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  • 気になる、もしくは愛すべき作品にはついついツッコミを入れてしまう、ドラマの感想中心のちょっとおっちょこちょいなブログです。

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2017年2月24日 (金)

ミス・シェパードをお手本に:映画 

2015年 イギリス 103分 原題「The Lady in the Van」 

公式サイト

監督:ニコラス・ハイトナー/脚本:アラン・ベネット/製作総指揮:クリスティーン・ランガン、エド・ウェザレッド、チャールズ・ムーア、マイルズ・ケットリー/製作:ケビン・ローダー、ニコラス・ハイトナー、ダミアン・ジョーンズ/撮影:アンドリュー・ダン/美術:ジョン・ベアード/衣装:ナタリー・ウォード/編集:タリク・アンウォー/音楽:ジョージ・フェントン
出演:マギー・スミス、アレックス・ジェニングス、ジム・ブロードベント、フランシス・デ・ラ・トゥーア、ロジャー・アラム

Photo


「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみのイギリスの名女優マギー・スミスが、16年間にわたり主演してきた舞台劇の映画化で、スミス扮する風変わりなホームレスの老女と劇作家の奇妙な絆を描いたドラマ。

 

北ロンドン、カムデンの通りに止まっている黄色いオンボロの車で暮らすミス・シェパード。近所に引っ越してきた劇作家のベネットは、路上駐車をとがめられているミス・シェパードに声をかけ、親切心から自宅の駐車場に招き入れる。それから15年、ミス・シェパードはベネットの家の駐車場に居座り続け、ベネットは、高飛車で突飛な行動をとるミス・シェパードに時折、頭を抱えながらも、なぜかフランス語に堪能で、音楽にも造詣の深い彼女に惹かれていく。

 

脚本を手がけた劇作家アラン・ベネットの実体験に基づく物語で、舞台版に続きスミスがミス・シェパードに扮し、ベネット役をロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなど舞台で活躍するアレックス・ジェニングスが演じている。(映画.comより)

@京都シネマ

マギー・スミスのファンなので観に行きました。
簡単に感想をメモっておきます。

若干ネタばれではありますが・・・上記の粗筋を読むと、作家、ベネットと老女の間にほのぼのとした友情のようなものが芽生える過程を描いた暖かい作品のように思ってしまうのですが、大間違い。

不況下の英国を背景に、ホームレスを巡る英国人たちの懐の深さは描いていましたし、ベネットとミス・シェパードの間に不思議な絆も生まれるのだけれども、ベネットがミス・シェパードの世話をするのはやむを得ないからであり、基本、ベネットは観察しているだけ、できれば極力関わり合いを持ちたくないと思っているのです。(関わりたくない気持ち、よーくわかります。)
つまり、決してほのぼのとはしていない、ベネットの老母のエピと合わせて、年を取ることの残酷さを、ドライでちょっとシュールに描いた映画でした。

シュールだと感じた部分は、ベネットの、作家としての自分と生活者としての自分の、内的葛藤を、二人のベネットを登場させて描いたところ、かつ彼だけ16年間年を取らないところです。
作家の想像力を駆使したラスト近くのシーンもファンタジックというより、シュールでした。
ベネット自身も、描き方は軽かったけれども、実は深刻な悩みを抱えており、この悩みが二人のベネットを生み出した原因であることが明らかになっていきます。

ご近所さんたちの本音と建前や、日本では福祉課に相当するだろう施設の職員たちなど、如何にも英国らしいシニカルでコミカルなタッチで描かれており、微苦笑を誘われました。

でも、あの元警察官はひどい。ミス・シェパードに二択を迫った教会の人は罪深い。
何がひどくて罪深いかは、ネタばれ自粛(^^;;

オリジナルは舞台劇だそうで、モノローグ主体のローテンションな展開の中に、複雑な過去や背景、心理、そして現実と非現実が入り混じる、毒を秘めた映画でした。

あと・・・「お手本に」っていう邦画名はあっていないと思います。
ミス・シェパードって、人生を含めて、ああは絶対なりたくない、と思う人物ですから(汗
パラドックス的に使ったのかもしれませんが、そうだとしても、あんまりピンとはこないタイトルだと思う(大汗

なお、舞台となっているロンドン・カムデン通りは、3年ほど前に歩いたことがあったので、懐かしかったです。

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2017年2月23日 (木)

宇宙戦隊キュウレンジャー 第2話「いくぜっ!怪盗BN団」

公式サイト

残り4人の仲間を探すキュウレンジャー。惑星ジガマに降り立ったラッキーは、ジャークマターを手玉にとるバランスとナーガと出会う。2人はジャークマターだけを相手に盗みをはたらく“怪盗BN団”だという。次の狙いはジャークマターの宇宙船モライマーズから宝石を盗むことだと聞いたラッキーは、運試しで2人と行動をともにすることになるが…!?(公式サイトより)

テレ朝公式、カタカナだらけな気がする(^^;;
舞台が宇宙なので、人命・地名が全部カタカナだからでしょうね。

ということで、仲間探しはとんとんと進み、シルバーさんとゴースドさんが加わりました。
この真逆な二人の出会いエピは今後のお楽しみ。

結果的に新メンバーを探し当てたとは言え、レッドさんの単独行動、そしてそれをあっさり認める他のメンバーたち。
最後の合体時には合流していたけれども、メンバーの人数が多いので、その回の主役以外は登場シーンもわずかな、モブ扱いになるお話が増えるかも?

