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2017年1月19日 (木)

2017年冬クールドラマ 初回感想その2「就活家族~きっと、うまくいく~」「A LIFE~愛しき人~」

「就活家族~きっと、うまくいく~」
第1話、頑張って見ました。
恐らくラストには再生するのだろう富川家。でも再生するには一旦崩壊しなければならないわけで、少なくともシリーズの前半は、富川家の人たちが内から外から追い詰められていく様子を、この局らしい、テーマにがっぷり四つのシリアスなテーストで描いていくのでしょう。
それに耐えれるかどうか、かつ現実世界の雛形をドラマでも見たいかどうか、ちょっと心もとないです(汗

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「A LIFE~愛しき人」
キャスティングはもちろん、セット全てにお金がかかってますな、さすが。
初回を見た限りでは、医療の世界を背景としたメロドラマで、いわゆるお仕事ドラマではないって印象を受けました。

医師も患者も全部、家族もしくは昔馴染みで完結してました。まあ、日本での症例のない手術をすんなり通すには、一番手っ取り早い流れですけれども、なんだか狭い世界(汗
演出には、心配したほどの力みは感じませんでしたので、ほっとしました。
荘大と実梨のラブシーン、古(いにしえ)すぎてコントみたいで、思わず笑っちゃいました。浅野さん、変な人オーラが隠しきれていません(笑

メロドラマはあまり好みではないのだけれども、橋部さんだから、何か捻ってくるはす。医療モノも数多く手がけておられますし。
個人的には井川の成長物語を期待してしまうのですが、とにかくなんであれ、面白いお話になってくれることを願っています。

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2017年冬のドラマ:視聴予定
2017年冬クールドラマ 初回感想その1「嘘の戦争」「下克上受験」「中年スーパーマン左江内氏」

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2017年1月18日 (水)

2017年冬クールドラマ 初回感想その1「嘘の戦争」「下克上受験」「中年スーパーマン左江内氏」

階段を登る時や、電車の発車時刻に間に合わせようとダッシュした時に、筋肉の衰えをひしひしと実感。
運動は大の苦手なのですけれども、このままでは寝たきりの老後まっしぐらになるかも、と愕然とし、昨年の秋ごろより手頃なウォーキングを始めています。
約1時間弱なのですか、その分ドラマを見る時間が減ってしまいました~←言い訳;;

ですので、じっくり見るのは1日一作が限度、と割り切ることにしました。
ゆえに「大貧乏」「お母さん、娘をやめていいですか?」と視聴予定にはあげていなかった「嫌われる勇気」は、録画はしたのだけれども、何となくですが、時間を割いて見る気になれなくって・・・未見リタイアいたします。面白かったら悔しいなあ(^^;;

「嘘の戦争」
時間的に制約がある時に、初回2時間はやっぱりキツイですわ。1、2話分けても全く問題なさそうなストーリーでしたし。
ドラマそのものは、好みのテーストではなかったけれども、草ナギ君の個性を生かした面白い作品になりそうな気がしました。
楓を含めて、登場人物全てが腹に一物もしくは秘密を抱えてそう。仁科家だけでなく、浩一の嘘にいちいち納得するカズキも何だか怪しいですし。
フジッキーは苛められる役の方が似合っている気がしました(^^;;
仁科家の長男にはすでにフラグがちらほら立っている?
いい人役を演じている大杉蓮さんが、何となくきな臭いです。一番悪い奴、つまりラスボスに見えるのは、先入観のせいかも(^^;;

次回も視聴します。
この手のドラマはドロドロしてナンボなのでしょうけれども、トリックが成功した時の爽快感もそっと忍ばせていてくれたら、最後まで見続けられそう。

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「下克上受験」
原案未読です。
よくも悪くもTBSドラマの王道を行く作品。
存在自体がトリッキーなアベさん(汗)とのバランスを取ってか、フカキョンがわりと普通な主婦を演じているのが新鮮でした。
お話そのものは奇跡に近いストーリーだけれども、ドラマは普通の人情コメディになりそうです。他局ですが「マリモ」と空気は似ているかも。

小中高と公立だったので(それが当たり前の地方でした)、お受験そのものには何の思い入れはないけれども、信一の感じた、学歴の壁のヒリヒリ感は痛かったです。相手に悪気がない分、痛みは増す・・・楢崎がいい人なのが救いでした。
お金持ちの子が学歴社会の勝者になる、という社会構造への挑戦は面白そうです。
次回も見てみます。
ウェットに偏らない、元気なドラマになって欲しいです。

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「中年スーパーマン左江内氏」
原作未読です。
今期期待値トップに挙げた作品です。実にこの枠らしいテーストのドラマ、というより、深夜の30分枠の方が合っているかも、とも感じました(汗
ムロさん、中村さん、賀久さんの遊ばせ方は福田さんらしいけれども、ちょっとスベリ気味な気もしました(^^;;
エンディングも、もうさんざんパロ化されているからなあ・・・。
鬼嫁な小泉さんがどう変わっていくのか、変わらないのか。
原作は未読なのですが、藤子・F・不二雄さんのドライでシニカルなテーストは感じました。
ぼちぼちと、まったり、視聴します。

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2017年冬のドラマ:視聴予定

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2017年1月17日 (火)

動物戦隊ジュウオウジャー 第45話「解けた封印」

公式サイト

アザルドは、ジュウオウバード(バド)から自らの体の欠片を取り戻すため、メーバたちを使ってバドを捕えようとしていた。
バドがアザルドに狙われていると知った大和たちは、バドの行方を探すが見つからない。そんな中、アムに家族のことを問われた大和は、父・景幸との過去を打ち明け…。(公式サイトより)

いよいよ後3話となり、お話もクライマックスへと突入しました。

アザルドは、かつてケタスさんがジュウオウホエールとなって封印した怪物だった・・・ケタスという名前を忘れていました(汗
記憶を取り戻したアザルド。ジニスの下に向かいましたが、さて、どんな話をするのでしょうか。

もうひとつのクライマックスとして、レッドさんとお父さんの確執に焦点を合わせてきたのは、戦隊らしい流れです。
妻の死に目に会えなかったのは、鳥男さんを治療していたからで、そのことを鳥男さんは負い目に感じている、ということ。なのでしょうね、きっと。
シリーズ冒頭で貼られた謎、なぜ鳥男さんがレッドさんに王者の資格を与えたのかを、満を持してクライマックスのキーワードに持ってきたわけです。なるほど。

でも、ぼんやりな自分には、実はザワールドさんが王者の資格なしにザワールドになった仕組みが今ひとつよくわかっていません。でも、それだけジニスの力が強大だ、ということ、ジューマンパワーを取られることがジューマンにとっては死を意味することなどは、何となく掴んだから、それでいいかな~(汗々

クライマックスだというのに、だよ~んとして感想ですみません(_ _);;

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2017年1月16日 (月)

おんな城主 直虎 2話「崖っぷちの姫」

公式サイト

今川の追手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)はある秘策を思いつく。おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びる。井伊直満(宇梶剛士)が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直(吹越満)が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直はさらに息子の鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…(YAH0O!テレビより)

一言感想です。というか、一言ぐらいしか書くことがない(大汗
その割には突っ込んでいますので、ご注意くださいませ。
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ドラマとしての破綻はなかったと思います。
でも、引っ掛かるシーンもセリフもなく←あくまで好みですので、ご了承くださいませ(汗々

地固め、というか、女性が城主になる、というこの時代には珍らしい、一歩間違うとフィクションになってしまう設定を、視聴者が無理を感じないように懇切丁寧に描いてくれていました。

つい突っ込んじゃったところは、生き残るための政略婚姻を結ぶのに、娘の顔色を見すぎる親父さんこと、直盛のオタオタ度でした(笑。
まあ、こんなイレギュラーな父娘(ひいお祖父さん、直平も含めて)だからこそ「女城主」が誕生したのでしょうな。

井伊家の人々の年齢などは、今残っている資料が真実だとも言い切れないだろうし、参照しないことにしました。
その方がドラマを楽しめそうですし。

今回、今川家臣が絵に書いたような悪役として登場するくらいで、外界との接触はほとんどないままでしたので、ファンタジー感は増していたように感じました。

秘かに想っている女の子から、親友への想いを告げられ、野心家の父には道具としてしか見られていない鶴ちゃんが可哀想。

小野政直は、野心家の一面しか見せずに終わってしまうのでしょうか。人間臭い一面も見たいです。
乳母の金切り声はコメディリリーフというか、狂言回しだったのでしょうね。自分にはうるさく感じただけでしたけれども(汗)。頑張った女優さんの顔が記憶に残っていないのが、残念です。
ホームレス・ムロさん登場。うーん、ムロさんの使い方が・・・いやいや、これからですものね。
おとわを演じる新井さん、小鼓を本当に鳴らしてました。練習を積んだのだろうなあ。俳優さんって、大変。

と言うことで、おてんばお姫様が、気転を利かして初恋の幼馴染の危機を救う、の巻でした。

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2017年1月12日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第42話~第44話

公式サイト

大分とさぼってしまいました。

1年近く書いてきた感想をここで止めるはもったいない気がするので、自分ための備忘録として、ざっくりとメモって、こっそりとアップしておきます。

ついにレッドさんの父上が登場し、クバルさんが退場、と結末に向けて盛り上がった後、クリスマスストーリーで閑話休題。しかし全くのお遊び回ではなく、真理夫おじさんに遂に正体がバレたシュウオウジャーたち、そしてアザルドのブロックと王者の資格が入れ替わる、という伏線が張ってありました。
お正月明けは、真理夫おじさんに、これまでの経過を語る、という形での総集編。手際がいいです。忘れていた設定を思い出させてくれました。

自覚なく王者の資格を取り込んでしまったアザルドがどうなるのでしょう。アザルドの正体とは?
ザワールドさんが「王者の資格」なしでどうしてジュウマンパワーを取り込むことができたのか、という謎と対になっているのでしょうか?

そしてレッドさん親子の過去に何があったのか・・・あちらこちらで謎が深まってきました。
鳥男さんにフラッグが立ってそうなのが心配です。

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2017年1月11日 (水)

おんな城主 直虎 1話「井伊谷の少女」

脚本:森下佳子/演出:渡辺一貴/音楽:菅野よう子/プロデューサー:松川博敬/制作統括:岡本幸江
出演:
柴咲コウ、浅丘ルリ子、阿部サダヲ、市原隼人、宇梶剛士、筧利夫、苅谷俊介、貫地谷しほり、小林薫、春風亭昇太、財前直見、杉本哲太、菅田将暉、高橋一生、でんでん、菜々緒、吹越満、前田吟、三浦春馬、ムロツヨシ、柳楽優弥 他
ナレーター:中村梅雀

公式サイト

のちに井伊直虎(柴咲コウ)と名乗って戦国の世を生き抜くことになる少女・おとわ(新井美羽)は、井伊家当主の父・直盛(杉本哲太)と母・千賀(財前直見)のもと幸せな日々を過ごしていた。ある日、おとわに亀之丞(藤本哉汰)との縁談話が舞い込む。当主の座を継ぐつもりだったおとわは最初戸惑うが、やがて当主の妻として井伊家を支えていこうと心に決める。そんな折、亀之丞の父・直満(宇梶剛士)に謀反の疑いがかけられる。(YAH0O!テレビより)

ざっくりと感想です。

井伊家や直虎周辺のことは何も知らずに視聴、見終わった後にwikiで軽く学習しました。

「真田丸」が始まった時代を遡ること大よそ40年前、1544年から物語が始まってました。種子島に鉄砲が伝来した直後、家康はまだ2才前後なのね。
直虎が亡くなったのがちょうど1582年、すなわち本能寺の変が起こった年ですので「真田丸」とはまるまるすれ違うわけですな。

とは言え、素人にはこの時代の40年の違いは全くわからない。
どうベクトルを変えてくるかと思ったら、初回は可憐でファンタジックな味わいのある少年少女向けドラマ風でした。
昨年の大河はおっさん・・・いや、男臭かったですから(汗)、子役さんたちが達者だったこともあって、枠そのものイメチェンには成功していたと思います。

タイトルもぐんと女性らしくなり、コンセプトのある流れに、ちょっと「八重の桜」を思い出しました。音楽そのものは・・・記憶に残らな・・・ゴホッ(汗々

可憐さを醸し出していたのはおもに亀ちゃんと鶴ちゃんで、二人とも大人になった時のキャスティングに良く似ていました。おとわはちょっと違ったと思う。大人になるにつれ、というケースなのかも(大汗

一方、不安を感じる部分もありました。
オープニングあとのドラマ初頭。
鬼ごっこをしていたことは後のセリフでわかったものの、そうは見えなかったんです。
ですので、おとわがいきなり滝壺に飛び込む必然性というか、意味もわかりませんでした。

結局、溺れたんだ。危ないなあ。で「竜宮小僧」が助けてくれた?・・・
このエピ、井伊家先祖の言い伝えと相まって、おとわ=後の直虎にとって象徴的なもののはずなのに、なんかすっきりしない印象を受けました。

確実かつ仔細な資料が伝わっていない人々を取り上げる、というのは物語は作りやすいかもしれませんが、この冒頭シーンのような、作り手側の一人合点なシーンが多くならないか、心配です。

柴崎さんは格好いいです。
それに何といっても当主ですから、他の女性主人公の大河みたく、傍観者にはならないだろうとは思うのですけれども・・・オスカルっぽくなるのかな←古い(^^;;
オスカルって実はとっても女性っぽい人、というのも似ている気がしますし。

予告を見る限りでは、前半は直虎を巡る亀之丞こと直親と、鶴丸こと政次の確執がドラマの柱のように感じました。でもこの二人、年代的にはわりと早めにお亡くなりになっているんですよね、付け焼刃の情報によると(大汗

1年間、井伊家のお話をどのように紡いでいくのでしょうか。ドリカム状態を引き伸ばすのかなぁ。
あまりオリジナルの部分が多いと醒めてしまいそうな気がするのですが・・・まだまだ始まったばかり。
ちっとばかり不安多めの初回ではありましたが、しばらくまったりと見守っていきます。

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2017年1月 6日 (金)

2017年冬のドラマ:視聴予定

あけましておめでとうございます。
三が日はPC関係は全く触らず仕舞い、ひたすら食べたり飲んだり寝たりと、ごろごろしているうちに仕事が始まってしまい、ブログを更新する時間がなくなってしまいました(大汗

格付けチェック、GACKTさん、おめでとう!
私も視聴者が判断できる3つのチェックは、いずれも当てることができました(^^)v
盆栽は、あれだけカメラが寄ったらわかるわねえ。スタジオでは遠目でしか見れないから、判断するのは難しかったでしょう。以前、今回本物だったものと同じような形のお菓子が登場したことがありますから。
今年は映画チェックがなかったのが寂しかったです。

さて、冬に見る予定のドラマをささっと掲げておきます。

◎=期待値:大
○=期待値:並
◇=期待値:期待してもいいのかな?
無印=初回は見る

視聴予定ではないドラマのタイトルは書きませんでしたが、書いていないドラマを含めて、初回は時間の許す限り見たいとは思っています。

 「A LIFE~愛しき人~」日9 TBS
 「大貧乏」日9 フジ
◇「視覚探偵 日暮旅人」日10:30 日テレ 
 「突然ですが、明日結婚します」月9 フジ
 「嘘の戦争」火9 フジ
◇「カルテット」火10 TBS
◇「東京タラレバ娘」水10 日テレ
 「就活家族~きっと、うまくいく~」木9 テレ朝
○「下克上受験」金10 TBS
 「お母さん、娘をやめていいですか?」金10 NHK
◎「中年スーパーマン左江内氏」土9 日テレ

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以下、簡単コメントです。

「A LIFE~愛しき人~」
脇を固めるキャスティングも好みですし、取りあえず見ます。きっと木村さんはいつもの木村さんだと思うし、それでいいと思うのです。製作陣が力みすぎないことを願っています。

A LIFE~愛しき人~公式サイト

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「大貧乏」
この枠らしい、まったり路線です。あまり心惹かれるキャスティングではないなあ(大汗)
日曜日はハードスケジュールなので、リタイアしちゃうかも・・・

「大貧乏」公式サイト

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「視覚探偵 日暮旅人」
原作未読です。
この枠とは相性が良くないのですが、設定が面白そうなのと、キャスティングが好みなので、ちょっと期待したいと思います。

「視覚探偵 日暮旅人」公式サイト

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「突然ですが、明日結婚します」
原作未読です。
なんか製作スタッフ、キャスティングの全てに寄せ集め感が漂っています。これで月9は復活できるのでしょうか。怖いもの見たさで、初回は視聴します。

「突然ですが、明日結婚します」公式サイト

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「嘘の戦争」
こういうテーストのドラマはあまり好みではないのですが、初回は見てみます。

「嘘の戦争」公式サイト

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「カルテット」
キャスティングだけなら、大好物です。でも「ラブストーリー×ヒューマンサスペンス」という脚本に不安が・・・(汗
「最高の離婚」みたいな作品になってくれたらなあ。
重さと軽さのバランスが崩壊するようなことがあっても、多分最後まで見続けると思います。

「カルテット」公式サイト

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「東京タラレバ娘」
原作未読です。
題材がなんであれ、この枠には信頼を置いているので、見ます。

「東京タラレバ娘」」公式サイト

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「就活家族~きっと、うまくいく~」
どんなテーストのドラマになるのか興味があるので、初回は見てみます。

「就活家族~きっと、うまくいく~」公式サイト

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「下克上受験」
原作未読です。
フカキョンと阿部サダヲさんのタッグで「中卒の父と偏差値41の娘が最難関中学を目指した実話である。」って、テンポが良ければ面白くなりそう。

「下克上受験」公式サイト

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「お母さん、娘をやめていいですか?」
うーん、初回は見るけれども、テーマがキツそう。テンポによっては、即リタイアしそうです(汗

「お母さん、娘をやめていいですか?」公式サイト

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「中年スーパーマン左江内氏」
原作未読ですが、藤子・F・不二雄さんに、脚本・演出が福田雄一さん、そしてこのキャスティングとあれば、見ないわけにはいかないです(笑
今期、一番期待しているかもしれません。

「中年スーパーマン左江内氏」公式サイト

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番外編

「精霊の守り人 2 悲しき破壊神」
原作既読。シーズン1も見ています。
ファンタジーらしくなってくれるのかどうか・・・見守ります。

「精霊の守り人 2 悲しき破壊神」公式サイト

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「おんな城主 直虎」
森下さんの作品は好きなものが多いのですが、1年間を乗り切ってくれるかどうかが不安です。
真田ロスを引きずりつつ(汗)、まったりと見ます。

「おんな城主 直虎」公式サイト

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※テレ東系及びWOWWOWは視聴不能のため、パスします。

あと、BSに下りてくるヨシヒコさんを楽しみにしています。

「バイプレーヤーズ」が見たいのですが、テレ東で視聴不能なのがとっても残念(_ _);;
BSに下りてくるのか、見逃し配信にするのか、まだわかりません。どうなるのだろう。

今期の引き続き体調不安定のため、感想を書けるかどうか未定ですが、視聴は頑張りたいと思っています。

今期も良作にめぐり合えますように。

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2016年12月28日 (水)

2016年のドラマのまとめ

レギュラー感想はほとんど書けませんでしたが・・・この1年の締めくくりとして、各クールごとに印象的だった作品を挙げておきます。

冬クール:「ちかえもん」「逃げる女」
春クール:「重版出来!」「世界一難しい恋」「トットてれび」「ディアスポリスー異邦警察ー」「ゆとりですがなにか」
夏クール:「家を売るオンナ」「はじめまして、愛しています」
秋クール:「逃げるは恥だが役に立つ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「chef~三ツ星の給食」

そして大河「真田丸」。
長い長い感想を書いてしまいました(汗

この他にも春は「立花登青春手控え」、秋は「漱石の妻」がしみじみと印象に残りました。
後、来月から新シリーズがはじまる「刑事フォイル」の感想を書いておりました。

こうやって振り返ってみると、2016年は冬が今ひとつで、春が大豊作でした。
特に春から秋にかけての毎期に、最少でも一作は、コメディの秀作があったのが嬉しいです。

以下、上位5作品です。
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第5位「世界一難しい恋」
ラブコメのステロタイプな設定だな、とあまり期待していなかったのですが、ビロードような光沢あるドラマとなっていて、嬉しい誤算でした。
お金持ちで偏屈な主人公を描いて嫌味がなく、真っ直ぐとしていて媚びないヒロインとの恋バナに、どきどきはらはらさせられました。
成功した要因はいくつもあると思うのですが、波瑠さんをとても綺麗に撮っていたことが大きかったです。この人なら心惹かれるだろう、と納得できましたから。あと、BGMも好みでした。彼らのその後が見てみたいです。

第4位「家を売るオンナ」
こちらも視聴予定時には、ドロっとした作品も書く作家さんであることと、「家を売る」というテーマが掴みづらかったため、あまり期待していなかったのですが、良い意味で大ハズレ。
北川さんのヒロインの異様な吸引力、その他のキャラ造形も素晴らしさ、そしてスタッフさんたちのコメディ制作力が一体となって、乾いたタッチのメリハリの効いたハイセンスなコメディになっており、とても面白かったです。もっと見たい!

