2012年6月 1日 (金)

ミラー&トラックバック専用ブログ 試験運転のお知らせ

いただいたトラックバックにお返しができないことの解消に作ってみました。

以前一時引越しを考えてアドレスをとったものの、TBを受け付けないシステムに変更されたため、全く使ってなかった楽天さんのブログです。
飛ばし専用だったら、楽天さんでもOKなんだ、と今更ですが気がつき(汗)、試験的に運用してみることにしました。

ブログ名は「昼寝の時間@R」です。
あくまでミラー&トラックバック専用ですので、ここにアドレスは書きませんが、この名でお返しすることがあると思います。その時はなにとぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

ミラーブログには、このブロクを本家として、URLを貼っています。

時間がないのと、使い方がよくわからないので過去記事は転送してません。
しばらく試行錯誤してみます。

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※この記事はしばらく冒頭に置いておきます。

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2012年5月19日 (土)

2012年4月の読書 その1

乱読気味な月でした。

※読書順、敬称略です。

○読書<新読>   

アンのゆりかごー村岡花子の生涯 著:村岡 恵理(新潮文庫)
隣之怪~蔵の中 著:木原 浩勝(角川文庫)
黒沢明という時代 著:小林 信彦(文春文庫)
丘の一族 著:小林 信彦(講談社文芸文庫)
東州しゃらくさし 著:松井 今朝子(幻冬舎文庫)

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「アンのゆりかごー村岡花子の生涯」

戦争へと向かう不穏な時勢に、翻訳家・村岡花子は、カナダ人宣教師から友情の証として一冊の本を贈られる。後年『赤毛のアン』のタイトルで世代を超えて愛されることになる名作と花子の運命的な出会いであった。多くの人に明日への希望がわく物語を届けたいー。その想いを胸に、空襲のときは風呂敷に原書と原稿を包んで逃げた。情熱に満ちた生涯を孫娘が描く、心温まる評伝。(「BOOK」データベースより)

自分たちの時代は、「赤毛のアン」、そしてモンゴメリー、と言えば村岡花子氏でした。「小公子」「小公女」は、後から氏の訳だと知りました。

著者は村岡花子氏の孫です。

幼い時に家族と別れてカナダ系女学校で寄宿生活をおくったこと。
慎ましやかな反面、全てをなげうって、愛を貫いたこと。
関東大震災の悲劇。
ステップファミリーを築いたこと。

教師であったモンゴメリーの生涯と重なる部分もありました。

氏にこのような経験があったからこそ、「赤毛のアン」が訳され、出版に至ることができたのだ、ということが、移り変わる時代の雰囲気とともによく伝わってくる、面白い伝記でした。

微妙な部分は残された手紙を掲載するのみで、推測を読者に委ねる手法は、効果的であるとともに、キリスト教を貫いた村岡氏のお身内である著者の慎ましやかな配慮を感じました。

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「隣之怪~蔵の中」

小学校の夏休み、父の実家の蔵からは、夜になると宴会の声が聞こえた。しかしその晩、大人たちは早く寝たという。翌日の夜、楽しそうな声に誘われて蔵の扉を開けたところ…。蔵にまつわる恐ろしくも哀しい話(「蔵の中」)。自宅で娘の遺書を発見した妻が倒れた。暖かい部屋にいるのに、恐ろしいほど体温が下がっている。そして妻の口から驚きの言葉が…(「白い息」)。恐怖と感動が絶妙にブレンドされた、怪談シリーズ第2弾。(「BOOK」データベースより)

「新・耳袋」シリーズとは一線をかくし、因縁話を解禁したシリーズの第二弾の文庫本化作品です。

う~ん。因縁の部分がちょっとくどかったです。(大汗)

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「黒沢明という時代」

世界のクロサワ”の全作品を、戦時中からリアルタイムで見続けてきた著者が描く、名監督の栄光と挫折、喜びと苦悩。そこには、時代と格闘した映画作家としての黒澤明がいた―。『姿三四郎』『生きる』『七人の侍』から晩年の作品まで、最もストイックでヴィヴィッドな視線を投げかける、小林信彦の黒澤論。 (「BOOK」データベースより)

頑強な巨体に恵まれたこの監督は、<しみじみと老いを描く>ことに向かない気がする。(本文より)

クロサワ、というすでに多くの人によって語られている人物の評論を、氏が、多くの時間をさいて書き上げたのは、リアルタイムで見続けた人間の記録として残しておきたい、という思いもあったから・・・
氏の、東京の「下町」にこだわる想いに連なる作品です。

「自分の舌しか信用しない」(本書「あとがきに代えて」のタイトル)

裏付けをとった証言しか採用しないこと、そして自分が経験したこと、思ったことしか書かないという、氏のポリシーを貫いた評論です。当たり前のことのようですが、そうでない「評論」は多いと思うのです。

鋭い洞察と的確で平易な文章。
推論を重ねて砂上の楼閣を作り上げること忌み嫌う姿勢。
氏の評論家としての天賦の才を存分に感じることのできる作品を、また一つ読むことができました。

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「丘の一族」

『オヨヨ島の冒険』に始まる笑いと諷刺の作品群、『冬の神話』に刻まれる小林信彦の原点、多彩な作品は著者の鋭い批評精神に支えられ、独得の世界を構築する。敗戦直後の日常を、東京下町に生れ育った中学生の“眼”をとおし捉えた「八月の視野」、戦前の下町の風情を彷佛させる遊び人・清さんを主人公に描く「みずすましの街」、ほかに表題作及び「家の旗」。著者自選。傑作中篇小説四篇。 (「BOOK」データベースより)

昭和30年代のはじめ、就職難の時代に大学を卒業した青年の屈折した思いを描いた表題作、「丘の一族」は短篇集「決壊」(講談社文芸文庫)に収められている「息をひそめて」と表裏一体をなす作品です。
「家の旗」は自分の代で手放した老舗に対する思いが、「八月の視野」は集団疎開での過酷な経験によって痛めつけられた少年の心が描かれています。
いずれも、作者の経験から生まれた一連の作品群と連なるものです。
一番創作らしい構成なのは「八月の視野」でしょうか。

以上三作品は自分の中にある空洞を見つめるような暗さが漂うのですが、ラストの「みずすましの街」だけは少し色合いが違い、飄々とした後味が残りました。

時代の流れや大人の都合に翻弄されて傷ついているばかりではなく、一方で映画や舞台、特に人並み外れて笑いに敏感な小林少年の姿が、ほのかに見えるような作品です。

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「東州しゃらくさし」

江戸へ下ると決めた上方の人気戯作者・並木五兵衛。一足先に行って様子を報せてほしい──。頼まれた彦三は、蔦屋重三郎の元に身を寄せる。彦三に自らを描かせた蔦屋は、顔の癖を容赦なくとらえた絵に息を呑む。彦三の絵を大きく仕掛ける肚を決めた蔦屋。一方、彦三からろくな報せのないまま江戸へ向かった五兵衛には、思わぬ挫折が待っていた──。(カバーより)

実在の歌舞伎狂言の立作者、初代 並木五瓶(1747?1808)と、謎の浮世絵師としてあまりにも有名な東洲斎写楽(活躍期:寛政六~七年)を絡ませ、当時の歌舞伎の興行の有り様を生き生きと描いた作品です。

どんな人物が写楽だったのか、という謎をテーマした作品やドラマは何作か読んだり見たりしてます。その中でも本作は無理がないように思いました。
まず、上方歌舞伎の作家、並木五瓶が江戸に下ったのが寛政六年(1793)、というところに目をつけたことのがうまいというか、すごいです。
ですので、当時の風俗描写の巧さも相まって、ある人物が「写楽」になる過程がスムーズに納得できました。ひょっとしたら本当にそういうこともあったかもしれない、と。

役者を含めて、実在の人々が多数登場するので、先月読んだ「悲劇の名門 團十郎十二代」と首っ引きで読みました。
歌舞伎に造詣が深い著者ならではの作品で、読み応えがあり、面白かったです。

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2012年5月18日 (金)

カエルの王女さま 第6回「あなたの嘘が許せない」

公式サイト

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今回は面白かったです。持ち直してくれて、良かったぁ~。

まず開始早々、署名集めのために澪率いるシャンソンズが広場で歌って踊るのが、ミュージカルっぽくって楽しかったです。
青空の下っていうのも開放感がありました。前回の画面が暗かっただけに。

忠子が一生懸命歌って踊る姿が健気。
それとなく仲間になっていて、プラカード持ってうろうろする一希がオカシかったです。

澪の解雇通知を手に入れた玲奈。
でも、誰も言うつもりはなかった。
しかし、義父である市長から、澪追い出し作戦がうまくいないことを責められた上、玲奈との関係まで嗅ぎつけられてしまった哲郎がプレッシャーにあえいでいる姿に同情して、渡してしまったのです。

明くる日。
案の定、哲郎を従えて練習場に意気揚々と乗り込む市長。
哲郎、ダメダメだなぁ。ま、こういう人物がいないとドラマは回りません。

澪はブロードウェイのスターなんかじゃない。
たった一度だけ、怪我をした主役の代役を務めただけ。
その後はオーデションにも落ち続けた。
ニューヨークのエージェントに問い合わせたら、三流だと。
シャンソンズの皆があがめていたスターはまがいもの。
集めた署名も紙くず同然。(概略です。以下同じく)

得意満面で澪の経歴をバラす市長。
ピートが自分のことを三流だと言ったことにショックな澪。

本当にピートがそう言ったかどうかはわかりませんね。
三流で主役の代役が務まるほどブロードウェイは甘くないことを、皆が知らないことをいいことにここぞと「代役」で貶める市長。岸部さんが実に憎々しげでした。

乗せられたメンバーたちは自分たちを騙していたのか、と澪に詰め寄ります。

代役であったこと、もう一度返り咲くためにシャンソンズを利用しようとしてたことを否定しない澪。

「でも、自分の責任は果たしてきた。」

すっからかんになって食べるものにも困っている上に、誇りを汚されてしまったのに、ここで強がちゃうのが澪です。

正直言ってしんどかった。音楽堂がどうなろうが、この市が消えようが知ったこっちゃない。

「そこらで鳴いてるカエルと一緒。どんなに頑張ったってカエルは カエル。」

忠子にひっぱたかれて、退場。
荷物をまとめて町を出て行こうとします・・・徒歩で。(笑)

車で追いかけてきた一希。

ずかずか乗り込んできて、そのままさよならか。
よく俺に逃げるな、なんて言えたな。俺はもう逃げていない。

「どっかのでけぇ女のせいで。」

私は逃げていない、と澪。

たった一回であっても、誇りに思っている。
それも嘘だというんなら、こなところにいる必要はない。

何故そこまでブロードウェイにこだわるのか、と訊ねる一希に、ある人との約束だから。
でもその人はもういない。

再び去っていく澪。

一方、経歴を知っててコーチに雇った森館長に詰め寄る忠子は、逆に、
「大事なことは嘘かどうかじゃない。心を動かされたかどうか。」
と諭されます。

ここへきて、森館長、裏方に留まらず、積極的に動き出しました。

利用しようとした、というのが本心であっても、コーチのおかげで自信とか勇気をもらったはず、と言うまひるの言葉に、自らを省みるメンバーたち。
一希は、澪が嘘を本当してみせる、と言っていたことを伝えました。

確かに澪はコーチという仕事をちゃんと果たしてきた。
個々の触れ合いで、澪の負けず嫌いな性格もわかってきた。メンバーへのきつい言葉は同時に自分自身に向けられていたこと。

そして彼女がショウに賭ける情熱が並々なならぬことも。それは真実。

ここで澪の独唱。斉藤さんの唄です。

学級委員長の忠子も、シャンソンズを裏切ったことを悔いている玲奈も、みんな、澪に戻ってきて欲しいと思うも、どうやったこの気持ちを伝えることができるだろうか。
メンバー全員が考えた方法は。
市役所内にある有線放送局を乗っ取っての、歌を交えての呼びかけでした。

戻ってきた澪に、戦い方を教えてください、と頼む忠子。
「私たちがあなたを雇います。」
きらりん、と澪の目が輝きました。お金、ないもんね(笑)

あんたたちのはったりごとを私が真実にして見せる。

街角で思いっきし清々しい表情で署名を集める澪。
「アンダースタディー」って代役って言う意味なのね。(笑)
どこまでも見栄をはる澪に呆れ顔の一希とまひるたち。
なんか、駄々っ子を見守る感じなのが良かったです。

これで雨降ってなんとやらで、結束が固まるかと思いきや。

忠子が哲郎が玲奈と浮気をしていたことを忠子が知ってしまいました。
さて?