シルバーさん、感情がないといっても、ラスト近くはすこーし微笑んでいるに見えました。
「無表情」を試行錯誤しているのかな、と推測。難しい役どころです。
もう一人ポイズンキャラが登場するので、クールというより、天然キャラになりそう。
でもって、ナーガ族って全人口が同じ顔なんだ。男も女も大人も子供もあの顔・・・(笑
彼らが感情を捨る切っ掛けとなった争いについては語られるでしょうか。

今回もテンポが良くて楽しめました。
突っ込みどころとしては、エンディング・ソング。だんだん早くなるのがちょっと落ち着かないのと、各メンバーのアップがないのが物足らないです。

次回も何かと盛りだくさんみたいなので、楽しみです。

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2017年2月22日 (水)

カルテット 第6話「何が夫婦を壊したのか?」

公式サイト

ひょんなことから、すずめ(満島ひかり)は幹生(宮藤官九郎)という男性と知り合う。実は幹生は真紀(松たか子)の失踪した夫なのだが、幹生はなぜか諭高(高橋一生)の先輩だと身分を偽る。ある思いから幹生を別荘に招いたすずめは、幹生の靴に防犯用のカラーボールの痕がついていることに気付き…。(公式サイトより)

真紀は鏡子に、幹生はすずめに告白する形で、夫婦の出会いから別れまでを描いていました。
モノローグを多用した場合、一歩間違うと独りよがりな展開になってしまうのだけれども、真紀と幹生のモノローグが対峙し、すれ違いながら実は会話をしているようなセリフと端正な映像。フランス映画のような趣きが感じました。

結婚と同時に妻業に専念するため、バイオリンを辞めてしまった真紀。
幹生が出会った頃に魅かれたミステリアスな雰囲気も消え失せ、今は良妻ではあっても想像力のかけらもない話しか交わせなくなってしまった。
心は離れてしまっても、元カノに逃げることなく、夫の役目を律儀に守った幹生。
仕事の悩みも、ご近所さん及びテレビで流れた話以外の話題をしない妻には打ち明ける気にもならなかった。

結婚前にプレゼントした小説の栞が9ページに挟まれていたことを見て、新婚当時は微笑んでいたのが、その後、何かの折にその本を見かけるたびに険しくなる表情。
ついには鍋敷きにされてしまった時、幹生の鬱憤は破裂してしまったのでした。

一方真紀は、家事に懸命に取り組み、幹生が疲れないように、わざと他愛のない話題しかかった。それが幹生の絶望感を煽っているともわからずに。

幹生さん、しんどかったでしょうね。でも、映画も文学の趣味も全く合わない・・・そういう願望は恋人ならともかく、伴侶には求めない方がいいと思います。←文学は言わずもがな、映画も一人で観るものだと割り切っております。でも幹生は割り切れなかったのね。

真紀さんはすごくミステリアスな人だと思うのだけれども、それは幹生が想像していた雲や霞のような「ミステリアス」ではなかったのでしょう・・・女性からしてみると、家庭の日常を舐めていたようにも感じるのですけれどね。幹生のがっかり感はわかるけれども。

鳥の唐揚げにレモン、は、幹生が思っていたこと。
ちょっとコンビニに、というのは幹生ではなく、真紀が言ったんだ。幹生を逃がすために。
靴下は束縛の象徴なのでしょうか。

二人のモノローグに、ああ、そうだったんだ、とこれまでのストーリーを振り返り、幾度も合点できました。

論高のバイト、アブナイことじゃなかったのね。
論高が包帯で顔のほとんどを隠くされての、幹生との対面には、思わずにやにや。

パートナーに家族を求めていた女と、恋人を求めていた男・・・リアリストとロマンチストのすれ違い。
ラブストーリーの永遠のテーマに、このドラマだからこその味わいを盛り込んだ脚本、演出そして松さんと宮藤さんが素晴らしかったです。

そしてラスト、驚愕の展開へ!
思わず、嘘、とテレビに向かって叫んでしまいました。

鏡子の真紀への誤解が解けたと思ったら、新しい危機が・・・それも今までのような噂の段階ではない!