※4位と5位の順位は迷ったのですが、日本では中々成功しにくいナンセンスコメディを、力まず描いた「家を売る女」を上にしました。

第3位「重版出来!」
今期唯一、大河、特撮と海外ドラマ以外でレギュラー感想を書いたドラマでした。
人格者である一方、創作には貪欲で厳しい三蔵山さんをはじめとして、高畑、八丹、沼田たち、個性的なキャラたち、そして心、五百旗頭、小泉たち、編集、営業の人々。
マンガに携わる人々の真摯な姿を様々に描いていて、爽やかで愛しい作品。
同じキャストで、SPでもいいから続編を作ってくれないかな~

第2位「逃げるは恥だが役に立つ」
テンポ、キャスト、サウンドのいずれも素晴らしい、コメディとしての骨格がしっかりした作品でした。
そしてただ面白く楽しかっただけでなく、テーマがしっかりとしていて、愛すること、生きることの切なさを感じさせてくれた、白眉のラブコメでした。これも続編を見たい、と思わしてくれるドラマでした。

第1位「真田丸」
期待通り、1年というスパンを見事に生かしきった作品でした。
登場人物ほとんど全てにそれぞれの人生を感じれる、すなわち、歴史は名が残った人物だけで動いているのではない、という三谷さんのメッセージが、しっかりと伝わってきました。
ここのところ、体力と歴史への愛情、見識が不足しているように感じられた大河が続いたので、大満足です。

振り返って見ると、いずれの作品もBGMが秀逸だったことに気がつきました。
音楽って大事。
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○印象に残った女優さん
ラブコメが豊作だった、ということは、ヒロインも豊作だった、ということで、特に上位5作品、「真田丸」の長澤さんを含めて、ヒロインすべてを挙げたいところなのですけれども・・・。
こういう時は記憶が新しい方を選んでしまいますな(大汗

なので、新垣結衣さんで。

○印象に残った男優さん
こちらも状況は女優さんと同じですが、1年間主役を演じきられた堺雅人さんに。

リーハイコンビやん(笑

以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。
来年もよろしくお願いいたします。

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2016年12月27日 (火)

2016年12月のまとめ<2016年秋クールのドラマ・まとめ>

佳境に入った真田丸にかかりっきりで、他のドラマはもとより、ずっと書いてきた特撮シリーズの感想まで休んでしまいました。

真田丸については、2016年度の総括で軽く触れます。

<単発ドラマ>

獄門島
※感想は2016年秋クールドラマ 中間感想メモにちらっと書いています。
漱石悶々
※長谷川さんの漱石の記憶が新しいところですが、悶々と妄想するトヨエツさんの晩年の漱石も雰囲気があって良かったです。

<鑑賞した映画・DVD・演劇>

※★=DVDが欲しいと思った、もしくは買った作品
※☆=突っ込みどころを含めて、好きな作品
※○=記憶に残る作品
※▼=時間を返して、と突っ込んだことを覚えている作品(汗)

マハゴニー市の興亡(2016年9月東京 舞台)簡単感想
何者:映画
君の名は。:映画
ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ:映画
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期:映画 
ぼくのおじさん:映画
マダム・フローレンス! 夢見るふたり:映画

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感想は書いていませんでしたが、最初から最後まで見たドラマは 「IQ240-華麗なる事件簿」「逃げるは恥だが役に立つ」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「chef~三ツ星の給食」「ラストコップ」「夏目漱石の妻」「スニッファー嗅覚捜査官」。

フィギュアシーズンに入ったこともあり、今年でドラマの視聴が一番少ない期になってしまったのですけれども、とりあえず記録として、〆ておきます。

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以下、おおよそですが、面白かった順番に短くコメントを書いています。
後の作品になればなるほど突っ込んでいますので、ご注意くださいませ。

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最初から最後まで面白かった作品。
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「逃げるは恥だが役に立つ」
原作未読です。

かつてこれだけ登場時から好感を持たれたダメ男がいたでしょうか。そして平匡さんが思わず呟いた「か、可愛い」という言葉がこれほど深い共感を得たことがあったでしょうか♪
文句なく、一番好きなドラマです。

最初は不思議アンドおせっかい系キャラに見えた百合さんを、年齢を茶化すのではなく、地道に粘り強くキャリアを摘んできた社会人として描いていたもの共感度大きく、実はとってもロマンチストな風見さんとどうなるのか、ハラハラさせられました。
梅原君、彼を見守る人々を描く視線も、トリッキーさを狙ったのではない、暖かさを感じました。

野木亜紀子さんの単独の作品で見ているのは「掟上今日子」と「重版出来!」、そして本作。
いずれも主役だけではなく、登場するキャラたちへの愛情やリスペクトが感じられる作品で、これからが楽しみです。

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「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」
原作未読です。

「逃げ恥」がなかったら、この作品をトップにしたかもしれません。

主人公が間借り下宿をしているという設定、相手役に、普通の二枚目では絶対に醸し出せない雰囲気を持つ菅田さんに据えるなど、ゲストのエピソードも含めて捻ってありましたが、レギュラーキャストたちの生活感のなさは、まさしく「トレンディー」ドラマの伝統を引き継いだドラマだったかと思います。
河野悦子のファッションを全面に押し出すなど、恐らく今の時代に合う、まさしくトレンディーな作品を作ろうとチャンレジしており、コメディを作り続けてきたこの枠の底力もあって、成功していたと思います。
自分は好みじゃなかったけれども(汗)、河野悦子のファッションに結構問い合わせがあったそうですし。

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「chef~三ツ星の給食」
当初は残念な印象だったのですが、回を重ねるごとに面白くなっていった作品。
星野への、篠田の屈折した愛情と言うか、独占欲がバトルという形で進み出し、星野の、給食においても「最高においしい」料理を作る努力を惜しまない姿を見せ続けたことが、良かったと思います。
テーマには邪魔に思えた屋台も、最終回を迎える頃には、星野にとってはどちらも欠けてもならない存在であることを納得させられました。
奥寺はじめ、レギュラーたちがそれぞれ前に向かって歩みだす、というハッピーエンドもいい感じでした。
人の気持ちを顧みない、料理一筋、天才の星野がコテンパンにやられるのを、何故かテレビクルーが無遠慮に撮りまくる・・・という初回の見せ方が残念だったかもしれません。
天海姐さんは全くブレてなかったです。

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ここから、ぐっと差が開きます。
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「スニッファー嗅覚捜査官」
原作未読です。
コメディとハードボイルドの配分が好みではありませんでした。
NHKお得意の画面の重厚さが物語にそぐわないベクトルだったこと、華岡の恋愛話がほのぼのしすぎていたので、ハードボイルドの尖がった部分が埋もれてしまったこと。娘の話の結末、娘の気持ちが中途半端に描かれていたのも、気になりました。
もっと華岡と小向のバディをメインにし、家族や末永女医はスパイス程度でよかったんじゃないかな~
コンテンツは面白いので、第2シーズンがあるとすれば、見てみたいと思います。

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「IQ240-華麗なる事件簿」
突っ込みどころが一杯で、ある意味楽しんで見れました(^^;;
織田さんの作り上げようとしている人工的な世界と、土屋さんの生でエネルギッシュな世界、間をとりもつディーンさんのスタイリッシュな世界、そして中谷さんの堤監督風虚構の世界が、うまく混ざり合っていなかった気がします。
そして、結末の甘さがどうも納得できませんでした。自ら手を下していないとしても、凶悪犯なんだし。ここだけファンタジーにするのもなあ、と。

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「ラストコップ」
単発ドラマ、Episode 1とHuluで配信されたという2は見ていません。

荒唐無稽さと唐沢さんの独断場、そしてメイン4人のアクションが売り、内容についてあれこれ言うのは野暮なドラマ。
家族のコントシーンは極北で全く笑えず、リタイアしそうになったのですが(汗)、最初の4話くらいまではセリフのほとんどない真面目な若手刑事だった若山が、皆に弄られはじめてから、どんどん壊れていく様子が楽しみになり、完走できました。
犬猿の仲だった松浦・若山チームと最後には嫌々ながらも息がぴったりになる、というのも楽しかったです。

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番外編その1「夏目漱石の妻」
原作概読です。
実際の漱石夫妻がどうであったか、という推測より、「そうせき」と「きょうこ」という男女が織りなす夫婦、男女の機微の繊細さ。
風格漂う画像とキャストの皆さんの佇まいに見入りました。
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番外編その2「べっぴんさん」
活発すぎて幼稚園から入所を断られる子供に悩む母親、仕事と家庭の両立に悩む妻。一人で生きていく女性。
朝ドラの中では、ここ最近では一番視聴者に身近なテーマを扱っているので、その時々に誰かの立場になって見れるかと思います。
ただ、問題の解決の仕方、伏線の貼り方がご都合主義かも。でも、朝ドラ・・・朝に流れるドラマですから、あまり深く掘り下げない、というお約束は必要なのかも。
ヒロインのテンションの低さは好みです。
「男会」の旦那たちが可愛い(笑
一番気になるのは、やっぱり明美さんです。
あの時代、英語の喋れる看護婦さんって凄いキャリアの持ち主だと思うのに、その資格をあっさり棒に振ってしまうなんて・・・よほど看護婦という仕事が性に会わなかったのだろうか、とか、英語が全然生かされてないのがもったいないとか、色々考えちゃうんです。
幸せになってくれたらいいなあ。

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○印象に残った女優さん
迷わず、新垣結衣さん。

○印象に残った男優さん
こちらも迷いませんでした。星野源さんです。

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以上、あくまで、好みです。お許しくださいませ。

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2016年秋のドラマ:視聴予定
2016年秋クールドラマ 初回の感想その1「キャリア」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「ラストコップ」
2016年秋クールドラマ 初回の感想その2「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「逃げるは恥だが役に立つ」「chef~三ツ星の給食」
2016年秋クールドラマ 初回の感想その3「IQ240-華麗なる事件簿」「スニッファー嗅覚捜査官」「べっぴんさん」  
2016年秋クールドラマ 中間感想メモ

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ありがとう

20何年か見続けてきたSMAP、そして初回から欠かさず見ていた「SMAP×SMAP」の最終回。

悲しすぎて、面白すぎて・・・悲しすぎて。
泣きながら見ていることにも気がつかなかった。
もう、見れないなんて、そんなことありへん!・・・でも、時間は過ぎていった。

引退するアスリートのようでした。
引退するには早すぎる、と思っても、願っても、彼らはアスリートの美学を貫いて去っていったのです。

番組は、スタッフたちの、活動を再開して欲しいという願いに満ちた構成だったと感じる一方で、SMAPの遺骸をハイエナのような敵から守る強固な棺桶・・・いや、神殿を構築しているようにも思えました。


再結成は恐らく、ないでしょう。
とても特別なイベントで1回きりの、というのなら、ひょっとしてありえるかも知れないけれども、それは私たちが見てきたSMAPとは別の何かであり、その姿を見せるかどうか・・・それは彼らの美学には反するような気がします。

解散は、SMAPを守るための最後の手段だった、とも思えました。

幸せな時をありがとう。
それぞれの活躍を見守り続けます。

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2016年12月22日 (木)

真田丸 まとめ

公式サイト

この1年の感想の中に、こんな長い記事は読む人はいないだろうなあ、と思いつつ、長々とセリフを拾ったことも含めて、書きたいことはほとんど全部書いてきた気がしてきました。

ですので、簡単に。

まず、最終回について、書き残したことを短く。

正信が、自分の領主としての日常を、恐らくわざわざ信之に見せたこと、そして緑眩しい平和な里山が最後の風景だったこと。

ただでさえ気の滅入る防城戦に加えて、複雑怪奇な人間関係の中をもがき続ける幸村・・・源次郎に、上田の景色を見せてあげたかったです。

歴史好きな方、wikiなど読んでおられる方は重々ご存知のことですが。

父、正信や家康の死後、息子、正純は失脚することになるわけですが、父のように策は練れても、徳がなかったんだろうなぁ。

真田信吉、信政の兄弟。信吉は弟を庇い、信政は、敵でしかない、と言っていた叔父の背中を憧れの目でみる、ということでしたが、その後はわが道を行っているようで、父たちのような濃密な関係を持てるようになったようには見えませんでした。時間がなかったためもあるかもしれません。
どの一族にも栄枯盛衰がある。真田家は真田幸隆から昌幸、そして信之・信繁の代が絶頂期で、息子たちの代には時代が違ったこと、早死にしたこともあってか、スケールが小さくなったように感じられます。

息子たちが亡くなった後も、信之は故郷を治め続ける。享年93歳。
大坂の陣が終わってから長い長い人生が始まるのかと思うと、そこはかとなく切ないです。

さて、まとめです。

メインはもちろん、ちらっとしか映らなかったキャラクターも、皆、史実と創作の狭間を自由自在に動いていて、結末がわかっているのに、はらはらどきどきさせられました。

書き割り風の切り込み方や、ファンタジーで味付けしたような作品ではなく、史実と創作の狭間の物語を期待しているものとして、久しぶりに見応えのある作品でした。

また、当時の地理の概念が背景にきちんと描かれており、実は地理が主役、という回もあり、地理好きには嬉しい限りでした。
登場人物のほとんどが、正しいだけの人もいないし、悪いだけの人もいない、皆が正邪を抱えていたことも、物語を立体的にしていていました。
歴史は人の心が作る、ということを描ききっていたと思います。

第一話から入念に張られた伏線の数々が、すべて最終回に向けて丹念に拾われていく、これぞ大河の醍醐味。
あれ、あの人は?ということがほとんどありませんでした。

ここ近年の大河って、キャストの皆さんが公式で己の役について語っているを読んで、悲しくなることが多かったのです。こんなに誠心誠意取り組んでいるのに、ドラマにほとんど反映されてない、と。
今回はそういうことが全くありませんでした。全て、ドラマに描かれている。

これまで幾度も大河に出演したにも関わらず、ほとんど記憶に残っていなかった村上さんを筆頭に、舞台が変わるごとに人気者が出る。キャストさんたちの魅力を引き出していてお見事、こういう作りは、三谷さん、本当に上手いです。
また、浜谷さん、新妻さんなどの謂わばゲストたちもゲストの枠を超えて、作品に溶け込んでおられました。最強なのはやっぱり清水さんでした~(笑

幸村・・・信繁については、堺さん本人が語っておられますので、何も書くことはありません。
前半すぎまでドラマを支えていた、やんちゃな親父、昌幸。
そして全編に渡っての軸となっていた、信之と信繁。いい兄弟でした。

書き残したことがいっぱいあるのですけれども、また長くなるので、これにて。

スタッフ、キャストの皆さん、1年間、ありがとうございました。本当に楽しかったです。
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「おんな城主 直虎」も見ます。
でも、もうセリフは拾わない(汗

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真田丸 50話 最終回

公式サイト

豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったという噂が広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!(YAH0O!テレビより)
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まとめ感想は改めて書こうと思います。

引用したセリフは全て概略です。
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前夜・・・

信濃への帰郷途中、尼寺に泊まった信之は、本多正信と偶然、相宿となります。
本当に偶然なのでしょうか。正信なので、油断ができません(汗
ところがこの爺様の鼾、寝言がうるさくって、少々繊細な、信之、寝れない・・・

軽いオープニングで始まった最終回。オープニングはありませんでした。

「ダメ田十勇士」、祝・本編出場。

彼らに、命を惜しめ、と言いおくと、大角与左衛門を問い詰めに行く幸村。

信長公の下で台所番を勤め、その後は太閤殿下。徳川に仕えたことはない。しかし。
娘は太閤に手篭めにされ、それを苦に命を絶った。妻も一緒だ。
以来、わしはここにずっといる。秀頼と大坂城がこの世から消え去るのをこの目で見るため。

ここ、ちょっと秀吉からぬエピソードのような気がしました。
秀吉は、身分の低い生まれであることのコンプレックスの裏返しで、高貴な女性が好み、というのが通説、例えこの説が間違っていたとしても、また、例外があったとしても、無理矢理な手篭め、というのは秀吉には似つかわしくないかな、と。
でも、この大河での、ブラックになった時の秀吉ならば、ありえるかもしれません。
もしくは与左衛門の思い込み、ということもあるかも。

ともかく、与左衛門、自分で自分を串刺しにしてしまいました。
これで命絶えたかと思ったのですが・・・幸村たちもそう思ったのでしょう。
でも、止めは刺しておかないと。詰めが甘いです(汗
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豊臣の軍議。随分人が少なくなりました。

毛利と真田が天王寺へ陣取り、敵を惹きつける。明石は船場口に陣取って背後から敵を挟み込む。大野治長は岡山口に。

「そして満を持して、秀頼公御自らご出馬いただきます。」

「いよいよか。」

「豊臣家の馬印、千成瓢箪が掲げたるを合図に、全軍一斉に襲い掛かりまする。」

「必ずや家康の首、とってごらんにいれまする。」幸村。

「おう!」一同。
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茶々に拝謁する幸村。

「このごろ、城とともに滅びる夢をよく見ます。死ぬる時は誇り高くありたいもの。」

「誇り高い死なぞ、ありません。御上様には、誇り高く生きていただきたい。」

「死ぬのは怖くありません。」

「燃える城の中で喉を突き、血まみれになって息絶える御自身のお姿をお考えになったことがございますか。
秀頼公のお首が三条河原に晒される様を思い描いてみたことはございますか。」

泣き喚き、幸村にすがりつく茶々を幼子のように抱きとめる幸村。

「申し訳ございません。」

「私の親しい人、みな、死んでいく。」

「茶々様は長い間、悪い夢を見てこられたのです。それもまもなく終わります。連れ戻して差し上げます。
御上様にお願いしたきことが。」

呼び名が御上様から茶々様に、再び御上様に戻りました。

「これより、家康の首をとってまいります。家康が死ねば、戦さは終わります。
そこからは豊臣と徳川が、この先、どう折り合いをつけていくかの談判となります。
また、戦さになれば、次は必ず負けます。」

「左衛門佐がいれば、勝てます・・・死ぬつもりなのですね。」

「戦さに勝った後ならば、より良き和議の案を突きつけることができます。
大坂城を捨てる代わりに、豊臣家を四国全土のあるじと認めさせるのです。」

「わかりました。」

「そして万にもう一つ、私が家康を打ち損じ、徳川の兵が城に攻め込んで来た時は」

再び動揺する茶々。

「万に一つと申しました。その時は和睦の使者として、千姫様を秀忠の下へお遣わしください。
姫様なら、必ず方々をお救いくださいます。くれぐれもお忘れなきよう。
望みを捨てなかった者にのみ、道は開けるのです。」

なんと悲しい説得。
もちろん幸村は勝つつもり、家康の首をとるつもりではいるのですが・・・
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夜が明けて。戦さの身支度をする幸村。

「父上が今の私を見たら、何と言われるか。」

褒めてくださるはず、と内記。

「私は、私という男がこの世にいた証しを、何か残せたのか。」

「人のまことの値打ちというのは、己が決めることではございません。」

「誰が決める。」

「時でござる。戦国の世に、義を貫き通し、徳川家康と渡り合った真田左衛門佐幸村の名は、日の本一のつわものとして、語り継がれるに相違ございません。」

「どんな終わりを迎えてもか。」

「大事なのは、如何に生きたか、でございますゆえ。」

肌身離さず持っている六文銭をじっと見る幸村。
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五月七日早朝、敵味方それぞれが陣につきます。

大坂城では、茶々の歌留多の相手をするきりちゃん、茶々が落ち着いているのにほっとしています。

「この戦さ、勝ちますゆえ。」

「はい。源次郎様がそう、仰ってました。あの方が勝つと言えば、勝ちます。」

にこにこと答えるきりちゃんに

「ずっと気になっていました。二人はどんな間柄?」

ちょっと説明に困るきりちゃん。

「一言では説明できませんねえ・・・くされ縁?」

笑い合う女二人です。
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家康の陣にて。豊臣が動かないことを、秀頼の出馬を待っているからだろう、との正純の推測を聞いて、家康。

「我が陣には豊臣恩顧の大名も多い。秀頼に出て来られては、士気に関わる。」

策が閃いた正純。

「真田左衛門佐が我が陣に寝返ろうとしていく、という噂を流しましょう。おいそれと秀頼も出陣できなくなるはず。
その上で今一度、秀頼に文を送り、降伏を呼びかけるのです。牢人の召抱え、四国への国替えなど、向こうの喜ぶ話を織り込んで。」

「策も父親に似てきたな。すぐに取り掛かれ!」

豊臣はこの策にコロっと引っ掛かっちゃうんだろうなあ(溜息
正信には、悔しいけれども、さすが、と思えるのですが、正純に対しては、憎らしく思うだけです(汗。
昌幸親子の助命を願ったりと、武将として、人としての奥深さの違いなのでしょう。

茶臼山の真田の陣では、幸村、勝永、修理が徳川の予想通り、秀頼の出馬を待っていました。
中々来ない秀頼、支度に時間がかかっているのだろう、て、女子のお出かけじゃないんだから~(大汗

取りあえずこれだけは持ってきた、豊臣の馬印を見せる修理。

「秀頼公のご出馬がなくても、これがあれば、雑兵だけは何とかごまかせる。」

「秀頼公がおられるように見せかけるのか。」勝永。

「味方を欺くのは最後にとっておこう。」幸村。

小賢しい智恵とは、このことです、修理~。

「真田左衛門佐、この戦さ、勝てるぞ。」

生き生きした表情で、勝永。

「敵は三十万。しかしほとんどの兵はまことの戦さを知らぬ。
加えて、大名同士の繋がりも悪いと見た。あの陣形に落ち着くまで、どれだけ時がかかったか。」

ちゃんとした武将がいて、ほっとします。

「秀頼公が城を出たら、それを合図に我らで家康の本陣目指して突っ込む。」

「毛利勝永の名を、日の本に知らしめてやる。」

「存分に。」

その時、徳川軍より鉄砲を撃ち掛けられた毛利隊がそれに応じて撃ち返した、という報せが。

「まだ早い!」

「俺のいない間に!」

「待て、もはや後には引けん。」

幸村の言わんとすることをすぐさま察した勝永。

「家康の陣で待っている!」

十時すぎ、毛利隊は態勢を立て直すと、本多忠朝を迎え撃った。(ナレ)

ちなみに本多忠朝って平八郎の息子なんだそうです。(wikiより)
婚礼外交が盛んな時代、親戚だらけだったのだなあ、と閑話休題。
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大坂城では、正純の狙い通り、幸村が寝返ったという噂が広まっておりました。
ありえぬ、と言いつつも、大蔵卿に幸村の兄が徳川に仕えているを言われると、噂が嘘か真か調べよと、家康からの文を手にした秀頼。
そんな時間はないのに、この期に及んでも、幸村を信用しきれないんですねえ(溜息

毛利隊は破竹の勢いで本多隊を討ち取り、そのまま家康の本陣に向かった。その手前に真田信吉の陣があった。

このまま毛利とぶつかれば、かならず幸村の軍も加勢にやってくる。

「殿、ご決断を!」

小山田茂誠に決断を迫られる信吉。

「我らはまだ、攻めかかれとの命を受けてはおらぬ。無理押しはまらぬ!」

兄の決断に激昂し、飛び出していく信政でしたが。

あっと言う間に毛利隊に撃破される。

修理、秀頼が中々出馬しないことに苛立っています。
大助を呼び、秀頼の出馬を促す使いを命じる幸村。

「大助は父上のそばにいとうございます。」

「それはならぬ。この戦さ、秀頼公のご出馬があるか否かが、勝敗の分かれだ。」

「父上とともに戦いとうございます。」

「そなたは若輩の上、足に傷を負うておる。そばにおられては足手まといなのじゃ。」

泣きそうな大助の顔をぐしゃぐしゃっとする幸村。

「大助、頼む。」

「父上。」

吹っ切れた表情になった大助、佐助に伴われて、城へと出立します。

「私が寝返るという噂が流れているようです。疑いを晴らすには、これしかござらぬ。」

城へ戻れば命は助かると思ったのでしょうか・・・
結果的に正純の流した噂は、幸村、大助親子の死に場所を引き裂いたことになったようにも思います(涙

一方、大坂城。

死んだと思った与左衛門が生きていました(大汗

秀頼の前に引き立てられて、幸村が徳川の間者と会っているところを見てしまい、その口封じで刺された、と証言。

「信じられぬ。」

会ったこともないだろう男の言葉で、今まで艱難辛苦を経て導いてくれた幸村への疑いを深める秀頼。こら、あきません(_ _);;
追い詰められた人って、つけ込まれやすいんだなあ。
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信政のフライングで、毛利に大敗を喫した上田真田軍。

「戦場では、一人の勝手な振舞いで、多くの兵を失うことになる。」

茂誠に叱責された信政、腹を斬ればいいのか、と開き直りますが、その手を信吉が止めます。

「真田を守るために、毛利勢に向かって行った。おかげで大御所様のお怒りを受けずにすむ。」

しかし、日頃軽んじている兄に庇われた信政、その手を振りほどき、陣から飛び出していきます。
そこへ、幸村たちが進んでくる。向かっていく信政と兵たち。

ついに真田家同士が戦うことになりました。

信政を止めようとする三十郎、しかし進軍する幸村軍に前に引き下がれば、真田家の将来はなくなるかもしれない。
信政を、真田家を守るために、馬上の幸村を槍で襲う三十郎。
幸村、悲しげな顔で払います。

