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2016年9月28日 (水)

真田丸 第38話「昌幸」

公式サイト

紀州九度山村に幽閉となった昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)ら一行。昌幸は信之(大泉洋)を通じ何度も赦免を願い出るが、家康(内野聖陽)はそれを無視して着々と天下取りを進めていく。一方、一つ屋根の下で共に暮らすことになったきり(長澤まさみ)と春(松岡茉優)。信繁ときりの信濃での思い出話を聞き、春は思い悩む。やがて月日が経ち、死期を悟った昌幸は、ある夜信繁に、徳川と豊臣が将来激突した場合の策を授ける。(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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慶長五年(1601)。
隣に番所が作られての、真田親子の九度山での生活が始まりました。
村の長の所へ挨拶に行く信繁。
おつかいものを大坂から持ってきたきりちゃん。北政所に仕えたキャリアが身についています。
しかし、早くご赦免になってもらうか、一日も早くあの世に行ってもらうか・・・あからさまに厄介者扱いされてしまいました。

家康の父への憎悪を知る信繁は、ここでの蟄居生活が長引くことを見越しています。
後は、兄、信之次第・・・

その信之からの手紙で、兄が「幸」の字を捨てたことを知る親子。徳川への忠義を見せるためなので仕方がないとはわかりつつも、寂しい昌幸。

「源次郎、源三郎が捨てた「幸」の字をもろうてくれぬか。
真田・・・幸・・・信繁・・・」

いや、ゴロが悪い(笑
顔を見合す父と息子。二人もそう思ったんでしょうな。
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こうして、今までの嵐のような日々とはうって変わっての、淡々とした九度山の日々が過ぎていきます。

信繁と春も初めて夫婦らしい生活を送っています。
それゆえ、春のややこしい性格が徐々に明らかになってきました。

上田の話で盛り上がる信繁ときりをじっと見つめる春。
薪割の伝授をするきりに、これからも信繁のことをよろしくお願いします、と挨拶・・・なんかややこしいー。

「それはあなたの役目でしょ。」きり。

「不安なんです。一緒にいられて嬉しいけど、いつか嫌われてしまうんじゃないかって。」

「大丈夫、あの人はあなたのこと、好きだから。」

「お梅さんに似ているからですか。」

「似てるっていうか・・・お梅ちゃんもあなたも私みたいに垢抜けてないでしょ。源次郎さんはそういう人が好みなの。」

ライバルに恋の不安をわざとぶつける春に、上から目線のきり。どっちもどっちなドロドロトークです。
でもきりちゃんは変わらず天然だけれども、春ちゃんはあきらかに仕掛けてますなあ。
きりの言うことは気にするな、という信繁に

「あの人はどうでもいいんです。私、負ける気がしないから。」

あらら。ま、自分の方が若いし、何と言っても生きている相手だからねー(苦笑

「お梅さんです。
源次郎様の心の中で、今でもお梅さんは生きている。
勝てるわけがありませぬ。」

で、障子を指でぶすぶす・・・怖い~(笑

そりゃ、婚礼の晩に、忘れられない人がいる、なんて言われたら、春みたいなキャラでなくったって、気にならないわけがない。新妻にとってはすごく残酷な言葉です。
何でも正直に言えば良い、というわけではありません。信繁自身の蒔いた種でもありますな。

でも、生まれた子に恋敵の名をつけるのはどうなんだろう。

「そうすれば、この先、源次郎様がおうめの名を口にする時、それはこの子のことになるから。」

普通なら、徐々に記憶に中、薄れていくはずのことが、娘の名を呼ぶたびに現役でまとわりつくわけですわね。
それに、恋敵の名をつけた娘を愛せるのだろうか、と思ってしまったのですが。春ちゃんは平気みたい。かなりエキセントリックなキャラです。

複雑な微笑を浮かべる信繁なのでした。
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上杉景勝は徳川に謝罪、会津百二十石から米沢三十万石に減俸され、いずれは上杉を頼るつもりだった昌幸の思いは潰えた。
一世一代の言行一致だったのに・・・抜け殻のようになっている景勝。改易で済んだのは、兼続が奔走したんだろうなあ、と脳内補填。
九度山で、意気消沈する昌幸。再起まで持っていくのは、もう無理・・・

慶長八年(1603)。
家康は征夷大将軍、名実ともに全ての武家の棟梁となりました。
秀頼の立場がさらに弱くなる、と憂える信繁たち。しかし親父さんは元気を取り戻しております。

「運が向いてきたぞ。家康は今、浮かれとる。我らの赦免もそう遠くないと見た。
上田に帰れるかもしれんぞ。ここで駄目なら後はない!
源三郎にひと踏ん張りしてもらわんとな。」

本多正信はああ見えて心優しき方、という弟からの文を頼りに、正信に書状を託す信之。
信繁の言う通り、正信は骨を折ってくれました。

「九度山に追いやってからはや、二年。赦免を考えてやるには良い機会・・・」

「ならぬ!
安房守は死ぬまであそこにおるのだ。」

さらに2年度、慶長十年(1605)、家康は秀忠に征夷大将軍の位をゆずります。
これで徳川家が政を行う、ということを世に知らしめることとなり、秀頼が天下人となる目はなくなった、とさらに憂う信繁たち。ところが今度も元気な親父さん。

「今、家康は浮かれとる。最後の機会じゃ・・・」

望みを捨てぬ昌幸を痛ましそうに見詰める信繁たちも、それぞれ年を取り、身なりも傷んできています。

正信は今回も、くどい、と家康に詰られながらも、律儀に取り次いでくれました。

「真田安房守、流罪をなってはや四年、もはや牙を抜かれた狼・・・」

「あれが九度山を離れるのは、骨になったときじゃ。」

「佐渡守、もう安房守のことは、一切我らの耳に入れるな。もう、あの男は死んだのだ。」

秀忠も昌幸に敵対心を持ったままです。
正信、万事休す、もはやこれまで。

何時までたっても帰してもらえぬ昌幸たちを案じる薫と松は、赦免を直訴しようとしますが、稲が止めました。

「母上様、いい加減になさいませ。
父上様のご赦免はもうお諦めください。夫は父上様とは縁を断ったのです。
もう、二度とこの城の中で真田安房守様のお話をすることはなりません。私が許しませぬ。
殿も殿でございます。何のためにお名まで変えたのですか。我が家までお取り潰しになってもよろしいのですか?
全て真田のためでございます。」

稲の厳しさにびびる薫たち。
稲が去った後、おこうが秘書よろしく、フォローします。

「これ以上、大御所様がご機嫌を損ねれば、大殿様も源次郎様もお命が危のうございます。
お方様はそれを心配しておられるのです。」


真田家安泰のために自分ができることは、稲をフォローし、真田家の間を取り持つこと、と思い定めているおこう。

「だったら、そう言えば良いではないですか。」

母と姉に同意を求められて、ぎこちなく頷く信之。

九度山の昌幸は。

「もう、ここから出られんかもしれん。」

二度の赦免の機会に、何の音沙汰もなかったことで、望みを捨てた・・・

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慶長十一年(1606)。

信繁は、北条氏直の御霊を弔いに来た江雪斎と再会します。
最後は出家らしく終わりたい、と言う江雪斎に、自分も蟄居暮らしが身についた、と信繁。
しかし、江雪斎は我が目を侮るな、と。

「おぬしの眼差しの奥に、燻っている燠火が見る。
いずれ誰かがその火を求めに来よう。
楽しみにしておるぞ。」

村人たちに、薪を巡る隣村との諍いに勝つ策を求められた昌幸。
しかし、途中で語るのを止め、信繁に任せました。
血気逸る村人たちに、まず、殿様に事情を話すことを薦める信繁。
もう、勝手に争いを起こし、人死にでも出せば、殺人犯として裁かれる世になったのだから。
寂しげな昌幸、そんな昌幸を見守る哀しげな内記。

そして、本多平八郎は、小刀を操れなくなったことを理由に引退していきました。

妻に止められても、父弟を助けるために、諦めずに奔走する信之。
北政所に面会し、口ぞえしてもらおうとするも、北政所は帝と徳川の使者しか会わぬらしい。
そこで、三十郎の情報にて、かつて北政所の侍女たちの指南役をしていたという女性に会いに行くのでした。
小野お通・・・稲とは全く違う感じの女性です。
信之の表情が微妙です・・・さて?

大坂城では。
りっぱな若武者に育った秀頼を家康に会わせれば、家康も一目おくはず、豊臣家の扱いも変わってくると思う、という加藤清正に片桐且元が賛同し、二人を合わせる段取りが動きはじめてしました。

うーん・・・絶対逆効果ですよね。誰か軍師は居ないのか(_ _);;

秀頼に会うことを承知した家康。ただし、家康が立て直した、家康の城に、秀頼を呼ぶことが条件。
そうすれば、世間は豊臣が徳川の臣下になったと思うであろう。

条件を聞いて、家康が秀頼を呼びつけることに、徳川は豊臣の家臣、向こうからくるのが道理、と怒る清正。
しかし、わしはかまわぬ、と秀頼。

「向こうがわざわざ駿府から参るのだ。出向いてやろうではないか。
どんな形であれ、大事なのは私と家康が会うこと。そうではないのか。」

「もう一つ、対面は二人きりでとのこと。」且元。

「いかん、危なすぎる!」清正。

「差し向かいで話したいならそうすればいい。それを怖がる私ではないぞ。」

三成が囁いた言葉を思い出す清正。

<もし、私が志半ばで倒れたら、豊臣家のこと、おぬしに託す。
命に代えて、秀頼公をお守りしろ。>

その言葉を守って、当日、正信の制止を振り切って、対面の場までついていきます。
さがれ!という家康に、頷きあう主従。
清正、一旦立ち去るかに見えるも、さらに家康に近い場所に座りなおします。
あまりに図々しい態度にどうしてやろう、と身構える家康でしたが・・・

「豊臣の秀頼である。」

秀頼。下座に座らされるも、言葉は主。

「ご無沙汰いたしております!」

家康、思わず上座から謙譲語で返しました。
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「ありゃ、本当に太閤の子か。」

対面の後、渋りきった表情の家康に、正信。

「中々の若武者ぶりでございましたな。」

「いかんのう。」

「いけませんな。」

「仕方あるまい。」

「豊臣家もつくづく運がない。秀頼公が凡庸な二代目であれば、しぶとく生き延びられたものを。」

「その前にあの髭面じゃ。」

廊下で清正を待ち伏せするのは、本当に初代にそっくりな二代目服部半蔵。
毒針だったのでしょうか・・・二ヶ月後、清正は亡くなってしまいました。

なんとあっけない(涙
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九度山では。
罪人の子、と苛められる大介に、卑怯な喧嘩の手口を教える昌幸(笑

しかし、直後、倒れてしまいました・・・

横たわる昌幸。一人見守る信繁。

「孫子にならって、わしも書いてみた。
戦さ場でわしが学んだことの全てがそこにある。」

父に言われて押入れから分厚い文書を取り出す信繁。
『兵法奥義』。
赦免の望みを絶たれてから、隠れるようにして何かをしたためていたのが、これだったのですね。

「お前にやる。
願わくば、もう一度戦さに出たかった。

 

源次郎、遺言じゃ。しかと聞け。

 

いずれ豊臣と徳川はぶつかる。その時はここを抜け出し、お前は豊臣につけ。」

「はい。」

「これより話すは、徳川に勝てるただひとつの道。十年考えた策じゃ。」

「お願いします。」

「まず、手持ちの軍勢をもって真っ先に尾張を征する。
徳川が攻めてきたら、頃合を見て尾張をすてる。
一旦近江まで引く。

 

一時でも尾張を抑えたということが、大事じゃ。
日の本中の、徳川に不満を持つ大名の心を掴む。
これでさらに瀬田と宇治の橋を落とし、敵の追撃を阻む。
その間に二条城を焼き払う。そうなれば徳川勢は大坂に攻めかかるしかない。
それを大坂城で迎え撃つのだ。
戦さは長引かせるだけ長引かせよ。その間に各地で徳川に対する反旗が挙がる。
反旗が挙がれば、敵は大坂攻めだけに関わってはおられん。
やがては、引くしかなくなる。

 

負ける気がせん。」

「しかし父上ならきっとうまく行くでしょうが、私では難しいのでは。

「なんで。」

「私には場数が足りません。」

「わしのたてる策に場数などいらん。
心得は一つ。」

「教えてください。」

「軍勢をひとつの塊と思うな。
ひとりひとりが生きておる。
ひとりひとりが思いを持っておる。
それをゆめゆめ忘れるな。」

「畏まりました。」

「疲れた・・・」
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力なく伏せる昌幸を囲む一同。

「信濃に帰りたかった。上田の城に。」

昌幸の手を包む信繁。

そこに馬の嘶きと蹄が。
聞こえているのは昌幸だけなのか・・・その者の気配は昌幸に近づく。

はっしと目を見張り、起き上がろうとする昌幸を抱き起こす信繁たち。

「お様館!お館様!」

その者の気配が去った後、静かに横たわる昌幸。

「紀州、紀の国の奥、高野山の山すそに、その小さな村はあった。
そのはずれで、一人の戦国武将が死んだ。」
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秀吉、家康にどれほど頭を下げようが、昌幸のあるじは信玄公ただ一人。

思えば真田の運命は、信玄公が上洛の途中で逝ってから、大きく揺らぎはじめたのです。
それから長い長い年月が経ちました。

そして今、お館様が迎えに来てくださった。

合掌。
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これまで昌幸と戦った人々を思い返しました。
春日、室賀、北条・・・

昌幸は、夢、潰えたとはいえ、武田時代を含めれば、家康を三度に渡って苦境に追い詰め、権謀術数の限りを尽くして乱世を生き抜き、首を取られることなく、野垂れ死ぬこともなく、畳の上での、息子の家族たちに看取られつつ、息を引き取りました。
しかも最期まで策を練りつつ。
傍からみれば、大往生です。彼と戦った武将たちの中では、幸せな最期だったと言ってもいいかもしれません。

しかし、戦いで相手を出し抜くことこそが、昌幸の生きがいだった。
生きがいを取り上げられての十年近くの蟄居生活は、どうだったのだろう。
時代が変わった今、いい時に退いた、と見えなくもありません。

今回は昌幸以外にも、江雪斎、平八郎、まだ若いけれども清正と、戦国の武将たちが退場していきました。

清正はもし生きながらえていても、真っ直ぐすぎて家康には到底叶わなかったでしょう。三成は彼の真っ直ぐな気持ちを信じたのだけれども。

刑部クラスの参謀が生き残っていたら・・・三成のような優秀な官僚もいない。
出来星大名の豊臣には信頼に足る人材が不足していた。やはり滅ぶべくして滅んだのかなあ。

家康の機嫌を損ねることを知りつつ、昌幸たちのご赦免を何度も頼む一方で、家康の天下取りを阻む者は容赦なく排除する正信。
昌幸の赦免を願ったのは、昌幸にはもう徳川に立てつく力はない、と見切っていたこともあるでしょうが、信繁との戦友のような繋がりを感じている気もします。
昌幸もそうですが、正信、信繁たちは戦い合っても憎しみは、なかった。

家康、秀忠親子のみ、私怨を抱いている。家康が政治抜きに感情的になるのは、昌幸のみなのかも。あくまで、この大河においてですけれども。
そしてへたに情けをかけては、絶対に危険な人物でもあります。実際、十年かけて打倒策を練っていましたから。スケールは大きいけれども、壬申の乱や薬子の乱など、古の日本ならば通じたかもしれぬ内容でしたけれども。しかし、昌幸ならばその場その場で切り抜けたかも。

本当によく処刑を免れたものです。
信之の力添えだけでなく、家康の基本的には戦いを好まぬ性格のおかげだと感じました。

比べるに、秀吉ってなんて勝手気ままで残酷な人だったことか。

あと、佐助がきりちゃんのことが好き?、みたいなシーンが、いきなり入ったのが気になりました。何の伏線なんでしょうね。
信繁と同世代のきりちゃん。信繁の妻にせずに終わらせるのでしょうか。
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軍勢をひとつの塊と思うな。ひとりひとりが生きておる。

最期に深い言葉を残して逝きました。

常に、敵味方関わらず、人間の心理状態を知り抜いた上の策を練っていた昌幸。
彼にとっての「戦場」とは、血を流し合う場、という意味ではない。
自分の命を賭けて、なるたけ自分たちの戦力を失わぬこと、探り合い、騙し合いに勝つこと。

やんちゃで喰えない親父を演じて、大河を引っ張っておられた草刈さん、お疲れ様でした。

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2016年9月23日 (金)

仮面ライダーゴースト #49「無限!人の力!」

公式サイト

パーフェクト・ガンマイザーを倒し、アデル(真山明大)の心を取り戻すことに成功したタケル(西銘駿)。残された時間は1日、あとは眼魔によって奪われた命を取り戻すだけ…かと思われたが…。
ガンマイザーがタケルが蘇るために必要なグレートアイを取り込み、グレートアイザーとなってタケルらの前に立ちふさがる。人間を消去する、というグレートアイザーは大天空寺を破壊。タケルはグレートアイザーと最後の戦いに臨む!(公式サイトより)

実質的な最終回でした。
マコトやアランが倒れることなく、タケル、イゴールそしてジャイロも生き返っての、大団円。

タケルとラスボスの戦いより、逃げ惑いつつ戻ってきたキュビたちや、身を挺してアランを守ったジャベルの方が印象に残っています。
そして、ユルセンが猫だったというのに驚かされました。

うーんと・・・ともかく、YouTubeを見ていないので、フレイヤが何者なのかわからないままだったのですわ。
なので、最終回、全く盛り上がりませんでした~(大汗
ラストを任せるほど重要なキャラなら、ちゃんと連ドラ内で描いて欲しかったです。みんなが動画を見てるって前提はおかしいと思うのですよ。

来週の特別編の時に1年間通じての感想を書こうかと思います・・・あまり書くことはなさそうですが(滝汗

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動物戦隊ジュウオウジャー 第30話「伝説の巨獣」

公式サイト

“大王者の資格”を手に入れジュウオウホエールに覚醒した大和は、キューブホエールを呼び出そうとするが反応がない。キューブホエールを狙うバングレイより先に見つけるため、大和たちは捜索を開始。大王者の資格が覚醒した日、海面から水柱が噴き出たという海岸に向かうことに。そこにバングレイが出現する!(YAHOO!TV より)

キューブホエールが仲間にならなかったので、全体的にあまり印象に残っていません(大汗
ザワールドさんのウエットスーツ姿と、毒にやられてピクピクしているブルーさんと、キューブクマさんの活躍と・・・ジュウオウホエール形、格好良いです。
あと、バングレイとクバルが手を組んでいることを、はっきり描いていました。
でも、クバルはバングレイを嫌っている。クバルにはまだまだ違う顔がありそうです。

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2016年9月21日 (水)

真田丸 第37話「信之」

公式サイト

関ヶ原での西軍敗北により徳川に降伏した信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)。信幸(大泉洋)と忠勝(藤岡弘、)による、家康(内野聖陽)への必死の助命嘆願により、高野山への流罪と決まる。しかし、その代わりに家康が信幸に命じたのは厳しい条件であった。一方、大坂に立ち寄った信繁は、三成(山本耕史)と刑部(片岡愛之助)の最期について知ることになる。そして高野山に向かった信繁たち一行を待ち構えていたのは…(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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10万を越す軍勢がぶつかったというのに、たった1日で決着がついてしまうという大番狂わせに、真田の人々も振り回されていました。

「降伏はせぬぞ!真田は徳川に勝ったのじゃ!なんで頭を下げねばならんのじゃ!」

悔しがる昌幸。

「お気持ちはわかりますが、関ヶ原で石田様が敗れてしまったからには。」

三成の側近だった信繁には、この戦いの意味をしっかり把握しています。こうなってしまったからには、家康の天下になることは、もう、避けられない。
しかし、昌幸は、秀忠の残留軍を潰すしか、気持ちのぶつけようがありません。

佐助から、家康が大坂城に入ったこと、大坂が徳川の兵で溢れているということ、そして三成が捕らえられたことを聞いた信繁。昌幸を止めます。

「もはやこれまででございます。父上!勝敗は決しました。これ以上の戦いは無駄でございます。」

座り込み、まだ上杉がおる、と呟く昌幸に

「後は兄にまかせましょう。」

「悔しい!」
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秀忠より、昌幸が信幸を通じて降伏を申し入れてきたこと、上田城を明け渡す旨を聞き、上機嫌の家康。
正信に、お前がついていながら随分手間がかかったものだ、と軽口を叩きます。
しかし秀忠は、元々正信をつけられたことも、父から信用されていない、と捉えていたこともあり、堅い表情です。

「お言葉ではございますが、父上。」

いらないことを言うのではないかと、冷や冷やしている正信。

「我らは攻め落とすつもりだったのです。父上からの、西へ急げというお言葉がなければ、間違いなく攻め落としておりました・・・ご無礼をいたしました。」

初陣だから仕方がないとは言え、何もわかっていない・・・わが子の度量を見極めようのしているのか、じっと秀忠の顔を見る家康。

慌てて話を変える正信。真田の処分を家康に尋ねます。
石田冶部の処分も決め手いないし、西国大名も手付かず。

「真田ごときは、後回しでよい。」
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上田城では、平野が信幸を伴って降伏の条件を読み上げていました。

一つ、兵は残らず去らせること。
一つ、武具、鉄砲、弾薬はことごとく召し上げ
一つ、真田安房守ならびにその子左衛門佐は、城内においてしばし蟄居。

武田、北条、真田と、自分が仕える家は悉く滅びる、と嘆く義兄、小山田茂誠に、真田はまだ滅んでいないと、信繁。

「大丈夫、生きながらえます。源三郎兄もおられますから。」

兄、信繁は、犬伏の誓いの通り、我が身を賭して父と兄を救おうとしていました。

「大坂の徳川内府様に会うてくる。父上と源次郎の命乞いじゃ。」

許してくれるのか、と稲。

「わからん。しかし、おれは何としても二人を助けねばならん。
それが俺の使命なのだ。」

そこへ、舅の本多平八郎到着の知らせ。

「舅殿が止めても俺は行く。」

さっと信幸の仕度に走るおこう。もう、正室、側室、きっちり住み分けができていますな。

舅殿が現れ、沼田城での稲の働きをいつものようにデレっと褒めます。と、信幸に気づきました。

「乱世の倣いとは言え、親兄弟を敵に回したこと、さぞ辛かったであろう。」

「舅殿、私はこれより大坂へ参ります。
敵味方に別れても、親子でござる、兄弟でござる。みすみす死なせるわけには参りません。
徳川内府様にお会いして、命乞いいたします。」

「あの者たちは徳川を裏切ったのだぞ。」

「私は真田安房守の嫡男!父親の命を救うのは子の務めでございます!ごめん!」

「待てい!」

「待ちません!」

「そなたの親を思う心はあっぱれじゃ。わしもともに殿の御前で真田安房守の命乞いをいたそう。」

平八郎、大坂からやって来たばかりなのに、善は急げと、とんぼ返りしてくれました。

徳川の手によって片付けられていく上田城。色んなからくりに驚く徳川兵(笑

松がやってきて、向こうが勝手に負けたようなもの、それなのにお咎めを受けるなんてあまりにも理不尽、と父と弟に愚痴半分、励まし半分、叫んでいきました。

あの戦さにどれだけの仕掛けがあったか・・・言えない二人。

「信長が死んだ頃が最も楽しかったのう。
わしの命もしれぬ日々であったが、生きているという手応えがあった。
長生きをしすぎたのかもしれんの。」

そう、あの頃の狸親父っぷり、楽しかったです(_ _);;

ここで「おおい=大井」で息抜き抜きした親子。

「これからはどうなる。」

「兄上次第。」

「死罪は免れたとしても、その後は。」

「改易は免れないでしょう。領地は召し上げ、我らは土地も持たず、主もいない浪人ということになります。」

徳川軍を二度まで破ったというのに、浪人かあ・・・
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大坂にて。家康に父と弟の命乞いをする信幸。

「安房守を助けてやりたいのは山々だが、ここは親子共々死んでもらう。」

と家康。本心から、二人を殺そうとは思っていたのか・・・真田家を生殺し状態にするのを楽しんでいるのでしょう。
が、ここでバリバリ硬派の平八郎が割って入ってため、話は急転直下します。

「いや、しばらく。
真田安房守、真田左衛門佐の命、それがしに免じて、どうかお助けくださいませ!」

「無理を言うな。」

「いや、本多平八郎忠勝、一世一代の無理を言わせていただきます。」

「ならぬものは、ならぬ。」

殿がお困りだ、と正純。

「ならば、拙者、これより婿殿とともに上田城に立て篭もり、徳川の兵を相手に討ち死に仕る!」

思い切りました、平八郎。見詰め合う主従。

「ふっ、命までは取らぬ。平八郎にそこまで言われたら、仕方なかろう。」

平八郎の嘆願を飲んだ形の家康。

「ありがとういございまうす!」信幸。

「その代わり、伊豆守、そなたはこれを持って父親とは縁を切れ。」

「畏まりました!」

「おぬしの諱は確か。」

「信幸でございますか。」

「幸の字は父親からもらったものだったの。」

「父、昌幸の字を受け継ぎました。」

「捨てよ。」

「・・・畏まりましたっ」

父弟の命が救われたという安堵と、名前を強引に変えさせられるという屈辱で涙ぐむ信幸。戦さに負けるということの悔しさ。
平八郎もまた身震いしておりました。
殿に歯向かったのは、初めて・・・康のことを崇拝している実直、剛勇な老武士が、自分のために歯向かってくれたことに、頭を下げる信幸。
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上田城に戻り、父弟に、二人の命だけは取らぬことに決した旨を伝える信幸。

「ありがとうございました。」

「そんなことは当たり前じゃ。後は。」

「無念ですが、小県の領地は全て召し上げ。」

「後に入るのはどなたです?」

「まだ決まっておらぬが、恐らく俺だ。」

「兄上が治めてくださるなら、願ったりかなったりです。」

「で、我らはどうなる。」

「お二人は高野山に流罪と決まりました。」

「流罪?高野山の坊主たちと暮らせというのか。」

「高野山は女人禁制ゆえ、麓の九度山村に屋敷を建てます。」

「見たくもないわ!この役立たずが!!
何のために徳川についた!」

うわ、信幸、立つ瀬ないです(_ _);;

