも辞める気のない若菜。何か理由があるのでしょうか。
それはともかく、本当に仲の悪い姉妹です。変身しての喧嘩は危険ですよ、って霧彦さんも言ってますよ・・・あれ、霧彦さんだけテーブルが違う(泣)。

「この子は死なないのよ」
えー?!
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ラスト、粉々になったクレイドール・ドーパント。
来週が楽しみです!

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侍戦隊シンケンジャー 41

ドウコクの強さを目の当たりにしたシンケンジャーは、ドウコクを倒すにはやはり封印の文字が必要だと改めて実感する。そんな中、ことはは、丈瑠の異変に気づきながらも、自分には何も相談してくれない茉子のことが気になっていた。そんなことはの元に、シンケンイエローになるはずだった姉からの手紙が届く。 
妹を気遣う姉の手紙に、ことはは、自分ではなく姉がイエローになっていれば、もっと仲間の役にたてたのではないかと考える。
(公式HPより)

公式サイト

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今回はガッチリとイエローさんのお話でした。

殿の異変について何か知っていそうなピンクさん。
でも、自分には話してくれない。年下ということで相談相手になれないのかも。
今までも自分が気がつかないだけで、そうことがあったのかもしれない。

「もしかしてインケンイエローは年上のお姉さまだったかも?」
途中参加で事情を知らない寿司侍の能天気な一言も効いたようです。
寿司侍にお灸を据えるグリーン君。

「もし、お姉ちゃんやったら・・・」
このような非常事態でもみんなの気持ちを慮れるはず。
なのに、自分は末っ子だということで大事にされている。何の役にも立っていないやん。

すっかりネガティブモードに。

「みんなに甘えていたらあかん」

決心したイエローさんはスナススリに単独で立ち向かうも、あえなく撃退され、自分を助けてくれた他のメンバー全員を巻き添えにしてしまいます。
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飢餓地獄ですか。地味にえぐいです。
苦しんだ人々の記憶がその地に残る・・・

ドウコクが三途の川底で傷を癒している間にアクマロは着々と自分の野望を叶える計画を推し進めています。

「この世に地獄をつくる。」
アクマロは地獄に対して身を焼き尽くすような執着を持っているようです。
・・・なんだか十臓と言っている事が似てる?

「この世を地獄になんて、とんでもない。」
留守を守るシタリは心配そう。

ところで、ドウコクは何がしたいんだっけ(汗)。
そうそう、この世を三途の川で満たすことだったかな。
この世が三途の川で満たされれば、水切れなく好きなだけ暴れるものね。

そうか、三途の川と地獄は違うのだ!←今更。
それがドウコクとアクマロの違いか?
この件につきましては、次回から描かれていくようなので、楽しみです。

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爺に諭され、今は自分しかシンケンイエローはいないのだ、と決意したイエローさん。
その様子は、隠れて見ていた殿にも何がしかのインパクトを与えたようです。

他のメンバーが飢餓地獄で苦しむ中、殿とイエローさんだけで出陣。
イエローさんはスーパーシンケンイエローとなって、スナススリを倒します。

スナススリが倒れて飢餓地獄から開放されたメンバーも駆けつけての巨大戦。
イエローさんの折神が単独でアヤカシの頭にかぶりついたシーンは珍しかったです。

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戦いすんで、殿も、寿司侍のお店が記事に載ったことに触れれるくらいは吹っ切れた様子。でも「腹が痛かった」とまだ本当のことは言いません。
相変わらず心配そうに見守るピンクさん・・・

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もう、12月。お話も最終局面に入ってきて、ヒートアップしてきました。

末っ子のイエローさんがここへ来て存在感を見せてくれたのは嬉しい限りです。
ネガティブな思考も甘えているからだと、自己反省。どこまでも真面目な子です。
単独メインのお話はなかったけれども、この真面目で健気なキャラは確立されています。

だからこそ殿の気持ちを前向きにできた。
シンプルでわかりやすいお話でした。
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殿の抱える悩みと封印の文字。
一方、どろどろ状態の外道衆。ドウコクとアクマロの対立に十臓、薄皮太夫はどう絡んでくるのでしょうか。