三十郎を抱き起こす、作兵衛。三十郎の気持ち、作兵衛もわかっている・・・

「源次郎様~!!」

去って行く真田軍、幸村の背中に、泣き叫ぶ三十郎。
ここでタイトル曲が流れました。
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真田、毛利の攻撃によって徳川軍は大混乱になった。
その中を信繁は家康の本陣へと真っ直ぐに突き進んだ。
目指すのは家康の首、ただ一つ。

真田がこちらへ向かっていると聞いて、家康が慌てて本陣から逃げ出したあとを襲う真田隊。

家康の馬印が倒されたのは、武田信玄に敗れた三方ヶ原の合戦以来のことであった。

戦況は圧倒的に豊臣方の方が有利であった。
岡山口にいた大野治長隊は、秀忠の本陣に襲い掛かった。

秀忠も本陣を逃げ出します。
家康は野原を逃げ惑っていました。

「もう、よい。ここまでじゃ。わしゃ、腹を斬る!」

慌てて止める正純たち。

「死なせてくれ!」

戦いは豊臣軍の圧勝かと思われた。

勝利を確信した修理は城に戻って、秀頼の出馬を促すことにしました。

「これは、どうなさりますか?」

千成瓢箪を持っている家臣が修理に問います。

「むろん、持ってまいる。」

この小さな行動が歴史を変えた。

戦場のあちこちで戦っていた兵士たちは、豊臣の馬印である千成瓢箪が城に戻って行くのを見て、動揺した。
秀頼が逃げ帰ったと思ったのである。
しかも不運は重なる。

与左衛門が台所・・厨に火を放ったのです。

城から煙が上がるのを見た家康。

この最後の戦国武将は、戦さには流れが変わる瞬間があることを、体で知っていた。
彼は、決してそれを逃さない。

「好機じゃ。陣容を立て直せ!」

徳川軍の反撃が始まった。

秀忠も流れが変わったことを感じ取っていました。

「風向きが変わった。我らも行くぞ。」
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「みな、秀頼公のご出馬を待っております。」

城にたどり着いた大助と佐助。与左衛門が、幸村が寝返ってる、と証言したことを聞き、驚いて真実を述べたところへ、厨から火の手が上がったとの報告が入りました。
すぐに消しとめよ、と大蔵卿。
そこへ修理が意気揚々と戻ってきて、士気も上がっている、今こそ、と出馬を乞います。

「かならず勝てます。」

ところが・・・千成瓢箪が戻ってきたことで、負け戦さと思い込んだ雑兵どもが逃げている、との一報が入ります。

はっとする修理、家臣に詰め寄ります。

「なぜ持ってきたぁ~!!!」

責められて唖然とする家臣(_ _);;

そうだよね、こういう人だったんだ・・・いつも責任逃れの・・・もう、何を突っ込む気力もないですわ・・・

「負けたわけではない、いまから出馬する。」

秀頼、覚悟が遅いです。

「どうやら流れが変わったようです。」

修理~・・・

徳川の猛反撃を受ける真田と毛利。
明石は応援に駆けつけたくとも、勢いづいた敵に撤退をよぎなくされました。

真田の隊は崩壊、身を挺して幸村一人を本陣へ進ませる作兵衛。

大坂城では。

「これより討って出る。私とて太閤の息子である。
おめおめと城の中で腹を斬るなど、真っ平じゃ。」

覚悟を決めたと言うより、やけくそ気味な秀頼。

「城から出てはなりませぬ。」

茶々が止めました。

「死んではならぬ。生きる手立てはまだあります。」

「もはや、勝つ見込みなど・・・」

「勝てとは言っておらぬ。生きよ、と言うておる。母に生き延びるための策があります。
望みを捨てなかった者のみ、道は開けるのです。恐れることはありません。」

.

「あなた様に、大坂城の全てがかかっているのです。」

幸村との約束通り、望みの綱、千姫を救い出すきりちゃん。

城の中に、もう徳川兵が侵入してきました。
大助を秀頼の下に逃がした内記、戦国武将らしいりっぱな立ち回りの末、昌幸の位牌を胸に抱えて斃されました。

「すえ、梅・・・」

作兵衛は自分の耕した畑にて最期を遂げました。

秀忠の本陣に向かう最中のきりちゃん、戦場を馬にて駆け抜けて行く幸村を見かけます。
これが幸村を見る最後・・・。
.

単騎、真っ直ぐに家康の下に進む幸村。
真田と聞いて、またか、と嫌な顔の家康。

幸村、馬上筒を取り出し、発砲しますが・・・外れました。

銃を構える兵たちを止める家康。

「手を出すな!」

立ち上がって幸村に向かい合います。

「殺したいのなら、殺すがよい。
されど、わしを殺したところで、何も変わらん。
徳川の世はすでに磐石、豊臣の天下には戻らん!!
戦さで雌雄を決する世は、終わった。
おぬしのような、戦さしか己の生きた証しを示せぬような輩は、生きていくところなど、どこにもないわぁ!!」

「そのようなことは百も承知!!
されど、私はお前を撃ち果たさねばならぬのだぁ!

我が父のため、我が友のため、先に死んでいった、愛するものたちのために!!」

二丁目の馬上筒を放ちますが、暴発。
銃を取り落とし、腕を抱える幸村。

「父上!!」

そこへ駆けつけてきた秀忠に、家康、思わず微笑むも、「遅い!」。

幸村とそして佐助に襲い掛かる徳川勢。

彼の戦いを遠くで見守っていた伊達と上杉の主従たち。

「見事な戦いぶりよ。」政宗。

「武士と生まれたからには、あのように生き、あのように死にたいものだ。」景勝。

「戦さは終わり申した。戻りましょう。」兼続。

しかし動かぬ景勝。

「源次郎、さらばじゃ!」

潤む瞳。
父代わりとしての涙のようにも思えました(涙
.

京。

片桐をお茶でもてなす北政所。
片桐さん、この後すぐに亡くなるのですが、ナレ死ではありませんでした。
まったく浮世から離れている北政所と語り合えるのは、この人しかいないですから。

「ほうですか、大坂城が。・・・夢のまた夢。」
.

佐助の火薬を使った術のおかげか、戦場を逃れて、安居神社で休息するも、満身創痍の幸村と、佐助。

そこへ落ち武者狩りがやってきて、観念したかのように首を差し出すも、それはトリップ。見事撃退しますが・・・

「ここまでのようだな。」

刀を手に取り、着物の前を開け、切腹の作法を始める幸村。

「長い間、よう仕えてくれた。
いくつになった。」

「五十五でございます。」

えっ・・・この期に及んでの、この間は反則です~(泣笑

「・・・疲れたろう。」

「全身が痛うございます。」

「だろうな。」

笑うシーンではないのに、笑ってしまいました(汗。
.

大坂城内。
黄昏時の照明。黄泉の国のようです。

茶々、秀頼を上座にして、大野親子をはじめとする家臣が、無表情にうち並んでいます。
大助もいる。死人のような表情が、悲しいです。

茶々だけが、生気を失っていません。幸村の策を、千姫を信じている。

炎上する天守閣を窓越しに見上げる、悔しげでもある、秀頼。

その頃、きりちゃんは、千姫を無事家康、秀忠の下に送りとどけ、そして、そっと立ち去りました。

五人衆のうち、ただ一人戦場に残った勝永。負け戦であることは、もちろん承知・・・ふっと微笑みました。

真田の陣で三十郎に殺陣の稽古をつけてもらっている信政、傍らで書物に没頭する信吉、伊達に匿われた春たちの無事な姿、穏やかな故郷の地で仲睦まじく暮らすすえ夫妻・・・真田家の次世代のそれぞれの姿がさっと流れていきます。

それは幸村の幻影なのか・・・穏やかに微笑んでの、最期でした。
.

画面は一転。

帰郷途中、正信の領地に招かれた信之。
上田に似た平和な土地、正信に慕い寄る領民たち。

「随分と慕われておいてのようですな。」

「いくさと同じ。人の心を読むのが、肝要。
領民には無理をさせず、と言って楽もさせず。年貢だけはきっちりと取る。
その上で、領主たるものは、決して贅沢をしてはならぬ。ははは、これでござる。」

「国づくりの根本を教わりました。」

そこへ大坂の様子を知らせる使者が。
はっとして信之を見る正信。しかし何も語らず、ごめん、とだけ言い置いて戻っていきました。

何も聞かずとも、信之は察している。

歩くうち、しゃりんとなります。
それはおこうの渡してくれたお守りの六文銭・・・

「参るぞ。」
.

怒涛の最終回でした。
ナレーションもいつもとは比較にならないほど多かったです。戦場の動きをわかりやすく伝えるためでしょう。おかげで、よくわかりました。

あまりにも濃くって、感想が書きにくいです。
とにかくまず、あれから大坂城はどうなっただろう、ということについて書き留めます。

皆、幸村が茶々に語って聞かせたような悲惨な最期を遂げる・・・というか、ドラマとして描かぬ代わりに、幸村の言葉を借りて表していました。

望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける・・・しかし開けなかった。
千姫の訴えが取り上げられることはなかったのだから。
幸村の策は、最後の最後まで、外れてしまったのです。

最期まで幸村を信じきっていた茶々。幸村の死を知らずに死んだはず。
一番親しい人が死んだことを知らずして息絶えたことが、せめてもの救いだったかもしれません。

そして今ひとつの救いは、秀頼の首が晒されなかったことです。
それは、五人衆の中でただ一人残った勝永が、城に戻ったから。
秀頼の介錯が出来るほど肝の据わった武将は、あの、黄泉の国のような大坂城にはいなかったでしょうから。

勝永の最後のシーンでの笑み、初見の時は深く感じなかったのですが、流れがわかって見ると、涙。

いずれにしても、大坂城の落城も、勝永、大助たちの死も、幸村が大坂城を去った後の出来事なのです。

きりちゃんは、佐助は、どうしたのだろう。
きりちゃんのことを思うと、切ないです。茶々の面倒を見に大坂城に戻ったとは、思いたくないです。例え戻ったとしても、最後の最後に逃げ延びて欲しい。
そして幸村は生きていると信じて、沼田でも、大坂でもいいから、元気に生き抜いて欲しいです。
佐助は出浦の下に一旦は戻るのかな・・・とこんな妄想を書いていてはきりがありませんですな(苦笑



またまたあまりにも長くなってしまったので、記事を改めます。

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2016年12月17日 (土)

仮面エグゼイド #10「ふぞろいのDoctors!」

公式サイト

グラファイト(町井祥真)によってばらまかれたウイルスによってゲーム病がまん延。ゲーム病に冒された永夢(飯島寛騎)の恩人・恭太郎(野村宏伸)を救うためにもダークグラファイトバグスターを一刻も早く倒さなければ…。一人焦る永夢に恭太郎は「大切なのはチーム医療だ」と叱りつける。
レベル5にアップするドラゴナイトハンターZガシャットは4人でプレイするゲーム。永夢は飛彩(瀬戸利樹)、大我(松本享恭)、貴利矢(小野塚勇人)に「チームになってオペを」と頭を下げるが、全員に無視され自らの力のなさに失望してしまう。
しかし、永夢は飛彩ら一人一人にドラゴナイトハンターZガシャットを渡すと連絡。全員が顔をそろえたところで「力づくで俺から奪ってみせろ」と挑発し、まんまと3人を共闘へと引き込む。
ダークグラファイトバグスターをゲームエリアに誘い出し、エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、そしてレーザーはレベル5にチェンジ。先を争うようにグラファイトを攻撃しつつも、みごとな共闘でついにダークグラファイトバグスターを撃破する。
永夢の作戦はうまくいったが、飛彩、大我、貴利矢らとの心は通じないまま。「チーム医療って難易度高い」と永夢は頭を抱える。一方、黎斗(岩永徹也)とパラド(甲斐翔真)はレベル5の戦いからデータをゲット。新たな目標へと動き始める…。(公式サイトより)

研修医がリーダーってどうなんだろう・・・治療ではなく、戦闘だからいいのね、きっと。
レギュラーだと思い込んでいたダークグラファイトが退場。なるほど、今後も敵はこんな感じで登場してくるんだ。
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ここからは、ちょっと自分的ライダーシリーズの総括です。

色々突っ込んできたけれども、録画してあったアメトーークの「ライダー芸人」を見て、初心に戻りました。
ライダーって、ぶっ飛んだ設定があってこそなんだなぁって。
だから、今シリーズにももっともっとぶっ飛んで欲しいです(^^)/

そして、最初にライダーシリーズ視聴に誘ったシリーズを超えるシリーズはないのかもって。

自分の場合は、たまたま第一話を見てしまった「電王」でした。
それまでもちょこちょこ見てはいたのですが、1年を通じて一週も欠かさず見通した最初のシリーズです。
ライダーとしての設定など・・・コアなライダーファンの評価がどうあれ。
リアル視聴継続が難しい時間帯、DVD時代だったのも幸いでした。VHSだったら途中で捕獲ミスしていたかも。

以降、どのシリーズも欠かさず見続けました。楽しめたシリーズもあったけれども、グッズや関連本を買うまでにはいたらず。
「W」や「ドライブ」は敵キャラ含めて描きこまれてあり、1年クールのドラマとしてストーリが練れていて、面白かったです。きっと好みのテーストだったのでしょう。

「エグゼイド」は造形などで新しい世界にチャレンジする一方、龍騎や近々では鎧武などのテーストを受け継いだ、正統派なライダーシリーズで、ストーリーも段々形になっていっており、面白くなってきているように感じます。
「エグゼイド」をライダー・ナンバーワンとする人も増えるでしょう。

でも、背景が医療モノは勘弁して欲しい、というのが本音です。特に患者を患者とも思わぬお医者さんばかりの設定は辛いです。
意思の疎通が難しいお医者さんに当たった時のストレスを思い出してしまうのです~(_ _);;

と、いうことで視聴は続けるけれども、レギュラー感想はちょっと様子見することにしました。
特にこの日曜日は大河の最終回のため、燃え尽きてしまいそうですし(汗
しばらく、書きたい時に書き、レギュラー感想はもう少し暖かい目で見れるようになったら再開しようと思います。無理して書いても、面白かった部分より、設定の重箱の隅を突くような突っ込みばかりを書いてしまうだろうから。

・・・て、来週、書いていたりして(大汗

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2016年12月16日 (金)

動物戦隊ジュウオウジャー 第41話「最初で最後のチャンス」

公式サイト

ランニング中の操の前にジニスがあらわれる。かつてジニスに洗脳されていた操は、パニックに陥りまともに戦うことができず、ジニスに連れ去られてしまう。ジニスは、操を助けたければジュウオウジャー全員である場所へ来いというのだが…!?(YAHOO!TV より)

ジュウオウジャーの前に現れたジニス、ジニスの前に現れたアザルドは、それぞれクバルがナリヤの記憶から生み出した偽者。助けたザワールドさんも偽者だった・・・ということで、クバルが本格始動し、お話にもぐいっとギヤチャンジ。
昆虫っぽいルックスのクバルが、実は感情豊かで、一族の復讐を誓っている、というギャップは面白いです。手法は姑息だけど(汗笑
でもジニスは全てお見通し、クバルが動くのを待っていたのでした。そしてパワーアップ。強いです。

ジュウオウキューブウエポンを回収中の鳥男さんは、本物のナリヤを探していたアザルドと遭遇、その外見を見て・・・
アザルドってキューブの集合体なのでしょうか。
以前、ジョウオウジャーに斃されたのを、ジニスが生き返らしたことがありましたが、その時、ジニスは謎の含み笑いを漏らしていましたっけ。

果たしてクバルはこのまま消滅させられてしまうのでしょうか、それとも今一度ジニスに許しを乞うて平伏すのでしょうか。
ジュウオウジャーと手を結ぶってことは、外貌から見ると想像しがたいけれども。
ナリヤさんはどう絡んでくるのかな。

次回、やっとレッドさんの過去話が描かれるみたいなので、楽しみです。

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2016年12月15日 (木)

真田丸 49話「前夜」

公式サイト

幸村(堺雅人)からの書状を読んだ信之(大泉洋)は、幸村が死を覚悟していると直感し大坂行きを決意する。一方、豊臣方と家康(内野聖陽)との最終決戦~大坂夏の陣~がいよいよ始まる。幸村は又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)とともに策を立てる。徳川軍をくいとめるのは道明寺。しかし、豊臣方の策はことごとく漏れていた…。ついに幸村は、春(松岡茉優)を城から出すことに。そして、きり(長澤まさみ)には最後の使命が…(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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江戸・真田屋敷の信之、そして稲とおこう。

「源次郎を説き伏せてくる。あれは死ぬ気だ。」

死ぬなどと、どこにも書いてありません、と稲。

「わしにはわかるのだ。あれは死ぬ気で敵の本陣に突っ込み、大御所様の首を取るつもりだ。」

「行かせてあげてください。旦那様に悔いなき生き方をしていただくのが、私たちの務め。」

「わかっておる!!」

稲に一喝されるおこう。

敵の大将に会うとなると内通を疑われる、下手をすれば打ち首、真田のお家を潰すことにもなりかねない、と詰め寄る稲。

「十分気をつける。」

引き止めるために問い詰めたのではない、夫の覚悟を今一度確認したのでした。
ならば真田の者であることを絶対に悟られぬよう、家紋のついているものは一切身につけぬこと、と念を押します。

「承知した。」

「そして・・・」

ずいっと信之に寄った稲の瞳が潤んでいます。

「必ず生きて帰ってきてくださいませ。」

「わかった。」
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信之に、幸村への差し入れを用意しながら、松。

「いずれ、また兄弟三人でお茶でも飲みながら、昔話に花を咲かせましょう。」

いつに変わらぬ姉の姿に、ばば様の姿を重ね合わせる信之。
そしておこうはお守りを渡しました。中には、六文銭。
顔を見合わせて微笑みあう信之とおこう。
久しぶりにおこうさんの”ゴホゴホ”が見れました(笑

稲は家守。この人がいなければ真田家は回らない。
一方、おこうはどこまでも真田の一族です。
形は違えども、二人とも心底、信之を愛している。

江戸城では、江が、今度こそ豊臣を滅ぼすよう、秀忠を叱咤激励しました。
千姫のことは心配しているけれども、豊臣が残れば徳川の禍根になることは、よくわかっている。気を抜いた方が、負けるのです。
茶々と同じ幼児体験をしてきた江ですが、生き方や性格、何もかも対照的な姉妹です。
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ついに動いた徳川勢を迎え撃つこととなった大坂城では、軍議が開かれていました。

まず大坂城を出て、京を押さえ、伏見に本陣として、近江瀬田にて進軍してくる徳川勢を迎え撃つ、というのが幸村の策。
・・・あれ、聞いたことがある。

秀頼には伏見城で采配をとってもらう、と聞いて「危のうございます!」と大蔵卿が大反対。
兵の士気が上がるのならかまわん、と秀頼、しかし大蔵卿は、あくまでも敵を迎え撃つのは大坂城、と主張します。
要害がまだ間に合わぬ今、この城に執着するのは愚策、と、幸村。

「それを何とか勝ちにもっていくのが、そなたの務めではないのか!」

まあ、都合のいい。さんざん邪魔をしておいて・・・って思った人も多いでしょうな。

「じゃあ、そろそろ俺たちの策を聞いてもらえるかな。」

この期に及んでも、いつものように水掛け論になりそうなところで、又兵衛が入りました。

幸村を除く五人衆が考えた策とは。

「敵は大軍、必ず広い南側から攻めてくる。
これに対し、我らは天王寺に兵を進め、この一体を固めて迎え撃つ。出来を一歩も近づけさせない。
秀頼公は城で高見の見物。」

秀頼が城から出ずとも良い、と聞いて、策の内容がどうであれ、かつ大嫌いな牢人の立てた策であっても、素晴らしい、と同意する大蔵卿。

敵が東から来たら背後を突かれるのが、この策の短所に、幸村が、平野川の堤をあちこちで切っておけば、沼地同然、東からは近づけない、と何やら愉しげにアイデアを出します。
納得する秀頼と牢人たち、気勢を上げて張り切ります。

京を押さえ瀬田に進む、という策を、前と同じだったぞ、と又兵衛に突っ込まれた幸村。にこにこしています。
又兵衛たちが策を練っていたの知ってたのかもしれません。
自分が大坂を出て戦うことを唱えれば、必ず大蔵卿が異を唱える、この、今までなら有楽斎が底意を持って止めていた、いつもの水掛け論を誰が止めるか。待っていたのかもしれません。
一番いいタイミング、いい形で又兵衛たちが止めてくれた。

ここに及んでですが、少なくとも五人衆がようやく一丸になりました・・・遅いけど(涙

いくさ支度をする幸村に話しかける大蔵卿。

「すべては豊臣家のおんため。」

「存じております。」

「茶々様と秀頼公をお守りするのが私の役目。
言葉がきついのは、性分です。」

「つまり、我らは同じ方向を向いているということ。」

「ただし、牢人は大嫌いじゃ!!」

去って行く大蔵卿(笑

幸村とは、漸く手打ちってことなのでしょうか。
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総勢30万の諸大名を率いて大坂に向かっている家康たち。
全部が揃ったらすぐに総攻めを、と急かす秀忠に、家康。

「そう焦るな。正純、最後にもう一度、大坂城の秀頼に文を送れ。」

「父上、無駄でございます。秀頼がいれば、牢人は今後も増え続けます。
もはや、秀頼を亡き者にせぬ限り、この戦さ、終わりません。
豊臣に血は、この戦さで断ち切るのです!父上は甘すぎる!!」

退座する秀忠。

「おっそろしい男に育ったのう。」

言いつつも、息子の後姿を見る家康の目はいつもよりにこやかなです。
秀忠が、関ヶ原の呪縛からではなく、徳川にとってのこの戦さの意味を理解しての、総攻めを唱えていたから。火の玉な(笑)、江の影響も大きいのでしょう。

家康からの文を読む秀頼。
大和の郡山城に移れば、兵を引く。

「ただし、牢人は連れて行くな、ということだ。」

「如何なさいますか。」幸村。

「徳川とはこれにて手切れ、といたす。よいな、左衛門佐。」

「御意のままに。」

これで運命の歯車が、また一つ進みました。

秀頼からの手切れの返事を受け取ったのでしょう、家康。

「豊臣の家も、天下の名城と謳われた大坂城も、これを持って終わりだな。」
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四月二十九日、大野治長と浅野勢が衝突、大坂夏の陣がここに始まった(ナレーション)

治長軍配下の、わしは大名になってみせる、と言い続けた塙団右衛門。真っ先に撃ち抜かれてしまいました。
この人が最初に戦死してしまうとは、ショック。

明るい性格は、牢人たちにも好かれていたはず・・・合掌。
落ちた名刺が悲しいです(涙

戸板に運ばれてきた亡骸を迎える、五人衆。
そこへ茶々が、きりの制止を押し切って、ふらふらと入ってきます。

「いずれは皆も、この男の横に並ぶのですか。」

空ろで怯えた目。
幸村の無言のサインに答えるきりちゃん。

「いい加減にしてください。御上様にうろうろされると、士気が乱れます。」

茶々にこんなことが言えるのはきりちゃんだけでしょう。
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台所で次の策を練る五人衆。
又兵衛と明石は、本陣が来ると思われる南の道明寺へ、後詰として幸村と勝永。
秀忠が進んでくると思われる東の若江・八尾には、木村長門守と長宗我部が抑える。