まさか有朱がキーマンになるとは。ずっと伏線張ってきたんですね~。
宮藤さんが単なるゲストではなかったことにも驚きました。

参りました。まさしくエンターティメントなサスペンス・ドラマです。

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2017年2月21日 (火)

精霊の守り人 シーズン2~悲しき破壊神 第5回「聖なる場所へ」

公式サイト

バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)と同じタル人を伴って都を目指すが、その影響でロタ人への憎しみを口にするアスラに「人を殺したいなんて二度と思わないでくれ」と繰り返し言い聞かせる。吊り橋で武装集団に襲われ、自ら盾となってアスラたちを先に行かせるバルサに、背後からも矢が射られた…!一方、チャグム(板垣瑞生)はタルシュ帝国の属国となったヨゴに連行される。そこはヒュウゴ(鈴木亮平)の故郷でもあった。(公式サイトより)

文庫未収録の「春の光」以外全て概読ですが、細かいところは大分忘れています。

超・簡単感想です。

前回よりさらに大胆にアレンジ、オリジナルな部分が多くなりました。
原作を膨らませている枝葉を思い切って整理し、バルサ・パートでは、バルサのアスラに対する思いと、シスナたちの陰謀によって追い込まれていくアスラに焦点を合わせ、チャグム・パートではサンガルという海洋王国としての有様を少女海賊のセナに集約し、ヒュウゴというキャラクターを際立たせていて、ドラマとしての流れが大分良くなったように思います。
バルサが罠に嵌ったことに気がつく瞬間や、チャグムとセナが泳ぐシーンなど、画として見せようという意気込みが感じられました。

何よりラストに登場したタルシュの王子、ラウルのビジュアルとキャラはインパクトがありましたです。超・二次元~。
ここまで登場したキャラの多くがどこか作りものめいて感じられたのですが、日常を演じても、非日常を演じても抜群の存在感を持っている高良さん、すごいです。
原作よりキャラをカリカチュアして見せた演出も良かったと思います。全体的に作り手側がこのジャンルに慣れてきたように思います。
弱点である想像力を駆使しなければいけないCGのシーンも少なかったし、この流れなら、ファンタジー好き以外の人も楽しめそうな気がしてきました。

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2017年2月20日 (月)

おんな城主 直虎 7話「検地がやってきた」

公式サイト

井伊家存続のため直親(三浦春馬)とのつらい別れを選んだ次郎法師(柴咲コウ)。政次(高橋一生)は今川館に出向き、直親の帰参と家督相続を認めてもらおうとする。これに対して今川義元(春風亭昇太)の出した交換条件は、井伊谷での大規模な「検地」の実施だった。井伊直平(前田吟)は自分の治める川名の隠し里に今川の検地の手が及ぶことを恐れ、怒りをあらわにする。(YAH0O!テレビより)

有名な「太閤検地」以前の検地を描いたのは珍しいです。
男たちによる猛々しい天下盗りではなく、当時の人々の生活を丁寧に描く、というスタンスをより分かりやすく打ち出した回でした。

ただ・・・黒松がどうしてお目こぼししてくれたのか、わからなかった(^^;;
黒松の気持ちなりバックボンーンをストーリーに盛りまなかったのは、スリルを煽る手段だったとは思うのすが、なにかしらのヒントは与えてくれないと、気持ちがついていけませんです(汗
算術が好きで、みそっかすの竹千代にも優しくしてくれて、亡くなった奥さんを大事にしている、というのがヒントなんでしょうけれども、検地というお役目から遠すぎる。

四角四面のお役人ではなく、支配されている人々の気持ち、隠れ里を作らざるおえない井伊家の立場を汲み取れる人だったらしい、と言うのを、キム兄の表情だけで表す、というのは乱暴な気がしました。ま、キム兄の見せ場ではありましたが。
今後黒松が再登場して、心変わりの真意を明かしてくれることはあるのでしょうか・・・

と、色々突っ込みましたが、今回のメインは直親と政次がボタンを掛け違っていく様で、無自覚な直親の態度が政次のコンプレックスをこじらせていくやりとりは、ドラマとして今までで一番面白かったです。

同じ気持ちだろうって思い込んでいないで、大事なことはちゃんと声に出して伝えないと。何も話し合わっていないのに、いきなりおまえに任す、なんてだめですやん。政次にしてみたら試されているような気がするだろうし。小野の生まれである、ということをもっと配慮すべきでしょう。
なお悪いのは、次郎の言葉で心を揺るがしたことです~。

託されてしまった政次が、本当はどうするつもりだったのかは、よくわかりませんでした。
危機一髪の時、隠れ里の資料を取り出したのは、大ごとにはしないつもりだったのか、それは井伊のためなのか、小野のためなのか・・・高橋さんの表情が予測の斜め上に動くので、目が離せませんでした。