期待とともに寂しさが増す今日この頃です。

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2009年12月 6日 (日)

外事警察 #04

第4話「裏切り」 

愛子(石田ゆり子)の潜入により、<フィッシュ>が肥料工場に潜伏していることが判明。工場では、肥料の原料をもとにアンホ爆弾が製造されていた。住本(渡部篤郎)の監視の隙を突き、爆弾を積んだトラックが逃走。国際会議がテロの脅威に晒されて行く。一方、捜査から外された陽菜(尾野真千子)は住本への反発を強め、極秘に愛子を協力者として運営する。愛子は外国人バーに再潜入、トラックの居場所が書かれたメモを入手する。(公式サイトより)

公式サイト

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「私は切らせない」

協力者の経験が愛子の鬱屈した日常に刺激を与え、更に住本のやり方に不満を持つ陽菜の「あたなを切るつもり」という言葉が愛子を危険な行動に駆り立てたようです。

ジュリオよりむしろ住本を挑発しています。

真意はどうあれ、陽菜の言動は愛子のような境遇にいる人間にとっては無神経だと思わざるをえませんでした。

ま、それでドラマが動くわけで、今回はテロ及びテロ組織より、住本自身の想いが明らかにされ、また、住本と愛子の余人ではわかりがたい関係に陽菜がからんだ、心理的駆け引きをじっくりしんねり描いていました。
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倉田(遠藤憲一)の口から住本の過去と住本と有賀(石橋凌)の関係もはっきり語られました。
住本の父は有賀の身代わりとなって植物人間となり、3年の後、死亡、その後母は自殺した。

住本の生い立ちを聞いた陽菜も一筋縄ではいかない人間です。

愛子を自分の協力者として登録した上、

「お母さんと重なってみえますか。」

住本が人の弱みを握って優位に立つ方法を使い、住本本人を牽制します。

しかし、住本はニケの残したと思われた文字を使って反論、逆襲します。
ジュリオは愛子を利用している、と。
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惨殺されたニケを見て崩れ落ちる住本の画。
これだけ感情を露にした住本の姿ははじめてです。
声を流さない演出が効いています。

しかし、かつて父の上司だった警察庁警備局長、有賀は遺族を保障するどころかその死すら伝えない、何もなかったことにしようとする。

「結局あの時と同じじゃないですか。この国にテロを防ぐまともな法律があれば我々は問答無用で被疑者を引っ張れるのです。それができなから協力者を危険にさらすのです」

父と間接的にではありますが母を殺したテロをが激しく憎む住本は、かなり過激な考え方を持つに至ったようです。

うーん、問答無用、ですか。

「この国でインテリジェンスのなんたるかが理解されるためには時間が必要だ。」
一方、意味があるようでないような曖昧な返事を返す有賀。

「テロの1つくらい起きたほうがいいんです。」

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誰が、何が、正義なのか。答えはあるのか。

村松内閣官房長官(余貴美子)と手を組んだ倉田の動きを含めて、来週も目が離せません。

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#1 #2 #3

2009年12月 5日 (土)

2009年11月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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○読書<新読> 

出世花 著:高田郁(ハルキ文庫)
花散らしの雨 みをつくし料理帖 著:高田郁(ハルキ文庫)
おちゃっぴい―江戸前浮世気質 著:宇江佐真里(文春文庫)
室の梅―おろく医者覚え帖 著:宇江佐真里(講談社文庫)

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○読書<再読>

父の肖像〈上〉〈下〉 著:辻井 喬(新潮文庫)
スタイルズ荘の怪事件 著:アガサ・クリスティー 訳:能島武文(新潮文庫/能島訳は絶版) 

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「出世花」

続編が出そう。きめ細やかな作品。ヒロインの行く末が気になります。

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「花散らしの雨」

みをつくし料理帖の2作目。1作目に比べると種市のキャラが軽くなったような気がしたのと、文章に繊細さが足りないような気がしました。

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「おちゃっぴい」

同氏が北斎周辺を題材をした「「桜花を見た」と「深川恋物語」もお薦め。

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「父の肖像」

堤清二こと辻井喬が父、堤康次郎をモデルとして描いた自伝的要素の非常に強い作品。この作品を書くことによって父、そして一家への複雑な思いを整理しようとしたのかもしれない、と思いました。明治末から昭和初期にかけての社会風俗が興味深く、大河小説として読んでも面白い。北杜夫・著「楡家の人びと」を読みたくなりました。