「各々抜かりなく。」
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又兵衛が道明寺に入ったと聞いた家康、秀忠とともに東へ回ることにし、道明寺は伊達政宗に任せることにしました。
その時、この戦さ、居眠りをしている(ふり?)ことが正信が目を開きます。

「又兵衛が気になる。今のうちに潰してしまいましょう。」

又兵衛に調略が仕掛けられました。

播磨三十五万石で徳川に寝返らぬか・・・もちろん一蹴する又兵衛。
断ってきたことを聞いた正信。断られるのは、承知の上。

「それでよい。又兵衛が徳川の使者と会ったことを豊臣の陣に広め、調略にのった、という噂を流す。又兵衛はその噂を消すことに必死になる。あとは戦さで手柄を立てるしかない。
大将が焦れば、陣は乱れる。
はい、これにて又兵衛の命運は尽きた。」

恐ろしい爺様・・・惚けてきた、と思っていた正信の、変わらぬキレに、顔を見合わせる秀忠、正純なのでした。
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さて、大坂に着いた信之は、家康の命で今一度、幸村に降伏を勧めに行く信尹に、身分を隠してついていきます。
戦さの最中にて、大坂城に入るのは簡単ではない。家康の九男、義直の陣にとどめ置かれた一行。
信之、そこで徳川勢に兵として加わる平野に再会し、唖然とします。
やっぱり物資補給に失敗したのね。でも、その後徳川軍に入るなんて・・・真田屋敷で滔々と述べた豊臣家への忠信はどこへ(苦笑
あれも本心だったんでしょうけれどもね。生き延びるためにはなんでもす、というのも本心。この人らしいです。

そしてリアルタイムではさぞ盛り上がったでしょう、室賀正武の子息、久太夫登場。

「黙れ、小童ぁ!!」

信之(大笑
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「兄上・・・」

信尹に、信之がついてきたことに驚く幸村。

「大御所様はどうしてもお前が欲しいようだ。」信尹。

「ありがた迷惑でございます。」

「決して悪い手ではない。信濃一国ではどうか、と大御所様は仰せだ。」

「気前の良いことで。」

「兄上が終生望んでいた信濃の国主になれるのだぞ。」

叔父の説得を黙って聞いていた信之。

「源次郎は死ぬつもりなのです。しかも大御所様を道連れに。」

「兄上、買い被りすぎです。いくら私でも、それは・・・」

「徳川に歯向かいたいなら、歯向かえばよい。平伏したくないなら、平伏すな。
しかし、死んではならぬ!」

「捕まれ、と申されますか。」

「そうじゃ。今度もまた、俺は必ずお前を助けてみせる。
死に物狂いで、江戸と駿府と京を駆け回り、赦免を勝ち取ってみせる。」

「そしてまた十四年・・・。」

「決してお前を死なせはせん。それがわしの使命だからだ。
あの時、わしはお前と父上と三人で誓った。またいつか、晴れて酒を酌み交わそうと。
父上はもうおられぬが、わしはまだその約束を果たすつもりでいる。
それを言いに来た。」

「では、今、ここで酒を」

「作兵衛、帰る。」

「兄上と酒を酌み交わしとうございます!」

後ろを向いたままの信之。

「兄上。」

「これは今生の別れではない。」

去っていきました。

「生きたいように生きればよい。」

幸村の頬を軽く叩く信尹。叔父らしい仕草に、思わずほろり。
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上杉景勝を呼び寄せて、酒を酌み交わす家康。

「長い付き合いだの、上杉殿。」

「左様ですな。」

「北条の隠居も、真田安房守も死んでしもた。あとは、我らだけ、生き残ったな。

 

今のわしがあるのは太閤殿下のおかげじゃ。
しかし、わしは豊臣を滅ぼす。秀頼公があそこにおっては、徳川のためにならんのじゃ。それゆえの戦さと思うておる。」

「何故、それがしにお話になる。」

「おぬしにはわかって欲しかったのじゃ。」

「お心うちに、疚しさがあるからでは。」

「何を。」

「この戦さに義がことが、気になるからではござらぬか。」

「その話はやめよう。」

「先の戦さで、真田源次郎の姿を見ました。」

「真田?」

「あの男は、わしが、そうありたいと思っていた人生を生きておる。」

「親子二代で楯突きおって。まだわしを苦しめよる。
真田め・・・。」

戦国時代を駆け抜けてきた、老武将二人。
例え義を捨ててでも、守らねばならないものがあるのも、同じ。
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五月五日、大坂の南、平野の又兵衛の陣にて、又兵衛、幸村、勝永。

正信の狙い通り、又兵衛が調略されたと言う噂が広まっているようです。
幸村、勝永は全く信じていないけれども、中には本気にしているものもいる。

「大蔵卿のばばぁとか。」

実は幸村も、信濃四十万石で誘われた、と聞いて、なんで俺には声がかからんのだ、と落ち込む勝永。

「後藤殿、一つだけ頼みがある。
悪い噂をたてられたからといって、捨て鉢にならぬこと。手柄を焦ることはない。
戦さは心が乱れた方が負けだ。」

言い含める幸村。又兵衛、本当にわかっているのか、いないのか・・・

「なんで俺には声がかからないんだ。」

なお愚痴っています、勝永(笑
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木村長門守、万が一、首をとられても恥ずかしくないように、兜に香を焚き染めるって・・・古武士のような奥床しい作法ですが、今はフラグとしか思えません。

こうして、フラグたちまくりの又兵衛と木村長門守の別れのシーンを挟み、いよいよ徳川勢が進軍を開始しました。
道明寺の方面には伊達3万5千が、若江・八尾の方面には、家康と秀忠、すなわち本隊が13万。

後詰めの幸村たちの到着を待たずに出陣した後藤軍は伊達軍に押され、又兵衛は戦死。

「あれほど功を焦るなと言うたのに、あの馬鹿が!」勝永。

東の若江・八尾では。

「あれは敵の本陣。目論見が外れたな。数が違いすぎる、引き上げよう。」長宗我部。

しかし、又兵衛の戦死を知らない木村長門守。
ここを引いてしまっては又兵衛の逃げ場を失う、と突入を断行しますが、多勢に無勢。総がかりで討ち取られてしまいました・・・

何とか修羅場を逃れた長宗我部。付き従って来た家臣たちに

「もはや勝目はなち。これまでじゃ。長宗我部再興の夢は潰えた。
後はおのおの、生き延びよ!」

と申し渡し、自分も戦場を抜け出そうと、一人走り出すのですが

「殿!」

よわばって着いてくる家臣たち。
旗も立てているし、これでは自分が長宗我部だと一目瞭然です!

「ついてくるなあ!」

そのうち敵の一団と遭遇、殿を守って戦う家臣たちを放ってはおけない。
自ら刃を抜いて切り開くのでした。

再興の夢潰えても殿を慕い、守る家臣たちのモブっぷりが可憐で、ほろりとなりました。

勝永も良いけれども、長宗我部に好みなエピが多いです。
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大坂勢の陣中にて、幸村、勝永、明石。

「まんまと裏をかかれたな。まさか主力がそっちから来るとは。」勝永。

「どうやら、我ららの策が敵に筒抜けのようだ。」

「間者?」

勝永に頷く幸村。
有楽斎ではなかったのか、と愕然となる明石。
策の詳細を知っているのは五人衆だけ、と、さっと明石に向けて刀を抜く勝永でしたが、幸村、止めます。
五人衆の中には間者などいない。

「我らの話を常に聞いていた男だ。」

やっぱり・・・大角与左衛門でした。

与左衛門が徳川の間者と話しているのを目撃してしまった与八、殺されてしまいます(涙

振り向いた与左衛門の目が怖かったです。

上田で百姓をしていたかったのに、作兵衛に無理矢理大坂まで連れてこられた与平。
戦さが嫌いだからと賄いに移り、この仕事が気に入っていたのに。親方に殺されるなんて・・・不憫な最期でした。合掌。
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道明寺を崩した徳川勢は勢いにのって後詰の幸村たちに襲い掛かりました。
足に矢を射られた大助、作兵衛が助けました。
軍勢を反転させ、城に向かう幸村、振り向いて叫びます。

「これでお終いか~!徳川兵にまことの武士はおらぬのか~!」

追っていた伊達政宗、鉄砲隊を構えさすものの、弾は尽きた、と追いませんでした。
その様子をじっと見ていた幸村。大坂城に戻って。

道案内をしてくれた九度山の若者、あれ以来見なかったけれども、ずっと付き従っていたのね・・・合掌。

家族を集めた幸村は、城を出て伊達の陣へ行くよう、告げます。

「あのお方なら、必ずお前たちを庇護してくださる。」

もう、残る、とは言わず、凛として幸村の命を聞く春。

一方、幸村からの文を読んだ政宗。

「左衛門佐、よう、わしを頼ってきた。
御妻女の世話一切、喜んで見ようではないか。」

使者の佐助に告げます。

このことは家康には?と伺う伊達家臣の片倉景綱には

「申し上げるわけがなかろう。」

二人の密約なのだから。
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大坂城では。

大助は自分と残る、内記は春たちとともに城を出よ、という幸村に、残ると言い張る内記。どうやら意は通ったようです。
作兵衛も、春たちを伊達に送ったのち、戻ってくることに。

「私は。」

きり。

「お前は大事な仕事がある。残ってくれるか。」

視線を交わす、内記、きり親子。

「決して永久の別れではない。暫しの辛抱じゃ。」

「大助、父上をしっかりとお守りしなさい。」

以前は、危ない目に合わせて、と激怒していたのですが、今は武士の母として妻として。きりに対しても。

「旦那様のことを、何卒よしなに頼みます。」

「畏まりました。」
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夫婦二人になって。よう、耐えてくれた、と言う幸村に、

「泣いてもよいのなら、泣きますよ。」

と、例の障子を破る指つきで、幸村をつんつんする春。春さんはこうでなくっちゃね(^^

「いや・・・」

ちょっと慌てる幸村に、居ずまいをただす春。

「私は大谷刑部吉継の娘でございます。」

「そうであった。」

その晩、伊達の陣に入る春たちを、政宗は暖かく迎えてくれました。
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再び大坂城、幸村ときり。

「私は明日、城を出る。家康に決戦を挑むことにした。」

「いよいよですね。」

「お前はいざとなったら、千姫様をお連れしてここを抜け出し、すぐに秀忠の陣へ行け。」

「大仕事ではないですか。」

「だから、お前に頼むのだ。御上様にはお伝えしておく。」

「姫様をお送りしたら、その後は。」

「沼田にでも帰るがよかろう。」

「いいえ、ここに戻ってきます。こうなったら、御上様とご一緒しますよ、最後まで。
源次郎様がいない世にいてもつまらないから。」

いきなり、きりちゃんを抱きしめる幸村。

「ちょっと、何するんですか?!・・・遅い。」

「すまん。」

「せめて10年前に・・・」

キスをする幸村。でも、きりちゃん、喋り続けます(泣笑

「あの頃が私、一番綺麗だったんですから。」

内記の娘に関しては様々な言い伝えがある。
<中略>
ひとつだけ確かなのは、信繁に関わった女性たちの中で、最も長くそばにいたのは彼女だ、ということである。(ナレーション>
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喋りながらのキスって(^^;;
とってもきりちゃんらしいラブシーンでした。
「あなたがいない世にいてもつまらないから」って、戦国ならではの、凄い告白です。

それにしても、本当に、「遅い!」

梅ちゃんのことがトラウマになっていた幸村が、戦場となる場所に留まることを許した、ただ一人の女性。
こうなると、きりちゃんの命運が気になります。

大角与左衛門が又兵衛に親切だったのは、彼らが公で話せないことを語る丁度居心地の良い場として、台所を使わす策だった・・・のでしょうか。ともかく、行きつけの居酒屋の親父が間者だったようなものです。
彼がいつ間者になったのか、その経緯はドラマ内では語られないかもしれません。

信之・稲・おこう、秀忠・江、幸村・春の各々三組の夫婦の、しばしの別れの惜しみ方。
そして、恐らく最後となるだろう、兄弟の対面。
信之は、辛く悔しかった犬伏の別れを、弟を救う、と一念に凝縮させてきた。
しかしその思いも、腹を括っている弟には通じない。通じないことを薄々観念はしているけれども、それでもなお、望みは捨てない、信之。

合戦含む殺陣シーンは、三谷さんの意向でしょう、あっさり気味な今年の大河。

それにしても、又兵衛の死は、癖のあるキャラにしては、あっさりしすぎていたような気が(汗
立ち回り、という意味だけではなく、豊臣勢の中のポジション的に、あとひと捻りあっても良かった気がしますが、時間的に、これが目一杯なんでしょうな。
あの正信を動かした、ということだけでも以て瞑すべしなのかもしれません。合掌。

そして若武者ぶりが爽やかだった木村長門守。合掌。

来週、ついに最終回。
豊臣勢のほとんどがいなくなっちゃうかと思うと、悲しい・・・
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2016年12月11日 (日)

マダム・フローレンス! 夢見るふたり:映画

2016年 イギリス 111分 原題「Florence Foster Jenkins」 

Photo

公式サイト

監督:スティーブン・フリアーズ/脚本:ニコラス・マーティン/製作総指揮:キャメロン・マクラッケン、クリスティーン・ランガン、マルコム・リッチー/製作:マイケル・カーン、トレイシー・シーウォード/撮影:ダニー・コーエン/美術:アラン・マクドナルド/衣装:コンソラータ・ボイル/編集:バレリオ・ボネッリ/音楽:アレクサンドル・デプラ
出演:メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバークト、レベッカ・ファーガソン、ニナ・アリアンダ

名女優のメリル・ストリープが、音痴のソプラノ歌手として知られる実在の人物フローレンス・フォスター・ジェンキンスに扮し、1944年、音楽の殿堂カーネギーホールで行われ、伝説として今なお語り継がれるフローレンスの公演を題材に描いたドラマ。
ニューヨークの社交界で名の知られたマダム・フローレンスは、ソプラノ歌手になる夢を追い続けていたが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていない。夫のシンクレアは、愛する妻に夢を見続けさせるため、マスコミを買収して信奉者だけを集め、小さなリサイタルを開催するなどしていたが、ある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出して……。
夫シンクレア役にヒュー・グラント。監督は、「クィーン」「あなたを抱きしめる日まで」のスティーブン・フリアーズ。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

ヒューとメリルの共演をフリアーズ監督が撮った、ということで観に行きました。

映画.comに書かれてある粗筋以上のネタばれなしで、短く感想。

1944年、日本がカツカツの時に、このアメリカの余裕。絶対勝てるわけないです。
本当に無謀な戦争だったことを改めて思い知りました。

当時のファッションは見たかったけれども、お金持ちの道楽という話自体にはあまり期待はしていなかったのですが、予想外にちょっと感動してしまいました。

作品の格を上げていたのは、間違いなくメリル・ストリープ。
誰からも愛された、という夫人の人柄を描いたシーンは少なかったけれども、にじみ出る無邪気さと無残さが切なく感じられました。
メリルの演技を受け止めるヒュー・グランドのアシストも絶妙でした。

まあ、オンチのお金持ちの夫人が、カーネギーホールで歌う、というネタだけで映画を作るって、難しかったろうと思いますが、夫人のエピなどの盛り込み方をすっきりさせるなど、主役二人の軽さと哀しさの塩梅を、ほど良く重苦しく撮らなかった監督のセンスとバランス感覚が良かったです。ドタバタシーンのテンポも上品でした。
はじめて夫人の伴奏をするコズメの表情の変化が傑作。
セクシーで鉄火なスターク夫人の使い方が気味が良く、映画一番のクライマックスにキーパーソンにしたのもナイスでした。

可憐な作品。ほわっとしたコメディが好きな人や主役二人のファンにお薦めです。

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2016年12月10日 (土)

仮面エグゼイド #09「Dragonをぶっとばせ!」

公式サイト

永夢(飯島寛騎)の命の恩人で衛生省大臣官房審議官の恭太郎(野村宏伸)が、グラファイト(町井祥真)によってゲーム病に感染してしまった。今度は自分が先生を助ける番、とはやる永夢は、冷徹に治療を進めようとする飛彩(瀬戸利樹)と激しく対立する。

 

プロトドラゴナイトハンターZガシャットでパワーアップしたグラファイトの狙いは、多くの人々をゲーム病に感染させバグスターを大量に増やすこと。永夢は黎斗(岩永徹也)が持ってきた未完成のドラゴナイトハンターZガシャットを奪い、恭太郎を救うためグラファイトを探して奔走する。

 

ビルの屋上からウイルスをばらまくグラファイトを見つけた永夢はエグゼイドに変身。グラファイトもダークグラファイトバグスターに変身、成長した巨大ドラゴン、プロトハンターゲーマにエグゼイドを襲わせる。

 

グラファイトを狙うブレイブ、新たなガシャットを狙うスナイプも戦いに加わる中、エグゼイドはガシャコンソードを手にプロトハンターゲーマを撃破。ドラゴナイトハンターZガシャットを完成させるとエグゼイドレベル5へとチェンジする。

 

しかし、ドラゴナイトハンターZガシャットがもたらすレベル5の強力なパワーにエグゼイドは暴走。ダークグラファイトバグスターに一撃を加えるのが精いっぱい、変身を解除する。自らも深く傷ついた永夢、新たなガシャットを使いこなし恭太郎を救うには…!?(公式サイトより)

粗筋を書く気力が湧かないので、公式をまるまるコピーしてしまいました(汗

日向がゲーム病に感染してしまってパニくる永夢ですが、人々が次々に街中で倒れていくことには冷静です。
人の命に重い軽いもないけれども、ゲーム病が蔓延するっていうのは大変なことだと思うのだけれども・・・永夢の中での優先順が歪んでいるのに、軽くくらっとしました。

何か理由があるかないのか、息子に全く頭が上がらない院長。シュールさがライダーらしいって言や、らしいんだけど。
それにしても飛彩の患者の扱いは酷すぎる(汗
医師という設定をもう少し尊重してくれたらなあ。

仲が最悪な4人のライダーがチームを組むらしい次回、ちょっと面白そう。
日向が隠している永夢の秘密は、まだ明らかにはしなさそうです。

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2016年12月 9日 (金)

動物戦隊ジュウオウジャー 第40話「男の美学」

公式サイト

レオはヤンキーにカツアゲされている小学生・ジュンと出会う。強い男になりたいというジュンのため、レオは気合いを鍛える特訓を開始。再びヤンキーに襲われたジュンは、気合いでヤンキーを追い払うのだが…。(YAHOO!TV より)

ジュウオウジャーサイドはお遊び要素が多かったけれども、デスガリアンサイドに本筋を盛ってきました。
アザルドの送り出したキルメンチの陰に隠れて、こそこそと人間のデータを集めていたクバル。
いつもジニス様に隠れてこそこそしているのが気に入らないナリア。クバルを成敗しようとするも、倒されてしまいました。

眠らしたナリアから記憶を読み取ろうとするクバル。そうか、自分の記憶からは実体化はできないんだった。
二人の対決、ちょっといきなりな気がしましたが、もう40話ですものね。ここらでお話を動かさないと。

クバルがやっとアクションを起こしてくれたのだけれども、あと、約2ヶ月。
ジューランドの物語はほとんど描いていないです。
レッドさんの背景、ちゃんと描いてくれるのかなぁ。

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2016年12月 8日 (木)

真田丸 48話「引鉄」

公式サイト

豊臣と徳川の和睦の後、真田丸は取り壊され、大坂城は堀も埋め立てられてしまった。幸村(堺雅人)は起死回生を狙い、家康(内野聖陽)をわなにかけるよう佐助(藤井隆)に命じる。佐助は、もし家康暗殺に成功したら夫婦になって欲しいときり(長澤まさみ)に告げ徳川の陣へ。家康との頭脳戦が展開する中、幸村は不思議な型の銃を手に入れる。一方幸村からの書状を読み、その真意を悟った信之(大泉洋)は、大坂へ向かうと言い出す(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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夜、徳川の本陣に奇襲を仕掛ける五人衆たちと牢人たち。
家康をびびらす幸村の策です。

「昨夜の夜討ちでさぞ、慌てたことでことでしょう。
急ぎ陣を引き払い、京へ戻るはず。その道中を狙います。」

良き案じゃ、と有楽斎、神妙な面持ちで同意します。

「家康の首をはねる以外、勝ち目はない。」

家康は明日の夜ここを立つはず、それを狙う、と幸村。

「一度しくじると、守りが堅くなる、仕損じるな。」

まあ、しゃしゃと有楽斎。案の定、情報は瞬く間に家康の下にもたらされました。
しかしそのことは幸村も承知。

「家康は裏をかいて今日、ここを立つ。その裏をかいて、今日のうちにここを立つ。」

佐助に大役が命じられます。
立つ前にきりちゃんにプロポーズ。

「もし、無事に帰ってきたら、夫婦になってもらえませんか」

「ごめんなさい!」

瞬殺でした(笑
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幸村の予想通り、すでに大坂を立ち、京に近いところで休息をとる家康。
秀忠に、江戸へ帰れ、と命じますが、秀忠は、父の陣が破られたのは和睦も敗れたも同じ、一気に攻め滅ぼすことを主張します。
が、家康、一喝。

「ならぬ!!
われらが去れば、牢人どもは城を出ていかざるをえなくなる。それを待って、総攻めよ。
この戦さ、負けるわけにはいかんのじゃ。」

その頃大坂城では、首脳陣が牢人の処遇をめぐって、またいつもの堂々巡りの評議を開いておりました。

戦さは勝ったのだ、と変わらぬ大蔵卿に、家康は戦さを止めたわけではない。必ずまた攻めてくる。と幸村。

「馬鹿を申せ、家康が兵を引くという。牢人たちには一日でも早く出ていってもらう。」大蔵。

「左衛門佐殿は、秀頼様のために牢人たちを手放すな、と申すが、その牢人そのものが戦さの火種になりかねないことは、わかっておるのか。」有楽斎。

いつもならまた、有楽斎が・・・と思うのですが、今回だけは言葉の重みを感じました(_ _)

「無論、承知しております。それでも、手放すべきではありません。」

「私はあの者たちに大きな恩義を感じておる。
牢人たちは出来うる限り豊臣の家臣にしてやりたい。」

秀頼。大蔵卿が反対するも、誰も取り合いません。

「殿様がその思いでいてくださるならば、みな、必ずついて参りましょう。」

と、応える幸村。

有楽斎、早速家康宛に幸村の動きを文を書きますが、ついに現場を幸村に抑えられてしまいました。

自分は信長の実の弟、豊臣が徳川と戦っても勝ち目はない、わしなりに考えたこと、斬るなら斬れ、と開き直るも、幸村に刀を突きつけられると、とたんに「ちと待て」と、腰砕けになってしまう有楽斎。
豊臣に不利なことは流した覚えはない、って、城内の守りの様子を逐一漏らしておいてよく言うよ、と幸村も思ったでしょうな。

