2012年2月 4日 (土)

恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~ Lesson3

公式サイト

足を痛めた凛の元に駆けつけた、松本と駿平。
駿平は、凛を送るタクシーの車中、松本がいるのも構わず、付き合って欲しいと告白します。

一方、多田から凛を巡る賭けのことを聞き出した美帆は、菜々子にそのことを伝えるも、凛にばらすののを口止めします。
駿平に本気になって凛が傷つくのを心配する菜々子。
凛に限ってそんなことにはならない。でも、そうならないように、駿平から手を引かせるようにすればいい、と美帆。例えば松本に頼むとか、と、凛のことにかこつけて松本と親しくなりたい美帆。

と、言うわけで、駿平に惹かれる凛と、凛に惹かれていく松本のすれ違いに加え、美帆のちょっとした作為で生まれる勘違いやすれ違いを、オーソドックスなラブコメとして、きっちりと描いていました。

・・・前回のはっちゃけぶりは何処へ?と思わず突っ込み(汗)。

いや、今回も突っ込みどころはありました。
松葉杖をついている人に、重い書籍を持って歩く外回りをさせたり、そんな先輩を置いて涼しい顔でとっとと歩く後輩などは、労災関係なく、会社として、人としてどうよ、など。(苦笑)

しかし、書店や中華飯店などでの凛と松本の掛け合いを中心に置きつつ、サイドストーリーとして多田のアンバランスな画もうまく絡ませてありました。
また、凛が駿平の嘘と、菜々子の言葉のどちらを信じるか、というイライラを引っ張らなかったことは好印象。サオリの登場の仕方も効果的でした。髪どめね・・・

全て定番なのですが、手堅い演出で流れもよく、面白かったです。

賭けがバレても平気だったり、自らも菜々子について平気で嘘をついたり、同棲している彼女に凛へのプレゼントを買わせたりする駿平の無神経さというか、不安定さがアクセントになっていました。

凛を傷つけることを心配する松本たちを「恋に臆病になっている」と揶揄する駿平は、恋をしたことがないのか、もしくは何かトラウマを抱えているのでしょうか。

凛の境遇を知った時、松本が凛を賭けの対象ではなく、人として見るようになったのとは対照的な駿平の反応。
「親に捨てられた」というのは、多分本当なのでしょう。
駿平の複雑な生い立ちを匂わしつつ、凛の妹弟、特に弟、樹の素直さに、凛の頑張りを見ることができる松本が、年上ということ以上に、恵まれた環境で育ったことを感じたシーンでした。”ええカッコしい”だけれども、決してひねくれてはいない人なんだな、と。

駿平の、人としての欠如が露になるにつれ、早く凛に真相を知って欲しいと思う一方、恋愛で傷つくことで、今までの張り詰めていた感情が開放されるのも、凛にとってはいいことなのかもしれない、とも。すなわち、これが雨宮の望んでいることなのでしょうか。

なんだかんだあって。今や松本の心は凛へ一直線。

初めて訪れる凛の家でくつろいだり、「これは地顔だ」と叫んだりする松本(爆)。
「ちっぽけなプライドがあるんです」、と、駿平の嘘に騙された自分が情けなくて泣き出す凛を、思わず抱きしめて告白してしまいますが(笑)・・・このままうまくいくわけはないわけで。

エピソードには多少の無理はありますが、シットコム風のストーリーだし、仲間さんと佐々木さんのコメディ演技がしっかりしているので、演出にブレがあることがスルーできれば(汗)、普通に楽しめるドラマになってきました。

・・・実は、そのブレを期待していたりするんですけれどもね。
今回のような手堅い演出もいいけれども、また、はっちゃけた演出をしてくれないかな~と。

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2012年2月 3日 (金)

最後から二番目の恋 第4回「女が年取るってせつないよね」

公式サイト

真平が子供連れの若い女性と腕を組んで歩いている姿を見て、「ファンキーだね」と呟くも、ずっしりショックを受ける千明に、まるで見張っていたかのように現れた万里子が、女性、みどりの素性を教えます。
万里子は、千明が好き・・・というか、千明に"おもちゃ"になって欲しいようです。
一緒に遊んで欲しい、ということなのかも。

ベンチシート(古っ;;)に座る和平と秀子。
オーシャンビューだから景色を見ているだけで楽しめそう、なんて思うのは観光客の発想かも。
お見合いを断った相手を、思いつきで誘ったはいいけれども、何を話していいかわからない和平は、もぞもぞ。(笑)
でも、秀子は、この年でこの席は恥ずかしいかな、と言いつつもはしゃいでいます。
もちろん、娘、知美が和平に好意を寄せているのを知っていますが、あまり気にしていない様子。
秀子曰く、知美は父親を早くに亡くしているためか、ファザコンで「枯れセン」。
和平とはあまりに年が離れている上に、母親ですので、あくまで子供にしか見えないからでしょうか。

男の人はいつまでも現役でいいですね、女なんて、みたいなことを言う秀子に、思わず気を使って、今は女性も年上がもてる、みたいなことを言う和平。
そういや、秀子の方が年上でした。
そうそう、「ババセン」ね、と秀子。
個人的には「枯れセン」も「ババセン」も好きな言葉じゃないのですが。語感がね。

そこへ万里子を連れた千明が、さらに、みどりを連れた真平がやってきます。
そりゃ、そんなにおうちが近いのですか?って、訊ねたくなります。
千明が現れた時は思わずうろたえた和平ですが、女性連れの真平を見た時は、心配顔に。

真平の店は、居候の典子が切り盛り・・・できてません(苦笑)。
何となくですが、典子の入れたコーヒーって、美味しくなさそうだし。
典子が飛び出した後は、えりながおさめたのでしょうか。
千明の家を覗いていた、典子の夫、和行。本当に付き合いたいと思っているとも、思えないのですが。

万里子から、真平が本当にエンジェル君(笑)であることを聞いた千明。
それでも真平を問い詰めるでもなく。真平にとって居心地のいい場所を提供しようとします。
これは大人の女のプライド。
真平とは、所謂"恋人"でもないし、いつか離れることが前提なのだから、その時のためにいい女のままで別れを迎えよう、という気持ちがあるのかもしれません。
無駄な嫉妬で醜い姿を見せるより、いい女でありたい。それって都合のいい女、ということでもあるのですが。
昼間、他の女性とデートしていたことを咎めない千明に感謝する真平。感謝・・・複雑な言葉です。

秀子はご機嫌で和平とお茶した一部始終を知美に話したようで、聞かされた知美は超・ご機嫌斜め。
一条に呼び出された和平。
そこには知美がいて、お見合いを断ったのに、母とだけデートするなんてずるい、というクレームをつけられます。
和平が、あれはデートじゃない、たまたま・・・と言っても聞く耳持たず。

いやいや、ああいうのをデートって言うんだと思いますが(笑)。
和平には、その気はなくてもね。

今度は私と、という知美。
「ありがとう」
知美の気持ちを尊重しつつ、何とかお断りしようとする和平ですが、そのことで、ますます好かれることに。
ここの、知美の答えを受ける、間と和平の細かいリアクションが可笑しかったです。

知美は、じゃ、わたしも"たまたま"会います、という不吉(爆)な予言をして去っていきます。
いや~、和平のような人は、たとえ母娘のどちらかを好きになっても、それならなおさら
どちらからも身を引く、という発想をするでしょうね。
母娘の仲がギクシャクする可能性が大きいようなことはできない、とうか。

本筋とは関係ないのですが、お見合いに失敗した田所との「だろうな」の掛け合いに、爆笑。

さて。

栗山ハルカに脚本のネタになるようなヒントを与えようと、アラフォー女子会に連れて行った千明。
酔いが進むうちに、だんだん今にあなたも私たちのようになる、とおきまりのプレッシャーをかけ始める三人。ところが。
「なりません。」
だって結婚してるし、四歳の子供がいるし。
ダメ押しは、子供のお弁当を作るので帰る、の一言でした。
無神経で生活感ゼロに見えて、ちゃんとお母さんしてるんだ。

脱力する三人。
あの子は、私たちが持てなかったものを持っている。
森口さんの妄想シーンは、はまりすぎていて、痛かったです(大汗)。

モヤモヤしたものを抱えつつ帰宅する千明。
家に灯が。もしかして、真平が待っててくれる?・・・

って、この次のシーンを番宣で流しちゃダメでしょう。オチなんだから。(怒)
真平でないことは予想がついても、誰がいるか、はバラしちゃダメなんじゃないかぁ。

そう、待っていたのは、息子に「くそばばぁ」と、夫に「愛していない、かも」と言われて再度家出をした典子でした。

家庭なんてそんなもんだろう、と思っていた典子。夫を「じじぃ」と呼んでいたのも親愛の情から。教え子だったから、恐らく、生徒たちのつけたあだ名なのでしょう。
家族から否定されて、荒れています。
彼女の気持ちは、家族を持ったことのない私にはわからないけれども、女が年を取るっていうのは大変。あっち側にいてもこっち側にいても、ということはわかった、と千明。

秀子にまたお茶に誘われて。思わず、千明が行きたい、と言っていた店を避ける和平。「何やってんだ。」

真平はやはり大丈夫じゃなさそうです。
桜貝はどんな約束、もしくは何の記憶を象徴しているのでしょうか。

エンディングの写真が変りました。ちょっと暗い感じになっていたように思います。

捻くれ者ですので、専業主婦と職業婦人の描き方が型にはまりすぎていることに、何かしら思わず反発したくなる気持ちがわきました(汗)。
「おひさま」の後半と同じ匂いがする・・・

いや、変に捻くった設定にするより、この方がわかりやすくって、すっきりしているし、遊びも入れやすいんだろうな、とは思いました。

なんだかんだ突っ込みましたが、今回も面白かったし、楽しめました。

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2012年2月 2日 (木)

2012年1月のまとめ~冬クールドラマの中間報告その1

部屋から出るのが寒くて、秋までコマメにやっていた掃除・・・というか不要物の分別が進みません。
2年・・・いや3年間着なかったものは、ちゃっちゃと捨てないと。

※「自己紹介のようなメモ」にも書いておりますが、ドラマに関するものであれば、以前書いた記事も含め、いただいたTBには必ずお返しするようにしています。しかし、うまく飛ばない場合もあります。特にFC2さん及びBIGLOBEさんにはココログとの相性が悪いためか、ほとんど飛びません。
改めまして、この場にてお詫びとお礼を申し上げます。

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今クール、感想を書き続けているドラマは、サイドバーにカテゴリーの頭に「■」がついている作品です。(リタイヤ及び休止含む。)

月曜9時「ラッキーセブン」、火曜9時「ストロベリーナイト」、木曜10時「最後から二番目の恋」、金曜10時「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」、日曜「くろねこルーシー」の5本。

クール外で「仮面ライダーフォーゼ」「海賊戦隊ゴーカイジャー」、「平清盛」の3本。
不定期感想というか週単位で感想を書いているのが、「カーネーション」。

「ハングリー!」「最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~ 」は視聴のみ、感想は休止中です。
NHKの土曜SPドラマの「とんび」、見ましたが、感想を書こうかどうしようか迷っているうちに時間がたってしまいました。今クールのまとめに簡単なコメントを書くつもりです。

今期、頑張って初回はほとんど見たのですが、感想を書く時間はもとより、視聴する時間がないので、日曜日以外、原則として、1日1作品に絞りました。

以下、視聴しているけれども、感想は書いていないドラマです。

「13歳のハローワーク」
金曜日の深夜(こちらの地方では0:24スタート)はリアルタイムで見れることが少なく、見ていてもぼや~としているので、書きそびれてしまいました。
この枠っぽい良さがあるかと。
色んな伏線や謎に興味があるので、最後まで見ます。

「理想の息子」
う~ん、マザコンのお話かぁ、とあまり乗り気なく見ましたが、予想外に面白かったので、ほとんど周回遅れではありますが、視聴を続けています。
今のところ、母親、海が息子、大地の成長を案じてバタバタし、何だかんだでボコボコにされた大地が最後に必殺技で相手を倒す、というパターンで回っており、マンネリ感と言うより安定感も感じています。倒した相手と仲間っぽくなるのも面白いです。

一番意外だったのは、海が大地の心配をするのは、大地に家を建てて欲しいから、というサバサバ感でした。鈴木京香さんのコメディエンヌぶりが楽しいです。

・・・しかし、脚本は野島さん。どうなるかな~?(汗)
このままの土9らしいテイストなら、気楽に見れそうです。

「家族八景」
原作未読。1、2話の脚本は佐藤二朗さん。リアルタイムでは見れないのと、原作があまりに有名なため、何となく感想が書きにくい、ということで、視聴のみになってしまいました。コアな筒井ファンはどう感じているのでしょうか。
シュールで悪意のあるお話は好きですので、最後まで見ます。

「白戸修の事件簿」
#0を見て、ゆるゆるかと思ったら、前後編で、しかもゲストが寺島さんだったので、意外に普通のドラマになっていました。でも、このドラマの目指すところは、ゆるキャラならぬゆる系ドラマだと思うので、それがいいんだか、悪いんだか。
ともかく、主役二人が好きな人なら楽しめると思います。はい、楽しんで見ています(笑)。

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2012年2月 1日 (水)

ストロベリーナイト 第4回「過ぎた正義 前編」

公式サイト

原作:誉田哲也「シンメトリー」「ソウルケイジ」「感染遊戯」(光文社刊)

原作未読です。

今回も前後編・・・それ以上になるのでしょうか。ちょっとわかりません。

オープニング。

在庁勤務時にたびたび少年刑務所を訪れる、姫川。
しかし、受刑者に面会を拒否され続けている様子です。
そして塀の外で、一人の男と出会い、話を聞きたいと呼びとめるが・・・

