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2009年11月

2009年11月30日 (月)

JIN-仁- #08

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

公式サイト

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原作未読です。

日曜日は見るドラマが多くて大変。それぞれ面白いからなおさら大変。
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さて、今回も面白かったJIN。

従来より薬効の強いペニシリンの培養に成功するも、大量生産するには大金が必要。
濱田に資金提供を求めるも、仁の人柄を見極められない、と曖昧な返事。
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敗血症になった花魁、初音は恭太郎の想い人だった。
しかし、うわ言で呼ぶのは他の男の名前。今をときめく歌舞伎役者の澤村田之助だった。
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初音を救うためには新ペニシリンが必要。
しかし、金策の才能がない仁と恭太郎。結局竜馬の助けを借りることに。

一旦は竜馬の力で金策に成功するも、借りた相手は悪辣な手口で新ペニシリンそのものを丸ごと横取りしようとする。

窮地に追い込まれた一同。咲まで「少しとうはたっていますが、」と郭の主に身売りを申し出ますが・・・
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「何の才能もない自分にできること。」
事態を打開したのは、恭太郎の捨て身の行動でした。
お金を借りるために、恋敵、田之助に「私があなたに身を売ります。」←ここで不埒な想像をした人、手を上げてください(爆)。

田之助の求めたもの。
それは「河原者」、つまり士農工商からも外れた「賤民」、田之助に、身分制度の頂点にいる武士、恭太郎が土下座を往来の真ん中で繰り返すこと。

今では考えられないほどの屈辱的な行為だったのでしょう。
恭太郎は初音、そして仁や必死でペニシリンを作っている医師たち、ひいては日本のために屈辱に耐えて実行します。

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田之助は約束どおり、金を持って参上します。
しかも「くれてやる」と。
大見得を切る田之助に郭の連中はやんやの喝采を送ります。
「河原者」と蔑まれながらも芸の精進を続ける男の維持と矜持。
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薬のおかげで意識を取り戻した初音は恭太郎に悪いことをした、と悔やみます。
しかし咲は「本当の気持ちに嘘はつけません」と。
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「いずれ、先生と一緒になるのでしょう?」
「いえ、南方先生にはずっと思っておられる人がいます。」
「それは辛いでしょう。」
「でも私には南方先生の医術がありますから」

咲がうらやましいながらも、彼女の真直ぐな気持ちに頑なな心も和らいだ野風と、仁の想い人が野風そっくりであることがうらやましい咲の、なんとも深い会話です。

咲もいい感じでしたが、ミステリアスでありながら、どこか幼女の部分を持っている野風も魅力的でした。

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「一人では何もできない。」自らの非力さを自覚し、その上でもう一度資金援助を求めてきた仁の人柄を濱田は認めてくれます。

「けして大きな器ではないが、小さくて美しい器です。だから皆が手を貸したくなる。」

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恵ぐまれた環境で、恐らく真直ぐに育ったであろう恭太郎だからこその屈折したコンプレックス。
その想いを竜馬と仁の前で吐露するシーンには、小出さんの熱演もあって、引き込まれました。

こういうシーンを毎回うまく入れてくるなぁ。
メリハリが利いているというか。

小道具として眼鏡が、キーワードとして「器」がうまく使われていました。

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脚本がしっかりしていることもあるでしょうが、キャストの皆さんの力で各登場人物の深みが増しています。

こういうドラマが面白くないわけがありません。

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ペニシリンを作ったことで、歴史の歯車が狂いだしている?
竜馬はどうなるの?
写真はどのように変わっていたのでしょう。

ゆっくりと進んでいた話が急展開しそうです。

次回も見逃せません!
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※文中のセリフは全て概略です。

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坂の上の雲 1-#01

原作 … 司馬遼太郎『坂の上の雲』

公式サイト

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原作は3年に1度くらい読み直しています。
長いので、本を買うお金がない時などに重宝しています。(苦笑)

しかし、ドラマ化の話が具体的になってからは読み返していません。
原作とあそこが違う、ここが違う、という風にみると楽しめないタイプなので。

今、丁度いい具合にデティールを忘れかけてます(笑)。
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人間関係は違和感なく膨らませてあったと思います。

原作には晩年の正岡子規一家以外、女性や好古、真之の妻子のことはほとんど描かれていないのです。
ご子息の方々に直接取材をされているためなのかもしれません。
子規の妹、律にしても子規を生き様をもっとも身近に目撃した人物、という部分に重点がおかれています。

結局比較してるのだけども(汗)。

ドラマだとそれではあまりに色気がなさすぎますからね~。
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一回目は導入部ということで、これから始まる話の時代背景を描くことに主眼か置かれていました。

原作を読んでいない人に、原作者が描こうとした時代と時代の空気をどのように伝えるか。
むつかしい作業だと思います。

作者が思う、「明るい雰囲気」は出ていたと思いました。
ロケシーンが多かったので、開放感も感じましたし。
真之はともかく、子規の十代は無理があるかなぁ、と思ったのは、内緒(^^;;

でも、昔の人は写真で見る限りですが、今の同年代の人より老けて見えるから、いいか。

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手堅いキャストといつもながらの素晴らしい美術、セット。
テンポも良かったと思います。

ともかく、NHKが総力をかけていることは、よくわかる。←上から目線ですみません(汗)。

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次回以降、主人公達の感情をどのようにドラマとして見せてくれるか、期待です。

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仮面ライダーW #12

黒い車の謎の後編。黒い車はもう、出てこなかったけれども(汗)。

公式サイト

バイラス・ドーパントの正体は?
ひき逃げされた女性の弟ではなく、婚約者でもなかった。では?
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おお、見事にひっかかりました。婚約者だと思っていた単純な視聴者です(苦笑)。
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血まみれのお姉さん、幸が恐かったです。
フィリップの検索ルームに登場した時はシュールな恐さ、(お馴染の)教会から登場した時はそのまんまホラーでした。
恐くて泣いちゃったお子様もいたんじゃないかと。

一番恐かったのは「怨念」(by 冴子)、というあたり、ホラーの王道なお話でした。

不誠実な婚約者への憎しみに満ちた幸の心はダブルの説得に応じない。
次第にドーパンドのパワーに乗っ取られ、怪物化していく。
悪霊に乗っ取られたようなものですね。

やむを得ず幸(の心)を撃つダブル。
いつか、幸の意識は戻るのでしょうか。
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詐欺師まがいの婚約者を一発殴る、まさしくハーフボイルドな翔太郎。
ドーパントの新しい可能性を発見したと、自慢げに妻に言うも、「とっくに知っていたわ」と言われてペシャンコにされる、あわれの霧彦(爆)。

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「馬鹿も風邪をひく」ということで、おあとがよろしいようで。

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ショートホラーとしてよく出来ていたのでは。

その中にも翔太郎の揺るがない正義感ぶりや、そんな翔太郎を良しと思っているフィリップ、園咲家の昼ドラっぷりをちゃんと挟んでいましたし。

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ライダーシリーズとしてみると、この安定感を良しとするか、物足りないとするかは好みでしょうね。
自分は好きですけど(^^)。

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侍戦隊シンケンジャー 40

十臓に「弱くなった」と指摘された丈瑠は、再び流ノ介たちと距離を置き始める。弱くなった原因は、家臣と近づきすぎたことにあると考えているようだ。仲間には打ち明けられない何かに苦悩する丈瑠に、彦馬は、今一度、志葉家十八代目を背負う心構えを説く。そんな丈瑠の様子に気づきながらも、茉子たちは見守る以外何もできないでいた。(公式HPより)

公式サイト

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ついに風邪をひいてしまいました。インフルでないのがなにより・・・ゴホゴホ。
熱のため、ぼんやり見ていたかもしれませんので、思い違いなどあれば、お許し下さいませ。
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上記粗筋を読むと、殿メインのようですが、本当は薄皮太夫さんがメインのお話だったような。

ですので、寿司侍のお店がグルメ雑誌、というよりタウン情報誌に掲載された(味より珍しさで取り上げられたようですが)、といった明るい話題も吹っ飛ぶ、どろどろテーストなお話でした(^^;;

大好物ですので、大変楽しく拝見しました。
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殿は心の扉を閉じたまま。
何かに悩んでいるらしいことは察知できても、近寄りがたい雰囲気のため、皆は踏み込めない。
能天気・・・いやいや、いつも明るい寿司侍でさえ、心を開くことができない。
十臓との闘いに居合わせたピンクさんは、静かに見守ります。

でも、爺には悩みを打ち明けます。
殿は本当に爺を信頼しているのですね。ほっとしました。
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さて、ドウコクは薄皮太夫の三味線が聞きたくてたまらない。
薄皮太夫が薄雪といわれていた人間だったの頃から、その音色に惚れ込んでいたようです。

「彼女の三味線は人の世の涙をかき集めたような音色がする」
彼女の奏でる三味の音色はドウコクの生まれ持った底なしの苛立もまぎれるほどだった。(by 公式)

ついにアクマロに、薄皮太夫に三味線を返すように命令します。
が、アクマロは何か腹に一物ありそう。
前からアクマロを信用していないシタリが三味線を隠している場所に同行します。

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シタリの予想は当たっていました。
アクマロは三味線を薄皮太夫に返す気はなく、世の中の悲しみや苦しみを集めて三途の川を呼び込む楔として使うつもりだったのです。←ちょっとあやふやですが。

シタリに三味線を渡さず、ドウコクへの反旗も宣言。
ドウコクが水枯れのために三途の川から出て来れないうちに、この世を我がものとせん、としている?

薄皮太夫は異変に気がついてアクマロの元に駆けつけます。
「われが欲しいのは三味線と十臓だけ」
うそぶくアクマロ。

アクマロを倒すべくシンケンジャーも駆けつけます。

そこへ、ついに御大将、ドウコクが登場。
三味線のためなら水枯れによるダメージも厭いません。
シンケンジャーなど眼中になく、たちまちのうちにアクマロから三味線を奪い返した上、自らの皮膚を貼り付けて穴をふさいで修理。

ま、もともと、自分が壊したんですものね(^^;;

そして薄皮太夫に手渡します。

はっとする薄皮太夫。船に帰るのかな?
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無理をしたドウコクは、しばらく三途の川でダメージを癒すことに。
その隙を狙ってアクマロが何か企みそうです。

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そうそう、ドウコクにはシンケンジャーは全く歯が立ちませんでした。
特に殿は、志葉家18代目当主ということで目の敵にされて、ボロボロにやられてしまいました。
敵のボスは圧倒的に強くなくては。そういう意味でも満足でした。

殿の体と心が癒されるのはいつなのでしょうか・・・

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ドウコクが薄皮太夫の奏でる音色に抱く想いは「強いていうなら "執着"」(by シタリ)
だそうですが。

「恋」とか「愛」とかいう感情は外道衆だから持っていない。
シタリも外道衆のため、そういった感情は理解できないので「執着」と表現したのかもしれないなぁ、と。
自分の危険も省みず、三味線を薄皮太夫を渡す・・・もし太夫が三味線を弾けなくなったらどうするのだろう・・・ドウコクと薄皮太夫って大人な関係だなぁ・・・なんてことをつらつら思いました。
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ああ、面白かった(^^)。お子様にはわかりにくいかもしれないけれども。

来週はイエローさんのお話です

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2009年11月28日 (土)

外事警察 #03 

第3話「囮(おとり)」 

住本(渡部篤郎)の愛子(石田ゆり子)への依頼は、公安の協力者となって外国人バーに潜入しテロ組織の情報を探ることであった。住本に操られていたことに反発する陽菜(尾野真千子)は、愛子に協力者にならないよう薦める。だが住本は、植物状態の愛子の夫を入院させ、高額な治療を受けられる環境を与える。調べ上げた情報を元に愛子の心に入ってゆく住本。夫の回復に希望を見出した愛子は、危険な作業を引き受ける決意をする。(公式サイトより)

公式サイト

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愛子がジュリオの携帯のメモリーを手に入れるも、役に立たないデータしか入ってなかった。
愛子に再び危険な作業を依頼する事態に。
引き受けなければ、入院の費用も引き上げる、と言う住本に反発する陽菜。

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内閣官房長官の周辺が何だかきな臭い。
アメリカサイドも何か企んでいそうです。
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今回も面白かったです。
潜入シーンだけでなく、住本を中心とした心理描写の方もスリリング。
いや、よくできていますな~。

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愛子は、危険な作業を嫌がっていない自分が恐い。
一方ジュリオは愛子の行動を知りつつ、何故か見逃す。
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「お母さんを守ってくれ」
そう、住本の父は健司に言ってでかけた。

しかし、植物人間となって母を嘆かす存在となってしまった父。
母を守るため、父の言葉を忠実に実行しようとしたが。

愛子が夫を見捨てなかったように、母は父を見捨てなかった。

結局住本は父を殺せなかった。
しかし、殺そうとした記憶は苦く長く残っている。

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倉田に住本の動きを知らせるよう言われた陽菜はどうする?
住本の妻は夫の職業を正確には把握していない?
ニケは?あの爆発は?
ジュリオの動きが気になります。
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次回も楽しみです。

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#1 #2

私がクマにキレた理由

Photo 2007年・米

ステキな仕事についてエリートになる!はずだったアニーは、ひょんなことからマンハッタンの超ゴージャスなセレブの家で息子の世話をする“ナニ―”として働くことに。(amazonより)

原作:エマ・マクローリン/監督・脚本:シャリ・スプリンガー・バーマン/ロバート・プルチーニ/製作:リチャード・N・グラッドスタイン/ダニー・ウルフ

出演者:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、ポール・ジアマッティ

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軽めの作品が観たくて借りました。ここのところあまりがっつりした作品を観る元気がないようです(汗)。以下ネタバレなしです。

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思った以上に面白かったです。

原作は「ティファニーで子育てを」。未読です。

ストーリーは原題「The Nanny Diaries(ナニーの日記)」、そのままです。それがどうしてこんな邦題になったのかは、見てのお楽しみ(^^)。ネームング担当者の自慢げな顔が見えそうな、あざとさはちょっと感じましたが(笑)、中々のタイトルです。「ナニーの日記」ではお客さんが入りませんものね。

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さてナニーとはベビーシッターのこと。
主人公の名前、アニーと引っ掛けてあります。

ナニーといえば、19世紀から20世紀初頭にかけての英国が本場なのですが、それを現代のNYのセレブに持ってきたら?というアイデアを原作があるとはいえ、うまく生かしています。
まぁ、「ナニー」が主人公なので古臭いといえば古臭いお話なのですけど、尖がりすぎないスタイリッシュな構成と映像で若い女性に受け入れられやすい作品に仕上げています。

主人公の独白で進行する、繊細なコメディを1時間半強という丁度いい長さで無駄なくまとめる。こういう手際の良さはさすがです。

「人に見てもらう、楽しんでもらう」という意識が高いんだろうなぁ。

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かつて上流階級においては、両親が育児に関わることは「下賎」なこととされ、学校(寄宿舎)へ行く年になるまでの育児一切がナニー(ナースとも言う)に任されていました。

逆に言うと、ナニーを雇うことがステータスだったようです。

親の事情や見得はともかく、子供たちにとって親代わりのナニーとの別れは、自分を甘やかしてくれる環境との別れでもあり、多かれ少なかれ心理的に影響を与えたとか。

「甘酸っぱく懐かしいナニー」という存在は英国のアッパークラス及びアッパーミドルクラス、米国ではWASPにとって特別な感慨をもたらすようです。

2つの大戦の後、上流階級が没落するのと同じくして消えてしまった、所謂召使としてのナニーは、今また職業として注目されているそうで、英国ではナニー養成学校の名門もあるそうです。

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<参照文献>

不機嫌なメアリー・ポピンズ―イギリス小説と映画から読む「階級」  著:新井潤美
召使いたちの大英帝国 著:小林章夫

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雑談はさておいて・・・

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スカーレット・ヨハンセンがちょっと内省的な、真面目に人生に向きあおうとする学校を卒業したばかりの主人公をとてものびのびと自然に演じています。
役が身の丈に合っているように思いました。

よく見ると、絶世の美女、というわけでもなく、グラマーではありますがスタイルがいいとも言いがたいのですが、表情が生き生きしていました。それがとてもチャーミング。
マダムX役のローラ・リニーの存在も大きいのですが、ヨハンセンの魅力がこの作品の魅力と言っても過言ではない、堂々たる主役っぷりでした。

「ブーリン家の姉妹」や「理想の女」よりよっぽど良かったように感じました。←美しく撮ってありますが。

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ミスターXが「幻影師アイゼンハイム」の警部だったとは・・・役者ですな~。
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メアリー・ポピンズやピーターパンへのオマージュが捧げられていて、少しにやりとさせられました(^^)。

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ほんわかしたい人にお薦めです。
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2009年11月27日 (金)

不毛地帯 #07

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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昭和42年7月、近畿商事では、年に2度開催される経営全体会議が行われる。その席で壹岐たち業務本部は、重工業化に対応するために繊維部門のさらなる縮小を唱えた。だが、里井を中心とした反業務本部勢力は、繊維部門が社内一の売り上げを上げていることを理由にこの再縮小案に猛反発したため、会議は紛糾する。(公式サイトより抜粋)

公式サイト

原作未読です。

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今回から自動車戦争の勃発です。

自動車産業の自由化が噂される中、業績が伸び悩む業界4位の千代田自動車は、5位の富国自動車との合併か、もしくは画期的な新車開発に社運を賭け、合併せず一社独立のままいくかで揺れていた。

千代田自動車の輸出代理店である近畿商事は、どうやら合併派に里井副社長(岸部一徳)が、独立派に壱岐がつく、という構造になるようで、更に里井と壱岐の対立は激化しそうです。

壱岐の方針や上司を無視した仕事のやり方にカリカリしている里井を「No.2はお前だ」と適度に慰撫する大門社長(原田芳雄)。
近畿商事ってワンマン会社。今、突然大門がいなくなったら崩壊しそうです。
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小出(松重豊)が期待通り(笑)、再登場しました。
怪しい奴です。カタギで生きていくことに見切りをつけた様子。
家にまで電話してきます。「そのうちお家にお邪魔します」って。
小出が近畿商事をあまりよくない事情で辞めさせられたことを知っている妻、佳子(和久井映見)。それは恐いでしょう。

それにしても、小出は設計図やテスト走行の写真など、千代田の最極秘情報である新車情報をどこから手に入れたのでしょうか。内部スパイがいる?