「信長公が泣いておられます。
今すぐ出て行かれよ、そして二度と戻ってきてはならない!」

信長が生きていれば織田家のものだった天下を掠め取った、という豊臣家への確固たる恨みもなく。
その後、茶道に専念し、穏やかな余生を送ったそうで。これも一種のナレ死ですな。
もっと早くに追い出していればよかったのに、とは思うけれども、豊臣の内攻の有様を具現化したキャラとして必要だったのでしょう。

最後の幸村に詰め寄られるシーン以外、ずっと顔に照明があたっていなかったのが、印象的でした。
井上さんの普段の明るいキャラとのギャップを生かしていたと思います。
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さて、徳川本陣に乗り込んだ佐助、家康を仕留めます!
しかし、家康の顔をじっと見る佐助の表情が、おかしい・・・達成感がまるでなく、あっけにとられたようでもある。

次のシーン、幸村の前で悔し泣く佐助。
なんと、佐助が仕留めたのは、家康の影武者だったのです。思えば、あの家康が、刀を振りかざして立ち向かうわけがない。本物ならば、逃げて逃げて逃げまくるでしょう。

ま、ここで家康が死ぬわけはないのですけれどもね(汗
家康も影武者を使っていた、というサービスエピでした。

年が代わって慶長20年。家康は駿府に帰り、集められた牢人たちも陣を払いはじめた。(ナレーション)

一方、大坂城には牢人たちが溢れていた。その数、いくさ前の8万から今や10万。しかし、統率はとれていない。

家康の狙いは、豊臣家を滅ぼすこと、そのためにはどんなても使ってくる、と幸村。新たな策を修理に披露します。
それは、城のはるか南、家康が陣を置いた茶臼山と、秀忠が陣を置いた岡山の間を空堀で繋ぎ、このあたりいったいを巨大な要害とし、ここで敵を迎え撃つ、というものでした。

幾たび追い詰められてもめげない幸村に、不屈な気構えに感服する、と修理。

「この先、面倒はすべて私が引き受ける。存分に力を尽くしてくれ。」

幸村、微妙な表情です。
ですよね、修理って今まで幾度も「私が引き受ける」と言ってけれども、全うしたしたことがないのだもの。
でも、今回はやる気みたいです。
幸村が重用されることが気に喰わない母、大蔵に

「これより、母上は口を挟まないでいただきたい。織田有楽斎様も去り申した。
後は秀頼公と私で決めて参ります。」

びしっと言いました。そろそろ、あの者たちに任してみては、と茶々の後押しももらった。

もっと早くにこうしていれば。しかし、長老、有楽斎が居なくなって、はじめて可能になった体制とも言えます。
相棒がいなくなった大蔵卿の言葉は、聞く者がいないまま、虚しく繰り返されるだけになってしまったのですが・・・

牢人たちをいまだ大坂城にとどめて置く理由を、牢人衆の行くあてを探すのに時間がかかっていることにしましょう、と幸村から告げられた幸村。

「家康を騙すのか。面白い。」

「殿様、お願いしたきことが。」

「なんでも申せ。」

「牢人衆たちは手柄を立てようと逸っています。されど、その時ではございません。
牢人の身内がお城に出入りすることを、許していただけないでしょうか。
さすれば、あの者たちも、しばらくの間、気を静めてくれましょう。」

そしてもう一つ願いがある、と。
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城内は、牢人たちが呼び寄せた身内や家来たちで賑わいます。勝家は家族、長宗我部、明石は元家臣。
あの大野家も母子三人、酒を酌み交わしております。

「薄気味悪い親子だ。」

又兵衛。確かに(汗笑
身内や家臣のない又兵衛は一人飲んでいると、大角与左衛門が酒の肴を差し出してくれました。
寡黙な与左衛門がほろっと身の上を漏らします・・・妻も子供もとうの昔に死んだ、と。

小さなエピですが、何か仕掛けがありそうな気がします。どうなんだろう。
気が抜けません。
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真田家が陣を払う前に、甥たちに会いに行く、茶々、秀頼、千姫に伝える幸村。
肉親が敵味方に分かれるのは辛いだろうという秀頼に、千姫様が一番辛いでしょう、と幸村。夫と父親が戦さをしていたのだから・・・すまなかった、と千姫を気遣う秀頼。

「母上、左衛門佐と話したのですが。」

秀頼は、いずれは大坂を離れようと思っていることを茶々に伝えます。秀頼がこのまま大坂に居る限り、必ず争いの火種となる。

源次郎がいればそれで良い、と茶々。もう、頼りっきりです~
しかし幸村は、その先を考えて欲しいと。自分だっていつ戦場で流れ弾に当たるかもしれない、つまり、自分が居なくなった後のことを。

しかし、牢人たちを連れて四国へ渡る・・・果たして幼少の頃より上方から出たことのない茶々が納得してくれるか。

暖かくて過ごしやすいと聞いている、と秀頼。何より、京、大坂にも近い、と幸村。それぞれに説得を試みます。
しかし茶々が気にしていることは、ただ一つでした。

「無論、源次郎も来てくれるのであろうな。」

否定も肯定もせず、黙り込む幸村。
ついて来てくれると思ったのか、いや、源次郎がついてくることが、自分が四国に行くことを承諾する条件であることを示唆したのか。

讃岐と安房では如何か、と言う秀頼に、せっかくですから伊予と土佐も頂きましょう、とはしゃいでみせる茶々。

「だったら私も四国へ参ります。」

「母上にわかってもらって何よりだ。千も良いな。」

もう、戦さはせずともいいのか、と思ったのか千姫、この案をすぐに家康に伝えようと言いますが。

「まだ早うございます。
国替えのことを持ち出すのは、次の戦さに勝ったのち。
この一手は最後にとっておきましょう。」

その後のことを知っていると、絵に描いた餅なのですが・・・
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さて、土佐、ということは筋を通しておかねばならぬ者がいる。再び土佐の国主に返り咲くことを悲願としている、長宗我部です。

「欲を言えば、四国全土を治めたいが。」

幸村に確認された長宗我部。

「例えば甲斐や信濃ではいけませんか?」

「四国を欲しがっている者がおるのだな?
案ずるな。本気で土佐を取り戻せるとは思うておらぬ。
今度、徳川が攻め込んできたら終わりなことは、わしにもわかっておる。」

「そのようなことはございません。」

「どうせ、捨てた夢。大きく言うでもよかろう。
四国でなければ、九州を頂こう。」

「長宗我部殿、私はまだ諦めてはおりません。
それゆえ、長宗我部殿の確かな望みを聞かしていただきたい。」

「四国を欲しがっているのは誰だ。」

「右大臣秀頼公。」

「あぅ!」

「できれば、それ以外の国を。」

「では、確かなところで・・・淡路島。」(笑

微笑み、頷きあう二人。

枝葉なエピソードですけれども、このシーン、好きです。

家臣の手前、お家再興を唱えてはいるものの、時勢が不利なことは承知、夢は夢、と割り切りつつ夢に殉じようとしている長宗我部に、本気で夢の話を持ちかける幸村。

長宗我部の、慎重ではありつつも闊達な人柄もよく伝わってきました。
土佐が、淡路島に、というのが現実的なんだかどうかよくわからない(泣笑

取らぬ狸の皮算用に、むふふ、と笑う二人が微笑ましくも切なく、なんだか往年の西部劇のようなシーンでした。
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真田の陣に赴く幸村と大助。

久しぶりに三十郎や小山田茂誠に会った幸村は、今後のことをちらり漏らします。

「戻れるものなら、上田に戻りたいものだ。」

一方、初対面の従兄弟たち。
新吉は大助を親族として穏やかに迎え入れてくれるのですが、信政は、幸村は大罪人、許してはならない、一族だと思ったことはない、と大助を突き飛ばし、掴みかかりました。
様子を察した三十郎に相撲を仕掛けられ、投げ飛ばされた信政。

この兄弟は、この先どうなるのでしょう。

城で戦ったことはあるが、野で大いくさをしたことがない、単身敵陣に馬で突き入り、大将の首を取る場合のことを、武田の頃からの経験を積んでいる茂誠に尋ねる幸村。
槍は囲まれたら危険、鉄砲も馬の上で火縄の扱いに手間取っているうちに狙い撃ちにされる・・・と応じつつ、はっとする茂誠、幸村はそれ以上、戦さのことは喋らず、信之や稲への手紙を書き出しました。
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作兵衛の指導の下、畑仕事に勢を出すも、慣れないことなのでうまくできないことを、きりちゃんに、姫様育ち、とからかわれ、意地を張る春。相変わらず気の強いことで(笑

きりちゃんも春さんも畑仕事、九度山でやってやっていなかったのかなぁ。相当厳しい生活だったようですし・・・ま、いいです(汗

この庭は、元は千利休の茶室があったところだったそうで、作兵衛が箱を掘り出しました。
中には見たこともない、小ぶりな銃が二丁。

銃の名手、勝家に見てもらうと、火打ち石がついているため、火縄を使わず撃つことができる、馬上筒というスペインの最新兵器ではないか、とのこと。
いちいち火縄に火をつける手間がかからないからないので、馬の上からでも撃つことができる。だから馬上筒。

「新しい武具ゆえ、利休は商いのめどが立つまで隠しておったのだろう。手入れをすれば、使えるのではないか。」

じっと銃を見る幸村。
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ここまで、おおよそ30分強。ここから話は一気に暗転します。

家康から、これ以上、牢人たちに暇を与えるのを引き伸ばすと、歯向かう者と見なす、という書状が届く一方で、牢人たちに渡した支度金がそろそろ底をつくことを懸念する秀頼、修理。
城にはしばらく牢人たちを養うだけの金はあるが、それを渡したところでその場しのぎ。

「今、少し待ちましょう。次のいくさに勝てば、徳川からご領地を奪いかすこともできます。」

幸村。とにかく要害の完成を急がせるのが、火急。

しかし、戦さがないまま・・・すなわち中途半端な状態が続く牢人たちの間には、不穏な空気が高まっていました。

「牢人たちは俺が抑えよう。」又兵衛。
「いつまでもこのままでは済まぬぞ。我らにしても養っていかねばならぬ身内もおれば、家来もいる。」勝家
「いずれは必ず豊臣の家臣として扶持をいただけるのであろうな。」長宗我部。
「我らはキリシタンであることをお許しいただければ、それでよい。」明石。

各々のスタンスがブレない五人衆です。

「戦さはあくまで要害ができてから。それまでは辛抱してもらう。」

時期の早さを繰り返し説く幸村でしたが・・・

その夜、身内から綻びが生じました。

修理の弟、治房が、自分の配下の牢人たちのために、勝手に蔵を開け、金銀米を持ち出したのである。(ナレーション)

せっかく牢人たちが大人しくしているのに、と激怒する修理。

「全く出来の悪い弟を持ったものよ!」

修理のいい様に、ぴくりと反応する幸村。

結局、一部の者たちだけが恩恵にあずかったのでは、他の者が承知すまい、ということで、城の金銀をかき集め、全ての牢人たちに褒美を分け与えることになったのです。

「牢人たちをこれ以上甘やかすとなど・・・」

今は大蔵卿の叫びがまともに聞こえる(苦々

兄に罵倒された治房を、自分たち兄弟のことを例えとして、慰める幸村。
しかし、治房の頭の中は、埋められてしまった堀のことで一杯でした。

「堀を掘り返したい。」

「なりませぬ!」

「堀がなければ、勝てぬ。」

「勝てます。」

貸す耳もなく、立ち去る治房に唖然とする幸村。
蔵を破ったのも、牢人たちの心情に同調しただけではなく、堀を掘り返すための手間賃にしたかったのかもしれません。

秀頼は牢人たちに金銀を配った。それが裏目に出た。
金をもらった牢人たちがこぞって武器を買い求めたのである。(ナレーション)

「あり得ぬ!
今、この時期に牢人たちが武具を揃えれば、いくさ支度をしていると見なされても仕方がない。
徳川がどう出るか。」

じりじりと案ずる幸村。

報せを受けた家康。すでに勝敗は明らかになはずなのに、なぜ豊臣は戦いを挑んでくるのか。
秀忠曰く、先の戦さで豊臣が徳川を追い払った、という評判が上方では立っている、と。

大坂ではさらにアクシデントが起きていました。
修理が何者ものかに襲われて、大怪我を負ったのです。
襲ったのは、弟、母も絡んでいるかもしれない、と修理。
とにかく、これで実務を担う者がいなくなりました。
いつものように逃げはしませんでしたが、やっぱり最後まで幸村を支えることはできない、修理・・・

さらに畳み掛けるように事態は悪化します。
治房がついに配下の牢人たちを連れて、堀の掘り返しために動いたのです
必死に止める勝家、しかし又兵衛は本気で止めませんでした。

報せを聞いた幸村、呆然とします。万事休す。

「皆、戦さがしたいんだよ。そろそろ腹、括る時かもしれねえぞ。」

一番戦さがしたいのは又兵衛なのでは。
他の者たちは、手柄を立てて後の夢があるのに、又兵衛だけは、何もない。戦さそのものが、望みのように見えますが・・・

「いくさが起きる時は、誰も止めることができぬ。」

呟く幸村。

江戸では、堀を掘り返しが始まったと聞いた家康。

「ここまでじゃ。諸大名にいくさ支度を命じよ!」

秀忠に任せると言っていたのでは、と正純。

「まかしておけるか!
牢人どもはわしが成敗してくれる!わしの手で、奴らを滅ぼす!」

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すえをことを見捨てないで欲しい、との一文がさりげなく入った幸村の文を読む信之。

「今度のいくさ、豊臣方が勝つ見込みはないに等しい。
いくら源次郎でも苦戦するであろう。」

そこを何とかするのが、源次郎様、と三十郎。

「いや、俺にはわかる。弟は死ぬ気だ。
文には書いておらぬが、わしにはわかるのだ。恐らくは大御所様と刺し違えるつもりであろう。
止められるのはわししかおらぬ。
大坂へ参る!」

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滅亡への「引鉄」がおろされた回でした。

わかってはいたのですけれども、幸村がいくら奮闘しても・・・負けるべくして負けたんだ、という流れの前には、うなだれるしかありません。

それぞれが夢を持っていることが強みだった豊臣勢。
それが裏目に出てしまいました。
10万の牢人たちが己の夢・・・利を求めて、それぞれ勝手に動きはじめてしまった。
こうなっては、もう幸村には止められません。彼らの夢を束ねることは叶わなかったのです。

「軍勢をひとつの塊と思うな。
ひとりひとりが生きておる。
ひとりひとりが思いを持っておる。
それをゆめゆめ忘れるな。」

昌幸の遺言です。辛い。

もし、幸村が豊臣家臣として、もしくは大名として、大坂の陣以前に確たる実績があったしたら、束ねられたでしょうか。
やはり、家康の下でよく訓練された組織を核とした軍勢に勝つのは無理だったでしょう。
だからこそ、幸村は、もう家康を狙うしかないのです。テロに近い発想かもしれません。

千姫・・・戦火の遠い江戸で育った姫には、大坂の不穏な空気は耐えがたいに違いありません。

それぞれの夢が結末を迎えようとしています。

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2016年12月 3日 (土)

仮面エグゼイド #08「男たちよ、Fly high!」

公式サイト

コラボスバグスターが襲っていた大学生の恋人がゲーム病を発症。飛彩(瀬戸利樹)はブレイブに変身、ドレミファビートのガシャットを挿入したコラボスバグスターを彼女から分離する。
ブレイブの呼びかけにグラファイト(町井祥真)が姿を現すと、永夢(飯島寛騎)もエグゼイドに変身、ドレミファビートを攻略しレベル3にアップ。グラファイトバグスターに立ち向かうが、突如出現したゲンムとともに消えていく。
飛彩は、「5年前の借りを返す」とグラファイトに向かっていった大我(松本享恭)に「俺なら小姫を救えた!」と詰め寄る。小姫とは誰なのか?飛彩と大我の間にはいったい何が!?(公式サイトより)

黎人曰く、ガシャットを使うと、体に負荷がかかるので、使用過多は危険。命を削る、ということなのでしょうか。
しかし黎人はそれを承知で使用している。使わざるを得ない理由とは。
ライダーになるには適合者になるために手術を受けなければならない。しかし永夢のみ、受けていないのにライダーになった。
そのことに疑念を抱いている黎人。

ということで、新たな謎が張られました。
黎人って悪者ではなさそう?
設定そのものがわからないのは、パラドとグラファイトです。恐らく人間ではないのでしょうけれども。
ま、物語の根幹に関わることなので、おいおいってことで。

なんだかいい話っぽくまとめていたけれども、相変わらず患者さんを放置するにもほどがあるお医者さんたちには、未だに慣れませんです(汗
永夢のしていることも、医師がすることなのか、うーん、あまり突き詰めないようにはしているのですが、ライダーだからね、って言うのはライダーシリーズに失礼な気がして。

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2016年12月 2日 (金)

2016年秋クールドラマ 中間感想メモ

2016年も12月になってしまいました。なので中間メモというより、終盤メモ(苦笑

この1年は、大河の感想、というかセリフをタイピングするのにすごく時間がかかってしまっているのと、体調不安定の為、他のドラマの感想がほとんど書けずに終始しそうです。
なので、今期、見ているドラマの感想だけでも、ちょっとメモっておきます。
とはいえ、今週はフィギアがあったこともあり、ほとんど見れていないません(_ _);;

※エキシビジョンの羽生さん、凄かったです!

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「逃げるは恥だが役に立つ」
今週の7話まで視聴済です。
始まる前、こんなに面白くなるとは、全く予想していませんでした。思わず笑わしてくれるコメディって本当に希少です。
突飛な設定なのだけれども、二人の気持ちがすれ違う流れがとっても自然で、笑いを拾いに行く、というあざとさを全く感じないのは、ストーリーが素敵なのに加えて、キャストの皆さんの魅力の賜物でもあるなあ、と毎回愛でながら(笑)、見ております。
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「校閲ガール」
先週、7話まで視聴しています。
よく出来ているし、面白いのだけれども、どうしても主人公のキャラに突っ込んでしまうのです。編集、いらんやん、て(大汗
ファッションもねえ・・・そんなに裕福でもなさそうなのに、よく、あれだけとっかえひっかえ変えれるもんだって。髪型も随分凝ってるし、いつその時間があるんだって・・・悦子にとってファッションは大事な自己表現だた思いつつも、なんか納得がいかないのです。
あとは、楽しく見ています。藤岩さんが普通に幸せそうなのに、ほっこりしました。
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「chef~三ツ星の給食」
先週、7話まで視聴しています。
星野が、篠田の嫌がらせにめげない姿を描くパターンになってから、かなり見やすくなりました。
ただ、唯我独尊タイプの天才を主人公にすると、ドラマ自体が共感を得にくい、というリスクがあるわけで。よほどストーリーが面白くないと、主人公がジタバタするのを眺めているだけになってしまいますから。
周りのキャラが立っていれば面白くなるのですけれども・・・今までちょっと不発だった気がする。
しかし、7話の篠田のうなだれた姿で一気に視聴モチベーションが上がりました。
星野と篠田の関係、うやむやに終わらせず、きちんと描ききって欲しいです。
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「べっぴんさん」
先週まで見ています。
紀夫が帰還してからは鬱展開になりそうなので、録画を溜めてしまっていたのですけれども、見始めたら止められず、月曜から一気見してしまいました。
例によって設定に突っ込みどころは多かったけれども、紀夫の、現実を受け止められない気持ちには、しみじみしました。帰還してから人が変わってしまった、という話はよく目にしましたし・・・
ヒロインだけが頑張るのではなく、五十八さん、栄輔、麻田たちが、ここぞというところで決めることでフラストレーションを解消する、という作りも上手いと思います。
あと、育ち、洋裁のキャリア、現在の環境など、あまりにも他の三人と違う明美さんが気になって気になって。
一人一人のアップが多いため、明美さんが見切れているシーンが多いのが残念。その時、明美、すなわち谷村さんがどういう表情をしているのかが、見たかったです。
紀夫が帰還して、ついにただ一人、たった一人になってしまった明美。栄輔にちょっと好感を持っているようだったけれども・・・栄輔、再登場して明美の気持ちをほぐしてあげて欲しいなあ。
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あと、「IQ240-華麗なる事件簿」「スニッファー嗅覚捜査官」「ラストコップ」を見ていますが、これらの作品の感想は、今期のまとめで書こうと思います。

番外編「獄門島」
短く感想。
金田一シリーズを含む、横溝正史作品はほとんど読破しました~。
石坂金田一、古谷金田一はかろみがあり、それがデフォルトになっていましたが、長谷川金田一は狂気!
全く違う金田一像、映像も映画と同じくらいに深みがあって、とても面白かったです。

短編の金田一シリーズはまだ第1話しか視聴できていません。
ほとんどホームレスな金田一。(笑
でも、こちらはこちらで、東京を舞台にした時の原作のいかがわしさと軽さを上手に漂わしており、この時代の空気も、奥行きのある映像で耽美に描いていて、楽しめました。
録画してある第2話、第3話、早く見なくては~。

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2016年秋のドラマ:視聴予定
2016年秋クールドラマ 初回の感想その1「キャリア」「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「ラストコップ」
2016年秋クールドラマ 初回の感想その2「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」「逃げるは恥だが役に立つ」「chef~三ツ星の給食」
2016年秋クールドラマ 初回の感想その3「IQ240-華麗なる事件簿」「スニッファー嗅覚捜査官」「べっぴんさん」  

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2016年12月 1日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第39話「カロリーとネックレス」

公式サイト

人々をまんまるに膨らませてしまうデスガリアンのプレイヤー・シェフードンがあらわれた!シェフードンを追いかける中、セラは出会ったばかりの零という男性にアクセサリーをプレゼントされる。ナンパ男に借りは作りたくないとセラはもらったネックレスを返そうとするのだが…!?(YAHOO!TV より)

アザルドが突っ込んでいたけれども、人間を太らせてどうするつもりだったのでしょう。
今回の攻撃は、クバルが、バングレイの右手のスキルを確認するためだけに仕掛けたものだった、ということで良いのでしょうか。
通常の戦隊シリーズなら、こういう、あまり役立たない攻撃もアリ、なのですが、デスガリアンの攻撃がいつもエグイので、ちょっと最初は違和感を持ってしまいました。

クバルが実体化させた結婚詐欺師。
メンバーは心配していたけれども、隊長でライダーだから(違)、安心して見てました。
ジュウオウジャーたちより頼りになりそうだったのに(汗)、爽やかに消えてしまって、残念~。
ブルーさんの純情もとてもブルーさんらしくて良かったし、かわいい恋バナでした。
というか、あの女の子、記憶の中に結婚詐欺師がいるって、どんな経験してるんでしょ。出会いが知りたいです(苦笑

バングレイの手。
自分の記憶からは実体化できない。実体化したものからは、実体化できない。
クバルはいったい何を企んでいるのでしょう。

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2016年11月30日 (水)

真田丸 47話「反撃」

公式サイト

茶々(竹内結子)は、幸村(堺雅人)の反対を押し切り、家康(内野聖陽)との和睦に傾く。和睦交渉での阿茶局(斉藤由貴)の寛大な態度に、きり(長澤まさみ)は大きな不安を感じる…。結局、大坂城の外堀を埋め、真田丸砦を破却することが決定してしまい、幸村は激しい衝撃を受ける。もはや戦うすべを失った又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)らの、豊臣家への怒りが頂点に達する…(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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砲撃は1日で終わりましたが、大坂城の人々を震え上がらせるには、十分過ぎる効果でした。