ここでシーンが変り、3ヶ月前、葉山が赴任してきた当日に戻りました。
ということは、この直後、葉山はストロベリーナイト事件のことを聞いたのでしょうか。

監察医の國奥定之助から、送られてきた二件の不審死についての情報。
二件とも、かつて悪辣な性犯罪を犯し、少年法で裁かれたものの、軽度の罪で出所、もしくは心身喪失で罪を免れた人物であるとのこと・・・何か裏がある。
國奥の示唆から得たカンだけで動こうとする姫川を、新入りの葉山は戸惑い気味に冷ややかに見ています。
1~3話の葉山とは少し違うのが興味深かったです。

葉山は女性の上司が気に食わない以上に、姫川のようなか弱い(か弱く見える;;)女性が危険な現場にいることが、気に食わないようです。
どうしてそう思うのか。大学卒業を待たずに警官になったことを含め、彼の過去が関係していることは確実でしょう。これは今後描かれるようですので、待ちます。

そんな葉山を気遣う菊田。「主任が女だってことを忘れてみ」・・・気遣う、と言うより、ほとんど姫川への告白。先週の島との会話と言い、どんだけ姫川ラブなんだ(笑)。
でも、ドラマ好きの悲しい習性で、これだけあからさまだと、菊田にフラグが立っている様に見えてしまうんです(汗)。
もし、シリーズ化するつもりなら、少なくとも今シリーズでは無事でいて欲しい、と、老婆心ながら思ってしまいました。

さて、新たな変死事件が起こりました。
三件の不審死に共通するものがたった一つだけある。
それは、かつて彼らを捕まえた捜査員が同じだということ。
彼は、自分が捕まえた犯人が、少年法のために、犯した罪にしては軽すぎる処罰しか受けていないことに納得いかず、自分の手で処刑しているのではないか?と推理する姫川班。

しかしその男、倉田修二のデータが何故か手に入らない。
手がかりといえば、倉田とともに捜査をしたことのあるガンテツのみ・・・姫川は嫌々ながら、あのガンテツに頭を下げて倉田の情報を教えてもらいます。
倉田は3年前に警察を辞めていた。

あんな男と一緒に動くのは二度とごめんだ。
正義のためには人も殺しかねない。
おまえはあの男と同じ目をしている。お前も殺したいヤツがひとりいるだろう。(概略です)

と、相変わらずネチネチ(^^;;)。

倉田の周辺をあたっている内に、新たな事実も判明しました。
3年前、当時未成年だった倉田の息子、秀樹が自分の恋人を殺して、刑に服していること。
その後、秀樹が殺した恋人の親に、妻を殺されたこと。

姫川は、倉田が、塀までは幾度も来ているのに、結局一度も息子に面会に訪れていないことから、息子を殺そうとしているのではないか。そして、三人を殺したのは、処刑などではなく、自分を引き返せないところへ追い込むためなのではないか、と推測し、倉田を問い詰めますが。

証拠はあるのか、と。

・・・今のところ、例によって姫川の勘だけですものね。それも冷静に考えるとかなり特異な心理状態です。しかし、その心理状態を察知してしまうのが、姫川の姫川たる所以。

次回。どうやって倉田の犯罪を立証していくのか。
新たな事実も判明するようです。
泉が姫川を止めるのは、元警官の犯罪が露見するのを恐れる上部から止められたから?うーん・・・?

ラスト、倉田は何を言ったのでしょうか。

葉山の赴任から始まって、パズルのピースをあるべきところに置いていく、といった印象を受けました。

ガンテツの情報は、彼からでもなくても得られたのでは、とは感じましたが(汗)、今回は、橋爪も井岡も出ていないことだし、アクセントにはなっていたと思います。彼が登場すると、姫川のトラウマの悲惨さ、根深さが、追想シーンを度々流す以上に、鮮明に浮かび上がる気がします。ガンテツはガンテツなりに姫川を心配しているようにも思えますし。

未成年の犯罪と処罰、というテーマについては重いので、置いておきます・・・「それでも、生きていく」をちょっと思い出しちゃいました。

お話自体はわりとよくある警察物だし、どころどころ穴はあるのですが、画面が醸しだす緊張感と、登場人物たちの抱えている闇がぐいぐいと伝わってきて、久しぶりに、CMがあって良かった、と思えた作品でした。
CMが作り出す明るい世界を見て、我に帰るというか、ほっとするというか。

次回、どうなるのでしょうか。この事件では無理でしょうが、日下にもそろそろ登場して欲しいなぁ。

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第1話 第2話 第3話

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2012年1月31日 (火)

カーネーション・不定期観測メモ 第17週「隠しきれない恋」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

メモはたくさんとったのですが、ごく、簡単に書きます。

糸子と周防が抱き合うシーンを見た北村は、糸子と周防が自分を騙してお金を巻き上げた、という嘘を吹聴。
そのことを理事長から聞かされた糸子は愕然となりますが、周防に惹かれていたのは事実だけれども、そんなことはしていない、と釈明します。
理事長は、そんなこっちゃろうと、糸子の言うことを信用し、周防もまた本気だと言ったことを伝えます。しかし、周防には原爆の後遺症に苦しむ糟糠の妻がいる。あの、周防の宝物を命がけで守った奥さんです。
「聞かんほうが良かった・・・」
しかし、北村にも同情的。北村は糸子に惚れていたらしい。
全然気がつかなかった糸子。周防しか見ていなかったものね。
で、周防は北村の所をクビになり・・・というところで、周防が入ってきます。

後日。足を怪我した周防が、糸子の元へ、雇ってくれと頼みに来ます。
焚きつけたのは、理事長。

自分と関わると迷惑がかかる、と尻込みする周防に。
迷惑かけたったらいいんや。惚れたおなごなら。
外れても、踏みとどまっても、人の道。
人の道は、外れて苦しむためにもあるんや。
命は燃やすためにあるんやぞ。

悪魔の囁きです。近藤さん、はまってました。
メフィストフェレス、理事長に導かれて、本格的に道ならぬ恋に陥る二人。

オハラ洋裁店の2階で紳士服を作り出す周防。
奈津の結婚を挟んで、何もかもうまく行っているように思えたのですが。

そのうち、また忘れたころに足元をすくわれるんとちゃうやろか。
かつて、闇の商品を買っている、と噂されたこともありましたね・・・

糸子の予想は当たりました。
周防を囲っている、という噂が広まったのです。
女性が男を囲う・・・しかも人の旦那を。今でも抵抗はあるだろうから、この時代では大変なスキャンダルだったでしょう。
糸子だけでなく、店の看板に傷がつくと、店員及びいつものおっちゃんズや神戸のおっちゃんのみならず、勝の兄弟までが糸子に、善作や勝の写真を取り出して、別れを詰め寄ります。

「二人とも、もう死んでしまいました。」(爆)

もう、なんちゅうヒロインや。思わずガクっとなりました。(爆)

うちの店。その店にドロを塗ったとは思ってへんのんです。こさえている洋服、働いている人間に自信を持っています。周防さんとこの家族の生活も、うちが見ます。
許されなくてもかまいません。ほんまにすみません。

千代が、でも子供たちがいじめられる、と泣きます。確かに・・・
そこへ、二階の床に耳をくっつけて話を聞いていた姉妹たちが降りてきて

「おっちゃん、おばちゃん、うちら、おかあちゃんのやりたいようにやってもらっていいてす。おかあちゃんは絶対間違ったことはせえへん。」

何が間違っているか、どうか、なんて関係ない。子供たちの、母への信頼は揺らがない。
そんな子らの覚悟を前にして、黙る周囲。

いつもは喧嘩してばかりいる姉妹。
この母にしてこの子らあり、です。

しかし、やがて別れがきます。

隣町に、周防のために良かれと思って作った紳士服店を見せた時の、周防の微妙な表情を見て、糸子は、気がつきます。

時計は、ネジをうっかり巻きすぎたら壊れてしまう。
なんで。うち、間違えたん。

外へ出て新しい看板を見上げる糸子。

うちは初めて自分の看板を見上げた時、ごっつう嬉しかった。
でも。
何がちゃうんやろな・・・夢を盗ってしもうたんやな。
周防さんをほんまに幸せにはできへんのやな。

お互いのことが好きなのは変らない。
でも、これ以上は、お互いを傷つけあうだけ。
初めての無断外泊の後、朝方、店を周防さんに売りつけて(笑)。

おおきに。さようなら。お元気で。

家に戻り、寝ている子らの間に横たわって、のびをする糸子。そんな糸子に、寝返りをうって抱きつく娘たち。

「うちはまた前に進みます。」

このドラマ、何かと朝ドラ史上初、のことが多いのですが、実話ベースとは言え、ほんと、型破りです。

非難の目で見ている店員たちを、店を儲けさすことで黙らしたり。男を囲うもうちの甲斐性じゃい、みたいな勢いの糸子。その図太さ、無神経さは小さい時から変りません。

そんな糸子を「うちは背広を着るような人はおらんから」とさりげなくいなす八重子さん。
うんうん、真っ向から言っても跳ね返されるだけですもんね。

しかし、そんな糸子を引き止めたのは、糸子の中にある、物づくり、そして自分の店を持つ、ということへのリスペクトでした。
周防だけには、強引には出れなかった糸子・・・あ、店を売りつけているか(笑)。

あと、飛ばしてしまいましたが、ピアノのかわりにやっと買ってもらったオルガンを取り合う、相変わらず姦しい姉妹たち。これが今後も続くのね。
長女、優子だけお稽古事を続けている、そのことが、周防の子供たちに詰られるも、母には黙っている、というシーンの伏線になっていたこと。
奈津の夫がラサール石井でいいのか(汗)、とか、やはり太郎は奈津に憧れていたんだな、とか。

桜井が、奈津の過去も何もかも承知で、真摯に奈津と結婚したい、と思っていることを知った時に、尾野さんの、ぼろぼろっと流した涙に、思わずもらい泣き。凄いな、この女優さん。

この時代をしっかり描きたかったから、尾野さんをキャスティングしただろうなぁ、と思いました。

善作が生きている時も面白かったですが、頑固親父と頑張り屋の娘、という朝ドラは今までもありました。
しかし、善作亡き後、家長として、歯を食いしばりながらも自由奔放に生きる糸子の話になってから、横紙破りが加速したというか。作者が本当に描きたかった話に突入した気がします。

奈津の首から肩のラインがしゅっとして綺麗なんや、と、奈津に内緒でウエディングドレスを縫う糸子。
そんな美しい栗山さんのウエディング姿をイメージで終わらすのも斬新です(^^;;)。
ずっと太郎しか登場しなかったのですが、奈津の門出には、弟たちも登場して、ほっとしました。
奈津はこれで退場なのでしょうか。

周防が現れると声が1オクターブ上がっていた、最古参の昌子。来週からも続いて登場するようです。彼女自身の物語は描かれることはあるのでしょうか。
「ほっほっほ」松田の地がだんだん出てきました(笑)。
大事な用事って・・・春太郎のラジオ番組を聞くことかいっ。

二宮星さんの出番は今週で終わり。
これからは姉妹の話がメインになるのかな。

晩年を夏木マリさんが演じられるとか。
モデルの小篠さんの享年は92歳・・・尾野さんだけでなく、夏木さんでも無理がありそうではありますが・・・

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ラッキーセブン 第3話 「女結婚詐欺師を追え!」

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簡単に感想のみ書きます。

前回までとはガラっと変り、所謂いい話でした。
ああ、でも、前回も、ゲストサイドはいい話で終わっていましたね。そういえば、初回の依頼人とその家族も少なくとも破局までには至らなかったなぁ。

今回は、駿太郎と新田輝のカラミがなかったため、アクションがなかったのと、子供絡みだったので、依頼人の話のウエイトが大きく感じられたのかもしれません。というか、依頼人サイドの話が初めて記憶に残ったかもしれない。
小憎たらしい女の子と駿太郎のエピ、最後の待ち合わせの場所のすり替えなど、ベタでしたが、楽しめました。
母親が詐欺を始める動機は弱かったかもしれません。
男に騙されて、親が残してくれた家をとられて、子供が桜の木が見たいからといって家を取り戻そうとする・・・冷静に考えると結構支離滅裂なのでは?(苦笑)。
でも、逆に病気など、重い理由を絡ませなかったために、後味が良かった、と言えるかもしれません。
あと、本来の依頼人以外の仕事に、異論なく積極的に関わる駿太郎以外のメンバーとか、突っ込みどころもなくはなかったのですが、最後の女の子の笑顔の可愛さで。終わり良ければすべてよし、と、言ったところでしょうか。

気づかない不幸が一杯ある、とか、守れるのはせいぜい自分の半径3mだとか(概略です)、駿太郎の成長も描かれていました。

と、いうわけで、今回だけ見れば普通のドラマでした。
これをテイストに一貫性がないと思うか、いい話もありアクション中心の話もあり、というバラエティに富んでいるのが探偵モノらしくていい、と思うかは、人によって違うでしょう。
自分は、もう少し見てみないとわからないかな、と思っています。どうなるんだろう。

旭のカラオケのオチ、わかっていても笑っちゃいました。
カラオケに向う後ろ姿にコメディ魂を感じたというか。

ボスの秘密に、駿太郎の弟、幸次郎の影が伏線として加わったかな。

モテモテな新田輝が途中からいなくなったと思ったら、違う仕事を遂行中でした。
ファイダーを覗く表情はどう見ても極悪人。こちらでもモテモテかも(笑)。

次回はまたちょっとハードなお話のようです。

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2012年1月30日 (月)

くろねこルーシー 第4話「先人は言う。食べてすぐ寝ると牛になんたら・・・」

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母、幸子は陽がリストラされたことをお見通しでした。

実家に戻ると、美紀が待っていました。今だに会社をクビになったことを告げられない陽。
両親にあって欲しい、という美紀の頼みを、はぐらかしますが。

翌朝、風邪気味のチビ猫と一緒にハローワークを訪れた陽は、いつもの担当者に、子猫を病院に連れて行かないことを責められます。

「働くことに一番必要なものってなんでしょうか。」
再び問われる陽。
「覚悟です。」
あなたには、家族を守る責任を引き受ける覚悟がない。
あなたの猫ですよね。まず、病院に連れて行ってから、出直しなさい。