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玲奈が潔くなったおかげでドロドロ感が払拭されました。哲郎の情けなさ度はアップしましたけれども。
その情けない姿も、玲奈の決意のおかげで笑える程度に。小泉さんがはまってました。

忠子にはバレてしまいましたが、たとえ元サヤに戻らなくっても、ドンヨリとした展開にはならないだろうという期待が持てました。

割愛しましたが、アイドルになりたかった玉子の、何とも言えない過去話などを含めて、すっきり見れた今回。
そうそう、忍君はどうやら一希にマジ惚れしている様子です。叶わない思いかも知れない・・・

一番良かったのは歌の使い方です。

冒頭と放送局でのクワイアシーン、そして澪のソロ。
今回のテーマ、「メッセージ」にも、エピソードにもちゃんとはまっていました。
ですので、今回は、いつ練習したんだ、なんていう野暮な突っ込みはやめておきます。
楽しくてじんわりきて。楽曲そのものも良かったですし。

次回、どうなるのかなぁ?
あまり期待すると自分の中で時のダメージが大きいので(汗)、ほどほどに楽しみにしています(^^)

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第1話 第2話 第3話 第4話 第5話

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2012年5月17日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 6話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。ちょっと突っ込み入ってます。
ご注意下さいませ。

瑞希(水川あさみ)と谷口(桐山漣)が出かけたショッピングモールで男性が倒れる騒ぎが起こる。瑞希はすぐに駆けつけて応急処置を行い、男性を救うが、谷口はうろたえておろおろするばかり。その様子を撮影したネット動画が公開されたことから、谷口の失態は広く知れ渡ってしまう。

そんな折、内科病棟の特別清掃が行われることになり、清掃業者が下見にやって来た。そのスタッフの中に、祐太を恨めしげに見つめる倉田誠(浅利陽介)がいた。

そして『紺野祐太先生は人殺し』と大書きされた怪文書が、廊下やトイレ、患者の病室など院内のいたるところにバラ撒かれる事態に。(公式サイトより抜粋)

怪文書を作成したのは谷口でした。
自分は落ちこぼれ医者だと自虐的になった谷口が"りっぱな人"紺野に嫉妬した結果、ほんの出来心でしてしまったこと・・・ほんの出来心で文章書いてレイアウトするんかいっ、と思わず突っ込み。
結局、自分一人で救急処置を成功させたことで立ち直ります。

谷口の挫折と成長を描いたお話でした。
ラスト、初キスが・・・と泣くオチは面白かったです。

でも。
前回の、看護師との溝はどうなったの?
谷口の成長を描くなら、少しは看護師のアシストも描いて欲しかったです。
今後、谷口の看護師に対する態度は変わるかもしれません。その伏線としても。
サブキャラである谷口と看護師たちとの話を本格的に取り上げるお話は、多分ないような気がします。
多分、反省した谷口が勉強会に出るようになる、くらいで終わりなんだろうなぁ。

という感想をまず書いてしまったほど、メインの紺野の過去話より、谷口の迷走の方が印象に残ってしまいました。
どんなに行動がNGであっても、少なくとも谷口の方が医者という職業に向き合っていたからでしょう・・・というか、前回の話を引きずりすぎて見てしまったのかもしれません(汗)

自分の行動が一人の人間を死に追いやってしまった、という自責の念を持ち続け、すずの事故がきっかけとなり、自分を変えようと思って飛び込んだ医者の世界。
でも、結局世界は変わらない・・・

今回、紺野が過去を告白する以外、ほとんど何もしていない気がします。告白事態は重いものなのですが。
過去を知っている青年の前での診察も、撮り方のわざとらしさの方が気になりましたし。

このドラマの企画を聞いた時は、「37歳で医師になった元サラリーマン」がどんな奮闘ぶりをみせてくれるのだろう、と期待したのですが。
回を重ねるごとにそれ以外の要素を混ぜすぎて、主人公が動くシーンや話が少なくなっているような気がします。
その上、沢村の思いを加えてきました・・・

自分的にはコイバナ路線はいらない、と思っていたので、一体どこへ行くんだろう、このドラマと、不安になってしまいました。
ラストに向けて、院長のスィーツ好きが伏線になっているような気がするのですが、どうでしょう。

折り返し地点を過ぎて。
紺野がカミングアウトしたことによって研修医のチームワークもいい方向に向かっていくようですし、「状況が変わらなくても、自分は変われる。」という信念のもと、紺野自身が動く姿をもっと見せてくれることを期待しています。

あ、でもすずのことで色々悩むんだろうなぁ(_ _)
悩む姿を描くのいいのですが、極力「7歳で医師になった元サラリーマン」という設定を生かして欲しいものです。

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2012年5月16日 (水)

リーガル・ハイ  5話

公式サイト

秋クールに「勇者ヨシヒコと魔王の城」第二章の放映決定だそうで\(^O^)/
もちろんスタッフ、キャストはそのまんま。

でもテレ東系だから、BSに落ちてくるのを待たなきゃ。(泣)
見逃し配信してくれないかなぁ・・・

さて、感想です。
今回も面白かったです。

古美門(堺雅人)と黛(新垣結衣)は、収賄罪で実刑2年5カ月の有罪判決を受けた大物政治家・富樫逸雄(江守徹)から、弁護の依頼を受ける。これまで富樫の窮地を何度も救ってきた彼自慢の国内最強弁護士軍団をして、控訴して確実に勝つ自信がないと言った難しい案件だ。(公式サイトより)

古美門曰く。

「私の信条は2つです。私にふさわしい報酬を得ること。引き受けた訴訟は必ず勝つということ。」

つまり、勝てる訴訟しか引き受けない、ということです。

富樫を検察送りにされた背景には、彼の政敵の暗躍はもちろん、慣例を尊ばない彼が権力の座につけば、恐らく既存権益を失うことになる、霞ヶ関のおえらいさんたちがいる。

従って、古美門は富樫の依頼は相当ヤバイと判断、考える時間をください、と返事をします。
富樫も、負け戦をしないことはいいことだ、と大物らしく鷹揚に了承。

ここまでは自分のペース、とほくそえむ古美門でしたが、すぐに富樫から呼び出されて、時間をもらった上に断る、なんてことはないだろうな?と脅かされしまいます。
ヘタすると弁護士生命どころか命のものが危ない・・・

笑ったままビビる古美門。(激爆)
考えるも何も、もう受けるしかなくなってしまって、パニくってます。
ま、このまま終わる古美門ではありませんが。
九ノ一、草のものって。(笑)

九ノ一の黛は富樫家のお手伝いさんに接近。
草のものの蘭丸は沢地に接近。

草のもの、蘭丸はアンジェリーナ姐さんこと沢地女史に一撃の下に倒されちゃいました。小池さん、似合ってる(^^)
でも、それとなくヒントもくれました。ミステリアスな女性です。

そのヒントを生かしたのは九ノ一、黛。偶然ですが。

検察が賄賂の受け取りメモを捏造した経路は2時間サスペンス風でした。でも、春木さんの熱演もあって本当にありそうではありました。

今回の見所は、ドラマの中盤あたりで富樫及び古美門が収賄政治家について語るシーンでしょう。

富樫曰く。

「人を先生と呼ぶ時は、その人に何かしてもらう時である。
教師には教えてもらう、医者には直してもらう、弁護士には助けてもらう。
政治家が先生と呼ばれるのは、稼がせてもらうから。」

身内すら信用しないことに、ますます嫌いになった、と例によって正義感をむき出しにする黛に古美門が語ります。

「金と権力は表裏一体。金を集めるものが力を持つ。なぜなら、人は金のあるところに集まるから。
しかし、この国では金を集めるものは悪とされる。」

ここで街頭インタビューに応える人々の映像。
こういうインタビューを見ているといつも思うのです。
マスコミが意図的にチョイスしてるんじゃないかなって。

「己は金を求めるのに、政治家にはクリーンさを求める愚民たち。
彼らに媚びた政治家がクリーンな政治を標榜し、愚民がまたそれを支持する。
その結果、力のない、何もできない政治家ばかりが増え、力のある政治家は検察によって抹殺される。
そして日本の政治家が駄目だ、と同じ国民が嘆く。」

今まで正義について語ってきたのと同じく、堂々たる理論です。
ここで、賄賂に対する概念がちょっと揺らぎました。
そうそう、江戸時代以前は心づけと称する賄賂が当たり前だったしなぁ、なんてね・・・
なんだかんだと弁護士論法で納得させちゃう古沢さん、そして堺さん、恐るべし。

でも、この件についてはやっぱり詭弁だと思う。
確かに大衆は愚民かもしれないけど。
何が駄目なのかちゃんと考えていないもんね。
政治家には、やはり、圧力に負けない理念を持っていて欲しいです・・・。

あなたとわたしは合わせ鏡だ、と古美門に言われた、検察特捜部のエース・辰巳史郎。
手段を選ばないのは似ているかもしれません。
ただ、辰己は破滅を恐れない。自分の仕事を真っ当するために家族も作らなかった。ちょっと格好良かったです。お友だちにはなりたくないですが。(汗)

結局富樫は控訴せず。
その代わり検察の弱みを握った。このカードで検察をも転がせる。

「私は無敵だ。」

73歳で総理になることを企む、エネルギッシュで面の皮の厚い男、富樫。
お手伝いさんの気持ちは恐らく全く通じていないと思います。

しかし江守さん演じる富樫にちょっと可愛げがあったのと、富樫絡みでコントちっくに締めくくっていたのが救いでした。それが狙いなんでしょうね。やられたって感じです。

その分、政治家の冷酷さや、政治家が力を持つためにはそうならざるおえない政治構造に対するぞっとする恐さはあまり感じませんでしたが。これ以上暗くなってもね・・・前回の日照権をめぐる話の方が救いがなかったように思います。

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今回も、何が正論、ということではなく。
マスコミ報道のあり方なども含めて色々考えさせられました。

次回は古美門の元妻登場?!しかも鈴木京香姉御って!
楽しみすぎる(^^)v

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2012年5月15日 (火)

鍵のかかった部屋  5話「鍵のかかっていない部屋」

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原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

風邪っ引きのため、簡単感想です(汗)

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テニスボールでドアを閉める、というトリックの実現性はさておき。

ピッチングマシーンはどうやって家まで持ってきたんだろう。
持ったことがないので重たさはわかりませんでしたが、一人で持てるほどには軽いんでしょうね。
だとしても、あれをガラガラ学校から持って来るわけにはいかないから車を使ったんでしょう。描かれてはいませんでしたが。
軽くても大きさはそれなりにあるので普通の乗用車じゃ無理そう。←車に痕跡が残ると思う。あ、でも犯人だと思っていないから、調べなかったのね。
あと、あの狭い庭に持ち込むのは苦労しただろうなぁ、ビニールのセッティングなど、思いつきを含めて全部1時間でやりとげたのかぁ・・・などなど、瑣末なところですが(汗)、色々考えちゃいました。

全部思いつきだからこそできた、と思うか、思いつきでできるか、と思うか。微妙だったかも。
機械的トリックの特徴ではあります。

また、榎本の前説によれば、今回は歪んだ心理と歪んだ家がリンクした話、のはずだったのですが、わざわざ前置きするほど飛びぬけて今回の犯人が歪んでいる、とは感じませんでした。(汗)
今までの犯人の方も十分歪んでいたような気がする。

と、トリック、犯人像自体にはちょっと「?」が。そのため、いつもよりは入り込めませんでした。そういうところが気になる性分でもあるので・・・(^^;;

アバン、榎本を迎える芹沢の笑顔がオカシかったです。
そして、芹沢、鴻野、この暑苦しいオッサン二人が榎本を取り合う様子も。(笑)

自分にとって榎本は?
改めて問われると説明のしようがなかった青砥が、ラストに芹沢の、俺たちはチームメイトだ、と言う言葉ににっこり納得するのが可愛かったです。

「チーム榎本」
自己顕示欲及び鴻野への対抗心があるとはいえ、芹沢が榎本をがっつり仲間に入れたのも良かったです。
「チーム芹沢」じゃないところが、芹沢の人の良さが出てるかも(^^)

・・・が。

榎本にはやはり過去があるようです。
そのことを知った鴻野がどう出るか?

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ATARU #05

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昇の通う大学病院で、階段から精神科の植松教授が階段からころげ落ちたあげく死亡する、という事故がおきました。
目撃者は昇。誰かに押されて落ちた、と証言しますが、彼の立ち位置からは押した人物の顔は見えなかった。
しかし昇より上で、もっと現場が見えやすい位置に立っていた、精神科助手の浅尾は、誰も見ていないという。
昇が幻覚を見たのか、それとも浅尾が嘘をついているのか?

事件の内容はだいたいこんな感じ。
途中で捨て山になりそうだったのですが、死亡した教授のカードから教授以外の血が検出されたため、殺人事件の方向で動くことになりました。

容疑者としてはあがったのは、植松教授に論文を否定され、助教授になる道を立たれた講師の桂井、植松教授と何か論争をしていた門倉教授。

しかし桂井は浅尾の恋人、門倉は浅尾が尊敬している恩師。
浅尾は誰を庇おうとして嘘をついているのか?ということが、一番のポイントになっていました。

「真ん中」にこだわるチョコザイによって解けた謎とは。
浅尾が、かつて負った頭蓋骨骨折のために左目で見た風景を認識する神経が損なわれていた、ということでした。
視力そのものではないところがミソです。
見えていないわけでないので自分でも気がつかない。知らないうちに想像で補ったりもしていたらしい。
この伏線はうまく描いていたと思います。

チョコザイが薬物に詳しいのはさすがでした。
しかし、彼にもわからない薬名があった。なぜなら、新薬だったから。
など、犯人が薬品会社の人間であることも、伏線がちゃんと張られてあったので無理がなかったと思います。

また、良心と誇りを持っていたのが教授ではなく、薬品会社の人間だった、というのも、ちょっと帳尻あわせ的ではあったけれども、捻ってました。

ただ、いつもより小ネタが多かったかな。
全く本筋と無関係なネタもあれば、シンクロナイズドスイミング刑事の「人と協調性が全くない。それどころか音楽とも協調できなくなった。」(笑)という意味深なネタまで。
また、思わず笑えたネタもあれば、やりすぎ、と感じたネタもありました。

途中までは、少しうるさいかなぁ、と思ったりもしたのですが。

しかしチョコザイと精神科をからませたためか、予想外に余韻が残りました。

次々と新しい病気が発見される精神科。人の未来は精神医学にかかってる、という信念を持ち、その症状こそが君の能力だ(以上概略です)、と医師になることをあきらめようとした浅尾を引き止めるエンケンさん演じる門倉教授。エンケンさんだからか、説得力を感じました。

あなたの左目になる、と浅尾に寄り添う桂井。
ベタなシーンではありましたが、岡田義徳さんが浅尾を好演されていたため、ほろっとしました。

臼井さんを含め、ゲストのキャスティングが良かったと思います。

「皆さんには未来を助けるとドクターになってほしい」という門倉の信念に共鳴し、精神科医になる決心をした昇。
自殺した母が最後に笑顔を浮かべたことを誰にも言えず、またその笑顔をどう解釈すればいいか、ずっと思い悩んでいたんですね。決心をしたことで、一歩前に進めたようです。

度々病院を抜け出すため、入院をやんわり断られてしまったチョコザイの保護責任者になろうとする舞子。それには第三者の身元引受人が必要。と、なると、沢しかいません。
最初は腰が引けていた沢ですが、事件が解決した後、涙を流すチョコザイを見て、引き受けることにしました。

これでようやく蛯名家に戻ってきたチョコザイ。舞子たちの母のこともインプットしたようです。
自殺前に笑顔を浮かべていた、という昇の話に反応する沢・・・次回は舞子たちのアパートに引っ越してくるようです。それはそれで楽しそう(^^)

今回登場しなかったラリーは、舞子たちとチョコザイが親密になることをどう思っているのでしょうか。気になります。
「うん、うんとうるさい」池田鉄洋さんは今回限りの、あれだけのゲスト?(笑)
沢をじわじわいびり、シンクロ刑事に異常に反応する中津川がじんわりと面白いです。