監督・増村保造、主演・田宮二郎の黒の試走車という映画を思い出しました。

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突然強引に来日したフォーク社の会見が終わり、会場のドアが開くと・・・出た、鮫島の満面の恐い笑顔(爆)。何故だろう、なんだかなごみます(^^;;

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一方、家系図を見せてプロボーズする(爆)、弥泰夫(加藤虎之助)。可愛いじゃないですか。←大分贔屓が入ってます。

千里(小雪)は何を迷っているんだか。
かかってくる電話が弥泰夫だと、あからさまにがっかりしてます。気持ちはわからないでもないですけれども。
壱岐にはどこか魂の触れ合う部分を感じるのでしょう。
ともかく、結婚する決意はしたようです。

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壱岐に惹かれているのにも関わらず、わざわざ千里に会わせる紅子(天海祐希)もかなり屈折しています。

宿泊するホテルの名を告げる婚約した千里。
「千里さん、思い切りたいのよ。恐いの?のめり込みそうだから。それとも苦労をかけた奥さんが恐いの?」
と煽る紅子。

千里のことはともかく、佳子のことに触れられた壱岐は思わず売り言葉に買い言葉。

「私達夫婦のことは君のような女性にはわからないことだ。」

うーん、この言葉、紅子にはキツイんじゃないかな、と思ったら、そのとおりのようです。
一人落ち込む紅子。何を思っているのでしょうか。
今後に禍根を残さなければいいのですが。

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久しぶりに下宿先から帰京した息子、誠(斉藤工)を囲んでの一家団欒を楽しみにしていた佳子。
子供達はシャレのわからない恐い親父と一緒に食事するのは気詰まりだと思うのですけれども。佳子にとっては一大イベントです。忘れていた夫に不満爆発です。

佳子の怒り方が、少しイラっとさせられる部分を含めて、いかにも昭和の良家の妻女風で、和久井さんが演じておられなければ、壱岐に同情してしまうところでした(^^;;

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今回はビジネス以外に壱岐のプライベートに多く割かれあって、緩急があったように思いました。
感想も書きやすかったです(大汗)。
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誠の長髪が鬘っぽかったのはご愛嬌(苦笑)。

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2009年11月26日 (木)

ギネ 産婦人科の女たち #07

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

原作未読です。
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冒頭で叫んだこと。
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ちょっと待て。え?婚約ー?!
ちょ、いつの間に?
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玉木は嶋と婚約して二人でカルフォルニア大学へ留学するそうです。
同棲していた看護師さんは捨てられたそうで。
「尽くしすぎてもだめなのよね」by 同僚たちの噂

三人の決着はいつの間にかついているようです(苦笑)。
看護師さんは「おめでとう」なんて玉木に言ってます。悔しそうではありましたけどね。
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あー、今回のテーマには全然関係ないことで、突っ込んでしまいました(汗)。
おかげで、直後の裁判のシーンが頭に入ってきませんでした。

玉木と嶋のエピソードは本当にないがしろにされているなぁ(泣)。

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・・・まぁ、いいです。

ストーリーは、今回だけ見られた方、少なくともここ数回見てられなかった方には、柊が優秀な医師に見えただろうし、テンポもあって面白かったのではないでしょうか。←ちょっと皮肉入ってます。
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産科の過酷な状況が明らかにされていくのを聞いて、訴えを起こした徳本自身の気持ちが、硬い表情はそのままではありますが、ゆれているのがわかりました。

患者側の弁護士が悪辣に描かれてすぎているのが気になりました。実際にいそうではありますが。

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柊が出廷。
柊が徳本に言った言葉が述べられると、迷いのあった徳本の顔も再び険しくなります。
病院側の弁護士、瀬川の弁護のしように困った感じ。
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一方、徳本の娘、優美がガラス片で腕を切って柊たちが勤める病院に担ぎ込まれる。
中々止まらない血。

その症状に疑問を抱いたERの飯村は、血液内科の柊の元夫に相談する。
元夫は患者が徳本の娘であることに注目、保存してあった亡き徳本美和子の血液を分析した結果、フォンビル(ブランド病)であることを突き止めます。←こういった連動が描かれたのは初めてです。

フォンビルとは、血友病ではないが、遺伝性で、血液が止まりにくい症状をひきおきす、非常に珍しい病気だそうです。

その結果を持って、桧口は裁判所に駆けつけます。

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徳本は、娘と息子のフォンビルブランド病の治療を条件に、訴訟を取り下げます。

徳本への心ない発言以来、柊と距離を置いていた桧口も、君島のとりなしや、柊が頭を下げたことによって和らいだ様子。

後日、柊は徳本の元へあやまりに行きます。
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初回以来引っ張ってきた徳本のエピソードはここで一旦落着するのでしょうか。
徳本はまだ出てくるようですが、少なくとも裁判は終わりました。

と、思ったら、今度は主任教授の子を宿した瀬川に異変が・・・
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続く。

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ゲイと思われているらしい(笑)、榎原は桧口のことが気にいってる様子・・・でも桧口はどうやら徳本のことが色んな意味で気になっているみたいです。

柊の離婚の理由は、当直のない科に変わることを要求されたから。結婚している間は笑ったこともあるらしい。

あ、主任教授は瀬川と入籍したことを会議でカミングアウトしました。
驚きのあまり声が出ない皆を見る、教授のきょろきょろした瞳が可愛かったです(^^)。
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裁判ネタはあまりひっぱりませんでした。
というか、はしょり過ぎの感がしました。いきなり和解・・・でも、それがこのドラマの進め方のようなので、もう、いいです。下手に詳しく描いてテンポダウンするよりマシかもしれない。

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しかし、原作「ノーフォルト」を脚色したはずのこのドラマのテーマは何なのだろう、とは思いました。柊の成長を描くことだけ?

ま、今回は今までよりは見やすかったかもしれない。
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産科に復帰した柊が多少変化したのと、やっと優秀な医師らしいシーンがあって何よりです。
柊はいつもようにコミュケーション不足からおこる強引なやり方で緊急手術を行います。それは的確な判断でした。
そんな柊を医局長の藤木がフォローする様子や、「仕方がないか」と根に持たない外科医の様子には好感が持てました。

好みなんでしょうが、こういったシーンや、その他、もっとお産そのものを描いたエピソードが見たかったなぁと思います。

何事もないお産であっても、お産の数だけドラマはあると思うのですけど。
後2回。
そのあたりを描いてくれるのでしょうか。

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アメリカでは医師の給料の三分の一が、医療訴訟に対応する保険に支払われているそうです。

※「無過失補償制度」については医療・医学ニュースの「無過失補償制度とは?」を参照しました。

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2009年11月25日 (水)

リアル・クローズ #07

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

美姫(黒木瞳)がヤングカジュアル売り場にアンテナコーナー『シンデレラタウン』を新設するプロジェクトを始動。そのチームマネージャーに任命された絹恵(香里奈)は、契約社員ながらチーフとして売り場をまとめる小西まみ(中別府葵)に出会う。明るさとセンスのよさで客にもファンが多いまみはヤングカジュアルのカリスマ販売員だった。
(公式サイトより)

公式サイト

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原作は初回より購読中。
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お仕事ドラマとして、まずまず、面白かったと思います。
とにかく、みなさんちゃんと仕事と向き合ってます。

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今回は、契約社員であるがために自ら限界を作ってしまっている小西をバックアップする、お仕事モード全開の絹恵のお話でした。

そのため、メインが小西になってしまったのは仕方がないかな。
小西の「服が好き」という気持ちはよく伝わっていたと思います。

社員と契約社員の間には深い溝がある・・・そりゃ、待遇が全然違いますものね。
それが社員である絹恵にはわからない。
そんなにデキそうにも見えないし、ファッションセンスがいいとも思えない上司。
だけれど人柄は良さそう。それが小西とっては余計やりきれなっかたのかもしれません。

ちょっと生意気な小西を演じられた中別府さんが、いかにもらしくて良かったです。

同じ契約社員の凌の激励も効いていました。
その凌は夢に近づくために蜂矢に接近する?

合併問題も浮上してきました。

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ドラマ・オリジナルキャラの妹、まゆ。無表情なところが今時の子っぽいか???
美姫様とのシーンにはある意味手に汗を握りました(汗)。特に後半、美姫がまゆを諭すシーン。
相手に自分の言葉が届いているかどうかわからない状態がなんだかリアルでした。素人相手に大変です←失礼。でも本当に素人ですもん(苦笑)。

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田渕のエピは原作通りにやるようです。前回の感想で、流してしまうのか、と書いてしまい、失礼しました。

と、いうことは、壊れる田渕が見れそう(^^)。

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JIN-仁- #07

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

佐分利(桐谷健太)が発端となって起きた西洋医学所を揺るがす騒動は、仁(大沢たかお)が自ら医学所を去るという形で収まったかに見えた。しかし、西洋医学所には依然として仁のことをよく思わぬ医師たちが存在し、仁の医術を支持する洪庵(武田鉄矢)たちにもその影響は及んでいた。(公式HPより抜粋)

公式サイト

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原作未読です。

仁が火傷を負った茜(橋本真実)に皮膚移植手術を施術する最中に、ペニシリンを作る作業所が火事になったという知らせが入る。

感染症を防ぐためにペニシリンは必需。
「今日はむしますね」
動揺する仁の額の汗を拭く咲(綾瀬はるか)。我を取り戻し、手術を再開する仁。

一方、火事以降、緒方は仁と会わなくなりました。
ペニシリンを求めて奔走する仁。その仁の元へ緒方の弟子からペニシリンが届けられる・・・

おかげで茜は傷が膿むこともなく治癒。
仁は、改めて緒方の元を尋ね、弟子の佐分利(桐谷健太)に極秘でペニシリンを製造してる場所に案内されます。

請け負ってくれたのは醤油醸造元ヤマサの主人、濱口(石丸謙二郎)。
なるほど。発酵させるのはお手の物です。

濱口は緒方の熱意に絆されたと仁に言います。

労咳が進行している緒方洪庵は、医学会の対立に仁を巻き込まぬため、わざと仁と接触を絶ち、限りある命を仁とペニシリンを守るべく奔走していたのです。

やがて緒方は静かに旅立ちます。

緒方の「腹を開けば貴賎に関係ない。平らな世の中にしたい。」という医師らしい信念と、いよいよ動き出した竜馬に触発されて、仁はついにこの時代でやるべき事を見出します。
「一つにする。西洋と漢方を。」
それはまさしく天命。
橘家を借りて病院を開きます。その名も「仁友堂」。
この行為が未来(中谷美紀)の未来にどう影響するかわからない。でも、やってみようと。

看板の字がヘタクソなのがいかにもでした。
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観た人は知っているにも関わらず、思わず粗筋を書いてしまった(汗)。
面白かったです。

ペニシリンを救おうと泣きながら燃え盛る火の中に飛び込む山田純庵(田口浩正)や、咲のナイスな看護師ぶり、ペニシリンを求めて訪れた仁を足蹴にする朋輩を悲しそうに見つめる福田玄孝(佐藤二朗)に至るまで、いつもながらの神経の行き届いた描写に加えて、
今回は幕臣であるがため身動きが取れぬ、という勝(小日向文世)の言葉にインスパイアされた竜馬が「侍でもない、どの藩にも属していない」という弱点を武器にして動き出したので、いよいよ歴史が物語に絡んできた、というわくわく感を感じました。
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そしてやはり白眉だったのは仁と緒方の対面シーン。

焼け跡に呆然と立ちすくむ緒方の姿でちょっと目頭が熱くなったのですが、このシーンでやられてしまいました。

嘘のない、真摯な気持ちが伝わる武田さん渾身の「緒方洪庵」でした。
普通なら少しくどくなるかもしれないシーンを大沢さんが素直でセンシティブに受け止めておられるので、心地よく仁に感情移入できました。

緒方洪庵、という有名でありながらあまり映像には取り上げられなかった人物が血肉の通った人間として蘇る。これこそ歴史ドラマの醍醐味でしょう。
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内野さんの竜馬も素晴らしい。
しかし竜馬はあまりにも有名人物。来年の大河に限らず、度々映像で取り上げられるので、誰かの「竜馬」をデフォにすると幕末ドラマを無心に見れなくなりそうなため、あまり入り込まないようにしております(汗)。

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次回、仁がもたらす医学の進歩は歴史の歪を呼ぶのか?

「仁友堂」の看板をひとり、複雑な面持ちで見上げていた恭太郎、そして恭太郎にしなだれかかりながら、役者の錦絵を見つめていた初音(水沢エレナ)も気になります。

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2009年11月24日 (火)

東京DOGS #06

特殊捜査課では近く神野の組織が大規模な麻薬取引を行うと踏む。奏は単身、取引相手の室井組に潜入捜査することに。室井組の闇のカジノバーに乗り込むと、マルオもやって来てしまう。大友の命令だと言うマルオだが、実は勝手な行動。そして、2人は組長の室井(清水紘治)と会うことに成功。奏は、大きな麻薬取引があるなら自分たちにも薬を流して欲しいと要求。室井が断ろうとした時、銃弾が襲う。身を挺してかばった奏は、室井に認められ取引に加わることになった。
(公式サイトより)

公式サイト

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今までで一番面白かったです。

麻薬取引の捜査という表のストーリーと、神野を追うという基調のストーリーがうまく噛み合っていたように思います。
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表のストーリー、ツメが甘いって言えば甘いのですが、室井を演じる清水さんのちょっとおとぼけな演技が、このドラマ本来の「シリアスなんだけどちょっとオバカ」なテーストを引き出していたように感じました。
遊んでいる、と言うほどわざとらしくない絶妙の匙加減。さすがです。

敵の親分がこんな調子なので、鈴江(志賀廣太郎)と舞島(大塚寧々)のシンクロして双眼鏡を見る動作や、堀川(勝地涼)と益子(東幹久)のどんくさいコンビの掛け合い等、その他のギャグも生きていました。

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奏とマルオの掛け合いも大分力が抜けて、自然になってきたかも。

奏を追って無理矢理潜入捜査に加わるマルオもいい感じでしたし。

「シャワー」のくだりには思わず笑ってしまいました。
このシリーズで初めて笑ったかもしれない。

コメディーの部分がうまく回っていたので、シリアスな奏とマルオのツーショットが初めてカッコいいと思えました。

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そうそう、由岐(吉高由里子)は神野の恋人だったと。

正直言うと、今だに神野がどうとかという謎には、あまり興味がわかないのです(汗)。
今回のようなちょっとオバカなお話だと嬉しい、みたいな(汗汗)。

来週はどうなのかな?

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仮面ライダーW #11

黒い車の謎の前編。

公式サイト

こちらも簡易感想です。
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人の体をすり抜ける黒い車。
すり抜けられた人は猛毒のウィルスによって一瞬で死に至る。
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車のアイディアは不気味でいいと思ったのですが、あの車が無人だったらもっと恐かったかも。←もちろんそれでは話が繋がりませんが(汗)。

とにかく、謎を手堅く提示していました。安定感があります。

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亜樹子さん、人に向かってくしゃみをしてはいけません。
熱があるなら寝ているように・・・って、翔太郎も仕事させてるけどね。

ウォッチャマンは使える情報屋だなぁ。

「馬鹿は風邪をひかない」から「馬鹿と何とかは高いところに登りたがる」のフィリップの一連の検索シーンはテンポも良くて気が利いてました。

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今回の依頼者はフィリップが言うとおり、死んでもかわないような悪い奴ら。
しかし、翔太郎は、俺は依頼者を、風都の人々を守る、と。
「ハーフボイルドか。翔太郎らしいけどね」

翔太郎の揺るがない気持ちと、そんな翔太郎をサポートするフィリップのスタンスがこのドラマの安定感に繋がっているのかもしれません。

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今回、ナスカ・ドーパントはダブルの攻撃(名前はわかりません)を破りました。
こういうところを奥さんに見せなくては。

今回のドーパントは貴重なサンプルなようで。
車を運転していた人物はドーパントではなかった。
様子を見詰める新たなドーパントの姿が・・・

だいたいの予想はつきますが、さて、どんな決着をつけるのかな?