「兄上は精一杯骨を折ってくださいました。」

「すまん。言い過ぎた・・・」

「これからも力を尽くします。どうか、お許しください。」
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小山田茂誠は松とともに信幸の下に残ることに、作兵衛は信繁の娘、すえの父代わりとして、村に残ることに。内記はもう年なので、無理強いはできない・・・もちろん本人は高野山について行く気満々です。

昌家康を襲った時の傷が癒えず、寝たきりの出浦を見舞う昌幸。
出浦が、声を出すのも辛そうな中、佐助を通じて昌幸にした伝言とは。

大坂城の堀の水の取り口から素っ破を忍び込ませれば、徳川内府の寝首をかける。

「あい、わかった。」

体が利かなくなっても策を練り続ける友。第二次上田攻めでも働きたかっただろうなあ。

娘、すえと会う信繁。一緒に暮らしたことはほとんどないので、親しまれようもなく。かといって嫌っているわけでもない、さらっと他人同士の対面のように見えました。

「そなたの幸せを遠い西の空から祈っているぞ。」

遠い西の空・・・なんだか不吉な例えです。

慶長五年十二月十三日。
昌幸たちを見送る、信幸、三十郎、松、茂誠・・・

家康から上田領を与えられ、九万五千石の大名となった信幸。
家臣を集め、家康の命で親子、兄弟の縁を切り、父から受け継いださい「幸」の一文字を捨てることになったことを告げます。

「今日よりわしの名じゃ。

真田伊豆守信之。

読みは変わらん。わしの意地じゃ。」
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昌幸、信繁は高野山へ行く途中、大坂に立ち寄り、家康と相対します。

「わしはお前たちを打ち首にすることもできた。それをせなんだは何故だと思う。」

「嫡男、信幸が本多中務殿とともに命乞いをしたと、聞き及びますが。」

「果たしてそうかな。はしこい次男坊ならどうかな。ふっ、答えてみよ。」

「内府様はひょっとして、死より苦しい仕打ちを与えようとされているのでは。」

「わはは、さすがだのう。

安房守、戦さには勝ったのに、何故このような目に会わねばならんのか。さぞ、理不尽と思うておろう。
その理不尽な思い、さらに膨らませてやる。
わしゃ、おぬしから一切の兵と馬と武具と金と城と、そして今後戦さに出る一切の気買うを奪う。
残りの人生を高野山の麓の小さな村の中で過ごすのだ。

一、二年で帰ってこられるなどとは夢々思うでないぞ。
十年になろうが、二十年になろうが、おぬしは死ぬまでそこにおるのだ。
この生き地獄、たっぷりと味わうがよい。
真田安房守、二度と会うことはなかろう。」

哄笑しつつ立ち去る家康。
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片桐且元と再会した信繁は、戦いの後のことを聞きます。

家康は秀頼に戦勝の挨拶をした。とどのつまり、戦さは三成が勝手に起こしたこととなった。

「すべての責めを石田様が負われたのですね。」

「おかげで多くのものは何とか命拾いを。」

宇喜多秀家はいまだ行方知れずなのだそうです。
北政所にも挨拶に訪れた信繁。北政所、白髪が増えています。

「親孝行せよ。身内こそ大事にするもの。
私は気がついたらだあれもおらんくなってまった。」

北政所は大事にしてきたと思うのですが、えこひいきはあったかも。
常に批判的に見ていた三成のこと、どう思っているのでしょう。

秀頼公がおられるではないですか、と言う信繁に、黙って寂しげに笑う北政所。
秀頼はもう、自分の手の届くところにはいない。

そこへ小早川秀秋がやってくるも、信繁、且元を見て、逃げていきました。

「あの子は帰ってきてから、誰にも会わんと、ああやってずっと怯えとる。」

「金吾様の裏切りがなければ、石田冶部は勝っておりました。」

「そうなのですか。」

「密かに徳川と通じておられた。」

「悪い子ではないんだけどね。」

以前と同じ言葉で秀秋を庇う北政所。悪い子でなくっても・・・子を庇う母の決まり文句です。
しかし、三成たちの思いを裏切ったことには違いない。
しかも・・・あくまでこの大河においてですが、確固たる信念があっての裏切りではない、目先のプレッシャーに負けたために。
北政所の言う通り、ごくごく普通の気弱な人なだけなのだけれども、非常の際には、普通であることが邪魔になる。

秀秋の裏切りを知った時、三成は怒り狂い、泣いて悔しがったかもしれない。
しかし、その後、あの秀秋ならば、と納得したかもしれない。かつ裏切り者が豊臣家から出たことで、大名たちを動かした、という達成感は遂げられたのかもしれない・・・すべて推測ですが(汗

「小早川秀秋は関ヶ原の戦いより二年後、自分のしたことの罪の重さに苛まれ、二十一才で謎の死を遂げた。」(ナレ)

信繁は淀君の下にも別れの挨拶に寄りましたが、会ってはもらえませんでした。
あれほど親しかったのに。もう会う折はないかと、だから一目会っても・・・と大蔵。
しかし淀君は微笑ながら。

「いいえ、あの者とはいずれまた、会う気がします。いずれまた。」

それが信繁の運命だとしても、淀君が言うと、自己中な魔女っぽくて、なんだか嫌な気持ちになりますわ(汗

信繁は再会した春から刑部の最期を聞きました。

<戦場にて、最早これまで、と切腹する刑部。

 

「この首、くれぐれも敵に渡すな。
・・・冶部、楽しかったぞ。」>

「刑部殿はまことの武士であった。私もあの方のように生きたいものだ。」

一方、昌幸と再会した薫は、甘えながら辛さを訴えておりました。

「薫は寂しゅうございました。好きな時に好きなことができない、いつも誰かにみられている辛さ。薫は人質はもうごめんです。」

きりとも再会した信繁。母の世話をしてくれていたことに、珍しくお礼を言います。
さらに、母が父とともに高野山に行くだろうと思っているので、一緒に来てもらえると嬉しいと。
初めて誘ってもらえたきり。

「行くとしますか!」

大喜びです。
しかし、昌幸が、薫には高野山での蟄居生活は耐えられぬ、上田に返し、源三郎に託そう、と決めると、「上田に帰っていいぞ」と、手の平を返す信繁(笑

内記もいるし、高野山についてくることはわかっていたでしょう。長い長いつきあいの二人です。

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加藤清正が、徳川の見張りを追いやって、信繁を訪ねてきました。
合わせたい者がいる、と連れて来たのは、三成の妻、うた。

「佐吉がああなってから、あちこち逃げ回ってわしの所にたどり着いた。」

「わが殿を知る方々の所を巡り、あの方の最期についてお伝えするのが私の役目。」

とり憑かれたような、無表情なうた。

「ご覧になられたのですか。」

「見物の衆に紛れて。必ず見届けよ、とあのお方に言われたのでございます。」

<処刑場にて、打ち首にされようとする寸前の三成。
穏やかな表情。しすて一言も喋らずに、討たれる・・・>

「それは見事な最期でございました。」

「石田様らしいな。」

「あのお方は天下の大罪人の汚名を着せられ、首をはねられました。」

「さ、まいりますぞ」

激していくうた。何処でも、三成の最期を述べる時はこうなるのでしょう。立ち去るよう、急かす清正。

「あのお方は豊臣家のことしか考えておりませんでした。」

「よく存じております。」

「あのお方は、豊臣家のことしか考えておりませんでした。あのお方は・・・」

叫びつつ、清正に連れて行かれるうた。

朝、目を覚ました薫。
昌幸も、信繁も誰もいない。
皆、旅立った。一人、残された。

がらんとした屋敷を夫を探して駆けずる薫。
そこへ大坂に着いた信幸・・・いや、信之が。泣く母を抱きとめました・・・
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書き漏らした感想をいくつか。

妻に自分の最期を見届けよ、と言い残した三成。
夫を愛していたうたにとっては辛いことだったでしょう。
何も言い残さず、いや言い残せずに去る自分の代わりに、自分の思いを語らせたかったのでしょうか。夫の願い通り、語り部となった妻。
もしそうであるなら、そこまで夫の思いと同化している妻、そんな妻を信じきっている夫。
幸せなのか、残酷なのか、わかりません。

家康に憎まれている父、そして弟を救う信幸。
父や弟ならば、何か策を講じたかもしれませんが、信幸らしく、真っ直ぐに命乞いをしました。
その真っ直ぐな心が、家康を誰より崇拝している舅殿を動かしたのです。旧領をそのまま任せられたのも、その実直さを買われてのことでしょう。

それなのに、役立たず、なんて父に詰られて、お気の毒でした。
父の言葉に反発もせず、あやまる信幸・・・いや、昌幸もわかっているのです。これが信幸の良さなのだと。乱世より、国づくりに向いている信幸。

死よりも残酷な刑を受けた昌幸。
北条氏政には、生きよ、生きていればきっと楽しいことがある、と言っていたのですが。
楽しい時は、もう過ぎ去ったのでしょうか。

きりちゃん、やっぱり高野山に着いて行ってました。
きりちゃんは気にしないだろうけれども、春ちゃんがあれやこれやと考えそうです。信繁、大丈夫かな?

次回は大坂の陣のプロローグになりそう。
昌幸、もう、御別れなのでしょうか・・・

刑部、三成、秀秋に合掌。

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2016年9月17日 (土)

超高速!参勤交代 リターンズ:映画

2016年 日本 119分 

公式サイト

Photo

原作:土橋章宏「超高速!参勤交代 リターンズ」(講談社文庫)
監督:本木克英/脚本:土橋章宏/製作総指揮:大角正/撮影:江原祥二/照明:香川一郎/美術:倉田智子/編集:川瀬功/VFXプロデューサー:西尾健太郎音楽:周防義和/主題歌作曲:斉藤和義
出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、古田新太、近藤公園、渡辺裕之、中尾明慶、宍戸開、橋本じゅん、富田靖子、大鶴義丹、舞羽美海、宍戸美和公、神戸浩、梨本謙次郎、斉藤歩、田中壮太郎、田口浩正、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦

幕府から突然の参勤交代を命じられた弱小貧乏藩の奮闘を描いた時代劇コメディ「超高速!参勤交代」の続編。
参勤交代の帰り道 「交代」に出た湯長谷藩一行が、宿敵である老中・松平信祝の画策によってさらなるピンチに陥る姿を描く。
知恵と工夫でなんとか江戸への参勤を果たした湯長谷藩の藩主・内藤政醇らは、故郷に帰るため江戸を出発する。ところがその道中、湯長谷で一揆が発生したとの情報が入る。政醇らに打ち負かされた老中・信祝が、復讐のため湯長谷藩を壊滅させようと画策しているのだ。一揆を収めるためには2日以内に湯長谷へ帰らなくてはならず、政醇らは行きの倍の速さで走ってどうにか故郷へ帰り着く。しかし、城は既に乗っ取られてしまっており……。
主演の佐々木蔵之介ら前作のキャストに加え、古田新太、渡辺裕之らが新たに参加。本木克英監督が引き続きメガホンをとる。(映画.comより)

@MOVIX

ネタばれなしの超・簡単感想です。ちょっと突っ込んでいます。ご注意くださいませ。

前作を見た義理で観にいきました。←何の義理?(笑

前作は、参勤交代が大名たちにとって如何に負担だっだか、多少の史実を交えて描いておりました。
本作は「参勤交代」っていうテーマをほとんどすっ飛ばした、マンガチックなエンターティメント映画。

前作が多少とも文献を下に描かれていた分、忍者とか悪老中などが浮いており、中途半端な印象が残ったのですけれども、本作は、最初から最後まで時代考証無用のチャンバラ映画に潔く徹していました。

とは言え、無粋とは思いつつも、突っ込みどころはを多々×多々ありました。
まあ、たいていのことはファンタジーなんだ、と割り切れたのですけれども、新しい領主(←藩主とはとても書けない;;)の手下どもが、領民たちの田畑を荒らすのだけは、納得がいきませんでした。そんなことしたら年貢が取り立てられなくなって、自分たちが一番困るだろうって。
でも、こういう流れじゃないと、内藤たちの活躍のしどころがなくなってしまう。つまりはそういう映画です。

参勤交代がメインでないなら、江戸時代ではなく、戦国とか室町の方がファンタジーとしても受け入れやすかったかも。
でも、それだと将軍とか大岡とかいう切り札が使えなくなるし、何より続編ではなくなるわけで(大汗

ストーリーや世界観はさておき、アクション・コメディ映画としての感想は。
アクションはスピーディで見応えのあるシーンが多かったです。
ストーリーの方は、緩急のつけ方が温かったように感じました。
シリアスな部分は内藤に集約し、あとはテンポ2割増し、119分の尺を90分に、というところでしょうか。
あくまで好みですが・・・シチュエーション・コメディとナンセンス・コメディの混ぜ方が中途半端な気がしました。コメディのアイデアにも飛躍がなかったですし・・・まったりと笑いたい人には、いいのかも。

全体的にチープ感はぬぐええず、外国人向けのアトラクション、という気もしました。

今回も楽しそうに敵役を演じてられた青いアイシャドーの陣内さん、日和って良い侍なんかに絶対にならないで欲しい(笑
西村さんのコメディーリリーフ、今回も西村さんのキャラに触発されたのか、スタッフさんたちが良い感じで遊んでいるのが楽しかったです。
あと、殺陣の最中のラブシーン、深田さんの面倒くさい女性キャラがうまく生かされていて、予想外に間が良くて面白かったです。やっぱり深キョンは天性のコメデイエンヌですわ。

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2016年9月16日 (金)

仮面ライダーゴースト #48「終結!悲しみの連鎖!」

公式サイト

パーフェクト・ガンマイザーの攻撃をかわしたゴーストムゲン魂はパーフェクト・ガンマイザーに抱きつき、互いが繋がることに成功する。
アデル(真山明大)が母親を失った幼いころの悲しみに触れるタケル(西銘駿)。一方、アデルも父・龍(西村和彦)を失ったタケルの幼いころの悲しみに触れるが、意外な言葉をタケルに言い放つ。
「お前の父親を殺したのは私だ」
アデルは父の仇!? 冷静さを失い、怒りを露にしたタケルは…!?(公式サイトより)

心が繋がった途端、消えてしまったアデル。
最終回前に退場するのだろうという、予想通りの展開でした。

アドニスたちは何千年生きていたのでしょう。弥生時代から?
まあ、この設定は、何となくですが、時空を飛び越えて古今東西の英雄アイコンを集める、という設定と近い気はしました。

死んだのは本物のマコト。しかし偽マコトと合体して・・・う~、この設定がよくわからないです。必要だったのかなあ。最終回を迎えるまでに何か明らかにしてくれるのでしょうか。

一番印象に残ったのは、イゴールでした。
まさかアカリのビンタで正気に戻るなんとは。
しかも、アカリを庇って消えるなんて・・・決してマッドな科学者ではなかったことを、最期に証明してくれました。
あまり好きなキャラではなかったけれども、思い返すに、ストーリーがどれほどウネってもブレなかったキャラだったかもしれない。
このシリーズで生きていた数少ない伏線の一つでした。
その点アデルは、あまりにもたくさんの背景を背負わされすぎてしまって、お気の毒でした。

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2016年9月15日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第29話「王者の中の王者」

公式サイト

太古の時代に初代ジュウオウジャーを誕生させた“大王者の資格”をめぐり、ジュウオウジャー、バングレイ、ゴーカイジャーによる激しい争奪戦が始まった。大王者の資格を奪い去ったマーベラスを追う大和は、マーベラスのある行動から悪意はないと感じる。バングレイは、ゴーカイジャーの記憶から、かつて彼らが戦った強敵たちを実体化させるが…!(YAHOO!TV より)

ジュオウホエールね。レッドさんのパワーアップ回でした。
バングレイの目的もはっきりしました。
キューブホエールが覚醒するためのスプリングボードとして散っていくのか、それとも最後まで追いかけるのでしょうか。

ゴーカイジャーたちが変わらぬ姿、イメージで登場してくれたことでテンションがあがってしまって、後はあまり記憶に残っていません(大汗
シルバーさんとザワールドさん、いいコンビになりそう(笑

で、ナビィはどうなるの?真理夫おじさんは大喜びだけど。
忘れるって・・・相変わらずひどい奴らだな!(≧∇≦)

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2016年9月14日 (水)

真田丸 第36話「勝負」

公式サイト

昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は、信幸(大泉洋)と別れ、徳川勢を迎え撃つために上田城へ。途中、昌幸と信繁は沼田城に立ち寄るが、稲(吉田羊)は思いがけない行動に出る。一方、信幸は家康(内野聖陽)から上田攻めの先ぽうを命じられる。初陣の秀忠(星野源)は本多正信(近藤正臣)とともに兵を進める。徳川勢を撃退しつつ、しかし信幸とは戦わないために信繁は一計を案じる。そして佐助(藤井隆)が衝撃の知らせを届ける(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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家臣たちに、信繁と袂を分かったことを告げる昌幸。
時はどんどんと過ぎていきます。

七月二十四日。大坂の変事を聞いた家康。総大将は毛利だが、三成が糸を引いていることは承知。
信幸が参上して、昌幸が陣を払い、信繁を伴って上田に戻ったこと、すなわち上方の謀反に加担する旨、伝えました。

「何故おぬしは残った。」家康。

「それがしの妻の父親は本多平八郎殿、義理の父は徳川内府様。それが答えにございます。」

「殊勝なことを申しておりますが、真田安房守が離反するのを見逃したことに相違ございません!」

本多正信の息子、正純の追及に、平八郎、密かに表情を曇らせています。

「内府様を裏切った父、安房守の所業、決して許されることではございません。
代わりに腹を斬れと仰せなら、今、ここで斬りましょう!」

真っ青な信幸。すべて覚悟を決めた上。

「どうか、我が婿をお許しください!父親の誘いを断わり、我らが下に留まったこと、あっぱれにございます!」

たまらず平八郎が信繁を援護してくれました。

安房守を逃がしたことは咎めなくてもいいのか、という正純に

「実の父親ではないか。助けてやりたいと思うのは、当然のことじゃ。むしろ。わしは褒めてやりたい。」

この人が舅で良かったです、信繁さん。

「あもうござる!!」責める正純。

「もう良い。」

と家康。信幸に近寄り、目線の位置を合わせた上、手をとり、にぎにぎ。かつて秀吉もよく使っていた手です。上司がこういう態度を取った時は、注意です。

「伊豆守、おぬしの親父に去られたのは痛いが、それ以上におぬしが残ってくれたことを、わしは嬉しく思うぞ。稀に見る忠義者じゃ。」

「今後も徳川家のために身命を賭して働きとうございます!」

「頼りにしてるぞ。」
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小山にて、大名たちを集めた家康。

「我らはこれより大坂へとって返し、秀頼公をお救い参らせ、奸賊どもを討ち果たす。」

しかし人質を取られている者もいるので、家康についてくるかどうかは各々の決心に任せる。

「内府様と心をひとるにできぬ御人は今すぐここを立ち去られるがよい。」

平八郎の呼びかけにすぐさま呼応したのは、福島正則です。

「そのような者がおるはずがござらぬ!我ら、ともに大坂へ戻り、にっくき石田冶部を成敗いたします!」

「右におなーじ!」

妻の死をもう知っているのでしょう、何か取り付かれたような表情の細川忠興も即座に呼応しました。
周りを伺う信幸も、そして他の大名たちも、次々と右になれえと、となったのでした。

「よう仰せられた!」

結局翻ったのは安房守だけでした。

「またしても安房守、断じて許せぬ!」

怒っています、家康。

この場に加藤清正がいないのは、決してスケジュールの都合ではなく(汗)、史実でした(wikiさん参照)
三谷さんはこの史実をどうのように描くのでしょう。三成の耳打ちが、改めて気になります。
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昌幸、信繁親子は沼田周辺で、大坂から逃げてきた稲とおこう、孫たちと合流します。おこうにとって稲は今や頼りになるお姉さん、て感じのようです。

信幸が昌幸たちと別れて徳川方に残ったことを聞いた稲。

「あの方らしい・・・筋の通し方・・・」

そして昌幸たちを出迎える準備する、と先に沼田城に入った稲たち。武装して昌幸たちの入城を拒みました。

「これより一歩たりともお通しするわけにはまいりませぬ!
我が殿、真田伊豆守は徳川方。ならば、徳川方に歯向かうものは全て敵でございます!お引き取りを!」

槍を構える稲。隣で支えるおこう。二人して信幸の命、かつ真田家の決断を守ろうとしてます。
その様子に優しく笑う昌幸。

「さすがは徳川一の名将、本多平八郎の娘じゃ。源三郎は良い娘をもろたの。」

信繁とともに去って行きました。
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七月二十七日。上田についた昌幸。

「会津に向かっていた秀忠が引き換えしてきたところを迎え撃とう。
何の因果か、この城で徳川勢と戦うのは二度目じゃ。同じ策は使えん。
苦しい戦さになるが、皆、よろしく頼むぞ。」

徳川勢の中には信幸もいる、と信繁。

「戦さに情けは禁物じゃ。遠慮はするな。
・・・まぁ・・・しかし、多少は気にかけろ。」

その頃信幸は、家康より、宇都宮にいる秀忠と合流しての上田攻めを命じられていました。

「おぬしは先鋒を務めよ。
お前はお前を信じるが、そうでない者もおるのだ。そのための先鋒である。
有無を言わさぬ戦いぶりを見せてみよ。」

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八月一日。沼田に着いて稲たちと再会する信幸。互いにかける言葉もない。つらそうな一家。

一方、親父殿は、三成に、勝った時の褒美を吹っかけていました。信濃、甲斐、例の二国です。
おねだりの書状を呼んで、不機嫌そうな三成でしたが、刑部は、良いではないか、と。

「真田が信濃にいてくれるだけで、徳川は全軍をこちらにまわすことができなくなる。
この戦さ、案外真田が要やもしれぬ。」

領地分配の了承の書状を受け取った昌幸。

「よっしゃ~!!」

満面の笑みです。清々しいです、生き生きしてます!(^^
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八月二十四日、ついに秀忠が三万の軍勢を率いて会津から上田へ動きました。
後を追って秀忠を討つと逸る上杉景勝を、今は動けない、伊達、最上も気になる、と止める兼続。

「我らが動くは、石田勢と徳川勢がぶつかってから。
天下分け目の戦さでござる。ひと月、ふた月では勝負がつくとは思われません。
北国を固め、越後を取り戻し、その上で徳川の背後から攻め込みましょう。」

天下分け目の戦さが1日で終わるなんて、兼続でさえ思ってなかったんですね・・・
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九月一日。家康が江戸を立ち、西へ向かいました。

二日、小諸城に入った秀忠軍。先の戦いでは神川の堰を切られて追い詰められたので、今回は先に切っておくと正信。
そのことを知った昌幸、さすが抜かりはない、と言いつつ、予想はしていたようです。

「まだ早いか・・・」

小諸城では、信幸が秀忠に昌幸からの書状を届けていました。

「降伏を申し入れてきた。」

驚く秀忠。

「わしは此度が初陣ゆえ、戦さの機微はようわからぬのだが、戦う前から降参するようなことはあるのか。」

何と答えたら、と言った感じの正信。なんせ相手が昌幸ですから。昌幸の戦い方を一言で説明するのは無理ですし、言えたところで秀忠には理解できないでしょう。
信幸は、父上のことだ、また何か策を仕掛けている、と思っていそうな表情でした。しかし父の発想はいつも彼を驚かせてきた。今回もわからない。わかったところで口にはしないでしょうけれども。

徳川方の使者として平野、再登場。徳川に拾われたんだそうです。
信繁が官位をつけて改めて自己紹介すると、自分も負けじと官位をつけて自己紹介(笑。
今回もコメディリリーフでした。

平野、そして同行した信幸に、降伏するにあたっての条件を読み上げる信繁。

一つ、城は明け渡します。
二つ、兵は皆、城から返します。
三つ、真田安房守の命は取らぬと約束されること。

ここまではいいとして・・・

四つ、城はいずれ返していただくこと。
五つ、領土は安堵。
六つ、真田安房守を今後徳川の家臣として丁重にお扱いいただくこと。

 

「以上をお認めいただけるのならば、我らは直ちに降伏仕ります。」

ですます文混じりなのが、余計に愚弄的(^^;;

「申し訳ありませぬ!」文を秀忠に渡した信幸。

「おぬしの父親の狙いは?」正信、苛ついています。

「時を稼いでいるとしか思えません。」

「何のための時かと聞いておる。」

「私にも・・・。」

「これは怒ってもよいのか。」と秀忠。

「無論。」

今まで比較的フラットだった秀忠の表情がさっと引きとったかと思うと、びりびりと文を破りました。

「上田を攻めよ!」

昌幸の挑発に乗ってしまった秀忠。
九月六日、徳川軍は小諸城を出て、染屋原に陣をひきました。

真田の旗も立っている、との信繁の報告を聞いて、昌幸。

「源三郎とは戦いとうないのう。」

思わず漏らします。

「私にひとつ策があるのですが。」

「申してみよ。」
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「戸石城へ行く。」

父の許しを得たのでしょう、三十郎に策を説明する信繁。

「兄上と図って、徳川相手に一芝居討つ。
兄は戸石城を攻める、私は守る。内と外とでしばらくやりあった後、味方に内通がいたことにして、城門を開く。
兄の軍勢が城になだれ込み、われらは退き、城は兄のものとなる。」

「源三郎様に戸石城を明け渡すのですね。」

面白そう、と三十郎。

「門を開ける役をお前に頼みたい。」

「畏まりました!」

「そして、我らが去っても城へ残れ。内通者が一緒に逃げてはおかしい。」

愕然とする三十郎。後で辛そうに控える佐助。

「これ以降は兄上に従うのだ。」

「嫌でございます!三十郎は源次郎様の下にいとうございます!」

「お前が一番信じられる男ゆえ、頼んでおるのだ。
父と兄が本気で戦うことを避けるには、これしかない。
いずれ、真田がまた、一つになるまでの辛抱だ。三十郎、頼む。」

三十郎が真田一族で、矢沢頼綱の息子だからこそ、内通に重みが出る・・・これでこの二人も袂を分かつこととなりました。再会することはあるのでしょうか。史実の通りなら、無理なのだけれども。
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恐らく佐助が走り、信幸に信繁の策が極秘に知らされます。

「心得た。」

染屋原の陣にて、以前の上田攻めの時に罠にかかった平岩親吉が経験者として呼び寄せられての、軍議が始まりました。
当然ながら平岩の、信幸を見る目が険しいです。でも、何としても、流れを信繁の策に近づけねばならない信幸。

「まずは、刈田を。敵の兵糧を奪い、味方の兵糧にいたします。
その上、城を囲み、じわり、じわり、と。」

じっくり構える正信。前回の上田攻めのデータも当然頭に入れています。地図の戸石城を指し示し、

「前回はここに安房守が伏兵を潜ませておりました。それによって我が軍は脇を突かれ、手痛い目にあったとか。
その付近を指図しておったのが」

「私でございます。」自ら名乗る、信幸。

「それを踏まえて、ここの戸石城を押さえよう言うのじゃな。」秀忠。

「左様でございます。」

「その役、どうか、この伊豆守にお任せくださいませ。戸石城は勝手知ったる城。
攻めるにはそれがしを置いて他にございません。」

「良い考えじゃ。どうだろう。」

秀忠、やはりちょっと甘い・・・と思っているだろう、信幸を信じているわけではない、正信。
ただし、正面切って反対はしません。

「よろしいかと・・・
ただ、伊豆守は真田安房守の嫡男。親子で戦わすのは如何なものかと。」

秀忠と信幸、両方の顔を潰さぬようにじくり。

「そのことは、もう、お忘れくだされ!」焦る信幸。

「それは確かにあるな。」日和る秀忠。

「本多様は私をお疑いなのです。」

「そうなのか?」

「半々でございますな。」

はっきり言われた信幸。ここで切り札を出しました。

「実は戸石城の中に内通する者がおります。
どうか、戸石城攻め、この伊豆守におまかせくだされ!」

同じ真田からこそ、逆に内通者のカードが効く。
切るタイミングも良かったです。
.