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「スタイルズ荘の怪事件」

クリスティーの、そしてポワロの記念すべきデビュー作です。1916年に書かれ、1920年に出版されました。
再読は何回目かな?本代を節約するにはもってこいです(笑)。
ポワロの特異なキャラが50年間、基本的にブレなかったことを再認識し、感動。

自分が持っているヴァージョンはクリスティーが日本に紹介されてまもない版のためか、訳がちょっと・・・例えば時刻の読み方など直訳すぎるため、トリックがわかりにくくなっているような気がしました。生意気言ってすみません(汗)。新訳版を買おうかな・・・・って節約にならない(笑)。

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2009年12月 4日 (金)

不毛地帯 #08

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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公式サイト

原作未読です。

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前回に引き続き、千代田自動車をめぐる里井副社長と壱岐の内部抗争を描いていました。
こちらの方は毎朝新聞の記者・田原(阿部サダヲ)がちょっかいを出したため、鮫島(遠藤憲一)まで参戦してきて、どろどろの様相を呈してきました。
しかし、千代田自動車をめぐるビジネスは進展せず。
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今回はやはり壱岐の妻、佳子(和久井映見)の死と、千里(小雪)の行動でしょう。

このドラマの魅力の一端を担っていた佳子さんがいなくなっていまって、寂しいです。
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日豪経済委員会のパーティーに一緒に出席しようと言う壱岐。公式行事に夫婦揃って参加するのは初めて。
欧米では夫婦同伴が必須ですが、日本では未だにあまり定着していない習慣というか規則のようです。

とまどいながらも、嬉しさを隠し切れない佳子。
新しい着物を身に纏い、子らの前ではにかむ姿がいじらしいかったです。

パーティ会場での上司の妻二人。大門社長の妻赤座美代子さん、里井副社長の妻が江波杏子さん。もう、迫力満点、一目瞭然で恐いです、さすがです(笑)。
ハイソな生活を堪能しているらしい二人から見たら、家庭を守ることに生きがいを感じ、社交グループに加わらず、お追従のひとつも言えない佳子は異端児らしい。いじらしい分、いぢめたくなるような存在かも。

この面倒くさくて恐ろしげなお付き合いに煩わされなかったことだけが救いでしょうか・・・
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かつての壱岐の上官が倒れたと知り、病院へお見舞いの電話をかける佳子。
電話に出たのは千里でした。驚く佳子。
上官が入院したこと、その世話を千里がしていることを夫に伝えつつ、思わず表情を探ってしまいます。
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「青山まで」
その前のカットで東京にやってきた千里の嬉しそうな顔がサブリミナル効果(笑)で自分の中に沈殿。お見舞いにかこつけて東京にやってきたってことが丸わかりです。いいカットだなぁ。
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二人でお見舞いにいく段取りをする壱岐と佳子。待ち合わせ時間は2時。
佳子は早目に1時に行きますが、上官は検査中で病室にはいない。
千里と初めてのご対面。

そこへ、何故か時間を繰り上げた壱岐がやってくる。
「あなた、会議は?」
3人だけで気まずい・・・ところへ上官が戻ってきました。

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お見舞いを終えた3人。
佳子が電話をかけにいっている間に待合室でNYみやげの話をする壱岐と千里。
電話が混んでいて戻ってきた佳子が見たのは壱岐と話をする、あからさまに生き生きとした千里の表情でした。

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千里ってなんだか威圧的。今回は和久井さんの受身の演技でさらに強調されました。

背が高いから?お嬢様で物怖じしないから?それをいったら佳子もいいところのお嬢さん(立ち振る舞いやモデルになった方から察するに)ですけど、性格や背負ってきたものが違うのでしょうね。
とにかく、画策する人ではないので、持って生まれた雰囲気なのでしょう。
この雰囲気を小雪さんがうまく演じられていると思いました。
プライドが高くて気が強く、思ったことはやり遂げる。言葉で自分の気持ちを表現するのが苦手で嘘がつけないので、口にする言葉はストレートです。