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侍戦隊シンケンジャー 39

数日前から、ある島の住人の様子がおかしくなったと知らせが入る。外道衆が絡んでいると睨んだシンケンジャーは、手分けして島を探ることに。すると、突然、島民が襲い掛かってきた。島民の様子は普通ではない。操られているのか? (公式HPより)

公式サイト

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日曜日の仕事が深夜というか早朝に及んだため、すっかりばててしまいました。
なので、簡易感想で(汗)。
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島の住民達がおかしくなったなのは、島の山でアクマロが焼いたお札の灰を浴びたため。
側にははぐれもの二人、十臓と薄皮太夫が用心棒よろしく控えています。

島に潜入したシンケンジャーはグリーン君と寿司侍、ブルーさんとイエローさん、そして
殿とピンクさんに別れて探索うを開始します。

グリーン・寿司チームは灰をアクマロと遭遇、浴びせられていがみ合い始めます。
ブルー・イエローチームは薄皮太夫にやられてしまい、水落ち。
殿・ピンクチームは十臓と戦います。

戦いの最中、十臓に「弱くなった」と言われて動揺。怪我を負ってしまいます。
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今回のお話はこの言葉が全てでした。

この言葉で殿はメンバーにも心を閉ざしてしまいます。
ピンクさんの「命を預けるし、命を預かるという約束通り、一緒に戦ってこの世を守る」
という言葉も届きません。
巨大戦も自分のやり方を押し通し、勝利の一本締めもなし。
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仲間を思いやる気持ち、そして人に対する暖かい気持ちが弱さに繋がったと感じたのでしょうか。

メンバーと出会いまでは、そういった気持ちを押し殺していた。
そうせざるおせなった何かがあるようです。
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ドウコクさんがいよいよ立ち上がりました。
もう、ラストスパートなんだ・・・。
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それにしてもアクマロは十臓と薄皮太夫を大事にするなぁ。
自分の手駒を増やしたい、という以外に何か理由がある?いくら強くても殿としか戦う意義を見出せない十臓はあまりオールマイティに使える駒じゃないと思うけれども、そのこと自体が必要なのでしょうか。
薄皮太夫はドウコクがご執心のようだし。
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ところでモウギュウダイオーって、でかすぎない?(汗)
アクマロの分身折神がちいちゃすぎて、まるで大人にだだをこねるお子ちゃまに見えてしまいました。

殿の非情な気持ちを現していると共に、ドウコクが恐ろしく強いのだろうなぁと思わるためだとは思いましたけど。

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2009年11月22日 (日)

外事警察 #02

第2話「協力者」

テロにつながる外交官が薬殺されてしまう。住本(渡部篤郎)は地下銀行の出入りから<フィッシュ>らしき外国人を発見するも失尾。陽菜(尾野真千子)は外国人バーの監視を機に、店主のジュリオが好意を寄せる理容師、下村愛子(石田ゆり子)と再会する。所轄時代に担当した交通事故で、愛子の夫は植物状態となっていた。住本は愛子を協力者として獲得するよう陽菜に命じる。外事4課への異動が住本の計算だったことに気付く陽菜。(公式サイトより)

公式サイト

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今回もスリリングな展開、映像で、突っ込みようがないほど面白かったです。
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「協力者」との関係は他人にはわからないほど密接。
協力者の全てを受け止め、協力者のためなら何でもする。
生活費を渡し、仕事を見つけ、妻までみつける。

旧知の下村を「協力者」として獲得するために、悩みながらも動く松沢。

家庭では都庁職員を装う住本。
「パパ、いつまで嘘をつく気なんだろうね」
妻は何かを勘ぐっている、もしくは知っているらしい・・・・
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冒頭のシーンに戻るかと思ったら、ああなるまで、まだ紆余曲折があるようです。
パズルのようにエピソードが組み込まれていますが、わかりにくくはありません。

警察庁の倉田(遠藤憲一)が有賀(石橋凌)と外事警察、特に住本を敵視するのは、出世のためなのか、縄張り意識のためなのか、それとも特別な理由があるのか。
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国際会議を狙っているらしいテロリスト。

「捕まえてみせます。」

有賀に断言する住本。
どうなるのだろう。予想がつかないです。

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#1

スティング

Photo 1973年・米

監督:ジョージ・ロイ・ヒル/脚本:デヴィッド・S・ウォード/音楽:マーヴィン・ハムリッシュ

出演者:ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウ、チャールズ・ダーニング、レイ・ウォルストン

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粗筋は転記しません。1936年、シカゴ近郊のダウンタウンを舞台にした有名な作品です。
本当に久しぶりに観たくなって借りました。以下、ネタバレ厳禁、軽い感想のみ。

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オチは覚えていたのですが(忘れるわけないですが)、細かいエピソードは忘れていたので新鮮に鑑賞できました。

推理小説の名作が再読に値するのと同じように、オチがわかっていても、飽きない作品であることを再確認。

この映画がエンターテイメント性を追求する作家たちに及ぼした影響は、計り知れないのではないでしょうか。

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そのため、その後類似作品が多く現れたので、今見るとストーリー的には物足りなさを感じる人もいるし、好みもあるでしょうけれども、「映画」としての完成度の高さはわかってもらえそうな気がする。

脚本はもちろん、どのシーン、カットも素晴らしいく、ため息がでます。
全てに神経が行き届いていて、製作者たちの才能と努力が空回りしていない。

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また、レッドフォードがボコボコにされるシーンに「カワイソー」とか、ポール・ニューマン、渋い!とか騒いでいた(汗)昔にはわからなかった微妙なニュアンスに今回、何となく気がつきました。気を回しすぎかもしれないけど。

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ともかく、「明日に向かって撃て」とこの作品のレッドフォードの格好良さと、甘ったるさは抜群でした。
ちょっとブラッド・ピットに雰囲気や映画に関わる姿勢が似ているかもしれない。というか、ブラピが似ているのですけどね。

ポール・ニューマンの渋い格好良さとお茶目さも堪能できます。
素晴らしい俳優であると同時に、人としての格の高さが感じられる。いつまでもお元気でいて欲しかった人です。

うう、この2人のツーショットはいつ見ても魅力的です(^^)。

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男優の比率が高い作品だったためか、ソフト帽の着こなしに目を奪われました。
同じ形状の帽子をどう被るかで、キャラを表現できる。凄い小道具だなぁと。

今の人が被っても浮いてしまうでしょうけど。
着物と同じように日常で着こなしていないと、身に付かないのでしょうね。
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忘れられた作曲家兼ピアニストのスコット・ジョップリンがこの映画で発掘されたのも有名。ピアノで弾くラグ・タイムの代名詞になりました。

しかし、マーヴィン・ハムリッシュが奏でたような優しい調べに聞こえるように弾くには、かなーり練習しないといけないかもしれない(^^;;

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2009年11月21日 (土)

百万円と苦虫女

Photo 2008年・日本

監督・脚本:タナダユキ/音楽:櫻井映子

出演者:蒼井優、森山未來、竹財輝之助、ピエール瀧、嶋田久作、モロ師岡、石田太郎、笹野高史、キムラ緑子、堀部圭亮、矢島健一、斎藤歩、弓削智久、平岩紙、江口のりこ、佐々木すみ江

タナダユキ監督、蒼井優主演のオムニバス風ドラマ。短大を卒業後、就職できずにアルバイトで生計を立てる玲子。ある時、警察沙汰を起こしてしまった彼女は、以来バイトに打ち込み、100万円が貯まるたびに住む場所を変えていくのだが…。  (amazonより)

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以前から観たかったのですが、何となくタイミングが合わなかった作品。TVシリーズは未見。
事前情報は蒼井優さん主演の「100万円が貯まるたびに住む場所を変えていく」女の子の話、ということだけで鑑賞。ネタバレなしです。
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一種のロードムービー。
蒼井優さん演じる主人公、佐藤鈴子に1970年前後のフラワーチルドレン的なテーストを感じました。

しかし、山間の村のエピソード以外はあくまで個人の世界に終始しており、自分を存在させていくだけで精一杯なのが今的というか。

その分、楽に観れましたし、主人公の想いに共感を覚えたことも確かです。
鈴子の生き方と対になっている弟のエピソードは辛かったですけれども。

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低血圧な映像の中で、序盤の鈴子一家のテンションの高い描写だけが浮いているように感じました。
その後の展開を観ると、もっと自然で良かったのではないかな、と。

山間の村人たちの騒ぎもテンションが高いのですが、そういうことになる流れに無理は感じませんでした。
それに何といっても彼らは他人ですから。
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蒼井さんのファンではないのですが、蒼井さんでなくては作れなかった映画かと。
蒼井さん以外の女優さんが演じたら違った話になっていただろう、と思いました。

森山さんの、作品の温度に合った演技もさすがです。

蒼井さん、森山さんのファンはもちろん、派手で予定調和なハリウッド映画に違和感を持っている人にはお薦めです。

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自分的には・・・私小説的だなぁと。そのためか感想が書きにくい。人の感じたことに意見は挟めないので。

映像もしくはストーリー、どちらかでいいので、もう少しエンターティメントとしてひっかかる部分が欲しかったかな、とは思いました。

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2009年11月20日 (金)

不毛地帯 #06

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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壹岐正(唐沢寿明)、兵頭信一良(竹野内豊)ら近畿商事業務本部の面々は、イスラエルとアラブ諸国の関係が緊迫しているとの情報をつかみ、第三次中東戦争の勃発を予測する。(公式サイトより抜粋)

公式サイト

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原作未読です。

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前回の続きでした。

黄乾臣(石橋蓮司)から、1万トン級の戦標船5隻を至急手配してほしいと依頼さた壱岐は手を尽くすのですが、戦争など起こらない、とする里井副社長(岸部一徳)一派に妨害されて結局実らず。
仕事は東京商事の鮫島(遠藤憲一)に持っていかれました。しかし。

「本当の戦いはこれからだ。」
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壱岐は戦争は短期で終わると予測、穀物、ゴム、石油などの輸入物資の売り逃げを目論みます。
一方、鮫島は10年は続く戦争になると予測、物資を買い集めます。いわいる先物取引?

えー、株のことはよくわからないのですが(汗)。

第三次中東戦争は壱岐の予想通り6日間という短期間で終息したため、株は大暴落。
売り逃げた近畿商事の一人勝ちとなります。

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仕事がひと段落ついた壱岐は京都・比叡山へ千里(小雪)とともに、結核を患っている千里の兄、清輝(佐々木蔵之介)を訪れ、下山して療養をするよう、説得しますが、断られます。
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社長(原田芳雄)に、仕事のやりにくさを訴える壱岐。
「常務と言う肩書きが邪魔をしています。肩書きを外してもらうか、いっそのこと・・・」
「副社長より上の肩書きがいるかね?」

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「戦争」がいかに商売になるか。わかりやすく描かれていました。

自分も辛酸を舐めたはずの「戦争」を商機、と捉える壱岐を含めて、人間の業のようなものを感じました。壱岐の生き方の対極にいるのが秋津清輝、というわけですが・・・む、むつかしい。

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ロビイストの清水さん、一瞬しか登場しませんでしたが、それだけで充分怪しさが伝わりました。

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里井の妨害に憤慨し、社長に直談判しようと言う兵頭を
「それは組織の秩序を乱すことだ。社長からは和を尊べ、と言われている。」
と制する壱岐。

しかし、プランナーとして、自分の立てた計画がスムーズに実行されない会社組織を一番もどかしく思っているのは壱岐本人。

壱岐と黄の商談を潰した里井にお咎めはなかったようです。
まぁ、何かといかがわしい取引ではありました。
「大本営」業務本部と営業の現場の軋轢も呼びましたし。

壱岐って情報収集力、分析力及び企画力は優れているのですが、公人として、会社としてどうあるべきか、という理念はどうなんだろう?

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壱岐に終戦の勅語はどこで聞いたか、と尋ねた清輝。

「32歳の時に大本営本部で」と答えた壱岐に、自分は22歳の時にルソン島で中尉として聞いた、と言います。

「現場を知らず、作戦だけを立てていた人にはわからない。」

壱岐もその後、悲惨な収容所生活を送ったわけですが、それは承知の上で、想いを吐露する清輝。

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自分の命令によってばたばたと死んでいった部下達を目の前にして、何もできなかった自分。
修行という形で自分を追い込むことで、部下達に一歩一歩近づける気がすると。

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現場を見ずに作戦を立てる・・・今の壱岐もあまり変わらない気がしました。
必死で取ってきた仕事を、上部判断でいとも簡単に覆されたら、現場はたまったもんじゃないと思う。

「朔風会」への関わり方も自己満足的というか、腰が引けてるというか。

これから壱岐はどう変わっていくのでしょうか。
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直子(多部未華子)と鮫島の息子、倫教(石田卓也)の仲は、壱岐の渋い顔にもめげずに進展しているようです。倫教ってどんな仕事をしているんだっけ。親父に負けず中々押しが強いです。

千里はだらだらと丹阿弥(加藤虎之助)との結婚を伸ばしている様子・・・←ちょっとイラっとしてしまったのは、内緒(汗)。

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今回は、鮫島の壊れっぷりを含めて(笑)、株の駆け引きのシーンは素人の自分でも緊迫感があって面白かったです。

唐沢さんは「元参謀っぽい仕草」をすごく勉強されているように思いました。してやられた、ある意味人間らしい鮫島がちょっと可哀想に見えるくらいです。

本当に対照的なライバル。
今後もこの二人の抜きつ抜かれつが見たいです(^^)。

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2009年11月19日 (木)

ギネ 産婦人科の女たち #06

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

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原作未読です。
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・がん患者の少女に告知する榎原を見つめる柊。リストカットを試みたこともある少女は告知を静かに受け入れる。
「思ったより大人だ。」

・少女の母親はセンチティブな我が子が動揺する、と、告知したことをヒステリックに怒る。
「あの子が壊れてしまう」


榎原は柊に言う。
「だめな母親だと思っているだろう。あの母親と君は似ている。でも、人は変われるんだ。」

・徳本が美和子の死は病院側に責任があるとして、院長、産婦人科医局長の須佐美、君島、そして柊を訴える。

桧口は告訴を取り下げるように徳本を説得する。
「勝てる見込みはない。特に今回は。」

しかし徳本は裁判費用も工面できない状態であるにもかかわらず、拒絶。


「いいんだ、負けても。何かやんないと、やりきれない。再出発の踏ん切りにしたいんだ。
美和子ののために何かやらなくちゃ。」
そう思ったら仕事も再開できた。

・井本が産科を辞める。
「訴えられるリスクを負いながら、情熱だけで仕事を続けるのは無理だ」
君島はリーダーとして医師として自信をなくす。

・井本、そして柊の抜けた後を埋めるため、必死に診療をこなす産科の面々。特に桧口は徳本を追い詰めた柊への反感からか、今までの研究者スタンスをかなぐりすてて先頭に立って必死に働く。

皆が疲れている様子に、君島は榎原に柊を産科に戻して欲しいというが、「まだ早い」と断られる。

・「お産を見学したい。」

がん患者の少女は最後の望みを叶えて静かに息をひきとる。

・看護師と過ごす玉木に嶋から電話。←あ、すっかり忘れてたけど(苦笑)、彼女の父親は院長。

「父が告訴された産科にいると傷がつくから、留学、もしくは転科しろと言ってる。リスクの多い産科は縮小する予定みたい。玉木先生が行くな、と言ってくれれば行かない。」

嶋と長電話をする玉木の姿にキレた看護師は、玉木の電話をとりあげて「私は玉木先生と一緒に暮らしています」宣言。

・「もう、大丈夫。僕がよく躾けておいたから」
榎原から産科に戻るお許しが出るも、柊は躊躇する。←
自信がないから?自己反省中?
「もう少し婦人科にいさせてください」
「求められる時に戻った方がいい。」

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と、言うわけで、柊は産科に戻りました。皆は大歓迎。桧口はその場にいなかったけど。

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・柊の息子に水をぶっかける徳本の娘、優美。母親の死以降、かなり屈折してしまいました。父は、はっとするも「あやまりなさい。母さんの仇は父さんが討つから。」と説得。

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徳本親子のやり場のない気持ち。
乗り越える手段が正当かどうかはともかく、追い詰められた悲しみはよく伝わりました。

それもこれも柊の対応のせいなんですが。
柊はやっと自覚したようです。遅いけど。

柊のような、全能感を持つ、というかデリカシーがない医師、周囲の忠告に聞く耳持たずにあくまで自分流を押し通す医師も、確かに実在すると思います。

ですので、柊、というキャラを否定はしません。むしろ、自覚てくれて良かったな、と。何より柊の成長を描くドラマですしね。

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一方、医局長が婦人科、産科の一同に向かって「ノーフォルト(無過失)」であることを証明しよう、と言います。
それが「訴訟の高リスク」のため、なり手がなく、縮小されていく産婦人科の未来を救うことだ。

やっと原作のテーマが明確に提示されました。
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以上。ストーリーの流れだけ見ると、いい感じじゃないですか?・・・ここから猛毒です。ご注意下さい。

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とにかく・・・母親。

がん患者少女とその母親の関係、そして医師たちとの関係はどう変化したのでしょう、一切描かれていませんでした。
すぐ手術シーンになって・・・その後、病室にいる姿も描かれてなかったし。

我が子の命が明日をもしれぬ、という時にすら、病院に詰めていなかった。それはそういうこともあるだろうから、いいとしても。←ドラマだし(汗)。しかし・・・

上記粗筋にも書いたとおり、「柊に似ている」そして「人は変われる」という喩えで登場した母親の描写が全くないっていうのが、すごく気になりました。

なので、少女が召されるシーンに神経が集中できずじまい。本当なら「ママ・・・」でうるっとくるところだったのに。永井さんも熱演だったのに・・・。

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ほったらかし、と言えば、看護師にきつい一発を浴びた嶋の内面(直後は映っていたけど)も、電話を取り上げられた玉木の感情も、全く無視ですか。
来週以降、描くつもりなのでしょうか。リアクションを描く気があるなら、すぐに映像にしてくれないと気が抜けちゃいます。ワンカットで表現できると思うのですけどね。

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うーん、全体的にそういう作りのドラマなのだとわかってはいても、つい突っ込んでしまいました。

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上記粗筋から故意的に抜かしたのは(汗)、医局長と瀬川のエピソードです。
過去ある瀬川が妊娠し、子供を生む決意をする。
今後の裁判に力を注ぐ理由付けですか?