しぶしぶ病院に行く陽。
チビ猫たちのために自由に動けない陽は、猫たちを預かってもらえないか、と先生に相談しますが。

「子猫は無垢です。無垢なものは他を傷つけない。鴨志田さんはこの子たちに傷つけられると思っているんじゃないでしか?」(セリフは概略です)
と、少し呆れ顔で言われてしまいます。意味深な言葉です。

診療が終わってハローワークに戻ると、すでに終了していました。
帰り際の担当者、鈴木は、がっかりする陽に声をかけます。
「ハローワークは逃げません、私も逃げない。」
この人、猫好き、と思ったのか、どうか。鈴木にチビ猫たちを抱かせる陽。あわよくば預かってもらえるかもしれない、と思ったかどうか?
最初は固辞していた鈴木。その理由は。私が抱いた猫は、皆逃げるから。

幼き日の回想。
「ぼくのお父さん」
このテーマの作文をどうしても書けない陽。
隣の座敷で昼寝をする父、賢。
大きなおなかを出しっぱなしにして、陽からみると、いぎたない姿。

ついに作文に嘘を書く陽。
「ぼくのお父さんはパイロットです。」
そんな嘘はすぐにばれてしまいました。
しかし、クラスメイトの手前、陽の嘘に合わす賢。

僕はあまり仕事もせずゴロゴロしていた占師の父さんが嫌いでした。
傷つくのは自分ばかりだと思っていました。
でも、父さんはもっと傷ついていたんですね。
あの頃の父さんは、今の僕よりもずっと、覚悟をしていたんだと思うから。

美紀が妊娠したことを母に告げる陽。じわじわと覚悟を迫られています。それとともに、今まで思い出すことも避けていた父の生き様と向かい合っていくようです。

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第1話 第2話 第3話

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仮面ライダーフォーゼ #20「超・絶・磁・力」

公式サイト

「君には心底愛想が尽きた!」と、陸上部に入っても、知らず知らず弦太朗のことを考えてしまう賢吾。(苦笑)

そんな賢吾を説得する役を受け持ったのは、ユウキ、大文字、そして流星。
もちろん、耳を貸そうとはせず、
「あんな奴、もう、どうなってもいい」
と突っぱねます。
その言葉に激しく反応する流星。

ゾディアーツ・スイッチを手にした二郎と対峙した情景を思い浮かべる流星。
「おまえなんかもうどうなってもいい」。
そのときの流星も賢吾と同じセリフを口にして二郎を…。(公式サイトより)

だそうで、その言葉だけは言ってはいけない、と熱く賢吾に語ります。普段の流星らしからぬ態度に驚く賢吾。
そこに、メテオの正体を突き止めることを命じられているドラゴン・ゾディアーツが現れます。
流星が密かにメテオに変身して、一旦は難を逃れますが。

そこへ、賢吾に謝りたい一心の弦太朗がやってきますが、流星はまず賢吾に、あやまってください、と促します。
体の弱い賢吾のことを心配して、流星に賢吾の手伝いをして欲しい、と頼んだ弦太朗。
賢吾は賢吾で、未調整のマグネットスイッチが危険なため、弦太朗を心配して使用を許可しなかった・・・
すれ違う心、といったところですね。まあ、なんというか、青春です。

正体はやっぱり部長だったのね。
もう一度襲撃を受けて。
弦太朗、変身。流星も密かに変身。毎回全速力でその場を離れるのも大変そう;;
しかし、ドラゴン・ゾディアーツ、強いです。二人がかりでも苦戦を強いられます。
と、そこへ、厳寒の中、マグフォンを探し当てた美羽、友子、JKが。
マグフォンの微調整をする間、メテオは、本当はこの強いゾディアーツが使徒へと変化するかどうか、様子をみたいのに、行きがかり上倒さねばならなくなったことをぼやきながら、一人で応戦。

前回、マグフォンが分離しなかったのは、マグフォンの磁力が、弦太朗の精神状態に反応するから。ですので、反応する価を変えればいい、ということだそうです。

で、今回は調整ばっちり。
格好いいんだか悪いんだかよくわからない(汗)、マグネットステイツに変身、撃破しました。

で、留美の優勝の楯(?)を持ってるんるんとライダー部に復帰した賢吾。
朔田の実力は認めた。スイッチ開発は皆で、と、ご機嫌です。しかし、流星は、やはり賢吾でないと、と見え見えな謙遜の構えで辞退。ところが、流星の気持ちをくんでやれ、と弦太朗が賢吾に絡み出し・・・と、なんだかんだでまたじゃれ合う二人を見て、「頼むから、もう、俺で揉めるのはカンベンしてくれ」と呟く流星。
何、このトレンディーな三角関係。(笑)

今回のゾディアーツは悩みもなく、完全に悪役でした。その他、留美の気持ちとか、放ったらかしな部分が多かったような気はしましたが、まぁ、弦太朗と賢吾の「雨降って地固まる」熱血青春ドラマ、ということで。
マグネットと友情の比喩とか、ライダー部がちゃんと部活をしていたのは良かったです。特にストーブにあたる三人の画が可愛かったかな。本当に寒そうでした。友子、「白蛇の抜け殻」って(笑)。
あ、大文字先輩はおろおろしていただけでしたが、先週、パワーバイザーで活躍しましたからね。

流星は本当は熱い奴、というお約束な設定でしたが、正体は隠し続けなければならないというのは、キャラ造形的に大変そう。
もっと心配なのは、逃げ足が速くて、かつ皆の前では調子のいい流星が入部してから、すっかり影のうすくなったJKのことでしょうか。キャラがまるまる被っているもんなぁ。がんばれ。
そうそう、メテオは、フォーゼのスイッチも使えることが判明しました。

人の記憶をコントロールできる我望理事長。
またもや覚醒するコマ作りに失敗してしまった校長は、園子先生に引き続き風前の灯火?
でもそんなに次々とダークネビュラに送っていたら、いつまでたっても十二使徒が揃わないですよね~と思いつつ、次回へつづく。

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第48話 「宿命の対決」

公式サイト

一騎打ちを前にして、アカレッドの"裏切り"を明かすバスコ。

アカレッドは自分たちを騙し、宇宙最大のお宝ではなく、地球を守るためにレンジャーキーを使おうとしていたのだ。(公式サイトより)

まー、そんなことは、レッドさんたちにとっては本当にどうでもいいこと。

自分がお宝を手にすることではなく、この星に宇宙最大のお宝があり、それを手に入れるためのものがそろっている、それこそがゴーカイジャーの夢(公式サイトより)

決して宝物を私(わたくし)のものにしたいとは思っていない。そんな欲で探しているのではない。そこがバスコとの一番の違い。
ゴーカイジャーたちの気持ちは、今まではっきり描かれていませんでしたが、この1年間を通じてよく伝わってきました。

サリー。
最後の最後に、レッドさんを巻き込まないように、爆弾を自分の中にしまい込んでしまったのですね(涙)。

レッドさんとバスコの一騎打ち。相打ちかと思われましたが・・・サリーの遺品である、ペンダントが、勝敗を決めました。
勝敗を決したのがサリーのペンダントだと知った時の、バスコの微妙な表情が心に残りました。相棒という大事なものを犠牲にして勝負に挑んだ、バスコの脳裏に最後によぎったものは何だったのでしょうか。
いい悪役でしした。

シリアスな展開の中にも、グリーン君の所作をネタにしたり、「海賊が海賊版に負けては洒落になりません」という姫の気の効いたセリフあり、レッドさんにいつも真っ先に寄り添うブルーさんあり、と、ゴーカイらしさも満載、ベタなお話をきちんと見せてくれて、楽しめました。

今回初めて登場した、ガレオンの居住区以外の場所。
もっと見たかった、と思ったら特別に氷川丸でロケしたんですね。@東映公式
それは、度々は無理だな。

次回。インサーンの最期になるのでしょうか。

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2012年1月29日 (日)

平清盛 #04「殿上の闇討ち」

公式サイト

北面の武士として務め始める清盛。
しかし、実力はまだまだ、その上半分貴族化している武士たちの振る舞いに戸惑うばかり。
文武両道に秀でている佐藤義清はそんな清盛のお守役?

鳥羽上皇に、祖父である故白河法王との関係、祖父の子、崇徳を帝の座につかせたことをあやまってほしい、と言われて、素直に謝る璋子。
謝られて、尚更激しい怒りを露にして立ち去る上皇の態度が理解できない璋子に、堀河局は嘘でも否定すべきだと忠告しますが、その意味さえ理解していない様子です。
魔性っぷりを発揮しています。

武士として初めて殿上人になった忠盛。
一族は大喜びです。
素直に喜ぶ弟、家盛。
清盛は・・・少し成長し、以前のようにストレートに反抗することはなく、精一杯の皮肉を込めて祝の言葉を。
皮肉と知りつつ受け止める忠盛。宗子も、今日は穏やかな表情をしています。

家成の邸宅に客人として招かれたのに、忠盛の台頭を快く思わない忠実の悪意で舞を舞うことを強要される忠盛。
それだけでも屈辱なのに、忠実の指図で貴族たちが乱暴狼藉を。
その場に居合わせた清盛はあまりのことに立ち上がろうとしますが、義清に、これは政(まつり)だ、と押しとどめられます。
散々愚弄されても、涼やかに口上を述べる忠盛を只者ではないことを認め、不気味な微笑みを浮かべる忠実。

一方、大きく水をあけられた為義は、忠盛を妬むのみ。
そんな情けない為義を、源氏が凋落したのは父上のせいだ、と責める義朝。
ふがいない父のせいで、武士の存在感を思い知らせたくても、土俵にすら立てない・・・

息子に詰られた為義は、平氏と源氏の関係を利用としようとする忠実に、殿中で暗殺することをそそのかされます。
為義の企みを知ってそれぞれ駆けつける義朝と清盛。対峙する忠盛と為義を幕間から見守ります。

「法に背いてわしを斬ったところで源氏が力を取り戻すことは出来ますまい。」
「わしの身はどうなっても、源氏は忠実様がお守り下さる。」
「人をあてにしても、いつまで庇護が続くかわからぬぞ。」

父、義親は忠盛の父、正盛に殺された。

「次はわしがお前を撃つ。そうせねば、我嫡男、義朝はこの先ずっと報われぬ。
わしが義朝にしてやれることは、これしかないのだ。」

斬りつける為義。本身を抜いて立ち向かう忠盛。

「忠実様には、忠盛が抜刀した故、闇討はできなかったと申すがよい。」

「そなたはどうするのじゃ。本身を帯びて昇殿し、その上抜刀したなどと伝われば、ただではすむまいぞ。」

「為義、斬り合いとなれば、源氏と平氏もおわりぞ。
源氏と平氏、どちらが強いか、それはまた先にとっておくことはできぬか。
その勝負は、武士が朝廷に対し、充分な力を得てからでもいいのではないか。」

忠盛殿、いったい何を考えておられる。

「わしは王家の犬では終わりたくないのだ。」

初めて父の想いを知る清盛、義朝・・・二人の息子。

また忠盛にしてやられた、とうなだれる為義に義朝は。
「やられればよいのです。父のやられた分は、私がやり返します。父上がやられるほどに私は強うなる。強うなって、きっと、父上をお守りいたします。」
「お前に守ってもらうほど老いてはおらぬは。」

この親子の行く末を思うと、はや、涙が・・・

清盛も、朝、父が出てくるのを待って、声をかけます。いつから王家の犬では終わりたくない、と考えていたのかと。

「それはな、清盛。お前を我が子として育てると決めた時からだ。わしの心に揺らぐことのない軸ができたのだ。」

自分の存在が、父の心の軸を作った。
子としてこれほど嬉しい言葉はないでしょう。
今まで、貰い子であることを引け目に感じ、平氏の中に居場所がないと思っていた清盛。
しかし、今、父の口から、自分の存在を全肯定されたのです。
この言葉が清盛の軸になるかもしれません。

照れ隠しに、帯刀して昇殿した挙句、その上抜刀までしたことを詰る清盛。源氏の棟梁に告げ口されたらどうなさるおつもりなのですか。

「為義殿は告げ口などはせぬ。そもそも帯刀などはしておらぬしな」
と、刀を見せる忠盛。それは銀箔を塗った木立だった。

「しかし、まさか為義殿が本気で斬りにくるとは、考えなんだがなぁ。冷や冷やした。
清盛。お前が思う以上に殿上は面白きところぞ。」

社会に出て、改めて親父のでかさを思い知り、その父より大事に思われていることを告げられて、影なく高らかに笑う清盛。

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自分の生き様で、息子を導く。
今回は、ひたすら忠盛が格好良かったです。
肝が座っていて隙を見せないただずまい、しかも舞いもうまい。へなちょこ貴族よりよほど高貴に見えました。

「最後から二番目の恋」といい、自分の中では、ただ今中井貴一さん株が絶賛急上昇中です。

ドラマ的にも、満座の中で恥をかかされるも動じないシーン、そして為義との対峙は見応えがありました。
コヒさんの為義の情けなさが、また、良いんです。

今回の清盛は傍観者的ポジションでしたが、社会に出て戸惑い、親父の背中を見て成長していく様子が効果的に描かれていたと思います。

一方、息子が父を守る・・・忠盛、清盛とは対照的に描かれていた為義、義朝親子。
こちらはこちらで、そこはかとなく哀れで、しみじみと心に残りました。

そして無事な忠盛を見て、「まこと太い男よ」とうそぶく忠実に象徴される、陰謀渦巻く貴族界。
白塗りの國村さんが不気味で、素敵。

フィクションは交えてますが、歴史の中に生きる人物たちを重層的に生き生きと描いていて、面白かったです。
キャスティングもはまっていて、今のところですが、久しぶりに"人間"をきちんと描いた大河になっているように思います。
スパンが長いので、好不調の波はあるでしょうが、これからもこの調子で頑張って欲しいです。