・・・と書きつつ、実は千里と佳子って性格は違うけれども、良く似ているような気がしてきました。
千里も佳子が上司の奥様連中に嫌われたのと同じ匂いを持っているというか、小公女セーラ、というか(汗)。

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病院へいそいそとやってきた夫と待合室での二人の様子を見た佳子は、物的証拠はないが、状況証拠を見せつけられた状態です。
肉体関係はともかく、精神的に惹かれあっていることはわかります。
こっちの方がキツイ。
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帰り道、喧嘩別れをする夫婦。
壱岐は思い直して妻を追いかけ、呼び止めるが・・・

「あなた、会議は?」
壱岐の腕に抱かれて発した言葉が最後の言葉となってしまいました。

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「母さんは幸せだったのかな」

糟糠の妻、と一言では語れない苦労を背負って一家を守っていた佳子。
その気持ちをわかっていながら、省みなかった壱岐。

壱岐はまた、重い十字架を背負ってしまったようです。
見ている方も重い気分です。

残された娘、直子はどれほど心細いでしょうか。
佳子という要を失ってしまった今後。
壱岐家もドラマの行方も心配です。
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今回は佳子と千里中心に書いてみました。
壱岐については今後書く機会があるかと。

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2009年12月 3日 (木)

2009年11月のまとめ

あっという間に2009年も師走となりました。

今年を回顧するにはまだ早すぎるので、11月に何があったかを思い出してみると・・・何もない(爆)。
連休もあったはずなのに。

何かしようにも、どこへ行くにも先だつものがない、ということもありますが。
せめて紅葉狩りだけでもしておけば良かった。
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身辺忙しく、秋クールのドラマ鑑賞は少なめになってしまいました。
以下、リタイアドラマを並べてみました。最初から鑑賞していないドラマは除いています。
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■サイムライ・ハイスクール
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裏のNHKをリアルタイムで見るため、録画にしていたら、バレーボール延長に気づかず2回続けて失敗。気力が萎えてしまい、不本意ながらリタイアしました。再放送もしくはDVDで見直すかも。

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■アンタチャブル
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こちらもリアルタイムで見れないので録画していたのですが、設定ミスで録りそこないました。第4話は見たかな?
面白くないこともなかったのですが、潔く(汗)、リタイアしました。
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■小公女セーラ
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巷で面白いとの評判の本作。録画した初回の2時間SPを丑三つ時に鑑賞していたら、途中で寝てしまったので(大汗)、そのままリタイアしました。
元気だったら見れたと思います。
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番外編として
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■ウェルカメ
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1年半後になった時点で「ああ、こりゃだめだ」と思ったのですが、クレームおじいちゃんの登場で身を引かせていだたきました。ラストくらいは見るかもしれないけれど。

主人公の「はぁ~?!」のトーンと、出版という仕事の描き方の無神経さに耐えられなくなりました。

活字離れが進む中、営業、編集、総務・・・出版業界に関わる人たちがいかに苦労しているか。ましてや広告も中々とれないご時世。タウン情報誌の廃刊が相次いでいるというのに。←ドラマの年代設定がいつかわかりませんが、ネットの利用法を見ると、少なくとも10年以上前の設定ではなさそうです。

地方にあって、あの規模の会社で、あの社員数で、どうやって儲けを出しているのだろう、なんていう疑問が雲霞のごとく沸き出でるドラマではありました。

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ギネ 産婦人科の女たち #08

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

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原作未読です。
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メモをなくしてしまった;;
ところどころ公式サイトから引用しました。
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妊娠20週にはいった一代(内田有紀)が進行した卵巣がんとわかる。
夫、須佐見(國村隼)は赤ちゃんをあきらめて、すぐにがん治療を行うよう、一代を説得する。
君島(松下由樹)と榎原(中村橋之助)も同意見です。かなり進行していて一刻の猶予もない状況のようです。