事件解決のたびに涙を流すチョコザイ。
悲しいから泣いているのでしょうか?・・・わかりません。

エレベーターを開けたときに立っていた浅尾と父の姿をダブらせていたようです。
「バイバイ」・・・
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5話まで見て。

チョコザイのヒントを元に動く舞子や沢たちが漫画チック描かれているのは、このドラマのテイスト。
ガチャガチャした中に、チョコザイ、そしてチョコザイにほだされる沢など、切ないシーンを入れてくる。
だから余計に切ないと感じるか、もっとスタンダードに作ればいいのに、と思うかは、好みでしょうね。
ミステリーの部分は一風変わっていて、面白いと思います。

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2012年5月14日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #35「怪・人・放・送」

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京都のザ・ホールが消滅したことで天高に降り注ぐコズミックエナジーの数値が増大。残りの十二使徒が続々と現れる可能性が出てきた。(公式サイトより)

という危機が訪れようとしている中での、JKメインのお話、前編でした。

じつはネットラジオのカリスマ覆面DJ"ジーン"だったJK。

いつも鈍い弦太朗が、今回は見違えるように鋭かったです。
ただ一人、JKの正体を見抜きました・・・ま、結構あからさまに妨害してましたけどね(汗)

DJジーンは俺の夢の残骸。
親父のようなプロのミュージシャンになるのが夢だった。
いつしか、自分の中に、大スター、ジーンが生まれた。それは自分がなりたい姿。
でも、現実は違った。自分は歌もヘタ、才能もない。
でも、夢が忘れられなくて、DJジーンを始めた。

35話にしていきなり登場した設定でしたが、JKが今まで積み上げてきたキャラに合っていたので、すんなり受け入れられました。
ちょっと屈折している風だったのも、挫折した夢を背負っていたためだったんだな、とか。

ちょっと話が前後しました。

今回のゾディアーツはすでに覚醒していて、十二使徒の中の一人、カプリコーン。
正体は中学校の時にJKとユニットを組んでいた五藤でした。
校長が「ラプラスの瞳」で見抜き、天ノ川高校に引き抜いてきました。
なるほど、フォーゼも35話目。後、2回1話として6~7話くらいしかないですから。便利な能力です。

カプリコーン・ゾディアーツのギターに合わせて歌うJKの歌も最高にうまくなっている。(公式サイトより)

・・・これなら夢を叶えられるかもしれない。
揺らぐJK。

しかし、彼らの演奏は人の精神に何らかの影響を与えるようで、興奮しすぎて怪我をした人も出てしまいました。
ライダー部でも、ユウキと友子と賢吾がトランス状態で「はやぶさ君」。(笑)
賢吾のドラマー姿、スティックの持ち方を含めて、中々様になっていました。

弦太朗に演奏をやめるように言われ、一度は決意したものの、夢を捨てられないJK。
カプリコーンと演奏を始めてしまいます。
止めに行く弦太朗。

しかし、JKはライダー部を辞める、と言い出し、弦太朗の言葉に耳を貸しません。
「大切なのは今じゃない、未来。」
どんなに楽しくても、高校生活なんて人生にしたらほんの一瞬。
友だちだって卒業したら二度度会わない奴ばかり。そんなもののためにチャンスは逃せない、そんなことをしたら、一生負け犬。(概略です)

JKの心がライダー部から離れたため、コズミックステイツに異変が起こります。
コズミックステイツって思った以上にスピリチュアルな装置なんですね。

「親父みたいになりたいのか」(五藤)
「親父のようになりたくない」(JK)
予告でもちらっと映っていましたが、お父さんはどうやら今は活動を停止しているようです。どうする、弦太朗。

JKがメインでしたが、彼と一対一、真っ当に向かい合っているので、弦太朗がちゃんと主役に見えました。

JKの本当の姿にも納得、小ネタもいい塩梅、全体にすっきりしていて面白かったです。
後編にも期待。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第12話  「変装はお好き?」

公式サイト

前回、空のかなたに弾かれてしまったイエローさん。
そのことが悔しくて、猛特訓しています。
意地っ張りでがんばりやさんです。
私生活すべてをゴーバスターズに費やしているんですね。

オペレーターのミホさんは、いつ遊んでいるんだろう、まだ16歳なのに、と、イエローさんにプライベートのないことを気にしています。うん、視聴者としても気になっていたところではあります。

自分全ての時間をヴァグラスを倒すことに費やすことに何の疑問も抱かないイエローさん。
4歳からのエリート教育。学校にも行っていないから、外の世界のことはほとんどしらない、まさしくエネルギー管理局の箱入り娘です。

しかし、イエローさんとそっくりな女優、アンジー・スーが自分の夢の実現のために懸命になっている姿をみて、自分の夢とは何だろう、と考えちゃいました。

ヴァクラスを倒すことが夢?

いいや違う、とレッドさん。
ヴァグラスを倒すことは夢や願いじゃない。
イエローさんも肯きます。
「絶対にやらなきゃいけないことは、夢って言わない。」
全てが終わったら、何か夢をみつけられるといいね、とブルーさん。

そしてアンジーにも、私は夢をもったことがない、ずっとヴァグラスを倒すことを考えてきたから。
でも。それは自分の意思でやっていること。
「ヴァグラスを倒す。あなたや皆の夢を守るためにも。」
これぞ、正義の味方です。格好いい。

親を知らない、エネルギー管理局みんなの愛で育てられた、勝気で真面目な箱入り娘。
これはちょっと萌える要素かもしれません。
エースとエースに化けたコピーゾードの見分けがつかない時に、両方攻撃すればわかる、という雑なところが素敵。(笑)

イエローさんのバックボーンがちゃんと描かれたいいお話でした。
定番の一人二役話に人間に化けることができるメタロイド“コピーロイドを絡ませる手堅いお話でもありました。

前髪切っただけで大分印象が変わるのね。
スタントさんがいるとはいえ、アクションも頑張ってました。
アクションといえば、通りすがりのお姉さんも凄かったです。

で、エスターは、予想通りメガゾード製作に必要なクリスタルを手に入れました。
もう、メガゾードは完成されるもんだと思ってみています。
でも、その先は?
ちょっとドキドキ。

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2012年5月13日 (日)

平清盛 #19「鳥羽院の遺言」

公式サイト

後白河の即位が大きな波紋を起こす中、即位を演出した乳人の信西が台頭。
皆、後白河のことをうつけ者、信西のあやつり人形と思っているから、フィクサー信西に取り入ろうとする人々が群がってきました。
信西は自由に政を動かすために、邪魔者、摂関家・・・特に頼長を追い落とすことを企んでいます。そのためには大乱が必要だと。

一方、異母弟、義賢を息子、悪源太こと義平に命じて殺し、源氏の棟梁の証しである剣、「友切」を奪い取る義朝。
父、為義の嘆きも耳に入りません。
かつては父を守る、と言った義朝が・・・。
長年仕えてきた正清は、変わってしまった義朝について行けず、去っていきました。

片や、乱れた政を正し、宋を手本とした理想の国家の設立を夢見ていた信西。
片や、源氏を強くし、武士の世をつくることを夢見ていた義朝。

二人とも、夢を実現するために突き進む内に、何か大きなものを犠牲にしてきたようです。
いや、犠牲にしなければ夢は実現しないと、覚悟を固めています。

即位式の場に崇徳院が送った歌

「あさぼらけ 長き夜を超へ にほひたて くもゐに見ゆる 敷島の君」

確かにそれぞれの頭文字をとると「あなにくし」になります。
後白河は崇徳院を憎み、鳥羽院はその恨みの深さに恐れおののき、帝をやはり重仁にするとまで取り乱します。
しかし、後白河に「ここは私の世じゃ」と言われ、心労がピークとなり、倒れてしまいます。
この時代の人々にとって「恨み」とは、生命を脅かす恐ろしい存在でした。

清盛は自責の念にかられる鳥羽院が写経した「法華七喩 長者窮子」を院に渡すなど、仲裁に動きますが、頑なになった院の心は動きません。

危篤に陥った鳥羽院に、信西は、戦がおこった時は忠誠を誓うための誓紙を出すよう進言します。

しかし、平氏は父と子の仲を割くような戦いには参加しない、と鳥羽院への誓紙にを出さず、崇徳院と鳥羽院の仲を取り持つと宣言する清盛。

池禅尼は忠正(豊原功補)に、いざというときは亡き忠盛の志を守ってくれと頼んだ。(公式サイトより)

もし、忠盛ならば、誓紙を出さないとしても、それはどちらに与するのも危険だし、意思表明しないことで平氏の力を高く売りつけることもできる、という計算の上だったでしょう。
しかし、清盛は乱をおこしたくない、という志はともかく、その根底にあるのは二人の院に自分と忠盛を重ね合わせているだけ。そんな清盛を池禅尼は不安に感じた、という流れでした。
池禅尼の動きが保元の乱では大きな役割をはたした、という記録(愚管抄)を元に作られた話でしょう。

とはいえ。このドラマは清盛を中々一人立ちさせてくれないですねぇ・・・

結局清盛は、義朝にそれでも武家の棟梁かと、そして信西にそなたが最も守りたいものは何だ、と問いただされ、平氏一門をとりました。
危篤に陥った鳥羽院を見舞いに着た崇徳院の前に立ちはだかります。

「少しばかり遅うございました。私には私の守るべきものがございます。」

これで吹っ切れた?

追い返された崇徳院に近づくのは、頼長・・・

近衛帝を呪詛した、との疑いをかけられて政から遠ざけられた頼長。父からも「やりすぎたのだ」と突き放されます。
オウムが唱えるほど、後白河の悪口を言っていたようですが。だんだんと追い詰められてきました。

後に後白河の寵妃となる平滋子が登場しました。
くせっけのお姫様ね。それだけで個性的です。

(人前で姿や顔を見せることがなかった平安時代の女性は、髪の長く美しいことが美人とされてきた、と知った時、だったら天パの女性はそれだけで誰からも相手にされなかったのかなぁ、と思ったことがありました。)

鳥羽院が崩御して、またパワーバランスが崩れました。
徐々に大乱に向かって動いていく様子が面白かったです。

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2012年5月12日 (土)

2012年4月のまとめ~冬クールドラマの中間報告その1

肩こりがひどいので、イチかバチかで最近近所にできたマッサージ店を試してみました。

・・・はずれ。(_ _)

痛いです、と何ども訴えました。しかし言った当座は弱くしてくれるのですが、すぐ、もとの力に戻ってしまう。
肩こり持ちじゃない人だったんじゃないかな?とも。

やめます、という勇気がなかったので(汗)、最後まで我慢しました・・・ああ、痛かった。

マッサージって当たるも八卦だなぁ、とつくづく思い知らされました。

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さて。

今クール、感想を書き続けているドラマは

月曜9時「鍵のかかった部屋」、火曜9時「リーガル・ハイ」、火曜10時「37歳で医者になった僕~研修医純情物語」、木曜10時「カエルの王女さま」、の5本。

クール外で「仮面ライダーフォーゼ」「特命戦隊ゴーバスターズ」「平清盛」の3本。

※各感想には左のカテゴリーからアクセスできます。

「たぶらかし」は感想はリタイアしちゃいましたが、視聴は続けています。
いい話なのはいいのですが、ストーリーにもう少しスパイスが欲しいというか。谷村さんのなりきりシーンが売りなのに、それが生かされていない話も多いような気がします。
そして段田さんがもったいない。山本さんは多分超・多忙なので、こんなものかな、と。(汗)

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以下、毎回視聴しているけれども、感想を書いていないドラマです。

「コドモ警察」
「勇者ヨシヒコと魔王の城」に続く福田雄一さんの快作になりそうな予感。

最初、何故深夜枠で?と思ったのですが、これくらい徹底したナンセンスをやるには、この時間帯でないと無理なんだろうなぁと、納得。

1話目では子役さんたちの技量にバラツキがあるのが気になったのですが、その後、セリフ分担など、それぞれの技量に応じてうまく割り振られてきたので、安心して笑えるようになりました。

石原さんのボスがそうだったように、デカ長はあまり動きません。鈴木福君の多忙さを逆手にとった配役です。

マイコは別撮りシーンが多いような気がします。
2話の、誘拐されつつもそれなりに楽しんだようだな、とデカ長に突っ込まれるシーンは好き。(笑)

一番チビッコのスマート。擬似家族の武藤夫妻のアホらしい笑いを堪える姿が可愛くって。3話では慣れてきたのか、かなりクールになってました。武藤父の「去り際常にクール」に思わず爆。
スピンオフ「アプリ警察」での可愛さは破壊的です(^^)。

エナメルとブル、年恰好が一番似ているので、最初はあまり区別がつかなかったのですが、エナメルの女好きキャラ、ブルの猪突猛進さを演出ではっきり打ち出してきたので、今はもう大丈夫。
「アプリ警察」で突っ込みをこなしているエナメルは、かなり出来る奴です。
今作が初めてのドラマだというブルも、どんどん成長してます。

イノさんはもう、扇子をあおいでいるだけで存在感があります。(笑)

で、一番お気に入りなのはナベさん。
落ち着いているのに、子供、なのがたまりません。彼が現場をしきると画全体に安心感が漂います。でも「うんちっち」なんだ。(激爆)
新人刑事、国光も、ナベさんとの絡みにノっているみたいです。

その国光。
子役の皆さんに負けていない、勝地涼さんって凄い。
コケたり倒れたりする時に全く躊躇がないのでキレがいいし、子供たちのボケの引き取り方、とぼけた間の取り方が素敵。(^^)

「リーガル・ハイ」と並んで、今期一番のお気に入りドラマです。

「陽だまりの樹」
原作未読です。
実は第1話の録画に失敗してしまい、オンデマウンドで購入しようとしたらアプリが対応してなくて、見れず。(←GW中に解決しましたが)
何かめんどくさくなってきたところ、GW中に再放送していたのを見ました。
後は5話まで一気見しました。

何か決意しても「明日からでいいか」とすぐ誘惑に負けてしまう良庵の成宮寛貴さんと、真面目すぎて融通の利かない熱い男、万二郎の市原隼人さん、この二人の主人公がはまっていて、いいんです。
万二郎を見ていると、思わず拳を握っちゃいます(^^)。

ストーリーが面白いのはもちろんですが、適度なユーモアとシリアスな展開。緩急のつけ方がうまいです。
時代劇と歴史絵巻の差はありますが、色んな括りでがんじがらめになっている大河が可哀想になりました。

「都市伝説の女」
初回、2話と洋人が現場のものを動かすたびに突っ込みすぎて、疲れちまいました。鑑識なのに!