※過去の記事中、為義の名を間違って書いていたのに気がついたので、訂正しました(汗)。

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2012年1月28日 (土)

恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~ Lesson2

公式サイト

うわっ。怪作かも。

多田は美術館。駿平は釣り堀。松本は高級レストラン・・・のち卓球場(爆)。
菜々子が結婚紹介所(で、いいのかな?;;)で相性ピッタリと薦められたのが多田。

多田は狂言まわし、駿平はキューピット的存在?
キャスティングでもわかる通り、本命が誰かがわかるパターンで、反発する男女がどうやって近づいていくかを描く、王道なお話(になるかと;;)。
それをどう料理するか、なのですが。

前回のシリアスな展開とはうって変わり、友人の前で凛がコスプレする、ワールドワイドでこの手のドラマの概視感バリバリなオープニング。

ああ、今回で感想はお休みしようかな、と思いつつ視聴しました。

コミカルからシリアスへ。振り幅も大きかったです。
そのシリアスも突っ込みどころ満載。
妹、結衣が心配してかけた電話。鳴っているから通じてますよね、履歴を確認しようよ、とか。
松本があれだけ苦労して入った会社に、駿平はどうやって入ったんだとか。

卓球対決はその後のほうれん草そばを含めて面白かったです。でも、対決そのものの雰囲気はごくせんとぽい・・・(と、言われ続ける仲間さんも大変だなぁ。)

凛の、甘えちゃダメ、という思い。それは伝わりましたが、ともかく、どこかで見たことのあるシーンやセリフ、そして色んな要素がごったまぜ。

普通、こういう流れだと、ツッコミ入れまくって撤退するのですが。

なぜ、ミュージカル。(激爆)

ここで思わず、吹いてしまいました。

全く個人的な好みなのですが、"突然唄いだす"ミュージカルが好きなんです。

あと結衣と結衣のBF、拓也と弟、樹の登場の仕方及び立ち位置とか。こういう支離滅裂さは嫌いじゃないです。好み、偏ってます(汗)。
ですので、ツッコミ多めの短くて偏った感想しか書けないかもしれませんが、続けることにしました。

どこまでやってくれるのかなぁ?
今回取り入れた要素全てが中途半端で終わりそうな予感はするのですが。
でも、たった一回でもミュージカルを取り入れようとした志は、見守りたいかと。
恐らく、一般的な評判は良くないだろうし(滝汗)。

弾けてくれたら嬉しいのですが・・・。

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最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~ 第三話

公式サイト

いつもやり合っている香川生花の夕子と姑の澄子。
ところが、澄子が家出してしまい、軽井沢のロッジで見知らぬ若い男と一酸化炭素中毒で亡くなっているところを発見された。
若い男性はホストだった。

なぜ?信じられない。
口では澄子の悪口を言うも、実は悲しんでいる夕子の気持ちを知った真人は、真相を調べるべく、動き出す。

以上、公式サイトより抜粋しました。

日頃は口喧嘩ばかりしている嫁姑が、実はお互いのことを思いやっていた、というお話でした。
嫁のために温室一杯の薔薇をプレゼントしようとした澄子の気持ち、澄子の死後にそのことを知った夕子の気持ちに、ほろりとさせられました。
もう、お礼を言うことも、喧嘩をすることもできない・・・

でもホスト、高井の存在があまりにも希薄すぎたような気がしました。どんな人生をおくった人なのか、どうやって澄子と知り合ったのか、澄子のことをどう思っていたのか、彼の死を悼む人々は?・・・などなど。
そちらに話を広げると散漫になってはしまったでしょう。夕子の気持ちに的を絞って正解だったとは思います。
しかし、人ひとりの命が亡くなったのは同じだしなぁ、と複雑な気持ちになりました。

岩田が夕暮れ時に、井原家の庭に座っているシーンは、ドキっとしました。
真人がちゃんとなすべきことをやりとげたかどうかを見に来たんですね。
寒いから、無理しないで欲しいです・・・というか、生きているのかな、この人。

毎回チョイだしされる長田絡みの少年の話。深い意味があるのでしょうか。
健人はなんらかの理由で記憶障害に罹っている?
今回、桃子と川原の関係は真人と晴香にバレたみたいですが、喧嘩して終わり?
家族の話はまだまだ伏線だらけです。優樹の過去もまだ明かされていません。
真人は、それら全てを背負う運命にあるのでしょう。

井原家、そして真人の今後を見守りたいので視聴は続けますが、時間的な都合で感想はお休みすることにします。

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2012年1月27日 (金)

最後から二番目の恋 第3回「大人の青春を笑うな! 」

公式サイト

感想のみ、簡単に書きます。

ええ、笑いませんとも。恋する時の気持ちは、いくつになっても同じだろうと。
若い人には、気持ち悪い、なんて思われるかもしれませんけれどもね。
・・・でも、千明と友人たちのトークには相変わらず馴染めません。

「ボランティア」という言葉で自分を納得させながら、真平を誘う千明。もちろん誰でもいいわけではない。真平に惹かれるものがあったからなのでしょうが、それを自分では認めたくない、言い訳。

勝手に千明を出会い系サイトに登録した万里子、そのサイトを見た夫が自分と同い年の千明に会いに行こうとしたことを怒り、千明に八つ当たりする典子。
まぁ、勝手な人たちだこと。

千明と真平のことは何となく了承されたみたいです。
和平は、結婚する気もないのにできない、と、お見合い話を断ってしまいました・・・母娘のね(笑)。

真平は、来るものは拒まず、なのかな?千明なら拒む理由もありませんし。
そういうボヤミヤン(て、今は使わないか;;)的な真平の行動を一切咎めない和平。
ただ、家庭は持たない、と自分で決めてしまわないで、先を考えてみてはどうだ、と勧めはしますが・・・。

今回、カフェで和平と千明が会話をするシーンが一番印象に残りました。
妹たちの失礼な振るまいを謝りに、家では真平とのデートの邪魔になるものだから、わざわざ千明の会社まで出向いた和平。
いつもの憎まれ口はどこへやら。いかにも役所に長年勤めている、分別盛りの人らしい律儀さの中にユーモアを漂わせる中井さん、うまいなぁ。
こういう大人な感じが知美を惹きつけるのでしょう。どうやら早くに父親と別れたらしい知美はファザコンかも。

一方、千明は。先のことなど考えない。デートをする時間が楽しいだけ。そう割り切らないと、辛いことになるのは充分経験済みですから・・・と、和平に話す時点で、すでに割り切れない思いが生じている。しかも、今回の騒動は早速ネタにしました、大人ですから、なんて。
若い時と違うのは、自分が傷つかないように予防線を一杯張ることなのかも。
母娘との見合い話、その状態に尻込みをする和平を「つまんない男」と焚きつけるも、いざ自分のこととなると、どうなることやら。
先のことなど考えない、という千明に、何か言いそうになるも、踏みとどまる和平。

休日。お見合いの相手、秀子・・・母親の方ね(笑)に声をかけられる和平。
自分も結婚など考えていなかった。ただ、待ち合わせてデートしたり、一緒にお洒落なレストランに行ったりする相手がいれば楽しいかなぁ、と。
この服もお見合いのためにわざわざ買ったんです、と、可愛らしくて純な人でした。
美保さんもいつまでもお若いです。
彼女が言っていることは、千明と同じ。
思わず、デートに誘う和平。

そして千明は。
車窓から、楽しそうに女性と腕を組んで歩く真平をみかけます。
割り切っているつもりなのに・・・というところで続く。

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ハングリー! 第3回「裏切り者の元バンドメンバーがきた!手ごわい大女優もきた!」

公式サイト

感想のみ簡単に書きます。

先週の予告を見た時、高嶺薫がもっとビシバシやってくれると勝手に思っていたのですが・・・

華子との思い出話も良かったのですが、接客を何とかしなくては、というテーマが流されちゃったみたいな気がしました。
拓の参加で問題解消になったのでしょうか。
拓も、他の人よりましとは言え、けしてまともな接客が出来ているとは思えませんでした。
カジュアルな店だから砕けた接客でもいいのかもしれませんが・・・フレンチの料理を味わってもらうためには、知識や基本も出来ていないと、とか、チャライのとカジュアルなのは違うと思うのだけれど、とか、堅苦しく考えちゃいました。
本格的に勤めるつもりはない、また元の世界に戻るかもしれない、という設定だから、中途半端でもいいのかな。そういう不安定要素も必要だろうから。

まりあとの関係より、カジュアルでも何でもいいから、店が店として段々形を成していく過程が見たかったです。
・・・まりあに気を取られて接客どころか料理がまたまた疎かになってますやん(苦笑)。
こういう設定及び演出はどうなんだろう?

などなどツッコミながら、自分がこのドラマに求めるものがサクセス・ストーリーに特化されたされたものだと気がつきました。

恋バナにもうひとつときめかない理由もわかりました。ストーリーはともかく、ヒロインより主人公の方がうんと美形に見えてしまうんです。英介を撮る時の照明やアングルの力の入れ具合が凄いためかも(滝汗)。主人公を格好よく撮るのは当然ですが、ヒロインたちも魅力的に撮ってあげて欲しいかなぁ、と。恋バナって、相手が魅力的だからときめく、という部分があると思うのです。
そのヒロインたちのキャラも・・・頭に冷えピタを乗っけた千絵は可愛かったですし、憧れが嵩じていく様子は微笑ましくはありましたが、どう見ても妹分、って感じ。
一方のまりあには共感できないし・・・萌え要素が見つけられない(汗)。

と、いうことで、感想はしばらくお休みします。
視聴は続けます。

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2012年1月26日 (木)

カーネーション・不定期観測メモ 第16週「揺れる心」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。
少々多忙にて、いつもよりうんとすっ飛ばします。

地味な着物で、安岡家を訪れた奈津を出迎えに、階下へ降りる寝込んでいた玉枝さん。ものは相談やけど手伝どうてくれへんか。
「忘れて先行こ。」
奈津を雇うことに。名前も「安岡美容室」と改めて、制服も糸子に注文し、再出発することとなりました。
奈津を救おうという気持ちから、ようやく立ち直った玉枝さん。
また、笑顔が見れて嬉しいです。

パーマ機の借金は返済したんですね。
しかし、今度は店の改装費を肩代わり、さらには奈津の借金の保証人になった糸子。
心配する周囲に、
「どないかなる。稼いだらいいんやろ」

制服を取りに来た奈津に、祝言の時に助けてもろたことに一言もお礼を言うてない。あんたも言わんでいい、と、何も言わせず。

制服を纏った栗原さん、きれいでした。
おっちゃんずは、奈津の前歴を誰にも何も言ってないんですね。さすがです。
だんじりを曳くと張り切る直子。
女の子でもだんじりを曳いてもいい時代になった。
「新しい時代やな」

神戸のおっちゃんは順調に再起したようです。従兄弟の勇も遅い結婚をしたそうです。でも、お祖父ちゃんは去年の冬に亡くなってしまったんですね。
千代は兄と会う時、たちまちお嬢様の雰囲気になります。
店を去っていくおっちゃんの後ろ姿に年齢を感じました。

喧嘩ばかりしている小原家の長女と次女。そんな二人をだまって見ている三女。
ちょっと先の描写ですが、あまりに煩いので、追っ払うために、毎日毎日お稽古事に通わことにしました。そうそう、それが裏目にでるんですね。

全く顔を出していない泉州繊維商業組合の会長さんから呼び出しがかかって、ビビる糸子。
顔を出さなかったのは、あの人、周防さんに会いたくなかったから、なのですが。
用件は。
レディメイド、つまり既製服の製造販売を始めようとしている北村の手伝い、つまり型、デザインを考えて欲しい、ということでした。賃金は歩合制で。こういうところはきっちり描いてます。さすがBK作品。
この頃はオーダーメイドしかなかったんですね。
憎まれ口ばかりたれている北村が、つぶらな瞳でかしこまっています(笑)。

しかし、糸子は、自分のやっていることとは間逆で、情がない、と気乗りがしません。
八重子さんとスタイルブックを見る楽しみが復活した糸子。
ディオール。
「細く絞ったウェストとゆったりしたフレアスカートが特徴」@wiki
生地が仰山いるスタイルです。

さて、お稽古事に行っていた子供たちの逆襲が始まりました。
「ピアノ買こうてぇ~」
巣の中でエサを待つヒナのごとし、今度は三羽・・・じゃない三人揃ってなので、煩いことこの上なし。
相手にしなくても全くめげません。そんな姉妹の姿に、一瞬、かつて善作にミシンをせがんだ自分の姿を重ね合わせるも「あかん。」

結局北村の仕事を引き受けた糸子は、監督として雇われている周防と再会してしまいます。
周防が腕が良くて勘もいい職人であることもプラスして、人のもんやとわかっていても、恋心を押さえきれない糸子。
周防も、糸子と働けることを喜んでいる様子です。
今や言葉の壁などどこへやら。

一方、北村は、ディオールどころかモードのモの字も理解しておらず、糸子とぶつかってばかり。
業を煮やした糸子は、自分の店に引っ張っていって、洋服を作るということがどういう仕事なのか、洋服を欲しがる女性の気持ちを勉強させようとします。
しかし、洋服に対する女性たちの情熱を、うだうだと、全くなんじゃい、とこき下ろす北村。
その北村をなだめたのは千代でした。
その晩、小原家の晩御飯をごちそうになり、自分は男ばかりの家で育ったから、女ばかりの場では何を喋っていいかわからない、と言いつつも、楽しそうに能弁になる北村。
千代は千代で、女ばかりの中に善作がいた頃を思い出して、楽しそう。
結局小原家で夜を明かした北村。
朝餉の支度をする女たちの、小鳥のさえずりのような雰囲気で目を覚まします。
糸子の気持ちがどこへ向っているかわっているので、切ないシーンでした。