ここでもストーリーの流れに若干の穴はありましたが、高橋さん、三浦さんの力で見事に埋めていたと思います。

次郎を訪れる直親に泣き崩れるしの。こちらは妻のやきもちを描いて、型どおりの展開でした。
竹千代改め、元信と結婚させられた瀬名。なんだかんだ言いながらそれなりに楽しい夫婦になりそうで、楽しみです。
それにしても10代を演じて違和感のない阿部さん、恐るべし(^^

次郎の読経が響き渡る隠れ里、綺麗でした。

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2017年2月18日 (土)

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち:映画

2016年 アメリカ 127分 原題「Miss Peregrine's Home for Peculiar Children」

公式サイト

原作:「ハヤブサが守る家」:ランサム・リグズ/訳:金原瑞人、大谷真弓(潮文庫)
監督:ティム・バートン/脚本:ジェーン・ゴールドマン/製作:ピーター・チャーニン、ジェンノ・トッピング/製作総指揮:デレク・フライ、カッテルリ・フラウエンフェルダー。ナイジェル・ゴステロウ。イバナ・ロンバルディ/撮影:ブリュノ・デルボネル/美術:ギャビン・ボケット/衣装:コリーン・アトウッド/編集:クリス・レベンゾン/音楽:マイク・ハイアム、マシュー・マージソン
出演:エバ・グリーン、エイサ・バターフィールド、サミュエル・L・ジャクソン、ルパート・エベレット、アリソン・ジャネイ、クリス・オダウド、テレンス・スタンプ、エラ・パーネル、フィンレイ・マクミラン、ローレン・マクロスティ、ヘイデン・キーラー=ストーン、ジョージア・ペンバートン、マイロ・パーカー、ラフィエラ・チャップマン、ピクシー・デイビス、ジョゼフ・オッドウェル、トーマス・オッドウェル、キャメロン・キング、ジュディ・デンチ、キム・ディケンズ

Photo


「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が、ランサム・リグズによる全米ベストセラー小説「ハヤブサが守る家」を映画化し、人とは異なる奇妙な能力を持った子どもたちが織りなす物語を描いたミステリアスファンタジー。
周囲になじめない孤独な少年ジェイクは、唯一の理解者だった祖父の遺言に従い、森の奥にある古めかしい屋敷を見つける。そこには、美しくも厳格な女性ミス・ペレグリンの保護のもと、空中浮遊能力を持つ少女や透明人間の男の子、常に無口な双子といった、奇妙な子どもたちが暮らしていた。
主人公ジェイク役は「ヒューゴの不思議な発明」で知られるエイサ・バターフィールド、ミス・ペレグリン役は「007 カジノ・ロワイヤル」「ダーク・シャドウ」のエバ・グリーンが務めている。(映画.comより)

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@TOHOシネマズ

ネタばれ含む、簡単感想です。

原作未読です。
ですので、あくまで映画を見た限りですが、タイトルはフェイク、主人公は少年ジェイクで、ミス・ペレグリンの存在感が思ったより薄かったです。
ま、それはそれとして。
途中まで、フロリダの、シザーハンズの住宅地のような明るい色調と英国南西部のスリーピー・ホロウのような暗い色調をダーク・ファンタジー系のねじれた時空間で纏め上げ、不穏な雰囲気を漂わしていたのは、さすがはティム・バートンと思いましたが、後半、ディズニー・テーストになってしまったのには、ちょっとがっかりしました。
でも、この部分がなかったら、暗い暗い映画になったでしょう。

時空の流れを漂う子供たちの運命・・・なぜ、そんな運命に陥ったのか、そしてその運命をあどけなく受け入れている彼らに物悲しさを感じました。

amazonに投稿された原作の書評で、子供たちが隠れ住む村がホロガーストというのはホロコーストの投影だったり、ジェイクの祖父がポーランド系ユダヤ人だった、などの物語の背景を知り、さらに切なくなりました。
原作はもっとコクがあって面白そうです。

明るさの中に漂う異形の者たちの切なさを描いて、久しぶりにバートンらしい作品だったと思います。

あと、びっくりしたことが・・・ネタばれになるけれども、本筋には無関係なので。
あの人があっという間に食べられちゃったこと(汗
それからルパート・エベレット・・・コリン、ヒューの三人の中では、やっぱり一番老けて見える~(_ _);;

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2017年2月17日 (金)

カルテット 第5話「第2章開幕!?女の戦い、涙、告白・・・夫失踪の真相!!」

公式サイト

東京のマンションで再会した真紀(松たか子)と鏡子(もたいまさこ)。「息子は死んだ気がする」という鏡子に、真紀は予想外の言葉を……。
そんな中、真紀らカルテットのもとに音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)が現れ、クラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。真紀は、そんな舞台には立てないと拒否するが、すずめ(満島ひかり)と諭高(高橋一生)に諭され、恐々としながらも承諾。司(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくはひとりひとりの夢は捨てて、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案する。(公式サイトより)