戸石城は、信繁の立てた策通り、兄弟の阿吽の呼吸で落ちました。
暗闇の中で目を交し合う二人が悲しい。再会できるのか・・・

「この日から信幸は戸石城より一歩も動かなかった。徳川勢が上田を攻めている間、真田勢がぶつかることは、一度もなかった。」(ナレ)
.

「向こうには本多佐渡がおる。徳川きっての智恵袋じゃ。前のように闇雲に攻めてくることはないだろう。」

昌幸。
兵糧攻めでくるか、と内規。

「それゆえ、こちらから討って出る。敵の布陣を一つづつ潰していく。

 

源次郎、小競り合いでよい、攻めたらすぐ退けい。真田の兵はいつ、どこから現れるかわからぬと、敵に思い知らせよ。
茂誠、敵の兵糧を奪え。三万の大軍じゃ。兵糧が先につくのは向こうの方。只でさえ足りない兵糧を掠め取ってこい。
作兵衛、兵糧の少ない敵は、必ず刈田を行う。これを阻むのだ。くれぐれも敵に渡すな!

では、各々、抜かりなく。」

真田安房守昌幸の本領発揮です。
そしてそれぞれが抜かりなく的確に働く真田軍。

秀忠の陣にて、正信。

「こちらと思えば、またあちら。敵も中々やりますな。」

昌幸がどのような策でくるか、楽しんでいる風にも見えます。策士同士の戦い。
しかし、秀忠はいらいら、うろうろと落ち着きません。

「戦さとはこういうものなのか。」

「いや、戦さにも色々ございますよ。戦さは焦った方が負けでございます。」

「以前は七千、此度は三万。攻め込んだとしても以前のようにはならんのでは。」

その時、雨が降ってきました。

「なるほど、これか!

真田安房守が時を稼いでいたわけでございます。
雨が降ると川の水が急に増します。」

「神川か。」

「ふふ、退路を断たれましたな。」

上田城にて、昌幸と内記。

すべて殿の目論見通り、正面から討って出ますか、と尋ねる内記に、いや、その裏をかく、と昌幸。信繁に策を授けます。

「兵五百を連れて本陣の裏へ廻れ。蚕山じゃ。秀忠の首を取ってしまえ。」

「本陣まで気づかれずに攻め込めるでしょうか。」

「そのために山麓から染屋原まの攻め口までを切り開いてきた。一気に突っ込めるぞ。」

「ここに本陣を置くことがわかっていたのですか!」

「それはなぁ、上田城を攻めるには絶好の高台にある、ここしかないと、鼻から案じておった。
始まる前が、キモよ。」

昌幸を嬉しそうに見詰める信繁の、こんな表情は久しぶりです。

一方、徳川勢。
秀忠がついにキレてしまいました。

「正々堂々と正面から攻める!これだけの軍勢がいれば、負けることはない!」

「兵の数を過信してはなりませぬ!」

必死で止める正信。しかし勝負に焦る秀忠はもう聞かない。同じく二代目だった北条氏直を思い出します。

そこへ、使いが飛び込んできました。
.

秀忠の首は取れなくてもいい、と昌幸。

「秀忠は初陣じゃ。思いっきり怖がらせてやすのだ。
初陣で戦さの怖さを思い知らされた者は、生涯戦べたで終わる。」

裏を廻った信繁たち。しかし、本陣はもぬけの空でした。

「徳川は突然真田攻めを中止して、撤退していった」(ナレ)

西では、逸った福島正則がフライング、三成側の岐阜城を落としたため、西国の緊張が一気に高まっていました。
慌てた家康が、秀忠に合流を急がせたのです。

移動中の秀忠、まだ目つきがおかしいままです。

「必ず勝っておった。」

やれやれ、と正信。口には出さずとも、命拾いしたのに、と思っているのでしょう。
.

九月十五日早朝。
関ヶ原に集結した、八万の石田勢、対する九万の徳川勢。

「いよいよだ。」

清々しそうな表情の三成、そして刑部。

「天下分け目の大戦さがいよいよ始まろうとしている。」(ナレ)
.

上田城では、城を守ったこと、徳川を撃退したことを寿ぐ人々を見守る昌幸、信繁親子。

「早く兄上を呼んで上げたいものですね。」

「結局、あれには貧乏籤を引かせてしまった。
まあ、こうなることはわかっておったがな。」

そこへ佐助が飛び込んできて。

「関ヶ原において、石田様と徳川様の軍勢がぶつかりました。」

やっと戦端が開かれた、と賑やかに騒ぐ人々。さあ、これからだ・・・
しかし、佐助のの表情に不穏なものを感じる信繁。

「静かに!
佐助、続きを。」

「戦さは朝方に始まり、昼過ぎには勝敗が決しました。
徳川方の大勝利でございます。」

「何だと。」

予想だにしなかった結末に愕然とする昌幸。

「大谷刑部様はお討ち死に、石田冶部様も行き方知れず。」

「石田様が負けた・・・」
.

先週の感想で書いた予想通り。三成と刑部の戦いは、魂を削って書状を書くことで、終わっていました。
冒険だけれども、とても三谷さんらしい展開です。

関ヶ原の大合戦をドラマと同じクオリティーで映像化するとなると、何億かかるかわからないですし・・・

そもそも真田家は関ヶ原を見ていませんし。
信長の最期も、秀吉の出世ぶりも真田家は見ていない、だから、描かれていませんでした。視聴者に媚びずに自分の描きたいように描くことを貫くのは、言うは易し行うは難しです。あっぱれでした。

なぜ三成が負けたかは、次週、信繁が直接見聞きすることになるようです。
三谷版関ヶ原の顛末、気になします。三成・・・

関ヶ原だけを舞台にしたシチュエーションドラマなら、SPが作れそうな気がする(^^;;

昌幸と正信、碁打ちを楽しんでいるがごとくでした。
わかっていないのは、秀忠だけ(汗

秀忠、怖い目に会わされなかったから、戦さベタにならずにすんだのかどうか・・・戦いを指揮したイメージがないので、わかりません。
途中まではわりと冷静だったのですけれども、昌幸の策にはまって、どんどん焦らされてました。
まあ、相手が悪すぎるわね。

初陣で酷い目というか、手こずったと言えば、三成です。これも伏線だったのかなあ。
三成が関ヶ原でどんな戦いぶりをしたかは、次回を見ないとわかりませんが。
最後の清々しい表情が悲しい。

先週、背水の陣の話をしていましたが、攻め込んでくる相手を背水の陣に追いやるとは、昌幸、さすがです。ほんと、天才。これが最後の戦いとなるのでしょう。
こんなに生き生きとした昌幸を見れるのも、最後になるのでしょうか。
そして父を見る信繁の眼差しの、なんときらきらとしていたこと。
信幸の、思いつめた表情も・・・

色んな因縁が紡がれて、大坂の陣へと繋がっていく。

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2016年9月 8日 (木)

仮面ライダーゴースト #47「呼応!それぞれの覚悟!」

公式サイト

パーフェクト・ガンマイザーの攻撃をかわしたゴーストムゲン魂はパーフェクト・ガンマイザーに抱きつき、互いが繋がることに成功する。
アデル(真山明大)が母親を失った幼いころの悲しみに触れるタケル(西銘駿)。一方、アデルも父・龍(西村和彦)を失ったタケルの幼いころの悲しみに触れるが、意外な言葉をタケルに言い放つ。
「お前の父親を殺したのは私だ」
アデルは父の仇!? 冷静さを失い、怒りを露にしたタケルは…!?(公式サイトより)

父の仇であっても、心を通わせることができるのか・・・という話でした。

このエピに絞ればよいのに、枝葉が多すぎて画面がごちゃごちゃ、わちゃわちゃ。
オナリ、アカリ、アランたち、それぞれの描き方は良いのだけれども。特にオナリ。表情が開始当初より格段に逞しくなっていました。

タケルの父を殺したことを告白したアデルは、アリアを自分の世界の一部にしてしまいました。
偽マコトがなぜ誕生したのかは、よくわかりませんでした。物事の始まりをちゃんと説明しないのは、このシリーズの特徴ですな。あと数話でおしまいだと言うのに、なぜ曖昧にするのだろう。

ともかく偽マコトはマコトと記憶と感情が繋がっているらしく、段々本物のマコトと同じ行動、思考を取りはじめます。そんな偽マコトを観察するマコト。なぜ?・・・って思うだけで徒労を感じてしまう(大汗
まあ、こういう綻びもライダーらしいっちゃあライダーらしいんですけれども。
とにかく、もう、どっちがどっちかわかりません。わからなくっても、当分支障はなさそうだし(汗

おっちゃん、変身。戦闘能力はないけれども、モノリスをこじ開けるのに成功しました。
アラン、無茶しないで・・・

さて、これからどうなるのでしょうか。

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動物戦隊ジュウオウジャー 第28話「帰ってきた宇宙海賊」

公式サイト

デスガリアンの反応を察知し大和たちが駆けつけると、“宇宙海賊”と名乗る見知らぬ戦士が、バングレイと戦っていた。戦士の正体は、ゴーカイジャーのゴーカイレッド、マーベラスだった。マーベラスは、伝説のお宝の隠し場所である“リンクキューブ”を探しているというのだが…!?(YAHOO!TV より)

お祭り回と思いきや、さらっとジューランドの創世神話的なエピが明かされていて、思わず目が覚めました(汗

ジューランドはケタスが地球から生み出した異世界だった。
地球のパワーの結晶「大王者の資格」を核として作られた世界。

しかし何故か自分たちの創世神話を知らされてなかったジューマンたち。
やはりジューランドそのものに何か秘密があるようです。トリ男の反発的な態度とどう関わりがあるのでしょうか。
ジニスがかつて味わった屈辱、というのも気になりますな。
バングレイが狙っている巨大生物ってはクジラジューマン=キューブホエールだったようです。
そして相変わらず面倒くさいザワールドさん(笑

生身のアクション、素晴らしかったです。特に、シリーズ問わず青好きなので、ブルーさん対決、見応えがありました。

ゴーカイジャーは好きなシリーズだったので、素面で全員が揃う次週が楽しみです。

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2016年9月 7日 (水)

真田丸 第35話「犬伏」

公式サイト

上杉攻めのための徳川軍に従っていた真田家に大坂で三成(山本耕史)や刑部(片岡愛之助)が打倒家康(内野聖陽)のために挙兵したという報(しら)せがもたらされる。どちらに味方すべきか、信繁(堺雅人)、信幸(大泉洋)、昌幸(草刈正雄)の三人は下野国・犬伏(いぬぶし)の地で白熱した議論を戦わせる。一方、きり(長澤まさみ)は三成らの人質となっていた玉(橋本マナミ)を救出に向かう。そして、三人が下した結論とは?(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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上杉につくことに決めた昌幸。徳川を裏切るのではない。

「表返るのだ。」

上杉、徳川との関係は二転三転しすぎてて、もう、よくわかりません(笑

告げられた女性たちもそれぞれ覚悟を決めます。薫さん以外ですが。

信繁から家族を任されて張り切るきりちゃん。細川はばっくれるって(汗
しかし、春さんがバチバチ対抗意識を燃やしはじめました。こっちの話は、関ヶ原がひと段落ついてから。
稲さんは、真田は信用できない父からの、裏切るときは知らせよ、という文を昌幸に見せます。

私は真田の女ですから。

「稲は真田伊豆守の妻でございます。徳川に知らせるような真似は決していたしません。」

「よう言うた、お前はりっぱな真田の嫁じゃ。」

稲の手を取る昌幸。おこうも嬉しそうです。
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出陣の前に大坂城を訪れる信繁。
三成の桃の世話をする且元、すっかり隠居の顔になっている北政所に出会い、大坂城の天守閣を見上げます。

はじめて目にした時はあれほどきらきらと輝いていたのが、今は色落ちて、煤けてしまったように見える。
なぜなら、もう秀吉がいないから。

信繁の見た記憶、それは彼の青春の欠片(涙
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徳川十万の軍勢を迎え撃つ上杉は、兵不足に悩んでおりました。武士だけは足らない、領内で人を集めることにするも、

「嫌がるものは逃がしてやれ。」

景勝。頷く兼続。
揺らがない上杉主従を描くだけでなく、「畑仕事だけさせといてくれ!」と愚痴る真田の人たちとの対比にもなっていました。
昌幸は、再び乱世になりそうなことにわくわくしているのですが・・・

もう、皆、かつてのように戦さに逸ったりはしない世に移り変わっているのです。
そういう世を作ったのは、確かに、秀吉だった。

一方、会津・上杉へ出陣する秀忠は、父から本多正信をつけられて、信用されていないんだ、と腐っておりました。やる気が萎えた・・・二代目ですなぁ。
そんなお坊ちゃま、秀忠のお尻を叩くのは、江。うわっ気が強そう、と思ったら・・・なんと、新妻さーん!
三谷関連キャスト・オールスターです。
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上杉征伐の命を受けて美濃・垂井に陣を張る刑部の下へ、三成が、我が方に加わってくれるよう、説得に訪れました。
佐和山からは近いです。大河ワープなんか必要ない、とっても現実的な距離。

「大坂を押さえ、秀頼公を奉ずる。悪い手ではないな。」

「我らに同行願いたい。」

「勝てると思っているのか。」

「わかりませぬ。しかし、やらねばならぬのです。五奉行は内府の策略で三人となり、利家様亡き後の前田家はすっかり骨抜きにされました。上杉討伐も明らかに徳川の言いがかり。
今倒さねば、豊臣の世は終わります。
お命、私に預けていただけまいか。」

沈黙する刑部。

「今日はもう遅い。泊まって行かれよ。」

一人自室に下がって、刑部。茶碗一つ、持ち上げるのに激痛が走る・・・

「わしはあの男が来るのをまっていたのかもしれんな。」

三成を呼びます。

「勝てるかどうかわからぬと申したな。そのような男に命を預けるわけにはいかん!
ともに死ぬなど、真っ平ごめん。そのような弱気な言葉、二度と口にするな。

 

兵を挙げるからには、必ず勝つ。その気合なくして、どうする!」

うるうるする三成(涙

「まずは秀頼公の御名の下に、徳川内府を老衆から外す。さすれば上杉討伐は徳川が起こした勝手な戦さとなる。
次に、これまで内府が如何に太閤殿下の御意思に背いてきたか、弾劾状に記して全国の大名に送りつける。
ことは急を要す。
冶部殿、泣いている暇はござらん。
わしがおぬしを勝たしてみせる。」

三成好きにとっては、本当にそうだったら良かったのになあ、と思わざるおえません(涙
子供のように泣いている三成・・・本当は泣き虫だったんだね・・

大坂城に入った三成と刑部は、てきぱきと戦支度を指示します。
弾劾状を送りつけ、諸大名の妻子を人質をして大坂城に集まる。伏見城は人質を取り次第攻め落とす。
宇喜多を先鋒に総勢で江戸に推し進める。総大将の毛利は秀頼を守って、この大坂城にとどまる。

「太閤殿下がお築きになられた豊臣の世の行く末は、この戦さにかかっております。」
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伏見城を攻めることになった小早川秀秋、戦さの差配など勘弁して欲しい、とイライラと弱気になっています。
その様子を見ていた江雪斎。

「金吾様、実は拙僧、徳川内府より間者として送り込まれたものでござる。」

じっと江雪斎を見つめる・・・ああ、そういうことなのね。
今はこれが江雪斎の仕事。でも、合戦が終わった後の小早川家の行く末を見た時。何を思うのだろう・・・
.

刑部の屋敷に落ち着いた真田の女性たち。薫は味方の下に身を寄せられたことでほっとしておりますが、これもまた真田が三成勢を裏切らぬための人質である、と知って悲鳴。

ちなみに阿茶の局は混乱に乗じて抜け出したそうです。

しかし人質を取る計画は、細川玉が、夫、細川忠興の命を忠実に守ったことで、一気に三成サイドを危機に陥れることとなりました。

もし、人質に取られるようなことがあれば、屋敷に火を放ち自害せよ。

駆けつけたきり、懸命に止めようとしますが、失敗。
玉はキリシタンとして自害せず、家臣に刺されて命を落としました。

「もう、キリシタンがわからない」

これできりのキリシタン熱は醒めるのでしょうか・・・なんて言っている場合ではありません(汗
三成は人質を殺すつもりなのか、と他の大名妻子の間に動揺が広がります。
稲もまた、父、平八郎は徳川の家臣、このままでは命が危ない、とおこうと子供たちを連れ、沼田を目指して大坂を出立する用意を始めました。

きりから、玉の自害を知った三成と刑部、愕然とします。
これでは人心が離れる。
きりを細川屋敷から助け出した佐助は、三成より、この事態を知らせる文を真田に届けるよう、命じられました

江戸にて大坂の不穏な動きを知る家康。
正純は、佐和山に引っ込んでいる三成はもはや死に体、刑部は病気、気にすることはないと言うも、そこは用心深い家康。気にならないわけがない。上方の動きを逐一知らせよと命じます。

大坂城にて。
戦場にて働くことは叶わぬ、軍勢の采配はおぬしにまかせる、と三成に、刑部。

「して、ご自身はどうされる。」

「わしはこれで、徳川内府と戦う。」

筆を掲げる刑部。

「去就をはっきりとさせていない諸国の大名たちをこちら側につかせる。そのための書状をこれから書く。」

「刑部殿の体が心配だ。祐筆はおらぬのですか。」

「天下の行く末を決める大事な書状。人には任せられぬ。
魂を込めて、私が書く。」

しかし、激痛が襲って持てない。三成が代わって書きます。
お互い、魂を削って、夜を徹して、一葉一葉・・・

夜が明けて。全て語り終わり倒れこむ刑部。

「冶部、このいくさ、勝った・・・」

多分、これが二人の関ヶ原。
この時点では勝っていた。
.

7月19日、秀忠は会津の上杉に進軍を開始しし、大坂では宇喜多と小早川が挙兵、天下分け目の大いくさの幕が切って落とされた。
7月21日、家康が江戸を発った同日、犬伏に陣を張る真田の下へ、佐助が、文字通り風のように到着しました。早い(笑

三成が挙兵したことを知って驚く信繁、怒る昌幸。

「恐らく今頃伏見城攻めが始まっておる。早すぎるわ!」

どういうことだ、と問う信幸に、昌幸の計画を語る信繁。

「父上は徳川と上杉の戦さが始まったら、即座に横合いから襲って、家康の首を取るおつもりでした。
その後に石田様が挙兵しておれば、難なく江戸まで攻め込めたはず。」

「どうなる。」

「徳川がどうでるかでしょう。このまま上杉と一戦交えるか、江戸にとって返すか、はたまた西へ向かって石田勢とうるかるか。」

「いずれにしても、大いくさになるな。」

「その時、父上がどう出るか・・・」

一人、お堂の中で思案する昌幸。
やがて「他の者は近づけるな。」と、息子二人だけを呼び寄せます。

「一日、二日で終わる戦さではない。この先二年三年、いや、下手したら十年続く。

よく聞け、息子たち。これより我らは上田に戻り、城に篭る。」

驚く息子たち。

「上杉に加勢するという話は。」信繁

「一旦忘れる。」

「では、徳川に残るということですか。」信幸

「徳川とは、これを持って縁を切る。とは言え、豊臣につくわけではないぞ。
真田はどちらにもつかん。上田城に立て篭もり、守りを固める。攻めてきた相手が敵じゃ。」

「その後はどうされるのです。」

「世は再び乱れる。日の本中の至るところで大名たちが徳川方と豊臣方に別れ、ぶつかる。一、二年も続けば兵は疲れ、士気は下がるだろう。
それを見計らって、わしは一気に甲斐と信濃を手に入れる。
どうじゃ。」

兄をちらりと見る信繁。兄は何も言わない・・・意を決します。

「果たして父上のお考え通りになりましょうか。」

「なんだと?」

「今や合戦の成り立ちは大きく変わりました。敵味方が巨大な力にまとまり、それがひとところで、一気にぶつかり合う。
そうなったら、この戦さ、案外早く決着がつくかもしれません。」

「どれぐらいと見る。」

「長くてもひと月。」

「それは困る。」

 

「徳川と豊臣、勝った方が次なる覇者となります。」

どちらにもつかない、ということはどちらも敵にわますということ。

「真田の居場所はなくなります。」

「その時はその時だ。」

「徳川であれ、豊臣であれ、戦さに勝った後は、今より遥かに大きな力を手に入れています。太刀打ちできるわけがありません!」

「その時は上杉と誰と手を組んで」

「夢物語はもう、これで終わりにしてください!父上!」

思わず激する信繁。息子の気迫に背を丸め、目を伏せがちになる昌幸。

「源次郎・・・」

「申し訳ございません。」

「どうすればよい。」

お兄ちゃん、間を見計らうのが上手いです。

「こうなったからには、徳川か、豊臣か、どちらかに賭けて生き残るしかありません。」

ここで、三人の様子が気になる部下の邪魔があって・・・
投げつけたのは信幸でした。

「冶部様が毛利様を立て、秀頼公を奉じたのは大きいと存じます。大坂城もすでに抑えておられます。」

「豊臣に賭けるしかないか。」

「わしが太閤殿下の下で長い間我慢してたのを知っているくせに・・・」

昌幸、背を向けて拗ねてしまいました。

「石田様は父上を勝っておられます。うまく話を持っていけば、信濃、甲斐の大名にもなれます。」

「しかし、豊臣が勝つとは限らんぞ。
徳川内府は長い時をかけて多くの大名を取り込んできた。太閤殿下の恩顧の大名たちですら、徳川につくものは多い。
侮ってはならぬ。」

煮詰まったところで、籤を指し示す昌幸。
二人に背を向けていたと思ったら、これを作っていたのね(^^;;
懐かしい・・・
しかし、かつて父の作った籤に一杯喰わされていることもあって信幸、かっと、感情を爆発させ、籤を握りつぶします。

「こういうことは、もう、よしましょう!」

思いつめた表情の信幸。今度は信繁が見守る方です。

「わたしは決めました・・・私は決めました、父上、私は決めたー!」

決心を口にしてから、見る見る明るい表情になっていく信幸。

「源次郎、お前と父上は豊臣につけ。
俺は徳川に残る。」

「お待ちください」

「それが最善の道だ!
いずれが勝っても、真田は残る。」

「しかし、敵味方に別れるというのは」

「そうではない、源次郎。我らは決して敵味方に別れるのではない。

豊臣が勝った時は、お前はあらゆる手を使って俺を助けよ。
そしてもし、徳川が勝ったならば、俺はどんな手を使ってで、お前と父上を助けてみせる。

これは、我ら三人らが、いつの日か、また膝突き合わせて語り合う日のための策じゃ!

