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2009年11月 7日 (土)

オリエント急行殺人事件(1974年)

Orient 1974年英

監督:シドニー・ルメット/脚本:ポール・デーン/音楽:リチャード・ロドニー・ベネット/製作:ジョン・ブラボーン、リチャード・B・グッドウィン
原作:アガサ・クリスティ

出演者:アルバート・フィニー、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、アンソニー・パーキンス、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、リチャード・ウィドマーク、マイケル・ヨーク、ジャクリーン・ビセット、ショーン・コネリー、マーティン・バルサム、ジャン=ピエール・カッセル、ウェンディ・ヒラー、ジョン・ギールグッド、レイチェル・ロバーツ、コリン・ブレイクリー、デニス・クイリー、ジョージ・クールリス

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アガサ・クリスティの同名小説を、アルバート・フィニー、ローレン・バコールら豪華スターを迎えて映画化したミステリー大作。カレーに向かう国際列車・オリエント急行に乗車していた名探偵・ポワロが、列車内で起こった殺人事件を解明する姿を描く。 (amazonより)

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クリスティとアルバート・フィニー、そしてリチャード・ウィドマークのファンなので、スペシャル・コレクターズ・エディションが発売された時に迷わず買った作品です。

先月読んだオリエント急行関係の本の流れ(注:2009年10月の読書)で久しぶりで見ました。
ネタばれなしで感想というより雑感。

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文章ではわかりにくいトリックを丁寧に再現し、名探偵が最後に一同を集めて謎解きをするタイプの推理小説をオールスターキャストで撮る、という映画の中では最も成功した作品の一つではないでしょうか。

この映画の評判が良かったので、その後次々とクリスティの作品が映像化されるきっかけとなった、クリスティ・ファンにとっても記念碑的な作品です。

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今やポワロと言えばデヴィッド・スーシェ、というぐらいスーシェのイメージが浸透していますが、原点はこの作品にあるような気がします。

本作でポワロを演じたアルバート・フィニーは当時40歳弱、素顔は二枚目かつ長身なのでメイクや撮影技術でカバーしていますが、スーシェの自然さと比べるとかなり作り物めいた、もっと言うとグロテスクな感じはします。
しかし、当時は初めて原作に近い容姿のポワロが登場した、と随分話題になったものです。

元々ポワロそのものがどこか作り物めいたキャラなのだから、ある意味忠実かと。

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なお、「ナイル殺人事件 」を初めとする数々の映画やテレビシリーズでピーター・ユスティノフが演じたポワロは大柄で割とおおらかな性格でしかも白髪、と原作とはかなり違っていはいるものの、独特の味わいというか風格があって、こちらも好きです。

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閑話休題。

オールスターならではの贅沢感を満喫できる映画です。
単なる顔見世ではありません。出番は少なくとも本気でぶつかっているので、見応えがあります。
演出や編集の微妙な気の使い方も興味深いです。

お伽噺めいた名探偵ものを、単にお金をかけるだけじゃなく、一流の監督が本気を出して作った映画。
多少の矛盾点も美術、照明・・・そしてキャストたちの持つ力で押し切ってしまう(汗)。

音楽も素晴らしいですし。

そして忠実に再現されたオリエント急行の車両には思わずうっとり。
食堂車やコンパートメントの内部をじっくり堪能できます。

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長編小説を2時間強の作品に納める為、原作とは違う箇所もかなりあるにはあるのですが、そういった事を気にするより、登場人物たちの設定を原作に忠実、もしくは忠実に再現しようとする誠意が感じられることへの満足感の方が大きいです。←最近のポワロ及びマープルシリーズの中には酷いものもあるので(怒)。
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オープニングタイトル、そしてキャストたちが乗車した列車が発車するシーンは何度見てもワクワクします。

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ショーン・コネリーは007直後。ジョン・ギールグッドはピーター・ユスティノフ版ポワロの映画の常連でもあります。マイケル・ヨークは自分は未見ですが、映画「三銃士」(1973)及び「四銃士」(1974)でダルタニャンを演じています。

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イングリッド・バーグマンはこの映画で1974年度のアカデミー助演女優賞を取りました。大きな役ではないのですが、オファーがあった時に自ら望んだ役だとか。言葉は悪いけど、確信犯かと(汗)。女優魂というか、演じることへの気合いが感じられます。

後、大姉御ローレン・バコールや理論武装家のヴァネッサ・レッドグレーヴ、それにウェンディ・ヒラー、レイチェル・ロバーツなんていう曲者ぞろい・・・ジャクリーン・ビセットがびびるのもよくわかります。←特典映像参照。

それにしても、この頃のジャクリーン・ビセットの美しいこと・・・(嗚呼)

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・・・ここまでは書いてもいいかな、リチャード・ウィドマークの冷たい目が素敵です。年季が入ってます(^^)。
素顔はインテリで温和な紳士だったのは有名。

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コメント

こんにちわ、いつもお世話になっております。
私もこの映画は大好きで何度も見てますので
ついコメントしたくなりました。
>元々ポワロそのものがどこか作り物めいたキャラなのだから、ある意味忠実かと。
そうですよね・・・
原作で読んでいると、この恐るべき頭脳の変わり者の小男が自然にイメージできるんですが、映像化するのは難しいですもんね。
私はピーター・ユスティノフよりもアルバート・フィニーの方が原作のポワロの内面を表現しているようで好きでした。
豪華なキャスティングをストーリーにそってすっきりと見せてくれましたよね・・
何よりオリエント急行の車内にはうっとりさせられました。
ラストの乗客たちの乾杯、それを見つめるポワロの場面は何度見てもいいですね。
また、見たくなっちゃいました。
とりとめもない感想を書いてしまいましたが
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

きこりさんのブログは私がブログを始めるずっと以前から愛読させていただいてます。
この度はコメントをいただき、まことにありがとうござますm(_ _)m。

私もこの映画は定期的に観たくなるのです。
衣装も、着こなしも素晴らしいですし。

>原作で読んでいると、この恐るべき頭脳の変わり者の小男が自然にイメージできるんですが、映像化するのは難しいですもんね。
そうですね、本を読んでいるときは気にならないけれども、かなり特異な風貌ですものね。

>ラストの乗客たちの乾杯、それを見つめるポワロの場面は何度見てもいいですね。
パパ・ポワロっぽくて私も大好きなシーンです(^^)。

こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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