すっかり出遅れてしまったので、いつにも増して簡単に書きます。

真紀は夫、幹生が自分から逃げたと、確信していた。なぜなら、母、鏡子から逃げた時の状況と同じだから。
母一人、子一人。息子を猫可愛がりする暑苦しい鏡子が目に浮かびました。

夫が母の元から逃げ出したがっていたことを、そういう人間であることを、鏡子に伝えられない真紀。可哀想だから。
一方鏡子は、真紀が何ごとかを隠していることを察して追求しているわけで。

真紀が幹生を殺していないことを確信し、鏡子に真紀の情報を流すのを断ろうとしたすずめでしたが、逆に首を言い渡されてしまいます。
鏡子が雇った新たなスパイは有朱・・・

ずかずかと人の心に踏み込んでくる有朱が怖ければ怖いほど面白くなるシーン、吉岡さんのサイコパスっぽい熱演で、真紀、すずめ、有朱の三人のシーンはスリリングで見応えがありました。

有朱はいったいどんな闇を抱えているのでしょうか。
真紀を追い詰めながらも、自分を追い詰めているようにも見えました。本当は人の善性を信じたいんじゃないのかな。

コンサートの話は思ったとおり、司の弟のコネありきの話で、プロの厳しさを思い知らされるというありがちな展開でしたが、ありがちだからこそ、見せ方、作り方の個性が際立つエピソードになっていたと思います。

一流、二流、三流そして四流。
カルテットのメンバーたちを、夢を捨てきれない人たちと切って捨てる圭、三流であることを自覚しているプロデューサー。彼はコスプレ企画が安易なことは百も承知なんだろうなあ。
仕事なんですよっと叱るピアニスト志望のADも印象的でした。人として、ちゃんとしてればしてるほど、このドラマの中では浮いて見えるのね。

論高が秘かにコスプレに乗り気そうだったのが、可笑しかったです。

で、ラスト、そうかあ、宮藤さんかあ。
ぴったりすぎて・・・(笑

高橋さん、「我輩は主婦である」(2006)で宮藤さんの分身として登場し、そっくり、と評判になったっけ。
このドラマでの二人の関係は・・・?!

今回も面白かったです。
次回が楽しみ!

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2017年2月16日 (木)

精霊の守り人 シーズン2~悲しき破壊神 第4回「笑う魔物」

公式サイト

バルサ(綾瀬はるか)はシハナ(真木よう子)から届いた脅迫状に従い再びロタ王国を目指す。途中の野営地で狼の群れに襲われるがアスラ(鈴木梨央)が一瞬で狼たちを殺してしまう。高笑いするアスラは禍々しいものに支配されていた…。一方、サンガルにとらわれたチャグム(板垣瑞生)は牢から脱走するが舟を漕ぎ出すときに敵の銛(もり)を受け重傷を負う。それでも沖を目指すがヒュウゴ(鈴木亮平)の海賊船が現れ行く手を阻む!(公式サイトより)

文庫未収録の「春の光」以外全て概読ですが、細かいところは大分忘れています。

超・簡単感想です。

原作を大分アレンジしてありましたが、いい感じに編集してあったと思います。
チャグムの脱出、オオカミの群れのくだりにはスリルを感じましたし、画に動きがあっただけでなく、それぞれにチャグムとバルサの思いが伴っていて、今までで一番面白かったです。

マーサ役の渡辺さんのセリフ回しが舞台っぽいのは、シーズン1で平さん、藤原さんたちが作りあげた世界観とすり合わせたからでしょう。
ファンタジーという日常と真反対な世界の住人を、舞台でもなく、映画でもなく、テレビで演じるのは、難しそうです。

その中で、ディーンさんが、とても自然、血の通ったキャラに見えました。
日常を描いたドラマではヘタすると浮いてしまう彼のインターナショナルな雰囲気が、ファンタジー世界にはまっていたと思います。

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2017年2月15日 (水)

宇宙戦隊キュウレンジャー 第1話「宇宙一のスーパースター」

公式サイト

はるかかなたの未来。銀河は宇宙幕府ジャークマターによって支配されていた。惑星クロトスでは、3人の戦士ハミィ、チャンプ、スパーダがジャークマターと戦っていた。彼らはキュータマに選ばれた9人の救世主・宇宙戦隊キュウレンジャー。しかしまだ3人しか集まっていなかった。そこにラッキーと名乗る青年の操縦するマシンが墜落してくる…!?(公式サイトより)