例え徳川と豊臣に別れても、常に真田は一つでございます!!」

「良き策じゃ。」

信幸渾身の策に、穏やかに呟く昌幸。
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決断を下した後、語り合う兄弟。

「兄上には迷惑をかけっぱなしです。」

「まあな。だがこれで良いのだ。
俺は徳川に最も近い。俺にしかできぬことだ。
まあ、我ら三人で、もう一度徳川の大軍を相手にひと暴れしてみたかったな。」

上田の戦いも、今は遠く・・・(涙

「豊臣が勝てば、石田様が要となって秀頼様を守り立てていかれるでしょう。
徳川が勝てば、強大な力を得て、もはや上杉の敵ではない。
どちらに転んでも、戦さの世は終わります。」

「これが最後の戦いになるのだな。」

「大事なのはその先。その先は我らが真田を背負っていかねばなりません。
内府様が勝てば兄上。冶部様が勝てば私が。」

「ばば様の話を思い出すな。
我らはこの時のために生まれてきたのかもしれん。
いずれ、三人で飲める日がくることを祈ろう。」

「必ず。兄上・・・」

頭を下げながら涙を落とす信繁を優しく見守る信幸。

「お前たちは明日の朝早くここを発ち、上田へ向かえ。
俺はここで徳川内府の到着を待ち、真田安房守が離反したことを伝える。
父上のこと、頼んだぞ。」

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最後の晩、和やかに酒を酌み交わす三人。

史記に書かれてある韓信の「背水の陣」に感心したことを肴に朗らかに語る信幸。
他人の策には興味のない昌幸(笑

「戦さはな、兵士たちの心を動かすのも大事だが、一番肝心なのは、ここじゃよ。」

自分の頭を指差しました。その仕草を楽しそうに見詰める兄弟。

討ち死に覚悟の戦さと見せかけて、実は勝つための戦さだった、というのは、父上のお考えに通じるものがあります、と持ち上げる信幸。

「父上は日の本の韓信だと俺は思っておる。だからこそ、父上の突拍子もない策を聞いても、いつも安心してそれに従うことができる。」

「しかし、わしに言わせれば、韓信はバカたな。」

「何故そう思われます。」信繁。

「背水の陣の真の狙いを全て見抜かれておるではないか。そんなことまで書物に書かれては、もう、誰も背水の陣なんかできんわ。」

「確かにそうだ。」信幸

「さすが、父上。」信繁

こうして、三人が三人らしく過す、おそらく最後の時が経っていくのでした・・・
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関ヶ原の合戦のシーンはないように思います。
書状に自分たちの思いのたけを必死で綴る刑部と三成のシーンが全てとなりそうです。
彼らは戦いをしたかったわけでは決してないから。
とても三谷さんらしいと思います。

実は後半、とあるPAで流れていて、目を逸らすのに必死でした(汗
ちゃんと最初から見たかったですし~

この大河最大の見せ場の一つ、犬伏の別れは、ここまでの流れを見れば、もうこれ以外描きようがないと思いました。

喧嘩別れでもなければ、単に真田家を絶やすまいとして二手に分かれたのでもない。

はじめて真正面から父に逆らった信繁、はじめて自分の策を却下された昌幸、はじめて自分の策を通した信幸。
いつも、どうする、どうなる、と尋ねてばかりいた信幸が、この結論に至るまで、どれほどの出来事があったことか。

もう一度三人で徳川を・・・は、二度とこないのです(涙

戦国の世が終わり、真田の代が代わったことを、それぞれの悲しみを、真田家らしく可笑しみも込めて込めて清々しく描いていました。

関ヶ原前夜の三成と刑部の絆、そして犬伏の別れ。落涙でした。

「我らはこの時のために生まれてきたのかもしれん。」信幸

深い。

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2016年9月 2日 (金)

仮面ライダーゴースト #46「決闘!剣豪からの言葉!」

公式サイト

デミアに侵入し、アカリ(大沢ひかる)ら仲間たちからは見えない存在となってしまったタケル(西銘駿)。アカリらはタケルが絶対に蘇ると信じ、デミア阻止のため、それぞれに行動を開始する。
一方、人々の感情が一気に頭の中に流れ込みノイズに苦しむタケル。このままでは誰も救えない…。心が折れそうになるタケルの前に武蔵(唐橋充)が現れ真剣勝負を挑む。戸惑うタケル…、そして武蔵の狙いとは!?(公式サイトより)

映画を観ていないので、武蔵の登場には驚きました。
武蔵の「全てのものに声あり。無の心で、感じ取れ」で、真剣白刃取りに成功したタケル。
このことと、タケルを悩ませていた人々の声が聞こえなくなる、ということは、どう関係があるのかな?心が強くなったってことなのでしょうか。

マコトのコピーがちょろちょろしてますが、こういうエピは中盤でカタをつけて欲しいです。重要なファクターなんだろうけれども・・・今のところですが、クライマックスに向かって高揚していく話のパワーを、視覚的にバラけさせているというか、削いでいる気がします。うまくラストに繋がってくれたら、嬉しいです。

正気に戻ったビルズの放送もアデルに阻止されてしまいました。カミュさんの出番はこれでおしまいのようです。
街中の人々の魂が抜かれていく、という画はラスト間近のカタストロフらしかったです。

再び声が聞こえるようになってしまったタケル。ラス前なのに、なんか前に進まないなあ・・・

と、言うことで、次回へ。あと4話です。

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2016年9月 1日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第27話「本物はどっちだ?」

公式サイト

買い物に出かけたタスクとセラが、バングレイに襲われる。大和たちが駆けつけると、そこには2組のタスクとセラが。爆破装置をつけられている彼らは、まったく見た目が同じだ!装置を解除するには、制限時間30分以内にニセモノのタスクとセラを倒すしかない。大和たちは、本物を見分けるため、これまでの思い出をクイズにして出題するが…!(YAHOO!TV より)

ニセモノたちが、オリジナルたちの記憶から作られたため、性格もコピーしていたっていのが、バングレイの誤算でした。詰めが甘いです~。それで助かったんだけれども。

優しさゆえ、ニセモノを倒せないレッドさんたち。爆弾を解除する手段も思いつきそうになかったし・・・結果オーライだったからいいものの、ニセモノたちがバングレイの命令厳守な何者かだったら、どちらも吹っ飛んだでしょう。ああ、怖い・・・って、総集編がメインの話のデティールに突っ込むのは無粋だと思いつつ、ついつい悪い癖で・・・(大汗

クイズのシチュエーション、ザワールドさんを含めて、それぞれがらしくって、面白かったです。
特にレッドさんの一見爽やかそうで、ちょい腹黒そうな司会。こんな司会者、局アナに居そう(笑
総集編を観て、改めてザワールドさんに危うさを感じました。メンバー皆で守ってあげて欲しいです。

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2016年8月31日 (水)

真田丸 第34話「挙兵」

公式サイト

家康暗殺に失敗し謹慎することになった三成(山本耕史)。それでも収まらない清正(新井浩文)らは三成襲撃を計画する。信繁(堺雅人)は伏見城下での武力衝突を恐れ、きり(長澤まさみ)に上田へ帰るよう指示するが、きりは玉(橋本マナミ)のもとに身を寄せる。信繁は、信幸(大泉洋)と協力して三成を守ろうと立ち向かう。そして、家康(内野聖陽)は会津の景勝(遠藤憲一)を攻めることを決意。いよいよ、関ヶ原の戦いが迫る!(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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石田邸にて。
信繁から、謹慎を解いてもらおうという動きが起きていることを聞いた、書物の山と取り組んでいる三成。

「私がいなければ政が滞る。そろそろ誰かが動き出す頃合だと踏んでいた。」

この人の辞書には謙虚とか謙譲などいう言葉はない(苦笑
信繁は三成の言葉の裏に潜む不安を見抜いているから、もう動じませんが。

三成の妻、うたは嬉しそうです。

「お屋敷でごゆっくりなされたのは、何年振りでしょう。」
「ゆっくりなどはしておらぬ。」
「余計なことを申しました。」

笑って返しました。気難しい三成をうまく転がしているのが漂ってきて、ほっとしました。
しかし、信繁がはるのことを三成に聞いた途端、冷たい顔をして去っていく・・・あらら?

以前、三成に言われた「あの女は苦労するぞ」が気になって仕方がない信繁。
ああ、と理由を話す三成。

以前、刑部にはいつも世話になっているから、という気持ちから、娘のはるに筆を土産として渡した。あの娘はそれを誤解した。

「有体に申せば、私に惚れてしまったのだ。」

あ、そうだったのね。
こういうセリフが様になりますわ(^^;;
北政所にも淀の方にも嫌われているのだけれどもね~(_ _);;

回想シーン、筆を持ってうたに攻め寄る、はる。

「私たちは思うおうておりまする。どうぞ三成様とお別れくださいまし。」

あまりに突然のことで、きょとんとするうた。三成が直接はるに申し渡しました。

「思い違いじゃ。諦めよ。すべてははるの思い込みだった。」

「いやぁ~~~!!!」

のたうち廻るはる・・・うわ、確かにめんどくさい!(汗笑

まあね、人を見る目とか・・・そんな気はしてたんです。そう匂わしてきた松岡さん、うまいです。

見も蓋もない三成の言い様が、はるの場合はプラスとなりました。心にもない甘い言葉なんか絶対に言わないもの。

「苦労するぞ。」
「確かに。」
「ま、しっかりな。」

信繁、三成が政以外の話をするのが珍しかったです。

真田屋敷に帰って、試しにはるに三成の名を出してみる信繁。
と、障子が(笑

今も三成に思いが残っているのではなく、プライドを傷つけられたことを根に持っていそうです。
うめちゃんもそうだったけれども、戦国時代、気の強さは長所でもあるんだけれども、思い込みの強さは・・・面倒くさそう。兄より苦労するかも?
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嵐の前の静けさのようなエピがあって。
後は関ヶ原へと、一気に動きました。

1599年2月。

「石田冶部は豊臣家になくてはならぬ男」という前田利家の懇願で、家康は三成の謹慎を解きました。
三成の謹慎を解いたことで起こるであろういざこざを待ち望んでいるのでしょう。

政務に復帰した三成、早速、家康が秀吉の命に背いてなした縁組を書き連ねます。
もう少し自重すべきでは、という信繁の表情。でも、これが三成。何も言えません。

三成がお咎めなしとなって、利家に三成への不満をぶつけてくる反三成派の福島正則、加藤清正、細川忠興ら七将たち。
正則は、自分たちが家康に近づくのを恐れ、家康を殺そうまでとしたを怒り、清正は、朝鮮で戦ったものに全く報いようとしないことを怒っている。

「石田冶部とはこれ以上、事を構えるな。」
と、自分の寿命がもう長くはないことを告げて宥める利家。
「わしが死したのちも、冶部と力を合わせて豊臣の家を守りぬけ。それがおぬしらの役目じゃ。良いな。」

長老に言われては、今は平伏するしかない正則たち。
彼らの家康に対する認識は、どこまでも豊臣を庇護する存在だから、三成とは平行線を辿るしかない。

北政所を、信繁を伴い、伏見騒乱を引き起こしたことを詫びに訪れる三成。
三成を諌めた事を、誤解しないで、と北政所。

「仲良くして欲しいだけ。みんな、こんな子供の頃から知っとるで。」

しかし、三成は北政所の母親的な呼びかけに応えることなく、さっと去っていきます。情に流される状況ではない・・・三成の態度に、一瞬表情が厳しくなる北政所。信繁を引きとめ、つまらぬ騒ぎに巻き込まれるのはもう、たくさん、と、出家するつもりであることを告げました。
ついてはきりに暇をやることとなったが、きりたっての願いで、細川家に奉公にやることに決まったと。

北政所の部屋を辞した二人。早速いつも通り、やり合います。

「本気でキリシタンになるつもりか。」
「なれませんよ。」

ガラシャ夫人の説得は効いているようです。しかし「でも、信じる思いがあれば、気持ちはもう、デウス様の・・・」とうっとり話すきりを危なっかしそうに見る信繁、。
「遅かれ早かれ、大坂、伏見で必ず何か起こる。不穏な空気が渦巻いている。上田へ帰れ!」
「不穏、大好き!また一緒に乗り越えていきましょう!」
目をきらきらさせるきり。もう、やっとれんわ、と信繁(笑
でも、単なる賑やかしではない、確かに一緒に乗り越えてきたと思いますよ。

一方、三成は、淀の方の元へ、秀頼へ桃の木を土産に騒動の件の詫びを入れに訪れていました。
秀頼を巻き込もうとした三成、冷たくあしらわれます。

「これだけはお胸にとめおかれませ。徳川内府を信じてはなりませぬ。」

言い置く三成。
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3月3日、利家が亡くなって、反三成派への歯止めがなくなりました。
細川家にて、ガラシャ夫人から、七将が石田屋敷を襲うことを聞いたきり。早速信繁に知らせます。

「殿下子飼いの大名ばかり・・・これを恐れていた。助かった。」
「私、役に立ってる?」
「たまーに!!」

いや、これはお手柄です。ガラシャ夫人がいい人ってこともあるけれども。

「今、私を殺してなんになる。徳川を喜ばすだけ。なぜ、それがわからぬ!!」

報せを聞いて怒る三成、文書の保管など、後を信繁に任せて退避していきます。
文書を倉に保護するために信繁は兄、信幸を呼びます。さっと来てくれるお兄ちゃん。良い兄弟です。

「豊臣はこれからどうなる。」信幸。
「わかりません。」信繁。
「太閤恩顧の者同士の諍いがこうも続くと、いずれ、立ち行かなくなるぞ。」

そこへ正則、清正たちが踏み込んできました。
涼しい顔で将棋崩しをする兄弟。
親父様なら碁なんだろうけれども。将棋崩しっていうのがこの兄弟には似合っています。

三成を出せ、と凄む正則に、信幸。

「加藤殿、石田冶部殿との諍いは身内の揉め事で済ませても、我が真田と一戦交えるならば、もはや国同士の戦さでござる。
それをお覚悟の上か。お覚悟の上とならば、お受け申すが。」

信幸、格好いいです。彼も成長しています。
正則が刀を抜いてもびくりとも動きません。そばでさっと構える三十郎。
清正が止め、去って行きました。

しかし、反三成派の追及の手は緩まない。
宇喜多の屋敷に避難していた三成は、秀吉が築いた城には攻めてこまい、と伏見城内の冶部少丸に移っていきます。
ついていこうとする信繁を、ここまでじゃ、と止める三成。まさか死ぬ気なのでは、という信繁の思いを感じ取った三成は。

「案ずるな。私は命を大事にする男だ。自害などせぬ。」

命を大事にする・・・
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成り行きもあるけれども、豊臣家のためにも三成と七将の膠着した状態を打開しようと動く信繁でしたが、正則たちは、全く話しになりませんでした。

三成を捕らえてどうするのか、と信繁が尋ねると、腹を斬らせる、と息巻く正則。

「何の咎で?」

と信繁に問われて、さっと答えられません。理屈は苦手だものね・・・。そもそも思い込みが激しすぎます。

清正が代わりに答えました。己の分もわきまえずに、殿下亡き後の政を意のままに操ろうとしたから。
徳川内府の命も狙った、天下を騒がす大悪人じゃ、と尻馬に乗った正則。

家康の言葉をそのまま信じている彼らを説得する力は自分にはない。誰かに仲裁に入ってもらわねば、と信繁。

まず北政所を頼るも、もう政には口を出さぬ、と会ってもくれません。
淀の方には会えましたが、それは秀頼公のためになりますか、と問われて答えられない信繁。

「徳川内府と冶部は犬猿の仲。秀頼公殿が板ばさみになりませんか?秀頼公殿のためになりますか?」

なるでしょう。むしろ、そういう事態を家康は、待っている・・・信繁、引き下がるしかありません。

病床の刑部、頼れるのは一人だけ、と、苦しい息の下からアドバイス。
そう、家康しかいない。

家康に頭を下げ、仲裁を頼む信繁。

とりあえず信繁の頼みを持ち帰った家康は、これを機会に三成と正則たち七人をまとめて処分するという正信の案を退けます。

「加藤、福島あたりはまだ使い道がありそうだ。そう焦ることもなかろう。
石田冶部は頭の切れる男ではあるが・・・もったいなかったのう。」

下った仲裁は。

七人の武将には、君側の奸、三成を追い詰めたことへの労い。
三成には、蟄居、つまり表舞台からの引退を命ずるものでした。政争に負けたのです。

「なぜだ。殿下に全てを捧げ、殿下亡き後は、豊臣家のために全てを投げ打ってここまでやってきた。
なにゆえ、私が伏見を追われなければならぬ。」

悔し涙を流す三成。

「太閤殿下はわかっておられます。
石田様は誰芳も豊臣家のことを考え、秀頼様のことを思われておられました。
太閤殿下は全て見ておられます。」

信繁は、秀吉の時と同じように、三成を慰めます。

「・・・ひとつだけ頼みを聞いてくれ。虎之助に会いたい。」
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長束正家と加藤清正が信繁に伴われて三成の下へやってきました。

「石田冶部少三成、国許にて蟄居をめいずるものなり。」裁断を読み上げる長束正家。

「謹んでお受け仕ります」三成。

お察しいたす、と長束、言い置いて出て行きました。

残った清正を、目で呼ぶ三成。呼ばれたことがわかる清正・・・三成は清正の耳元で何ごとかを囁きました。
呆然とする清正・・・秀吉の呪いを伝えたのでしょうか?

立ち上がる三成。

「参るとしよう。」

信繁を見て。

「今生の別れだ。」

珍しいです、笑っています。

ひょっとしたら、これが二人が直接会う最後のシーンになるでしょうか・・・
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家康に呼び出された信繁。

「どうじゃ、わしの下で働かぬか。徳川に仕えよ。悪いようにはせぬ。」

秀吉と同じく、人材集めが好きな家康。かつて、仇敵、昌幸の弟、信尹もスカウトしてました。

「お断りいたします。」

「おぬしを買っておるのだ。先々奉行の列に加えてやってもいいぞ。」

「お断りいたします。」

「なぜじゃ。」

「畏れながら申し上げます。石田冶部少様は己が身を省みることなく、誰よりも豊臣家のことを思い、尽くしてこられました。
その石田様を持ってしても、内府様の下では務めることは叶いませんでした。
どうして私なぞに務まりましょう。」

「わしを怒らせたいのか。」

「どう思おうと内府様の勝手でございます。」

「もう一度だけ申す。わしの家来になれ!」

「お断りいたします。」

誰よりも豊臣家のことを思っていたからこそ、排除された三成。
家康の野望を婉曲に揶揄しての、固辞でした。襖も閉めず、立ったまま一礼して去っていく信繁。
家康、激怒・・・

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1年がたって、運命の慶長5年、1600年。

家康は秀頼のいる大坂城に移って、ほぼ天下を治めている。発端は会津に戻った上杉景勝に謀反の疑いが生じたことにあった。
上洛せよとの家康の命を景勝は断固拒否、直江兼続は家康に対する痛烈な批判の書状を送りつけた。(ナレ)

「我らが戦さ道具を集めているとの事なれど、上方の武士が茶器などを集めるように、我ら田舎武士は鉄砲や弓矢を集めるだけ。
そのようなことに拘るのは、天下を預かるお方らしからぬご了見。」

兼続の書状を読んで、楽しそうにくすくすと笑う景勝。いたずらっ子のようです。

「我らに逆心はないと申し上げたはず。にも関わらず、逆心なければ上洛できるはずだと、とは、ふん、赤子の理屈で全く話にもなり申さぬ。
ご分別がついた頃には上洛できると存ずる。

どこぞの誰かのように、太閤殿下のご遺言に背き、証文も破り、秀頼公をないがしろにしたりはいたしません。
左様なことをして天下を取っても、悪人と呼ばれるのは必定。
末代までの恥となりますゆえ。」

ふん、て(笑

まあ、失礼極まりないです。
当然、書状をびりびりと破り捨て、烈火のごとく怒る家康。上杉攻め、決定です。
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自分たちも出陣となるのかどうか・・・真田の三人。

「この期に及んで上杉と戦うことになるとは。」信幸。

「その上杉から密書が届いた。家康を迎え撃つ気満々じゃ。」昌幸。

「お屋形様が・・・」信繁。

信繁は感慨深いでしょう。一度は義を捨てた人が、三成に言った言葉を本当に守ったのです。

「上杉はわしに味方をしろと言ってきた。ともに力を合わせて徳川を倒そうと。
わしはそれに乗ろうと思う。合戦が始まったら、横合いからいきなり徳川本陣を攻める。徳川はひとたまりもあるまい。」

「徳川を倒した先はどうされます。」

「世は再び乱れる。その機に乗じて、甲斐、信濃、駿河。信玄公が治めていた領地を、この手で奪い返す。

小田原の陣で、死を覚悟した北条氏政にわしは言った。
死にたければ死ね、されど生きておればまだまだ楽しいものが見られますぞ、と。

これはわしにとって、今度こそ最後の機会じゃ。
わしの我儘、聞いてくれんか。どうか頼む。この通りじゃ。」

じっと父を見る兄弟。

「父上に従います。」

最初に答えたのは信繁でした。

「徳川家康はもはや太閤殿下のご遺言を踏みにじる大悪党と成り果てました。
許しておいてはなりませぬ。」

「よう言った!」

信幸を見る昌幸。

「そちは・・・」

徳川とは少なからぬしがらみのある信幸・・・

「私は、真田安房守の嫡男、父上に従うに決まっておるではないですか!」

「我ら兄弟、どこまでも父上について参ります。」

良い息子を持った、と息子たちの手をとって喜ぶ昌幸。
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「やはり父上は戦さがないと生きてはいけないお方なのだなぁ。」

兄弟二人になって、信幸、嘆息気味です。
先の姿に、北条や上杉や徳川としのぎを削っていたあの頃を思い出した、と信繁。俺も思った、と言う信幸に、本当によいのか、と尋ねます。

「舅殿と敵味方に別れるが、致し方ない。稲には辛い思いをさせるが・・・
源次郎、徳川がいなくなれば、父上が言うように、また戦乱の世に戻るのか。」

「上杉様には徳川に代わって天下を治めるおつもりはないと存じます。」

「では、どうなる。」

「何とかなります。」

「石田冶部様が戻ってこられるのか。」

「わかりません。しかし、あのお方がおられなくても、新しい世がやってきます。」

宇喜多、刑部、聡明になるだろう秀頼。

「父上には申し訳ないことながら、望まれるような混乱は起きないと私は思います。」

「なにゆえ、父上を欺く。」

「もちろん、上杉に勝利をもたらすため。
真田安房守の力がどうしてもいるのです。」

「策士だな。」

「真田昌幸の息子ですから。」
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大坂城では。
家康が片桐且元に、上杉征伐に秀頼の命、と言う形をとるよう、迫っておりました。
今までのように、へいこらと恐れ入るかと思われた且元でしたが。

「これはあくまでも徳川と上杉の間の諍い。秀頼公のお名を持ち出すのはお控えください。」

おお、突っぱねました。

「徳川内府は老衆筆頭である。徳川を愚弄するは豊臣家を愚弄するも同じ。
これは豊臣と上杉の戦さであろう?」

理屈を捻くり、圧力をかける家康。

「されど、上杉中納言殿は太閤殿下の覚えも目出度く、秀頼公が最も頼りとされる老衆でござる。
豊臣家に上杉を討つ謂れはございません!
秀頼公のお名を持ち出すのはおやめいただきましょう!」

家康も驚く粘りを見せてくれた且元。
今までは少々いらっとした胃弱のシーンでしたが、今度ばかりは労いたくなりました。
しかし、諦めない家康。

「且元には悪いが、ここはぜひにでも豊臣と上杉の戦さにいておきたい。
戦さの重みが違う。」

淀の方の下を訪れます。
秀頼が利用されることを警戒する大蔵に、そのことではない、陣中見舞いとして金と米をを頂きたく参じた、と家康。
あっさりと応じた淀の方は、家康の、すぐに手配して欲しい、との要望に、大蔵に手配を命じました。
席を立つ大蔵。家康、悪い顔です。大蔵が邪魔だったんですね。

「此度は秀頼公より、それがしは、豊臣の軍勢をお借りして上杉を懲らしめんとする戦さ。
ついでに豊臣の旗、幟をお許しいただければ、さらに士気は高まりましょう。」

「好きにせよ。」

旗や幟は大切ですよ~!!

