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2009年11月 3日 (火)

2009年10月の読書

※読書順、敬称略です。緑色のタイトルが新読、茶色のタイトルが再読です。

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○読書<新読> 

涙堂 琴女癸酉日記 著:宇江佐 真里(講談社文庫)
狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏 著:ジャン・デ・カール、訳:三保元(中公文庫BIBLIO)
罪と監獄のロンドン 著:スティーブ・ジョーンズ、訳:友成 純一(絶版)
八朔の雪―みをつくし料理帖 著:高田 郁(ハルキ文庫)

○読書<再読> 

スタンド・アローン―20世紀・男たちの神話 著:川本 三郎(絶版)
オリエント・エクスプレス物語―大陸横断寝台列車  著:ジャン・デ・カール、訳:玉村豊男(絶版)
オリエント急行殺人事件 著:アガサ・クリスティ 訳:長沼 弘毅(創元文庫版・絶版)

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「涙堂 琴女癸酉日記」

今まで書いていませんでしたが、宇江佐真里さんの大ファンです。月に一冊は必ず購読。なんだかほっとするのです。

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「スタンド・アローン―20世紀・男たちの神話」

欧米の大スター、作家たちの簡単な伝記というかエッセイ集です。え、あの人が?という意外性はあります。
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「罪と監獄のロンドン」

一連のスティーブ ジョーンズ(注:2009年9月の読書)の著作の流れで古本で購入。前2作よりさらに19世紀を中心とした庶民、それもかなり底辺クラスの悲惨な生活が、英国独特の慎ましやかながらも不謹慎な(苦笑)ユーモアでスケッチ風に描かれています。

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「八朔の雪」

江戸物が好きなのと著者が「川富士立夏」名義でYOUにてマンガの原作を書かれていた当時からのファンなので購読しました。予想に違わす面白かったです。

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「オリエント・エクスプレス物語―大陸横断寝台列車」

先月読んだ「オリエント急行の時代」(注:2009年9月の読書)に触発されて何年かぶりで再読しました。

「オリエント急行の時代」が

単なる鉄道物語としてではなく、列車が走った軌跡と当時のその地域情勢を、「時代」に即して描き出すことを目指した。東欧世界を、今日まで尾を引く国際関係と時代の政治状況の関数として、列車の進行に合わせて見ていこうというわけである。(本書より抜粋)

プラス、車体そのものにも言及している結構硬派な作品であるのに比べて、デ・カール著の「オリエント・エクスプレス物語」は御用記者を含め、実際に乗車した人々が書き残したレポートをスケッチ風に多数引用した、より観光的要素の強い作品です。

「夢の」1日乗務員になったデ・カール氏はもちろん、「日本中の鉄道路線を一所懸命覚え(本文抜粋)」こみ、世界中の鉄道施設を見に出かけた平井氏も自称「酔狂」な鉄道オタクなので、ベクトルは違えども、それぞれ鉄道に対する愛情が感じられる作品。

以上2作を読んで、叶わぬ夢なれど、思わずオリエント急行に乗ってみたい、と思ってしまいました。
ということでクリスティーの「オリエント急行殺人事件」も読んでしまいました。
やはり傑作ミステリー。何度読んでも面白いです。

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「狂王ルートヴィヒ―夢の王国の黄昏」

デ・カール繋がり、以前から気になっていたのですが、古本で手に入れました。
書かれたのが30年以上前であることもあり、「?」な部分もあるのですが、本当に「狂王」だったのか、また有名な最期など、未だに解明されないルートヴィヒという人物とその生涯を彼の心理によりそう形で、ワーグナーとの複雑な交友を軸に書かれています。

同じくデ・カール著麗しの皇妃エリザベト―オーストリア帝国の黄昏 (中公文庫)」と比べるとバイエルンという小国が舞台なので、当時の国際情勢はミニマムに描かれています。

さらにルートヴィヒ脱出作戦や、従姉シシこと皇后エリザベトの作戦への関与など、どちらも所謂「俗説」なのですが、あえて俗説を取り上げています。俗説って面白いのです。

亡くなったのは1886年、日本でいえば明治19年。それほど昔の人ではないのですが(著された1975年当時はなおさら)、一種「神話」化され、尊敬されている王。彼を慕うバイエルンの人々の願いをくみ取った作品です。

なお、「麗しの皇妃エリザベト」ですが、舞台がオーストリアになっただけで、終始シシ目線で書かれているので、この本だけでは当時のオーストリア=ハンガリー帝国の複雑な内政や一触即発なヨーロッパの情勢を包括的に捉えることはできないと思います。

いずれにしてもかなりなストーリーテラーぶりを発揮しています。

観光用かも?(苦笑)、でも鉄オタなら許せるような気がする。それもかなり筆の立つ鉄っちゃんです。

いい塩梅で史実を取り入れており、何より小難しくないので、「物語」としては面白いのです。

史実がどうあれ、こういった面白い「歴史物語」がきっかけで歴史に興味がわくのではないかな、と改めて思いました。

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