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2009年2月14日 (土)

there will be blood(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド):DVD

2008年公開。

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アカデミー賞受賞ダニエル・デイ=ルイス主演
石油王の魂の破滅を描いた鮮烈な人間ドラマ
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品
(amazonより抜粋)

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※amazonの「ストーリー紹介」の欄はあまり内容に沿っていないと思います。

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ダニエル・デイ=ルイスがアカデミー主演男優賞をとった作品ということ以外、何の知識もなく借りました。

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そのダニエル・デイ=ルイスすらほとんど知らなかったのですけど。
監督のポール・トーマス・アンダーソンの熱狂的なファンが多数いることは鑑賞した後に知りました。
神父役の男優が印象に残ったので調べてみたら「リトル・ミス・サンシャイン」の兄を演じていたポール・ダノだと分かりました。
ふむふむ。

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基本的なストーリーは単純なのですが、分かりにくい作品。
その分かりにくさはダニエル・デイ=ルイス演じる主人公の分かりにくさでもある、と感じました。
そして2時間38分、と長いです。

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では面白くなかったか、というと、面白かったんですね。

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ナレーションはもちろん説明的なセリフは一切なく、すべて映像で表現しています。
その映像に尋常ではない力がみなぎっています。
それはまた、ダニエル・デイ=ルイスの力でもあります。
音楽も原曲が良く、使い方が素晴らしいので、緊迫感、いや圧迫感すら受けました。

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19世紀末から20世紀初めにかけての油田採掘の様子を資料を元に非常に緻密に再現しているのですが、どこか現実ばなれした印象を受けました。
それはこの徹頭徹尾自己中心的で残酷な主人公をめぐる話が、西部開拓史の中で生まれた無邪気な法螺話のいびつなパロディのように見える瞬間があったからかもしれません。

しかしまったく現実離れしているかというと、主人公のような人物はどこかに実在するような気もします。

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原作もあって和名「石油!」(アプトン・シンクレア著)。
原作というより、設定を借りただけのようですね。

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ラストシーンの解釈を含め、観終わった後に様々な思いを掻き立てる作品です。

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でも大ヒットするタイプの映画じゃないような気がする。
この映画に出資した人たちは勇気があるなぁ、などとおせっかいなことも感じました。

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追記:ネタバレなので反転します。

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”ポール”と”イーラム”は1人の人間で、多重人格者だと思いこんで見ていました。

双子の設定は原作のままだったんだ。

”ポール”は牧場に石油があることを知らせることで報酬を得、そのまま家には帰らなかった、早く家というかあの土地から抜け出したかったんですね。

そう言えばその時「弟が1人」っていってたのに、牧場には”弟”はいなかったんですよ。

ということはラスト前、ダニエルが”ポール”のことを”イーラム”に話していたことは本当だったんだ~。

てっきりダニエルが”イーラム”の多重人格を何だかの方法で知った上でいたぶっているんだと思ってみていました。

でも、それではいくらなんでも飛躍しすぎですよね。

か~っ。なんてぼんやり観てたんだ!

でも、このぼんやりな一般人には分かりにくいところも結構好きです(爆)。

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