秀吉周辺の人に、信繁以外、全く興味を持っていなかった茶々。上杉家に何の思い入れもなく(溜息

この政治センスのまま、大坂の陣に進むとするなら、信繁、すごく苦労しそうです。
大蔵卿も、かなり難物ですし・・・
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6月18日、家康が豊臣の軍旗を掲げて会津へ出陣し、大坂が留守となった隙に、反徳川勢が宇喜多秀勝の下、集結し、雄たけびを上げました。

「家康の横暴はとどまるところを知らず、すべて太閤殿下のご意思に背くものである。
断じて許すことはできん。
徳川内府を弾劾すべき時がきたのじゃ!!」

そのあと、宇喜多が向かった先で平伏していたのは、三成。

「これで良いのだな、冶部少。」

「あとは要となる毛利中納言様のご到着を待つばかりでございます。」

「もう、後には引けぬぞ。」

「この冶部にお任せあれ。」
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三成が佐和山に蟄居しての政治的活動には、信繁は関わっていなかったのですね。←言うまでもありませんが、あくまでこの大河では、です。

まだ遠かった関ヶ原がぼん、と近づいてきました。

上杉を勝たせるため、秀吉の遺訓をないがしろにした家康を討つ、という大義名分を使った信繁。
言うだけだったの景勝が、本気で動いたことが嬉しかった。
かつ、大徳川が一戦や二戦で滅びることはないけれども、お灸は据えられる。天下への影響力はかなり減るはずです。
徳川が負けても、豊臣政権の骨組みは変わらないだろうというのが信繁の読み。
だからこそ、上杉の一か八かにのった。

それに上杉への情、などという甘ったるい感傷論より、「大悪党」など並べたてた、多分に空虚な大義名分という目くらましこそ、昌幸の大好物ですから。

かつて大大名たちとしのぎを削っていた頃に立ち返ったような昌幸。しかし、徳川滅んだ後の世界を描けない、ビジョンがない。前から真田の領地保全こそが生きがいだったのだから、全く変わっていないとも言えます。でも、それでは新しい世で活躍することは難しい時代になったのです。
そのことを父に突きつけないのは、信繁の優しさであり、したたかさ。

父の思いを汲みつつ、父の勇名を利用した信繁。成長しました。
でも、昌幸は息子に利用されようとしていることを察知していたような気もする。どうなんでしょう。

信繁は、三成を、新しい世に必ずしも必要とは思っていませんでした。
豊臣に尽くす姿にうたれはしても、政治の非情もつぶさに見ていた信繁。いくら有能であっても、官僚の代えはきくのです。
三成の人望のなさ、策謀の拙さは、リーダーには不適合・・・家康への敵意を含めて、三成の行く末に暗雲を感じていたのかもしれまん。

相変わらず何かと自信満々な口ぶりの三成。
ラストも・・・関ヶ原の結果を知らない人でも、この大河をずっと見ていたなら、思わず「大丈夫か?!」と突っ込んでしまうでしょう。

あと、正則たち。考え方が違うとは言え・・・何だか内ゲバのノリだったです(_ _);;

三成が清正に何を告げたのか、気になります。

前田利家の小林勝也さん、出番は少なかったけれども、重鎮として、印象に残りました。
コバさんの且元は、大一番、見せてくれました。今後の且元のあれやこれやを思うと、胃が痛いです。

天下取りを決意してから、家康が積極的に悪人になっています。正信の策略を待つシーンが少なくなりました。
しかし「且元には悪いが」と、以前のちょっとお人好しな部分をちらと見せるのが、さすがでした。

先週の感想で、信繁の目線から見たら・・・と書きましたが、信繁=三谷さん、そして視聴者の目線なのでしょう。
目の前で、一生会えないかもしれなかった天下人の一挙一動、そして日本の政治の中枢が動く現場を見れたなら、の色んなどきどきに共感、共鳴した大坂編でした。

いよいよ関ヶ原。
ついに、真田家が袂を分かつ時がきました。
そして三成は・・・

※来週、真田家最大の分岐点なのですが、感想はうんと短くなるか、もしくは遅れるか、どちらかになりそうです。今でも遅れているけれども(大汗

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2016年8月26日 (金)

仮面ライダーゴースト #44「起動!デミアの恐怖!」、#45「戦慄!消えゆく世界!」

公式サイト

アデル(真山明大)らの狙いはデミアを使って人間界を眼魔の世界と同じにすること。タケル(西銘駿)らはデミアを起動するためのサーバーを破壊しようと行動を開始する。
少年ヒロキ(五十嵐陽向)の魂が肉体から離れてしまった。タケルはデミアにつながった人たちの記憶の中に侵入。ヒロキらの魂を元に戻すため、ゴーストベートーベン魂に変身。音楽を奏で、人々の大切な記憶を取り戻そうとするが…。

 

アデル(真山明大)がデミアのネットワークとつながり、人々の心を支配してしまった。人々を解放するため、パーフェクト・ガンマイザーに挑みかかったゴーストムゲン魂。その瞬間、タケル(西銘駿)はアデルの心とつながり、幼いころのアデルの記憶に触れる。そこで見たものは…。
アデルとつながり想いを伝えれば、暴走を食い止めることが出来るかもしれない。タケルは再びアデルとつながろうとするが、一方のアデルはガンマイザーにタケルら全員の消去を命じる。想いがつながらない両者の戦いの結末は…!?(公式サイトより)

2話まとめて感想を簡単に書きます。

1週飛んだら話の流れを忘れてしまった(大汗

44話の冒頭で、改めて・・・なのかすら忘れているのですけれども、アデルたちは人間の魂を資源にしようとしているということが、仙人の口から語られました。映像ではほとんど描かれていないのですけれどもね(毒

何を企んでいるのかわからなかったゴーストたちの目的を明らかにするって、クライマックスなのになあ。
マコト兄妹を実験ミスに巻き込んでしまったことを龍はどう思っていたのかわからぬまま(連ドラ内で、です)、仙人の謝罪もないまま。
45話で、これまでずーっと引っ張っていたビルズ洗脳をあっさり解いてしまったのには、唖然としてしまいました。イゴールに洗脳されていたことを知らなかったとは言え・・・
洗脳された政府の情報操作を、一社長が謝ったら解除できる、みたいな流れもなんだかなあ。まあ、このへんは枝葉エピだからいいです。
マコトのコピーはどんな命令を受けているのでしょうね。カノンを殺すことに何の意味があるのでしょう。マコトにダメージを与えるためなのか・・・でもコピーもマコトの影響を受けているみたいです。
それより、マコトが、カノンがアランのことが好きなことを知った時が心配かも~

あと、人と、そして家族との絆を断ち、人類の魂を全て我が物にし、眼魔世界の住人の消滅を無視してまで、アデルが実現しようとしている世界、「完全なる世界」って、観念でしか描いていないため、ようわからんです。
視聴者にもわかるように敵の脅威を描いてくれないと、共感できない・・・

そして多分最終回の感想&まとめでも書くと思うのですが、タケルが自分の命を取り戻すために必死になっているように見せてこなかったこと。
自分の命より人のために懸命になってしまう人柄だからこそ、皆に慕われる、という設定なのでしょうけれども、生かしきれてないように思います。

とまあ、ツッコミばかり書いてます、ごめんなさい。

44話、45話は、もしこの2話だけ見たならば、ですが、盛り上がっていて面白かったです。
魂を抜かれる人々の画は中々怖かったし、まさかの高岩さんの再登場もあったし(^^
ライダーたちの共闘は、やっぱりスカっとしますわ。
そして、アランのオナリが最高でした(拍手

ガンマイザーはアデルを捨てて、タケルに乗り換えることを図っていそうです。
母とか子供たちとか、ここへ来てまた新たなワードが登場しましたが、最終回に向けてどう紡いでくれるのでしょうか。

完走まであと少し。
突っ込みつつも、見守り続けます。

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2016年8月25日 (木)

青空エール:映画 

2016年 日本 126分 

公式サイト

原作:河原和音「青空エール」:集英社
監督:三木孝浩/脚本:持地佑季子/製作:市川南/撮影:清久素延/照明:小笠原篤志/録音:豊田真一/美術:花谷秀文/編集:坂東直哉/音楽:林ゆうき
出演:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之、堀井新太、小島藤子、松井愛莉、平祐奈、山田裕貴、志田未来、上野樹里

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「高校デビュー」「俺物語!!」などでも知られる河原和音の人気コミックを、「orange オレンジ」の土屋太鳳と「仮面ライダードライブ」「下町ロケット」の竹内涼真の共演で実写映画化。
監督は、「アオハライド」「ホットロード」「僕等がいた」など数々の漫画原作映画を手がける三木孝浩。

北海道・札幌。野球と吹奏楽の名門・白翔高校に入学した小野つばさは、野球部のトロフィーを眺めていた野球部員の山田大介と出会う。吹奏楽部に憧れるつばさは、「甲子園で戦う大介をスタンドで応援する」と約束を交わし、その約束を実現させるため、2人は互いに惹かれあいながらも、それぞれの部活動に邁進していく。
吹奏楽部の仲間としてつばさを支える水島亜希役で、NHK連続ドラマ小説「まれ」でも土屋と共演した葉山奨之が出演。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

ネタばれなしの感想です。

原作未読です。

このジャンルの映画は滅多に観ないのですけれども、竹内さんがライダーを卒業してからの初主演映画、ということで、ご祝儀代わりに鑑賞しました。

アイドル青春映画ど真ん中の作品。
内容は予想以上でも以下でもありませんでしたが、エピソードの抜粋や主なキャストの見せ場の作り方など、デレクションが手馴れていたので、2時間強、飽きずに観れました。
家族のエピソードをばっさり端折って、生徒たちに照準を合わせたのは良い判断だったと思います。
TVドラマ「仰げば尊し」では全く描かれていないパー練(パート練習)をちゃんと描いていたのにも、好感が持てました。パー練で合わせてからの、仕上げとしての全体合奏ですから。

登場人物が皆、最終的にはいい子であることや、メインの二人がキャラも含めて体育系なこともあって、陰影は少なかったかもしれません。
少女マンガが原作だそうですが、テーマが野球と吹奏楽部、ということで汗臭くもあり、往年の日活青春映画のテーストを感じました。
家族を描いていないので松竹でもなく、大映ドラマのような奇想天外さもなく、東宝のようなお洒落感もなく。配給は東宝ですが。

この手の映画は、印象的な若手の俳優さんを見つけるのも楽しみの一つ。
朝ドラや「下町ロケット」などのキャスティングがダブっているのは、それだけ彼らが注目されている、ということ。

志田未来さんはもう別格として、一番印象的だったのは、ヒロインが1年の時のパートリーダー、春日を演じた小島藤子さん。すでにキャリアも長く、今後が楽しみです。
エリート水野を演じた葉山奨之さんの、影ある表情も印象に残りました。
ヒロインの親友を演じた松井愛莉さんの、ヒロインとは対照的な軽さが意外と(汗)、はまっていました。
野球部マネージャーの平祐奈さんは「立花登青春手控え」の生意気お嬢様、「すえ」。気の強そうなキャラが作品に鋭角さをもたらしていたと思います。同じく、名前はわからないのですが、ヒロインの後輩でクラリネットパートの女の子も、不満げな表情が印象に残りました。
ぶきっちょキャラを演じられた土屋さん、ヒロインならではのプラスアルファーが欲しかったのですが、ヒロインがステロタイプに徹することで風通しが良くなる作品だから、これはこれで。
堀井新太さんと山田裕貴さん、もう少し出番があったらなあ。でも少ないシーンでもちゃんと持っていってたのはさすがでした。

上野さんの指揮演技、リズム感が良くって・・・千秋先輩よりうまいんじゃないかな(^^;;
「スウィングガールズ」からもう13年。あの時の元気一杯のおちこぼれ部員が今や顧問とは(違)。
あの映画のファンとしては嬉しいキャスティングでした。

で、竹内さんですが。
「時をかける少女」もそうだったけれども、泣くシーンがいいんですね、この人。
その代わり、ラブシーンはこれからかも。ヒロインに向ける何気ない笑顔が、緊張しているように見えるのです(^^;;
でもチャラくない、ちょっと不器用なところが魅力とも言えます。
体格も良いし、これくらい真っ直ぐな体育系キャラで主役を張れる人は他にいないと思う←欲目入ってます(汗

他にいないだけに、役が難しいだろうけれども・・・いい役に恵まれますように。

期待してます。

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2016年8月24日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第26話「大切な日を守りたい」

公式サイト

大和の大学時代の友達・ダイチが結婚することに。結婚式当日、招待された大和だけでなく、レオたちジューマンと操も大地のはからいで式を見せてもらえることに。ところが、式の途中でデスガリアンの反応が。レオたちは、式に出席中の大和には知らせず、5人だけで駆けつける。すると、そこには結婚式をぶち壊そうと企むバングレイがあらわれた!(YAHOO!TV より)

バングレイがレッドさんにちょっかい出すのは「記憶の繋がりを切っても動じなかったため」(公式サイトより)なんですね。
ならば現実の繋がりを断ち切ろう、ということで、レッドさんの友人を狙うバングレイ。

今回は非情なバングレイがメインで、新規のお茶目なデスガリアンが登場しなかったためもあり、シリアスなテーストでした。
レッドさんの繋がりを守るために必死で戦うメンバーたち。思わず次回に続くのかしら、と思ってしまうほど熱いバトルでしたが、ハルバゴイが身代わりになっての巨大ロボ戦で、トントンと収めておりました。
やっぱりゴリラ体よりイーグル体のレッドさんの方が好みです(^^;;

で、ラリーさん、再登場。鳥男と再会するも、仲がいい、というわけではなさそうです。

バングレイは人々の記憶から何を探しているのでしょう。
ジュウオウジャーがバングレイにも反応するのには、何か理由があるのでしょうか。

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2016年8月23日 (火)

真田丸 第33話「動乱」

公式サイト

秀吉の遺言をことごとく無視し、自らの影響力を強めていく家康(内野聖陽)。三成(山本耕史)は家康を討つため伏見城下の徳川屋敷を急襲することを決意するが、暗殺計画は本多正信(近藤正臣)に漏れてしまう。正信は諸大名に危機を訴え屋敷の守備に駆けつけるよう呼びかけ、徳川につくかどうかを試す。一気に形勢不利となった三成を救うため、信繁(堺雅人)は、昌幸(草刈正雄)のもとを訪ね、思いもよらぬ提案を行う。(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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おとな衆って、老衆と書くのですね(汗

三成は、ついに徳川屋敷を急襲し、家康の首を取ることを決意しました。

「今、ここで家康を討ち取ってよいのか、それが豊臣のためになるのか、私には皆目わかたぬ。霧の中だ。」

こんなに迷っている源次郎様を見るのは初めて、と三十郎。

「かつては真田のためにと、それだけを考えればよかった。今は違う。
だが、やると決まったならば、討ちもらすわけにはいかぬ。」

さっと奇襲策を提示する信繁。

直後、信繁は治部少丸で、江雪斎と再会します。転々としたあと、今は金吾中納言に仕えているとか。しっかり生きてられました。
ただ、三成サイドから見るといやな予感しかしないと思ったら、案の定、本多正信のスパイでした。加えて金吾中納言・・・小早川秀秋に仕えているというのが一番の不安要素です。結果はわかっていてもです・・・
江雪斎、北条氏政に対する献身を思うと、決して利で動く人ではないと思う。人間関係はなんて難しんでしょう・・・

正信から三成が今宵挙兵する、との情報を聞いて「江戸に帰る」と家康。

「ここで逃げては徳川末代までの恥」
「まだ死にとうないわ」
「こういうのは如何でございましょうな。
石田冶部は密かに事をなしたかったようですが、これを大事にしてしまう。この屋敷を守るように伏見在住の諸大名たちに呼びかけます。
豊臣恩顧の大名たちがどれほど使えるか、見極める折かと。」

「面白い。」

弱気な表情から一転、悪い顔になる家康です。

徳川屋敷に鎧武者が集まっているのを見て、計画が漏れたことを知る三成たち。
宇喜多は、夜を待たず、すぐに繰り出そうと言いますが、信繁は止めます。

「ここはいったん諦めるべきかと存じます。下手をすれば伏見が戦さ場になりかねません。
引きましょう。事前にもれてしまっては、もはや奇襲とはなりません。」

「ここで引いてしまっては、徳川がよりいっそう勢いを増すだけだ。」三成。

「しかし、」

「大義名分がこちらにあることを知らしめる。これから大坂に向かい、秀頼公より徳川征伐のお許しを頂いてまいります。」

うーん、見切り発車ですやん・・・それに信繁の言うことは全く正しいのに。聞かずに突っ走る三成。

「徳川以外の老衆が皆、こちらに付くのが肝要。」

金吾に毛利を、信繁に上杉を説得するよう言い置いて大坂に向かいました。

こうなったら石田様についていくだけ、という信繁。しかし金吾は、毛利を説き伏せるのは気が重い、と意気消沈。親戚ったって、名門小早川家にとっては、自分は迷惑な養子であることを重々わかっているみたいです(涙
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上杉屋敷。

「これ以上、お屋形様を巻き込むのは勘弁してもらいたい。
おぬしが頼めば、必ずあのお方はできぬ約束をされる。
わしはもう、お屋形様の苦しむお姿を見とうはない。」

加勢を頼みに来た信繁を断る兼続。彼ら二人の会話を外で聞いている景勝。

「徳川内府を抑えられるのは上杉様をおいては他にはございませぬ。」

「その徳川を敵にまわしとうないのだ。」

「徳川は240万石。上杉様と毛利様、宇喜多様を足せば287万石。十分互角でございます。
どうかお力をお貸しいただきとうございます。」

「これ以上時間の無駄である。」

「残念でございます。」

信繁は断られるのを予想していたと思います。さらっと引き下がる。

「すまぬ、源次郎。」

一人佇む景勝。
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真田家にも徳川から、屋敷を守る旨の文が届いていました。
今更徳川のために戦えるか、と昌幸。
父上はそれでよろしいかと、と信幸。でも自分は行かないわけにはいかない。

「お前はどうするのだ。」信幸。
「冶部少丸に戻る。」
「敵味方に別れて戦うのだけは、かんべんしてくれ。」
「戦さにならぬことを祈るのみです。」

そこへきりが信繁を呼びにきました。北政所が呼んでいるとのこと。

「殿下の死が公になってから、まだひと月もたたぬと言うのに、なんですか、この騒ぎは。」

北政所、怒っています。脇に控える金吾に、毛利の説得は、と尋ねる信繁。おどおどと、まだ言っておらぬと、答える金吾。このことも北政所の逆鱗に触れてしまいました。

この子をごたごたに巻き込むのは止めてちょうでぃあ!
あんまり難しいことを考えるのは得意ではないんだで。」

わが子を守ろうとする母の怒り。今までで一番の叫びでした。

さらに、「あの子たちも随分悩んでおったわ。」と、加藤清正と福島正則が相談に来た時のことを話します。

「佐吉に味方するか、徳川につくか、どちらが豊臣のためになるのか、さっぱりわからん」と悩む清正たちにばしっと言い聞かせる北政所。

きまっとるがね。徳川様をお守りするんよ。
佐吉はいくら内府様が憎いとは言え、伏見で戦さなどあってはならぬことだわ。
戦さのない世の中をお作りになったのは殿下です。
殿下の命に逆らうものに味方などしてはいかん。」


これで清正も正則も徳川につきました。

佐吉ももう少し賢いと思っておったんだがねぇ。買いかぶりやったかねぇ。」

「石田様の豊臣家を思うお気持ちは誰よりもお強うございます。」

「とにかく、此度のこと、私は決して認めません。佐吉に言って、すぐに止めさせなさい。」

信繁のフォローも剣もほろろ。
三成・・・清正たちみたいにうまく北政所に甘えられなかった年少期が目に浮かびますよ(涙

それに北政所の言葉は正しい。庶民にとって、豊臣だろうが徳川だろうが関係ない。戦さの世こそが一番大事なのです。それを自ら壊すとは・・・

北政所の怒りを目のあたりにして、三成に味方するものはほとんどいないだろうことは確実、きっと一人になるだろう三成、これは負け戦・・・いや、だからこそほっておけない・・・迷う信繁。

自分は三成の気持ちに同化しすぎて、周りが見えなくなっているのかもしれない。きりの意見を聞きます。
おまえは煩わしいことも多いが、って正直すぎる(笑
「偏りなくものを見ている」ってきりを認めはじめているようです。

「石田様、しまったと思ってらっしゃるのでは。」
「そう思うか。」
「男の人って、妙に誇り高いところがあるから、止めたくても止められないんですよ。
特に自分から言い出したことだから。そんな気がしますね、私は。」

党利党略、政治なんか関係ない。一人の人間として三成を見ているきりちゃん。
信繁も思わず納得、戦いを避ける方向に動くことを決心するのです。
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大坂では三成が、千成瓢箪を旗に使うことを願い出るも、旗になどしたら、もし、万が一こちらが敗れた時、徳川に豊臣が負けたことになる、と大蔵卿局に拒まれます。
最もな言い分です。そして前田利家に却下され、万事休す。
徳川を倒すための根回しもなく、気も熟していないのです。三成の私闘に見えても仕方がありません。
三成も、もう気がついているはずなのだけれどもなぁ・・・「振り上げた拳」なのね・・・

次々と大名が集まる徳川屋敷。
正信親子は、先だって家康の命を狙ったのも三成の手の者だと、本当は何の確証もない噂を吹聴しておりました。汚い手を使って、と激昂する大名たち。
当たらずとも遠からずであることを知っている信幸は、複雑な表情。
「石田冶部は何としてもわが殿を亡き者にしたいようですな」との正信の言葉に、成敗してくれる、と気炎をあがる人々の中で、徳利を割る清正。
そのままの勢いで治部少丸に押しかけ、大坂から帰ってきた三成に面会します。

皆と同じく詰りにきたのか・・・いや、説得にきたのでした。

「悪いことは言わぬ。兵を引け。」

「それは出来ぬ。お前こそ、なぜ徳川についた。」

「徳川内府は太閤殿下に後を託されたんだ。無闇に殺すわけにはいかぬ。」

「なぜ、徳川の魂胆がわからぬのだ。」

「お前が内府を憎んでいることは、よーくわかった。
だがな、力ずくで相手を倒そうなどと、お前らしくなかろう。どちらかと言えば、わしだ。」

「やらねばならぬ時はやるのだ。」

「お前はそういう男ではない。」

「私はそういう男だ。」

意地を張り続ける三成にぐいっと近づく清正。

「わしにはわかる。
よっぽどなんだろう?よっぽどなんだよな。」

「何を言っておるのだ。」

「振り上げた拳、どうしたらよいのか困っておるのだ。
だったら、わしと相撲をしようじゃないか。」

「徳川屋敷へ帰れ!」

「まことの戦さになったら、わしはお前を殺すぞ!」

「望むところだ!」

ガキの喧嘩です・・・。「どちらかと言えば、わしだ」には、思わず笑ってしましました。でも、本人たちは命がけ。
「よっぽどなんだよな」には思わず涙。
詳しい事情はわからないけれども、三成がこれだけ激昂するには、徳川方からよっぽどの何かをされたに違いない。清正にはわかっている。
でも、言わない三成。
相撲、とってあげようよ・・・(涙
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自分は大坂を説得できなかったのに、信繁たちが上杉、毛利を説得すのを失敗したのを忌々しそうに聞く三成、先日、ただ一人三成屋敷を訪れた細川忠興を説得に出かけます。

「前から感じておったのが、どうにもいらっとさせる男だ。」

宇喜多の三成評に頷く金吾です・・・今回、金吾の表情がワンシーンに必ずワンカットは入っており、それぞれが微妙に違う表情だったことに、彼の揺れる気持ちを感じました。
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手土産に干し柿を持参しての三成。いつものとおり、世間話などという無駄を一切省いて、加勢を頼みます。
干し柿を手にする忠興。
身内と言うだけで出世した加藤清正や福島正則は大の苦手。だから徳川にはつきたくなかった。

しかし、三成はもっと嫌い。

干し柿で釣ろうなどと、安くみるにもほどがある・・・まあ、理由はそれだけではないでしょう。

「おぬしには怒りを覚える!帰るがよい!
これより内府に味方する!」

悔し涙する三成(つД`;)

話のつなぎのアイテムとして干し柿を持ってきたなら、そういう風に使おうよ、三成さん・・・
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真田屋敷。

すべては父上の出方にかかっておりまする、と信繁。

「何卒兵をお貸しください。」

「わしが石田冶部に加勢して何になるか?」

「石田様にではなく、徳川様におつきいただきたいのです。
父上が徳川につけば、石田様もあきらめがつきます。」

「そういうことか。」

「石田様をお救いいただきたいのです。」

全てを飲み込んだ昌幸。

「わしゃ、徳川に行くぞ。」

「ありがとうございます。」
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戦支度も物々しい刑部屋敷。そこへ三成が訪れます。これはついに刑部が病を押して自分に加勢してくれるのか・・・

「冶部殿、泣いておるのか。」

「お体案じ、敢て今まで声をかけませんでした。
だが、持つべきものは、やはり友。今こそ大谷刑部のお力がなくてはならんのです。
体がきつければ、輿をよこさせましょう。」

「冶部どの。勘違いするな。私がこれより参るは、徳川屋敷。

 

内府殿から書状が届いた。泰平の世に逆らう不埒者が、徳川屋敷の襲撃を画策しているという。ぜひとも警護に加わって欲しいそうだ。」

「気でも触れたか!」

「おぬしは間違っておる。徳川内府が要となって秀頼様をお守りしていく。それ以外に豊臣を守る道はない!」

ずいと近づく三成。

「ここだけの話にして欲しい。

 

太閤殿下は、亡くなる直前に私の耳元で言われたのだ。
家康を殺せと。」

「死を前にした老人の世迷言に振り回されるな!」

「今の言葉、例え刑部殿とは言え、許さぬ!!」

「徳川内府を殺して、その後はどうする。
おぬしが、自分が政の要となるつもりか。」

「他におらぬならば。」

「おぬしに人がついてくるのか。」

「やってみねば、わからぬ。」

「ならば、今宵、どれだけの大名がおぬしに従った。徳川屋敷はでに大名たちで溢れておる。」

三成の肩をがっつりと掴む刑部。

「まだ間に合う。今、兵を引けば、咎められることはない。」

「もはや手遅れじゃ。」

「おぬしを咎めるものがおれば、わしが抑える。」

刑部の手を振り払う三成。

「これまででござるな。」
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徳川屋敷に来た刑部を、天下の侍に来てもらって嬉しいと、出迎える、家康と正信。

わが主のために、君側の奸、石田冶部少を懲らしめてくださりませ。」正信。

「誤解なきよう、申し上げる。それがし、内府殿のために参ったのではござらぬ。
太閤殿下の築かれた、泰平の世を乱す者を正すのが、我がつとめ。
大谷刑部は、秀頼公の家臣ござる。」

大向こうが聞こえてきそうです。

「お言葉を抑えられくださりませ、大谷様。」

つかさず、正信、完璧な悪役。気持ちよいです。

まあ、よいではないか、さすが豊臣家随一の忠臣、言葉の重みが違う、と家康。全くのおべんちゃらだけではないのよね、この人の場合。三成が勝てるわけがないわ・・・

その時昌幸参上。

「徳川内府のお命、身命を賭してお守りいたす。」

刑部とも目と目と合わせ、黙って頷きあう昌幸。
信幸、いったんは驚きますが、すばやく父とアイコンタクト。さっと父の側に移り、何事もなかったかのように父をアシスト。
家康と正信は意外そうな面持ちの中にも警戒心を漂わせています。

早々に徳川屋敷の絵図面を開いて作戦を説きだす昌幸。え、昌幸が軍師?という流れに異を唱えたのは清正。

「何故、安房守殿が仕切っておいでだ。」

「ご意見あれば、名乗ってからにしていただきたい。」

さすが。機先を制するのが絶妙です、この親父。

「加藤肥後守清正。」

「はい、加藤殿。」

「某は肥後20万石の大名である。何故信濃の小国を治める真田殿に従わねばならんのか。」

うわ~。この清正の物言いには反発を覚えた大名も少ないでしょう。小国であろうと、真田は秀吉が引き上げた出来星大名とは違うのです。三成と同じく、不器用な人です。

「ここは安房守にまかせようではないか。上田の戦いに徳川の大群を打ち負かした男じゃ。」(このセリフ、細部が曖昧です;;)

刑部がナイス・アシストしてくれました。家康、正信は当然微妙な表情(汗

「わしは安房守で依存なし。伊達越前守政宗!」

細川忠興も同調します。勢いは完全に昌幸へ。
清正に問う昌幸。

「いかがかな?」

「お願いいたす。」

清正、ものすごくあっさりと受け入れました。
皆が感じた違和感を払拭するためにわざと異議を唱えたのか・・・いや、天然な清正にはそれだけの策は思いつかないだろうなあ。でも、こういうところ、細川のような同僚には受けずとも、部下には慕われたのだろうと、あれこれ推測。

「石田冶部は徳川内府殿を逆恨みし、秀頼公を意のままに操り、政を独り占めしようと図る大悪党。
これより、これを迎え撃ち、隙あらば返り討ちにいたす!」

昌幸の勇ましい言葉に奮い立つ人々。本心じゃないのになあ。正信はずっと懐疑的な目つきをしております。
ともかく、会議のリーダー権を完全に握った昌幸。信幸もさすが慣れたもの、アドリブでいい仕事をしていました。阿吽の呼吸です。
皆の物々しい名乗りが響き渡るのが、何だか可笑しかったです。
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圧倒的に不利な三成。それでも「我らだけで戦う」。
信繁、まだ止めない。
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上杉屋敷にでにて、上杉主従。

「徳川屋敷はどうなっておる。」

「すっかり守りを固めたようでございます。」

「石田冶部はどう出る。」

「ああ見えて、目先の利で動くような男ではありません。」

「義のためなら、命も捨てるか。」

「それが出来る男です。」

兼続、三成に対する評価にブレがありません(涙

「・・・では、わしはどんな男じゃ。」
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冶部少丸で、そろそろ、と遠くを見やる信繁。
徳川屋敷では、頷き合う昌幸、信幸。

出陣直前の三成に、大谷と真田の旗が揚がった旨、報せが入りました。

刑部は知っていたが、真田まで・・・

「石田様、ここまででございます!今ならまだ、収まりがつきます。」

ついに止める信繁。三成には、自分が間違った時は遠慮なく教えてくれ、と言われた。今がその時。
三成もこの言葉は覚えているはず。思ってもない言葉を喋れる人ではないのだから。

見詰め合う二人。

「もう、遅い。
たとい出陣せずとも、私は秀頼公の許しを得ずに徳川攻めを企て、世を騒がせた。
私は惣無事令に反したのだ。徳川内府がそこをついてこぬはずがない。どうせ腹を切るだろう。
今から徳川屋敷に乗り込み、討ち死にするのみ!」


例え家康の罠に落ちたとしても、自分に非があることは全部わかっているのに・・・

「諦めてはならん!まだ手はあるはずじゃ!」宇喜多。

「宇喜多様はどうかお引き取りを。これはあくまで石田冶部一人が引き起こしたことでござる。
宇喜多様は老衆として、この先も徳川内府の身勝手を諌める役がございます。生きていただかねばなりませぬ!」

三成の前に立ちはだかる信繁。

「どけ!」

「どきませぬ!