2話の呪いの宝石に絡む殺人事件のラスト、丹内が柴山に、犯人に殺意を目覚めさせたのは呪いのダイヤのためかもしれない、と呟くところは都市伝説っぽかったですが・・・
後は小学生レベルの内容の伝説ばかり。それがこのドラマのテイストなんでしょう。
幼い頃神隠しにあったという月子は能力者なのか、小栗は何者なのか、春樹は実在の人物なのか、といった伏線はありますが、なんだろう、確信犯とは言え、足を武器にする月子が好きになれない(激汗)。
丹内や郷原の使い方がもったいない、と思ったりしながら、まったり見ています。

「三毛猫ホームズの推理」
原作未読です。
マツコとホームズ、似てる~!
・・・というくらいでしょうか。

肝心の推理がゆるゆるすぎて。ま、その分ゆるゆる見ていますが(汗)。
特に第ニ話は見終わった後に疑問噴出。
一番気になったのは涼子の代わりに殺されたいとこ・・・結局誰が殺したの?泉田なのね?でなきゃ、最後父娘の和解もないもんね?人一人殺されているのに、えらくスラっと流したなぁ、と。
で、第三話で前後編に・・・う~ん、ゆるゆるテンポがだらだらに。(大汗)
小説ならいいのだろうけれども、主人公が血を見ると卒倒する、という設定も色んな矛盾を生んでいるような気がします。刑事じゃなきゃいいんですけれどもね。もしくは石津が素早くフォローするとか。
このドラマも脇キャラを生かしていない気がします。

「スープカレー」
大泉さんはずっとあれだけなのでしょうか?アシスタントのわざとらしいボケが微妙に勘に触るんですが。(汗)
一人一人のエピの前に毎回、前回のシーンを流すのはどうなんでしょうか。
同じシーンばかり見ているような気がします。
そうしなければわからないような細切れなストーリーもいかがなものかと。
せっかくなのだから、5人ががっつり絡む話にすれば良かったのに・・・4人、もしくは5人の話がそのうち繋がっていくのかな?
大仕掛があるやなしや。あまり期待しないで見ています。

「RUN60」
3話、第一章分まで見ました。去年公開された映画を再編集したヴァージョンだそうで、こういう映画があったことを知らなかったため、面白かったです。
ヒロインの小林涼子さんは安達祐実さん系の顔立ち。
Wも含めて、桐島連さんが一番格好よく撮られたテレビドラマ(正確には映画ですが)のような気がします。
第2章からはテレビ・オリジナル版だそうです。悪役の和田聰宏さんがいったん退場するのが残念かも・・・視聴続行するかどうかは未定です。

「梅ちゃん先生」
前作が濃すぎたためもあり、また戦争直後などの風俗などが気になったので、3週目あたりまでは見続けるかどうか迷いながら見ていました。
1960年代を背景にしたファンタジー「三丁目の夕陽」と同系統のドラマだと割り切ってからは、青春ホームドラマとして楽しめるようになりました。一代記じゃない、ってことで。

はっきり言ってお話そのものは、伝統的な朝ドラで、可もなく不可もなく。
そこそこ面白いのはキャストの皆さんの力のような気がします。
もしヒロインがコメディエンヌ、掘北さんじゃなく新人だったら・・・想像するのも恐ろしいです(^^;;

最初はガンコ親父の建造が類型的に感じたのですが、そこは高橋克実さん。じわじわ味を出してきました。今はヤミ屋で波に乗っている陽造おじさんが、世の中が落ち着いてきた時にどうなるかが心配です。そして満島真之介さんの山倉がオカシイ。

変に一代記にしないで、最後まで青春ドラマとして貫いて欲しいかも。

「家族のうた」
突っ込みを入れるほど真剣に見ていないため(汗)、お話自体は大きく破綻しているとは思いません。
ただ、主人公のキャラが、テレビ的に好感度低すぎるかな~と。(_ _);;
映画、もしくは深夜枠ならアリだと思いますが、ゴールデンのお茶の間には、この主人公の尖がり具合は受け入れられないんだと思います。
うーん、いっそのこともっと情けないキャラにしてもよかったのでは。
情けなくても可愛げがあるか、もしくはベタでも格好いい主人公。オダギリさんならどちらもOKのはずなのに、と思うと、もったいない気がします。

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2012年5月11日 (金)

カエルの王女さま 第5回「超セクシーダンス戦争」

公式サイト

テレビ局では不本意な放送のされ方だったが、由芽市では評判を呼び、着実に評価を高め、続いて安見学園大の学園祭への出演依頼が飛び込む。急遽盲腸のためメンバーが来られなくなったグループのピンチヒッターということで乗り気のしない澪だったが、学園祭が全国放送されたこともあると聞いて俄然やる気を出す。
度胸もつけたシャンソンズに足りないのは「セクシーさ」ということで澪は今回のテーマは「ダンスナンバー」と発表する。(公式サイトより)

相当突っ込んでいます(汗)。ご注意下さい。
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悪意あるツイッターの書き込みなどの妨害にあって、学園祭の出演を断られたシャンソンズ。
すると市民から慰めやら応援の声がどっさり届いて・・・

って。
新生シャンソンズになってから行なった活動って、町内花見大会とローカルテレビに出演しただけなんですが?

結局セクシーダンスは完成されないまま。
披露したのは、大ラスで踊るようなパフォーマンス・・・このパターンはいつ練習したのでしょうか。
しかも観客がいなくても、イメージしてって・・・う~ん。

最終回あたりで本当に大観客の前で踊るシーンを盛り上げるための伏線なのでしょうが、レッスンしている様子をほとんど描いていないから、全然頑張っているようには見えないのが、何とも残念。

ステージに立つ姿が少なくとも。泥臭いスポ根風になってもいいから、本気でクワイアに取り組み、壁にぶち当たる姿を描いてくれていたら、まだ共感を覚えたかと思います。
初めはそういう王道パターンでそこそこ見せてくれていたのですが、今や刺身のつま程度になってます。

他の部分を回によってどう味付けするかは自由ですが、澪、そしてクワイアが成長していくシーンだけはブレずに描いてくれれば、まだ楽しめるのに。

クワイアを作り上げていく過程が刺身のつまなら、刺身は何?
音楽堂の存亡?合併話?
いやいや、これらの話の中心になくてはならないのが、クワイアなのでは?、と見ながらぐるぐる考えちゃいました。

何度か書いてますが、玲奈と哲郎のドロドロはいるのでしょうか。
セクシーダンスに関わるコミカルなシーンと玲奈の重いシーンが分離してしまってます。
澪の本当の姿が明らかになった時をドラマチックにするために、澪の「代役」と玲奈の「自分は二番手」という思いを重ねたいだけに見えます。

それに、過去に何かあったとしても、今や面と向かってはっきりと、妻の方が大事だ、と言われているのに、その直後に私と奥さんとどっちが大事なの?というセリフを玲奈に言わせるのは、流れ的におかしくないですか?
それとも、それほど玲奈って残念なキャラなのか・・・古典的なイジワルはしてましたけれども・・・なんだろう、このモヤモヤ感。

その他、今までシリアスなテイストで冷えかけていた忠子と哲郎夫妻を描いていたのに、打って変わって、コメディテイストでラブラブモードになるエピなど、持っていき方が唐突過ぎて、お茶を濁された気分になりました。
「大人の関係だろ」って逃げる哲郎って一体どんな男なの?
いきなり甘える忠子も・・・

そしてセクシーダンスの練習でいきなりオネエみたいになる忍。なのに、以前彼を苛めていた工員たちのリアクションなし。粗いです。
テレビに出演した一希を見て、自分も頑張ろう、と酔っ払う社長の存在が救いでした。

それぞれ、そのシーンだけ見れば面白いのに・・・

片瀬さんのダンスは素晴らしかったし、他のキャストの皆さん一人一人の頑張りはよく伝わります。
いつもラストに繰り広げられるショータイム、あそこまで仕上げるのはとっても大変だと思うのです。

・・・何故、その大変さをドラマとして描かないのかな、と。マジになるから?それとも個人差がですぎるから?・・・大人の事情?

無駄な遊びや話でキャストの皆さんの頑張りを潰してしまっているのが、非常に残念です。

次回、澪の経歴がバレるみたいです。
由芽市と安見市の合併、そして音楽堂はどうなるのか。
昔は音楽をやっていたらしい市長がどう変わるかが、ポイントになるかもしれません。

まだ折り返し地点。桜さんは戻ってきてくれるのでしょうか。
途中でレギュラーがどこかへ行っちゃうパターン・・・嫌な予感がしないではないです(^^;;

何とか持ち直してくれることを願っています。

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第1話 第2話 第3話 第4話

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2012年5月10日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 5話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

谷口(桐山漣)が自分と新見(斎藤工)のミスを看護師のせいにしたことから、谷口と直美(真飛聖)の仲は険悪に。直美は、大病院では、医師―看護師の間に目に見えないヒエラルキーが存在する、と祐太(草なぎ剛)に話し、医師への不信感を露わにする。(公式サイトより)

医者と看護師の間には深くて広い河がある。

その河にはまった・・・というより、その河をより深く広く広げてしまった大病院の跡取り息子、谷口。

実社会ではよくあることとは言え、谷口のとった行動は人としてどうよ、と思いました。
そりゃ看護師たちに嫌われますわ。
自分の未熟さを突かれて、八つ当たり気味に師長、直美の娘、葵を邪魔扱いにしてました。
確かに職場に娘を入れるのはちょっと・・・。特に病院だと触ってはいけないものが多そうだし、何が起きるかわからないので危険かもしれません。

一方、看護師がつけていた記録のおかげで患者の疾患を発見できた紺野。
患者のためには医者と看護師の連携が必要不可欠と考え、動きます。
まず、直美に協力してもらって、カンファレンスに看護師も参加できるよう呼びかけますが、院長に即却下されました。
それも、直美がいたたまれないような暴言を吐いて(_ _);;

病院内のことは全くわからないのですが・・・
大学病院もしくは大病院であっても看護師に嫌われたら、医者もやりにくいんでは?

ともかく、看護師がカンファレンスに参加することのメリットを、会社の組織連携に例えて説く紺野に、元会社員らしさを感じました。

仕方がない、と諦めず、状況が変わらなくても、自分は変われる。
だから、まず、自分たちだけでも、勉強会という名目で看護師を交えたカンファレンスを始めよう。

患者の死から立ち直って、紺野らしさが戻ってきたようです。

そんな紺野の思いが次第に周囲の人たちの気持ちを動かしていく様子は、他の医師たちの描き方がひどいこともあって、王道ですが、すっきりしました。これからですね。

特に反抗的でもなく、医師として淡々と真っ当に働いている森下の自然体に癒されました。

論文が雑誌に掲載され得意満面の、院長の腰ぎんちゃく、中島。
自分の言う通りに動かない森下を煙たく思う院長は、彼を森下の対抗馬として準教授に昇格させる算段を立ててます。

一方、すずが倒れて・・・すずの主治医は森下。
中島絡みで嫌なことにならなければいいのですが。

次回、谷口ははまってしまった河から抜け出せるのか?

両親の心配を重く感じるすずの気持ち、直美と葵の葛藤は時間の都合で割愛しますm(_ _)m
直美の別れた夫ってスーパードクターだったのね。看護師でなくても、妻を務めるのは大変そう。
葵役の大出菜々子さん、どこかで見たことがあるとおもったら「おひさま」で両親を空襲で亡くした少女でした。

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2012年5月 9日 (水)

リーガル・ハイ  4話

公式サイト

印象に残ったことを大急ぎでパラパラと書きとめておきます。

日照権を巡る訴訟のお話でした。
住民側の弁護士は、人権派として数々の実績を挙げている大貫。
古美門は訴えられたマンションを建設する会社の弁護士に。

どちらも裁判には持ち込まず、示談で終わらしたい、と言うのが本音です。
大貫の提示した額は一世帯あたり500万。
古美門は5000円。
ここは狐と狸の化かしあいです。

住民の一人、出産間近い久美子と親しくなった黛は大いに不服ですが、服部にだまされたと思って、と言われて古美門についていきます。

まず、自分で人権派弁護士って看板を上げてるのって何か胡散臭いと思いました。
しかもポエム、唱えているし(笑)。

で、助さん格さん再会のシーン(激爆)。サウンドつきでの大サービスです。
この時はスタッフの遊び心であって、お話的にはなくてもいいシーンかな、と思ったのですが。

今回は古美門が全開でした。

「東に日が沈むのは天才バカボンの世界だけです」などなど、とても拾いきれませんでしたが、名言及び迷言の数々を立て板に水のごとくまくし立てる堺さん、素晴らしいです。

蘭丸も活躍していました。新しい住人として住民サイドに動揺を起こします。
大貫も建設会社の新たなマンション計画をネタに脅すなど揺さぶりをかけてきますが、古美門は揺るぎません。
住民一人一人の弱みを握り、悪魔の囁きとともに切り崩していきます。

「他の人は20万円だけど、自分に協力すればあなただけ40万円渡しますよ。いいお小遣いにはなるでしょ?・・・」

古美門のやり方、さらに日照権が争点のはずなのに、町民をまきこんでのマネーゲームになってしまった訴訟のあり方に、どうしても納得できない黛。
お金ではなく、純粋に日照権を守りたいと思っている久美子に、訴訟団から抜けて単独で裁判を起こすことを提案します。

自分の信じる正義のために動こうとしている黛に古美門は、町内にある小さな工務店を見せます。
あの工務店は建設会社の下請けで何とか食っている。もしマンション建設が頓挫したら、あの工務店は潰れるだろう。君の言う「正義」のために。(概略です)
虚をつかれる黛。

「嘘だ」
あの工務店は何の関係もない。しかし、君の見えないところで、今言ったようなことがおきるんだ。

「正義ってなんですか」
セリフの順序は前後しますが、初回と同じ質問を古美門にぶるける黛。
「弁護士にとっての正義とは、クライアントの利益を守ることだ。弁護士は神ではない!」(概略です)

結果は。
全会一致で、古美門の示した金額で手を打つことが決まりました。

悪徳企業をのさばらせるのか、この国の諸悪の根源は政治家とゼネコンだ、とあくまで戦うことを呼びかける大貫。
しかし、町内会の人々は、そんなことをしてなんになる、と醒めた反応です。
「社会正義だ!」と叫ぶ大貫。
「それはあんたの自己満足だろ?」と町内会長。

大貫は本当に儲けを考えないで動く弁護士だったんですね。
誤解していたとあやまる古美門。
だから、水戸黄門のテーマを流したんだな、とここで何となく・・・納得しました。少なくとも人権派を振りかざした悪徳弁護士ではなかったのだから。
どちらともとれる大和田さんの表情が今回の話の鍵の一つだったかもしれない。
憑き物が落ちたように、悄然と雨の中を去っていく後ろ姿が印象的でした。

面白かったし、問題提起も含んでいて考えされられました。

町内会の人々と建設会社の関係は日本の縮図。

今作っているマンションの南側に平気で新たな高層マンション計画を立てるゼネコン。
一つの計画が頓挫すれば、関連する下請けにしわ寄せがいく。
善も悪もひっくるめて、昔ながらの村社会の長の象徴としての町内会長。
わすかなお金で当初の争点を見失ってしまう住民たち。
ここに住んでいる限り、皆の利益に反することはできない、という久美子。
自分の正義を貫くことに拘るあまり、自らを汚すことに疑問を持たなくなってしまった大貫。

そして自分の家の近所に高層マンションが建つと聞いた途端「訴訟だっ」と息巻く古美門もね。(笑)

正義とは。
よく練られたシナリオで見応えがありました。

そんな古美門に晴れやかに宣戦布告する黛。
どうやって黛を倒すのかな?