何か、どうでもいいです。

ホワイトライトを背負って登場されてもな~。國村さんや医局長のキャラは好きですけど。

わざわざ内田さんをキャスティングしたのだから、わからないでもないのだけど、他に時間を割いたほうが良かったような気がしてならない。何かの伏線であったとしても。
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ツッコミのとどめは・・・元夫が柊に「榎原に恋をしているだろう」といった時は、なんてKYな奴、と思っていたら、本当にそうだったらしい!?(絶句)

いや、早くに亡くした父親の面影を見ていたのか???

コーヒーのシーンは笑い所?

あー、何だかよくわからないよー。
人間関係をいじくりすぎ、ほったらかしすぎですわ。
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・・・と、なんだかんだいいつつ、医療ものには珍しく、気を使わずにつっこめるドラマなので、感想は書きやすいです(^^;;

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来週からはいよいよ裁判。優美も気になります。

もう、気軽につっこめなくなる?それはそれで寂しいかも(汗)。

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2009年11月18日 (水)

リアル・クローズ #06

作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

達也(高岡蒼甫)と別れた絹恵(香里奈)は、そのショックを抱えたまま職場へ。元気のない絹恵を心配する優作(西島秀俊)や凌(加藤夏希)らに結婚を取りやめたことを打ち明け、「これからは仕事に生きる」と強がってはみるが、ひとりになると頭に浮かぶのは達也のことばかりだ。(公式サイトより)

公式サイト

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原作は初回より購読中。
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※文中のセリフは概略です。
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服装は心の鏡。

以前のダサい雰囲気に逆戻りした絹恵を見た職場のみんなは、何かあったとすぐに察知。

「ふられた?」
「ふりました。ていうかふられたっていうか・・・」

人前では強がるも、疲れて帰ってきた家の中には彼氏の痕跡ばかり・・・思い切って達也のものを捨て始める絹恵。

そうそう、女性は捨てることから始めるのです。

ちなみに物体より文字の方がダメージが大きい、というか未練を引き起こすと思う。

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美姫様からまた新しいミッションが下されます。
それは企業イメージアップ・キャンペーン。

どうも経営戦略部の尾崎(田中哲司)は美姫様のことが嫌いなようです。
そして蜂矢も。こちらはベタな理由がありそう。

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一方、達也は幼馴染の晴美(山田麻衣子)と急接近。
出た、弁当女(爆)。

どうやら失恋のグチを聞いてもらっていたようで。
晴美も聞き役になっていたようですが・・・

「いつまでも前の彼女の話をされるとつらい。」

すごく積極的です。相談相手のふりをしてずるずる付き合うより、はっきり自分の気持ちを伝えるのは潔いかもしれない。
可愛いし、気心も知れてるし、なにより故郷に帰るもの同士。
達也がその気なら、話が早そうです。

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また、自分が着る服にがわからなくなってしまった絹恵。

達也のものを処分している内に、ふつふつとわきたつ感情。
「自分勝手でいつも私の意見なんか聞かなかった。」
絹恵は衝動的に達也の部屋を尋ねます。

今まで言えなかった事を何もかも、全部言ってやる!・・・・違う、本当は会いたい。

しかし、部屋の前で晴美を伴った達也と遭遇。
修羅場だ!

「達也は優しい。でも今度だけはやさしくならないで。思いっきり嫌われて。」

晴美はそういい残して立ち去ります。

正論です。
というか、追い込み方がすごいなぁ。まだ恋人にもなっていないと思うのだけど。

晴美は立場的に反感を買いやすい不利なキャラだけど、言ってることはまともです。
旦那になる人は絶対尻にしかれそう。

「俺達、うまく喧嘩したことなかったな。俺はいつも言いたいことを我慢していた。その時その時でちゃんと伝えておけば良かった。」

そうですね、達也の方が我慢していたように見えましたから、何か責められないです。ごく普通の男性の気持ちだと思うし。

「もう、可能性はないの?」
「俺達。終わったんだよ。」

.
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「本当に一人になってしまった」

徹底的にふられた絹恵。

晴美の言ったことは正解ですね。今の絹恵には未練は邪魔になるだけです。少なくとも二股かけられるよりよっぽどましです。

「さぁ、仕事だ!」 by 田渕
.
.

「俺んちは商売やってたから、たまの休みに家族でいけるのはデパートだったんだ。デパートは小さい子供から大人まで楽しめる、夢の場所だったんだ」

だからこそ、コンセプトが難しいと、田渕。

この話と姉を慰めるために送られてきた妹手作りのTシャツをヒントに絹恵は企画を立てます。

「あらゆる世代に向けたTシャツを全館で売り、利益のすべてを地球環境や子どもたちのために寄付するというチャリティーで“付加価値”をつける」

美姫様もご満足の提案だったようですが、自分の企画が通らなかったアシスタントの瑞穂(能世あんな)は不満そうです。
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チャリティーという付加価値込みで\5000のTシャツかぁ。
デザインは可愛かったけど。せいぜい富裕層の方々に買っていただこう(汗)。
企業のイメージアップにはなったかもしれない。

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絹恵が恋人を失ってボロボロなった様子や、もう終わっているとわかっていても簡単には思い切れない想い、そして修羅場のシーンは作品のテーストに合わせて軽目な描写でしたが、それなりに共感できるように描かれていたと思います。

達也は幸いにも新たな異性を意識することによって、うまく意識を切り替えれたみたいです。
絹恵は仕事によって切り替える?

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田渕の「悪巧み」はとりあえず、自分の見込んだ部下を手放したくなかった、ということで。

あ、そうそう、田渕のフィアンセ話&婚約解消話がありましたね。
以下、原作がらみの感想なので、ご注意下さい。
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原作だと、失恋の痛手で未練たらたら、七転八倒、激太りする(笑)、田渕の話があるので流れがスムーズだったのですが、ドラマの中では、思い出したように出てきてさらっと流されていました。

なので、絹恵と田渕の関係を一歩進めるためのダンドリ的な扱いに見えてしまった。

原作ではその後、田渕と絹恵の恋バナに発展するわけではなく(まだ連載中ですのでどうなるかわからないけど)、また、そういうサバサバしたテーストが好きなのですが、ドラマはどうなるのかなぁ、適度に意識しあっているようには描いてありましたが。

もちろん漫画とドラマは別物なので、面白くなるのだったら何でもOKです(^^)。

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来週は仕事モードの絹恵が見れそうなので、楽しみです。

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2009年11月17日 (火)

東京DOGS #05

奏と西岡ゆり(ともさかりえ)は、松永由岐(吉高由里子)が思い出した銃を突きつけられた男は、彼女の恋人の可能性があると意見を一致させる。さらに記憶を思い出させようと焦る奏に、由岐は自分を信じて欲しいと怒る。
特殊捜査課に家出少女の保護依頼が来た。少女の名は松尾玲子(近野成美)。玲子が身を寄せるモデル事務所には、売春と麻薬斡旋の疑惑があった。(公式サイトより)

公式サイト

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今回は粗筋を書いてもあまり意味がないような気がしました(汗)。
毒多し。ご注意下さい。
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このドラマは、底辺に神野に関するストーリーが流れつつも、日々起きる事件を解決していく、という重層構造になっていると思うのですが、つめこみすぎて破綻したような気がします。
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神野の事件は奏が秘密裏に捜査している。その理由を知っているのは奏に積極的に情報を伝えているのは大友だけ。(鈴江はどうなのかわからないけど。)

しかし、マルオは奏が一人で神野の事件を追っていることは知っており、ともに解決しようと呼びかけるも拒絶される。
そのことを相棒として水臭く、寂しく感じている。

人を信じないためスタンドプレーが多い奏が、マルオの熱さや由岐の存在で徐々にチームプレーをとるようになる・・・ということらしいので、神野の影は毎回出てきてもいいとは思うですが、今回はいわば表の事件があまりにもなおざりだったのでは。
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最後、少女は警察に話します、と言ってましたが、何を話すの?←スカウトされたこと、連れ去られたことですか。学校にバレてもいいってことですか?
ちなみに綺麗な方ですが、女子高生には見えなかった(汗)。これはキャスティングのミスでしょう。
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芸能プロ事件に関しては、少女の家庭の描き方の中途半端さを含めて、いちいちつっこむ気にもならないくらい、雑な筋。

神野がらみの事件でも、二人も殺されていて、しかも一人は協力者だったのに、何のお咎めもなし、反省もなしってのも・・・(溜息)。

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一応
「お前の夢ってなんだ?」
というのがキーワードになっていたようですが、そこまでの描写がゆるいので何にも響きませんでした。

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本筋がしまらないので、遊びの部分が生きてこない。
ゆるいばっかりじゃ、ほんとにだれてしまいます。
「シリアスコメディー」のシリアスが壊れている。

遊ぶのなら、事件を含めてもっと徹底して遊んで欲しいのだけれども、それだと月9にならないのかな。

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ラスト、奏がマルオと由岐に父親のことを話すシーンくらいでしょうか。心に残ったのは。

由岐と神野の関係・・・甲斐崎の動きを含めて、ほとんど興味がわかない(大汗)。
だってわくような作り方をしていないのだから。

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今回は筋より個人プレーをピンポイントで楽しませていただきました。

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2009年11月16日 (月)

JIN-仁- #06

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

江戸時代にはなかった「ペニシリン」を作り上げ、梅毒治療に一石を投じた仁(大沢たかお)。その神懸り的な医術は、江戸の町に次々と広まり、南方大名神という護符まで出回るほどの大評判となっていた。そんな噂を聞き入れてか、仁は医学館の奥医師との対面を申し込まれる。(公式HPより抜粋)

公式サイト

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原作未読です。

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今回も大きくお話が動いたわけではないのですが、仁がペニシリンを作ったことが引き起こす事件が人間関係にゆがみを生じさせる。
その軋み加減を丁寧に描いていて、妙にSFチックでなかったところに感心しました。

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「この時代におきていることがリアルに感じれない。ひょっとして夢ではないのか。本当は自分はとっくに・・・」

リアルに感じれない、という気持ちがよく伝わりました。
自分がタイムスリップしても同じように感じるかもしれないと。

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仁の評判を気にし、嫉妬する医者たち。
幕府公認の腑分けの件数が少ないのに業を煮やして無許可で腑分けを行った、佐分利。

「このままではいつまでたっても南方先生には追いつけない」
佐分利は翔太郎の神業的な技術を目の前にして焦ったようです。

対して緒方は自分のために腕を磨きたいのであろう、と指摘。
かつて私財を投げ打って種痘を実施し、適塾を開いた緒方だからこそ言える言葉です。
弟子の犯した罪の責任をとって、西洋医学所を辞すると。

自分のやったことが緒方や佐分利を西洋医学所から追いやることになったのではないかと考え、罪を被り身を引く仁。

そんな仁に竜馬は、欲がなさすぎる、と。
人間、生きていくには欲が必要。それがない仁が心配だと。
まるで生きていないようだ。あんたのすることは仏様のようだ、つまり死んでるみたいだ。

言い当てられた仁。

一方、仁を付け狙う影が。
仁の身辺のただならぬ気配を察知するも、自分では動けない野風は咲に知らせます。

郭から出れない野風の悲しい想いを自分なりに消化し、身を挺して仁を救う咲。

そして襲われた恐怖を感じることで、仁はやっとこの時代に生きていることを実感することができた・・・

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今回も大沢さんたちレギュラー、ゲストの皆さんが素晴らしかったです。
綾瀬さんも絶好調。

着物姿で美しく走るのはかなり技術がいると思うのですが、すごくきまっています。
咲はよく走るので、大変だろうなぁ。

走る姿がきまっているので、武家娘らしいつつましやかさと芯の強さに説得力が生まれ、なおのこと奥に秘められた情熱が並々ならぬものであるように感じました。

竜馬がはったりをきかすシーンはいかにもだったし、そういう竜馬に「器が違う」と劣等感を抱く恭太郎、という流れも良かったです。
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幕臣ぽい佇まいの恭太郎の身辺にも何やらありそうです。

緒方先生は歴史通りならそろそろ・・・(泣)。
どうなるんだろう?

次回も楽しみです。

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仮面ライダーW #10

亜樹子のメイド探偵、後編でした。

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公式サイト

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とっても面白かったです。
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何故テラー・ドーパントが登場したのかはよくわからなかったけれど、彼が発した粘液性の物質に、ダブルが思わず「やばい!」と。
その瞬間、今まで戦っていたスイーツ・ドーパントや婿であるナスカ・ドーパントまでがあわてて逃げる。
そして変身を解いた後、がちがちと震える翔太郎と同じく恐怖するフィリップ。
「僕たちは見たのかもしれない、敵の…根源を…」。
「だったら、余計亜樹子をあんな所に置いておけない。」

まず、この一連の流れに引き込まれました。
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スイーツ・ドーパントは園咲家とは関係ない「一般のドーパント」(つまりドーパントの購買者、お客様ですよね)らしい。

「お掃除しなきゃ」by 若菜←モロじゃん(笑)

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一方、翔太郎に依頼者を危険に晒したことを怒られて、いつも明るい亜樹子がいつなく神妙です。

おやっさん(亜樹子の父)と一緒に過ごした記憶があまりない亜樹子は、弟子としておやっさんの側にいた翔太郎がうらやましかったのかも、と。
しょんぼりする亜樹子に、自分もかつてはお前と同じ失敗をしてよく怒られた、と慰める翔太郎。ついに「ビギンズ・ナイト」のことを告白・・・

その後のスカし方は予想通りでしたが、こういう時はベタもまたよし。
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亜樹子は「メイ探偵 一同集めて さて、と言い」を実践。
犯人は、亜樹子の作ったスイーツに怒りのあまり馬脚を現しました。

スイーツ・ドーパントに変身し、依頼者、麻衣とともに亜樹子をさらって逃げます。

追いかけるダブルに立ちふさがる鬼嫁と婿。
ダブルの正体もばれてしまったようです。

でも、ダブルを倒すのに失敗した婿は・・・あわれ(爆)。

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ともあれ、一件落着。

笑顔で帰っていく依頼者親子。良かったですね~。
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そして依頼者を身を挺して守ろうとする亜樹子のシルエットにおやっさんの姿を見た翔太郎は、「あいつは大丈夫」と。
大丈夫じゃないのは自分だと、一人ごちます。

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今後への伏線として謎は残しつつも、エピドードの一つ一つが面白い、いい感じのお話でした。←謎が回収されるかどうかはわかりませんが(苦笑)。

犯人が見破られる理由も納得、暴走する亜樹子を心配して右往左往する翔太郎の人の良さも微笑ましく、こういったコミカルなシーンと、おやっさんに関わる亜樹子、そして翔太郎の心の傷が醸し出すしんみりしたシーン、そして長女夫妻と当主のナンセンスで不気味な悪役っぷりがうまく噛み合っていて、魅力的なテーストを作り上げていたように感じました。
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神妙な亜樹子も新鮮でしたし、単なる賑やかしじゃなく、仕事に使命感を持っているところも好感度大。
そして彼女が明るいことが翔太郎の救いになっているようなのがいい感じでした。
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桐山さんてどちらかというと好みのタイプじゃないので(ごめんさない)、最初は食いつきが悪かったのですが、コミカルな表情の中にふっと哀愁を漂わすあたり、ただものじゃないような気がしてきました。

映画、やっぱり見に行こう。←はい、釣られた。

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園咲家が運営する風都博物館に展示されている恐竜の化石やレプリカには何かありそうです。

そうそう・・・また脱いでましたね、最後に(大爆)。
がんばれ、霧彦。

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侍戦隊シンケンジャー 38

明日は年に一度の彦馬の休みの日。この日は亡くなった奥さんの命日のため、毎年、彦馬は墓参りに行っていた。娘や孫と離れて暮らしている彦馬にとって、年に一度の家族と会える日なのだ。しかし、去年までとは戦いの厳しさが違う。外道衆が出現すれば、彦馬は墓参りをやめてしまうに違いない。(公式HPより)

公式サイト

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わざわざメンバーたちを外に呼び出す殿。

爺は年に一度の休日に亡き妻の墓参りに行く。
それは、殿を育てるために、離れて暮らす娘や孫に会える日でもあった。

「今年は血祭りドウコクたちの動きが活発なので、行かない、と言い出すかもしれない。
ぜひ、爺を墓参りに行かしてやりたい。」とみんなに協力を頼みます。

頭を下げ、協力を求める殿に「いつもの殿じゃない。」
驚きながらも嬉しそうなみんな。
喜びのあまり、多少悪ノリ気味に(笑)、一致団結して協力します。

とにかく、黒子さんたちも仲間に引き入れ、爺にアヤカシが出ても気がつかれぬよう、隙間センサーを寿司侍が作ったニセモノと取り替える。

おなかにセンサーを隠したためポッコリした寿司侍は、中の人へのオマージュですか(自粛)。

本物のセンサーはブルーさんの部屋に。
爺に知られぬように戦いへ。
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「ごわす。」って(笑)。
今回のアヤカシは怪しげな鹿児島弁を使い、三角帽子が官軍ぽいナナシ鉄砲隊を率いています。
無差別殺人とはこれまた非道な。

飛び道具に苦戦するシンケンジャー。
なんとかその場は切り抜けたものの、傷だらけに。

そのありさまを不信に思う爺を「稽古のやりすぎ」とごまかして、何とか出かけさすことに成功しました。

「爺が家族と別れて暮らすのは、外道衆との戦いに家族を巻き込まないため。
今までにも、自分が熱を出したりした時など墓参りに行かなかったこともあった。それを侍として当然だと思っていたのだが、茉子や千明たちの家族を見ていて、爺にもそういうものがあるべきなんじゃないかと。」(概略です)

爺の仕事を手分けするシンケンジャー。
すごい仕事の量です。
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そこへ再び鉄砲隊出現。
四方を鉄砲隊に囲まれたシンケンジャー、危うし!