さすがパイロット版、お金がかかってます。アクションシーンも展開もスピード感たっぷり。
地球外がメイン舞台になるのは久しぶり、前作がトラディショナルな戦隊だったこともあり、画に開放感を感じました。双方心置きなく暴れられるだろうし。

どことなくチープな(汗)一般人も異形の人々、というのに、前作のラストとの繋がりを感じました。
背景とかキュータマコクピットとか、最後までこのクオリティーを保って欲しいです。

レッドさんはまた、チーム一のオバカ・・・いや、元気キャラに。
開始前は後のメンバーは戦隊初の9人、キャラ分けのヴァリエーションが多くてごちゃごちゃするんじゃないかな、とちょっと不安だったのですが、手堅く勢いよく描き分けてくれそう。
まあ、9人とは言え、人間体は基本形の5人ですし。
しかし人間外のキャストの豪華なこと。ゴーカイイエローも、お帰りなさい~

代々、ブルーさんのファンになることが多いのですが、今回のブルーさんは人間体ではない・・・でも、つぶらな瞳とキレッキレのアクションで、すでにファンになりつつあります(^^);;
手の特殊メイクがちょっと雑な気がしましたが、こういうのも戦隊ならではなのかも。

元気なシリーズになるのかな?
まずは掴みはOKだったと思います。

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2017年2月14日 (火)

おんな城主 直虎 6話「初恋の別れ道」

公式サイト

井伊谷への帰還を果たした亀之丞は、元服して井伊直親(三浦春馬)と名を改める。直親は次郎法師(柴咲コウ)を還俗させて、自分の妻に迎えたいと願い出るが、政次(高橋一生)はまず今川家に直親の帰還を許してもらうことが先決だとしてこれに反対する。実は次郎法師の出家は、今川による井伊の本領安堵の条件になっていたのだ。それでも夫婦になることを諦めきれない直親は次郎法師にある提案を持ちかける。(YAH0O!テレビより)

遅れていた元服を済ましたあと、次郎を還俗させて嫁にしたいと願い出る直親。

予想はいていたものの、即答できない直盛。
主の心中を慮ったか、今川家に、直親の帰参及び井伊家の跡継ぎであること、次郎の還俗を願い出ること、この両方を一度はに願い出るのは、無理がある、と家臣から説明がありました。
直平おおじじだけは、大国、今川はこんな小国のゴタゴタのことなどは忘れておる、と楽観的ですが、今川義元がそんな甘い人間ではないらしい。当然ですが(苦笑

ギブアンドテイク。何か願い事を聞いてもらうには、必ず見返りを求めてくる。その見返りとは。

着々と力を増しつつある今川は隣国三河を侵略しようとしており、そのための兵力を貸すことだろう、とは、井伊と同じく今川詣での小国の使者よりの情報でした。

ともかく願い事が多ければ多い分、見返りも大きくなることを覚悟しなければならない。
ましてや出家することで井伊家の本領安堵を認めた次郎の還俗は、例え認めてもらえたとしても、かなり大きな見返りを求められるだろう。
ということで、次郎の還俗願いは今回は見送ることに決まりました。

予想外にあっさりと方針を受け入れる直親でしたが、それは表面上。
次郎に、次郎は死んだことにし、別人となって自分と一緒になる、という策を告げるのでした。
次郎一人が井伊の犠牲になっていることに義憤を感じてもいます。
子供が生まれれば、その子を井伊の跡継ぎにする。何年かのちには、次郎・・・おとわを名乗ることもできるはず。
狂言を打った後は、直平おおじじの元に身を寄せればいい。もう、手は打っている。

死んだことになってしまえば両親にも会えないのか、と尋ねる次郎に、秘密は知る者が少なければ少ないほどよい、と直親。
自分も秘密に守られて生きてきましたからねえ。
でも、直平おおじじって、一番口が軽そうなんですけれども(^^;;

それに秘密の女って、ようは愛人、側女ですらないわけで、誇り高い井伊の頭領娘にそれを求める直親、気持ちはわかるけれども・・・まだハイティーンだものね。

一方次郎も、直親を慕う気持ちに流されて、狂言用の遺書をしたためますが・・・

自分はカビた饅頭になる。

自分たちが結ばれたなら、何かが起こった時には共倒れになり、井伊家は滅亡する。
何かが起これば・・・それって自分が斃れた時のことか、と思わず問う直親に。

もし、何も起きなければ、自分はカビてしまう、それでいい、と次郎。

捨て駒であっても、犠牲であっても、次郎とは井伊家の頭領の名。ならば井伊を守るために、その名を捨てるわけにはいかない。

きっぱりと決意した次郎に、直親も煩悩を捨てる決意をしたのでした。
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次郎の両親も、次郎一人が井伊家の犠牲になっていることに心痛めていました。

