恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~ Lesson3
足を痛めた凛の元に駆けつけた、松本と駿平。
駿平は、凛を送るタクシーの車中、松本がいるのも構わず、付き合って欲しいと告白します。
一方、多田から凛を巡る賭けのことを聞き出した美帆は、菜々子にそのことを伝えるも、凛にばらすののを口止めします。
駿平に本気になって凛が傷つくのを心配する菜々子。
凛に限ってそんなことにはならない。でも、そうならないように、駿平から手を引かせるようにすればいい、と美帆。例えば松本に頼むとか、と、凛のことにかこつけて松本と親しくなりたい美帆。
と、言うわけで、駿平に惹かれる凛と、凛に惹かれていく松本のすれ違いに加え、美帆のちょっとした作為で生まれる勘違いやすれ違いを、オーソドックスなラブコメとして、きっちりと描いていました。
・・・前回のはっちゃけぶりは何処へ?と思わず突っ込み(汗)。
いや、今回も突っ込みどころはありました。
松葉杖をついている人に、重い書籍を持って歩く外回りをさせたり、そんな先輩を置いて涼しい顔でとっとと歩く後輩などは、労災関係なく、会社として、人としてどうよ、など。(苦笑)
しかし、書店や中華飯店などでの凛と松本の掛け合いを中心に置きつつ、サイドストーリーとして多田のアンバランスな画もうまく絡ませてありました。
また、凛が駿平の嘘と、菜々子の言葉のどちらを信じるか、というイライラを引っ張らなかったことは好印象。サオリの登場の仕方も効果的でした。髪どめね・・・
全て定番なのですが、手堅い演出で流れもよく、面白かったです。
賭けがバレても平気だったり、自らも菜々子について平気で嘘をついたり、同棲している彼女に凛へのプレゼントを買わせたりする駿平の無神経さというか、不安定さがアクセントになっていました。
凛を傷つけることを心配する松本たちを「恋に臆病になっている」と揶揄する駿平は、恋をしたことがないのか、もしくは何かトラウマを抱えているのでしょうか。
凛の境遇を知った時、松本が凛を賭けの対象ではなく、人として見るようになったのとは対照的な駿平の反応。
「親に捨てられた」というのは、多分本当なのでしょう。
駿平の複雑な生い立ちを匂わしつつ、凛の妹弟、特に弟、樹の素直さに、凛の頑張りを見ることができる松本が、年上ということ以上に、恵まれた環境で育ったことを感じたシーンでした。”ええカッコしい”だけれども、決してひねくれてはいない人なんだな、と。
駿平の、人としての欠如が露になるにつれ、早く凛に真相を知って欲しいと思う一方、恋愛で傷つくことで、今までの張り詰めていた感情が開放されるのも、凛にとってはいいことなのかもしれない、とも。すなわち、これが雨宮の望んでいることなのでしょうか。
なんだかんだあって。今や松本の心は凛へ一直線。
初めて訪れる凛の家でくつろいだり、「これは地顔だ」と叫んだりする松本(爆)。
「ちっぽけなプライドがあるんです」、と、駿平の嘘に騙された自分が情けなくて泣き出す凛を、思わず抱きしめて告白してしまいますが(笑)・・・このままうまくいくわけはないわけで。
エピソードには多少の無理はありますが、シットコム風のストーリーだし、仲間さんと佐々木さんのコメディ演技がしっかりしているので、演出にブレがあることがスルーできれば(汗)、普通に楽しめるドラマになってきました。
・・・実は、そのブレを期待していたりするんですけれどもね。
今回のような手堅い演出もいいけれども、また、はっちゃけた演出をしてくれないかな~と。
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