そこに黒子さんの手榴弾(?)が!当たって喜ぶ黒子さんが可愛い。
そして真打登場、爺が例のハデなヘルメットで駆けつける!遠方までロケ、ご苦労様です。

いやー、爺の年季の入った殺陣が見れて満足です(^^)。

爺は墓参りに行ったのではなく、榊原ヒロが作った新兵器を取りにいっていたのです。
こちらはバズーカのようなもの。
怪我のことも、偽センサーのことも何もかもお見通しでした。
「気持ちは嬉しいが、殿やみんなのことのほうが大事。」

怪我を負った親分の変わりにダイゴヨウが参加。「なんだかわからない」(笑)合体で、バズーカも巨大化、ナナシとアヤカシを倒しました。

戦いも終わり、殿の計らいで墓参り後の娘家族と一目交わした爺。
娘さんが爺の生き方を応援しているようだったのが、何よりでした。

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殿が仲間との交流を通じて人として成長しつつある様子や、爺が担っている仕事がいかに重要であるか。そして爺もまた外道衆との戦いで私生活をいったん切り捨てていることなどがコンパクトに描かれていました。

榊原家からの差し入れの野菜という伏線も生かしてましたし。
それにしてもヒロ(正確にはモウギュウ)のネタをひっぱるなー。

陣幕張りも、黒子さんたちが勝手にやっているんじゃなく、爺の手配だったのですね。
あわててスタンスを移動していく黒子さんたち、ご苦労様です。

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殿からお願いされ、しかもその願いが爺のためであることもあって、はしゃぐ男子メンバーたちの動きや表情が可愛かったです。

冒頭、口を挟んでくるダイゴヨウは、いらない、と思ってしまいました(失礼)。

ダイゴヨウのフォルムは好きなんだけど、おしゃべりキャラにしなくても良かったような気がします。他の作品ならいいんだけど。
寿司侍とキャラが被るし、シンケンジャーの底辺にあるどろっとした部分が希薄になるような気がするというか、なんか、ドラマとしてごまかされているような気がしてしまったんです。
「どろっとした部分」が嫌な人もいるでしょうけど。

マンドラ坊やボンちゃんみたいに最初からキャスティングされていたら、気にならなかったかもしれないです。保守的なのかなぁ、自分。

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「便秘です」
言ったのはイエローさんだけど、嬉しそうに強調していたブルーさん。やっぱり下ネタが似合います(爆)。

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来週は、予告だけではよくわからなかったけど、ひょっとして人として成長したことが殿のウィークポイントになる?

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2009年11月15日 (日)

録画消化。

正月に向けて、HDDの整理です。

かなり前からのが溜まっていて、大変。
以下、消化した番組のメモ。
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■NHK 知る楽:こだわり人物伝「花菱アチャコ “笑いの神様”はお人好(よ)し」全4回
■NHK 知る楽:探求この世界「不滅の歌謡曲」全8回
■NHK スタジオパーク 「國村準」「みうらじゅん」

アチャコさんは映像が貴重でした。しかし三枝さんのナビゲーターがちょっと重たかったように感じました。尊敬しておられるのはよく伝わったのですけど。

不滅の歌謡曲のナビゲーターはなかにし礼さん。昔のレコード会社と作家、歌手の関係や著作権、原盤権が確立していった事情など、興味深かったです。多少自画自賛的なのは大御所の特権、ということで(汗)。

國村さんのスタパーは珍しく(大汗)、ゲストと司会が噛み合っていていました。國村さんて、いい人だなぁ。

みうらさんは地獄ネタで。途中で「奈良・纒向遺跡」のニュース。みうらさんのコメントが一言でいいので聞きたかったなぁ。

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知る楽シリーズ、スタジオパークは録画オンリーなので、どんどん溜まります(汗)。
今月の知る楽「暗い時代こそ笑い飛ばせ!」と「松本清張」もまだ見れていない・・・

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■MBS ごぶごぶ 8~10月

月いち、最終金曜日の深夜放映される関西ローカル番組。
浜田雅功さんと東野幸治さんが2人だけで(時々スタッフとカラミますが)街をうろうろする、いかにも関西らしい低予算な番組です。今年で3年目。

タイトルは浜田さんと東野さんという先輩後輩が「五分五分」でやる、という事からつけられたらしいのですが、ま、そうなるわけがない(笑)。

「街をうろうろする」というコンセプトそのものが惨劇(爆)を引き起こす、浜田さんが「はまちゃんと」の何倍もS度全開な番組です。

月いちなので時々録り忘れます。

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まだまだ消化したい番組が一杯(焦)。

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2009年11月14日 (土)

外事警察 #01

第1話「テロリスト潜入!」

警視庁公安部外事4課へCIAから極秘情報が届く。<フィッシュ>と呼ばれる国際テロリストが日本に潜伏しているという。対テロのウラ作業を専門とする住本健司(渡部篤郎)は、所轄から来た松沢陽菜(尾野真千子)らとともに、怪しい外交官の追尾を開始。爆発物検知器を扱うメーカーの社長、谷村(田口トモロヲ)との接触現場を視認する。住本は外交官を追い込み、自らの協力者に仕立てることでテロの端緒を掴もうとする。(公式サイトより)

公式サイト

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また、ハードなドラマが始まりました。

「スパイ天国」日本で対国際テロ捜査を行う公安部外事4課・・・正直、あまり好きなジャンル、ストーリーではないのですが、完成度が高く、惹きつけられました。さすがです。

登場人物紹介を兼ね、伏線をきっちり張っていました。
筋、映像、キャスト、そしてテンポ。
このドラマの制作スタッフに寄せられる期待を裏切らないドラマになりそうです。

食わず嫌いはやめて、見ることにしました。

今のところレギュラーに感情移入できる人物がいないのと、完成度が高いため、つっこみどころがなく、短い感想になりそうですが。

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高校時代に婦女暴行にあった女子高生は本当に松沢の親友だったのか。
松沢も、ある意味目的のためには手段を選ばない人物のようです。

とりあえず「住本」には過去に何かあるようで、本名は「住本」ではないらしい。
彼の正体をしているのは有賀正太郎(石橋凌)だけ?

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次回も楽しみです。

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2009年11月13日 (金)

不毛地帯 #05

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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昭和34年12月、壹岐正(唐沢寿明)は、近畿商事社長の大門一三(原田芳雄)に退職願を提出するが受理されず、大門から鉄鋼部長のポストを与えられる。日本経済の重工業化が進むなか、繊維業が中心で鉄鋼業界とのつながりが弱い近畿商事を強化することが目的だった。
昭和39年3月、鉄鋼に強い大手問屋を傘下に収めることに成功した壱岐は、会社全体の経営戦略を指示するための部署を設立を提案し、大門に受け入れらる。
壹岐はロンドン支店にいた兵頭信一良(竹野内豊)やニューヨーク支店の海部要(梶原善)、香港支店の不破秀作(阿南健治)らを呼び寄せて業務本部を設立する。壹岐は、2年間で200名を繊維部門から非繊維部門に異動させるといった大規模な人事を行い、鉄鋼部門などの業績を伸ばしていった。
昭和42年4月、業務本部の成果を高く評価した大門は、壹岐を常務取締役に昇進させる。だが、副社長の里井達也(岸部一徳)らは、壹岐のやり方に対して反発を強めていた。(公式サイトより抜粋)

公式サイト

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原作未読です。

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結構長く公式に掲載されている粗筋を引用しました。
実際はここまでが序章なのですけど。
前回から7年後のお話がメインでした。
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退職を願い出る壱岐に、「部下をたくさん死なした参謀は退職するのかね」と聞く大門。
「いえ、軍人には退職はありません」
「企業も同じだ。我々は戦っているのだ。安易な退職は許されない。」
死んでいった者たちのためにも戦い続けろ。

壱岐は戦争中及び抑留中に亡くなった人たちに加えて、川又たち、企業戦争の狭間に消えていったものたちの想いも背負う決断をします。

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小出は釈放後、会社を辞め、うさんくさいブローカーになったとかで、みすぼらしい姿で一瞬登場。この人、まだ一波乱起こしそう?←不気味な松重さんが見たい(^^)。

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「大本営」、興味のある方は恐らくネットで調べられたかと思いますが。

戦時中・事変中に設置された大日本帝国陸軍および海軍の最高統帥機関である。天皇の命令(奉勅命令)を大本営命令(大本営陸軍部命令(大陸命)、大本営海軍部命令(大海令))として発令する最高司令部としての機能を持つ。

太平洋戦争末期には日本の敗色が濃厚になるにつれて、さも戦況が有利であるかのような虚偽の情報が「大本営発表」として流され続けた。このことから現在では、権力者のような力を持つ者が自己の都合の良いように情報操作をして虚偽の情報を発信することの比喩として「大本営」「大本営発表」という表現が用いられる。(Wikipediaより)
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細かいことは置いといて、このドラマでは大門社長を天皇で、壱岐が統括する業務本を大本営に擬えているわけですが、「大本営」という名称はけしていい意味では使われていないわけです。
ドラマの舞台となっている昭和40年前後は今よりもっと皮肉が混じっていたはず。
名付けたのは大門ですが、里井の壱岐への敵愾心が象徴されるあだ名です。

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さて、話は第三次中東戦争勃発前夜を背景に進んでいました。
第一話に出てきた面々が揃ったのは心強いかぎりです。
みなさん、語学堪能でうらやましい。

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千里と黄乾臣(石橋蓮司)の第二夫人となった紅子(天海祐希)の間に火花が。
最初に挑発したのは千里です。
楚々とした風情で、根性の座っているところを見せました。紅子の反撃にも涼しい顔。こういう女性は恐いなぁ(汗)。まだ結婚してないのね。

奔放そうな紅子の方が案外脆いかもしれない。
今回は近畿商事のために手を尽くしたりと、姉御っぷりを見せてくれました。
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娘、直子(多部未華子)のボーイフレンドが宿命のライバル鮫島の息子、倫敦(石田卓也)であることが発覚。

仕事の話は腹の探り合いなのに、子供たちのことになると本気で言い合う壱岐と鮫島(笑)。
直子と倫敦の前途は多難そうです。
直子、26歳になったのか(見えないけど;;)・・・弟、誠の再登場は今回はありませんでした

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シベリア抑留関係のボランティアを人目を憚る様に続けている壱岐。
最終的に壱岐の気持ちと行動はこちらへ向いていくのかもしれない。原作はドラマが終わった後に読もうっと(汗)。

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中東情勢を巡る情報合戦は、胡散臭い事務所を訪ねたりと、壱岐本人が行動していたので、中々面白かったです。

駆け引きの部分をユダヤ人とのハーフのプローカー安蒜公一(団時朗)と黄乾臣とのやりとりに集約させてあったので、わかりやすかったですし。

石橋さんも怪しい役がよく似合う(笑)。

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放送の中に暗号を入れるなんてことは「平和」な日本ではフィクションとしか感じられないのでしょうね。
悪いけど、里井では商社の運営は無理ですわ・・・どうやら船舶の買い付けも邪魔するみたいだし。

どうでる、壱岐正?
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卑屈さが不気味に混じった小出の笑顔とはまた違った、鮫島の、目が笑ってない恐ーい笑顔と、壱岐のビーダマのような瞳が印象的でした。

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2009年11月12日 (木)

ギネ 産婦人科の女たち #05

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

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原作未読です。
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柊という産婦人科医の成長を描こうとしている・・・らしい。

初期設定に色々な齟齬はありますが(苦笑)、そう思ってみれば、相変わらずの「あの母親はダメです」などの発言も、まだ、耐えられるかも。あくまでドラマのキャラとしてですが。

担当医にはなって欲しくないです

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無理矢理婦人科に勤務させられることになって反抗心むき出しの柊に榎原は言います。

「全能感をなくせ。それは子供の発想だ。全能感を持っていると客観性を持てない。自分を客観視できるまで、手術はさせない。」

複雑な生い立ちの柊には「子供である自分の無力感を確認する時期でもある」反抗期がなかったのだそうで。それで大人になれていないと。

う・・・ん。今更な感じがしますが、ドラマを見続けるためには、がまんしよう(汗)。

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今回ドラマとして一番気になったのは玉木と嶋と看護師(名前未確認。すみません)のいきなりの三角関係勃発でした。

柊の件で落ち込む玉木。柊がろくに指導してくれなかったためもあって、手術の技能も向上しないままです。

それはいいのですが。

今まで、玉木と嶋って会話すらほとんどなかったのに、玉木と付き合っている看護師さんがいきなり嶋に「玉木先生、病院を辞めて手術のない実家のクリニックに帰りたいみたい。その時は一緒にいきます」と探りをいれる。何故?

それで嶋はどうするかというと・・・「玉木先生、辞めないで下さい。」
「それってコクってる?」

でもって手術後にキスかい!!

キスシーンそのものは可愛かったですけどね。

何か、パーツが抜けてやしませんか?

そもそも嶋なんて今までほどんと描かれてなかったですよね?
玉木にしても初回以来、あまりクローズアップされてなかったし。

放送回数が減ったからとか?

上地さんが演じる少し影のある青年医師が悪くなかっただけに、残念です。
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一方、最初は柊の献身的な処置に感謝していた徳本ですが、悪相の(失礼)弁護士にたきつけられて次第に妻の死に対して疑問を抱いていきます。
そんな中、「聖修大学病院で、院内感染の疑いで母体死亡」という記事が掲載。

ついに徳本は病院に柊を訪ねていきます。誰より柊の口から妻の死亡原因を聞きたかった。

「忘れたいんです。」

あーあ、やっちゃった。遺族にとってこれ以上ない最悪の言葉を言ってしまいました。
桧口もまさかここまで柊が病んでいるとは思ってなかったのでしょうが・・・

来週からは医療裁判になるのかな?
徳本の娘も気になります。
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今更ですが、原作について調べてみました。

現役の産婦人科医が「"無過失"補償制度」の必要性を訴えてたくて書かれたそうです。

出てくる医師は「いい人ばかり」、柊も「患者から慕われ、育児真っ最中の女性医師」で、過労をおして緊急帝王切開に挑戦したが母親は死亡した、という設定らしい。

医療訴訟のストレスに追いつめられていく一医師の姿を通じ、現代の産科医の切実な想いが描かれた医療ノベルだそうです。(REBORNのインタビュー参照

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番組制作者は、それではドラマとして面白くないと考えたのでしょうか。
少なくともドラマのトリッキーな柊のキャラは創作であることがわかりました。

原作はもとよりドラマの公式サイト・イントロダクションに書かれている内容からも、あまりに遠くに行ってしまったような気がします。

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2009年11月11日 (水)

リアル・クローズ #05

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

達也(高岡蒼甫)のプロポーズを受け入れた絹恵(香里奈)は、実家の福島に戻る達也についていくため、仕事を辞める決意を固める。その矢先、絹恵の企画したオリジナルウエディングドレスが美姫(黒木瞳)に採用され、商品化が決定。美姫に退職の意志を伝えたい絹恵だが、言い出すことができない。(公式サイトより)

公式サイト

原作は初回より購読中。
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今回も、結婚と仕事に揺れる20代後半の女性の心理を、男性サイドの視点も合わせて、丁寧に描いていたと思います。

ヒロインが口先だけでなく、割ときちんと仕事をしている描写があるのが何よりです。←ありそうであまりないと思うので。
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絹恵は集客イベント企画を担当することに。
しかし結婚退社を決めたものの、まだどこかで迷っているためか、仕事に集中できない。
心配そうな仲間に告白します。

「結婚して、仕事を辞め、彼の田舎について行きます。」
「なんでー!」

みんなからツッコまれます。
特に凌さんは「そんなことを言う男なんて信じられない」と猛反発。

田渕も同調。
「結婚するからって俺が仕事辞めて彼女の実家について行く、ておかしいだろう」←いや、そういうのも、タイミングが合えばありかと思いますが。

このセリフだけ聞くと達也と発想は一緒のようにみえるのですが、田渕が本当に言いたいことは
「仕事に男も女もねえんだよ」
ということなのでしょう。

「辞めるの結構だが、神保部長には自分で報告しろよ。」
と、言いつつ、やたらと絹恵をこき使います。
ニコ曰く、「悪巧み」してるようで。

「仕事、3倍やります。」
最後の仕事だからこそやり遂げたい、と思う絹恵は田渕の「理不尽な」しごき(?)も何のその、時間を惜しんで仕事に邁進しますが、その分、達也との距離が広がります。

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達也は完全に結婚モードです。そりゃ、OKされたのだもの。当然ですよね。
期待されていたプロジェクトチームを抜け、忙しい絹恵のかわりに結婚式場を探しす達也。
しかも、自分のペースで進めすぎだな、と反省までする。
やさしい恋人です。