しかし、柊(藤原紀香)は帝王切開が可能な28週まで待つことを提案します。

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今回、今まで出一番見応えがあったように思いました。

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我が身より赤ん坊を大切に思う一代と一代の体を心配する須佐見。
一代の意をくみ取った柊の提案も、一概に無謀とも言えない。
正解のない、むつかしい選択です。
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一方、嶋(本仮屋ユイカ)のペースに押され気味の玉木を山本利香子(石橋杏奈)が尋ねてきます。

自分が子宮全摘出という事態に陥ったのは、病院が救急患者を優先させたため。
あの時自分が嫌だ、といえばその患者はどうなっていたのか。

利香子の両親は病院を訴えているようですが、本人は比較的冷静です。

「どうしてピースサインを出したの?」
「あれは・・・何となく・・・」
相手の気持ちを考えずに、その場の雰囲気でとった行動が利香子を傷つけていた。
流れのままに生きてきたことを突きつけられます。

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徳本一家を見舞う桧口。
徳本は妻の死、そして柊の言葉から受けたダメージは拭い去れないが、妻の死因がはっきりしたことで、子供達の遺伝的疾患も判明したと。妻は身を挺して子供たちを守ったのではないか、と考えれるようになったようです。
その気持ちは娘にも伝わったようで、桧口にお礼の言葉を述べます。

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死産のシーンは、とても辛くて、悲しかったです。

生まれてきても長くは生きてこれない、とわかっていても、せめて抱きしめてあげたい、と願う妻(須藤理彩)と、妻の体を心配する夫の姿は、そのまま須佐見夫妻と重なります。

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あと、産科のいない地域に転勤する妊婦や教授に内定した君島への圧力など、最終回に向けての色々なフリが出てきました。

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ここへきて、テーマを明確に提示し、医療ドラマとして説得力のある展開になってきたように思います。
利香子の再登場や玉木の奇形精子などの伏線も回収しているようです。
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序盤から中盤にかけての迷走はなんだったのでしょう。
特に柊の描き方。

本人の自覚はなくとも、医師の不用意な言葉が患者や遺族を医療訴訟へと向かわせることを描きたかったのだとは思うのですが。
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主人公、柊の設定に矛盾が多かったこと、桧口と徳本の関係や須佐見や瀬川の関係の描くトーンが妙にコミカルでちぐはぐに感じたこと・・・

今なら伏線だとわかることも多いのですが、伏線の張り方がとっ散らかっていたように思います。
それぞれのエピソードがやがて一つのテーマに向かって集約されていくだろう、という期待や力を感じなかったというか。

エピソードの積み重ね方や時間経過の微妙な歪さに気をとられて、医療裁判、産科の崩壊などの切実なテーマが素直に伝わってこなかったように思います。

最終回に期待します。

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2009年12月 2日 (水)

リアル・クローズ #08

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

美姫はオリジナルのニット商品を製作するプロジェクトを始動。その要となるニットデザイナー・双葉公彦(中村靖日)との交渉を絹恵(香里奈)に託す。さっそく優作とともに動き出そうとする絹恵だが、婚約者の雪乃(奥貫薫)にフラれて以来、仕事が手につかない優作は心ここにあらず。(公式サイトより)

公式サイト

原作は初回より購読中。
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越前屋の仕事を断る双葉。
理由は「お惣菜と一緒に私の作品が買われるのはがまんができない。」ということと、「デパートと組んだら、金に転んだと思われる」ということ。
特に後者の理由は蜂矢の入れ知恵らしい。
双葉は蜂矢にメロメロなのです。
田渕は双葉をあきらめてデザイナーを変更する、といいますが絹恵は双葉の作品に他のものにはない魅力を感じでいるので、あきらめません。

一方、雪乃にふられてダメダメになった田渕。
田渕には格好いい上司であって欲しいというニコ(黄川田将也)は、もう一度話し合うべきだと説得。雪乃を説得するミッションを絹恵に託します・・・が、雪乃にはもう田渕への未練は残っていませんでした。

あえなく撃沈した田渕は心機一転。絹恵の双葉説得の後方援護に全力を傾けます。

かくして田渕の画策が効いて、蜂矢は双葉を切ります。

色仕掛けの(笑)蜂矢とゴリ押しの田渕。
どっちもどっちです。

蜂矢にふられて傷心の双葉にもらい泣きする絹恵。
「きっと双葉さんにピッタリのいい男が現れるますよ。私にも、そして、ついでに田渕さんにも。」
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絹恵は美姫に、結局田渕に助けてもらったこと、田渕がいなければ何も進まなかったことが悔しい、といいます。
「人にはそれぞれの戦い方がある。でも、悔しがることはいいこと。あなたも自分なりの働き方をみつけなさい」
と、美姫様。