門閥の生まれであれば、家を守るためには人質、婚姻などの手段でもって、駒のように扱われるのが常識だった時代ですが、文書などでは残っていなくても、このような人間臭いやりとりがあったかもしれません。

次郎への思いを振り切った直親、奥山の娘を娶ることを爽やかに受け入れました。
この割り切り方が、戦国らしかったです。

直親が失恋したばかりだというに、すばやくちゃっかり娘を売り込みむ奥山を無神経だと憤る政次に、直親、ずけっと、次郎のことが好きなのだろう、と言っちゃいました。
本心を、秘めていた思いを言い当てられて微妙な政次。あんまりいい気分じゃないでしょうね。
もちろん次郎を完全に諦めた直親に嫉妬心があるわけはないのですが、その天然さが妙に気に障るってところでしょうか。

帰参して早々、生まれながらの殿様、と人望を集める直親を、苦労して育ったのだから裏も持っているはずだ、聖人君主はずがない、と斜めに予想していたのが外れてしまった政次。
だんだん、表情が亡父、政直に似てきました(_ _);;

雀を飼いならしてしまった竹千代にびっくりな瀬名のエピには和みました。
この分だと、嫌々嫁ぐ、という流れにはならないかも?
でもその方が後々辛くなるだろうなあ。
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次郎と直親が何故結ばれなかったかを、ゆっくりと描いていました。
これで一区切りついた感じ。

ここまでの6話、おとわ=次郎が井伊家のために犠牲になった経緯と、そのことを両親をはじめとする井伊家の人々が、当然だとは思わず、人間らしく受け止めることで、おんな城主誕生の地固めでした。
人望がなかったり、無能な城主だと、たちまち反旗を翻されてしまう時代ですから、基礎工事はしっかりやっておかないと。

オリジナルな世界を描いて、多少の無理はあっても大きく綻びはしなかったけれども・・・この枠で恋愛モノを見たいとは思っていない自分にとっては、凄く面白い、とは思えない、ワクワクしないままなんです。
この先ドラマの世界が広がったら、史劇らしくなるのでしょうか・・・

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2017年2月10日 (金)

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ:映画 

2015年 アメリカ 99分 原題「Maggie's Plan」

公式サイト

監督・脚本:レベッカ・ミラー/製作:レイチェル・ホロビッツ、レベッカ・ミラー/撮影:サム・レビ/編集:サビーヌ・ホフマン/音楽:アダム・ホロビッツ
出演:グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーア、ビル・ヘイダー、マーヤ・ルドルフ、トラビス・フィメルガイ、ウォーレス・ショーン

Photo

ニューヨークで暮らす男女の奇妙な三角関係を、「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグ、「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホーク、「アリスのままで」のジュリアン・ムーア共演で軽やかに描いたハートフルコメディ。

ニューヨークの大学で働くマギーは、妻子持ちの文化人類学者ジョンと恋に落ちる。仕事ひとすじで家庭を顧みない妻ジョーゼットに愛想を尽かしたジョンは離婚を決意し、マギーと再婚。数年後、ジョンとマギーは子どもにも恵まれ幸せな毎日を送っているかに見えたが、小説家になるため仕事を辞めたジョンとの生活にマギーは不安を感じていた。そんな中、多忙なジョーゼットの子どもたちの世話をするうちに、ジョーゼットとも親しくなったマギーは、ジョンはジョーゼットと一緒にいた方が幸せになれると気づき、夫を前妻に返すという突拍子もない計画を思いつく。

監督は「50歳の恋愛白書」のレベッカ・ミラー。(映画.comより)
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@MOVIX

ネタばれ含む、簡単感想です。
割と評判が良かったのと、時間が合ったので観にいきました。最近、観たくても時間が合わない作品が多いんです。
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夫、妻、愛人。自分に正直かつ自分勝手な人たちの恋愛模様。
不倫の三角関係を描いてドロドロにならなかったのは、主人公のマギーが、育った環境もあって、男性及び結婚に幻想を抱いていないからでしょう。

価値観を共有できると感じた男性と不倫と知りつつうっかり恋に落ちてしまい、その上結婚してしまったマギー。しかし3年あまりが経って、妻を家政婦扱いし、女性、いや人間扱いしなくなってしまった夫に幻滅してしまう。

ま、ここまではよくある話、ここから先の展開が本作品の本題でして、シングルマザーの方が楽だと気がついたマギーが、所有欲と愛情を履き違えることなく,、わりとすぱっと元嫁に夫を返そうと企む、という流れで、ちょっとオカシしい感じになりました。

この元嫁、クールな大学教授、ジョーゼットをジュリアン・ムーアが演じており、さすが貫禄たっぷりです。マギーなんて小娘です~(^^;;
でも、そんな女丈夫ですら、たらしてしまう男、ジョン。