10cmヒールに馴れなず、足擦れをおこした絹恵。
「絆創膏持ってない?」
「もってないよ・・・これからは必要なくなるだろう、そんな靴も」
と達也。
改めて絹恵は「仕事を辞めて結婚し、家族を作る」という世界に自分のいる姿が想像できないことに気がつきます。
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達也には実家に新しい仕事が待っている。
しかし、絹恵には今のところですが、「結婚」以外に何もビジョンもありません。
好きな人と一緒になる、それは望むことなのですが、それから先の自分の人生が見えなくなってしまった。

結婚して家庭を作ることも生涯をかけるに価する重要な「プロジェクト」だとわかっていても、仕事の面白さにのめりこんでしまった今の絹恵には
「俺たちがモードの発信地になる」
と仕事の目標を宣言する田渕の言葉が描く世界の方に、自分の居場所があるように思えてしまうのでしょう。
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ならば、達也が実家に帰らず、東京で新居を構えたなら問題はなかったのか、というと、そうでもないようです。

「どうせ辞める仕事だ、適当にしろよ」
「応援してくれてたんじゃないの?」
「応援するふりをしていたんだ。」
「達也は変わった。」
「変わったのは絹恵だよ。鏡を見てみろ。」
以前は同じ重さで俺たちの幸せを考えてくれていたのに。もう、遊んでいる時間はない。

これだけ意識のズレが生まれてしまった今、うまくいかないような気がします。

どちらが正しいとも間違っているとも言えない。
タイミングが悪すぎました。

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結婚のことを知っていた神保部長。
「自分の居場所くらい自分で決めなさい」

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ウエディング企画はゴールディの蜂矢にアイデアを真似されるも、絹恵が出席者のフォーマル・パーテイドレスを提案することで、大成功に終わります。←これはいい企画だなぁ(^^;
「フォーマルな時こそ自分らしい服を着るのが難しいんだよね」ポッチャリした同僚さん(名前がわからない;;)、ナイス・アドバイスです。

でも、蜂矢に企画をリークした人間が内部にいる?
この展開は美姫との訳ありげな関係を含めて、原作にないのでどうなるかわかりません。

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ラスト。

ついに絹恵は今は達也についていくことはできない、結婚できないと、告げます。
「絹恵が仕事を選ぶことはわかっていたんだ。」
わかっていたからこそ、焦って突っ走ったのでしょう。

別れた後。
「平気、平気」と呟きながらぐだぐだになって帰宅し、達也が集めたブライダルの資料を整理する絹恵。

そこには絆創膏が・・・(泣)。

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さて、田渕の「悪巧み」とは。

1.残業を多くすることで結婚相手との距離を広げて破談にすること
2.気もそぞろな絹恵に余計なことを考える暇を与えないこと
3.仕事にどっぷり浸からせて自分達と同じ仕事中毒人間に改造すること
4.絹恵の居場所はここであることをわからせること
5.この仕事の面白さを短期間でわからせること

1.はないと思うけど(苦笑)。
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なお、今回のウエディング企画のエピソードは蜂矢以外、登場人物たちのセリフやキャラ、話の展開に大きな変更はありませんが、オリジナルです。

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結婚に踏み切る動機の中に寂しいから、という理由があるのは当然だと思います。寂しくなかったらわざわざ結婚なんかしないよー、と思ってしまう自分はひねくれ者です(^^;;

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2009年11月10日 (火)

東京DOGS #04

高倉奏(小栗旬)と工藤マルオ(水嶋ヒロ)の特殊捜査課は、食品会社を製品への毒物混入で脅す事件に着手。犯人の手口から、田村(板尾創路)という男が浮上。田村は、かつて舞島ミサ(大塚寧々)が執拗に追い、その人生を変えられてしまった男だった。(公式サイトより)

公式サイト

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冒頭、麻薬販売の現場逮捕。神野とは関係なかった。
次に別件で食品会社への脅迫事件が起こる。
犯人と目された田村と舞島の間には因縁が。
かつて、田村が逮捕される時、結婚式の最中だったのにも関わらず、責任感から結婚式をほっぽりだして現場に駆けつけた舞島。
そのため、破談に。
それから男性運に恵まれない舞島は、仕事にのめりこむ事を自制するようになったらしい。

一方、神野の組織幹部の宮田淳二(高杉亘)がNYから日本へ潜入したという情報が。
田村を追う中でも、宮田が気になる奏。

松永由岐(吉高由里子)はバイト先の同僚、甲斐崎ヒロト(水上剣星)に次第に心を開いていく。

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という流れの中に、由岐に魅かれて行くマルオや、自分を神野を追う道具としてしか見ていないことに苛立つ由岐、由岐のボディガード専任を命じられたため、現場に出れず不完全燃焼な堀川経一(勝地涼)などの姿が描かれていました。

甲斐崎はどうやら神野を裏切ったらしい。
神野から派遣された宮田をあっさり殺っちゃいます。

あ、そうそう、食品会社の脅迫犯は、その会社の内定を取り消された大学生の犯行でした。
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何とか普通にまとまっていて、面白かったです。

舞島がはじめて大友(三浦友和)に従わなかったシーンは「おお」と思いました。

張り込み中の奏とマルオのやりとり。だんだん噛み合ってきたようで、面白かったです。
おでんを食べるマルオを睨みつける奏。
「糸コンは残しておけよ」(笑)。

マルオの、由岐の前での寒いギャグは・・・そのうち「閉店ガラガラ」って言いそうな気がしました(大汗)。

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以下、ツッコミ。

犯人が捕まった後、全速力でバイト先に戻る堀川、はいいのだけど、あの逮捕の仕方はないんじゃないかなぁー。周りが危ないと思います。
でも体の切れがいいので、アクションは小気味良かったです。

街中で宮田を見つけ、追いかけていった奏。それから?
まぁ、普通に見失ったんでしょう。見失った後の奏のシーン、見逃したかな?
そういうつくりなのでしょうね、このドラマ。

田村さんもその後、元の職場にもどれたのかなぁ。←すみません、飯場を渡り歩いていたんでしたね。
めげずに生きていって欲しいです。

甲斐崎の誘いにのった由岐。
予告を見るまでもなく、あまり心配しませんでした(^^;;

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追記

「糸コン」ではなく「しらたき」だったようで。自分の家では「糸状に固めた」コンニャクを総称して糸コンニャクと言っているので、勝手に脳内変換してしまったようですm(_ _)m

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以下、今更なつぶやき。

各ドラマ枠には、プロデューサー、演出家、脚本家など製作スタッフが変わっても独特の個性があるなぁ、と改めて実感する今日この頃。

月9はこれでいいのかもしれない。
お題は何であれ、恋愛模様は必須、後は適度にスタイリッシュで、適度にコミカル、適度なサスペンス、そして切なさをスパイスに。
これらがいい塩梅で融合すると、愛すべき作品になるのでしょう。

ただ「適度」と「中途半端」は紙一重。見る人によって印象は変わるだろうし。
最大公約数の心地の良い適度さこそが月9の真髄なのだろうと。そうして観ると、難しい枠だなぁ、と思った次第でした。

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2009年11月 9日 (月)

JIN-仁- #05

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

野風(中谷美紀)の頼みを聞き入れ、仁(大沢たかお)はもう一人の患者を診察することになった。その患者とは、野風の先輩花魁である夕霧(高岡早紀)。夕霧は重度の梅毒に侵されており、江戸時代の医術では手の施しようがない状態であった。(公式HPより抜粋)

公式サイト

原作未読です。

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この時代に存在しないペニシリンを作ってしまった仁。
しかし、大量には作れない。
膿はひいたものの、病状が進んでいたため、夕霧は亡くなってしまいます。

しかし、手を尽くして救おうとした仁たちに野風は手を合わせます。

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実はペニシリンを独力で作る方法は未来の研究だった。
仁と、野風そっくりの婚約者との絆を聞かされて、複雑な咲(綾瀬はるか)。
「未来からきた」という仁の話に何の疑問も抱かないところが素敵。←褒めてます。
そうじゃないと話がややこしくなりますものね。

一方、ありえないペニシリンを作ってしまったことは、仁の知らないところで歪を生み出していた?

佐分利が標的になる?

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緒方さんのやり方を快く思ってなさそうな人として登場した伊東玄朴さんは、西洋医学所の取締役を務められていたそうです。緒方さんを招聘したのはこの人なのですが。

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「死ぬことも救いの一つなんだけどね・・・医者が言ってはいけないことだけど。」(概略)

存在しなかったペニシリンを歴史を変えてしまうかもしれない、という危険を冒してまで作ろうとした仁の想いが恋人・未来にあったこと。治療を頼んだのが未来そっくりの野風であったこと。

その他、遊女の儚い境遇や死化粧を施すシーンなど、今回も仁の医者としての活躍を核にして、うまくまとめてありました。

前回と今回は仁が江戸で名医として名を高めていく段階を描いていたようです。

大変面白く、完成度も高かったのですが、医療ものとしてではなく、タイムスリップものとして見ると、どちらも郭がメインシーンで変わり映えがなかった(郭のセットそのものは素晴らしい)のと、ちょっと同じパターンが続いような気がしました。全く、贅沢なもんです(汗)。

ここらでタイムスリップ特有のエピソードが欲しいところ。

来週から、この時代には存在していなかった仁、という医者が表舞台にでることによって生まれる歪が描かれるのでしょうか。

先がわからない分、楽しみです(^^)。

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仮面ライダーW #09

亜樹子のメイド探偵、前編でした。

公式サイト

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ようやく「おやっさん」こと亜樹子の父の話が出てきました。
亜樹子は父の現在の居場所を知らないのですね。

行方を弟子の翔太郎に尋ねるも、うやむやな答えしか帰ってきません。
初回で撃ち倒された後、どうなったのでしょう。本当に亡くなったのでしょうか。

フィリップは「初めて自分たちがW(ダブル)に変身した夜…“ビギンズナイト”」のことを話すべきでは、と言いますが、翔太郎は言いたくない、というかどう伝えればいいか悩んでいる様子。

・・・映画館に行くしかない?(苦笑)

そのフィリップも園咲、という名前に微妙な反応を。
翔太郎の悩みの種はつきなさそうです。

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大なるとが再登場。
見慣れてくると、おいしそう。昼ごはんはラーメンにしました(汗)。

メイドについては、どうやって雇ってもらえたのか、とかいうのは、なしの方向で。
ドタバタもお約束。
亜樹子のメイド姿、可愛かったです。
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クリーム(?)ドーパントの正体は誰なのか?!
屋敷の中の誰かであることは確かなようです。

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探偵モノの形式をうまく取り入れていました。
そこに、今までうやむやだったおやっさんの謎を前面に出してきたことで、具体的な陰影が生まれたように感じました。
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霧彦キャラや、真倉と翔太郎の掛け合いなど、テッパンネタが多く、それらのネタが浮くことなく、ストーリーにうまく馴染んでいるのが、今シリーズの特徴かもしれない。

そして、翔太郎がたとえ、半熟であっても、まわりの人たちのことを心配する、とても大人なところが安心できます。

亜樹子やフィリップを心配したり、依頼人の気持ちを慮ったり、霧彦のキャラを受け止めたり(爆)、と翔太郎って結構できる奴なのに、周囲からは今ひとつ認められず、振り回されてばかりなところに哀愁を感じるなぁ~。
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そうそう、騒ぎにかこつけて(違)、ご主人様もテラー・ドーパントに変身したぞ!

まて、次回。

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侍戦隊シンケンジャー 37

アヤカシ“モチベトリ”が出現。駆けつけたシンケンジャーが応戦するが、モチベトリが噴射した粘着質の物質がブルーとグリーンの手に絡み付き、2人の両手は手錠のように繋がれてしまう。(公式HPより)

公式サイト

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今回も前回の寿司侍と同じく、メンバーのキャラをうまく利用した、いい感じで力の抜けたお話でした。
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メンバーの中では一番気が合わなそうなブルーさんとグリーン君。
今までも何かにつけてぶつかり合ってました。

そんな二人が黒子さんのお手伝いで力を合わせて箪笥を運んでいます。
その様子を見た他のメンバーたちは、意外と気が合うじゃない、と。

ところが両手を繋がれた二人は以前以上にいがみ合いはじめます。
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自分が侍であることにプライドを持つが故に、使命感が無闇に強く、何があってもあきらめないブルーさん。
自分が侍としての教育を受けていないことや、腕も他の殿やブルーさんに劣っていることにコンプレックスを持っているグリーン君。

今回も、この状態でも戦えると、特訓を始めるめげないブルーさんにグリーン君は「無理だっちゅうの」と反抗的です。

そんな二人を見て、「やっぱり気が合わないのかな」と溜息をつく他のメンバー。
殿は「合わないのではなく、合わせようとしていないのだ」と。

グリーン君の気持ちを無視して突っ走るブルーさんの暑いところに、つい反抗しちゃうのですね。わかります。
相手が他のメンバーなら、もっと協力的になれるでしょうに。
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結局、戦えない二人はアヤカシ退治は他のメンバーにまかせて、せめて黒子さんのお手伝いを、とはじめてのお買い物(爆)。
格好悪い、とグリーン君は嫌で仕方がないのにブルーさんは使命感にメラメラ燃えています。

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ダンスって・・・で、やっぱりそういうオチですか、ブルーさん(大爆)。
大か小か気になるところですが(自粛)、どちらにしてもグリーン君がお気の毒です。
方や、全然気にしていないブルーさん(滝爆)。
この人、本当に天然だぁ。

二人のフラストレーションは頂点に。
その時、台車を目にしたグリーン君、アイデアが浮かんだようです。

それは一方が台車に乗り、一方が台車を押すこと。
確かに男二人が絡んで歩くよりはうんとマシな絵柄です。

ちゃっかり台車に乗っているのはグリーン君。ブルーさんに文句を言われるかと思いきや・・・
「やっぱりお前はすごい。私には到底考えつかないアイデアだ。」

思いもかけず認められたグリーン君。

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一方、アヤカシと戦う他のメンバーもトリモチ攻撃に合い、ピンチに。
そこへ二人がやってくる。

「俺達がなんとかしなきゃ!」

グリーン君は
「俺に合わせてくれないか。俺、ついてけないんだ。」
「わかった。合図はお前が出してくれ。」

おお、素晴らしい流れ。

素直に自分の技量がまだ追いていないことを認るグリーン君と、グリーン君の頭の柔らかさを認めたブルーさんのタッグマッチ。

殺陣も見応えがありました。さすがです。
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イカ君、エビゾウが久しぶりに大きく登場。
フルボッコされるアヤカシ(苦笑)。
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今までのキャラ描写の積み重ねがよく効いたお話でした。
いつも画面の片隅でやりあっていたお二人、GJです。

ブルーさんの暑苦しいけど裏も表もない人柄と、グリーン君の、つい反抗的な態度をとってしまうものの、実は負けず劣らず熱い男っぷりがストレートに描かれていました。

自分が認められたことに嬉しさを隠せない素直なグリーン君が良かったですねぇ(^^)。

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来週は爺がメインです。
わくわく。

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2009年11月 8日 (日)

NHK朝ドラ定点観測

■ウェルかめ

公式サイト

第6週まで拝見しました。

脱落寸前です(汗)。

いくら新人とはいえ、記事一本にどんだけ時間をかけているだよって話ですわ。
タウン情報誌でもあるらしいので、もっと簡単な取材からフットワーク軽く始めたらいいじゃないか、とかね。
亀園の写真をなくしたからって、普段はほいほい実家に帰るくせに、弟に使いを頼むとか。
せめて、自分で園長に電話したら?!

後、一平が意味なく徳島市に現れたりとか、色々無駄なエピソードやシーンが多すぎないか、というのは言っても無駄っぽいですが。

何はともあれやっと記事が出来上がった今日。

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あんみつをわざわざ、前かがみになって・・・・

稿校の真上で食べるなんて!!

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アシスタントでも分かる常識でしょう。

たとえ色校でなく、単なる原稿であってもです。

無駄なエピソードは耐えれるけれども、こういう無神経な演出の数々は不愉快です。.

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もうすぐ「数年後」になるみたいなので、その時に主人公がどう変わっているか、確認するまで見続け・・・られるかなぁ。

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2009年11月 7日 (土)

チャレンジド 最終回

最終回「さよなら、先生」

生徒の真鈴(藤本七海)を、修学旅行中に遭難させた啓一郎(佐々木蔵之介)は教師として適格かどうか教育委員会が審議を始める。そんな中、真鈴をいじめていた麗(夏未エレナ)が学校を休む。啓一郎はフルマラソンに挑戦し、完走できたらクラスに戻るという約束を麗とする。(公式サイトより)

公式サイト

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勝手に修学旅行に参加した啓一郎の責任が問われます。
同僚たちは弁護するのですが、教頭は「生徒に守られる教師は失格」と。

例によってみんなの前では平静を装う啓一郎、しかし、妻、幸江にはバレバレのようで。

いじめ問題が解決ていない現状で2年3組の担任を辞めたくない、と泣き出す啓一郎を幸江は
「たとえ教師を辞めることになっても、やれることは全部やろう。」
と励まします。

一方、友坂真鈴(藤本七海)をいじめてたことがばれた麗はクラスメイトの正義感を刺激し、逆にいじめられる立場に。
今度は一対多数のいじめです。麗は不登校に。

副担任の新谷(村川絵梨)はクラスの雰囲気を変えることができず、力不足を痛感、休職中の啓一郎に助けを求めます。
啓一郎は生徒たちに自筆の手紙を書く一方、不登校中の麗を訪れます。

麗は先週の
「優秀なものが劣等なものを排除しようとする。何が悪いんですか。」
との問いに答えられるか、と啓一郎に問います。

「答えはわかっているはずだ。今、排除されているのはお前の方だから。」

そして賭けをします。
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お約束とおり、マラソンをしている啓一郎を応援にくる2年3組の生徒たち。
教師に群がる生徒たち、という画が懐かしい(^^;

足に痛みを抱える啓一郎と伴走する生徒たち。

そして、ゴールに集結する家族、生徒、敵役の教頭を含めた同僚たち。
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わー、なんという、恥ずかしいくらいのベタな展開。

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・・・と思いつつ、ゴールシーンでは涙が(照)。
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啓一郎と伴走する生徒たちとのツーショットは、製作者が描きかったシーンだったのではないでしょうか。かなり長い時間をさいていましたが、生徒たちの個性と、啓一郎が生徒たち一人一人を思っている様がうまく表現されていたように感じました。
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「君はいい男を捕まえたな」
と、かつての生徒、幸江にいう校長。
やんちゃしていた頃の幸江が見てみたい(笑)。

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ラスト、まんまとドキドキさせられました。

教師を続けれることになって、本当に良かったです。

おかえりなさい!