ラインができあがって、開店も間近となり、別れが近づいて。
本当のことを言おうと決心した糸子。
初めて洋服を着て、周防に告白します。これでお別れやから。最後に。

と、自分もそうでした、と糸子を抱きしめる周防。
そのシーンを見てしまった北村。

糸子の恋心の部分はすっ飛ばしてしまいましたが、恋に年は関係ない。初々しかったです・・・相手が家庭のある人でなければよかったのですが、いや、たとえ一人身でも、周防さんはパートナーとしては、難しい人だと思います。

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2012年1月25日 (水)

ストロベリーナイト 第3回「右では殴らない」

公式サイト

原作未読です。

バタバタしておりまして、感想のみ簡単に書きます。

「右では殴らない」。なるほど、そう言うことなんですね。「シンメトリー」的な意味ではなく。短編小説的な結末として、腑に落ちました。

ガンテツの指示で、片桐組に踏み込んだ朝倉が、組員に殺されてしまった・・・残されたご家族がお気の毒でした・・・
お葬式にも参列しないで捜査を続け、犯人を検挙したと思い、すれ違いざまに笑いながら井岡の肩を叩くガンテツ。壮烈な笑顔です。
ところが。
姫川班が新たな犠牲者の現場から押収した「ゼブラ」は、片桐組から押収された「ゼブラ」とは違うものだった。

カンの見込み捜査の姫川と、強引な見込み捜査のガンテツ。
姫川もだけれども、ガンテツ、これは嫌われるわねぇ。橋爪がちょっと気の毒に見えました。
島が、姫川にそれとなくアドバイスしたり、差し入れしたりと、いいところを持っていきました。

ゼブラじゃなくて、牛。うっしっし。
井岡の言葉で、薬物テロなんかじゃなくて、もっといい加減な動機なのかも、と思い直す姫川。
薬物テロって、国奥が言い出したことなんですね。誰が言い出しっぺなのか、すっかり忘れていたので、思わず先週の録画を見直しました(汗)。
国奥先生も罪な先入観を植えつけたものです。

下坂の娘を追い詰めるまで。
若干引き伸ばし感の漂っていた前回より、焦点が絞られていました。
特に姫川が朝倉を含む犠牲者の写真を見せ、怒りを爆発させるシーンは、見ている方も力が入りました。
「ごめんなさい」
大切な言葉ですが、こうやって今まで色んなことから逃れて、影で舌をだしていたのかな、この子、とも。ですので、ごめんなさいですむと思うな、という姫川の啖呵に共感。

この姫宮が良かっただけに、裏どりミスがあまりにも初歩的だったことが残念だったように思いました。
一旦は姫川のカンが外れる、その外れる過程にもうひと捻り欲しかったかなぁ、と。

最後の犠牲者以外、それまでの人たちが何故、死に瀕しながらも薬を処分したのかについて考察してみました。
「死に瀕しながら」と思うから不思議なのであって。みんな、自分が劇症肝炎に罹っているなんて、死ぬなんて知らなかったのなら、当然なのかも。
気分が悪くなって、救急車を呼ぶかもしくは誰かに連絡しようとした。その時、部屋に入ってきた第三者に怪しげな薬物を使っていることを知られたくなかった。
気分が悪くなって薬を処分する時間はあったけれども、助けを求める時間はなかった、ということ。
その間、どんな気持ちだったのか。死ぬとは思っていなかったのに。想像すると恐いです。援交やクスリをやっていたとは言え、命が消えていく瞬間。最後の犠牲者だけ、捨てる余裕がなかった・・・
各殺人は下坂の娘の身勝手、かつ無目的で無思想な動きによって起きたのですが、結果は薬物テロと変わらないのではないかな、と思いました。

前後編。色々突っ込みましたが、雰囲気と「右では殴らない」というハードボイルドなオチは好きです。
現場の台所での井岡のコケかたがお見事でした(笑)。

次回も楽しみです。

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第1話 第2話

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2012年1月24日 (火)

ラッキーセブン 第2話 「名コンビ研究室潜入」

公式サイト

「名コンビ」って、コンビで潜入してないし・・・とちょっと突っ込みを入れつつ。奥さんへの聞き込みは潜入とは言えないかと。あ、飛鳥は潜入してましたが・・・いやいや、そんなことは置いといて。(苦笑)

オープニング、すでに輝が潜入捜査を開始しているシーンから始まったのは、スピーディーで良かったです。

ストーリーは変人で天才の研究員、佐々岡と、彼と同期でかつてのライバルで今は経営サイドに転じた峯岸の確執の行方を、佐々岡の妻と犬のエピを絡ませて、ちょっといい話で落としていました。

それほど深い話ではないのですが、リリー・フランキーさんの、如何にも研究者っぽい佇まいの中に柔らかさ、優しさを持った佐々岡に、存在感がありまし、そんな佐々岡と対立する峯岸を、最近癖のある役が多い鶴見辰吾さん演じられたことで、ストーリー以上のふくらみを感じることができました。

何より、新田輝がカッコよくて、惹きつけられました。

腕っぷしが強い上に京大の理工系出身(中退だっけ?)なんて格好良すぎる。
研究者の制服を切るとちゃんと物静かなインテリに見えるし、でも、普段は武闘派だし。その落差に萌。←単純(^^::
語り合う佐々岡と峯岸を見つめる新田の静かな眼差しにぐっときてしまいました。

分割された画面を見ると、「素直になれなくて」の悪夢(汗)が思わず蘇るのですが、今
回のドラマは、とてもいい役なのでは。

新田に比べると、駿太郎は見習いの域を出ていませんが、その子犬っぷりも良かったです。
駿太郎は絶対に認めないだろうけれども、「アニキィ」(古っ)と新田にまとわりつく感じ(笑)。
この二人のバランス、これでいいんじゃないでしょうか。
二人だけでなくゲストも含めて、バランスが良かったと思います。

旭、飛鳥の出番はそれほど多くはありませんでしたが、大泉さん、仲さんが自分の役割をきっちり果たしていて、安心して見ていられました。

深いドラマではないけれども、こういうジャンル独特のテンポを感じれたので、面白かったです。
瑛太さん、というか、新田輝ですね、を見ることが目的だけでも、見続けることがてきるかもしれません(^^)。

ボスの謎は・・・ま、中盤以降に明かされるのでしょう。
その時も、この軽快さを保っていて欲しいです。

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くろねこルーシー 第3話「先人は言う。流れ星を見たら三回願い事をなんたら・・・」

公式サイト

美紀にチビ猫を預かっていることがバレてしまた陽。
でも、仕事をクビになったことはまだ言えていない。
ハローワークに行くも、担当職員から「働くには覚悟が必要だ」と言われてしまいます。
本人は仕事を甘く見ているつもりはないのですが、傍からみると、何か煮えきれないものを感じるのでしょう。

この時、指を机に打ったのは、予定外だったのかな、本当に痛そうでした(笑)。

一方、美紀は、生まれてくる子供の名前を決めよう、と占師の下へ。
わからないではないですが・・・

怪しげな万国旗占い師に、子供ではなく、チビ猫たちの名前を告げられました。
スバルから・・・海・・・「シー」
カタールから・・・インド・・・カレーで「ルー」

ちょ、ちょっと待った~。カタールをインドと一緒にするのは大雑把すぎですよっ。確かにカタールにインド人は多いけれども。

それはともかく、この占い師、ひょっとしたらかつて黒猫占いで名を馳せていた、陽の父、賢のことを知っていたんじゃないのでしょうかね?で、二匹の黒猫を見て、連想したとか。

何となく意気があがらない陽を見て、子供がてきて本当に嬉しい?と訊ねる美紀。
「嬉しいよ。」

かつて父から、自分の名前について、太陽の陽からつけた、前向きな意味がある名前なんだ、嬉しいかい?と聞かれて、嬉しくもないのに「嬉しいです」と応えた。

でも、本当は。
あの日、僕が流れ星に願ったのは、早く帰りたい、でした。
嬉しくない顔で、嬉しい、と言った僕の顔を見た、あなたの目を、僕は今でも忘れられません。

陽は、子供が出来たことに困惑していることを自覚します。でも、後には戻れない。しばらく悶々としそうです。

追憶の中の陽、今回も父と一緒にいることが嫌でたまらない様子。そんな陽の機嫌をとるように流れ星に願いを事をする賢が、ちょっと哀れに見えました。

陽が父親に懐かなかった理由・・・それは映画で、なんてことにならなければいいのですけれども。

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猫って入浴が大嫌い。
以前、外飼いしていた猫を無理矢理洗った時、彼の(牡でした)体から大量のノミが飛び出たことがありました。壮観だったですわー(汗)。

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第1話 第2話

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2012年1月23日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #19「鋼・竜・無・双」

公式サイト

ああー、もう、弦太朗が悪い。
賢吾の性格を全く把握していないというか。
そりゃ、面倒くさい奴ですが、ユウキをのぞくと、一番付き合いが長いのに。
それに賢吾でなくても、何のことわりもなく新入りに自分の仕事、仕事場を奪われたらいい気はしません。
しかも、スイッチは全部賢吾の亡きお父さんが開発したものでしょ?
賢吾の父への思いは知っているはすなのに。
賢吾に一言のエクスキューズもないのは、やっぱりなぁ。
それが弦太朗なんだ、と言われればそれまでなのですが。

それでも、一旦は流星を認めようとした賢吾。
しかし自分の考案したマグフォンに口を出そうとした流星と、それを許す弦太朗に怒り爆発。
流星も、自分の力でマグフォンのアイデアを出したのではなく、タチバナ頼みだもんなぁ。
ま、流星は、別に二人の仲を裂こうとしているわけではなく、デリカシーがないだけ。彼の頭の中は二郎を救うことしかありませんからね。

弦太朗と流星は、無神経なところは似たもの同士なのかも。
いや、他の部員たちも無神経というところまではいかなくても、大雑把で物事にこだわらない人たちが多いかも。流星がスイッチのテストをすることに何の疑問も抱いてませんし。わずかに友子がセンシティブですが、彼女のアンテナは余人とは違うから(笑)。

そうなると、一番繊細というか被害妄想的な資質を持つ賢吾は、分が悪いかな。完全にすねちゃったというか、わかりやすいヤキモチの焼き方です。
彼が怒っているのは、仮面ライダー部における自分のポジションを奪われたことなのか、父の発明を勝手にいじられたことなのか、それとも弦太朗が自分より流星を信頼しているように見えることのなのか・・・まぁ全部でしょうが、わざわざ書くまでもないくらい、一番の原因は弦太朗の態度なのでしょう。

さて、こんどのゾディアーツは、久しぶりに正体を隠していました。
普通に考えるのなら、陸上部の留美なのでしょうが、感じが悪い部長の野本も気になります。

園田先生は病欠扱いになってました。大杉先生のダメージは予想通り(笑)。
ヴァルゴ・ゾディアーツの人間体はそのうち登場するのでしょうか。

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海賊戦隊ゴーカイジャー 第47話 「裏切りの果て」

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バスコとの最終決戦の前編でした。

お前は用済みだと、バスコに撃たれ重傷を負って横たわるサリーに、かつての自分を見て、見捨てておけないレッドさん。
ガレオンに連れて行きます。

姫、グリーン君、銀色君から優しい言葉をかけられ、手当てをしてもらうサリー。
一方ブルーさんは、罠だと知っていて何故連れ帰った、とレッドさんに訊ねます。
今は罠でも。いずれは本当に裏切られると思うと、放ってはおけなかったとレッドさん。
レッドさんの気持ちを尊重したブルーさんは、お前の好きにしろ、と。
このツートップ、本当にツートップらしいツートップで素敵。

予想通り、皆のいない隙にお宝をバスコの元に持っていくサリー。
でも、悩んだ末のこと。
バスコを信じるべきなのか、それともゴーカイジャーたちを信頼するべきなのか・・・
バスコを見た途端、撃たれた時のことがフラッシュバックして足が竦むのが、リアルでした。
バナナを手に、サリーを呼び寄せるバスコ
迷った挙句、芝居とは言え、自分に重傷を負わすことを躊躇わなかったバスコに対する不信感と恐怖感が体に染み付いたサリーは、バスコではなく、レッドさんに寄り添います。
その行動こそが、バスコの狙いだったのです。
撃つ前にサリーにかけた、どことなくサンギャックっぽいデザインのペンダントが爆発して・・・

ああ、哀れなサリー。
木っ端微塵になっちゃったのね(泣)。
自爆でなんて、哀れすぎる。
毎回倒される怪人たちはともかく、敵とは言え、相棒キャラの死に方としては、ここ最近では一等残虐で、ショックでした。
その分、バスコの非道さが際立ちました。サリーを見つめる眼差しがどことなく優しい、などと思っていたのに・・・
・・・本当に、本当に、本当に死んじゃったの?