 

石田様は常に天下の安寧をために働いてこられました。
時には太閤殿下にさえ、逆らった、命がけで天下万民に尽くした姿を私は見てきました!
あなたしかなし得ないこと、己の欲で動く徳川内府には思いもつかぬことでございます!

 

死んではなりませぬ!」

「源次郎の申す通りじゃ。」

いつの間にか景勝が兼続とともに訪れていました。

「お屋形さま・・・」

驚く信繁。

「石田冶部。ここまでにしておけ。」

「そうはまいりませぬ。」

「今日のところは諦めるのだ。」

「今日がなければ、明日はありませぬ。」

「徳川内府はわしが倒す。」

「お屋形様!」

信繁、吃驚し、兼続の表情を見ようとします。が。

「お屋形様は本気になられた。」

おおっ。

「殿下の御前で、われは誓った。その誓いを破るものは義を知らぬ者。義をないがしろにする者。
わしは断じて許すわけにはいかぬ。
大いくさじゃ、われらで。徳川に大いくさを仕掛けるのだ。
義はこちらにある。その時は必ず、来る。
今は命を繋ぎ、時を待つのだ。」

そして、泣きそうな顔で立ちすくむ三成を、しっかりと抱きしめるのでした。
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三成が攻め込んでこなかったことに拍子抜けというより、安堵した家康。
「わしは決めたぞ。石田冶部のおかげじゃ。」
この一件で、豊臣恩顧の大名が自分の一声で集まること、負け戦に怯える可能性がないことを確信し、ついに天下取りを口にしました。
すべては家康をその気にさせる正信の策だったのですが、その策に乗ってみる気になったのです。

目標が定まり、晴れ晴れとした主従の前を、真田昌幸が悠々と帰っていく。
正信の表情がまた陰るのでした・・・
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今回も長くなってしまった(大汗
次回こそ、もっとセリフやシーンをチョイスしなければ・・・でも、今回もどのエピも濃くって、過去のエピと巧みに紡がれていて・・・これだけ書いても、また新たに感想が湧いてきてしまって。

追い詰められていく三成の悲劇一色ではなく、昌幸、信幸たちから醸し出される可笑しみが渾然となっていていた回でした。

今更ですが、「あれ、この人、こんなんだったけ?」というブレや断絶が全くありません。
あのエピがあったからこそ、というシーンばかりでした。
ゲスト的なキャストの皆さんの存在感も素晴らしいです。
何となく影の薄かった細川忠興に、あんなに罵倒されるなんて。

三成をここまで追い詰めたのは、直接的には「君側の奸」の会議。
景勝がいつもの通り、できもしない約束をしたことで、かえって三成が家康の罠にはまるのを助けた形となった、あの会議でした。
それでも国を守るためには、兼続の言う通り、徳川を敵にはできないのです。
でも、ついに、ついに決意した上杉景勝。兼続が、本気になられた、というだから、もう間違いありません。
この決意が裏目にでることはわかっていても、三成が救われるシーンとなっていて、思わず涙しました。

清正、理由はわからずとも、三成がここまでするには相当なことがあったのだと、察してくれました。
でも、秀吉の遺言は刑部には言えても、清正には言えない。
きっと暴走して、破滅するだろうから。自分でさえこんなに振り回されているのに。

「老人の世迷言」さすがは刑部。しかし秀吉を貶める言葉に反発する三成・・・本当に呪いの遺言です。
清正まで呪いに巻き込むわけにはいかない、それが三成のせめてもの優しさだったのかも。しかし、二人の対立はついに決定的になってしまいました。

三成。遺言さえなければ、家康を憎々しく思っても、豊臣家存続のために頑張ったかもしれないのに。

歴史に「if」はないんですが、改めてあれこれ考えてしまいした。

真田家の連携プレーがお見事でした。
ここしばらくしょんぼりしていた昌幸が、久々に曲者感たっぷりな大物に蘇ったのも嬉しかったです。

気になったのは、伏見の騒ぎを何も知らされない淀君。
大坂の陣の時もこんな感じなのかなぁ。それとも対比となるのでしょうか。

三成が振り上げた拳を下げるまで。きりちゃんの言う通りでした。
身から出た錆とも言えます。
それでも、不憫で不憫で・・・(涙

信繁目線ではまた違う感想が書けそうなのですが、あまりにも長いので終わります。

関ヶ原の終息まで、後3話くらいなのでしょうか・・・

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2016年8月19日 (金)

動物戦隊ジュウオウジャー 第25話「アンハッピー・カメラ」

公式サイト

大和を元気づけたい操は、宝物の釣り竿をプレゼントしようとするがレオに阻止され、2人の仲に亀裂が…。そんな中、操は試供品の“撮ると幸せになるカメラ”をみつける。操が、そのカメラで大和たちを撮影すると、撮られた人は写真の中に閉じ込められてしまう。これはデスガリアンのプレイヤー、ジャシンガーの仕業だった。残ったのは操とレオだけだったが、お互い気が合わず…。(YAHOO!TV より)

簡単感想です。

バングレイ、地球の人類相手にゲームをするより、レッドさんをいたぶる方が楽しいとのこと。早々にデスガリアンの下を去っていきました。
なぜレッドさんに構うのでしょう。伏線回収が楽しみです。

ジュウオウジャーの方は、ザワールドさんとイエローさんの凸凹コンビ。
内省的なブルーさんは、多少ともなりザワールドさんのコンプレックスを理解できるけれども、オラオラ系のイエローさんには無理でしょう。でも、マイペースなところは似てますな。なので気は合いそうにないんだけれども(苦笑
二人の掛け合いは面白かったです。
まとめ役のレッドさんは苦労しそう。シロさんのサポートに期待です。

今回は何と言っても、バングレイと対決していたはずが、ラスト、何ごともなかったかのごとく帰ってきたクバルさんです。
自分の星を滅ぼされていた、というのも意外でした。それなのにジニスの下で働いているのはなぜ?

バングレイと何らかの協定を結んだのか、それとも記憶操作されたのか・・・多分前者だとは思うのですが、さて?

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2016年8月16日 (火)

真田丸 第32話「応酬」

公式サイト

上杉景勝(遠藤憲一)、宇喜多秀家(高橋和也)など有力大名たちによる政権運営が始まる。家康(内野聖陽)と三成(山本耕史)は、お互いに宴を開いては、自分の陣営の大名を増やそうと躍起になる。加藤清正(新井浩文)や伊達政宗(長谷川朝晴)も徳川に傾き、次第に三成の形勢は不利に。信繁(堺雅人)や大谷吉継(片岡愛之助)がいさめるのも聞かず、三成はある行動を起こす。(YAH0O!テレビより)

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引用したセリフは全て概略です。
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出浦昌相は全身に火傷をおって、佐助を伴い療養中。一命は取り留めたようですけれども、今までのように動けるかどうか・・・

家康の暗殺を三成に頼まれたことを、息子二人に明かす昌幸。
しかし信幸は昌幸の、世が再び乱れれば真田の出番もある、という野心を見抜いていました。

「信濃・・・信玄公のご領地をこの手で取り戻す。そのためには一度乱世に戻すしかない・・・ふぅぅ。しかしその夢も露と消えたか。」

暗殺に失敗した上に盟友を失いかけた昌幸。かなりがっくりきています。
そこへ、きりが信繁を呼びに来ました。

徳川屋敷では。
昨晩襲ってきた賊は何の手がかりも残さずに消えたと、本多正信。

「殿、どうせ命を取られるのなら、思い切って天下を取ってしまわれるというのは、いかがでしょうか。」

「くどい。」

家康はまだ逡巡している風ですが・・・
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秀吉崩御。

しかし政は止められません。信繁、且元にてきぱき指示する三成。

しばらく秀吉を伏せる。伝えるのは5人の大人衆と奉行の面々、その他はごく内密に。
遺体を甕につけて塩漬けにし、一番奥の倉の目立たぬところに安置する。

塩漬けについては、北政所が思わず声をあげました。

「私の聞こえんところで話してくれんかねぇ。」
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三成に家康暗殺未遂事件のことを問う信繁。

「昨夜、徳川屋敷に賊が入りました。」
「聞いておる。」
「賊は徳川内府の暗殺にしくじった様子。」
「それも聞いておる。」

とぼける三成・・・立ち去ろうとした信繁に、三成。

「おぬしの今後だが、殿下の馬廻り役だったおぬしの任も終わる。改めて秀頼公の馬廻りに任ずることもできる。
どうしたい?」

人の気持ちを聞くなんて、珍しいです。

「私が決めてもよろしいんですか?」

「望みがあるなら申してみよ。」

「石田様の下で働きとう存じます。もうしばらく冶部様のお手伝いをさせていただけませんか。
今こそ、殿下にご恩を返す時と心得ます。」

「私はほとんど間違えることはないが、ごくたまに誤った決断をすることがある。
そんな時は遠慮のう、教えてくれ。」

「喜んで。」

「豊臣家の正念場だ。よろしく頼む。」

秀吉の執念が二人を動かす・・・
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秀吉の死を聞いた家康。
一人手を合わします。

そしてすぐさま秀忠を江戸に戻るよう、命じます。
畏まりました、と秀忠。が、何故?と尋ねて
「たまには頭を働かせろ!」
と一喝されてしまいました(笑
この大河の秀忠のキャラがだいたい推測できるワンシーンでした、
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家康の出方を憂慮する三成、用心深い人だから、すぐさまおかしな動きをするとはとても思えぬ、と言う信繁を「甘いな」と一蹴。
焦るあまり、すぐにでも家康排除に動き出しそうな三成を案じる刑部は、上杉も宇喜多にも徳川に張り合う力はまだない、と現状を認識するよう、諭します。
家康に対抗できそうなのは前田利家くらい・・・しかし、老齢の上、病に臥せっている利家は当てになりそうにありません。

5人の大人衆と5奉行、信繁たち、今で言う秘書官のような人たちがそろって評定が始まりました。

まず、葬儀は朝鮮に留まる全軍の引き上げが済んでから執り行う。それまで秀吉の死は公にしない、という案が、三成のリードで採決されます。
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ひとりひとりの花押を取る三成、信繁に愚痴ります。

「殿下がご存命の時は、殿下の鶴の一声で全てが動いた。
これからは何を決めるにも、十人の同意を揃えねばならぬ。
疲れる。」

家康もそう思ってますよ・・・

「しかし、大事なことです。」

「誰か一人に力が偏らぬようにするには、このやり方しかない。」

「石田様にしかなしえぬことです。」

「私もそう思う。」

そう思ってても口にしちゃねぇ(苦笑
相手が三成をよく知っている信繁だからいいけれども(溜息
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さて三十郎が信濃から出てきました。三成のアシスタントになって忙しくなるであろう信繁の世話をさせるため、信幸が呼び寄せたのです。

夕餉の席に、並んで座る、稲、おこう、春。稲とおこうはそれなりにうまくやっているようです。
女性たちから、すでに秀吉の死が世間に広まっていることを知る、真田兄弟。
三十郎は、昌幸が以前と比べて随分くたびれている、と。

夜の庭で一人ごちる昌幸。

「帰りたい・・・」

夢をともに実現させようとしていた出浦もいないし。うらぶれています。
一方、真田兄弟は豊臣家を巡る混乱の只中で、必死に触覚を動かしています。

近頃、本多正信が盛んに伏見在住の大名たちを屋敷に招いて宴を開いているらしい、と信繁。

「俺もそれで呼ばれた。」信幸。
「やはり。」
「気になるか。」
「気になりますね。」

稲とおこうのこといい、しきりにいっちょ噛んでくる三十郎。こんなキャラだったっけ(笑
そう言えば信繁と梅の結婚の時は、きりちゃんと勘違いしてましたな。

もうひとつ気になることがある、と信幸。
それは秀忠が江戸へ戻ったこと。

「戦支度かと思ったが、殺気だった様子はなかった。だから、余計に気になってな。」

それまで一人離れて酒を呑んでいた昌幸。

「信長の二の舞を避けたのじゃ。
織田が滅んだ一番の原因はなんだ、信長が死んだ時、嫡男、信忠も討たれたからじゃ。
家康は息子ともども、ここで討ち死にしては徳川が滅びると考えた。
それゆえ、秀忠を江戸に帰したのじゃ。」

「なるほど。」信繁
「さすが、父上。」信幸

真田家の今後に繋がるシーンでした・・・
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北政所と茶々を見舞う阿茶局。
秀吉の葬儀が未だに執り行われていないことを、いたわしい、と御為ごかしに話しています。
家康一人で決めれば、万事はかどるのに、三成がどうしても加わりたいと言っている、と。

「佐吉がそんなことを。」
「殿下の葬儀の日取りが決まらぬのもそのせいでございますよ。」

毒針です~

早速、家康を呼ぶ北政所。

「これではあまりに殿下がお可哀想です。」
「それがしもそこのところは気になっており申す。
石田冶部にも、何をもたもたしておるのか、きつう叱りうけておきまする。」


とぼける家康・・・
さらに三成が呼ばれます。

「それは違います。
殿下の葬儀は、海を渡った兵士たちが全てこちらに戻ってからと、すでに決まっておりまする。」

「左様でしたか。」
「内府様もご承知のはずですが。」
「何を信じてよいものやら。」

いくら北政所が聡いとは言え、情報が入ってこない状態では、判断のしようがない、ということ。
それにしても、三成、信用されていないなあ。あれほど長い間秀吉の側近をしていたというのに・・・(_ _);;

伊達も、長宗我部も・・・徳川屋敷に招かれた信幸から、その宴の賑わいっぷりを聞いた信繁、三成に伝えます。
大名を引き込むつもりだ、負けてはおれん、われらもやろう、と催したのはいいけれども、やってきたのは、宇喜多、小早川、且元といつもの面々のみ。長束正家は初登場でした。とにかく、寂しい・・・
やっと細川忠興が訪れましたが、三成、後は任せた、とさっさと引っ込んでしまいます(溜息

忠興は帰宅した後、言って損した、驚くほど寂しい宴だった、とガラシャ夫人に話します。
こんなふうに、宴を開催するだけ評判が落ちたんでしょうねえ・・・
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石田冶部の方が分が悪そうだな、と信幸。

「そもそも、格が違います。刑部様もそれを心配されておられます。」
「徳川を石田が補佐する、それではいかんのか。」
「誰もがそれを望んでいるのですが、石田様が・・・」

顔を見合す兄弟。それは、無理だろう・・・

「これ以上、亀裂が大きくならねばよいがの。」
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肥後、名護屋城にて、疲れきった加藤清正を迎える三成。

「皆が大坂に戻ったところで、大掛かりなご葬儀を執り行うつもりだ。」

「それがよい。」

「徳川がすでに動き出している。これからの豊臣は我らにかかっておる。
おぬしは案外城作りもうまいし、領内の仕置きも確かだ。
ただの戦さ馬鹿ではない。
我らで秀頼様をお支えし、殿下亡き後の豊臣家をお守りしていこうではないか。」

「お前には言いたいことが山ほどある。
が、あえて言わぬ。
我らで秀頼様をお支えし、豊臣家をお守りしようではないか。」

「だから、それは今、私が言った。
今夜は心ばかりの宴を用意していおる。少しでも、戦さの疲れを癒してくれ。」

ガキの言い合い(苦笑
三成の口の悪いこと。口の立たない清正は言い返せない。少年の頃から、ずっとこんな感じで言い合ってきたんだろうなぁ。

その晩、宴の席をいつものように中座しようとする三成に、清正の鬱憤が爆発しました。

「もっと話そうではないか!」

「十分話した。」

「わしはお前のそういうところが気に喰わんのだ!
わしらが海の向こうで戦っている時、おぬしらはこっちで何をしておった!」

「うしろで算段するのも、戦さの内じゃ!ごめん!」

「お前には情ってものがないのかよ!」

三成の足を掴もうとする清正。

「手を離せ!」

「お前と飲みたいんだよ!」

「私は飲みたくないのだ」

「佐吉~!」

かつては石田邸で飲んだくれていて、それを当然のごとく許していたのになあ。
今、清正と話していたら泣きたくなるから・・・でしょうか。
でも、清正のつらい思いは聞いてやらんとあかんと思うのです。
それができる人だったら関ヶ原の勝敗は違っていたんでしょうけれども・・・
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京の伏見。
家康が伊達や福島らの縁組を勝手に進めていることを耳にした宇喜多が激怒しています。
遺言によって、大名同士の縁組、すなわち今で言うと友好条約のようなものを、評定にかけず許可なく執り行うことは、堅く禁じられていました。
信繁は徳川屋敷に乗り込み、皆の前で本人に問い詰めますが・・・皆の前というのがミソでした(_ _);;

「遺言とは、それを残した者が死んで後、初めて効き目を発するもの。
しかし、殿下はまだ亡くなってはおらぬ。ご葬儀を挙げてはおらぬ。そうではなかったか?」

秀吉の死を公にはできない信繁。そう、評定で決められているのだから。

「であれば、今はまだ、ご遺言に従う時でない、とわしは思ったのだが、如何かな?
何か差しさわりがあろうか?」

本気を出してきた家康に、太刀打ちできない信繁。
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京に戻ってきた三成。清正が家康の娘を嫁にもらうとの情報に苛立ちます。

「どんな経緯でそうなったか知らんが。あれは考えていた以上の馬鹿だ。
かくなる上は、内府を呼び出し、評定の席で問い質す。
これ以上の我儘勝手を許しておくわけにはいかぬ。よいな。」

「徳川内府を質して、その後はどうする。」刑部。

「大人衆から外すつもりでござる。」

「今、徳川を外して政が成り立つと思うか。」

家康の恐ろしさを肌身で知っている信繁も、刑部に賛同します。
家康の動きは目に余るけれども、‭徳川を除いては豊臣の世が続くとは思えない、と。

「時を待つのだ。秀頼様がご成人されれば、徳川の入る隙はなくなる。」

「それでは遅すぎる!!」

「どうしてもやるつもりか・・・」

確かに家康の動きを見ていると、秀頼が成人するまで待つとは思われない。家康自身の年齢もありますし。

「決して徳川とおぬしの争いに持ち込むな。
あくまでも、徳川とそれを除く大人衆が相対する形にするのだ。よいな?」

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「徳川内府は石田冶部が一人で立ちはだかって勝てる相手ではない。」

三成が去ったあと、刑部は信繁に、上杉を頼る策を講じます。

「石田冶部の代わりに踏ん張っていただこう。」

痛そうに文を書く刑部・・・上杉邸にて、その文を読んだ上杉景勝。

「話はわかった。我は太閤殿下の御前にて誓いを立てた。
それを裏切るものをわしは許さん!」

「ありがとうございます」と信繁。しかし、長年の付き合いにて、主を見る直江景勝の、危ぶ表情も見逃しませんでした。
嫌な予感です・・・
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さて、評定の場です。
家康が来る前に、徳川が次々と勝手に婚姻を進めていることを報告する三成。
大人衆はみな、家康の背信行為に怒ります。

「後は我らにまかせよ。」

と三成に告げる景勝。兼続、ますます心配そう・・・

家康が加わって。
背信行為を攻め立てる大人衆たち。
一瞬表情をぐっと引き締めた後、年のせいで遺言の中身を忘れてしまったととぼける家康。
あまりに見え透いた言い訳にあっけにとられる人々。
のらりくらりと言い訳しているうちに、突如一喝する家康。

「方々、今は十人一丸となり、難事を切り抜ける時でござろう!それが何ごとか!この体たらくは!
太閤殿下のご遺言を何と心得えおるか!」

理不尽な展開ですが、迫力に押されて、黙り込む人々。しかし。

「忘れたで済む話ではない・・・」

お、景勝が意義を唱えました・・・小さい声で。

「何か申されましたか?!」

わざと大声で聞き返す家康。

「忘れたで済む話ではない・・・ような気がする・・・」

ああ、もう日和りだしました(汗

「上杉殿、お声が小さい、耳に入ってこぬは!!はぁ?!」

「・・・何もござらん!」

景勝さん・・・
信繁を、ちらと振り向いて後ろめたそうに俯く景勝。ああ、やっぱり、と言う風な兼続。
信繁も、やっぱり、という感じでした。

このままでは一気に家康の思うがままになってしまうでしょう。
けれども、ここは万難を排して一度は引くべきだっただろうに、我慢ができなかった三成。

「徳川内府に申し上げる。
物忘れであろうが、御掟に背いたことは間違いないこと。
この責め、如何に負われるおつもりか。返答次第ではわれら九人の合議をもって、大人衆から退いていただく!」

ああ、万事休す。この言葉を待っていたのよ、家康は。(涙

「ははは・・・これは異な事を申される。
この徳川家康、太閤殿下に直に大人衆のお役目を仰せつかった。
それを勝手に退けるとは、まさにそれこそが、ご遺命に背くことになるのではないのか?違うか。

治部少、そなたこそ、わが徳川内府を締め出そうという魂胆。浅ましい限り。
そこまでして政を独り占めしたいか。」

「何を仰せられる!」

「そうはいかぬぞ。何のための大人衆か。
わしが退いても、前田大納言殿をはじめとして、宇喜多殿、上杉殿、毛利殿が目を光らせておる。そうでござるな、ご一同。
君側の奸の出る幕ではないわ!」

「聞き捨てなりませぬ!」

「控えよ、冶部少。」
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一番奥の倉の中、一人、秀吉の遺体の入った甕に手を合わせる三成。悲しく、青白い顔・・・

戻った三成、信繁に告げます。

「腹は決まった。徳川屋敷に夜討ちをかけ、家康の首を取る。」
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秀吉の死を知って一人手を合わせていた家康。
この時、家康は弔うとともに、天下取りの決意をしたように思います。
決意をしたことを、秀吉の御霊に報告していたのでは。
決意をしてからの家康は、もう、揺るぎません。内野さんの変わりっぷり、さすがです。

対して、どんどん追い詰められていく三成。
今までは感情を出すのを控えていましたが、秀吉への思い、家康への怒りが青く燃え上がるようでした。
ラスト、罠にかかってしまったシーンは惨かったです・・・凄い脚本でした。

家康がごり押ししていることは皆、承知。
でも反対勢力の旗頭が三成では、力も人柄も、ほんと、格が違いすぎます。
三成、人の気持ちを逆なでするところ、全く変わりません。
今回、何度三成に溜息をついたか・・・

秀頼を傀儡にして実権は徳川が握る、という方向を探ることもできただろうけれども、それは秀吉が密かに・・・家康暗殺令を命じたことで、封じてしまった。そのことを知っているのは、三成と・・・真田一家だけ。
家康が豊臣の下に甘んじる、というのも現実的ではないですし。

清正は、三成のことを何だかんだ言ってとっても好きだったのでしょう。
朝鮮出兵及び引き上げの時に何らかのトラブルがあったとしても、三成自身からちゃんと説明を受ければ、そうか、で終わったのかもしれない。
三成も本当は清正に甘えている。面と向かって「馬鹿」って、いくら三成でも誰でも言えるわけではないのです。
事実、清正以外には言っていません。関西で言うと「あほ」っていう感じなんだろうな。
でも、甘えすぎました。
何か事件があったわけでもなく、性が合わなかったわけでもなく、ツンデレな友情物語の掛け違いみたいな。
ううむ、この二人の決裂をこう描いてくるとは。

上杉殿。今回の安請け合いが、一番罪深いかも。真田だけでなく、日本中を揺るがすことになるのですから。
でも、このツケは、いやこのツケだけはちゃんと返すはず。大きなツケになりそうだけど・・・

舅、平八郎に、側室のことをあっさりと受け入れられた信幸。
稲のことをいっそう大事にするよう、念を押されていました。
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次回

「伏見の最も長い一日がはじまった。」

エンディングのテーマがまた辻井伸行さんの哀切を帯びたピアノに戻りました。

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2016年8月13日 (土)

シン・ゴジラ:映画 

2016年 日本 119分 

Photo

公式サイト

総監督・脚本:庵野秀明/監督・特技監督:樋口真嗣/准監督・特技統括:尾上克郎/製作:市川南/撮影:山田康介/美術:林田裕至、佐久嶋依里/美術デザイン:稲付正人/編集:佐藤敦紀/音楽:鷺巣詩郎・伊福部昭
出演:長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子、國村隼、平泉成、松尾諭、渡辺哲、中村育二、矢島健一、津田寛治、塚本晋也、高橋一生、光石研、古田新太、松尾スズキ、鶴見辰吾、ピエール瀧、片桐はいり、小出恵介、斎藤工、前田敦子、浜田晃、手塚とおる、野間口徹、黒田大輔、吉田ウーロン、橋本じゅん、小林隆、諏訪太朗、藤木孝、嶋田久作、神尾佑、三浦貴大、モロ師岡、犬童一心、原一男、緒方明、KREVA、石垣佑磨、森廉、野村萬斎 他

「ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の庵野秀明が総監督・脚本を務め、「のぼうの城」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が監督、同じく「のぼうの城」「進撃の巨人」などで特撮監督を務めた尾上克郎を准監督に迎え、ハリウッド版「GODZILLA」に登場したゴジラを上回る、体長118.5メートルという史上最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出す。
内閣官房副長官・矢口蘭堂を演じる長谷川博己、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国大統領特使カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみをメインキャストに、キャストには総勢328人が出演。加えて、狂言師の野村萬斎がゴジラのモーションキャプチャーアクターとして参加している。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

ネタばれなしの簡単感想です。

ゴジラについては、映像だけでなく文化な面からも語られているので、今更とは思いつつも、今回視聴して再確認したことをメモっておきます。

ゴジラって戦後日本が生み出した最大の「妖」であること。
存在感が強烈すぎるために、その時々の時代を反映して破壊者からヒーローまで姿を変えてきた。
丁度江戸期に、没落した神を含む妖たちが妖怪としてキャラクター化されていったように。
しかしゴジラの原点は、その時代の日本人が抱いている「恐怖」もしくはトラウマを体現した存在であること。
第一作は「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」、そして空襲の恐怖を映像として再現していた。

本作は、今の日本人のトラウマを真っ直ぐ体現していたと思います。
人間ドラマを描く時間がもったいない、という感じで、ひたすらゴジラという存在、厄災を描いていました。

大災害、大事故、放射能・・・日本人の恐怖がゴジラという形をとっているだけ。「残穢」と同じく日本人のDNAをゆさぶる恐怖。

ストーリーなど、突っ込みどころは多々ありました。例えば避難計画とか・・・
しかし、映像は、今、日本人が何に恐怖しているかを問答無用で突きつけてきました。
白黒をつけたがらない政治家たちのあり方も極めて今の日本的でした。
英雄的なリーダーを登場させたら、作品全体が嘘くさくなったでしょう。

惨状シーンは、コード関係もありますし、これくらいで精一杯だったと思われます。
それに映像化しなくても、十分脳内補填できましたし。
補填できる人たちが多い今の日本だから、成り立った映画だとも言えるかと。
その他、もっと深く描ける部分もあるのでは、という批評をいくつか見られましたが、削ぎとって削ぎとった結果であると、自分は感じました。

ゴジラ、ほんと、怖かったです。子供の時見たら、絶対その晩夜泣きしてそう。

あと、ゴジラを「怪物」「怪獣」として描きがちなハリウッド風の全方位的なエンターティメント作品と比べて、日本人のトラウマで満ち満ちたこの作品がワールドワイドに受け入れられるかどうかは、微妙かな、とは思いました。
外国人の知り合いに、ゴジラのことを説明するのって、とっても難しいですもの。

豪華な顔ぶれには、かつての東宝オールスター映画を思い出しました。懐かしかったです。
テロップの字体は、岡本喜八さんへのオマージュなのでしょう。
岡本喜八さんの、ニヒルでシニカルな笑いがチラと漂う乾いたタッチの作品群そのものへのオーマジュもあったかもしれません。そういう風に見ると、もったいなかった部分はあるかも(大汗

正直、あまり期待してなかったのですが(汗)、とても面白かったです。

最初の進化前のゴジラ、とっても気色悪かったです。なんか不定形っぽくって、生理的にぞわぞわしました。特に正面からの顔ー!そして皮膚ー!!
監督、製作陣の狙い通りでした~(^^;;

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2016年8月12日 (金)

仮面ライダーゴースト #43「接続!天才少年!」

公式サイト

ついにアデル(真山明大)が力の根源と一つになった。そんなアデルにイゴール(山本浩司)は、デミアがまもなく稼働すると報告する。デミアとはいったい!?
そのころ大天空寺に息子が突然、天才になってしまったと母親が相談にやってきた。しかも最近は奇妙な歌まで口ずさむようになったとか。タケル(西銘駿)は調査を開始するのだが…。(公式サイトより)

こちらも短くメモっておきます。
今更ですが、突っ込みしか書いていないので、ご注意くださいませ(汗

結末に向けて話は動き出したようですが、発端となったのは主人公でもレギュラーでもなく、ゲストの少年。
まあ、依頼者ありき、というコンセプトを崩さず、クライマックスに向かうのもわからないではないのですけれども。・・・もう5日しかないんだけどなぁ。
タケルが自ら契機となる話がほとんどないというのは、やっぱりヒーローシリーズとしては弱い気がします。

ずっと謎だったデミアについては、いつもの通り、東映公式を参照しました。
「人間の魂を肉体から分離し眼魔の世界と同じように人間を一元管理するための計画。イゴールが言っていたように眼魔の世界と違うのは魂を資源として利用すること」(公式より抜粋)
ああ、そうなんだー。
後半部分、確かにイゴールは言ってました。
これらのテーマをはっきりと捉えたエピソードが少な過ぎるんでしょう。
ドラマの中核をドラマ内ではなく、公式サイトで知るって・・・

キュビと旅立った音符眼魔は再生して欲しくなかったなあ。
ベートーベンゴーストとの兼ね合いなのでしょうけれども。

来週は関西地方はお休みで~す。

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2016年8月11日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第24話「よみがえる記憶」

公式サイト

大和と真理夫は、大和の母・和歌子(森脇英理)の墓参りへ。そこにアムからデスガリアン出現の知らせが入る。アムたちのもとに向かう大和の前に、デスガリアンのブラッドゲームに参加することになったバングレイが出現。大和は変身して応戦するが、バングレイの攻撃を受け気を失ってしまう。大和が目を覚ますと、目の前に亡くなった母・和歌子の姿があった…!?(YAHOO!TV より)

いつもよりさらに短めにメモ。
オリンピックが始まって、色々忙しいです(^^;;

バングレイが和歌子を実体化できたのは、レッドさんの記憶を読み取ったから。
ということは、自分が覚えている限り、自分の中で母は生き続ける、と気を持ち直すレッドさん。
バングレイは今後もこの能力を使いそうです。

お墓にはお母さんの名前しかなく、レッドさん、真理夫叔父さんともども、お父さんについては全く触れませんでした。多分伏線なんだろうけれども、バングレイと関係があるのかどうか・・・?

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2016年8月10日 (水)

真田丸 第31話「終焉」

公式サイト

秀吉(小日向文世)の死期が近づく。遺言状をめぐり対立する三成(山本耕史)と家康(内野聖陽)。寧(鈴木京香)は権力争いに心を痛める。一方、茶々(竹内結子)は、秀頼を秀吉に会わせようとしない。信繁(堺雅人)は茶々を説得して親子の対面を実現させようとするが…。そして三成は、昌幸(草刈正雄)に家康暗殺を依頼。出浦(寺島進)は単身、徳川屋敷に忍び込むが、そこには本多忠勝(藤岡弘、)が待ち構えていた!(YAH0O!テレビより)

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引用したセリフは全て概略です。
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秀吉の枕元に、用があればこれを、と呼び鈴を置く信繁。
この時は鈴の音色を楽しむ余裕のある秀吉でしたが・・・
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三成が考えた秀吉亡き後の豊臣政権は、五人の大名からなる大人衆、すなわち五大老を、三成たち五人の奉行がサポートする十人の合議制にて運営する、というもので、秀吉の遺言として発令されました。

三成から五奉行に入って欲しいと懇願するも、かなり病の進行しているらしい刑部。

「やつれたこの姿、人目に晒しとうはないのじゃ。」

こう言われたら三成も辞退を受け入らざるおえません。

一方、家康周辺では。

「いよいよでございますな。」正信。
「随分待たされました。漸くわが殿の出番。」阿茶局。

しかし家康の表情は今ひとつ冴えません。

「おぬしらはわしにどうせよと言うのじゃ。」
「殿、天下をお取りくいださいませ。」
「天下か・・・」
「殿はどうも乗り気ではなさそうです。本心かどうかはわかりませんが。」

改めて遺言に目を通す正信。
これはいけません、これではことを決めるのにいちいち奉行衆を通さねばいけない、これでは殿が思うがままにはできぬ、と納得できかねる様子。
そこへ三成が訪れます。

「殿下亡き後、まずやることは、朝鮮から兵を引き上げること。
そもそも此度の出兵は無理な戦さ。豊臣の名を汚さぬためにもすみやかにお行いとうございます。」

後始末に自分が九州へ出向く。その留守に家康が遺言を無視して勝手に動くことへの懸念を、ストレートにぶつける三成。それもストライクならまだしも、とんでもない危険球。

「改めて約束していただきたい。」
「わしを疑っておるのか。」
「お約束いただけますか。」

約束。この念押しに何の意味があるのでしょう。何とも言えるだろうに。
一方、あからさまに疑われた家康は、不快そうです。
しかし、そこは大人。少し苦笑しつつ、そんなに心配なら、自分が九州に行こう、それならば安心であろう、と、いなしました。しかし。

「なりませぬ。」
「何故じゃ。」
「引き上げてくるのは日の本一の大軍勢。もし、誰かが焚きつけてそこに謀反の動きが広がれば、大変なことになります。」
「お好きになさるが良い。ご遺言、必ず守ることをお誓い申し上げる。
冶部殿が留守の間、この伏見でおかしな動きが起きませぬよう、目を光らせましょうぞ。」

「お言葉、心に刻みつけ申した。では、ごめん。」

言いたいことだけを言って帰っていった、と正信。

「小賢しい男よ。わしを露ほどにも信じておらん。」

頭から疑ってかかれたことが腹立たしい家康。

もし腹を決めて、家康を信じ、頼っていれば。
この大河の家康ならば、むげにはしなかったように思います。
天下を奪うチャンスを目の前にして、躊躇していた家康を、焚きつけたようなことになってしまいました。

でも、家康を頼ることも、もっと可愛げのある物言いをすることも、腹芸も、全て三成には絶対にできないことなのですなあ・・・

さて、殿下も余計な遺言を残されたものだ、と愚痴る家康に、正信、いっそ反故にしてしまおう、と。

「容易いことでございますよ。殿下御自らお書きになった、より新しいご遺言があればよろしいので。」
.

刑部の下を訪れる三成。

「徳川内府に釘を刺しておいた。」
「あまり露骨にやりすぎるなよ。裏目に出るぞ。」

もう、出てますから~(_ _);;

改まって刑部と信繁に深々と頭を下げる三成。

「ご遺言がなったとは言え、秀頼様が関白となられるまで、一日たりとも油断はできぬ。
殿下の思いが叶うよう、これからも私の力になって欲しい。」

「わかっている。」
「何卒、よしなに。」

信繁にも。

「頼む。」

頭を下げる三成に、複雑な表情の信繁です。
刑部は大名であり、戸主だから、自分の意思を通すこともできる。しかし信繁にとっては、あくまで昌幸、信幸が決めたことの方が最優先なのだから。三成も無茶なこと言ってますよ。
でもこの時点で、三成は真田が謀反を起こす、敵になる、などとは考えたこともないんでしょうな。
.

土産をもってきた、と秀吉の病室に乗り込む家康と正信たち。あれよあれよと且元は完全にシャッタアウトされてしまいました。

土産とは、信長の鎧です。喜ぶどころか、忌まわしいそうに見詰める秀吉。
今や「秀頼のこと、頼む」としか言わない秀吉は、その言葉を逆手に取っての、正信の言うがまま、新しい遺言をかかされてしまいます。
五人の大人衆に後を託す、という一筆が添えられたもの。五奉行の権力を削ぐことが目的です。

無残に老いた秀吉に、筆を無理矢理持たせる正信たち。
その様子から目を背ける家康。

「あまり無理強いするな。」
.

秀吉に新しい遺言を書かしたことを知って怒る三成。

「家康め、断じて許さぬ。」

早速対抗手段を取ります。それは、秀吉に一、遺言書へ一筆書き添えてもらうこと。

「もう一筆お願い申し上げます。」

疲れた、眠い、という秀吉に無理矢理筆をとらせる三成に、ここまでやらねばなりませんか、と信繁。

「豊臣家のためだ。」

いさい五人のものに申し渡し候。五人とは三成たちのこと。

「そして最後に、以上。」
「以上?」
「以上とあれば、もう書き足しはできぬ。」

「もう眠い・・・」
「眠くない!!」

三成さん(^^;;

決して可笑しくはないシーンなのだけれども、何か可笑しかったです。
三成も必死なんです。

そこへ北政所が。

「あんたら、何しとるん!死にかけとる病人になにさせとるんか!お止めなさい!」

激怒して三成を止めようとしますが、間一髪、三成は一筆手に入れました。

「ご無礼、まことに申し訳なく!これも豊臣家の、お家のため。」
「ええ加減にしてちょ!」

逃げるように退出する三成と且元。

「最後ぐらい静かに眠らせてやるわけにはいかんの。これではあんまり、うちの人が可哀想じゃ。」

それぞれの思いがわかる信繁・・・
話は秀頼が見舞いに一度も来ていないことに。
茶々が、秀頼に殿下を会わせたがっていないのだ、と信繁。

「父親は偉大な太閤殿下であって欲しいというのが、淀の方様のお考えです。」
「殿下のお姿を見て、どう思うかは本人にまかせればよいのに。
あの子は賢い子。きっと殿下のお姿を見ても、がっかりなんてせんと思うがね。」

早速茶々を訪ねる信繁。しかし。

「そんなことはわかっております。殿下を見ればきっとあの子は殿下の大きさを知る。でも、同時に他の面も知ってしまう。
私はそれを案じているのです。」

「他の面?」
「殿下がお元気だった頃は隠れて見えなかったのが。
あのお方の心の卑しさ、醜さ、冷たさ。
そんなものまできっとあの子は感じとってしまう。六才の子供は恐ろしいですよ。」

茶々、すごい言いようです(_ _);;
人はだれでも卑しさ、見にくさ、冷たさを持っているとも思う。秀吉は桁が違うけれども。
.

さて、昌幸は楽隠居を決め込み、孫たちのお守などをして、平和な日々を過ごしておりました。
そんならしくない姿が歯がゆい出浦、秀吉が死ねば世が乱れる、と焚きつけるも、乱れん、家康がいる、と相手にしない昌幸。その家康がいなくなれば、必ず世は乱れる、と畳み掛ける出浦。

「何が言いたい。」
「おぬしの悲願は、武田の領地を取り戻すことであったな。」
「そうじゃ。だが秀吉に、家康まで死んでしまうなどは・・・昌相。」
「いつでも用意はできておる。」
.

本多平八郎が、孫、百助と遊ぼうと、真田家に。しかし、その間、おこうと仙千代は潜んでおります。
信幸、まだ他の女性にも子が出来たことを、つまり側室を作っていることを、舅殿に言えていないのでした。言えば殺されるかも・・・
内緒にしたままであることを、薫を含む女性たちから責められる信幸。
稲とおこう、互いの存在を認め合っているようです。

「なんでもっと早いうちに言っておかなかったのじゃ。
世の中、先送りにしていいことなど、何ひとつない。」

あんたがそれを言うか・・・昌幸の言葉にいっせいに振り向く女性たち(笑
.

一人で家康が先日の遺言騒ぎの際の手荒な真似の侘びを兼ねて、お見舞いに訪れました。
謝るなら、殿下に、と出迎えた信繁。枕もとの蝋燭を入れ替えます。
秀吉から、この燭台の火が消える時、おのが命も消える、と、蝋燭の火を絶やさぬよう、命じられている・・・こんこんと眠る秀吉を見詰める家康。

「どれほど華やかな暮らしをしたところで、死ぬる時は一人。諸行無常じゃの。
生き延びられればよい、と思うとるうちに、ここまできた・・・

 

戦さは大嫌いじゃ。間違いなく勝てる戦さなど、どこにもない。
伊賀超えは一度でたくさん。戦場で命からがら逃げ惑うは、もうごめんじゃ。
殿下が亡くなられて再び世が乱れては元も子もないしのう。」

そこへ小早川秀俊がお見舞いにやってきました。
ふと目を覚ました秀吉。しかし、言うことは同じです。

「秀頼のことを頼む。」

で、蝋燭の火の謂れを知らない秀俊、危ないと思ったのか、消しちゃいました。

「ああ~~~!!」声をそろえて驚く信繁と家康、秀吉もうぎゃあ、です(笑
.

蝋燭の火が消えたからかはどうかわかりませんが、その晩から秀吉の意識は混濁状態になしました。
付き添う北政所。茶々は・・・

「殿下のおそばに行くのを嫌がっておられるのはお方様ご自身なのです。鶴松様が亡くなられた時以来、お心のうちで何かが変わりました」
と大蔵卿
「幼い頃より、多くの死に接してこられました。しかし、死に逝く人の姿を目の当たりにされたのは、鶴松様が始めてなのです。
明るく振る舞っておられますが、実は弱いお方なのです。
あれ以来、いたく死を恐れておられます。」

そこへ茶々が秀頼を連れて出てきました。

「今夜なんですって?」

今わの際には立ち会わねば、と、覚悟を決めたようです。

一方、一人、水ごりを繰り返す三成・・・

秀頼が来て、一瞬意識を取り戻す秀吉。茶々に対しても「秀頼を頼む」と。
死相の出た秀吉に怯える茶々。どうしても正視できず、北政所にすがります。

「りっぱな子に育ててくれましたね。」

秀頼を褒められて、ほっと微笑む茶々。
茶々一筋の大蔵卿の話はそのまま飲み込むわけにはいかないけれども、確かに異常に怯えていました。
.

同じ晩なのでしょうか。
馬のいななき、合戦の音にうなされて目覚めた秀吉。信長の兜とだぶって、血だらけの男の子の幻影が・・・。
秀頼かと思ったら、公式によると浅井長政の嫡子、茶々の兄の万福丸だったんですね。

秀吉の叫び声に駆けつける、三成、信繁、且元。
錯乱しつつ、三成だけを残して二人を去らせました。

「佐吉」

三成にしがみつく秀吉、と顔が醜く歪んで

「佐吉、家康を殺せ!」

こくりと子供のように頷く三成。悲しそうな顔・・・
.

「殿下はまことにそう言われたのか、家康を殺せ、と。」

「抑えていたまことの思いをお言葉にされたのです。」

三成は昌幸を訪ねていました。

「何故そのことをわしに。」

「忍城攻め以来。安房守殿は私の師匠でござる。」

「この話、聞かなかったことにいたす。」

「力を貸していただけぬのか。」

「お互いのためじゃ・・・・・

 

もし、明日の朝、徳川内府が死んだという報せが届いたとしても、わが真田は一切あずかり知らぬこと。」

三成に手を貸す・・・くすぶっていた昌幸を動かす口実となりました。喜んで呼応する出浦。

「徳川内府に死んでもらう。」
「心得た。」
「一つだけ誓ってくれ。
例え仕損じたとしても、命を粗末にするな。おぬしはこれからなくてはならぬ男だからの。」

「わしがしくじるとでも思っておるのか。一番烏が鳴く前に戻る。」

なんだか不吉なやりとりです。
ついていく、という佐助に、一人で十分と、出浦。

「わしが戻ってこなかった時は、次は必ずお前の手で家康を討て。」
.

「源次郎。」

様子を見に来た信繁の手を握り締める秀吉。

「殿下。」

「頼む。」

秀頼のこと。

「わかっております。」

しかし違いました。

「佐吉を。」

「石田様を?」

「支えてやってくれ。寂しい男でな。」

「・・・かしこまりました・・・」

目を潤ませる信繁。最後の最後に、三成のことを・・・
.

徳川屋敷の天井裏に忍び込む出浦。
何と、おこうと仙千代のことをどうしても平八郎に告げられない信幸が、家康に取りなおしを頼みに来ておりました。
脇に控えた秀忠が笑っております。同病相憐れむですな。
それにしても間の悪い。

出浦の抜いた火薬の筒のわずかな音に気づいた信幸。一旦は家康の下を辞した後、かつて出浦と佐助が忍びの火遁の術を稽古していた時に聞いたのと似ていることを思い出し、家康に告げに戻ります。
そら似てるでしょう、稽古していた本人が忍んでいるのだもの。
座敷には信幸の件で、平八郎が呼び出されていました。
信幸の推測にわずかに動揺した出浦、平八郎に気配を感じ取られてしまいました。

信幸さえ家康に取り直しに訪れていなければ、出浦が立てた音に気づく者はおらず、平八郎もこの晩は呼び出されることなく、出浦は家康暗殺に成功していたかもしれない。

火遁の術を使いながら一人で何とかしのぐ出浦でしたが、あと少し、というところで信幸とばったり遭遇、この一瞬の隙を平八郎に突かれてしまいました。
瀕死でその場を逃れる出浦・・・
.

徳川屋敷に賊が入って大騒ぎになっている、という報せを持って真田屋敷へ駆け込む信繁。
が、驚きもせず押し黙る昌幸と信幸。

「父上はやってくれた。」

はぁ、と昌幸の顔を見る信繁。
何と大それたことを、と兄弟して責める前に、佐助に助けられた出浦が戻ってきました。

「昌相!」

ぼろぼろになった出浦を抱きしめる昌幸。
.

「一代の英雄が最期の時を迎えようとしている。」(ナレーショーン)

合戦の音にうなされる秀吉。
誰も居ぬのに吹き消された蝋燭に怯え、床に落ちた呼び鈴を拾おうとして、息絶えるのでした。
見開かれた瞳からは、一筋の涙。

「栄華を極めた男の人生の締めくくりとしては、それはいかにも寂しいものであった。
太閤豊臣秀吉 享年六十二」

.

居眠りしている且元、使えねぇ~(苦笑
この人はこれからもずっとこんな役回りなんだろうなぁ。

真田家に大きな影を落とす秀吉の死を三週かけて描ききっていました。

呼び鈴で始まり、呼び鈴で終わった最終章。
余命いくばもない秀吉を巡っての落語テーストのブラックなコメディを核に、まとめきっていました。

コメデイだけではなく、秀吉の闇、茶々の抱え込む闇も描かれていて、ホラーでもありました。

この回だけで舞台が作れそうです。お見事。とても完成度の高いお話でした。

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秀吉の大きな業が、死して周りの者をいっそう巻き込んでいく。

家康への毒で三成を捉え、三成への優しさをしめすことで、信繁を捉えてしまう秀吉。
最期の「佐吉を頼む」、うるっときましたが、これが信繁の道を決める布石の一つになるかと思うと、秀吉に図られた気もしないではありません。

あと、書ききれなかったことをいくつか、メモっておきます。←もう、十分に長いけれども(大汗

隠居を装いながらも、武田の領地を取り戻す前に世の中が落ち着ちついてしまうことに納得はしていない昌幸たち。
やはり三成は昌幸を頼ってきましたなあ。

失礼な態度で家康の機嫌を損ねる三成。それが豊臣家の危機を招くことを予想できなかった。
秀吉はそういう三成の性分をよくよく分かっていたはず。
結局、人として育てようとはしなかった。いや、人を育てれなかった人なのでしょう。
・・・秀吉と三成の関係への言及は長くなるのでこのへんでやめておきます。

個人的には、秀吉の密名に頷く三成が哀れで、胸に沁みました。

怖い舅という設定ゆえ、側室の件が言い出せない信幸、というコミカルなシチュエーションがこういう形で回収されるとは。
そして出浦と佐助の一見牧歌的だった訓練が、こんな風に使われるとは・・・全く気が抜けません。

出浦さん、平八郎との殺陣に迫力があったこともあり、wikiによれば長生きするはずなのに、まさか死んじゃうの?!とハラハラ。
でも、どうやら史実通り、この時は亡くならない、ということが公式を覗いてわかったため、安心して、抱き合うおじさん二人を鑑賞←不謹慎でごめんなさい(^^;;

そして。
コヒさん、本当に本当にお疲れ様でした。
しばらく秀吉のデフォルトになりそうです。

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2016年8月 4日 (木)

仮面ライダーゴースト #42「仰天!仙人の真実!」

公式サイト

どうすればタケル(西銘駿)は命を失わずに済むのか?苛立ちを募らせるアカリ(大沢ひかる)は仙人(竹中直人)に迫るが、満足な答えが得られない。そんな仙人についにはオナリ(柳喬之)らも怒りを爆発させて…!
力の根源とつながるカギはタケルにある…。焦るアデル(真山明大)はタケルに最後の戦いを挑む。ゴーストムゲン魂とパーフェクト・ガンマイザーは激しくぶつかり合うが、ゴーストはアデルの心の迷いを見抜き、ついにパーフェクト・ガンマイザーを撃破するが…!?(公式サイトより)

仙人の真実とは、長官と同一人物だった、ということ。←何の捻りもな(自粛)
タケルが一度目の99日を迎えた時に龍の魂と合体し復活した後は、ゴースト及びタケルは長官でも解析不能な存在となったこと。
かつてタケルの父、龍と反目、対決するも、敗れた後は自らの過ちに気づき、手を取り合って研究を始めたこと。
長官が仙人に扮したのは、身分を明らかにせずにタケルを見守るため。

今回、ドラマのみで理解できたのは以上でした。

タケルの手を振り払い、眼魂を砕いたアデルが肉体に戻った、ということはテレ朝公式で把握。

長官の過ち、そしてガンマイザーは長官が作ったこと。長官とアドニスが目指した理想の世界はそのガンマイザーによって阻まれたこと。
以上、話の中核となる、とっても大事な部分は東映公式を読んで何とか理解できました。

つまり、相変わらずな状態でして・・・(_ _);;

マコトのコピーについては、長官がなにやら喋っていましたが、丁度この時蝉の声がMAXになったため、よく聞き取れず。(汗
でも、見直す気力も湧いてこないので、適当に推測しました。
タケルと同じく、長官にも理解不能な状態になっているらしい?
眼魔世界と人間世界を救うためにマコトに託した眼魂が、何らかの干渉を受けて暴走している、ということでいいのでしょうか。

長官、何かと大雑把すぎ。タケルの運命を持て遊んでいる、というアカリたちの怒りは、もっともだと思います~

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2016年8月 3日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第23話「巨獣ハンター」