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・・・ただ、麗が友坂をいじめる理由がもうひとつピンとこなかったのが気にはなりましたが。

「私は真鈴が大好きだった。でも真鈴はだんだん自分に追いつけなくなって。
どうしてできないのよ、もう同じ道を歩けない。そう思うと悔しくて悲しくて。」

麗と真鈴は幼稚園の頃からの幼馴染。友達のいなかった真鈴に最初に声をかけたのが麗だった。
以来、真鈴は髪型を真似するほど麗を身近に思っていた、というか、やはり麗が常に主導権を握っていた関係なのでしょう。

いくら幼児期に仲が良くても成長するにつれ、個性がはっきりし、興味などが共有できなくなれば、自然に離れていく。
その時に自分と世界を共有できなくなった幼友達に、いじめたくなるほど執着する、という心理が理解しにくかったです。麗ってすごく子供なのかもしれない。

「思春期だもんな。」

ええ、そうなんですけどね。

家庭環境など、麗が不安定な精神状態に陥るきっかけが描かれていれば言うことなかったかも。
さすがに5回の中にでは無理だったのでしょうね。鵜飼の時に家庭環境を丁寧に描いていたので、時間さえあれば、と思いました。

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直球勝負が清々しいドラマでした。

盲目になって絶望する熱血教師、啓一郎が担任する生徒たちや同僚、上司、果ては教育委員会に受け入れられるまでを、「チャレンジ」、「走れメロス」をキーワードに全5回の中にテンポよく描かれていたと思います。

キャストも佐々木さんはいうまでもなく、超ポジティブでおおらかな妻を演じられた富田さん、そして教師の皆さんも時には敵役、時には応援団として、いい塩梅で演じられていました。

今回、ゴールシーンで泣かされたのは夏未さんと藤本さんの力も大きかったように思います。

他の生徒たちもいいキャラが揃っていまし、5回で終わるのはもたいないドラマでした。

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スタッフ、キャストのみなさん、お疲れ様でした。

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オリエント急行殺人事件(1974年)

Orient 1974年英

監督:シドニー・ルメット/脚本:ポール・デーン/音楽:リチャード・ロドニー・ベネット/製作:ジョン・ブラボーン、リチャード・B・グッドウィン
原作:アガサ・クリスティ

出演者:アルバート・フィニー、ローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、アンソニー・パーキンス、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、リチャード・ウィドマーク、マイケル・ヨーク、ジャクリーン・ビセット、ショーン・コネリー、マーティン・バルサム、ジャン=ピエール・カッセル、ウェンディ・ヒラー、ジョン・ギールグッド、レイチェル・ロバーツ、コリン・ブレイクリー、デニス・クイリー、ジョージ・クールリス

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アガサ・クリスティの同名小説を、アルバート・フィニー、ローレン・バコールら豪華スターを迎えて映画化したミステリー大作。カレーに向かう国際列車・オリエント急行に乗車していた名探偵・ポワロが、列車内で起こった殺人事件を解明する姿を描く。 (amazonより)

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クリスティとアルバート・フィニー、そしてリチャード・ウィドマークのファンなので、スペシャル・コレクターズ・エディションが発売された時に迷わず買った作品です。

先月読んだオリエント急行関係の本の流れ(注:2009年10月の読書)で久しぶりで見ました。
ネタばれなしで感想というより雑感。

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文章ではわかりにくいトリックを丁寧に再現し、名探偵が最後に一同を集めて謎解きをするタイプの推理小説をオールスターキャストで撮る、という映画の中では最も成功した作品の一つではないでしょうか。

この映画の評判が良かったので、その後次々とクリスティの作品が映像化されるきっかけとなった、クリスティ・ファンにとっても記念碑的な作品です。

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今やポワロと言えばデヴィッド・スーシェ、というぐらいスーシェのイメージが浸透していますが、原点はこの作品にあるような気がします。

本作でポワロを演じたアルバート・フィニーは当時40歳弱、素顔は二枚目かつ長身なのでメイクや撮影技術でカバーしていますが、スーシェの自然さと比べるとかなり作り物めいた、もっと言うとグロテスクな感じはします。
しかし、当時は初めて原作に近い容姿のポワロが登場した、と随分話題になったものです。

元々ポワロそのものがどこか作り物めいたキャラなのだから、ある意味忠実かと。

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なお、「ナイル殺人事件 」を初めとする数々の映画やテレビシリーズでピーター・ユスティノフが演じたポワロは大柄で割とおおらかな性格でしかも白髪、と原作とはかなり違っていはいるものの、独特の味わいというか風格があって、こちらも好きです。

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閑話休題。

オールスターならではの贅沢感を満喫できる映画です。
単なる顔見世ではありません。出番は少なくとも本気でぶつかっているので、見応えがあります。
演出や編集の微妙な気の使い方も興味深いです。

お伽噺めいた名探偵ものを、単にお金をかけるだけじゃなく、一流の監督が本気を出して作った映画。
多少の矛盾点も美術、照明・・・そしてキャストたちの持つ力で押し切ってしまう(汗)。

音楽も素晴らしいですし。

そして忠実に再現されたオリエント急行の車両には思わずうっとり。
食堂車やコンパートメントの内部をじっくり堪能できます。

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長編小説を2時間強の作品に納める為、原作とは違う箇所もかなりあるにはあるのですが、そういった事を気にするより、登場人物たちの設定を原作に忠実、もしくは忠実に再現しようとする誠意が感じられることへの満足感の方が大きいです。←最近のポワロ及びマープルシリーズの中には酷いものもあるので(怒)。
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オープニングタイトル、そしてキャストたちが乗車した列車が発車するシーンは何度見てもワクワクします。

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ショーン・コネリーは007直後。ジョン・ギールグッドはピーター・ユスティノフ版ポワロの映画の常連でもあります。マイケル・ヨークは自分は未見ですが、映画「三銃士」(1973)及び「四銃士」(1974)でダルタニャンを演じています。

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イングリッド・バーグマンはこの映画で1974年度のアカデミー助演女優賞を取りました。大きな役ではないのですが、オファーがあった時に自ら望んだ役だとか。言葉は悪いけど、確信犯かと(汗)。女優魂というか、演じることへの気合いが感じられます。

後、大姉御ローレン・バコールや理論武装家のヴァネッサ・レッドグレーヴ、それにウェンディ・ヒラー、レイチェル・ロバーツなんていう曲者ぞろい・・・ジャクリーン・ビセットがびびるのもよくわかります。←特典映像参照。

それにしても、この頃のジャクリーン・ビセットの美しいこと・・・(嗚呼)

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・・・ここまでは書いてもいいかな、リチャード・ウィドマークの冷たい目が素敵です。年季が入ってます(^^)。
素顔はインテリで温和な紳士だったのは有名。

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2009年11月 6日 (金)

不毛地帯 #04

原作 … 山崎豊子『不毛地帯』
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任意出頭を求められた壱岐は里井達也(岸部一徳)より、今回の件はすべて小出が独断でやったもので、近畿商事側には機密書類の類は一切ないと突っぱねるよう念を押す。
出頭した壹岐は、書類が川又のものであることを知らされるも、機密書類漏えいに関する近畿商事の関与や、小出への指示などを否定。(公式サイトより抜粋)

公式サイト

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原作未読です。

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11年間ソ連の尋問に耐えた壱岐にしたら、日本の警察の任意の取り調べなど物の数ではないでしょうね。
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防衛庁官房長の貝塚道生(段田安則)は大物政治家からの、秘密漏洩事件をうやむやにし、機種をラッキード社に決定することで防衛庁次官の座を約束する、という取引に応じます。

近畿商事の勝利です。
悔しがる東京商事の鮫島。

機密書類を近畿商事に渡した芦田は自分の罪を少しでも軽くしたいためか、上司の川又伊佐雄(柳葉敏郎)に指示された、と自供したらしい。
川又に警察の手が及ぶもの時間の問題です。

かねてより川又と折り合いの悪い貝塚は、これ幸いと川又を閑職に追いやります。
貝塚によってはまさしく一石二鳥。

その晩、川又は壱岐を訪ねます。
壱岐は機密書類を手に入れるよう指示したのは自分だと、川又にあやまりますが、川又は壱岐を責めることなく、第2次防FXがラッキードに決まったことを喜び、自分の理想を語ります。

そしてその晩・・・

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以下、感想というより雑文です。
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最初に「グラントのスーパードラゴンF11は試作品が2機しかない。ラッキードのF104の性能は優秀だ」と壱岐に教え、F104を二次防機種に熱望していた川又は、その実現に自らの手を汚してまで屈力してくれた壱岐を責める気は毛頭なかったのでしょう。
憎むべきは腐敗した上層部。
幕僚監部に入って構造改革を行うことが理想実現への道だと思っていたのだが、貝塚がトップにいる限り絶対に無理であると。

さらに無実の罪で、それも機密漏洩という恥ずべき理由で警察に取調べを受けることは、軍人としてのプライドが許さなかった。理想と挫折と屈辱。

貝塚の下卑た考えや行動は人間として許せないと思いましたが、ストイックな川又の中に戦前の青年将校の思考に通じる危うさも感じました。
彼らはテロで他人を、川又は自殺、もしくは憤死、という形で自分を殺してしまった。
潔くみえるのですけれども・・・あくまでも私見です。

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壱岐も川又と同じストイックさを持ってはいるのですが、参謀出身のためか、だから参謀になったのか(なりたいからってなれるものではありませんが;;)、目的はなんであれ、「作戦を立てる」ことに楽しみを感じるタイプのようです。

それを小出のようにずるいと感じるかどうか。
唐沢さんが演じておられるので、この作品では格好よく見えますけど(汗)。
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なんて事をとりとめなく。

重い話でしたが、映像に力があるので、やはり見入ってしまいました。
しかし、この重さが今の時代に受け入れられるかどうか?とは思いました。

長いクールなので、こういう展開の時もあるだろう、と見守っています。
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次回からは新展開のようです。
あ、加藤虎之助さんがお能の家元で登場。千里と結婚しちゃうのかな?
ロミジュリの方も進展がありそうです。

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#1 #2 #3

2009年11月 5日 (木)

ギネ 産婦人科の女たち #04

原作 … 岡井崇『ノーフォールト』

公式サイト

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原作未読です。
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50分の延長か・・・いつもならベットに潜り込んでいる時間(^^;
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今回だけ見ると、内容に納得できるかどうかは別にして、「ドラマ」としては何とかまとまっていたと思います。←かなり甘めに見てですが(汗)。
でも、結果的にかなり毒が入った感想になってしまったので、ご注意下さい。
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大出血の翌日、見舞いにきた夫・慎一(八島智人)と明るく痴話喧嘩をする美和子(西田尚美)。その本、赤ん坊にあたったらどうするんだ、とはつっこみました。

この一連のコメディー・シークエンスも結果から逆算したような、わざとらしさと感じてしまった(汗)。

「死にません」
柊は相変わらす身もフタもない言い方。

原因不明の美和子の出血に、同室の高年齢で初産の佐藤(西尾まり)さんがお産が恐くなる気持ちがよくわかります。

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美和子に再び血腫ができたらしい。
君島は再手術を君島(松下由樹)は3度目の手術をしようとするが、柊は
「三度目のオペは徳本さんの生きる気力を奪います」
と反対し、君島と口論に。
そこへ現れた婦人科医長の榎原(中村橋之助)の助言で、本人の意思に任せせることになりました。

美和子は柊の判断にゆだね、手術はせず、原因を突き止めることに。

ところが、深夜に美和子が急変。再び大出血します。
それも並みの出血ではありません。
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緊急手術。
柊はじめ、医局の人々の屈力も空しく、美和子は亡くなってしまいます。

憑かれた様に美和子を蘇生しようとする柊。

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母体保護優先は徹底されており、母親が亡くなることはめったになく、この病院でも10年ぶりだとか。

ショックを受ける玉木に嶋(本仮屋ユイカ)は、めったにない事例に出会えて幸運だったと。この経験を生かすことが大事だと、クールに語りますが・・・

一方、柊は平静を装うも、パニック状態に。
自分を出産した時に死亡した母親のことが、完全にトラウマとして蘇ったようです。
美和子の死から目をそむけ、ひたすら逃げようとする。

あげくに帝王切開の必要のない妊婦に「カイザー(帝王切開)」と叫びます。
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最後はクレイジードクターになってしまいました(汗)。
佐藤さん、かわいそうです(涙)。

恐いよー、こんな先生がいる病院には行きたくないよー。

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医学は全くわかりませんので、勘違いなどあればお許し下さい。

ドラマ中でも言われていたように、どうして君島は判断を覆したのだろう。
難しい選択だったことはわかるのですが、君島が患者にダメージを与えると知りつつも、あえて手術を主張した科学的な根拠が、柊の感情的な主張に押し流されてしまったような印象をうけました。
素人にもわかるように医療を描くことも大切なのではないでしょか。

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それと、やっぱりどうしてもわからないのが、美和子が柊を信頼する理由。

それを含めて、ドラマとしてどうかな、と思ったのは前回、今回を通じて、美和子が赤ちゃんを抱いたシーンが1回きりだったということ。
前回は事故また事故の様子を野次馬していただけでした。

前回でもっと美和子と赤ちゃんの触れ合いや、柊との人間関係の構築を丁寧に描いていたら、今回のドラマチックな展開に深みが生まれたのではないかな、と。

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だんだん柊に影響を受けて真摯に仕事に取り組むようになってきた玉木の成長ぶりや、悲しみを堪える慎一の姿、その他、映像も丁寧なのですが・・・構成がぎくしゃくしている感がぬぐえません。
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今後は医療訴訟の問題が絡んできそうです。
でなければ、瀬川の存在意義がないものね←毒。

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2009年11月 4日 (水)

リアル・クローズ #04

原作 … 槇村さとる『リアル・クローズ』

マネージャー試験に合格した絹恵(香里奈)は主任に昇格し、売り上げにも責任を持つ立場となった。さっそく商品部に配属された絹恵は、優作(西島秀俊)のアシスタントにつき、バイヤー修行をすることになった。(公式サイト参照)

公式サイト

原作は初回より購読中。
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「答えは売り場の中にある。」by 美姫様

ということで、売れ残った商品をかつての売り場の仲間達の協力を得て完売した絹恵。
美姫も満足そう。
仲間達がツンデレの凌を筆頭にいい感じなので、見ていて楽しかったです。

しかし調子に乗った絹恵は次の商品の年齢層を見誤って大失敗。100万円損失を出してしまいます。

「なんで売れると思った、根拠はなんだ」
田渕に問い詰められた絹恵。
「勘、というか・・・」

この言葉に当然のことですが、田渕は激怒。
絹恵を叱責しますが、しかし絹恵の失敗だけでなく、女性の欠点を滔々と述べはじめます。それを聴いていたほかの女性メンバーの目つきがピクっ・・・(怖っ)

案の定、普段絹恵を上から目線で見ている美姫のアシスタント二人を含めて、総すかんを食ってしまいます(笑)。

美姫からも
「感情で動く女性、そんな女性達に支えられていることを忘れないように。」
と、やんわり釘をさされる田渕。

この一連の流れはちょっと痛快でした。
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一方、恋人達也(高岡蒼甫)との関係をもう一歩踏み出せないでいる絹恵。
両親が離婚した後、女で一つで自分達を育ててくれた母の姿をみて、一刻も早く自立したかった。
まず自立ありきで、「家族を作る」ということには今ひとつピンとこない様子。

今まで何となく仕事に就いて、何となく付き合っていた。
でも自分のやりたいことはなんなのか。
新しい職場を通じて様々な人と出会うことによって、迷いが生まれてきたようです。
でも、一人になるのは寂しい。一人は嫌。

この辺の本人でも捉えきれないあいまいな心の揺れは、同世代の女性の心情を等身大に描いていたと思います。

達也って料理(それもおいしそうな^^)作ってくれたり、仕事を応援してくれたり、とすごくいい彼氏です。

それもでもタイミングが合わないと迷うのですね・・・。
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達也の方は大分と煮詰まっていたのが、父の死をきっかけについにプロポーズ。

高校時代からのつきあいなので、彼氏の両親と顔見知り、とか、達也のベルトについた姪っ子のバッチとか、さりげなく達也の育った家庭環境も描いていました。

亡父が経営していた自動車修理工場。
達也は小さい時から会社は兄が継ぐもの、ここには自分の居場所がない、と思ってたのですが、営業が苦手な兄の姿を見て、郷里に戻って兄とともに工場を継ぐ決心をします。