サリーが迷う時のつぶらな瞳を丁寧に撮っていたので、悲しみが増しました。

爆発のために重体に陥ったレッドさん。
残ったメンバーでバスコを倒そうとするも、力の差は歴然。皆倒されてしまいました。
そしてバスコは悠々とガレオンに侵入。トリが抵抗を試みるも、相手になるわけもなく。

次回へ続く。

ザンギャックと戦う前に「宇宙最大のお宝」を発見するのでしょうか。
後、4話ほど。ともかく、見守るのみです。

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2012年1月22日 (日)

平清盛 #03「源平の御曹司」

公式サイト

1132年、清盛(松山ケンイチ)の弟・平次(大東駿介)は元服し、家盛と名を改めた。そのころ清盛は、西海(瀬戸内海)で鱸丸(すずきまる:上川隆也)ら郎党とともに無頼の日々を送っていた。自称船の警護役として海賊と戦い、取り返した食物を盗まれた漁民に返していたのだ。しかし、賊と間違われた清盛は捕らえられて京に連れ戻されてしまう。(公式サイトより)

しかし、平氏の力でもって清盛と鱸丸のみはすぐに釈放されます。

前回より3年立っています。
複雑な生い立ちからくる平氏での微妙な立場から逃げたい御曹司の、精一杯の反抗、といったところでしょうか。

貴族の御曹司が、女性の取り合いなど、つまらぬ意地の張合いで、喧嘩相手の舎人の家を打ち壊したり、果ては袋叩きにして殺してしまうことなど、そう珍しくなかった平安時代。(※参考文書:「殴り合う貴族たち」)

西海で海賊退治ごっこなど、可愛いというか、精神的には健全というか。退廃的な空気に毒されていない武士の子らしい反抗期のように思いました。

我が子、義朝を北面の武士に任命してもらうよう掛け合うも、相手にされない源為義。
一方、鳥羽上皇から直々に清盛を北面の武士にするよう命じられる忠盛。
亡き白河法王のお気に入りだった忠盛の忠誠心を測ろうとする上皇の思惑あってのことで、平氏のために断るわけのいかない命令です。

「王家の犬などになりたくはない。野良犬になる」
ま、清盛が素直に聞くわけもなく。
そんな清盛を、何も言わずにじっと見守る忠盛。

鬱屈した気持ちを抱えた清盛は、捉えられたままの自分の郎党を助けるべく牢を破る、という荒業に出ます。
ところが、逃がした郎党がよりにもよって上皇の一行の前に迷い出てしまってので、大騒ぎに。

何とか事件をもみ消した平氏。
清盛は自分が責任を取る、と言いますが、ここで初めて忠盛が叱責します。

民を守っておったと。まこと民を守っておったと思うか。
その賊はお前が退治した海賊たちだ。お前たちの恨みから、徒党を組んで村を襲ったのだ。

「よいか。浅知恵で押さえつけたものは、必ず浅知恵でやり返してくる。それで傷つくのは、弱き民だ。お前は民を守ってなどはおらぬ。お前がしたことは賊と同じだ。
それでもお前がこうして生きておられるのは、平氏一問がお前を守っておるからだ。
かように赤子同然のものが、如何にして一人で責めを負うと申すのじゃ。」

愕然とする清盛。それでもなお、一人だけ罪を逃れてのうのうとはしていられない、と呟くと、かねてより清盛の、氏の長としての資質に疑問を抱いている忠正が、どこの馬の子とも知れぬ子を棟梁にすることはない、縁を切れ、と面と向かって言います。
家盛という子を産みながら、血の繋がらぬ清盛に継がす、正妻、宗子が可哀想だとも。

しかし、忠盛はきっぱりと、跡継ぎは清盛であると言い切ります。夫を支持する宗子。
家盛も、父、母のために行いを改めて欲しいと訴えます。

倒れかかる宗子に近づこうとするも、先に弟が駆け寄ったため、何もできぬ清盛は、この愁嘆場から逃げていきます。
それもこれも、全て自分のせい。

以前、競べ馬での勝負をふっかけられていた義朝に、今度は無理矢理勝負を挑みます。
義朝は、ライバルだと思っていた清盛があまりにもガキなことがわかったので、がっかりしていたのですが。

勝負は、清盛の完敗。

「俺はどうしようもない男じゃ。赤子のように守られておるともしらず、思い上がって一人で生きているつもりになって。
俺は、何もできないつまらない奴だ。
平氏の元にいなければ野たれ死ぬしかない弱き野良犬じゃ。
俺などいらぬ。」

泣きながら愚痴る清盛を義朝は叱咤します。

俺は見ていた、舞いを舞う男を。
白河院を斬らんばかりの異様な殺気をみなぎらせて。
そいつに勝ちたくて今日まで三年、武芸を磨いてきたのだ。

「武士は王家の犬だと申したな。それは違う。武士が王家を守ってやっているのだ。きっとそうだ。いつか思い知らせてやるつもりだ。武士がおらねば、王家は何もできぬと。」

そのために北面の武士なることを望んだけれども、叶わなかった。

「だが、まこと、最も強き武士は源氏だ。貴様のような情けないものを抱えた平氏とは違う。それがわかって今日は気分がいい。」

源義朝なくして平清盛なく、平清盛なくして源義朝はなかった

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と、いうことで、"好敵手"の出会いと、如何に自分がぼんぼんだったかを思い知らされ、少し成長していく清盛を描いたお話でした。

前回も含め、この頃の清盛を演じるには松山さんが年をとりすぎているのでは、という意見もあるようですが、悩める清盛を演じるのはやはり松山さんでないと、と思わすものがありました。駄々っ子かつ純なミドルティーンに見えましたし。(ま、前回は多少若すぎたかもしれませんが;;)
このあたり、清盛が平氏の棟梁、ひいては武士の立場を自覚していく話を、子役さんが演じると、今後の清盛像に説得力がなくなるだろうと思います。
年齢のことを言い出したら、鳥羽上皇(初登場時は15才前後のはず)を筆頭にきりがないかと。

・・・年齢については去年で大分耐性ができているのかもしれません(汗)。今シリーズは忠盛をはじめ宗子など、キャラのバランスがいいように思うので、気にしないようにしてしています。

そうそう鳥羽上皇と言えば。

院の中宮、璋子をちらりと見かけ、心惹かれるる北面の武士、佐藤義清、のちの西行が登場しました。
西行が璋子に心惹かれた、という伝承は事実かどうか怪しいそうですが、お話としては面白い。だから広まったのでしょう。

何といっても、院に面と向かって「叔父子」としらっと言う璋子さんが、高貴なる不気味さを発揮していて、素敵でした。
こういう魑魅魍魎的な人物が続々出てくると、お話に厚みが出るかと。
期待しています。

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恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~ Lesson1

公式サイト

脚本:永田優子/演出:高成麻畝子、大澤祐樹、吉田秋生/音楽:山下康介/プロデューサー:高成麻畝子、鈴木早苗、志村 彰、関川友理
出演:仲間由紀恵、佐々木蔵之介、市川実日子、永山絢斗、橋本じゅん、本田翼、西山潤、永瀬匡、夕輝壽太、森山栄治、能世あんな、室井滋、りょう

仲間さん扮する主人公・木下凛は、現在「彼氏いない歴8年目」に突入中の32歳独身女性。容姿端麗ながら仕事を頑張っているうちに、いつのまにかすっかり恋愛から遠ざかってしまったいわゆる「恋愛ニート」。もともと気が強い上に、亡くなった両親の代わりに弟と妹を立派に育てなきゃ! という責任感も加わって、「恋愛なんかバカバカしい」と言ってはばからない、ちょっと偏屈な女性です。仲間さんにとっては新境地となる役柄で、視聴者がこれまで観たことのない魅力的なドラマをお届けします。(公式サイトより)

「恋愛ニート」というタイトルに惹かれなかったので、どうしようかな、と思ったのですが、初回だけは見ておこう、と視聴しました。

タイトルから受ける少し浮ついた印象とは違い、正攻法なドラマで、ヒロイン、凛を真面目に描いていて好感が持てました。

出版社の販売促進部に勤める凛。
100冊の注文を1000冊と間違えてしまった新人部下、高橋を「1000冊も注文がくるはずがないでしょう」と頭ごなしに叱って編集の顰蹙を買い、販促会議では一々ダメ出ししをする。
自分では"できる"社員だと思っていたのに、高橋が再び1000冊の発注を出した時に、先方の書店に確認もせず、また書き間違いだと勝手に判断し、100冊に書き換えるも、実は本当に1000冊だった。
思い込みで動いてしまった結果の大失敗でした。
上司、神山からは、だから女はダメなんだ、そんなんだから人望がないんだ、となじられ、ひとりで全部抱え込むな、と。
その上、怒り心頭の書店のフォローをしてくれたのは、ダメ新人だと思っていた高橋。

女性でなくても、キツイ状態です。

両親が亡くなった後、自分が親代わりで守ってきた、と思っていた妹弟も。
当日まで弟、樹の誕生日を忘れていて、慌ててお祝いの用意をするも、中々帰ってこない妹弟に苛立ちます。
ようやく帰宅した妹弟を「誕生日は一緒にする約束でしょ」と、訳も聞かずに叱りつける凛に、「忘れていたくせに」と反発する妹、結衣。
樹は、凛が弟の誕生日を忘れていると思った結衣が、ファミレスで誕生日を祝ってくれたことを明かします。
結衣は、忘れていた凛を咎める気持ちはなく、忙しい凛をフォローした自分を認めて欲しかったのかもしれません。

・・・家庭でも思い込みの空回り。

両親が事故で亡くなった時に泣けなかった凛。ここで泣いたら立ち上がれないような気がして。そのために当時つきあっていた恋人にも頼れなかった。
他人に依存することなく、自立しよう、という気持ちがとても強い。
しかし、その気持ちが今、空回りしている。
すべては余裕がないためなのか。

そんな凛を心配した社長が仕掛けた計画は。
凛だけでなく、三人の男性の生き方にも波紋を投げかけるものでした。

三人の男性とは、独身生活を謳歌するリッチで格好つけの歯科医の松本、有名食品会社に勤めるフレーバリストで自分の容姿に劣等感を持つ多田、年上の女性のヒモ状態、真剣な・・・というか自分が傷つくような恋愛及び生き方を理解できない心平。

年上の友人、菜々子、同級生で離婚したばかりの美帆の抱えている思いも描かれていました。
特に、離婚式までやって思い切りよくダメ亭主と別れたのはいいけれども、仕事が見つからない美帆のワンカットが印象にのこりました。

「人生を分かち合える誰か。仕事でも友情でも分かち合えない誰か。自由と引き換えに。自由をなくしても。傷つくことを恐れずに。」 (正確なセリフではありません)

菜々子はこの手のドラマにありがちなキャラでしたが、それを言い出すと、このドラマすべてがありがちな設定とキャラ、ということになってしまう(大汗)。

ありがちな話を、落ち着いた演出とテンポのいい編集で、ヒロインと彼女をめぐる人々のプロフィールを描いていたように思いました。

空回りするヒロインの痛さが短い時間でよく伝わってきたので、ラスト、凛が一歩踏み出そうとする時に取り出したハイヒールが、ベタな小道具なのにも関わらず、切なさを感じました。
何よりエキセントリックでもなく、刑事モノでもない等身大の仲間さんの凛がすごくリアルで、惹きつけられました。空回り感がよく伝わったというか。
綺麗なのだけれども、色気を感じなせない。健気なのだけれども人を寄せ付けない。平凡なのだけれども、オーラがある。
自分なりに"凛"と生きてきたつもりなのに、その生き方を否定さるのは辛いだろうなぁ、と。もっと辛いのはその生き方を"可哀想"と見られていることなのでは、とも。

「人はそんなに簡単に変われない。変わるのは勇気がいる。思い切って一歩踏み出せば扉はきっと開かれる。
人は一人で生きていけるか。求めたり、求められたりして生きていくのではないのか。」(正確なセリフではありません)

凛が凛らしく、人生を分かち合える相手を見つけるまで。

ドラマの事前情報から、またアラサー女性の恋愛モノなのかぁ、と食傷気味に思っていたのですが・・・予想外に(汗)、しっかりとした作りだったので、もう少し見てみます。

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2012年1月21日 (土)

2011年12月の読書 その2

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

慶応三年生まれ七人の旋毛曲り 著:坪内 祐三(新潮文庫)
決壊 著:小林 信彦(講談社文芸文庫)

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「慶応三年生まれ七人の旋毛曲り」

幕末維新の動乱まっただ中の慶応三年。夏目漱石、宮武外骨、南方熊楠、幸田露伴、正岡子規、尾崎紅葉、斎藤緑雨ら七人は皆、この年に生を受けた。若くして成功する紅葉と露伴、悩める漱石と子規の友情、不敬罪で投獄される外骨、早熟な緑雨の恋愛観、海外に飛び出した熊楠―膨大な文献を手がかりに、七人の瑞々しい青春と明治初期という時代の姿を鮮やかに浮かび上がらせる力作評論。第17回講談社エッセイ賞受賞作。 (amazonより)

文壇史繋がり(「2011年12月の読書 その1」参照)、加えてタイトルに惹かれて、何気に購読しました。

「懐かしき文士たち」シリーズの著者、巌谷大四氏は文学者一家の生まれでしたが、この作品の著者、坪内祐三氏もそうそうたる一族の生まれです。
巌谷氏が50才を超えるまで編集実務に携わったのに対して、実務もしくは学閥にとらわれない、フリーな活動をしておられるようです。

著者がふと、上記の七人が同じ年、しかも翌年が明治、という歴史の境目の生まれであることに気がつき、それを取っ掛りとして明治文壇史を描こうと“試み”たエッセイ・・・”試みた”、とかっこで括ったのは、「途中で飽きてしまって」(あとがきより)、明治の半ばまでしか書かれていないからです。
そのため若くして亡くなった正岡子規、尾崎紅葉、斎藤緑雨が元気なうちに終わっているので、明るい印象は受けました。一方、夏目漱石はまだ、作家にもなっていない(笑)。

著者の明白な意図によって選ばれた(当然ですが)、彼らと彼らの周囲の人々が残した文献の合間に、時代の流れと風俗、そして自身の感想が書き込まれています。
この感想が、フリーランスな人らしくかなり癖があるというか主観的ですので、ちょっと邪魔に感じるかもしれません。ええっと、自分は、邪魔でした。すみません。
著者と同じ感性を持っている人には面白い作品だと思います。