公式サイト

今夜は花火大会。朝から浴衣を着て準備万端の操も、花火を初めて見るレオたちジューマンも楽しみで仕方ない様子。そんな中、デスガリアンのプレイヤー、クルーザが出現し、ジュウオウジャーが駆けつけ応戦するが、何者かの攻撃を受けクルーザとともに吹っ飛ばされてしまう。攻撃してきたのは巨獣ハンター、バングレイだった。デスガリアンではない謎の敵・バングレイの正体とは!?(YAHOO!TV より)

今シリーズは敵の攻撃が容赦ありません。
無粋な突っ込みですが・・・彼らに対していつも全く無防備で何の抵抗もしない地球人って、すごく微妙。
ファンタジーだからいいのかな・・・斜め読みするとですが、改憲を促しているようにも見えます(大汗
それにあれだけ被害を受けているのに、花火までには終わらせるっていう・・・花火どころじゃないだろうっていう・・・ほんと無粋ですね、すみません(_ _);;

バングレイ。ややこしいのが登場しました。
巨獣ハンター、「獣」ということは、ジューランドそのものが狙いなのかも。
デスガリアンたちみたいなジニスへの忠誠心は欠片もないから、信用はできないけれども、ジニスにはいい退屈しのぎになりそうです。

朝から浴衣を着てはしゃいでいたザワールドさん。本番ではただ一人ジャージになって、いつものように丸くなって落ち込んでしまいました。まあ、慰める気にもなれない(苦笑

無理して我慢することは、自分だけでなく相手も追い詰めることになる。
少年だけでなくレッドさんをうながすシロさん。母子家庭だったのね。
彼女の言葉はいつも胸に沁みるなあ。ほんと、頼れるお姉さんです。

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2016年8月 2日 (火)

真田丸 第30話「黄昏」

公式サイト

大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまう。秀吉(小日向文世)から普請を命じられていた昌幸(草刈正雄)は生きがいを失いふさぎこむ。秀吉は再び大陸へ攻め込むと言い出し、さらにはバテレンへの弾圧を強める。きり(長澤まさみ)が親しくなった玉(橋本マナミ)らキリシタンたちに危機が迫る。秀吉の老いがますます進み、家康(内野聖陽)ら大名たちに混乱を巻き起こす。信繁(堺雅人)らは必死に隠そうとするが…(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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慶長伏見大地震で瓦解した、完成間近の伏見城。
加藤清正が一番に駆けつけてきた挿話をチョイスしてくれていました。
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新たに木幡に城を作るという三成の案を聞いて喜ぶ信繁。
「父上はこの木幡こそが伏見を守るに最も相応しい場所として、出城を築くつもりでした。」
「木幡に目をつけられるとは、さすが太閤殿下。」
得意気な昌幸。しかし。
「ただし、戦うための城作りは取りやめだ。今は少しでも殿下のお住まいを作るのが肝要。
よって、真田安房守殿、城はもう良い。堀の普請にまわってもらおう。」

三成の申し渡しにがっくりる昌幸。

「父上がお気の毒でならぬ。」
「このたびの築城に賭けておられましたからねえ。」

言葉のかけようがない真田兄弟。
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大坂に戻った秀吉の下に、難破したイスパニア船の報が入ります。
積荷が70万石はあるらしいと聞いて、我が物にしようとする秀吉を、四年前に船の積荷を勝手に奪ってはならぬ、というおふれを他ならぬ秀吉が出している、と止めようとする信繁。

「罪のないイスパニアから荷を召し上げることはできません。」
「罪があれば良いのだな。」

歪む秀吉の顔。

「バテレン追放玲、あれを使おう。まだ京や大坂にバテレンたちが残っているのを、捕らえろ。」

国外退去を命じるという三成に

「手ぬるい。耳を削ぎ、そうだな、鼻も削げ。引き回しの上、磔じゃ。よいな!」

秀吉の残酷な一面がまた現れました。
なお、難破船を罪に陥れることと、バテレン追放令がどう繋がるかはちょっとわかりにくかったですが、秀吉が難癖をつけてバテレンたちの財力を奪った、ということでOK。
もう少し詳しいことはwikiで補完しました。
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信繁は、病のために一線を退いている刑部に何かと相談します。

「積荷欲しさに罪もない人々を磔にするとは。」刑部。
「殿下はもう以前の殿下ではありません。」信繁。

「殿下はいささか長く行き過ぎたのかもしれんなぁ・・・」

嘆息する刑部。三成には決して言えぬ言葉です。

秀吉のふるまいが常軌を逸してきたことは、秀吉の体調についての憶測をますます深めていきます。
太閤殿下は耄碌されたのかもしれんな、との家康に、すぐに探りを入れてみますと本多正信。

秀吉の迷走は続きます。
頭を下げてきたと思った明が、実は降伏したわけではなく、中華思想に則って秀吉に日本国の称号を与え、引き換えに朝鮮からの撤兵をも求めて来たことに激怒。

「我々は明の属国ではない。言わずともわしはとっくに日の本の国王である!」

交渉役の西笑の、明は自分が勝ったと思っている、という言葉にさらに激昂。

「ふざけんな!勝ったのはこっちだ!戦さじゃ!」

その瞬間、粗相をしています。家康ら、大名たちが控える前で。
幸いにも拾を抱いていたので、とっさに拾のせいにする信繁。
「これはしたり、しばしお待ちあれ。」
三成もすぐさま調子を合わせ、二人で秀吉を抱きかかえていきました。

朝鮮出兵前、秀吉の寝所に招かれた加藤清正に、実は秀吉の体調が悪く、痩せてしまっていることを伝える信繁。
「おぬしは顔に出やすい。殿下の前で涙ぐんだりしてにらっては困るのだ。」
と三成。
「そんなこと、わかっておる。」
しかし、やせ衰えた秀吉の姿をみて、すでに涙目になってしまいました。
清正と三成と手招く秀吉。

「わしが死んだ後も、拾のこと、よろしくな。」

たまらず号泣する清正。堪える三成。

三成と清正。互いに父と思う秀吉を囲んでの、兄弟のように育った幼馴染という関係はまだ壊れていません。引っ張るなあ。
通説では出自の違い、朝鮮出兵などが挙げられていますが、この大河ではいつ、何が切っ掛けで袂を分かつのだろう。引っ張っている分、必ず訪れる決別の時が辛くなります・・・。
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「また朝鮮で戦さか。」
「誰も喜ばない戦さです。」

真田家で、信幸、信繁。

「皆の前で小便を漏らしたというのはまことに拾様だったのか。」
「もちろんです。」

じっと弟の顔を見詰める信幸。頑なに口を結ぶ信繁。

「ひとまず、国に帰ることにした。」

信幸、それ以上問いつめませんでした。
しかし兄に嘘をつき続けている信繁は苦悩します。
春に眉間に皺があると言われ、最初は春には関わりあいのないことと、といなしましたが、春に、というより誰かに打ち明けざるおえなかったのでしょう、心のうちを明かします。

「私は兄を裏切っている。そして兄に私の心はお見通しだ。
私の人生で、あの人のようになりたいと思う人が二人いた。その二人から同じ事を言われた。

わしのようになるな。

一人はお家のため、人の道を捨てた。
一人はお家のため、おのれの信念を曲げた。

だから私はそうならぬよう、心がけてきた。
秀吉様にお仕えした以上、豊臣家に背くことは、義に背くこと。
おかげで息ができぬほど、苦しい思いをしている。

義を貫くとは、これほど厳しいものなのか。」

人の道を捨てたのは、真田信尹。おのれの信念を捨てたのは、上杉景勝・・・
.

沼田に戻った信幸は内記や大叔父、矢沢頼綱、その子三十郎に命じます。

「今、秀吉が倒れれば、世が乱れることは十分に考えられる。それゆえ、この沼田城に天守を築き、難攻不落の城に作り変える。」

また戦さに出られそうだと張り切る頼綱でしたが、大往生を遂げました。半世紀以上戦国の世を駆け抜けて、畳の上で死ねるなんて。業を背負いすぎた秀吉と比べても、幸運な人です。合掌。
.

大坂では。
徘徊を始める秀吉を必死で探す、信繁、三成、且元。
ようよう庭にしゃがみこむ秀吉を見つけた信繁は、秀吉が自分の作った城で迷っていることはもとより、「利休がわしに話があるらしい」という言葉に愕然とします。

大坂城を去る前に、信繁に背負われて天守閣に上った秀吉。町を見渡して。

「誰も見たこともない城を築きたかった。城のまわりには大きな町を作る。驚くほど賑やかで、騒がしくて、活気にあふれた、日の本一の町。」

「思い通りになったではございませぬか。」

「思いかなったのは半分だけ。ゆくゆくは京から天子様をお迎えしようと思っておった。
平清盛が成し遂げたことを、わしはとうとうできなんだ。」

「秀頼様がきっと成し遂げてくださいます。」

遠くを見る秀吉。

「秀頼・・・」

秀吉が追い求めていたのは、信長ではなく、平清盛だった、というのは新鮮な解釈でした。
.

上杉景勝を呼び出した秀吉は、会津のへの国替えを命じます。
何と無茶な・・・直江兼続も、三成と秀吉を交互に見て、何か失態でもしましたか、と驚きます。
そうではない、伊達を抑えるには上杉しかおらぬ、と三成。それでも釈然としない景勝主従に、上座から降りてにじり寄る、という秀吉、お得意のモーション。

「伊達の抑えはあくまでも表向き。徳川を北から見張って欲しいんじゃ。」
「徳川?!」
「わしが死んだ後、もし徳川が良からぬ動きをした時は、背後から関東に攻め込め。」

そして崩れる秀吉。

「秀頼を助けてやってくれ!頼む!」

動きは同じでも、かつてねじ伏せられた威厳が微塵もないことに唖然とする景勝、そして兼続。

「お手をおあげください。天下人のなさることではない。」
「頼む!!」
.

秀吉最後の大イベント、醍醐の花見。
招待された1300人のはほとんど女たちとあって、秀吉もご機嫌です。

「今日は顔色がよろしいですね。」信繁。
「やはり、殿下には華やか場所が良く似合う。」

表情を動かさないのでわかりにくいけれども、三成も嬉しそうです。

だがしかし、茶々が秀頼と一緒になって「花咲爺」をねだったことで事態は暗転します。
花咲爺をやろうと木に登る秀吉を、慌てて止めようとする寧、三成、信繁。
そして煽る茶々。
わざと・・・ではなさそうなところが、きりちゃんが言っていたように、怖いです。
この人を上に置いての戦さになるのかぁ・・・

枝が折れ、転落してしまった秀吉。
三成、信繁に抱きかかえられながら必死で平気を装いますが、痛そう・・・
この日を境に床に伏せるようになってしまいました。骨折は痴呆の大敵ですから・・・
三成でさえ、そろそろ覚悟しておいたほうがよいかもしれん、と言うほど重篤な症状です。
.

父からの書状をおこうから受け取り続ける稲。
生まれた子供、百助を見やって・・・信幸に、受け取った書状を全て見せました。

「全て本多佐渡守様からの密書でございます。
稲は嫁ぐ時、真田の内情を探るようにと、父に申しつけられました。」

「そんなことだろうと思っておった。」

書状の内容は、源次郎から秀吉の様態を聞き出せとのこと。

「なぜ俺に打ち明ける。」
「私は真田家の嫁、百助の母でございます。ご安心くださいませ。これらの文は、届かなかったことに。」
「稲・・・」
.

真田屋敷に戻ってきた信幸、信繁に再度秀吉の様子を質しますが、いつものようにはぐらかされてしまいます。
今までは弟の義を尊重してきた信幸ですが、事態は切迫しつつある。

「源次郎。もし、まことに殿下が危ういのなら、ごまかすのはよせ。
折れは父上のように乱世に戻ることを望んではおらん。
しかし今、殿下に亡くなれば、世の中は必ず揺れる。」


「揺れませぬ。」

いや、揺れる!

あまりに太閤殿下が大きすぎたからじゃ。それはお前が一番良くわかっておるはずだ。
この先、誰が秀頼公を支えるか。石田殿に仕切れるのか。それともいっそう徳川殿が力を持つのか。

その時、真田は誰につけばよいのか。

徳川は殿下のまことのお加減を知りたがっている。ならばそれに乗るのも一つの手。
徳川に伝え、どう出るか、見極める。」

おお、兄者らしい。軸が全くぶれていません。
真田を守るため・・・兄の思いに揺れ続ける信繁は刑部に苦しい胸のうちを打ち明けます。

「なるほど。板挟みだな。」
「苦しゅうございます。」

「源次郎。おのれので決めた道を進めばよいのだ。
石田冶部に釘を刺されたとか、兄に命じられたとか、そのようなことはどうでもよい。
おのれが正しいと思う道を行けばよい。
それが真田左衛門佐の進むべき道じゃ。」

兄の所へ出向く信繁。

「兄上にお伝えしたいことがあります。太閤殿下のご容態についてでございます。
先日の花見以来、お加減がすこぶる悪く、日に日にお体がお弱りになっていくのが傍目にも明らかでございます。
再びお元気になられて、ご自分の力で歩かれることは、まずないかと。」

「よくぞ、知らせてくれた。」

焦眉を開く信幸。
昌幸が縁側で所在無く一人碁を打っているのを承知の上の報告でした。かつてなら昌幸に報告したでしょう。
信幸が家督を継いだことをはっきり描きつつも、真田と言う器は保たれていることを描いたていました。

真田を守る。豊臣家への義を貫くのではなく、原点に戻った信繁。
これで真田の絆が修復されたかのように見えるのですが、この信繁の決断が自らを追い詰めそうな気がします。

しかし昌幸はペラペラと最高機密を、仕事をさぼって通いつめていた吉野太夫に喋っちゃうんですね~(苦笑

秘密を聞いた吉野太夫、怪しげな目つきをさせて部屋から立ち去ろうとします。が、待ち受けていたのは出浦。
一刺しでやられちゃいました。
佐助曰く、本物の吉野太夫は京にいる。こちらは偽者の忍。小刀を隠し持っていました。
よう気がついたの、と昌幸。いや、あなたが迂闊すぎますって(苦笑
「同類は目を見ればわかる」と出浦。

差し向けたのは本多正信でした。役立たずめって・・・(_ _);;
しかし情報は、平八郎のルートからもたらされました。
真田の長として、義父の下に赴く信幸。
秀吉の容態を巡って膠着している事態が、大きく動きそうです。
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秀吉に呼ばれ、形見分けを手伝う三成と且元。
二人にも形見分けを渡す秀吉。
三成は辞退しますが、「秀頼のこと、よろしく頼む」と言われ、ここで固辞すれば秀頼の守護も断ることとなるため、受け取ります。

「知らん。」

秀吉の身辺をずっと世話してきたのに。完全に忘れ去られてしまった信繁。
我々は近江長浜のの頃からの長い付き合いだから、と三成らに慰められますが・・・

三成にしても複雑な思いだったのでは。
損得ではない仲であることは承知の上なのに。今の秀吉には、三成の長年の働きに報いる気持ちなどない、形見分けにかこつけて秀頼を託したいだけ。自分と秀吉と出会いも、今までどのように仕えたかすら覚えていないかもしれないのです。

一人残って秀吉の部屋の番を続ける信繁。
背後に秀吉が。

「真田安房守の息子だな。」

屏風の陰に隠れる秀吉に、出会いの時のことを思い出す信繁。さっと調子を合わせます。

「もしや。」

「秀吉じゃ。これから出かけるぞ。お前もこい。面白いところへ連れて行ってやう。」

「しかし、これから上杉様とお会いになさるのでは。」

「上杉は後じゃ。
わしは利発な若者が大好きでな。お前もひと目で気に入った。」

「ありがとうございます。」

「これより、わしに仕えよ。」

第15話、初対面のシーン。
先ほどは「知らん」と言っていたのが、真田の息子であること、さらに初対面の時の印象も秀吉の中で再現されたのですね・・・
調子を合わせつつ、何とも言えぬ表情で秀吉を見やる信繁。

15話を再見する時間がなかったので、感想のみ見返したのですが、このシーンの詳しいセリフは拾っていない(大汗
でも、「わしは利発な若者が大好きでな。お前もひと目で気に入った。」とは言ってなかったと思います。この場では「わしに仕えよ」とも言ってなかったですから。

もし万が一言っていたとしても、記憶の断片から浮かび上がってきた、信繁への真実の言葉。
秀頼への心配しか聞けなかった三成より、大きな形見分け、と言えるかもしれません。

福島正則はもう寝ている、吉野太夫も今日は都合が悪いなど、優しく宥めすかして秀吉をベッドに寝かしつける信繁。
コヒさんの痩せたこと・・・肩から腰のラインが痛々しいです。

「どうか今宵はゆっくりお休みくださいませ。私がずっとそばにおります。」

少し不安げな子供のような表情の秀吉でしたが、信繁の寝物語に深い眠りに落ちてゆきました。

「明日、お城の中をあないしていただけると嬉しゅうございます。茶々様と歌留多もやってみたいですし、寧様は芋を茹でていると伺いました。」
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前回に引き続き、秀吉の人間の業をまざまさと描いていました。エネルギーが大きい人だった分、背負う業も大きいのでしょう。
でも、初対面の時のリフレインには思わずほろり。
こんな遠くまで来てしまったんだ、という感慨を抱くのが大河の醍醐味のひとつなのですが、大河フリークの三谷さん、狙い違わず。

きりちゃんのバテレンになりたい宣言、信繁に速攻で止められていました。
内記はもうきりちゃんを嫁に出すことは諦めたのでしょうか。もう、いいお年だろうし。まあ、北政所に仕えているということは、江戸時代で言えば大奥務めのようなもの。完全に親離れ、子離れしているようです。

子供を生んで、真田の人間になる決意を固めた稲。
二人の孫を嬉しそうにあやす昌幸と薫。その場に信幸がいなかったためか、稲とおこうの間もいたって平和そうに見えましたが、さて、どうなるやら~。

信繁と春はまだ琴瑟相和す、には遠いようです。
春よりも義父、刑部を頼んでる。付き合いが長いこともあるし、義父というより頼りがいのある上司、といったところなのかも知れません。
梅を大事に思うあまり、春を意識的に遠ざけている信繁。春にとってはそばにいながら、遠い存在の夫です。春はいつ本心を表すのでしょうか。三成の言葉が気になります。

吉野太夫の一件でショックな昌幸、薫を呼び寄せるのが可愛い。
薫もいたって天然な姑です。稲さん、あんまりいじめないでね(^^;;

次回、まさか出浦様が?!
史実の通りだと長生きするはずなのですが、生きてる風に見せかける仕掛けをしてたってことも十分考えられるわけで・・・ぜひ無事でありますように。

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2016年8月 1日 (月)

アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅:映画 

2016年 アメリカ 113分 原題「Alice Through the Looking Glass 」

公式サイト

キャラクター原案:ルイス・キャロル
監督:ジェームズ・ボビン/脚本:リンダ・ウールバートン/製作:ジョー・ロス、スザンヌ・トッド、ジェニファー・トッド、ティム・バートン/製作総指揮:ジョン・G・スコッティ/撮影:スチュアート・ドライバーグ/美術:ダン・ヘナ/衣装:コリーン・アトウッド/編集:アンドリュー・ワイスブラム/音楽:ダニー・エルフマン
出演:ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ミア・ワシコウスカ、リス・エバンス、ヘレナ・ボナム・カーター、サシャ・バロン・コーエン、リンゼイ・ダンカン、レオ・ビル、ジェラルディン・ジェームズ、アンドリュー・スコット 他
声:アラン・リックマン、スティーブン・フライ、マイケル・シーン、ティモシー・スポール、マット・ルーカス 他

Photo


ティム・バートン監督が「不思議の国のアリス」をもとに描いた大ヒットファンタジー「アリス・イン・ワンダーランド」の続編。
悲しい過去にとらわれたマッドハッターを救うため、時間をさかのぼる旅に出るアリスの姿を描く物語で、バートンはプロデューサーとして参加。「ザ・マペッツ」のジェームズ・ボビンが新たに監督を務めた。
ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーターら前作の豪華キャストが続投。2016年1月に他界した名優アラン・リックマンも前作から引き続き声の出演を果たしており、本作が遺作となった。(映画.comより)

@MOVIX

封切り週に見たのですが、感想をあげるのがすっかり遅くなってしまいました。ネタばれなしで簡単に。

前作「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)を観たので、観に行きました。
その作品が初の3D作品だったことを、過去の感想で思い出しました。すごく疲れたことも(汗
この時の経験から、字幕作品を3Dで観るのはしんどいと判断し、普通の画面で鑑賞。
なぜなら、この作品が遺作となったアラン・リックマンの声がぜひ聞きたかったからです。まだ69才だったのに・・・合掌。

今回はT・バートンは監督ではなく、製作者として参加しています。脚本はL・ウールバートン。「マレフィセント」も書いている人らしい。音楽はバートン組のD・エルフマン。
予想していたよりデップの出番が普通にちゃんとあったのは、嬉しかったです。

アリスが過去を旅することで、ワンダーワールドの数々の事件は、全て白と赤の女王姉妹の仲違いが原因で起こっていたことが次第に明らかになっていく。
「マレフィセント」がそうだったように、ヒロインがたくましくって、白と赤の女王の姉妹だけでなく、アリスと母という女性同士の確執が根底にあるストーリーです。白の女王が正義、赤の女王が悪、と単純に描いていないのも似ているかもしれません。
だんだん白の女王が超・ブリっ子に見えてくる。かと言って赤の女王が良い子に見えることもないのですが。

「時間」とか、原作の哲学的なテイストを少し取り入れての深いお話だったのですが・・・胸深く残るほどではなかったです(汗

一番印象に残ったのは、タイムさん。
体は大きくなったけれどもまだまだお子ちゃまなアリスが暴走したため・・・(ネタばれ自粛)
アリスの成長に律儀に付き合うとか、イヂワル女王に尽くすってなんて健気なの~。
本作中、唯一の大人として、物語を支えていました。

2D版でしたが、素晴らしかったです。美しくて発想力が素晴らしい。
ファンタジックな画像があってこそのファンタジー。でもこのレベルがハリウッドの標準ですものね・・・

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2016年7月30日 (土)

2016年夏クールドラマ 感想その3「はじめまして、愛しています」「営業部長 吉良奈津子」

各作2~3回進んでいますので、今までの印象をまとめての、一言感想です。

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「はじめまして、愛しています」
妻を置き去りにして突っ走る夫、母親が自死、父親と断絶している妻など、遊川さんらしいトリッキーな設定は予想通り。
義妹を「偽装の夫婦」の従姉妹とキャスティングもキャラも同じにしたのは、何か狙いがあってなのでしょうかね。
しかし、ここ数年の、奇をてらうことが先走っている作品とは違うような印象を受けました。特別養子縁組制度を描くことへの意気込みが感じられるからかもしれません。
堂本の指導の下、美奈と少年がどのように絆を構築していくかさえ真っ当に描いてくれたら、奇妙なキャラたちややこしい人間関係はあくまでサブストーリーとして受け流せるかも。
でも・・・子供を熱望していたわけではない美奈が背負い込む苦労を思うと、突っ走っているのに子育てを美奈任せにしている夫に納得できないです。はっきりいって、何なの?この旦那、って感じです(汗
少年が美奈のピアノにだけ反応する、ということで、ぎりぎりクリアしてはいますが。ちょっと捻りすぎかもしれません。
3話では美奈の父のピアノにも反応していました。夫の家庭より、こちらのラインの方がストレスなく見れそうです。
夫がもっと子育てに協力的になる展開になって欲しいです。

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「営業部長 吉良奈津子」
松島さん、役どころも含めて、変わらないなあ。
子育ては妻の仕事、と決めつけてる夫は腹立たしいですが、これが日本の平均的な夫像なのでしょう。うーん。
少しサイコパスっぽいベビーシッターはいるのでしょうか。全体的に明るい感じなのに、ここだけ異質。ストレートに仕事と家庭の両立の難しさを描いた方がいい気がするのですが。何か欲張りすぎな気がしました。

松田龍平さんは良い感じの役みたいなので、もう少し見ます。こっちの雰囲気メインだったらもっと視聴モチベーションが上がったんだけど・・・

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2016年夏のドラマ:視聴予定
2016年夏クールドラマ 初回感想その1「神の舌を持つ男」「時をかける少女」「好きな人がいること」  
2016年夏クールドラマ 感想その2「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「家を売るオンナ」「仰げば尊し」

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2016年7月29日 (金)

2016年夏クールドラマ 感想その2「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」「家を売るオンナ」「仰げば尊し」

もう各話2~3回進んでいますので、今までの印象をまとめての、一言感想です。
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「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」
原作未読です。
共感、という感覚を持っていないという比奈子。元からないのか、もしくは失わざるおえない過去があったのか、このままサイコパスの方向へ進んでいくのか・・・七味というアイテムを残して亡くなった母の存在が気になります。
3話、母を守ると健気に誓う少女を見る比奈子の、邪悪さすら感じさせる眼差しにドキっとさせられました。
心療内科医チームも怪しいですし、ドラマとして面白く見ています。

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「家を売るオンナ」
大石さんの脚本ということで、もっとドロっとしているかと思ったら、意外や意外。
ヒロインが事故物件に怖がりながら住んでいる、という設定とか、親の脛をかじりながらの引きこもりも、また生き方の一つとするなど、ナンセンスなテースト。こういうストーリー、好きなんです(^^;;
北川さんの、美人過ぎて怖いほどのルックスをうまく生かしており、漫画チックなテンポも良く、楽しく見ています。

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「仰げば尊し」
えーっと、高校の時、吹奏楽部だったので、突っ込みどころがありすぎて(汗
一つだけ挙げておきます。
音楽好きな不良たちを惹きつけるには、根性だけでなく、指導者としての力量もあるべきなのに、漫然と全体練習をしてるようにしか見えなかったところです。時間がなかったとはいえ、パー練(パート練習=楽器ごとの練習)シーンもなく。このままだと別に吹奏楽部でなくってもいい気がしました。
まだ1話しか見ていませんので、流れが変わっていたら、ごめんなさい。

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2016年夏のドラマ:視聴予定
2016年夏クールドラマ 初回感想その1「神の舌を持つ男」「時をかける少女」「好きな人がいること」

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