「話が違うではないか!」

家康に悲痛な叫びをあげる片桐。そして半年後に急逝した・・・ナレ死でしたが、病とも、自害ともつかぬ、というのが、彼の生き様を表していて、悲しかったです。いつも胃痛を抱えていた人。秀吉が健在だった頃の、駘蕩とした佇まいが懐かしい。合掌。

大坂城では。

茶々の強い意向で和睦が決定しました。
しかし幸村は、撃ってこぬのは弾が尽きたから、今は和睦びの時ではない、と不承知、茶々に会おうとしますが、ショックを受けた茶々は、大蔵やきりなど、女子たち以外、会おうとはせずに、引き篭もってしまっていました。

「お怪我はしておられぬか。」

きりちゃんに茶々の様子を尋ねる幸村。

「そんなに心配でございますか。」

「当たり前だろう。」

「お怪我はしておられません。私が死に物狂いでお助けしましたから。」

「お前が?」

相変わらずきりちゃんに対する評価が低すぎます。

「そら、助けますよ、人として。」

男前です、きりちゃん。

「礼を言う。」

「別に源次郎様に言われることでは。」

そらそうだ。

秀頼を手厳しく裏切ってさえして戦闘を続けようとした幸村ですが、茶々という切り札が使えなくなった今は、もう、覆しようがありません。

これからどうなる、と幸村に問う、ものすごく不安そうな秀頼。
まず、和睦の案を双方から出して、話し合いをする中で、落としどころを見つけること・・・

和睦と聞いて、牢人たちも、自分たちはどうなるのか、お役御免なのか、と激しく動揺します。
豊臣家に召抱えられることを希望しているものも多い。しかし、和睦となれば、先が全く見えません。
やばい、と感じた勝永。

「うるさい!仮に和睦してもな、お前たちのことは、ちゃんとこの兄貴が、面倒を見てくれる。心配するな!」

咄嗟に又兵衛にふります。

「俺に任せておけぇ!」

アドリブで答える又兵衛。牢人たちのたがを締めてくれました。彼らは彼らの役目を果たしている。

和睦に納得できない空気は、牢人たちだけでなく、豊臣家内にも充満しています。
例えば、大野治房は、修理の弟にも関わらず豊臣家より牢人たちに心情が近く、言葉少なく、しかし強弁に和睦に反対していました。

牢人たちに状況を説明する幸村。
家康は、和睦に持ち込み、我ら牢人たちを追い出した上で、改めて攻めてくるつもりだ。
こうなった上は、我らに有利となるよう、話を運ぶようにするしかない。

そして秀頼、有楽斎、修理、そして大蔵の、例の首脳陣の会議にて。

「和睦をする上で、まずなさねばならぬことは、牢人たちの殊遇でございます。」

秀頼でも、茶々のことでもなく、まず、牢人たちのことを言い出した幸村に、驚く有楽斎たち。

「それなりの扶持を与え、豊臣の家臣とします。その許しを徳川とのにいただいてください。」

「なりませぬ!
召抱えるいわれがどこにあります。」

出たっ、大蔵卿の「なりませぬ」(-_-|||)

「牢人たちがいるからこそ、我らは戦さに勝ち、敵は和睦を言い出したのです。
いなくなれば、家康の思う壷。」

「勝ったのだから、もはや用済みじゃ。」

「まあまあ」有楽斎。この人の仲裁、いつもイラっとする(^^;;

「これ以上、牢人たちをのさばらせたら、例え戦さに勝ったとしても、豊臣家は内から滅びます。」

頑迷に言い張る大蔵。

「私としては、出来うる限り、報いてやりたい。」

秀頼。今度は本当にその意思を貫き通せるのか、じっと秀頼を見詰める幸村。

牢人の処遇を和睦の主眼とするからには、徳川の言い分を聞かねばなるまい、と修理。
恐らくは人質を出せと言って来るだろ、茶々は江戸へ行かされるかもしれん、と有楽斎。

「それはできぬ。」

秀頼、即、撥ね付けます。
ならば、後は秀頼が大坂を離れるか、どこか西国の一国をもらって、西の要の大名となる。

「それは如何なものでしょう、大坂城を離れるということは、徳川にこの城を明け渡す、と言うこと。」

敗北と同じです。当然、反対する幸村。

「我が父が作ったこの城を捨てるのは、忍びない。
しかし私は、決して大坂に拘っているわけではない。
それで再び泰平の世が訪れるのであれば、私は喜んで城を出よう。」

目を見張り、複雑な表情で秀頼をじっと見詰める幸村・・・

そこへきりが茶々が呼んでいる、と幸村を呼びに来ました。
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「私の目の前で侍女が大勢死にました。
先ほどまで話していた娘が、あっと言う間に血を流して、足元に転がっていました。
きりが助けてくれたのです。
あれのおかげで、私は命拾いを。」

「強い女子です。」

抱きつく茶々を慰める幸村。

「もう、心配はございません。敵の弾は尽きました。」

「茶々を叱ってください。あれほど和睦はしないと言っておきながら・・・」

もう、かつての、気まぐれなお姫様の面影はありません。
幸村に父のように甘える茶々。

「ご案じなさいますな。なんとかうまい形で和睦に持ち込もうと、見なして思案しておるところ。」

「もう、このようなことはたくさんじゃ。」

茶々の部屋から出来てた幸村。控えていたきりに。

「御上様が城を離れるのも、悪くない話だ。
この城におられる限り、あのお方の心は休まらぬ。」

「何年ここにおられるとお思いですか。」

「つまり、ずっと、あのお方は辛い思いをされてきた、ということだ。」
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五人衆が集まって。
自分たちは使い捨てではないのか・・・守るべき者がある長宗我部、明石、不安を募らせております。
そのようなことは断じてない、と宥める幸村に、茶々の下に頻繁に出入りしていることをで、二人の仲を疑う者もいる、と勝永。

「勝手に言わせておけば良い。」

「俺たちを使って、一人だけ良い思いをするつもりではなかろうな。だとしたら、俺はお前を斬る!」

「これ以上、話すことはない。」

みな、イライラしております。
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江戸では、信之の、お通通いがバレてしましました。
稲とおこうに踏み込まれて、万事休す。キツい性格を自覚している稲より、癒しの役目を取られたおこうの方が激怒しました(^^;;
お通さんて、ホステスというより、カウンセラーなのね。それも、超一流の。
自分に話を合わせているだけではない、本当に客でしかなかったことを知った後、即、請求書に目を通し、高い、とクレームをつける信之、せこい(笑

と、これでお通のエピの回収は終了した・・・のでしょうか?
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大坂城では。
作兵衛が、又兵衛たち牢人衆に呼び出され、幸村ってどんな野郎だ、と問い詰められていました。
ほとんどヤクザの集団、作兵衛だから安心だけど、普通ならコワ~い状況ですよ。

「俺たちが命を預けるに足る男か。」勝永。

「知らぬ。」

「お前、家来だろうが。」

幸村が京に居る間は上田を守っており、九度山にもついて行ってない。

「そばにいるのは、わずかな間じゃ。」

「ふっ、こいつじゃためだ。」

しかし、昌幸のことはよく知っている、真田家の家風のこともわかっている。

「あの安房守様ほど、義に篤いお方はおられなかった。」

「はっ、すぐに裏切ることで有名だったではないか。」

「とんでもない誤解じゃ。
安房守様は生涯を賭け、武田の領地を取り戻そうとされていた。
信玄公への恩義を死ぬまで忘れなかった。
そのためには、どんな手でも使った。
卑怯者の汚名も着た。

源次郎様は、その血を受け継いでおられる。
あのお方は、太閤殿下のご恩に報いるためには、何でもする。
そういうお方じゃ。
わしに言えるのは、それだけじゃ。」

言うべきことを言って、さっと立ち去る作兵衛。
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牢人勢を養うために、領地を増やして欲しい、その代わり秀頼が大坂城を出るので、四国二カ国が欲しい。

豊臣がよこした虫のよい和睦案を読む家康。
まあ、どんな案であろうが、腹も立たないどころか、やっとここまでこぎつけた、というところです。
いつもの通り、今すぐ総攻めを、とせっつく秀忠に、あれこれ説明するのが面倒くさい家康、正信にふります。

「大御所様は、戦さを止める、とは言うてはおられませぬ。
和睦と見せかけて、敵を丸裸にする。それから総攻めを。」

「四国はやらん。国替えを望むなら、江戸の近くに。」

一人ごちる家康。
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徳川からの和睦案は、豊臣が江戸に下向することでした。
断じてなりませぬいきり立つ大蔵、秀頼も、関東だけは嫌だ、と暗い顔。

家康は、できぬ相談をあえてして、こちらの出方を伺っているのです、と幸村。
この先は使者を立て、直に話し合うのが良い、と提案、早速有楽斎が、自分の出番、としゃしゃり出てくるのを、敵には本多正信という古狐がいる、あの者が出てきては、さすがの有楽斎殿も手こずるだろう、と押しとどめ、

「ここは女子の使者を立てましょう。
されば向こうも女を出すよりありません。」

女の使者、と聞いて張り切ったのは、当然大蔵卿です(_ _);;

茶々の母親代わりでもある上司に、お前はダメ、と面と向かって切り捨てるわけにはいかない幸村(切り捨てればよかったのに;;)、交渉団のトップに、お初こと常高院を立てることには成功しましたが、大蔵は、政治のことはお任せあれ、と引き下がらず、結局、なし崩し的についていくことになりました。

徳川が出してくるのは、阿茶局。
会ったことのない幸村は、どんな女子かと、茶々に聞きます。茶々は、きりがよく知っていると。そうそう、北政所に仕えていたこともありましな。懐かしい。

「本多様が古狐ならば、女狐、見た目から言えば、女狸、でございます。」

きりちゃん、ナイス・・・って、あてがき、ナイス(大笑

この追い詰められた状況でもペースを崩さぬきりに、付き添わせることを思いつく幸村。
とんでもない、と辞退するきりでしたが。

「風向きが悪くなったら、その場をかき混ぜ、流れを変えるのだ。
お前にしかできぬことだ。」

幸村にこう言われちゃあね(笑

「おまかせあれ!」

満面の笑みが、可愛い(^^

もし、幸村が阿茶局を知っていたら、もしくはきりちゃんの批評をちゃんと聞いていたら、阿茶局が本多正信に匹敵する食わせ物であることがわかったはず。
であれば、有楽斎を退けたように、何としても大蔵卿を退け、かつ、場離れしていない常高院を送ることはなかっただろうに・・・
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12月18日、常高院の里、京極家の陣で和睦会議が開かれます。

「戦さは男の勝手で始まるもの。われら女はいつも振り回されてばかり。
このように、われら女だけで戦さのつけるというのは、愉快なものでございますね。」

昔馴染みということもあってか、いや、計画の内なのでしょう、大蔵に向かって、微笑ながらゆったりと話す阿茶局。
言っていることは、ごもっとも、何とも愉快な設定なのですが・・・

「左様でございますねぇ。」

うなずく大蔵、早々と取り込まれてしまいました。
こういう場に慣れていない上、阿茶局から一切無視されている常高院、公園デビューのママみたく緊張しています。

その頃大坂城では、成り行きを待つ秀頼、側に控える幸村に語りかけます。

「そなたはしぶとい。
撃って出ると進言し、退けられたら真田丸を作り、和睦が決まれば、今度は如何に有利にことを進めるかを考える。」

ここまでの流れをまとめてくれました(^^

「望みを捨てぬ者だけに、道は開けるのです。」

「女子どもはうまくやってくれているだろうか。」

「祈りましょう。」
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まず、茶々を人質とはしない。
秀頼は領地はこれまでの通り、身の安全を保障し、大坂城を明け渡せ、とは言わない。
大坂を離れるなら、好きな国を望め。
それから城に立て籠もり、徳川に楯突いた牢人たちについては、一切処罰はしない。

阿茶局が語った徳川方の条件です。話が上手すぎます。しかし、手放しで喜ぶ大蔵。

「良いこと尽くめではありませぬか。」

「当たり前でございます。そちらは戦さにお勝ちになったのですから。」

大蔵にとっては殺し文句です。

「あとはえー、何かございましたっけ。
あー、うん、ま、おいおい。」

このままでは豊臣側の条件が述べられることなく終わってしまう・・・

「あ゛ー、足がつりました!」

きりちゃん、転げまわります!
そして常高院に目配せ。

「一つよろしいでしょうか。牢人の処遇がまだ決まっておりませんが。」

「ですから、お咎めなし、と。」

牢人たちを養うために領地を増やしてもらうという案が決まっていない。

「それを決めませぬと、牢人たちが困ってしまいます。」

「牢人たちは、今後どうされるのですか。」

ここで大蔵、しゃしゃり出る。

「それについては、頭を痛めておるのです。」

「お察しします。
あんな得体の知れない牢人たちが、城の中をうろうろしていては、おちおちゆっくり眠ることもできませんものね。」

これぞ、大蔵が一番、言いたかったこと、そして言い続けていたこと。
なのに、城の男たちは全く理解してくれない。

「そーなのでございますよ!」

「このまま仕官する者も大勢います。ご領地を増やしていただかないと。」

食い下がる常高院ですが・・・

「そー、真田丸、あれを壊してしまってはいかがですか。
あんなものがあるから、牢人たちがいつまでも居座るのです。」

うーん、世間話をするがごとく、何食わぬ顔で家康の真の目的へと誘う阿茶局。

「それは良いお考え。」

あちゃー、思うがままに誘導されて、常高院の足を引っ張りまくる大蔵(溜息

「真田丸は取り壊し。
ついでにお堀も埋めてしまいましょう。
お城が裸になれば、いくら面の皮が厚い牢人たちも、出て行かざるおえなくなる。
そう、お考えになりまんか?ね、そういたしましょう。」

大蔵に身を乗り出して唄うがごとく、阿茶局。

「そういたしましょう。」

「そういたしましょう。」

「そういたしましょう。」

「あ゛ー!」

きりちゃん、頑張ります!
再び常高院に目配せを送りますが、阿茶局に気づかれてしまいます。

「その件はいったん持ち帰り、右大臣様とよく相談した上で」

「男たちに返せば、また血が流れます。
せっかくこうして女たちだけで集まっているのです。

私たちだけで決めてしまいましょう、ねえ?」

ここで持ち帰らすわけにはいかない。
常高院を一瞥もせず、大蔵に話しかける阿茶局。
すっかり取り込まれた大蔵・・・

「はい。」

「どうせ戦さはもう、終わっているのですから。」

「埋めてしまいましょう。」

「埋めてしまいましょう。」

「埋めてしまいましょう。」

阿茶局、そして斎藤さん、お見事でした。
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こうしてできあがった和睦の書面を見る家康。

一つ、牢人の罪は問わない。
一つ、秀頼公のご領地はこれまでどおり。
一つ、茶々様は江戸にはお入りいただかずともよし。
一つ、もし、大坂からお移りになるならば、お望みの国へ。
一つ、秀頼公御身のご無事を請合う。

「お見事でございました~」正信。

「談判は、何ごとも勢いで押し切るのが一番。」家康。

「いささか疲れました。」阿茶局。

男たちの成し得なかったことを一人でやってのけました。

「お手柄じゃ~!!」

はしゃぐ家康。

和睦は成立し、20日、徳川方は戦闘態勢を解いた。(ナレーション)
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和睦の五箇条を見た豊臣首脳部と幸村。
牢人たちの処遇が曖昧になっていることを指摘する修理。

「罪を許すというだけでは、あの者らは納得しません。」

「阿茶局殿も、おいおい、と申しておられました。
これからゆっくり決めて行けばよろしい。」

大蔵卿・・・(_ _);;

浮かぬ顔の幸村ですが、秀頼の決断に従う、と平伏した後、いったん退出します。しかしどうしても解せない。

「あまりにも我らに都合が良すぎる。
他にも大蔵卿と阿茶局の間で決められたことがあるのでは。」

しかし、交渉にあたった常高院は、疲れから倒れている。
だったら、きりちゃんですよ。何のために交渉一向に加わらせたのか。本当に賑やかしとしてしか考えてなかったんですね~(_ _);;

幸村から文書を見せられたきり。

「堀の話は?!」

「堀?」

「全部埋め立てるって。後は真田丸も。聞いてないのですか?!」

全ては後の祭り。徳川は早速真田丸を破壊しまてしまうのです。
ああ、無残。

「私が許しました。」

密約の件を問いただされた大蔵。

「何故に!?」

「戦さは終わり。あのようなものは無用の長物。」

「家康の狙いはそこだったのです。なぜ、おわかりにならぬ!」

もう遠慮などできない!声を荒らげる幸村。

「牢人たちを養うだけの金銀はもう、ありません!後は出て行ってもうらうしかない。
堀がなくなれば、これ以上、戦さはできないと、あの者たちも思うでしょう。」

「なんという、愚かな!!」

「何が愚かです!」

「出城も堀もなくなっては戦えませぬ。
戦えぬ我らに、家康が、約定を守るとお思いか!!」

はっと目を見張る大蔵。

「母上は豊臣をお潰しになられるおつもりか。」修理。

「全ては、豊臣のためじゃ。」

これで良かったのだ、と呟く有楽斎・・・何が良かったのか。ああ、釈然としないです。
一番釈然としないのは幸村でしょう(溜息
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本丸を残して完全に無力化されてしまった大坂城に呆然とする幸村、そして牢人たち。

「まさかここまでやるとは」

すべて、家康の目論見通り。

「すまん。」

目を閉じる幸村。万事休す・・・

一方破壊されていく真田丸を見やる家康。

「これで裸の城じゃ。」

後は向こうから和睦の状を破るよう、仕向けるだけ。

「そこで総攻めをするのですね。」

やっと父の策が飲み込めた秀忠。

「これぞ、城攻めよ!」

高らかに笑う家康。
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総構えも、堀も、二の丸、三の丸も全て破壊され、もう戦いようがない牢人たち。
そして愕然となったままの幸村。
勝永が、策を聞かせてくれ、と迫るのですが。

「策はない。
もはや、この戦さ、勝ち目がなくなった。
全ては私の力不足だ。申し訳ない。」

策がない・・・何と悲しい言葉(涙

あの、すべてを乗り越えてきた幸村が・・・呆然とする牢人たち。

「皆、そうそうに立ち去るが良い。
城を枕に討ち死にしようなどと、馬鹿なことを考えぬように。」

幸村が去った後、ここにいても先はない、と悄然として出て行こうとする牢人たち。

「おまえら、行くあて、あんのかよ!
行く場所がねえ奴らが、ここに集まったんじゃねえのかよ!」

声を張り上げる又兵衛に、戦うつもりか、と勝永。
堀もない城でどうやって敵を追い払う、と長宗我部。

「はっは。おもしれえじゃねぇか。」
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家族を集める幸村。

「ここまでじゃ。お前たちはすぐに城を立て。上田に行くんだ。
兄上がきっとなんとか・・・」

その時、牢人たちや、不利な和睦に納得していない家臣たちが集まってきました。

「何、のんびりしてるんだ。早く策を立ててくれよ。俺たちゃうずうずしているんだ。」又兵衛。

「私は何のために、九度山に行ったのです。」明石。

「わしらはおぬしに従う。」長宗我部。

「考えろ、どうすれば勝てるか、考えるんだ。」勝永。

「あなたは勝つためにここにきたのではないですか。」

長門守の言葉に、思わずこくっと頷く幸村。

「殿、徳川に一泡吹かせてやりましょう。」作兵衛。

口々に、お願いします、と侍たち。
その様子をじっとみつめる大助。

そこへ修理を伴って秀頼もやってきました。

「望みを捨てぬ者だけに道は開ける、とそなたは言った。」

幸村の手をとる秀頼。

「はい。」

「私はまだ捨ててはいない。」

「畏まりました。」

よーしっと鬨の声を上げる一同。
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情報量が多すぎて、感想を書いている時間がありません(汗

武力だけで領地を取り合った世の終わりを描いた23話の「裁定」と対になっていて、見応えがありました。

女たちだけの会議・・・耳馴染みのいい言葉をふるに活用した女狸、阿茶局にいいようにあしらわれて、大坂城を自分で壊してしまった大蔵卿への感想は、和睦会議のセリフをかなり詳しく記すにとどめて置きます。
でも、この人も自分なりの大いなる誠意を持っている。
この大河には悪人キャラは皆無です。最後には、彼女の義が見ている人たちの心残るよう、描かれることを願っています。

上でも書いているけれども、交渉団のトップに世慣れていない常高院を据え、自意識の高い大蔵の随行を許したのは幸村の作戦ミスだと思うのですけれどもね。←あくまでこの大河においては、です。
そして元はと言えば、情実政治しかできなかった豊臣のミス。ほんと、負けるべくして負けたとしか思いようがありません。

父の後を継ぐ、と言っていたけれども、母を守るためには大坂城を出るのも厭わない、と秀頼。
幸村から厳しい指導を受けてもなお、幸村を参謀、あるいは師と頼っている。
天下人に必要な生臭さが全くないお坊ちゃまです。
決断をころころ変えたり、自分の弱さを自覚しているところなどは、どことなく景勝に似ている気がします。子犬のような瞳もね。
これから戦さになろうとも、あるいは、万が一にもですが、平和的に城が引き渡されようとも、最後まで大坂城に残り、豊臣家の行く末を見守る、という幸村の決意を固めさせたのは、秀吉への恩義ばかりではない気がしました。

タイトルの「反撃」は、徳川方の、とだけ思っていたのですが、最後に大坂方の一致団結した奮起へと繋げていて、お見事でした。
だからこそ、いっそう彼らの決意が切ない。
幸村、そして豊臣方の人々の望みは、どう描かれるのでしょう。

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2016年11月26日 (土)

仮面エグゼイド #07「Some lie の極意!」

公式サイト

入院患者から二つの症状を併発するゲーム病患者が現れた。永夢(飯島寛騎)と飛彩(瀬戸利樹)はライダーに変身、患者から2体のバグスターの分離に成功するが、またも現れたゲンムに邪魔をされバグスターを逃がしてしまう。
黒いエグゼイド=ゲンムをなんとかしなければ…。
そんな永夢らの前に貴利矢(小野塚勇人)が「手を貸そうか」と現れた。お前は信用ならないと苛立ちを露にする飛彩だが、バグスターが活動を再開させると貴利矢は改めて永夢に共闘を申し出る。
「患者を救いたいなら信じろ」という貴利矢に「今度こそ信じさせて下さい」という永夢。二人はライダーに変身、エグゼイドはレーザーにまたがり、バグスターに立ち向かうが…。(公式サイトより)(公式サイトより)

患者さんの話がまたもや尻切れトンボ、と思いきや、次回に続く、でした。

黎斗に嵌められた貴利矢。
後のライダーたちが、まだ各々の謎が明かされていないのと、ゲーム界で闘っているためもあって、プロジェクションマッピング的な印象しか感じないのに比べて、貴利矢の苦悩が一番人間的な立体感があるというか、ベタな分、わかりやすくて共感しやすいです。
また、彼だけ顔のタイプが違うので、覚えやすく、白衣のコスチュームが多い中、あざといくらいな(苦笑)、昭和なファッションも目立ってます。
彼の動かし方次第で、興味が繋がるかも。

