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2009年8月31日 (月)

2009年8月の読書

今月から、月のまとめを「読書」とそれ以外の雑感に分けることにしました。自分が見やすいので(^^;

新刊で「デイヴィッド・コパフィールド」(新潮文庫版)を読んでいるのですが、まだ2巻目ですので、何か書くとしたら来月になると思います。

○読書<新読> ※敬称略

あやめ横丁の人々 著:宇江佐 真里(講談社文庫)
江戸奇人伝―旗本・川路家の人びと 著:氏家 幹人(平凡社新書)

○読書<再読> ※敬称略

花園の迷宮 著:山崎 洋子 (講談社文庫)
ヨコハマ幽霊ホテル 著:山崎 洋子 (絶版)
昭和の劇~映画脚本家 笠原和夫 著:笠原 和夫、荒井 晴彦、スガ 秀実(太田出版)
「妖しの民」と生まれきて 著:笠原和夫(ちくま文庫:絶版)

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「あやめ横丁の人々」

「2011年4月の読書」に感想を書いています。

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「江戸奇人伝」

副題のとおり川路聖謨一家の話がメインです。
著者があとがきで自ら書かれているように、川路聖謨の公人としての生き様にはほとんど触れれておりません。あらかじめ川路聖謨の壮絶な生涯を踏まえた上で読むと、本書の内容が軽やかな分、物悲しさというか、人生の多面性を感じるかもしれません。

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「花園の迷宮」 「ヨコハマ幽霊(ゴースト)ホテル」

二作品とも横浜を舞台に、大人の世界に入りかけた女性が主人公の、再読しても面白いミステリーです。

「花園の迷宮」はだいぶん以前に映画化した作品を鑑賞したのですが・・・これほど原作とかけ離れた、つっこみようのないヒドイ映画はないのでは、という意味で強烈に印象に残っています(汗)。原作が好きなだけに思い出すたびに、監督、脚本家、出て来いっ、と怒りが込み上げる、珍しい映画です。.

「昭和の劇」「妖しの民」と生まれきて」

「昭和の劇」は脚本家の笠原和夫さんへのインタビュー、という形式をとっています。インタビュワーは同じく脚本家の荒井さんと文芸評論家のスガさん。ページも内容も分厚い本です。

笠原さんの代表作、博徒及び侠客伝や「仁義なき戦い」シリーズなどのやくざ映画は苦手なので未見ですが(汗)、「二百三高地」「大日本帝国」は拝見しました。
「二百三高地」は10年ほど前に司馬さんの「坂の上の雲」関連の本や映画を探していた時に脚本が誰がなんて知らずにお気楽に鑑賞。
思った以上に骨太な映画でびっくりし、続いて同じ監督、脚本家ということで公開当時は主題歌とタイトルに腰が引けて観なかった「大日本帝国」を鑑賞しました。

鑑賞した後、このタイトルはものすごい皮肉じゃないか、と感じたのを覚えており、この本が発刊された時に読みました。

哲学は苦手なので「アナーキズム」という思想を実像として捉えられなかったのですが、この本を読了後、何となくわかるような気がしました。
この思想に共鳴する、という意味ではありません。

笠原さんがこういう心境に至った経緯は「妖しの民」と生まれきて」に書かれてある生い立ちなどから推察するしかないです。その時代、環境に生まれて育った人にしかわからないことがあるように思われますので。

思想的な部分は理解できなくても、脚本家としてのキャリアやポリシー、そして苦悩を包み隠さず、というか赤裸々に語っておられる、という意味ではとても面白い本でした。
笠原さん目線で語られているので偏っているし、全て事実だとは限りませんが、そのようなことを含めて映画に携わった当事者の本音がこれだけ仔細に綴られた本は珍しいのではないでしょうか。

「昭和の劇」の膨大な記述の中から、殺陣について語られた部分をほんの少し抜粋します。

それでラストの立ち回りをクローズアップで撮っているでしょ。何やっているだと思ってね。立ち回りというのは殺陣を見せるものであって、ちゃんとフルショットで撮るものでしょ。それなのにクローズアップを使うというのは、相撲中継の時に、胸から上だけを撮っていて、足が出たか出ないかを見せないで撮っているようなもんじゃないかと言ってやったんだよ。
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