そこには同級生、堀からUターンを決意したことを聞かされた影響もあったかもしれません。

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突然のプロポーズを承諾した絹恵に達也。
「もう、遊びは終わりだ。」
うーん、この言葉は禍根を残すかも(汗)。
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原作どおり、堀が登場しました・・・
ニコが登場したのは嬉しい(^^)
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仕事に面白さを感じ始めた20代半ばの女性の気持ちが、気負いなく描かれていたように感じました。

ドラマと「通販」のコラボ、という試みに対する批評が先行しているようですが、ドラマ自体はベタなサクセスストーリーですが、丁寧に描かれていると思います。

何より気分の悪い人が出てこないので、楽しく見れます。
来週も楽しみです。
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#1 #2 #3

2009年11月 3日 (火)

2009年10月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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○読書<新読> 

涙堂 琴女癸酉日記 著:宇江佐 真里(講談社文庫)
狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏 著:ジャン・デ・カール、訳:三保元(中公文庫BIBLIO)
罪と監獄のロンドン 著:スティーブ・ジョーンズ、訳:友成 純一(絶版)
八朔の雪―みをつくし料理帖 著:高田 郁(ハルキ文庫)

○読書<再読> 

スタンド・アローン―20世紀・男たちの神話 著:川本 三郎(絶版)
オリエント・エクスプレス物語―大陸横断寝台列車  著:ジャン・デ・カール、訳:玉村豊男(絶版)
オリエント急行殺人事件 著:アガサ・クリスティ 訳:長沼 弘毅(創元文庫版・絶版)

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「涙堂 琴女癸酉日記」

今まで書いていませんでしたが、宇江佐真里さんの大ファンです。月に一冊は必ず購読。なんだかほっとするのです。

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「スタンド・アローン―20世紀・男たちの神話」

欧米の大スター、作家たちの簡単な伝記というかエッセイ集です。え、あの人が?という意外性はあります。
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「罪と監獄のロンドン」

一連のスティーブ ジョーンズ(注:2009年9月の読書)の著作の流れで古本で購入。前2作よりさらに19世紀を中心とした庶民、それもかなり底辺クラスの悲惨な生活が、英国独特の慎ましやかながらも不謹慎な(苦笑)ユーモアでスケッチ風に描かれています。

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「八朔の雪」

江戸物が好きなのと著者が「川富士立夏」名義でYOUにてマンガの原作を書かれていた当時からのファンなので購読しました。予想に違わす面白かったです。

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「オリエント・エクスプレス物語―大陸横断寝台列車」

先月読んだ「オリエント急行の時代」(注:2009年9月の読書)に触発されて何年かぶりで再読しました。

「オリエント急行の時代」が

単なる鉄道物語としてではなく、列車が走った軌跡と当時のその地域情勢を、「時代」に即して描き出すことを目指した。東欧世界を、今日まで尾を引く国際関係と時代の政治状況の関数として、列車の進行に合わせて見ていこうというわけである。(本書より抜粋)

プラス、車体そのものにも言及している結構硬派な作品であるのに比べて、デ・カール著の「オリエント・エクスプレス物語」は御用記者を含め、実際に乗車した人々が書き残したレポートをスケッチ風に多数引用した、より観光的要素の強い作品です。

「夢の」1日乗務員になったデ・カール氏はもちろん、「日本中の鉄道路線を一所懸命覚え(本文抜粋)」こみ、世界中の鉄道施設を見に出かけた平井氏も自称「酔狂」な鉄道オタクなので、ベクトルは違えども、それぞれ鉄道に対する愛情が感じられる作品。

以上2作を読んで、叶わぬ夢なれど、思わずオリエント急行に乗ってみたい、と思ってしまいました。
ということでクリスティーの「オリエント急行殺人事件」も読んでしまいました。
やはり傑作ミステリー。何度読んでも面白いです。

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「狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏」

デ・カール繋がり、以前から気になっていたのですが、古本で手に入れました。
書かれたのが30年以上前であることもあり、「?」な部分もあるのですが、本当に「狂王」だったのか、また有名な最期など、未だに解明されないルートヴィヒという人物とその生涯を彼の心理によりそう形で、ワーグナーとの複雑な交友を軸に書かれています。

同じくデ・カール著麗しの皇妃エリザベト―オーストリア帝国の黄昏 (中公文庫)」と比べるとバイエルンという小国が舞台なので、当時の国際情勢はミニマムに描かれています。

さらにルートヴィヒ脱出作戦や、従姉シシこと皇后エリザベトの作戦への関与など、どちらも所謂「俗説」なのですが、あえて俗説を取り上げています。俗説って面白いのです。

亡くなったのは1886年、日本でいえば明治19年。それほど昔の人ではないのですが(著された1975年当時はなおさら)、一種「神話」化され、尊敬されている王。彼を慕うバイエルンの人々の願いをくみ取った作品です。

なお、「麗しの皇妃エリザベト」ですが、舞台がオーストリアになっただけで、終始シシ目線で書かれているので、この本だけでは当時のオーストリア=ハンガリー帝国の複雑な内政や一触即発なヨーロッパの情勢を包括的に捉えることはできないと思います。

いずれにしてもかなりなストーリーテラーぶりを発揮しています。

観光用かも?(苦笑)、でも鉄オタなら許せるような気がする。それもかなり筆の立つ鉄っちゃんです。

いい塩梅で史実を取り入れており、何より小難しくないので、「物語」としては面白いのです。

史実がどうあれ、こういった面白い「歴史物語」がきっかけで歴史に興味がわくのではないかな、と改めて思いました。

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2009年11月 2日 (月)

東京DOGS #03

工藤マルオ(水嶋ヒロ)の暴走族時代の後輩、蒲田シゲオ(矢崎広)に殺人容疑が。シゲオの祖父母を脅す、悪徳なサラ金業者の取立て屋が射殺されたのだ。シゲオを弟のように可愛がるマルオは、犯行を否定する。
(公式サイトより)

公式サイト

フルカワが殺される理由がなんだかしょぼかったけれども(汗)、普通に面白かったです。

編集のテンポが良く、後輩を思うマルオの気持ちを描くことにブレがなく、その他、「遊び」が遊びとして機能していていたように思います。

由岐と姉、恵理のエピソードとのバランスもいい感じでした。

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今まで由岐の記憶を戻すことにストレスの解消を求めていたのが、どうやら記憶を戻さない方が安全らしい、というジレンマを視聴者に与えたり、「嫌いになった理由は思い出さないで欲しい」という姉の謎の言葉など、うまく織り込んでいたように思います。

また、マルオのシゲオを思う気持ちに奏や由岐の想いをうまくリンクさせていました。
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マルオは「趣味は合コン。軟派な女好き」みたいなチャラオ設定を強調するより、今回みたいな必死で真面目、そして「濡れた子犬」みたいなキャラが合っているような気がしました。

元総長で後輩から慕われていて血の気が多くてつい空回り、エリートの奏に反発しするも「結局は奏に敵わない」弟分的なキャラを強調した方が・・・。

冷静なエリートと血の気の多い非エリートの後輩のコンビって黄金比なのでは?(汗)

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このドラマは主役2人の共演が大きな売りらしいので、敵討ちっぽいストーリーの行方は無視して敢えて言わせてもらうと、今まで奏の格好良さの描き方はど真ん中だったのですが、マルオはボール球だったような気がするのです。

今回のような追い詰められ、困惑した姿の方がビジュアル的にアピールできるのではないかな、と思いました。
コメディリリーフは今日ぐらいが丁度いい感じ。テンポも良かったです。

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格闘中の奏とマルオの会話、凄く練習したんだろうな~、タイミングが合ってました。
何か必死感を感じました。

変に余裕感を漂わす演出より良かったと思います。これでいいんじゃないかな~。

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前回毒を書きましたが、何となく「いい感じ」の形になる可能性が見えてきたような気がして、思わず安堵。
これから先、コケようが外れようが、応援し続けれる根拠を見つけたような気がします。

来週、期待しています。

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あ、コネタ。

「ヘルパーはやってません。」(爆)

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#1 #2

JIN-仁- #04

原作 … 村上もとか『JIN-仁-』

洪庵(武田鉄矢)の肝煎りで西洋医学所で講義をするようになった仁(大沢たかお)。
ある日龍馬(内野聖陽)に無理矢理連れて行かれた吉原の郭で、ついに現代に置いてきてしまった恋人・未来(中谷美紀)の生き写しの花魁、野風と出会う。そして原因不明の病で倒れた鈴屋の廓主・彦三郎(六平直政)を診察することになるのだが。(公式HPより抜粋)

公式サイト

原作未読です。

前回までがダイナミックな展開だったのに比べると今回は、ほとんど橘家と郭、手術シーンと野風の回想シーンのみで構成されていましたが、その分濃密な味わいがありました。

タイムパラドックスはあまり関係なかったですが、大変面白かったです。
穴を二つあけられた彦三郎さん、大変だったでしょうが・・・
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患者が彦三郎、という本筋に関わる重要性が微妙な人物なので、成功するかどうか全く推測できず、はらはらしました。←こんな風に見ていると手ひどく裏切られそう(汗)。歴史上生きるはずの人が亡くなったりとかしそうなので。

野風の回想シーンも、生い立ちだけでなく勝気な彼女の性格や彦三郎への想いがテンポよく描かれていました。
「ここでなら女でも天下が取れる。そのかわり、なれるのはほんの一握り。」

坂本さんと軽口をたたきあう野風さん、男前です。
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一方、仁と未来の写真を見てしまった咲。
「よく出来た絵・・・」
服装とか背景のインテリアは気にならない、というか、仁が親しげに女性と写っているというか描かれていることの方に意識が集中されたようです。
この咲の天然ぶりがなんなく受け入れられるのも綾瀬さんだからこそかと。

また、中谷さんには不幸の陰りが漂う役がよく似合います。

たたき上げのばりばりのキャリアウーマン、野風と芯のしっかりした向学心溢れるお嬢様、咲の初顔合わせは、野風の貫禄勝ち、というところでしょうか(汗)。

どちらも超・気が強そうですが(^^;
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無事、手術が成功した後に仁が見た写真にまた、変化が。
これは果たして吉兆なのか?

作者の考えた「タイムパラドックス」がどう展開していくのか。興味深々です。

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西洋医学所ではいかがわしく感じられるほどの最新の医学知識を教える仁。
学生たちは大御所・緒方洪庵の率先して学ぶ姿に引きずられて励みますが、中にはその出自に疑いを持つ者もいるようです。
まぁ、当然でしょう。

そして気になるカットバックと男の姿が。
今後、仁に降りかかる災いとなりそうです。
まだ新門さんが登場していないのも気になります。

恭太郎にも郭に顔見知りが?

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ということで新に色んな伏線が張られた今回。

来週は梅毒?
ペニシリンか・・・歴史への関与は大丈夫なのでしょうか。
ちょっと辛いことになりそうな予感はしますが、楽しみです。

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#1 #2 #3

侍戦隊シンケンジャー 36

ことはのリクエストで源太はカレーを作ることに。これがとんでもなくおいしかったため、屋台は寿司ではなくカレーを求める客でいっぱいに。(公式HPより)

公式サイト

Wと感想は書いていませんが、プリキュアさんはお休み。

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寿司侍とイエローさんがメインの何だか可愛らしいお話でした。

相変わらず寿司侍の握る寿司は「普通」なようで。
イエローさんは味はともかく、お寿司にあきちゃった様子。
「なんでも作ってやるぜ!」
「じゃ、カレーが食べたい」

できあがったカレーは寿司桶に盛られて登場。
見た目はあまりおいしそうじゃなさそう。

一口食べたイエローさんの
「おいしい!」
にもメンバーたちは半信半疑です。
なんせピンクさんの料理も「おいしい」と食べれる人ですから(爆)。

一口食べたブルーさん・・・
「うまい!」
メンバーそれぞれの反応が面白かったです。
特にピンクさんの最後の呟き(爆)。

屋台のカレー、というのが珍しさもあったのでしょうが、評判を呼び、チェーン店展開を持ちかける人まで現れます。
この人が外道衆と絡んでいて、例えば寿司侍の気持ちを利用するよう話になってたら複雑になっただろうけど、そういうこともなく、単純でわかりやすいお話になっていました。

しかし、今回に関してはこれで良かった、寿司侍の夢が汚されなくて良かった、と思いました。
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それにしても、寿司侍、いや源太はえらいなぁ。
侍の血筋ではないとはいえ、屋敷に住み込んでいる他のメンバーとは違い、自力で生計を立てています。それも自分のやりたいことで。
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お寿司のカレーの味がついている、というイエローさんの感想には納得。
カレーの匂いって凄いものね。そりゃ寿司とは両立できないでしょう。

しかし、念願の店が持てるなら、カレー屋でもいいんじゃないか、それを足がかりにして資金を貯めて何年後かに寿司屋をオープンさせる、という手もあるよ、という考え方は汚れた大人の考え方のようで(汗)。

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今回はネタ回のようでしたが、源太の「寿司の店を開く」という夢をちゃんと描いており、大人の他のメンバーたちが源太の意思を尊重しようと静観する中、末っ子で素直なイエローさんだけが思ったことを言う、という展開もらしくて面白かったです。
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それにしても「魚介類の出汁がきいたカレー」って実においしそうでした。
最初はトッピに見えた寿司桶も、中々個性的でいいじゃない、と思えてしまった。
昼ごはんがカレーになったおうちも多かったのではないでしょうか。
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あ、戦いのことについて何も書いていない(汗)。
やっとスーパーシンケンイエローが登場しました。
ベーゴマ合戦は面白かったです。なるほど、と。

今回のアヤカシが「シャカシャカ」言うたびに某バーガー店の商品を思い出しました。

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来週もネタ回のようですが、今回みたいに軽やかだったら嬉しいです。
期待しています(^^)。

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2009年11月 1日 (日)

チャレンジド #04

第4回「悲鳴が聞こえない」

啓一郎(佐々木蔵之介)は日光への修学旅行に同行することを許されない。いたたまれず、有給休暇を取って強引に旅行に合流する。友坂真鈴(藤本七海)がいじめを受けて山中で行方不明になる。(公式サイトより)

公式サイト

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今回はいじめがテーマでした。

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冒頭、前回の鵜飼のその後をフォロー。
父親の家庭内暴力は納まったそうで、表情も明るくなりました。

月本の友坂へのいじめも続いています。
しかし他の子たちはいじめには関与していないようです。

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職員室のムードは学年担任の直角先生の相変わらずさも含めて和やかになってきました。

日光への修学旅行を楽しみにしている啓一郎。←子供のようです(^^)
が、校長からストップがかかります。

がっかりする啓一郎。
生徒や京子の前では強がっていますが、妻、幸江の前では落胆を露にします。

幸江は・・・・今月、食費が厳しいのよ、と啓一郎を競艇に誘います。

競艇には伝説の盲目の元教師、筧が。
「有給があるだろう。」

一方、幸江は筧の予想を信じて5000円買ったレースが10万円の大当たり。
資金源を得た(らしい)啓一郎は自費で修学旅行に参加します。

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旅行先で参加できないと思っていた啓一郎に会えて盛り上がる生徒たちと困惑する直角先生と、連絡を受けた学校にいる教頭と校長。

一方、友坂への月本のいじめも陰湿にエスカレート。
友坂の財布を取り上げ、賽銭箱へ投げ込みます。

この2人は元は一番仲が良かったらしく、2人が決別したことはクラスメートにも知られていないようです。

お母さんがお土産を楽しみにしていたのに・・・父親を早くに亡くし、母1人子1人の家庭に育った友坂は、母親への土産が買えなくなったことで自らを追い込んでいき、ついにハイキングの途中で失踪してしまいます。

生徒たちを下山させ、友坂を探しに行く啓一郎と京子。

友坂は断崖に。
様子がおかしいことに気がつきながら、対応が遅れたことをあやまる啓一郎と京子・・・
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今回のテーマ、いじめの解決は来週に持ち込むようですが、そのかわり啓一郎と同僚の先生たちの信頼関係が構築される様子や、友坂の発見シーン、そして下山途中で迷った時に「日光」で道を推測する啓一郎を描くことでカタルシスを描いていました。

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強引に感じる設定もありましたが(汗)、感動のシーンの間にコミカルなエピソードをテンポ挟んでいたように思いました。
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特に東照宮にも「直角の美」を見出して陶然となる直角先生こと落合。
「丸」に目覚めていく様子を含めてコネタだと思っていたら、ラストに向けて学年担任の責務から逃げない態度につなげていく流れは良かったように思いました。

生徒たちの無邪気な印籠ごっこにも笑えましたが、教頭が保健室で寝ている校長を起こした時のセリフ

「また、そんな時代劇みたいな目をして」

には思わずコケました(爆)。

なお、校長先生は独身らしい。

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いじめがクラス単位で行われていなかった、友坂が村八分のような状態でなかったことに少しほっとしましたが、月本と友坂の関係は複雑そう。
仲が良かった2人に何があったのか。

それ以前に頭も良くない、容姿にも自信がないという劣等感を抱える友坂と容姿端麗で成績優秀、リーダータイプの月本が友達だった理由が何なのかが気にはなりました。対等の友人関係だったのか?とも。

友坂へのいじめについて聞かれた月本。
「優秀なものが劣等なものを排除しようとする。何が悪いんですか。」

原因は月本の心の中にありそうです。

一方、啓一郎は友坂に「メロスになれ」と言っていました。
劣等感を克服して月本に友人として向かい合えるのでしょうか。

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次回、もう最終回です。
「さよなら」なの?

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