今後の紆余曲折が楽しみです。

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2012年5月 8日 (火)

鍵のかかった部屋  4話「先入観殺人」

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

公式サイト

原作未読です。

時間がないので簡単感想で。(汗)

取材中なのに、助けを求める青砥の電話に応じて、とるものもとりあえず駆けつける芹沢・・・優しいですやん。
原因がゴキブリだとわかっても怒らず、真剣に退治するなんて、優しいですやん!うらやましいぞ、青砥。(^^;;
芹沢も虫が苦手だからひと事じゃなかった、としても、です。うらやま(以下自粛;;)

今回は芹沢復活で、またテンポが戻ってきました。
前回のようなしっとりした話もいいですが、芹沢が加わるとワンラックアップするような気がします。
青砥とともに蜘蛛にびびるカットには爆笑。

その芹沢、ドラマ開始早々桑島の亡くなった状況に疑問を抱き、「密室殺人だ」と榎本を煽ってました。
榎本を胡散臭そうに邪魔者扱いにしていた初回とは、唐突なくらい変化しています。芹沢パパって感じになってきた?
でもこの方が見やすいので、自分的にはOK。

桑島の知り合いの虫オタク、古溝にいかにもな松尾諭さん、可憐そうだけど実は腹に一物もっていそうな桑島の妻、美香に白石美帆さんと、どちらともいえないキャスティングや、桑島の部屋に裸足で上がるかどうか、など、細かいところも効いていて、面白かったです。・・・推理小説的には密室殺人、というカテゴリーの犯罪なのかどうかはかなり微妙ですが(汗)。

美香の口元がふっと歪んだ瞬間は、それまでのおとぼけがお見事だったので効果的でした。
美香の告白に愕然とする一同。
最初は危なくて変な人だった古溝が、純粋な人に見えました。

事件には直接関係ない部分ですが、芹沢の時には全く気にしていなかったのに、榎本を上げる時には、いいと言うまで入らないで、と必死で部屋を片付ける青砥に思わず共感。
そうそう、ベットメイク(ってほどでもなかったですが;;)も大事です。
蓬が嫌いなのね。

前回に引き続き、恐い女性に出会ってしまった青砥。
自分にもあんな部分があるのかな、と落ち込む青砥に、ありません、と断言する榎本。
青砥に脅かされて、お菓子を口に入れる前の一瞬の躊躇、パクリと食べた後のわずかな微笑みが印象的でした。

多勢に無勢。エサであるコオロギに食われちゃったクモ。
そのシーンは・・・思い浮かべたくない(_ _)

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ATARU #04

公式サイト

舞子たちに連れられて、入院・保護されたチョコザイ。
そこへラリーが現れます。もう少し泳がせるつもりだったのが、チョコザイの方から車に乗り込みました。条件反射?
同じ事を三回言うと、その言葉の意味をインプットするそうです。

ラリーの英語は、ちっちゃい画面(15インチ)で見てたためもあるでしょう、背景が重なって字幕が読みにくかったので、ほとんど推測状態でした(汗)。洋画だとそんなことないんですが。字幕の場所って大事なのがわかりました・・・と、ドラマに関係のない話でした(^^;;

沢、舞子とともに解決した事件ファイルを見ていた時のセリフと併せると、チョコザイ・・・ATARUはラリーの下で犯罪捜査のスペシャリストとして訓練を受けており、日本に帰るまではまだ実践経験がなかった、ということでいいのかな?
日本へ帰したのは、何かのトレーニングのためだったのだが、思ったほどの効果が見られないので引き取りにきた。
ところが「特別な絆がある」、つまり自分の言うことなら受け入れるはずのATARUが、制止を振り切り、自らの意思で事件を解決しに行ってしまった。

この変化に興味を覚えるラリー。
もう少し様子を見よう、ということになったようです。

メインのお話は、激突死した小型飛行機のパイロット、橋田を巡って。事故なのか自殺なのか、それとも殺人なのかを見極めるお話でした。

状況は、限りなく自殺に近い。しかしパイロットの婚約者、理子は自殺なんかじゃない、と訴えます。
しかし、橋田の両親は、息子が婚約したことはおろか、理子の存在すら知らなかった。

理子は果たして本当に婚約者なのか?
警察を信用できない理子の依頼を受けた民間の事故鑑定士、公原。
普通なら依頼者の利益をかんがみて事故を主張すべきところを、限りなく自殺だと断定するのは何故か。

橋田を巡る人間関係は、明かされてしまえば単純なものでしたが、それなりのミスリードにはなっていました。

何より、飛行機事故、という専門的な知識がいる推理は、チョコザイによくあっていたと思います。能力トレーニングをした国がアメリカ(多分)という設定にもあっていたとかと。
飛行機がらみの犯罪なんて、日本ではほとんど起こらないだろうから。

そして、例えチョコザイがヒントを呟いても、理解できる人がいなければ無意味。そこで理子の幼馴染として専門家を配し、また、単なるチョコザイのサポートで終わらせなかったのもいいバランスだったと思います。

・・・実際あのようなことが可能かどうか、ということはさておき、飛行機そのものを道具にした犯罪は珍しかったので、楽しめました。

舞子にまとわりつく松島の使い方も良かったと思います。
今回一番受けたのは「刑事」って、間髪入れずに答えた中津川。あんたも見てるんかいっ(爆)

犯人は、自殺に見せかけることが可能な人間。同じくパイロットの笹井でした。演じておられたのは安藤サクラさん。
最初から怪しくはあったのですが、トリックを考え、実行するだけならまだしも。まさか、最後の最後は暴力でトドメを指すとは。一度は、いやもしかしたら今でも惚れた人なのにねぇ。
でもこの人ならやりかねない、と思わすのはさすがでした。腕力もありそうだし。

ラリーが登場した分、小ネタに割く時間は大分少なくなりました。それはそれで寂しいかもしれない。
場面転換のテンポの良さ、舞子と沢のコンビは安定していました。

今や完全にチョコザイの能力を頼りにしている舞子・・・と沢。

頼りにしているのだけど・・・「私はチョコザイのことを何も知らない」、と呟く舞子。
チョコザイがラリーの制止を振り切って出かけたのは、舞子の姿を見たからなのか、それとも飛行機事故に興味を惹かれたのか。

この二人に通ういあうものは生まれるのか、生まれているのか?といったところも含めて、続く。

なぜチョコザイが花にこだわるのか。花を活けてもらって嬉しそうな表情が、なんだか切なくて気になります。

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2012年5月 7日 (月)

仮面ライダーフォーゼ #34「天・穴・攻・防」

公式サイト

修学旅行篇の後編。

北って、出町柳。確かに近年までは街のはずれだったんだけれども。
何となく貴船か鞍馬をイメージしていたので。「大」の字が必要だったのでしょう。

鴨川の中にあんなのが1000年も立っていた、というのが、またチープな設定で素敵(笑)。
それを言えば映画村の中にあったのもそうなんだけれども(汗)。

実は弦太朗が仮面ライダーだったことを知っていた優希奈。
ゾディアーツの被害者及びその関係者たちの前で結構平気で変身してますもんね。

修学旅行でのストーカー行為は、いつも戦いに明け暮れている弦太朗が可哀想、修学旅行くらいは「戦いをやめて普通の高校生のように楽しもう」という主旨だったそうで。

・・・おせっかいとは、このことですな。
フォーゼになろうがならまいが、ダチのためには体を張る。
弦太朗をいつも見ればわかることなのに、とも。
そんな勘違いな優希奈にも、分け隔てなく優しいユウキに癒されました。

・・・そういや、ごく初期に、実は賢吾はユウキのことが好きなことを匂わすシーンがあったのですが、賢吾病弱設定とともに自然消滅してのでしょうか。

さて。
猫の皮を被ることをやめ、二郎のような犠牲者をださないために、これからは全力でゾディアーツとの戦いに集中すると賢吾に宣言する流星。
でも、部室に残るメンバーには、新たに出会った強力な敵、レオのこと・・・じゃなく、優希奈のことばかり訊ねてます。(爆)
心機一転、いろいろ頑張れ(笑)。

レオ、強いです。
メテオストーム一人では全く歯が立ちません。

我望と会った賢吾。
我望の口から、緑郎、江本教授の3人でコズミックエナジーを研究をしていたこと、自分が父、緑郎を殺したことを聞きます。そして自分が緑郎を殺したようなものだ、と。
驚く賢吾。しかしそれは
「コズミックエナジーの研究を止めていれば、緑郎も事故死せずに済んだはず、という意味。」(公式参照)
映像を最優先で見ていたので、最初、妙に納得している賢吾に、え?と思ってしまいました。
事故死じゃないですもんね。まだまだ騙されている賢吾。

今回、一番印象に残ったのは、ヘタレ度アップの校長です。

北の石碑を何とか破壊したものの、パワーアップしたフォーゼに敗れた校長の不甲斐なさに、我望、ご立腹。
這いつくばってあやまるも、ダークネビュラ行きを宣告されます。

が、あわや、というところでリブラとしての能力、星のさだめが見えるラプラスの瞳を持っていることに目覚めます。我望は射手座だそうで・・・

こうしてダークネビュラ行きを免除された校長。しぶといなぁ。

優希奈の勘違い行動をうまく話しに取り入れ、ほの甘い思い出も作りつつ、修学旅行は無事終了しました。
あ、無事じゃないか・・・結局京都の上にあったザ・ホールは天ノ川学園都市に吸収されてしまったのですから。

次回は登場エピ以来始めてのJKメイン回。
いつもギターを弾いていたのも伏線だったようで、楽しみです。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第11話  「ねらわれたウイークポイント」

公式サイト

ブルーさんの弱点、熱暴走を狙ったエンターさん。
レッドさんの弱点の方が攻めやすいと思うのだけど、まだ気がついていないんでしょうね、きっと。

ゴリサキの体温感知装置は設定が低すぎて戦闘の邪魔になってしまいました。
ブルーさんに怒られる、と落ち込むゴリサキでしたが、大人なブルーさんは責めたりしませんでした。良かれと思ってやってくれたことだから。
でも、そんなブルーさんとの関係を不満に思うゴリサキ。自分とブルーさんの間には垣根がある、と。

ニックとウサダは、レッドさん、イエローさんと好き勝手言い合っているのに・・・彼らは子供の頃から見守っているから、とゴリサキは思っているようですが。

風の洒落連発の扇風機が化けたファンロイドさん。風力のわりに羽が小さいのもご愛嬌。
ゴリサキは体を張ってブルーさんを守ります。

ファンゾードに一蹴されて空のかなたに飛んでいき、きらりん、と消えちゃうRH-01。(笑)
GT-01はエビゾリ?になってCB-01のステップボードになりました。
先週もそうでしたが、毎回合体しないのは好印象です。

一件落着の後。
もっと本音でぶつかり合いたい、といゴリサキの訴えを快く受け入れるブルーさん。
もう、この時点でいつもの大人なブルーさんなんですけれどもね。
だから、ゴリサキの本音というよりほとんど悪態の聞き役になってしまってしまってます。
ゴリサキ、それじゃ単なる駄々っ子だぞ。
他の二組は友だち関係だけど、ブルーさんとゴリサキはご主人様と執事のようなものなのかも。

あ、年寄り臭い、というのが数少ないNGワードなのがブルーさんらしい。(笑)

ということで、ゴーバスターズとそれぞれのバディとの絆を描く第三弾だった今回も、これまでの流れを踏まえた、手堅い作りでした。

どれも完成度の高いお話ばかり。キャストにも不安がないのに、なんだろう、この物足りなさは。
萌える部分がないんだろうなぁ。あくまで好みです、すみません。
ブルーさんがもっと熱暴走してくれたら・・・

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2012年5月 6日 (日)

平清盛 #18「誕生、後白河帝」

公式サイト

病に倒れた近衛帝。万が一のことがあれば誰を帝にすえるか、錯綜する人々の思惑を描いていました。

ちょっとかいつまんで整理すると。

我が子重仁が即位する可能性が高い崇徳院。今度こそ、帝の父としての上皇として政を動かせる、と期待を膨らませ、力を貸すように、と清盛に声をかけますが、清盛は今は鳥羽院に仕える身、と断ります。
崇徳院は激高。かつて騙されて落ち込んでいた時に慰めてくれたではないか、と詰ります。
だから、耐え忍んきたのだと。

平氏も揺れます。
もし重仁親王が帝になれば崇徳院が治天の君となり、鳥羽院は政の中心から遠ざけられるだろう。
このまま鳥羽院べったりでいいのか。
紛糾する中、どちらにもいい顔をすれば良い、と時忠。
清盛はその意見を採り上げた上、鳥羽院と崇徳院の仲を修復させると一族に言い渡し、鳥羽院に崇徳院と和解するよう、進言します。