CM明け、闘っていたのは大我なのね。まだ各自のライダースーツを覚えていないので、わかりませんでした。
ああ、ややこしい。

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2016年11月25日 (金)

動物戦隊ジュウオウジャー 第38話「空高く、翼舞う」

公式サイト

サグイルブラザーズの罠にはまりピンチに陥った大和の前に、バドが現れ、天空の王者ジュウオウバードに変身。驚く大和を前に、ジュウオウバードはサグイルを撃破する。立ち去ろうとするバドを引き留め、大和は王者の資格を持ち出した理由を問う。一方、レオたちもラリーからバドが王者の資格を持ち出すきっかけとなった、ある事件について話を聞く。(YAHOO!TV より)

空中戦は、個人的に好みなので、楽しかったです。

かつてジューランドの番人だった鳥男。
迷い込んだ青年を助け、親しくなったのですけれども、ジューランドを仕切る人々はジューランドの秘密を守るため、人間を拘束、その上あやまって崖から落としてしまった。そしてこの事件は闇に葬られてしまった。
この悲劇を繰り返してはならない。ジューランドと人間界が関わるべきではないのだ。
これが、鳥男の、王者の資格を盗んだ理由でした。

青年、てっきりレッドさんの父親かと思っちゃいました。
それにしては若かったですから・・・今後の伏線にはならないのでしょうかね。
もし、青年がレッドさんの父親だったら、レッドさんに王者の資格を与えたわけもすっきりするのですが。
見知らぬ少年に大事な王者の資格、そして自分のジューマンパワーを与えるとは、ジューランドにかなり絶望していた、ということでしょうか。
それとも、まだ何らかの因縁があるのか・・・今後の展開を待ちます。

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2016年11月24日 (木)

真田丸 46話「砲弾」

公式サイト

幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦を攻めあぐねる家康(内野聖陽)は、幸村に10万石の領地を約束するなどさまざまな調略に乗り出す。有楽斎(井上順)らの強い勧めで秀頼(中川大志)は和睦を決意するが、幸村は有楽斎の言動には裏があるとあやしむ。幸村は、意を決して茶々(竹内結子)へのじか談判に挑む。一方、家康の陣にはイギリスから取り寄せた大砲が到着。運命の砲弾が、大坂城に向けて放たれる!(YAH0O!テレビより)
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引用したセリフは全て概略です。
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30万の軍に包囲しているのに、真田丸にしてやられて苛立つ家康。

「いたずらに攻めかかるのはもうやめじゃ。真田丸がある限り埒があかん。
真田め、全く親子二人で手こずらせてくれるわ。
エゲレスの大筒はまだか。」

新兵器が到着するまで、あと数日はかかる、と正純。

「ただ待っておるのも癪だの。」

そこで家康、考えました。

「30万の軍を三つに分け、かわるがわる一晩中、鬨の声を上げさせよ。
右大臣様は、さぞ、眠らぬ夜を過ごされるであろう。」

いっそう悪い顔になっています。
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大坂城では、勝利に高揚している秀頼が、一気に茶臼山の本陣に攻め込もう、と幸村に言いますが、幸村の厳しい表情を見て、「ではないのか」と、しょぼん。

そう易々とは切り崩せない、と幸村、何度も繰り返せばよい、と秀頼。

「その都度我らの方にも手負いが出ます。
策とは、ただ戦さに勝てばよい、というものではございませぬ。
如何に見方の命を損なわぬか。」

目を伏せる秀頼。励ますように、幸村。

「ここは守りに徹するのです。城にいる限り、我らは負けません。」

「いずれ、兵糧が・・・」

「向こうが先に尽きまする。あせる時は、必ず押し寄せてまいります。それをまた打ち払う。
なすべき事は城を守りきること。
徳川が大軍を持って攻めようとも、大坂城はびくともしなかった。
そのことを天下に知らしめるのです。
さすれば、敵の中に心変わりするものが、必ず現れます。
徳川を見限り、我らにつく者。それを待つのでござる。」

う、うん、と頷く秀頼。

「攻めに転じるのは、それから。」

「私は父上が残されたこの城を守り、父上が築かれた安寧の世を守り、そしていずれ、父上を超えたい。
この先も力を貸してくれ、左衛門佐。」

「喜んでお手伝い仕ります。」

お坊ちゃまの願いは初々しい。しかし、秀吉を超える者など、そうそう居ない。居るとすれば、今対峙している、あの男だけ・・・幸村の胸の内には、様々な思いが去来している。

「気になることがあれば、何でも申せ。
私は言われて伸びる男じゃ。」

言われて伸びる男・・・シリアスなシーンなんだけれども、思わず笑ってしまいました(^^;;
この後、笑い事ではすまなくなっていくのが、切ないです。

「では、ひとつだけよろしゅうございますか。
殿様には、もっとご自分の言葉の重みを知っていただきとうございます。」

「母上のことか。」

「此度の勝機は出城を築くことを許した殿様の言葉があったればこそ。
最後に断を下すのは、あくまでも大坂城の主たる、殿様でございます。御上様ではございません。」

「よう申してくれた。私のいけない所は・・・」

その時、包囲している敵陣から鬨の声が上がります。
騒然とする城内。
怯える侍女たちを勇気づけるきりちゃん。

「大丈夫、本当に攻めて来る時は、あんなに大きな声は出しません。私たちを怖がらせようとしてるんです。
いいですか、怖がったら負けですよ。」

さすが、場数を踏んできただけあります。

真田丸に行った幸村、攻めて来る様子はないものの、兵たちが怯えている様子に、塙団右衛門に皆を元気づけるよう、命じました。
見事、幸村の期待に応える団右衛門。

淀殿も動じていませんでした。
ここからが正念場、という幸村に、常日頃野良犬扱いしているくせに「よろしくお願いします」と大蔵。この人、ひたすら淀殿親子のことだけを思っているのはわかるのだけれども、政には口を挟まないで欲しい~。

淀殿の部屋を退出した幸村、初こと常高院に声をかけられます。

「姉はそなたのことを、それは頼りにしています。どうか、よしなに。

私には、あの人が死にたがっているように思えてならないのです。
心のどこかで、この城が焼け落ちるのを待っているような。
私たちの父も母も、城とともに命を絶ちました。
姉も自分が同じさだめであると、半ば信じております。」

「そのようなことは一言も。」

「本心を語る人ですか?
姉を救ってやってください。」

お転婆だった「江」の初をイメージしていたら、随分違っていました。
三姉妹の真ん中らしく、観察力のある人。
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その頃、江戸の真田屋敷では。

平野が、大坂城に兵糧を持っていく覚悟を、信之に語っていました。
七本槍は結局全員豊臣を裏切ってしまった。せめて自分だけでも。

「そうでもしなきゃよ、太閤殿下があまりにもお可哀想でさ。」

この人らしからぬ熱い思いに共感する信之・・・って、共感したらだめですよ~っ、真田が潰されちゃいます!
それも承知の上で、平野とともに大坂に行く覚悟を固めちゃいました。

稲はもちろん大反対です。

「左衛門佐様を思う気持ちは痛いほどわかります。
しかし、これはあまりにも無茶でございます!」

「わかっておる。
わしの一世一代の馬鹿を許せ。」

「これ以上、何を申し上げても無駄なようですね。」

と、稲の背後の襖がすっと開き、出浦が現れました。

「大坂へ行ってはなりませぬ!」

歩くのもままならぬ体で、信之を止めます。驚く信之。

「大坂へ行ってはなりませぬ。」

「もう、決めたことなのだ。」

「もし、これが徳川に知れたら、真田は終わりだぞ。」

「知られなければ良いことだ。」

「徳川の目を盗んで、城に兵糧を入れるなど、できるわけがあるまい。」

「やってみねばわからぬ。
父上も源次郎も、散々無茶をしてきたではないか。わしだって、一度くらいは。」

「そなたの父は、どんなに無茶に見えても、常に先を見据えていた。
お前がやろうとしていることは、それとは違う!
お前の父親が必死に守ってきた真田の家を滅ぼすつもりか。
大坂に行ってはならぬ!
このわしが、行かせん。」

刀の鞘を信之の喉元に押し付けて止める出浦。しかし、その腕に往年の力はない・・・

「すまん。」

説得虚しく、平野のあとを追う信之・・・に目掛けて何か投げたぞ!

真田のことはなかったことにして欲しい、と頼家に頭を下げられ、平野は一人旅立だって行きました。
信之は・・・とりもちまみれ(笑
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大助の初陣に湧く大坂の真田家。
春だけは、危ないことをさせた、とおかんむりです。
しかし、気にしない真田の男たち。
私も昔、同じことをやった、と微笑む幸村、幸村よりうまかった、と大助を褒める内記。
さらに、戦さなのだから、少々危ない目に合うのは仕方がない、と言う幸村にぶちきれる春さん。
大助はこれからが長い。

「そういう危ない役目は、老い先短い者がやればいいのです!」

「わしか?」

ぶちきれモードに入った春は手に負えない、その場が凍りつくかと思いきや、つかさず内記がボケました。

「すまぬ、そういう意味では・・・」

笑ってごまかす外面の良い春。一同にまた、賑わいが戻りました。

庭に畑を作る、と張り切る作兵衛。
今、仕込めば、夏頃には青物がよりどりみどり・・・
複雑な表情の幸村。

歴史の流れ的には、取るに足らない小さな小さなエピなのだけれども、真田家の物語を描くにあたっては、大事なパーツです。
このパーツがあるからこそ、淀殿の闇が、いっそう暗く浮かび上がってくる。
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さて、又兵衛たち五人衆。

「なんで打ってでない」又兵衛
「あんたは真田丸で好き放題やったから、いいかもしれんが。俺たちはまだロクに戦ってもおらんのだ!」勝永

戦いたくって仕方がないのは、他の牢人衆も同じ、と明石。
守りばかりで苛立つ皆を

「いずれ、また攻めてくる、それまで待つのだ。」

と宥める幸村。また仲間割れしちゃうのか、心配です。

徳川本陣でも、秀忠が家康に、総攻めをするよう、迫っていました。

「真田丸など、一気に押しかければ、必ず落とせます。」

しかし、家康、戦さの何たるかをわかっておらぬ、とあしらいます。

「上様、戦さというのは、ただ勝てばよい、というものではございません。
如何に兵を損なわずに、城を落とすか。そこが肝要です。」

家康に代わって諭す正信。

「あの手この手じゃ。」家康。

そこへしばらく徳川を遠ざかっていた真田信尹が、家康に乞われてやってきました。お懐かしいです。

「おぬしの力を借りる時がきた。
左衛門佐を調略せよ。」

命じる家康を真っ直ぐに見据えて、信尹。

「お断りいたします。」

あまりにストレートに返されたので、ちょっとたじろぐ家康。

「源次郎は父親に似て度胸もあり、智恵も働き、その上、我ら兄弟に似ず、義に厚い男でございます。
寝返ることは、まずないと。」

しかし引かない家康。

「あれを買っている。寝返れば、左衛門佐に十万石を与えよう。」

信尹の表情がつと、動きました。

信尹は徳川方の真田の陣を訪れ、家康の出した条件を家の者たちに知らせます。
幸村がそんな話に乗るわけはない、と三十郎。

信尹、信之の子らに言い聞かせます。

「信吉、信政。真田の行方はそなたたちにかかっておる。しかと頼むぞ。」

「畏まりました。」

真っ先に信政が応えます。兄が応えるのを待たない・・・

真田丸を攻める前に戦さが始まってしまったため、真田同士はまだ戦っていない、と聞いて何よりだ、と信尹。
佐助と連絡を取り合って、なんなく城に潜入、幸村と対面します。

「久しぶりだの、源次郎。」

「お待ち申し上げていました。」

「ばば様の通夜以来。」

懐かしく、嬉しそうな両名。
昌幸の墓まいり、子供たちのことなど、真田の家の消息を和やかに語り合います。
信之の二人の息子に会って、稲の息子、つまい信政を心配する信尹。

「兄を立てる、ということを知らぬ。」

自分の息子たち、大助と大八にも会って欲しい、と幸村。

「おぬしの子じゃ。さぞ利発に育っておるのだろうな。
さて、帰るか。」

「えっ?!」

本題に入らず立ち上がる信尹に驚く幸村。信尹が自分を調略しに訪れたことは承知の上だったのですから。

「大御所様からの書状だ。寝返った時の褒美が書いてある。」

後ろ向きに書状を渡しました。

「読まんでいい。」

幸村、読まずに破り捨てます。

目と目を見合わせる信尹と幸村。
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こうして「真田には真田を」の策は失敗したものの、次の一手で揺さぶりをかける家康。
その手とは、正純を通じて、有楽斎に、城内を和睦でまとめさすことでした。

正純と有楽斎はどこで密会しているのでしょう。
まさか正純が大坂城に忍ぶわかはないから、有楽斎が城を忍び出ているのでしょう。
結構目立つ格好なんだけれども・・・佐助が突き止めるのを待ちます。

有楽斎は、早速和睦を提案。

「和睦はなりませぬ!」

強行に反対する幸村。

「真田丸で敵に痛手を与えた今こそ、和議を結ぶまたとない折とは、思いませぬか?」

なりません、と幸村。

「いずれは和議を結ぶ時がまいりましょう。しかし、今ではない。
戦さに勝ったのは我ら。向こうが和睦を乞うならまだしも、こちらから持ちかけては、家康に足元を見られます。」

「戦さに勝ったからこそ、有利に話を運べるのではないか。
近々、敵は更なる大軍勢で攻めてまいりましょう。その時、また勝てるとは限りませぬ。
負けてから和睦を乞えば、それこそ家康の思うがまま。」

まあ、うまいこと言います。一片の正論が全てを白く見せる。
負ける、と聞いて和睦、和睦と秀頼に迫る大蔵。

「今少し、様子をみたい。
籠城を続けておれば、やがて必ず我らの味方をする者が敵の中に現れる。」

幸村が献じた策を、幸村をじっと見ながら述べる秀頼。頷く幸村。

幸村から、最高会議で和睦案が出たことを聞いて、さらに苛立つ又兵衛たち。

「なんで負けてもおらんのに和睦なんだ!」勝家

「その理屈が通じる方々ではない。」

佐助に有楽斎の動きを探るよう、命じます。
以前、情報が漏れた時に探っていれば・・・
あの後、すぐに戦いが始まったから、そんな時間はなかったんでしょう。

豊臣最高指令本部では、幸村が退出した後、有楽斎と大蔵が寄ってたかって秀頼を説得していました。

真田を信じてはならない、まだ戦さは始まったばかりと言っていたが、あの者たちは戦さが大好き、もう、戦いたくてたまらないのだ、だから口車に乗ってはいけない。

「我らはすでに戦さに勝ったのです。
兵の命を無駄にしてはなりませぬ。
今こそ和睦する時。亡き太閤殿下もそうなされたはずです。」有楽斎

「殿、ご決断を。」大蔵。

戦いが大好き、というのも、一片の真実です。なぜなら、牢人たちは戦うためにここにきているのだから。戦いこそが、彼らの存在意義なのです。
しかし、秀頼は生きた戦場、現場を知りません。
決め手になったのは、兵の命、そして亡き父ならどうしたか、と言うことでした。
兵の命を救うなら、幸村も納得するだろう・・・有楽斎たちの言う「兵」には、牢人たちは入っていないのでしょうけれども。
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「とうとう殿は押し切られてしまった。
わが母と有楽斎殿にああ言われては、仕方なかろう。まことに面目ない。
左衛門佐、何とかならぬか。」

修理から秀頼が和睦を決断したことを聞いた幸村。
修理・・・その場にいたのにねぇ(溜息

淀殿に会いに行く幸村。
鬨の声が絶え間なく響いております。

どうして和睦したがるかわからない、と言う淀殿に、このまま勝ち続けて牢人衆が力をつけるのが恐ろしいのでしょう、と答える幸村。

「せっかく豊臣のために力を尽くしてくれているのに、おかしな話。」

平伏して、幸村。

「秀頼公をお説き伏せ頂きたい。」

驚く淀殿。
今まで幸村が屈力してきたこととは間逆の言葉。
幸村自身が一番、矛盾を感じている。
でも、今はこの方法しかない。

ずいっと幸村に近づく淀殿。

「まことのことを言います。
私は秀頼と一緒にいられれば、それでよいのです。
この城だって、手放せと言うのなら、手放しましょう。どこか遠くの小さな国へ移って、そこで皆で暮らせれば、それ以上は望みません。

 

私と秀頼と」

幸村の手を握る淀殿・・・いや、もう淀城にはとっくに住んでいないから・・・茶々に戻します。

「そして左衛門佐がおれば。」

「御上様、それはお心に止めておいた方がいいかと。」

声をひそます幸村。

「あら、そうですか?」

「味方の士気に関わりますゆえ。
先の件、何卒お願い申し上げます。」

握る茶々の手を・・・上から握り返しました。
初めてです。
今までは、すぐに払っていたのに。

幸村は、何かを決断するために、何かを捨てたような気がします。
そんな幸村の変化を感じ取るきりちゃん。

「和睦はなりませぬ。」

茶々は、幸村の願いどおり、秀頼に、命令を撤回して戦さを続ける旨、下しました。
秀頼がすでに決めたこと、と慌てる大蔵。

「私は右大臣殿の母なるぞ。」

「母上、断を下すのはあくまでも大坂城の主たる、この私です。
そうであったな、左衛門佐。」

幸村を見詰める秀頼、硬い表情、強い目力で見返す幸村。

「そなたを生んだのは誰じゃ。我こそがこの城のまことの主ぞ。
断は私が下します。
和睦は決してなりませぬ。」

修理を連れ、退出する幸村を追う秀頼。

「母を説き伏せたのは、そなただ。そうだな?!」

「左衛門佐に頼んだのは、私でございます、殿、左衛門佐を責めてはなりませぬ!」

「己の言葉の重みを知れ、と申したのはそなたではないか。
いったい何がまことなのじゃ!」

子犬のように慕っていた幸村に裏切られた秀頼。
迷走している・・・迷走させられている豊臣首脳部の中で、唯一、筋を変えなかった幸村が・・・秀頼、悲痛です。
しかし、幸村は変わっていない、変えたのは、秀頼。
自分の意思で変えたように思い込んでいるけれども、有楽斎、つまり徳川に操られ、その度、幸村を手痛く裏切っていることに気がついていない。

「断を下すべきは、もちろん殿でございます。
しかし、その断があやまりであれば、私は如何なる手を使っても食い止めまする。
私は戦さに勝つために、ここにまいったのでござる。ごめん。」

秀頼を励まし、指導していた柔和な顔は、もうありませんでした。
子守の真似事をしている時間はない。
主としての秀頼は、もう切り捨てた。あとは己の志を全うするべく、動くのみ。
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一方、和睦するとかしないとか、いつまでたってもはっきりしない状態に苛立つ又兵衛と勝永は、塙団右衛門が企む夜討ちに参加しようとしていました。
目的は本間口、蜂須賀家の陣。
幸村には内密に、という団右衛門に、あいつが何となく総大将見たくなっているが、待ったく違う、と又兵衛、勝家。
意地の張り合いは、まだ続いております(苦笑

長宗我部は、世が世なら大大名である自分が、一介の牢人の下につくことに難色を示し、明石はミサのために参加しませんでした。
長宗我部、参加しなかったのは、血なまぐさい戦いが嫌いなためもあるのでしょう。
幸村に又兵衛たちが夜討ちを企んでいることを、止めるなら今のうち、と知らせます。

「確かに。毎晩、あの雄たけびを聞いていると気が滅入ってくるのは、よくわかる。
気分を変えるのも良いかもしれんな。」

幸村、夜討ちに参加、団右衛門の配下となって暴れまわりました。
じりじりするドラマが続いた後の、悪ガキたちの大暴れに、ほっと一息できました。

戦場でも団右衛門、名乗りを上げつつ、名刺を配っております(笑
各人の殺陣を見せつつも、幸村が旗を振り回し、斃された兵士たちの姿を隠したりと、とことんな修羅場にしないのが、三谷さんのポリシー。
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ついに、イギリスの大筒が徳川の陣に着きました。

片桐を呼び出し、茶々の御座所の位置を尋ねる家康。

「案ずるな。何も狙い撃ちしようというのではない。
その逆じゃ。居場所がわかれば、そこを外すことができよう。」

その言葉を信じた片桐、教えてしまいました。この人はほんとに(溜息

正純に耳打ちする家康。

「天守の南を狙え。」

今までで一番悪い顔だったかもしれません。

この日、徳川の陣地から最新鋭のカルバリン砲が、大坂城に向けて放たれた。その一発の砲弾が多くの人々の運命を狂わせる。(ナレーション)

日常を過ごす人々のフラッシュバックを貫いた砲弾は、狙い通り茶々の御座所を襲いました。
茶々の目の前で、侍女たちが崩落してきた建物の下敷となります。
亡くなった侍女の中には、きりを尊敬してくれていた寸も・・・

この攻撃は、茶々の心の奥深くを引き裂き、深い深い闇、トラウマを白日の下にさらけ出してしまうのでしょう。
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あんな新兵器を持ち出されては、弾さえ確保すればですが、大坂城といえども持ちません。怖いです。

茶々は幾人もの身内や親しい人と死に別れて別れてきたけれども、目の前で人が死ぬのを見たのは、初めてのはず。
元々は弱い、彼女の人格が大きく崩れそう・・・初の言葉が重いです。

出浦さん、やってくれました(笑
稲が出浦に相談しているシーンが目に浮かぶようです。

自分だって、男として、一生一代の無茶がしたい・・・という気持ちもわかるけれども、昌幸や幸村が無茶を出来たのも、信之がいたらばこそ。
損な役回りだけれども、ばば様、昌幸・・・真田のご先祖様、そして子孫のために堪えて欲しいです。

久しぶりの信尹。
家康の命を突っぱねなかったのは、幸村に会う口実が欲しかったから。
幸村を微塵とも疑わぬ眼差し、相変わらず、格好良かったです~(^^

今回、非情さに向けて、幸村のギアが大きく上がりました。
勝つためなら、いまだ幼子のような秀頼に対しても容赦なく、そして茶々の弱さにも付け込むことも厭わない。

秀頼、今更ですが・・・本当、側近に恵まれていなかったですわ・・・良き側近を呼び寄せるのも自分の徳の内なんだけれども。
只でさえ出来星大名で層の薄が薄いのに、内紛やら徳川の策やらで人材を失いすぎました。

幸村の変化を感じ取ったきりちゃんは、何を思っているのだろう。
逆に、茶々に取り込まれた、と感じているのかもしれません。

あと4話。
次週はもっと辛いことに(_ _);;
でも、コメント欄にも書きましたが、「組!」もそうだったように、悲劇を悲劇のまま終わらせないのが、三谷作品。
今後、辛いことばかりではない、と思いたいです。
まずは、五人衆の気持ちがもっと寄り添ってくれたら・・・それはそれで切ないけれども。
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2016年11月18日 (金)