多数引用されている正岡子規の書いた新聞記事が印象に残りました。

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「決壊」

優しさを押し売りする若者を痛烈に批判する中年のディスク・ジョッキイ、テディ・ベア(「金魚鉢の囚人」)、雨もよいの逗子のリゾート・ホテルを舞台に、抑制のきいた文章で綴る鬱屈した人々の一夜(「ビートルズの優しい夜」)、一九六〇年代から八〇年代の“現実”を描き、漂うように生きる主人公たちの心に蟠っている信じきれぬものを抽出。ほかに表題作、「息をひそめて」、「パーティー」の傑作五篇。 (amazonより)

未発表の表題作「決壊」を含め、その後の「東京少年」「日本橋バビロン」「流される」などに繋がる、私小説的な作品を集めた短編集です。

えっと、まず。「金魚鉢の囚人」を「優しさを押し売りする若者を痛烈に批判する」と解説した上記の文はちょっと違うような気がしました。年を経て、なおも第一線で働き続ける中年の疲労感と屈折感が漂っていて、「痛烈」という言葉が当てはまるシーンはひとつも見いだせませんでした。

「東京少年」(新潮社)の直後、学生の時に父に死なれ、老舗だった店をたたんだ著者の境遇と心境が描かれた「息をひそめて」、その後、隠れ場所、そして防塞としてのための栖を確保すべく買った家と新婚生活を描いた「決壊」。
「ビートルズの優しい夜」「パーティ」は創作ではありますが、創作者の宿命とでも言うべき事柄・・・自分の想像力が疲弊しているのではないかという危機感と、発表の場に恵まれない鬱屈感に加え、著者が幼い頃から持ち続けてる人嫌いの面が、私小説より赤裸々に描かれています。

自分の半生を、視点を変えつつ、いくどもいくども繰り返し描くことで、次第に自分自身の真芯に迫ろうとする小林氏の試みを、これからも追っていきたいと思います。

ちなみに、解説は、全くの偶然ですが、今回一作目に挙げた「慶応三年の~」の著者、坪内祐三氏でした。

しかもこの二冊、同時に買ったのです。こんなこともあるんですねぇ。

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2012年1月20日 (金)

最後から二番目の恋 第2回「ひとりって切ないくらい自由」

公式サイト

感想のみ書きます。少し突っ込み入れてます。

誘ってきた真平に、ずっと一緒にいてくれる?と聞く千明。
それはできない、と帰る真平。
その他、離婚した同級生との会話、万里子が精神的に不安定になった理由など。
真平のフラグ、わかり安すぎ~。
長倉一家と視聴者は知っているけれども、千明だけは知らない、という状況で進めたいようです。

千明と友人たちの会話はちょっと痛い感じがしました。
第一線で働き続けている女性が「男に食わしてもらう」なんて言葉を言ったり。ちょっと感覚が古いと言うか。
「ボランティア」もなぁ・・・。ここは本筋とはあまり関係ないセリフだったので余計に気になりました。
今の時代、45歳前後の働く女性はもっとプライドを持って生きていると思うのですけれども。普段はそうであっても心が弱くなる時もある、ということを表現したいのなら、もっと違う言葉があったのではないのかな、と

千明が万里子を説得するために自分の過去を話すシーンにもちょっと違和感が。
千明が必死なのはわかりましたが、ほとんど知らない人間を説得しなければならないという強引な状況と、いきなりの告白。うーん、ストーリーの進行上、必要なんですよ、的な?
しかしコメディならば、これくらいの、ありえない強引さがあった方がいいのかもしれません。

そうそう、「ポストイット男」というネーミンングには笑ってしまいました。もう、そんことをする男性が目に浮かぶというか。ポストイットに別れの言葉なんて。そんな男とは早く別れて良かったです・・・千明が最後の恋だったのかも、と言った時に、いやいや、そんなはずはないでしょう、と思わず突っ込み。だって小泉今日子さんなんだもの(^^;;)←褒めてます。

お見合い話にそれなりのときめきは感じつつも、さらっと受け流す和平。
妻は事故で亡くなったんですね。突然だったので、まだ妻への想いが整理されていない。妻への想いが最後の恋だったのかどうなのか。
千明のやけっぱちな告白を聞いて、それまでは皮肉しか言わなかった和平が、しみじみ告白します。

万里子の痛すぎる遊びがバレるのが偶然すぎたりするのはお約束かぁ、と思いつつ。

ラストに全て持っていかれました。
お見合い相手は「美保純さん」じゃなくって、知美の母親だった。
このネタは何となく匂わしていましたが、中井さんのリアクションが最高。一緒になってああぁ~?!と叫んでしまいました。(笑)
このシーンを含めて、中井さんのコメディ演技が楽しめました。

一方、千明と真平は?

というところで、続く。

和平と千明。どちらも大人気ない大人です。
この二人の描き方が、今のところですが、この大人気なさや、変人ばかりの隣の家とのすったもんだとか、鼻っ柱は強いけれども敏腕プロデューサーにしては少し弱っちい千明とか、男性の言うことの方に説得力があったりとか。伝統的なハリウッドのラブコメを見ているようで懐かしかったです。リスペクトなのでしょうか。

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最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~ 第ニ話

公式サイト

優樹が所属している警察署から、遺体の引取り依頼の連絡を受けた真人。遺体は前夜街中で刺殺されたという 身元不明の男性だったが、真人が以前、重体だった居酒屋店長の代行で店にいたとき、店長とアルバイトの採用面接を約束していると言って店にやって来た男だった。
そのとき、真人は代行の仕事が忙しく、後日出直してくるよう促し男の話をほとんど聞かなかったのだ。優樹の話しでは刺された際にカバンも盗まれており、捜査中だが依然として身元の手がかりがないという。(公式サイトより抜粋)

遺体を冷凍できる装置があると警察からの仕事が増えるんですね。
身元がわからないとお葬式もあげられないまま、無縁仏として葬られてしまう。

青年は、ストリートミュージシャンの怜奈が街のチンピラに絡まれているところを救おうとして、逆に刺し殺されてしまった。
井原を訪れた怜奈は、青年が怜奈のファンだった・・・というか、気がつくと自分の後をつけているストーカーだったことを明かします。
青年の存在を恐いと思っていた矢先の事件。

しかし、真人は、ストーカーをする人物が、自分の体を張って相手を助けるとは思えない。・・・これ以上深入りするべきなのかどうなのか。ぼやっと考えているところへ、岩田が現れます。

「死んだ人の人生ってどこにあると思う。誰かの記憶の中だ。」
そして真人を後押しします。
「ちょっとおせっかいくらいが丁度いいんだ。人間関係っていうのは。」

岩田のアドバイスで、優樹を巻き込んで、青年の身元を調べ出します。
手がかりは青年が最後まで握り締めていたポストカードの切れ端のみ・・・でしたが、ポストカードが地元中心に300枚限定発売のものだったため、動き出してからおおよそ二日間くらいで判明しました。

青年の家族は妹だけだったこと、その妹も5年前、不慮の事故で脳死状態に陥り、兄の判断で、妹の心臓が臓器移植されたことをがわかりました。
そして、その心臓を移植されたのが、つまりレシピエントが怜奈だったことも。

青年が最後まで握り締めていたポストカードは、怜奈が送ったサンクスカードだった。
もちろん、怜奈は誰に送ったのかは知りませんでした。
青年はポストカードを手がかりに、妹の心臓を受け継いだ人を捜し当てたんですね・・・実は、ぼんやり見ていたためか(汗)、ここがよくわからなかったんです。レシピエントが富士宮の病院に入院していたことを突き止めるまでの経緯が。

ともかく、青年は、日本ではドナーの家族とレシピエントが直接関わることは基本的にありえないため、自ら名乗ることはせず、怜奈を妹の代わりとして見守っていた。
そして、本当に自らの命を賭して怜奈と妹の心臓を守ったのです。

怜奈の手で、お葬式はあげられました。

無縁仏。この青年の人生がどんなものだったのか、このままではわからないまま葬られてしまう。
家を出て行方不明になっている自分の兄も、無縁仏になるかもしれない。
真人が一生懸命動き出したのは、こういう真摯な思いから、と、怜奈が美人だから。
いい格好しいなところは相変わらずな真人。鼻の下をのばしている山下さんが可笑しかったです。

怜奈がレシピエントだったことが、後半急に明かされたので、何だか後だしジャンケンぽく感じました。
ですので、ドナーとレシピエントの関係、対面の是非など、かなり深くて重い問題を単なるネタとして扱った印象を受けてまったのは残念です。
ミステリー的には、初めの方で怜奈がレシピエントであることを明かすわけにはいないことは、よくわかるのですけれども。

街に横行する暴力と増加する無縁仏とストーカーと臓器移植。
欲張りすぎたのではないでしょうか。
その上に家族の問題と、「ラブコメ」・・・優樹にまさぴょんと呼ばすのはどうなんだろう。なんだか痛々しい感じがしました。刑事に見えない・・・(汗)
薄幸な青年の生涯には、ぐっときました。

長男、健人はどこかの港町で、バーのママと同棲している?
三男、隼人は家のお金を持ち出してキャバ嬢に渡している。
次女、桃子は教師と・・・このシーンにはちょっとゲンナリしました。
長女、晴香は「四葉のクロバー」・・・SNSにはまっている?
前回の、「長田の子供」はまだ引っ張っるようです。

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#1

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2012年1月19日 (木)

ハングリー! 第2回「ライバル店に宣戦布告!…が、閉店の危機…」

公式サイト

味は確かだけれども、ノープラン、ノーコンセンプトで始めちゃった店。
接客のノウハウを持っている人間もいない。
1週間、客はゼロ。
店を開けば開くほど重なる赤字。
かつて、母の店だったガステレアとの宣戦布告・・・今のル・プティシュでは、麻生の言うとおり勝ち目はありませんが。
しかしガステレアのシェフ、柏木は英介を意識しているようで?
ガステレアの赤基調の内装は、煩くて暑苦しいなぁ。それが狙いなのでしょう。

と、いうことで、初回より面白かったです。
初回、勢い優先ですっ飛ばしたところをフォローしていました。

居抜きじゃなく、一から厨房を作ったとしたら、普通なら改装費は1000万以上はするでしょう。
そして無駄になる高級食材費。さらに人件費も捻出しなければならない、となると、大変です。
店の権利を売ったお金がどれだけあったかはわかりません。家賃を払っていたということは土地は持っていなかったので、それほどの額ではないだろうなぁ、なんて生臭いことを思いながらみていました。

この手のお話は、こういうデティールをある程度は描いてくれないと、感情移入できないので、落ち着いて見ることができました。

初回では普通の人っぽかった塚本さんが、キレキャラに。
拓が登場するまでは賢太をアグレッシブに動かさないと、というところでしょうか。
賢太がいきなり居酒屋の接客モードにチェンジしたシーンには、思わず笑っちゃいました・・・おお、このドラマで初めて笑ったかも。

離婚間近の夫婦かと思いきや、実は"熟年"の恋人同士だったという、光石さんと伊藤さんのカップルがかもし出す微妙な空気感がちょっとシュールで、面白かったです。
コメディとしては今後もこういうエピが欲しいところです。

このカップルと、千絵たちのような若いお客の組み合わせが、英介に店のコンセプトを思いつかせます。

形に拘らない、お客さんが笑顔になれる店・・・カジュアルなフレンチ・レストラン、というところでしょうか。

英介手作りのマーマーレードを無感動に食べるまりあ。料理はヘタのようだし、シェフになることも喜んでいなかったし。ひょっとしたら味覚が鈍いのかもしれません。
対照的に、英介に胃袋を掴まれた千絵。

お店関係の話は、成長物語、もしくはサクセスストーリーとしてだんだん面白くなっていきそうですが、主人公の三角関係に全く興味が持てないのはどうしたもんじゃろか。(大汗)

それと・・・料理の手を止めるシーンが入るとちょっと突っ込みたくなしました。あれだけの料理をほとんど一人で作っているのだから、無駄話をしている余裕はないと思うのね。どうなんでしょう。

ちなみに、自分は音楽がガンガンかかっているお店は苦手です。食欲が失せます。

次回は、笑顔の足りないル・プティシュのメンバーをかたせさんがビシバシとしごいてくれそう。もう少し見てみます。

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#1

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2012年1月18日 (水)

ストロベリーナイト 第2回「右では殴らない」

公式サイト

覚醒剤使用の痕跡がある男性が劇症肝炎で死亡する症例が立て続けに発生。姫川玲子(竹内結子)は事件性を感じ、覚醒剤取締法違反である事件を連続殺人として捜査開始した。被害者は独身サラリーマン3名。西ヶ原警察署管内、亀有西署管内、高円寺警察管内で発見された。(公式サイトより)

続く、なのかぁ。

感想のみ簡単に書きます。

原作未読ですが、短編集「シンメトリー」の中の一編を元にしているということは、ネットで知りました。タイトル「右では殴らない」の意味はこれから描かれるのですね。

国奥、井岡、そしてガンテツが登場したので、広がりは感じました。
日下が登場しなかったのはちょっと寂しいですが、それはこれからのお楽しみ、ということで。

姫川の過去をネチネチといじる、相変わらず憎々しいガンテツが素敵(^^;;
井岡もマイペースにぬらっと参加してきました。
その他、総理大臣のブレーンを任意同行することを渋々認める橋爪、さばさばとバックアップする今泉、先輩、島と昔の顔に戻って話をする菊田など、姫川班内のやりとりを含めて雰囲気は良かったです。
何らかの屈折は抱えているものの、このままでは新たな犠牲者が出る、と自分の意見をはっきり述べた葉山。不器用な人なのかも。
姫川班と第五係のガンテツが全く違うルートでアプローチし、静観していた第三係の島が動き出す、という流れもスリリングでした。

でも・・・姫川さん、いくらなんでもアリバイも調べずに任意同行するのは、ぬかりすぎじゃないしょうか。
任意同行してから下坂のアリバイを告げる今泉までもがぬかっているように見えてしまいました。
原作はどうなっているのか知りませんが、ここのくだりで、一瞬、がくっときました(苦笑)。