近衛帝の病は自分が崇徳院を避けてきた報いかもしれない、と怯え、悔いる鳥羽院は清盛の言葉に動かされます。

今までは冷や飯を食わされているもの同士、それなりに暮らしていたのですが、ここにきて浮き足立つ兄、崇徳院が煩わしく、屋敷を抜け出す雅仁親王。

芸事の盛んな青墓の宿を訪れて、乙前なる白拍子が歌う今様に心惹かれます。
「遊びをせんとや 生まれけむ」
清盛の母、舞子が歌っていたのと同じ歌です。

乙前は実在の白拍子。ドラマでは祇園女御に似た人物にしたのかと思ったら、公式で祇園女御その人、という因縁設定にしたことを知りました。

乙前がかつて祖父の愛人だったことを知らぬまま、雅仁親王は誰にも言えなかった鬱屈した思いを打ち明けます。

今や自分だけ誰からの相手にされない存在となってしまった。その思いを声が枯れるほど歌ってはらしてきのだ。

その歌にかける情熱が今に世の中を動かすでしょう、慰める乙前。

その他の人々は。

鳥羽院の側近であり、平氏の庇護者として尽くしてくれた家成が亡くなりました。
病の床で、あえて武士のことを野良犬と言って、清盛を鼓舞する家成。
後を次ぐのは彼の息子、成親と養子の師光、後の西光。曲者登場です。

暴れん坊の八男坊、為朝の所業のために鳥羽院の怒りを買い、検非違使を解官された為義は、いよいよ頼長に密着します。
綱紀粛正に厳しすぎる、と父、忠実からも忠告を受ける頼長ですが、法を厳守することに口出し無用と受け付けません。

突然「鎮西八郎」こと為朝が登場しました。
為義が為朝の所業についてどう思ったのかは一切描かれず。

頼長が「悪左府」と呼ばれた所以である「綱紀粛正に厳しすぎる」という采配も、鬼若と忠実のセリフだけですましちゃいました。ま、あまり期待はしてませんでしたけれども。
多少なりとも学習したので脳内補填しました。

さて、祈祷の甲斐なく、近衛帝は崩御されました。

歯車が動き出します。

妻の喪に服している頼長が欠席した会議で、次の帝を誰にするか議論されます。

帝を継ぐのは崇徳院の皇子、重仁か、もしくは雅仁親王の皇子、守仁か。
うつけ者として名高い雅仁親王を押す者は誰もいません。

重仁親王が帝になれば崇徳院が権力を握ることとなり、人事は刷新される・・・つまり、この会議に出席している者、皆が失脚することになりかねない。
とはいえ、父が帝でないのに息子を帝にするのはいかがなものか、と守仁親王の即位にもクレームをつける信西。魂胆見え見えです。頼長さえいなければ、公卿たちの気持ちを操ることなどたやすいこと。

が、ここで鳥羽院が「崇徳院と和解し、重仁親王を帝につける。」と、思わぬ懺悔と決意を表明して、信西を慌てさせます。

崇徳院が許すわけがない、それどころか鳥羽院サイドと崇徳院サイドで分裂し、大乱がおきる、と必死で押しとどめる信西。そして信西を支持する得子。

そして結果は。

崇徳院に許してもらえる自信がなく、大乱を恐れた鳥羽院の決断によって、重仁親王を外すことに決まりました。
そして守仁親王を帝にするために、まず父である雅仁親王を帝にすることに。
後白河帝の誕生です。
雅仁親王を政治に興味のないうつけ者として御しやすし、と思っている信西の思惑通りに運びました。

決定を聞いて、かつてより、さらに深く絶望する崇徳院・・・
もう、彼の系統に帝がまわってくる可能性はほとんどなくなってしまいました。

崇徳院の父が本当は誰なのかわかりませんが、激情タイプなのは鳥羽院そっくりです。

自分の預かり知らぬ政治力学で、いきなり帝になってしまった後白河。
清盛とはは、同じ歌に心惹かれるもの同士。
二人の長い長い確執が始まりました。

清盛は事実、この時は皇位継承問題との関わりを避け、中立を守っていたようです。

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動きがあったので面白くはありました。
でも、今更ですが、知らない人にはわかりにくいかも。
わかりにくい時代だから仕方がないのですが、描かねばならないことが多すぎての取捨選択が今ひとつというか、ここに至るまでをドラマ的にもう少し整理してもよかったのでは。

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2012年5月 4日 (金)

テルマエ・ロマエ

2012年 日 108分

公式サイト

Photo

原作:ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン)
監督:武内英樹/制作:亀山千広、市川南、寺田篤、浜村弘一/プロデューサー:稲葉直人、菊地美世志、松崎薫/脚本:武藤将吾/音楽:住友紀人
出演:阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、笹野高史、市村正親、キムラ緑子、勝矢、外波山文明、飯沼慧、岩手太郎、木下貴夫、神戸浩、内田春菊、松尾諭、森下能幸、蛭子能収

「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞したヤマザキマリの同名コミックを阿部寛主演で実写映画化。古代ローマ帝国の浴場設計師ルシウスが現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化を学んでいく姿を描くコメディドラマ。(映画.comより)

@TOHOシネマズ

原作は未読ですが、ヤマザキさんの他の作品を愛読しているので観に行きました。
阿部ちゃんのローマ人っぷりも観たかったですし。もう、出オチでもいい、との覚悟とともに(^^;;

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以下、ストーリーに関するネタばれなしの感想です。
覚悟はしていたのに、悲しい性(さが)で思わず突っ込んでしまいました。
多少控えめにはしたつもりですが・・・ご注意くださいm(_ _)m
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お客さんはよく入っていました。
前半は大ウケ。笑い声が絶えませんでした。
長さも1時間半超と、丁度良かったです。

後で知ったのですが、日本の部分のほとんどは映画オリジナルだそうで。
wikiを見たら、ローマ時代の人々の設定も映画用に変更してあるようです。
結末も、現在連載中なのでもちろんオリジナル。
でもヤマザキさんも加わってのオリジナルなので、モメることはないでしょう(大汗)

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前半は面白いんです。
阿部ちゃんのいちいちの「はっ」なんてまさに漫画そのもの。(爆)
上戸さんたち、特に笹野さんがB級っぽいペラさをさすが、巧みに演じてられました。

音楽もペラい。
曲ではなく。
同じ映画館で「のだめカンタービレ」を観たのですが、音圧が違いました。

映像がまたペラい。
チネチッタでロケを敢行して、このペラさ。
B級映画としての節度は保たれていたと思います。


決して皮肉ではありません。
B級にはB級の美学があると思っているので。

戦闘シーンのペラさが他の画と調和していて素敵でした。


ここから突っ込みはいりますm(_ _)m

ヒロインのラテン語習得の速度や「バイリンガル」(←観た人にはわかる^^;;)設定はOKだったのですが、ルシウスに西暦がすんなり通じる設定には、あれぇ?と思ってしまいました。どんなに破天荒なシチュエーションでも、ヤマザキさんはこういうところは大事にしそうなイメージを持っていたので。
でも、日本での温泉地のいかにもな場所のロケのコラボといい、和洋問わずわかりやすさといかがわしさを目指した映画なんだ、と、納得しました。

納得するする一方で、そういったいかがわしさを笑いに変えきれていないようにも感じました。
象徴的なのが歌手のおっちゃんの使い方。すごく中途半端でした。もったいない。

そしてやっぱり、と思ったのは、コメディ映画としてのテンポが後半ダレることです。
団結する平たい顔族たち、彼らの(主役二人ではなく;;)焚き火の前の儚いシーンなど、印象的な映像もありましたけれども・・・

抜群に面白い設定を生かしきれていないというか、持て余したというか、映像としてコメディに仕立てきるエネルギーがつきたのか。

なので、コメディ映画としてはB級には届かないかな、と・・・(汗)。

おまけで配られたヤマザキマリさん作の小冊子「テルマエ・ロマエ 特別編」が面白かったです。
CMで流れるシーンの数々がベストセレクションかも(汗)。
そんでもって温泉に浸かりたくなりました。

そうそう、阿部ちゃんのぶっ飛びぶりはある程度予想の範囲内だったのですが、竹内力さんの異様な存在感は予想外でした。(Vシネはほとんど観ないので;;)

特に「腐ってる」の一回目は不意打ちで、思わず笑っちゃいました。
唯一余念なく笑えたシーンでした。
他にも面白いシーンはあったのですが、CMで見慣れていたので、思わず噴き出す、という感じではなかったんです。

だからこそ、この隠し玉的なギャグをもっと大事に撮って欲しかった・・・粗いわ~っ、と思わず突っ込んでしまいました。
このギャグだけじゃないんですが・・・あああああ、何かともったいない映画でした。

逆に言うと、尖がっていない、ということですので、気軽に楽しめると思います(^^;;

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カエルの王女さま 第4回「オバサン、TVに出る」

公式サイト

ローカルテレビ局から取材の依頼を受けたシャンソンズ。

自分がまひるを鍛え直していく姿を映像化してもらおうと、まひるを中心としたショークワイアの構成を考える。澪が選んだ曲とは山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」などの女の魅力を爆発させる曲の数々。(公式よより)

自分に自身が持てず、センターに立てないどころか、シャンソンズに入っていることすら母親に言えないまひると、かつてセンターから逃げた一希。
そしてセンターに立つことにこだわり続ける澪。彼女にはもう反対してくれる母親はいない。

この3人に的を絞って描かれていて、すっきりしたベタなお話になっていました。
澪の生い立ちが少し明らかになったのも好印象です。
何もかもぶち込んできた先週とはえらい違いです(汗)。

その代わり他のメンバーはモブになっていましたが・・・。

今回、澪の選択に納得できたことも見やすかった一因です。
打算とまひるの成長を思う気持ちがうまく重なっていました。

まひるを、見ている方がじれったくなるほど典型的内向タイプとして描いてきたことが効果的でした。
スターは孤独、自分の限界決めて良いのはチャレンジした人間だけ(概略です)、などなどのスパルタ発言にも納得できました。
忠子が過保護に見えて、ちょっとうざく感じるほど(汗)。

山口百恵さんの歌の歌詞もうまく使われていたように思いました。
単に自分が知っているだけなのでしょうけれども。(汗)
特に「This is my trial」のアカペラは効果的でした。流れはベタベタでしたけれども、そのベタさ加減と歌がよく合っていたと思います。

まひるのお姉さん、美沙子が、妹の歌っている姿を真剣に見ていてくれて良かったです。

安アパートで逡巡する一希。
玉山さんは黄昏ている姿が実によく似合います.

テンポ、編集など、まったり感があって、昭和の香りがしました。最後のショータイムも合わせて懐かしい邦画・・・青春ドラマを見ている感じ。
山口百恵さんの歌がメインだったためでしょう。
演出が歌に合わせた、ということなのかな。分割画面も使わなかったですし。

やはり日本人はステージは別として、映像だと「ミュージカル」より「歌謡ショー」の方が作りやすいのかもしれない。どうなのかなぁ・・・
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入院していた母の前で、絶対スターになる、と言い切った澪。母はもう亡くなったので、今更その言葉を撤回することはできない。

強い人です。
でも実はセンターには一度も立っていないのかもしれない・・・?

市長、高笑いしすぎ。(笑)

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第1話 第2話 第3話

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2012年5月 3日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 4話

公式サイト

先週の感想で、一人一人の患者にのめり込むと体も心も持たないような気がする、と書きましたが、今週は木島のことを引きずる紺野が、再び末期ガンの患者と向き合うことで、自分なりの患者との境界線を見つけるまで。

一歩成長した紺野とともに、そんな紺野の影響で研修医たちが変わっていく様子も具体的に描かれていました。

ちょっと頭がいいから医者になったという下田。羨ましいです(汗)。
下田の「めんどくさい」発言は患者サイドから見たら許せないけれども、そういう時もあるだろうなぁ、と。
特に自分から治療を放棄するような患者に関わっている余裕はないだろうなぁ・・・下田は暇そうでしたが(大汗)。

外科系に比べると時間をかけて治す内科系は確かに地味かも。

下田と香織、切れる沢村の描き方は、ベタと言えばベタですが、全体的に粗かったような気がしました。

最後の最後に香織に声をかけるのが、ほとんど接点がない紺野っていうのは・・・主人公だからだから仕方がないですね。

と、下田関係は突っ込みどころがあったのですが、元大女優、羽山早苗と紺野のやりとりは、江波杏子さんの貫禄もあって、引き込まれました。
タバコもうまく使っていたと思います。
哀れまずに、ただ医者の役を演じて欲しい。死ぬまで、プライドを保てるように。
彼女の死と向き合う姿勢が、紺野の患者との付き合い方の指針のひとつになりました。
最後、お化粧した早苗が美しかったです。

すずの職場に新しい職員として阿部力さんが登場しました。
高校時代の怪我がもとで足を悪くした青年です。(役名、忘れました;;)
あからさまに訳ありげ。

そういえばまだほとんど出番のない谷口。
来週あたりあるようです。

森下先生が決して孤高の天才肌の医師ではないことがわかって、なんだかほっとしました。

「リーガル・ハイ」と同じ曜日なので、感想を書く余裕がなくなるかも・・・(汗)

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リーガル・ハイ  3話

公式サイト

今回、古美門と黛は別々の事件を担当しました。

思いついたことをばらばらと書きます。

古美門は
「汚い野次で球場から強制退去させられたことに怒る望月ミドリ(阿知波悟美)が訴える、球団への賠償請求。」(公式参照)
を引き受けます。

賠償額は何と1500万円。球団側は試合のチケットはちゃんと払い戻しているし、お見舞金も渡しているので、勝ち取るのは相当難しそうな案件です。

球団側の弁護は、三木法律事務所の若手、井手が自ら名乗りを挙げて担当します。
普通なら、球団側が勝って当然の裁判。
しかし、三木も沢地もどうやら井手が勝てるとは思っていない様子。

その予測は大当たり。
恐らく必死で集めた過去の判例を持ち出すも、論点が違う、と古美門に一蹴されてします。

勝負にならない、とはことことですな。

古美門は望月の球団愛を訴えることで裁判長の心を動かし、勝ち取ってしまいました。
望月の球団愛は嘘ではないけれども・・・嘘じゃない、というとことがミソなんだろうなぁ(笑)。
依頼人にとってはこれほど頼りになる弁護士はいないでしょう。

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一方、黛の方は、ストーカー行為で訴えられた青年、榎戸の国選弁護人として法廷に立っていました。
原告側の検察官は「黛が法科大学院時代に教壇に立ったことのある相沢」(公式サイトより)。
かつ、淡い思いを抱いた人。

榎戸と面会するも、ストーカーされたという相手側女性、美由紀の訴えを裏付けるような印象しか持てなかった黛は勝ち目がないと判断して、罪状を認めた上での減刑に持ち込むつもりだったのですが、榎戸が突然法廷で無罪を訴えたため、混乱してしまいます。

榎戸は、黛が自分を信じていないことに不信感を抱いたために、本心を明かさなかったのです。

とはいえ、怒りまじりに自分の行為の正当性を訴える榎戸からは、自分勝手な思い込みしか感じられない・・・どう見ても典型的なストーカーとしか思えません。
でも。
彼の言葉の中に、ふと、かつて自分が相沢に抱いていた憧れと失望をだぶらせる黛。
榎戸の思いが全く一方的なものだったのかどうか、疑問をいだきます。

初めから美由紀は榎戸を疎ましく感じていたのか?