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「タブタ」エピなど、ここまで予想以上に原作に沿って進んでいます。
特に今回はほとんど原作通りですので、ストーリー自体にあまり感想はないです。すみません。
ドラマとしてまとまっていたようには思いましたが、原作を読んでいない方々はどう感じられたのでしょうね(^^;;

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しかし、ここからはラストに向けて、ドラマだけのオリジナルな展開になるようで、楽しみです。

松善が他の百貨店と合併することによって越前屋が脅かされる、という設定がまずオリジナルなので、この事態によって田渕や凌がどう動くのかわからない状態になりました。
蜂矢と美姫の関係も気になるところです。

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2009年12月 1日 (火)

東京DOGS #07

神野は逃がしたが、特殊捜査課は組織の部下を捕らえていた。取り調べていた鈴江光男(志賀廣太郎)は野球賭博に関する情報を得た。プロ球団、シャークスの矢野亮介(塚本高史)が関与しているらしく、奏とマルオは張り込みを始める。(公式サイトより)

公式サイト

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今回はまとまっていた、という印象を受けました。

少なくともストーリー上、大きく破綻した部分はなかったように思います。

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両親の離婚後、母一人で育てられ、今は苦労をかけた母と妹をプロ野球選手として養っている矢野。
家族構成も自分と同じ。そんな矢野に思わず自分の境遇と重ね合わせた奏が、珍しく自分から母に会いに行く。

この流れは自然で微笑ましかったです。

一方、神野の恋人だったことを思い出した由岐(吉高由里子)と、神野を父の敵と憎んでいる奏の間にはギクシャクした雰囲気が。

マルオはそんな雰囲気が鳥肌が立つほど大嫌い。
で、由岐が好きなのにも関わらず、奏と由岐を仲直りさせようと奮闘します。

そんな気のいいマルオも良かったです。

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矢野が登板する前に賭博一味は逮捕されます。
本当なら同時に逮捕されるところを、奏の温情でマウンドに立つことができた矢野は、更正を誓って罪に服す・・・まぁ、いい話でした。賭博はダメだけど(汗)。

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でも、何故だろう、何だか惜しい感じ。いい話なんだけど弾けなかった、というか。

堀川(勝地涼)、カリン(川口春奈)のバカップルや、アホな先輩に付き合わされるシゲオ(矢崎広)のやりとりなどのコミカルなパートと事件が分離しているからかな~?

コミカルパート、息が合ってきて回を重ねるごとに面白くなってきているのですが・・・ここだけいきなり舞台劇になるというか、シットコムになる、みたいな。

こういった違和感は好きですし、狙ってやっているのもわかるのですが、今回はドラマとしてうまく使えていないような気がしました。

先週はうまく噛み合っていたのに。←あくまで自分基準ですが。

勝手に思うに・・・神野の件は別として、それ以外の毎回完結する事件にも、もう少し捻りがあればリンクしそうな気がするのですけど。事件をコミカルにする、ということではなく。

例えば先週はゲストの人がドラマの雰囲気に合わせていましたが、今回ならば矢野の心情にもう少しせまるとか・・・。パターンは色々あるでしょうけれども。

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シリアスモードの時とコミカルモードの時の温度差がない、おとぼけ鈴江(志賀廣太郎)さんがいい味を出しています。

奏とマルオが敵を追い詰めながら掛け合い漫才をやる、というパターンもベタですが、結構好きです(^^)。
その後の母からの電話は、オチなんだろうけど、ちょっとくどかったかも?

で、今更ですが今回、特殊捜査課ってHPの「相関図」に掲載されている7名以外、結構人がいることに気がつきました・・・要るのかな?どうでもいいことですけどね。

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さて、由岐の知っている「神野」はもう死んでいる?
西岡もいい先生のままですみそうになさそうだし。

まて、次週。

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