ぼくのおじさん:映画

2016年 日本 110分

公式サイト

原作:北杜夫「ぼくのおじさん」新潮文庫
監督:山下敦弘/脚本・企画:須藤泰司/音楽:きだしゅんすけ
出演:松田龍平、真木よう子、大西利空、寺島しのぶ、宮藤官九郎、キムラ緑子、銀粉蝶、戸田恵梨香、戸次重幸

Photo

北杜夫が自身をモデルに書いたロングセラー小説を山下敦弘のメガホン、松田龍平主演により映画化。

 

「自分のまわりにいる大人について」というテーマで学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男は、居候の「おじさん」を題材に作文を書くことにした。
おじさんは大学の臨時講師で哲学を教えているせいか、屁理屈をこね、時には雪男をダシに母からお小遣いをもらい、万年床でマンガばかり読んでいる。
そんなおじさんに見合いの話が持ち上がる。相手はハワイの日系4世で、絶世の美女・稲葉エリー。見合いに消極的だったおじさんはエリーに一目ぼれ。しかし、祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためエリーはハワイへ帰ってしまう。エリーに会いたい一心で、おじさんはハワイへ行く作戦をあれこれと練り出すが……。

 

おじさん役を松田、エリー役を真木よう子がそれぞれ演じる。(映画.comより)

@MOVIX

原作未読です。
松田さん主演で、まったりとしたコメディ、ということで観に行きました。
まったりしたかったんです。でも・・・(^^;;

ものすごく突っ込んでいます。ご注意ください。

笑いのツボは千差万別ってことで、お許しくださいませ。
ネタばれなしです・・・て、ばらすほどのネタもないんですけれども(汗
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どなたかが書かれている通り、ダメダメなおじさんが女性に片思いしたことで思い込みや勘違いが巻き起こり、最終的には女性の恋愛成就のお手伝いをする、という寅さん的な映画です。

ダメダメなおじさんキャラは面白かったです。
子供相手に本気になるところや、ハワイに行こうとする手段の浮世離れ感など、松田さんの個性がいい感じで漂っていたと思います。

しかし、おじさんの片思いのパートの流れがあまりにもありきたりで、ストレートに寅さんを想起させる作りが・・・そもそも寅さんが苦手な自分には合わない映画だったのだと思います。

おじさんの片思いの相手、エリーには跡を継がねばならない仕事がある。元カレもまた、老舗の跡継ぎだったので、二人は別れざるをえなかった・・・このエピソードに、何の興味もわきませんでした。
エピソードに興味が持てないので、二人のキャラにも興味が持ちにくかったです。

エリーが嘆き悲しむシーンにかなり尺を取っていているのですが、真木さんの見せ場を作っているんだな、くらいにしか思えませんでした。その割には魅力的に撮っていなかった気がします←真木さん個人の容姿関係なく、あくまで撮り方としてです。

お互いの事情で別れたのに、エリーが一方的に、もう裏切られるのは嫌、などと怒っているのも、理解不能でした。何かエピソードを飛ばしたのでしょうかね。
戸次さん演じる元カレが可哀想でした。

ありきたりの話だって、いくらでも面白くできると思うのですが、あまりにプロットが雑で、過去のこの手の映画の上っ面をなぞっている様にしか思えませんでした。まったりというより、すかすか・・・(大汗

脚本への不安が的中しました。あまり作品は描いていないけれども、とっても上手い・・・などという奇跡は起きませんでした。
恋愛パートが安っぽすぎました。

おじさんと甥っ子、というコンテンツは面白かったです。
なので、他のエピを切って、この凸凹コンビに的を絞り、あと10分ほど短くすれば、テンポの緩急もついて、ほのぼのとした中にもシュールな味わいのあるコメディになったようにも思いました。

2時間ずっと座っていることがしんどく思えてしまったです(汗
この映画が好きな人、ごめんなさい。

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2016年11月17日 (木)

仮面エグゼイド #06「鼓動を刻め in the heart!」

公式サイト

コラボスバグスターが襲っていた大学生の恋人がゲーム病を発症。飛彩(瀬戸利樹)はブレイブに変身、ドレミファビートのガシャットを挿入したコラボスバグスターを彼女から分離する。
ブレイブの呼びかけにグラファイト(町井祥真)が姿を現すと、永夢(飯島寛騎)もエグゼイドに変身、ドレミファビートを攻略しレベル3にアップ。グラファイトバグスターに立ち向かうが、突如出現したゲンムとともに消えていく。
飛彩は、「5年前の借りを返す」とグラファイトに向かっていった大我(松本享恭)に「俺なら小姫を救えた!」と詰め寄る。小姫とは誰なのか?飛彩と大我の間にはいったい何が!?(公式サイトより)

飛彩の甘いもの好きなのが、彼女由来だった、ということが一応のオチ。
飛彩と大我の関係や大我が医師免許を剥奪された理由は、結局匂わしただけでした。
まだまだ先は長いですものね。

一週飛んだら、主人公の顔を忘れてしまっていたことが、我ながら、ショック(汗
ほとんどバトルに終始してました。アクションシーンはスピーディで面白かったのですけれども。
患者側のストーリーがあまりにも希薄なことが、ライダー側のストーリーを薄く感じてしまう原因になっているのかもしれません。ライダー側のストーリー、薄いというより、まだ描いていないのですけれども(大汗
医師設定は今のところ、うまく生かされていない気がします。
やっぱりライダーにはドラマが欲しいなあ・・・このまま1年間、突っぱしれるのかしら。

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2016年11月16日 (水)

動物戦隊ジュウオウジャー 第37話「天空の王者」

公式サイト

ゴリラジューマンのラリーから新しいキューブを発見したという手紙が届く。ラリーと再会した大和たちは、岩壁の中に封印された巨大なキューブを見つける。そんな中、街にデスガリアンのプレイヤー、二体のサグイルブラザーズが出現し、ロープを使って強制的にダブルダッチをさせる攻撃を仕掛けてくる。(YAHOO!TV より)

ラリーさん、鳥男さんとジューランド人が勢ぞろいし、最後の「王者の資格」も登場。
いきなり佳境に入りました。

でかいキューブ、ほんと、取り出すだけなら、ロボになれば早かったなのに・・・て、そういう問題じゃないか(汗笑

縄が武器のサグイルブラザーズ。大縄跳びはいいとしても、それぞれ縄の端を持ってなぎ倒すっていうのは、自分が原チャリに乗っているためか、すごく怖い攻撃に感じました。
このシリーズの怪人って、手口がえげつない気がする←他戦隊シリーズ比。
兄弟、何人いるのかな。

ザワールドさんがいちいち落ち込む展開が、そろそろうざったく感じてきたりして・・・(汗

またまたレッドさん、負傷、そしてナイト登場。
ほんと、お姫様設定です。
自分の命にかえてもレッドさんを助ける、と言う鳥男さん、レッドさんの両親と何か関係があるのでしょうか。

さらに、人間とジューランドは交流してはいけない、というようなことも言っていました。
なぜなのでしょう。
次回、明かされるのでしょうか。

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2016年11月15日 (火)

真田丸 第45話「完封」

公式サイト

幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦に、家康(内野聖陽)は大きな脅威を感じる。徳川軍の中には、信之(大泉洋)の2人の息子たちや、景勝(遠藤憲一)らの姿もあった。幸村は、大助(浦上晟周)らとともに徳川軍を挑発。いらだった一部の徳川兵は一気に真田丸を落そうと攻めかかる。しかし、そのことを知った家康は激しく憤る。真田丸では、又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)、盛親(阿南健治)らの牢(ろう)人衆が待ち構えていた(YAH0O!テレビより)

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引用したセリフは全て概略です。
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11月19日に木津川口砦、11月26日に今福砦が落とされた大坂勢。
北も西も裸同然、と騒ぐ有楽斎に、

「ご安心召されよ。敵のまことの狙いは城の南。」

と幸村。
なぜわかる、と問う有楽斎に、敵の布陣からわかる、と解説します。
徳川にはせ参じた大名の中から、つわものを揃えている、と。

「敵が南に力を入れているのは、明らかでござる。」

会議が終わった後、勝永が疑念を幸村に打ち明けます。

「気になったことがある。
木津川口砦が襲われたのは、明石がおらぬ夜だった。
今福砦は、守りの兵を増やそうとしていた矢先に攻め込まれた。
おかしいとは思わぬか。」

「城内の様子が漏れていると?」

頷く勝永。

早速幸村、動きます。
台所に有楽斎を呼び出し、他言は無用、と、大戦さを前に、いかに自分が怯えているかを訴え、一番の不安材料として、城の西側、と打ち明けます。

「特に博労淵の守りは早く守りを固めねば、と思いつつ、未だに手薄の有様。」

「博労淵・・・」

有楽斎の目が少し泳ぎました。様子を伺いつつ、話を進める幸村。

「今、攻め込まれたら、あっという間に奪われてしまいます。」

こんな時、信長ならなんとしただろう、と訪ねる幸村に、信長語録を披露する有楽斎。

「心が弱気になっておると、どんな敵も大軍に見える。
弱気は禁物ですぞ、左衛門佐殿。
心配は、ご無用。」

絶対に勝つ、と目を泳がせながら去っていきました。
その晩、早速博労淵が敵方に落ちます。

「早かったな。」

前もって守りの兵は逃がしておいた。

「やはり、あの男か。」

ここは、引っ掛けなし、一番怪しかった人物が内通者。ようやく明らかになって、すっきりしました。
でも、今や豊臣方の長老と言うべき人物が内通しているというのは、難儀なことです。
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江戸の真田屋敷に松が戻ってきて、信之に上方の様子を伝えます。
城はどうなるのだろう、と不安そうな松。

「いずれは落ちる。後はどれだけ持ちこたえるか。」

と、信之。
そんな時、福島正則と、平野が訪れます。
そんなに親しくもなかったのに、と怪訝そうな信之。
二人は、兵糧を大坂に送るつもりだ、信之の力を貸して欲しい、仲間になってほしい、と頼みに来たのです。
聞けば、福島はすでに送っており、それがばれて家康から大目玉を食らった上、今度の戦さには参加させてもらえなかった、とのこと・・・当然ですわね。

「秀頼公の御ために何かしたかった。」

関ヶ原の時とは違い、彼らももう、この戦さに豊臣が勝つとは思ってはいない。城に居る者たちが餓えるのが不憫なのです。

「それが亡き太閤殿下への、わしの恩返しじゃ。」

自分が責任を持って大坂まで兵糧を送る、と平野。
問題なのは港から城までどうやって運び入れるか・・・城には源次郎がいるから、何とかしてくれるだろう。
信之には、ぜひ幸村と繋いで欲しい、と頼み込む二人です。

徳川の家来である自分には、到底引き受けられない勝手な頼みごとです。しかも、結局、目当ては弟(汗
固辞する信之でしたが、

「源次郎のためにも!」

という平野の言葉に動かされました。

「敵に兵糧を送るなど、もっての他でございます!」

稲に打ち明ける信之、予想通り、拒絶されました。

「そんなことはわかっておる。」

「では、なぜ私に相談を。」

「こればかりは、真田家の行く末に関わることゆえ、そちの耳にも入れておこうと。」

「こればかりは、と言うことは、他にも隠し事があるのですか?」

「ない!!」

話があらぬ方向へ逸れそうになって、大慌て(汗

「稲、わしは源次郎のために何かしてやりたいのじゃ。」

良いお兄ちゃんです・・・
でも、稲にも守るべき者たち、そして守るべきスタンスがある。

「信吉と信政は徳川様のために、戦いにいっておるのですよ。あの子たちが不憫です。」

「兵糧を届けるだけだ。」

「御公儀を裏切ることになるのです。どんなお咎めを受けることになるか。
稲は決して許しませぬ!」

九度山にこっそり仕送るのとはわけが違うからこそ、打ち明けたのですが、やはり許してもらえませんでした。
稲が正しいことも重々承知。それでもなお、弟を思う信之をそっと助けたのは、おこう。

「蔵に行って調べて参りました。すぐに運び出されるのは、蕎麦粉千七百貫。蕎麦掻にすればおよそ十万個。
千人で食べても、ひと月くらいは持つ勘定でございます。」

色んなしがらみはあれども、真田一族であるおこうは、真田の流儀で動くのです。
黙ってそっと頭を下げる信之。
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大坂城では、総攻の前に春と二人きりの時間を過ごす幸村。

「お前に伝えておきたいことがある。
戦さが始まったら、決して城から出てはならない。」

力になりたい、せめて飲み水やおにぎりを配って歩くくらいなら、と言う春。

「断じてならん。
ここで梅を守る。それがお前の役目じゃ。」

梅・・・。
手を握り合う二人。

「戦さが終わったら、また豊臣の世が来るのですか?」

「例え勝ったとしても、もはや徳川の天下が動くことはあるまい。」

秀頼公は、天下人の後継者の座を下ろされ、一大名として、どこか、治めることになるかもしれない。

「その時、旦那様は?」

「思うところはあるが・・・まだこれからどうなるか。」

タイミングが悪く、夫妻を廊下の端から盗み見してしまうことになったきりちゃん、の背後に、淀殿。

「可愛い奥方。」

びっくりするきりちゃんを、侍女に命じるのでした。
断ろうとするきりちゃんに。

「どうせすることもないのでしょう?」(^^;;

振り返るに、この二人ががっつり絡んだことは、まだなかったです。
マイペースなところなどはちょっと似ているかも。
でも、きりちゃんは、淀殿のような深い闇は抱えていない。
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大坂城の地図を苦りきった表情で見る家康。

「まず、この真田丸とやらを潰さねば、何もはじまらん。」

真田丸を恐れる理由がピンとこない秀忠に、渋い顔で説明します。

「よう、見ろ。まずは大きさ。
ただの砦ではない。鉄砲衆だけでも千人以上は入れる。
そして場所。南側の寄せ手が全て見渡せる。
真田丸から隠れて城壁に近づくことはできん。」

あと、陣立ての平面的な地図からではわからぬ点。

「高さ、でございましょうな。」正信。

「真田丸は高さがある。
こちらからは攻めにくく、しかも上からは一斉に撃ち掛けられる。
考えただけでも、肝が冷える。」

「えらいものを作ってくれましたな、真田左衛門佐も。」

怖いもの、恐ろしいものを知っている家康と、幸村の策を、何となく・・・いわば碁敵のごとく楽しんでいるような正信。

一方、真田丸の櫓から四方を見渡す幸村。
真田と同じ赤備えの一団を見て。

「ここに至るまでの物語の物語があるのだろうな」
「聞いてみたいものですなぁ。」

ドラマ内での、これほど具体的なエールは始めてかも(微苦笑

「そして、あれを見よ。上杉じゃ。」

その頃、景勝と兼続は家康に呼び出されておりました。

「ようやく父親が死んでくれたというに、今度は息子。まことに忌々しき奴じゃ。
どこまでもわしの前に立ちはだかる。」

「して、上杉になにをせよと。」兼続。

真田丸を落とせ。
・・・先の戦さでは、わしに楯突いてくれたのう。」

「まだ、その話を蒸し返されますか。」

14年も経っているのだけれども、こういうことは家康、いや権力者は絶対に忘れない。

「大層な文を送りつけよって。
おかげで、百二十万石が、ええ・・・・何万であったかのう。」

景勝に尋ねます。

「三万石でござる。」

「考えようぞ。これは唯一無二の機会だと思うがのう。」

「上杉様と真田との深き縁はよう、わかっております。
ここは真田と戦うことで、徳川への忠義を示されよ!」

正純。恫喝です。

「よろしいな。」

二人の背中をポン、と叩く家康。

「畏まりました。」兼続。

家康の陣を出た二人。
戦国の慣わしとは言え・・・半ば放心状態の景勝に兼続。

「いたし方ありませぬ。ここで拒めば、上杉の生きる道はございませぬ。」
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さて、大坂城では、秀頼が総大将として先陣に立ちたいと言い出して、ひと悶着起こっていました。

大蔵、有楽斎はもちろん大反対。
幸村も、総大将はむやみに兵の前に姿を現すものではない、士気が上がるどころか、味方が劣勢になって総大将が焦っているのかと、かえって不安を与える、と止めます。

「そういうものか。」

幸村の理にかなった言葉に納得する秀頼。
殿様が甲冑を召されるのは、勝ち戦さと決まってから、と有楽斎。この人は信用できないけれども、しきたりとしては、筋が通ってそうな気がします。

これで収まるかに見えた話、淀殿がかき混ぜます。

「私が鎧姿でものどもを励ましにまいる。」

驚く一同。
そんな前例はない、と止める修理に、例がないからいいのだ、と何処吹く風、押し通してしまいました。こういう時の淀殿は止めようがない、と幸村も渋い顔であきらめます。

「御上様は戦さを楽しんでおられる。」

幸村に愚痴る修理。
二人の前を、淀殿の侍女のユニフォームを来たきりちゃんが通り過ぎていきます。

「お前!」

吃驚する幸村。

「御上様の侍女を仰せつかりました。」

「そうなのか。」

幸村もこのパターンには慣れっこね(笑
今までの中で一番、普通のパターンかもしれない。

さて、意気揚々と陣中に出向く淀殿。
仕方なく、侍女として付き従うきりちゃん、幸村に愚痴ります。

「はしゃいでおられるのは、御上様だけ。みんな、あっけにとられています。」

「そりゃそうだ。」

「どうも好きになれない。」

陣中見舞いはともかく、はしゃいで見えるのは、いい感じがしません。
お葬式時、人の多さに、お葬式の意味もわからにまま、興奮してはしゃぐ子供のようにも見えます。
しかし、淀殿はこの戦さの意味をわかっているはず。何を思っているのでしょう。華々しい葬礼?
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徳川より真田へ、上杉の下について出城の真田を攻めろ、という命が下りました。真田家を試しております。
弟の信政は、何を躊躇っている、今こそ忠義を示すチャンスと張り切って、戦さ支度を始めます。
兄の信吉は沈痛な面持ちです。

「叔父上とは戦いとうないのじゃ・・・」

頷く茂誠。佐助を合図で呼び出し、ことづけを託す三十郎。
真田は一つなのですねえ。

佐助を経て、真田が上杉勢に組み入れられたことを知った幸村。

「急がねばならん。」

秀頼と、明日、こちらからし掛ける旨、上奏します。控えるは修理一人。
城内に内通するものの気配がある、このこと、くれぐれも外に漏らさぬように、と二人に釘を刺しました。

そして、五人衆を集め、差配を述べます。

まずは、相手を炊きつける。又兵衛、長門守、長宗我部は真田丸に自分と共に引きこもる。勝永は北、明石は東を守りにつく。

承知!と五人。
いよいよです。
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「大助、初陣じゃ。
この戦さ、おぬしの方にかかっておると心得よ。」

父の命を受けて最前線の前田軍と対峙、真田の旗を懸命にふり、高砂を謡って挑発する大助。
第一次上田合戦の時の、幸村と同じ役目、真田の伝統です。

敵が挑発に乗るや、さっと引き上げる大助。見事に敵を引きつれての退却です。

「ようやった、大助!」

櫓でわが息子の働きを愛でる幸村。

そこで、佐助が、真田丸内で、爆弾を仕掛けます。
真田丸内部で爆発が起きたのを見た徳川勢は、内乱が起こったと思い、一気に勢いづいて砦に攻め入ろうとします。
しかし先陣を切っていた前田軍は、空堀で立ち往生、背後からは井伊などが押し寄せてきているから、後戻りもできず、前に進むしかない。
幸村の策によって予め作られた道を渡るしかありません。

幸村、手柄を立てようと必死に登ってくる徳川勢を見下ろしながら、長門守に。

「忘れるな。敵をひとつの塊と思ってはならぬ。所詮、人の集まりじゃ。」

敵を思い切り引きつけて、射撃が始まりました。

前田や井伊が、命令を待たずに真田丸に突入したことを聞いた家康。

「いかん、真田の思う壺じゃ。」

戦さは、仕掛けがうまく動かず、一時砦への進入を許す劣勢となるも、挽回。
幸村、又兵衛らが自ら刀や槍をふるって追い払いました。
やがて、徳川勢の退却が始まります。

一部始終を、自分たちの陣から見ていた上杉主従。

「味方が兵を引いておりますな。」兼続。

仕上げとして、砦の外に出て、名乗りを上げる幸村。

「我こそは、真田左衛門佐幸村!」

遠目で見ていた景勝。

「源次郎め、あっぱれな戦いぶりよ。日の本一のつわもの、真田左衛門佐!」
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家康の陣では。

「またしても真田にしてやられましたな。」正信。
「大敗じゃ」

秀忠、言わでいいことを・・・

「言わんでもわかっておる!!」

あ、やっぱり家康に叱り飛ばされてました(汗笑

「この戦さ、手こずるやもしれません。」

「・・・次の手を考える。」

家康、暗く悪い顔をしてます。
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真田丸では。

面白いように策があたったな、と言う又兵衛に、「策とはそういうものだ。」と澄まして答える幸村。

「おめでとうございます!」

勝どきが上がりました、
大助のを愛でる幸村。嬉しそうな幸村、本当に嬉しそうな大助。

秀頼に戦勝を伝えに行く、という長門守を一人呼び寄せる幸村。
長門守は、天下の名将、真田左衛門佐殿の差配ぶりをこの目で見れて、と大感激なのですが。

「これから話すことは、決して人には漏らすな。
実はかような大いくさ、私も初めてなのだ。
心の臓が口から飛び出そうであった。」

一瞬あっけにとられるも、破顔一笑する長門守なのでした。
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幹部の中では一番年下の長門守への配慮でもあるのでしょうが、びびっていたのも本当でしょう。その気持ちを誰かに漏らすことで、自分の気持ちを落ち着かせる。

この、こそっと本音を言って相手を呆気にさせる持って行き方は、昌幸ゆずりです。
ファッションだけでなく、段々父に似てきました。

戦さが思った後は、思うところがある・・・どんなことなのでしょうか。

互いに長生きしよう、と福島と平野。長生きはするのだけれども、福島さんはねえ・・・

勝永が銃を使うシーン。
銃によって人がばたばたと倒れていく様は、流し気味なのだけれども、開かなかった扉を勝永の銃によって開かれる、という流れを、フリから丁寧に描いていて、銃とは人を殺すためにあるのではない、という合戦シーンがあまり好きではない三谷さんの意地のようなものを感じました。
そのためににも、このシーンは格好良く撮らねばならない。さらに言えば、幸村や又兵衛、作兵衛たちの白兵戦より格好よくってもいいシーン。見事に映像化してくれていたと思います。

九度山の時は少年だったのに、すっかり青年に見えた大助。この短期間で・・・俳優さんってすごいです。

幸村の活躍を愛でた景勝。
一時は父代わりだった彼の言葉は、昌幸の言葉とも、とれました(涙

この大河では、家康から脅され、藩を守ることと源次郎への思いの板ばさみとなって心身疲労していますが、冒頭の今福砦、落としたのは上杉、という説もあるようですし(wiki)、頑張っていたのかもしれません。

何はともあれ、今は、この大河のストーリーに一喜一憂するのみです。
勝どきを上げれるような勝ち戦のシーンは、今回限りかもしれないと思うと・・・ワンシーン、ワンシーンを精一杯楽しんで見ました。

来週は、はや崩壊してしまう(涙
あともうちょっとでいいから、皆の晴れ晴れした顔を見ていたいです・・・でも、あと5話だものね、無理だわね(涙々

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