通勤バスについての服部の経験を聞いて、榎戸の証言の裏づけを取り始める黛。
結果、榎戸と美由紀が度々席を同じくして楽しそうに語らう姿、そして榎戸の渡した似顔絵を嬉しそうに受け取っているのと見た、という証言、そして決め手として、美由紀が、気持ちが悪いからすぐ捨てた、と証言した似顔絵を結婚のために引越しする美由紀のアパートから手に入れました。

通勤バスとは。乗車する時間も決まっているし、何故か座る場所も決まっている。そうそう、そういうもんです。
最初から榎戸のことを避けたかったなら、時間をずらすなり、座席を変えるなりするだろうし、ましてや笑顔で似顔絵を受け取ったりしないはず。

その時は美由紀は単純に嬉しかったのでしょう。
婚約者がいたとしても、たとえ結婚していたとしても。異性からの好意は嬉しいもの。
少なくとも笑顔を見せるほどには、榎戸からの好意を嬉しく感じており、話すのも楽しかった。
その、ほのかな好意から出た何気ない笑顔や感謝の言葉。
それが榎戸を暴走させてしまったんですね。恐いです。
法廷で、美由紀が自分が示した好意を全否定するのもわかります。

榎戸の、相手の気持ちを思いやれないほどの過度の思い込みからくる行動は、やはりストーカーそのものとしか思えませんでした。
ですので黛が、美由紀にも非があるとして無罪を勝ち取るのは恐いな、と思いながら見ていました。
もし無罪になったら美由紀や家族たちは恐くて寝れないでしょう。(_ _)

しかし、黛の、自分の思い出を重ね合わせた真摯な弁論が、榎戸の頑なな心を開かせました。
黛・・・新垣さんの弁論には説得力を感じました。

証拠である似顔絵を提出させず、自分の行為をストーカーだったと認める榎戸。

ストーカーが自分の行為をストーカーだと認めることは大きな前進だと思います。
古美門の言うとおり、勝てはしなかったが、負けもしなかった裁判でしたが、美由紀たちにとっても、榎戸自身にとっても良かったです。
特に、もし、似顔絵を持っていたことを夫に知られたら、美由紀の立場が非常にまずくなる、ということに気がついた榎戸の変化が。

黛は無罪よりもっと大きなものを勝ち取る・・・というより、榎戸と分かち合ったように感じました。

黛の、淡くて小さいけれども、針のように記憶に残る苦い初恋は切なかったです。
その切なさ、一途さが、突っ走ってしまった榎戸と重なりました。
一歩間違えば、誰もが榎戸のようになるかもしれない。でも、最後の最後で踏みとどまれた。

榎戸役が永山絢斗さん、というのも大きかったかもしれません。一途ゆえに思い込んでしまう若者の危うさや孤独を感じました。

黛の失恋や、榎戸のストーカーに至る経緯はよくあるパターンなのですが、持って行き方がうまいのでしょう、彼が罪を認めるシーンにはほろっとさせられました。

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コミカルテイストの古美門の裁判と、正反対の黛の裁判。
好きな対象にのめり込む、という共通点はありましたが、それ以上交じり合うことはありませんでした。
ちょっとバラけているた、とも言えるかもしれません。

自分は黛と榎戸の思いがほろ苦い後味として残ったので、どちらかひとつだと軽くなりすぎたり、重くなりすぎただろうな、と好意的に見ました

ありえませんが、もし古美門が榎戸の案件を本気で手がけたら。その方が恐いかも、とも。
このあたり、謎なんですね。楽しみでもあるのですが。

新垣さんメインの回でしたが、古美門が本当に切れ者であること、三木だけでなく法曹界から嫌われていること、そして口では何と言おうが、それとなく黛を気にかけているらしいことも伝わるお話だったと思います。

後、沢地の胡散臭さなど書ききれませんでした。正体がわからない、という意味では蘭丸もと似ているかもしれません。

万能執事、服部さん、ナイス・アシスト(笑)。

メインからサイドへ、そしてメインへ。堺さんの立ち位置の自在さと存在感もを感じました。←贔屓目かもしれませんけど(^^;;

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※役名の誤記を訂正しました。

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2012年5月 2日 (水)

鍵のかかった部屋  3話「盤面が語る密室の謎」

公式サイト

原作:貴志祐介「鍵のかかった部屋」「ガラスのハンマー」「狐火の家」(角川文庫)

原作未読です。

今回の密室は科学トリックではなく、榎本の言うとおり、動機、つまり人の気持ちがトリックでした。
竹脇は密室にしようとしてチェーンをかけたのではなく、将棋盤に残された手を残したかった・・・思わぬ気持ちの動きが単純な殺人を複雑にしてしまう、というトリックの方が科学トリックより現実的な気がするので、しっくりきました。

「トリックは単純な方が面白い」(by 江戸川乱歩)

最初に駒を動かした時点で犯人はわかってしまうのですが、遺体の位置から、密室、そして動機の謎が解明されていく流れが面白かったです。

実際、八百長が可能かどうか、将棋ソフトでプロに勝てるかどうか、将棋のことを全く知らないのでわかりませんでした。どうなんでしょうか。
わかっていたら、来栖が追い詰められるシーンにもっとドキドキできたかもしれないし、来栖が負けを認める決め手となった、毒島竜王の手がどれだけ凄いかがわかればもっと面白かったかも。

上昇志向の強い来栖を演じた相武紗季さん、存在感がありました。
「ブザービート」以降、陰影を持った役が増えてきました。
ひょっとしたらですが、今後大バケするかもしれない。

忍成修吾さんがミスディレクションとして登場(笑)。
こういうキャスティングは大事です。

今回は事件の関係者として警察に目をつけられた芹沢の出番は少なく、榎本と青砥が頑張っていていました。
いつもは動機に興味を示さない榎本が犯人を追い詰めるたため、探偵らしく見え、青砥もワトソン的スタンスをこなしていました。

榎本が美人の来栖に興味を持っている、と思った青砥がからかい気味に「恋人はいるんですか」と聞いた時、どうして女性は恋愛の話をしたがるのか、と聞く榎本に、面白いからですよ、と答える青砥。
このやりとりが、最後の、来栖の本心を知ってがっくりしながらもなお弁護を申し出よう、と呟く青砥にかける榎本の慰めのつもり(だと思う)セリフに繋がっているのも、甘さがほんの少し感じられる端正な探偵モノになっていたと思います。

佐藤さんのもたらすユーモアは足りませんでしたが、これはこれで面白かったです。

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2012年4月30日 (月)

ATARU #03

公式サイト

「うわ ケーキかぁ」

くだらねぇ~(爆)

捨て山だったところから殺人を立証するまでは面白かったです。

チョコザイの能力を知った舞子と沢が彼の言葉を積極的に聞くようになったこともあって、チョコザイのアドバイスで事件が解決する、というパターンが安定したためもあると思います。
チョコザイが気まぐれではなく、事件を解明しようとしていることもわかってきましたし。

でも、今回、犯人像及び被害者像が歪んでいる様があまり描かれてなかったかな・・・

父親殺しを躊躇なく実行する息子。父の愛人を好きになってしまったことを告白する時の、何の逡巡もない表情が、なんらかの精神の欠如を感じさせました。
そして夫の不倫は何とも思わないのに、息子に恋人がてきて自分から離れていくことの方を悲しむ母親。

彼らをそんな風にしてしまったのは被害者なのでしょうか。
どんな父親だったのかな。

このあたりをもう少し描いてくれていたら、捨て山を拾うことで不幸になる人もいる、という沢の言葉、それでも犯人がいるなら捕まえるべき、という舞子の信念がより深く伝わったかな、とは思いました。

と、色々突っ込みましたが、犯罪を立証することがメインの話だとわりきれば、舞子、沢と警視庁捜査一課の連中のやりとりも大分すっきりしてきて楽しめました。
影の薄い玉倉、ユニゾン報告など(笑)。

「掃除する」と舞子にささやくシーンは少しコントぽくって笑っちゃましたが(汗)、一人、独自の風景を見ているチョコザイの姿には、だんだん切なさを感じてきました。

さて、犬飼から再び謎の違法無線の件を相談される沢。
普通なら、忙しい、ということで歯牙にもかけないだろう小さい情報なのですが、「サヴァン」という単語が気になって動き出します。
調子はいいけれども、舞子の暴走をそれとなくサポートしたりと、実は優しくてマメで有能な上司、というのが安心できます。

渥見の協力も得て、チョコザイを追っているのがアメリカ大使館だと判明します。
相手が悪い、と渥見はすっかり逃げ腰に。

沢、渥見、犬飼。三人が集まったのは初めて。濃いメンバーです(笑)。

蛯名家を離れて病院に保護されることになったチョコザイ。その後をつける、ラリー井上。

チョコザイ周辺はあまり複雑にしない方が気楽に見れるのですけど・・・。
チョコザイが事件を解決するヒントを舞子たちに与える、というパターンは続くとは思うのですが、どうなるのでしょうか。

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仮面ライダーフォーゼ #33「古・都・争・乱」

公式サイト

修学旅行ということで、もっとはっちゃけるかと思っったら、重大な事実が明かされた回でした。

まず、レオの人間体がついに登場。わー、横山一敏さんだ。レオのイメージにぴったりです。
校長がちゃんと仕事をするかどうかを監視する役目だそうで、この二人、あからさまに仲が悪そう。
校長の方が弱いだろうなぁ。
分身の術も、レオのパワーには勝てなさそう。

そして我望にスポンサーがいることが判明。Wで登場するも、結局組織の詳細もその目的もはっきりしたことは謎のままに終わった財団Xです。
映画「MOVIE大戦MEGA MAX」ですでに明かされていたそうですが、見ていなかったので驚きました。
フォーゼでも結局謎のまま終わり、塚田さんがプロデュースする仮面ライダーシリーズにはずっと登場しそうな気がします。

さらに賢吾の父親、緑郎が写真で初登場。風間トオルさん。これは写真だけでは終わらなさそう。どうなるのかな?
緑郎の友人で研究仲間の江本教授が、賢吾に重要なことを教えてくれました。

日本には2つ「コズミックエナジーが宇宙から降り注ぐポイント」であるザ・ホールが上空にある場所がある。(公式参照)
一つは天ノ川学園都市。そしてもう一つが京都。
京都の過去の人々は青龍、白虎、玄武、朱雀という4つのパワーポイントを設置し制御してきたんだそうです。

我望が天ノ川学園都市に目をつけたのは、ザ・ホールが上空にあったからなんですね。
修学旅行に、高校としてはベタすぎる京都を選んだのは、パワーポイントを破壊するためでした。
どうやら校長はフォーゼのパワーを利用して破壊を企んだようです。そこにメテオが加わったのはかえって願ったりかなったりだったのでしょう。

ということで、シリーズを貫くテーマを描きつつ。

遊びの部分では弦太朗に恋する、パワフルな優希奈が登場。ちょっとうざかったです。ま、うざくてなんぼのキャラなんですが。
巻き込まれたユウキが可哀想でした。一心太助は似合っていて可愛かったです。
ユウキを初め、今回のコスプレは弦太朗の宮本武蔵、流星の沖田総司、賢吾の鬼平もどきと、皆似合っていました。

弦太朗と優希奈が接近するのをとことん邪魔する流星。
誰よりも先に優希奈の気持ちに気がついたり、邪魔の仕方がどことなく女子っぽかったり。
弦太朗の危機、というせっぱつまった(笑)、モノローグ及び撒菱を巻く真剣な表情が個人的にツボで、爆笑しちゃいました。

ユウキにも何か雰囲気が変わったって言われてましたが、友人のために弦太朗を殺そうとしたことを深く反省し、これからは弦太朗を守るために命を賭けるそうで・・・二郎から弦太朗に対象が移ったのね(爆)。
クールな顔をしていて、実は情熱的な流星。
でも、弦太郎は鈍感というか博愛主義だから、流星の強い思い入れには片思いっぽいニュアンスを感じました。
それともフラグがたった?それだけは止めて欲しい・・・

何はともあれ、ライダー二人、仲良くなって良かったです。

江本教授が山崎一さんだったり、何気に豪華なキャスティングでした。

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特命戦隊ゴーバスターズ 第10話  「戦う理由」

公式サイト

短く感想。

叩いても叩いても現れる大量発生したバグラー。
熱暴走したブルーさんのおかげで一掃できました。
が、エンターの本当の狙いは、手に入れたバスターマシンを完成させるのに必要なレアメタル。

「奪われたのはレアメタルのひとつで、メガゾードの心臓部に使われているデルタニウム39。」(公式参照)

だそうで、メガゾードを使って亜空間に転送するのをゴーバスターズたちに邪魔されないように、レアメタルの入ったボックスをメタウイルスを注入された人間たちに守らせる、という素敵に非情な計画を実行します。

そんな大変な時に、レッドさんがゴーバスターズとして戦うことに大反対しているレッドさんのお姉さん、リカが会いにくるとの知らせが。イラストレーターなのね。

レッドさんが忙しいので、ニックが会いに行きますが。

方向音痴なニックのキャラが生きていました。ハンドル。(笑)