他にもダミーカード等、見落としが目立つ捜査だったし・・・伏線なのはわかるのですが、ちょっとあからさますぎたような気がして。

さて、予告を見なくても(汗)、下坂の娘が噛んでいるのは明らかです。
次回で薬のルート及び被害者たちが何故、死ぬ前に所持している薬を始末したのか、という謎と、犯人の動機、そしてタイトルの意味は明かされるのでしょうか。

今後の展開に期待しています。

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第1話

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くろねこルーシー 第2話「先人は言う。下駄の鼻緒が切れたらなんたら・・・」

公式サイト

チビ猫たち(名前はまだない)を一晩預かって。鳴きやまない、ご飯は食べない・・・
面倒見切れないとチビたちを連れて出かけようとした時に、スニーカーの紐が切れてしまいます。

チビたち。例え一瞬でも、外出時にバスケットにちゃんと収まっているのが、凄い。
猫格(?)にもよるのでしょうね。

なんだかんだ言ってもチビたちの様子が気になる陽。病院へ連れて行きました。
まだ猫缶は無理。スポイトでミルクを上げてください。
「赤ちゃんは例え一瞬でも自分だけでは生きていけない」by 獣医の白藤先生

実家に帰る途中、隣のおばさん、ゆり江から、母が救急車で運ばれたことを聞いて、駆けつける陽。
幸子は、骨休みがわりに入院したような、暢気なことを言っていましたが・・・救急車を呼んだくらいだから、何かありそうです。

子猫たちの面倒を見てあげてね、と言われても。
猫とはやはりあまり関わりたくないようで、実家チビたちを置いて出ようとしますが。

日当たりの良い座敷で、電気のひも(なんていうのかな、コレ;;)にじゃれつく二匹を見て、幼き日の思い出が蘇ります。

かつて。同じ座敷に敷かれた布団・・・そこには風邪で寝込む幼い陽がいる。
そして息子を不器用に世話をする亡き父、賢。
こんな時でもお互い敬語のままです。
氷枕の使い方はともかく、タオルの置き場所も知らないのね。家のことをよく知らないのか、もしくは男の人ってそんなものなのか。
やがて仕事で陽を一人置いて出かけていきます。
一人残された陽。その頭上に揺れる電気のひも・・・

「これじゃ父さんと一緒だよ」

陽はチビ猫たちを自分のアパートに連れて帰ります。
そこへ恋人の美紀が訪ねて来ます。
咄嗟にチビたちを隠す陽。リストラにあったことも隠します。
が、突然くしゃみを連発し始める美紀。

無職になって、猫を抱えて、子供ができた。
子供の母親はネコアレルギー。

父さん、あなたが連れてきた黒猫は、コウノトリだったのかもしれません。
それを素直に喜べないのは、僕の器が小さいからですか。

追い詰められちゃった陽。どうする?

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第1話

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2012年1月17日 (火)

ラッキーセブン 第1話 「新米探偵駿太郎 女ボスからの初ミッション」

シリーズ構成:佐藤信介/脚本:早船歌江子、野木亜紀子/演出:佐藤信介、成田岳、平野眞/プロデュース:重岡由美子、関口大輔/アソシエイトプロデュース:金井卓也/音楽:ティム・ウィン
出演者:松本潤、瑛太、仲里依紗、角野卓造、大泉洋、松嶋菜々子、入江茉里、小山慶一郎、岡江久美子、吹石一恵、金田明夫

フジテレビが1月より放送する月9ドラマ『ラッキーセブン』は、小さな探偵社を舞台にした群像劇である。 
探偵社で働く7人のメンバーが時には衝突、葛藤しながらもチームワークで案件を解決していく姿を描く。テーマは「アクション」「笑い」「前向きさ」。これまでF1層を中心に支持を得てきた月9だが、今回は路線を一新し、子どもから大人まで男女問わず楽しめるアクションエンターテインメント作をお送りする。(公式サイトより)

公式サイト

簡単に感想のみ書きます。

シリーズ構成と演出を佐藤信介さんがやられる、というのが売りのひとつだそうですが、この人の映画は観たことがないんです。(汗)

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フィルムっぽくて動きのある映画チックな映像はそそられました。
ファイトシーンは、特に。瑛太さん、凄いなぁ。
松本さんも頑張っておられましたが、瑛太さんの存在感は半端ないです。
あいつとだけは喧嘩したくない、言わしめるものを感じました。

真壁のことは、置いといて(劇爆)。

あと、しらっと相手を倒す桐原と、そのことを当然と思っている後藤のシーンも何気にツボでした。手足の長い吹石さんの殺陣もね。

コメディとしても、角野さん、そして大泉さんをキャスティングしたのは大きいです。
大泉さんがいているので、駿太郎、輝、飛鳥のやりとりの面白さを安心して見ることができそう。

・・・ただ、気になるのは、ストーリーでして。
あまり記憶に残っていない(大汗)。ファイトシーンに全部持ってかれた、ということもあるでしょう。

あと、駿太郎のキャラが途中で変っているような気がしました。

昼間から高級ホテルで人妻と情事にふけっていた26歳のフリーターが、探偵の仕事はここまで、と言われたとたんに「それでいいのかっ」となることに、微妙に違和感を感じてしまいました。そこまではちょっと投げやりないい加減ぽいキャラだったのに。
事故で隊員が亡くなったことに責任を感じ、自暴自棄になっている元消防士の松浦にシンパシーを感じたのか。それとも兄を心配する妹に同情したのか。

いきなり正義感になるのもありだとは思うのですが、キャラが・・・途中からちょっと真面目になりすぎたのでは?と。
違和感は見ているうちに馴れるか、もしくは駿太郎のバックグラウンドなどが描かれれば、消えるかもしれません。

まだ、初回ですからね・・・ストーリーより、ラッキーセブンたちの掛け合いとアクションを楽しむドラマになるのかな?それはそれで面白そうではあります。

ともかく、様子見です。

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カーネーション・不定期観測メモ 第15週「愛する力」

公式サイト

自分のための備忘録としてメモしてます。

いつにもまして、感想のみ書きます。

安岡家にパーマ機が届きました。
試験がてら八重子さんにパーマをあててもらう糸子と昌子。
爆発頭に、なんてベタはなしで、見事なサザエさんスタイルになりました。
サザエさんのヘアスタイルが、このスタイルを一種記号化したものだとわかる人はあまりいないでしょうね。自分も何かの本で知りました。

さて、夫、勝の戦友が、勝の最後の様子を伝えに訪れました。

最後の最後まで暢気で、傍目にはどうみても上機嫌。

一番大事にしていたのは・・・家族写真でした。
不機嫌そうに大きな口をあけている直子がリアルな、この写真を肌身離さず持っていた。
いつも店のことを気にしながら。最後の最後まで・・・(涙)。

「しゃない、堪忍しちゃろ・・・」
糸子は、芸妓と写った写真を燃やすことができました。

そこへ「おねえちゃん」と静子の呼ぶ声。

うまい繋ぎです。

世の中は、鬼畜米英などこへやら。
皆、アメリカさんのモノに飛びついています。
モノも欲しいけれども、そのモノのバックにある豊なアメリカに憧れたのでしょう。アメリカ・ブランドが富の象徴だったんですねぇ。

糸子が闇市で見つけた水玉の生地で仕立てたドレスを着て、復員する恋人を待つ静子。
もう、30歳・・・そうですよね、糸子のすぐ下の妹なんだもの。
ついに着れなかった糸子の白無垢を着て嫁入りする静子を、糸子に支えられて二階から見送るハルおばあちゃん。
正司さんの老衰さがあまりにも自然で、昔はこうして家で、はっきりした原因があるわけでもなく、ただただ衰えて、蝋燭の灯がきえるように亡くなっていく人が多かったことを思い出しました。
今なら死因は究明されるのでしょうが。合掌。

そして次女も結婚し、時は昭和21年7月。

そうそう、先週からそれほど時間は経っていませんが、子役さんが交代しました。次女、直子の役で二宮星さん再登場。

松田恵さんも経理担当で登場しました。
経理ってお金を預かるところだから、一瞬大丈夫?と思ってしまいましたが、心斎橋で働いていた、という経歴から人脈も業界にも詳しく豊富、さっそく泉州繊維商業組合を紹介してくれたりと、真面目な人のようで、ほっとしまた。
女性ばかりのところに六角さんが混じっているシーンが、何かオカシイ(笑)。

男ばかりの泉州繊維商業組合の寄り合いに行く糸子。
男性たちの髪型や佇まいが、いかにも旦那衆、という雰囲気で素敵。
やかましい座の中で、大人しそうな若者の隣に座った糸子。
若者の名は周防。長崎出身、原爆で店も何もかもなくしてしまい、家族ともども岸和田に出てきた紳士服の職人さんでした。
言葉が通じない・・・昔は方言がそのまま放送されることはあまりなかっただろうから、初めて耳にする言葉、というのもわかります。言葉ってアクセントひとつ違うだけでわかりくいものなぁ。
「Mother」の子育て放棄母とそのDVの恋人コンビですな。
神経質ぽく見えるのと、繊細に見えるのとは、紙一重なんだなぁ。
如何にも二枚目、を持ってくるのではなく、トリッキーな役が多い綾野さんを好男子にキャスティングしたのはGJ。

ほっしゃん。・・・じゃない、北村と早速意地の張り合いで飲み比べ。
自分がお酒を飲めるっちゅうことを知りました。
飲みすぎたら酔っ払うっちゅうことも知りました。

酔っ払った糸子の表情が、最高。(爆)

酔いつぶれた糸子は、周防に背負われて帰宅。
その道すがら、背負われた糸子が周防の首筋を、くん、と嗅ぐのが何気にエロチックでした。
首筋って結構体臭がするんですよね。
お父ちゃんの匂いと似ていたのかもしれません。

明くる日、酔っ払いの醜態を晒してしまった糸子は、恥ずかしさのあまり、二度と周防には会いたくない、と。
ま、あの糸子が恥ずかしい、なんて思うことが、すでにもう、バンバンに意識してます。

飛び込みの紳士服の注文をこなすために、組合の会長さんに紹介してもらったのが周防さんなのはお約束。

大人しくて優しそうで。
「嫌味のない、ええ人やなぁ」と千代が言うほど、オハラ洋裁店では絶賛な人柄。
腕はいいけれども自分から道を開いていくエネルギーがちと足りなさそう。ちょっと芸術家タイプかも。母性本能をくすぐるタイプでもあります。

大事に履いている舶来の靴は、妻が命がけで守ってくれたもの。
何もなくなってしまって、これしか残っていない・・・いやこれだけは残った。

複雑な表情で周防の話を聞く糸子。

後半は奈津との再会の話に。
闇市で奈津を見かけた、というおっちゃんずの話を聞いた糸子。
パンパンの元締、という男を見かけ、いやに男前なのが気になって、後をつけます。空襲の時の男ですね。恐そうな男ですが、奈津に「甲斐性なし」と詰られています。
奈津を見つけるも、思わず怒鳴ってしまって決裂。かえって奈津を追い詰めることになってしまいそうに。
自分では奈津は助けられへんことを噛み締める糸子。

(服で)夢を作りたかった。ほんでも服は服です。ほんまにどん底に落ちた人を助けるのは、服とちゃう、自分の手しかないんや。

かつては勝が、今は周防が使っているミシンに手を置いて、力をください、と呟き、玉枝さんに会いに行く糸子。

安岡家の二階で、抜け殻のようになって横たわる玉枝さん。
まず、自分の近況を伝える糸子。
お父ちゃんも、勝さんも、お祖母ちゃんも亡くなってしまった。
「ようけ死んだな」と玉枝さん。

その後、糸子が何を言うのか。勘助の事件のことを謝るか?と思わず息を呑んでしまいました。
「あんな、助けて欲しいんや」
いきなり本題へ。糸子らしいです。
あやまりの言葉を言えば言い訳になる。でも、なかったことにもできない。
「奈津がパンパンになってんや。」
うちではあかん、おばちゃんでないと救えん。奈津は昔からおばちゃんだけには心を開いていた。
うちではあかん。この言葉に謝罪の意が含まれているような気がしたのですが、どうでしょうか。
「人を救う余裕なんかあるかいな。」
かつて糸子が言っていた言葉です。自分の言った言葉は自分に跳ね返るんですね・・・

一度は突っぱねる玉枝さんですが、太郎におぶられて奈津に会いに行ってくれました。
「おかあちゃん、死んだんか」
玉枝さんに問われて、少女のように小さく肯く奈津。
勘助と泰蔵もな・・・という玉枝の言葉を泣いて遮る奈津。
全身で悲しむ奈津に、涙をこぼす玉枝さん。そっと奈津の頭をなでてやります。昔のように。

奈津と顔を合わすも、今度は何も言わずに去っていく糸子。

紳士服ができあがったので、店を去る周防は、途中から糸子が口をきいてくれなくなったことを気にしていました。

いえ、本当に感謝しています、と糸子から言われて、嬉しそうに去っていく周防の後ろ姿を見ながら。
「好きになってまいそうだったからです。」

泰蔵さんへの思いは淡い憧れとして、これが糸子さんの初恋なのかも。
勝と同じ職人、というのも心惹かれた一因かもしれませんが・・・ひょっとしたら、奈津と同じくダメンズ好き(古い;;)なのかな?

前半は尾野さんのコメディエンヌぶりが楽しかったです。
後半はシリアスな流れに。
いずれにしても、無理を感じさせずに、糸子がちゃんと中心にいるストーリー運びです。

さて、本格的な不倫に発展するかどうか?

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※そうそう、「パンパン」という単語は今では死語になっており、だからこそドラマで使えるのでしょうが、すごくすっごく悪い言葉なので、良い子はマネをしないでください。少なくとも昭和20年以前に生まれたご婦人に向って言うと、本気でしばかれる可能性大。

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