両親を失ったヴァグラスとの戦いに弟が参加するなんて・・・何故家族をバラバラにするの、と説得にきたニックを詰るお姉さん。

レッドさんは、姉を説得するには言葉では無理、行動を見せるのみ、と、目の前で人々を救い、メガゾードを倒します。

戦う理由とは。
家族をバラバラにするのではなく、もう誰もバラバラにしないために戦うのだ、それが13年前に父から託された使命。
彼らを倒すのは、自分しかいない。

レアメタルを奪われても人の命は守れた。

うーん、ヴァグラスがバスターマシンを完成させたらもっと攻撃力が増して被害が広まる・・・とは思いましたが、二者選択なら、人命第一を迷わず選ぶ姿勢は清々しく感じました。

ヴァグラスの攻撃から人々を救うレッドさんたちの姿を見てお姉さんは、納得して帰りました。
弟を奪うもの、として嫌っていたニックを含めた家族の絵を残して。

チーター体のニックの絵、可愛かったです。

今回も乱れず、レッドさんとお姉さん、そしてニックの関係をがっちり描いていました。

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2012年4月29日 (日)

平清盛 #17「平氏の棟梁」

公式サイト

清盛の母の違う子供たちの屈折、時子の明子への遠慮などを絡ませながら、清盛お披露目の歌をクラマックスシーンとして、清盛と、棟梁の妻として一族を束ねることとなった時子の新米っぷりを描いたお話でした。

とは言え、清盛の慣れぬ棟梁ぶりが責められることもなく、まずまずは平穏な平氏たち。
やがて起こる争乱のまでの、つかの間の平和、といったところでしょうか。
忠正の表情が気にはなりますが・・・

清盛の息子たち、そして弟たちの弓矢のシーンはそれぞれの性格が出ていて、わかりやすくて面白かったです。

棟梁としてこなさねばならない仕事の多さに改めて亡き父、忠盛の偉大さを感じる清盛。
時子も、棟梁の家を仕切ることに戸惑います。
食事の用意が足らず、半端な魚の身がならんだ食膳(笑)。
では、宴にて場を盛り上げようとするも、すでに琵琶はやめた、と言って場をしらけさせる時子にああん?!と清盛。
この一連の流れは新しい棟梁夫婦の若々しさが出ていて微笑ましかったです。

家成は忠盛亡き後も、平氏の棟梁として清盛を引き立てることを、池禅尼に約束してくれます。
歌会は、家成が清盛を平氏の棟梁としてお披露目するためにお膳立てしたもの。
しかし、同時に、清盛に平氏の棟梁としての力量があるかどうかを試される場でもあります。
ドラマではほとんど描かれていませんでしたが、忠盛は歌人としても有名だったですからねぇ・・・

お披露目する歌のことで頭がいっぱいになる清盛。

一方、時子の弟、時忠は、時子の長子、清三郎にいらぬことを吹き込みます。

清三郎に、お前は清盛にとっては三男だが、正妻の時子にとっては長男。
正妻の子を清三郎というのは如何にもおかしい。お前の父は先の奥方様にそれは惚れておられたからな、お前よりも重盛、基盛が可愛いのだ。お前もいずれ邪魔になって寺にでもやられよう。そういうお前は文も武もわきまえずともよいのだ。

かつての忠正の姿が重なります。

傷ついた清三郎が反抗的な態度をとってわけを知らぬ清盛を苛立たせ、つい、口をすべらしてしまいます。

「明子ならば、もっとしかとした棟梁の妻となっていたぞ。」

あっちゃ~、です(_ _)

そこへ時忠が登場。
清三郎に言った内容、そして姉上が琵琶をやめた理由を話します。
耳の残る明子の音色をかき消されとうない、と清盛が言ったためだと。
姉のことを思った上だとしても、頑是無い子供に、お前は親に愛されていない、と言うのはいかがなものか。
自分がそのように見られている、という思いが後に禍根を残すのでは?

とは言え、時忠の忠告のおかげで、琵琶のことだけでなく、時子がおおらかに見えるため、ついずけずけと言い過ぎてしまうこと、そんな自分が言ったことが時子を知らず知らずの内に傷つけていたことに気がつく清盛。

結局、清盛が披露したのは

重盛に基盛それに清三郎 清四郎 みなわれらの子なり

歌にもなっておらぬ歌です。
それは清盛自身が重々承知。それでも代作を頼むことなくどうどうと、妻や子、わが一門の者たちを誰よりも大事に思っている意を込めた歌を歌う清盛に、眉を顰めるもの、あっけにとられるもの。

何とも諸刃の剣のごとき男、と得子。
だが、もっとも我らに足りぬものをもっている、とは鳥羽院。
そして雅仁親王は人を食った男、と。

屋敷に帰ると、時子が息子たちにせがまれて琵琶を弾いていました。

実の母亡きあと、今の母上、時子のおかげでずっと健やかに生きてこれた。父といえども母上を傷つけつことは許さない、と父に詰め寄る重盛、基盛。

自分が言わなくても、わかっている息子たち。

清盛は、そなたの音色と明子の音色はまるで違う、いずれも忘れはせぬ、と時子を琵琶の音を所望します。

一家揃って時子の琵琶の音に耳を傾ける清盛たち。

一家一族を大事にしたことで有名な、清盛の人となりを描いたお話でもありました。

対照的なのが源氏でした。
家督争いが勃発します。

義朝は父、為義が長男の自分ではなく、弟の義賢に家督を譲る、と聞いて激高します。
しかし為義は、強くなりすぎて、己が父の誇りを踏みにじってなんの痛みも覚えぬようになった、左様なものに源氏を背負わせるわけにはいかん、と義朝を突き放します。
ならば我が道を行く、と出ていく義朝。
かつては、自分が父を守る、と言っていたのに・・・

そうそう義朝は常盤と結婚しました。
今、自分があるのは常盤のおかげだと、メロメロです。
押しかけ女房とは言え、完全に打ち捨てられた由良御前。
それでも父や常盤を決して悪く言わない、寂しげな母を見つめる頼朝、この時7才

清盛を中心に、自ら政をすることを諦めていない崇徳院と、我関せずの雅仁親王、何か企んでいそうな信西、相変わらず崇徳院を蔑ろにする得子など、宮廷内の人間関係をコンパクトに描いていました。

次週、いよいよ後白河天皇の誕生ですね。
風雲急を告げる展開が始まります。

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2012年4月27日 (金)

カエルの王女さま 第3回「終わらない歌を歌おう」

公式サイト

感想のみ、バラバラっと書きます。
すごく突っ込んでおります。ご注意下さい。

由芽市桜祭りで初めて歌を披露したシャンソンズの様子が地元新聞にも掲載されたことによりシャンソンズの評判が街中でも少しずつ話題になっていく。(公式参照)

ワンマンな澪に反発しつつも、真面目にロックを踊る忠子が可愛かったです。
旦那の哲郎と玲奈、思わせぶりなだけじゃなくて、本当に過去に関係があったみたいです。
2年前っていうと不倫なの?結婚前なの?

市からの補助金を打ち切られて危機に陥る誤解されて鉄工所。
「気が立っている」同僚たちから誤解を受けていじめを受ける忍。いじめられるのは慣れているそうですが、現場に居合わせた澪から負け犬、と詰られます。

元旦那から金をせびられ、DVを受けている南。

澪の感化を受けて東京で就職活動をすることを決意したまひる。
東京で働くお姉さんは、本当にしっかりしたいい人でした。
でも、母親が姉妹を比較するのは良くないです。ドラマが終わるまでには好転するのでしょうけれども。

ついに明かされる謎の男、一希の過去とは。
ビジュアル系ロックバンドでデビュー直前だったのに、カメラの前に立つ恐怖に負けて逃げ出したのヴォーカリスト、ということでした。
哲郎とは高校の同窓生だったんですね。

と、主なメンバーそれぞれの境遇や過去と、シャンソンズを自分のステップボードに利用しようとする澪を描いていました。

でも、詰め込みすぎでは?

忍が次の就職活動をしているのではなく、実は新しい取引先とのコネクションを開拓しようとしていた、というエピと一希の過去話、哲郎と玲奈、そして南まで。
その上、それぞれのエピソードが皆中途半端な気がしました。いくら伏線とは言え、広げすぎているように思いました。

そのため、今回のメインのはずの一希の心境があまり描かれていないのが残念でした。
フォローとしては、まひるの「東京は恐い」というのがありましたが、後は澪が勝手に一希の気持ちを推測して喋りまくっただけ。
この構成は澪にとってもマイナスな気がしました。

一希自身の気持ちは、後のお楽しみ、ということなのかなぁ。
なんだかビジュアル系のファッションの玉山さんを見せたかっただけ・・・出オチになってしまったような気すらしました。
負け犬キャラは似合ってましたが(^^::

そして。
主人公の澪の気持ちも描かれていない。
なので、一希のことと言い、自分のことしか考えていない、ズケズケ文句ばかり言う嫌な女にしか見えませんでした。
南の子守唄にじっと耳を傾けるシーンから、もう少し広がりを見せても良かったように思います。
誰かが歌った後、シーンがすぱっと変わるのはミュージカルによくある手法なのですが・・・その形だけ日本のドラマに取り入れても、視聴者の気持ちがついていけない気がします。

もし、南の子守唄と被せるように澪の、皆に隠している気持ちを歌わせたら。
もっとミュージカルっぽくなっただろうに。
その歌はあくまで澪の心の中の気持ちだから皆には聞こえていない、という設定で。

ラストの、オフ・ブロードウェイっぽいシャンソンズのショークアイアも同じです。

ショーのシーンでシャンソンズが結束するのはお約束なのですが、ドラマとしては結束する理由が描かれていないから、浮いて見えました。
忍は一応気持ちを発散させましたが、グループとしての結束がどうの、というエピには発展しないままでしたし。
その上玲奈がいるのに、とつい思っちゃいました・・・いるのかな、哲郎と南の関係。(汗)

スタッフの皆さんがミュージカルが好きなのはよくわかるのですが、ドラマの部分とうまく融合していないように感じました。
もう少し人間関係を整理して、何とか頑張って欲しいです。

そうそう、今回ゲロゲロジングルが少なかったです。
入れるところがなかった、とも言えるでしょう。

フジオカ・・・できる男です。(笑)

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第1話 第2話

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2012年4月26日 (木)

37歳で医者になった僕~研修医純情物語 3話

公式サイト

原作:川渕圭一「研修医純情物語~先生と呼ばないで」「ふり返るなドクター~研修医純情物語」(幻冬舎文庫)

原作未読です。

指導医の新見は木島に転院を勧め、病気が治る見込みはないと宣告。祐太は新見の無神経さを責めるが、「根拠もないのに『治る』と言う方がよっぽど無責任」と一蹴される。(公式より)

末期の膵がん患者、木島啓一をホスピスに転院させるかどうか。

新見の宣告はドラマとして感じが悪い描き方をしてはいますが、現実にはよくあることです。逆に、無神経さを責めてどうするつもりなのかが、よくわかりませんでした。宣告の言い方が無神経だと思った、というのならわかりますが。この時点ではまだ新薬の情報もなかったわけですから。

で、木島をなんとか助けたい紺野は、沢村のアドバイスを受けて一つの方法を見つけます。それは日本ではまだ未許可の新薬の投与すること。
・・・今回、この「新薬」が微妙だったかも。外科系じゃないからなんでしょうが・・・。

さて、またも指導医・・・上司を飛び越えて突っ走る紺野。会社でもこういう感じだったのでしょうか。
新見は確かに紺野の言うことに全く耳を傾けない人物ですが、もう少し話をすればいいのに。たとえ受け入れられなくても、どうせ紺野は自分の思った方法を貫くだろうし。

新薬を使えば。
腫瘍の縮小に至ったのが10人に7人。死を宣告された人間にとっては驚きの可能性です。
しかし効かなかった場合は、数週間、早くて数日で死に至る。
もし投与しなければ、半年は生きながらえることができる。

決めるのは患者です。
紺野が大丈夫と言ってくれれば使います、という木島の言葉に躊躇する紺野。

一方で、早く元の職場で働き始めたいすず。紺野に、働いても大丈夫だと言って欲しいと頼みます。

そして、沢村の、幼い頃に病死した母の話。
かかりつけの医者は人当たりはよくても腕は悪かった。彼の「大丈夫」で、母のガンの発見が遅れたのだ、と。

この三つの「大丈夫」がリンクするわけですが・・・

まず、すず。
医者でなくても「大丈夫」なんて言えるわけないやん、と思ってしまいました。
恋人である、という甘えがあるからでしょう。
もし「大丈夫」と言って、すずの病気が悪化したら、紺野がつらいことになるのはわかるだろうに。

木島が「大丈夫」と言って欲しい気持ちはわかります。
木島の場合は「大丈夫」と言ってくれる相手が紺野でなくても良かったような気がする。
誰かに、言って欲しかった。そして自分の背中を押して欲しかったのかな、と。
結局、木島は自分で決断をくだしました。
半年か、数週間かの賭け。サイの目を振るのは自分しかいないのだから。

最初は大丈夫って言ってあげれば良かった、という後悔する紺野に、いや、やはり医者としては言ってはいけないこと、と思ったのですが。
木島は診断の大丈夫は期待していなかった。ただ励ましの大丈夫が欲しかったのかな、と思うと、後悔するかな、と思えてもきました。

ここまで一人一人の患者にのめり込むと体も心も持たないような気がします。研修医という経験の浅さもあるのでしょう。
もう少し科学者としてのスタンスを維持した方が良いのでは。それと技術向上とね(汗)。

沢村の「人当たりはいいけれども」という医者の話は、心当たりがありまくりでした。
人当たりがいいから、ヤブってわかっていても転院できなかったり・・・

無愛想でも、病気をちゃんと発見して直してくれる医師の方がいいに決まってます。だから沢村の信念は正しい。
でも、無愛想=感じが悪い、ではありません。中には感じが悪いを通りこして無神経な医者もいますからねぇ。こうなると腕の良し悪し以前の問題だし、治るものも治らない気がする。
ここが難しいところです。

面白いドラマ、というより、身近な例を思い起こさせるドラマです。
だからドラマ内で問題が解決しなくても、あまり気にならないかもしれません。
現実世界では解決することなく終わることの方が多いから。

次回はこちらもあまり仕事をしているようには見えない(汗)、下田にスポットがあたるようです。

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http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/372-718c.html

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