そんなに格好良くないのがリアルでした。
まあ、所謂"チョイ悪"で、ヒモ体質っていう、傍から見たらどうしようもないダメ男なんですけれども、母性本能をくすぐるタイプなんでしょう、これがモテるのです。
口説き文句が女たらしの典型的パターンなんだけれども、これにみんな引っ掛かっちゃう。
でもジョンに悪気はなく、開き直っている自覚もないのです。ただただ自分に正直なだけ。
まあ、こんな男をパートーナーにはしたくないです~(苦笑

マギーが体外受精を自分でやってのけるシーンは、本当にこんなことで妊娠できるのかどうか疑問に思いましたが、その他はマギーのさっぱりしたキャラや三人の感情の流れなど、至極ナチュラルに撮っているのと、マギーの友人たちを含め悪人が全く登場しないためでしょう、好感は持てました。

でも、何か今ひとつ捻り足りなかったように感じました。
ナチュラルなのはいいけれども、映画ならではでの毒がない気がしたのです。
ジュリアン・ムーアの放つ毒を、「いい人」キャラで悉く薄めてしまっているのがもったいなかったです。
ストーリーもしくは映像に引っ掛かる部分がほどんどないので、1年後には観たことを覚えていないかもしれません(汗
マギーを演じたグレタ・ガーウィグは好感のもてる女優さんした。彼女がブレイクすれば記憶に残る映画になるかも。

あ、あと、ジョンとジョーゼットの娘を演じたミナ・サンウォール っていう子役さんの目つきが物凄く色っぽくて印象に残りました。色気ではグレタをしのいでいたかもしれません。大物になるかも?

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2017年2月 9日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第48話 最終回「地球は我が家さ」

公式サイト

ジュウオウジャーとシン・ジニスの最終決戦! ジュウオウジャーはジニスの圧倒的な凶悪なオーラにもひるまず果敢に攻めるが、全く攻撃が通用しない。さらに、ジニスの作り出した空間に飲み込まれ、次々にやられてしまう。そんな中でも、必死に突破口を探る大和は、ジニスの秘密に気付く。その秘密とは…!?(公式サイトより)

メーバって何?・・・あ、下っ端怪人のことだった、と気がつくまで数分(大汗

下等生物メーバの集合体であることが、ジニスのコンプレックスだったのでした←公式参照
故に、誰よりも人及び怪人たちの心の弱みに敏感だったのです。
自分の物差しでしか他者を見れないため、長年仕えてきたナリヤの無私の気持ちすら、信じられなかったジニス。

一方、仲間を信じる気持ち、さらには地球からもパワーをもらったジュウオウジャー。
これぞザ・戦隊、戦隊モノの王道です。
怪人を徹底的に悪者に描いたことで、ジョウオウジャーの戦隊としての普遍的な正義がいつにもまして真っ直ぐ伝わってきたと思います。
ラスト、ジニス対ジョウオウジャーの戦いも迫力がありました。

年に一度の恒例顔出し変身に、みんな、成長したなあ、と思いとともにしみじみしました。
東映の特撮新人養成カリキュラムはほんと、素晴らしいです。

鳥男さんが死ななくってよかった~(^^

そしてわちゃわちゃなエピローグ。
ジョウオウジャーたちと同じく、え~っな展開でしたが、異形の者たちがお互いに認め合って共存する、という新しい世界を作り出したのは、とっても良かったと思います。
かつてラリーや鳥男さんが苛められたようなことがあちらこちらで起きるでしょう。
それでもなお共存していく、努力する、というのが、子供たちへのメッセージとして気持ちが良かったです。

ジューマンを歓迎する真理央おじさんとか、動じず対応するレッドさんのお父さんとか、旅立つ鳥男さんや壇上に立つラリーさんとか、それぞれらしくって、余韻を作ってくれました。

動物たちの戦隊、というファンタジーな設定でしたが、当初予測していたより遊びの少ないシリーズでした。←戦隊の他シリーズ比
みっちゃん・・・ザワールドさんで遊んだくらいでしょうか。いいキャラでした。
りっぱになったみっちゃんを見守っていたサイ、ワニ、オオカミの魂に涙。

スタッフ、キャストのみなさん、1年間楽しかったです。ありがとうございました。
今後のご活躍を願っております。

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2017年2月 8日 (水)

カルテット 第4話「妻はピラニア、婚姻届は呪いを叶えるデスノート」

公式サイト

ある日、諭高を追っていた半田(Mummy-D)と墨田(藤原季節)が別荘をたずねてきた。半田はある写真を見せ、「この女の行方を話せ」と問い詰めるが、諭高は知らないの一点張り。諦めた半田は、人質とばかりに諭高のヴィオラを持ち去ってしまう。 その後、写真に写っていた女性(高橋メアリージュン)との関係を聞かれた諭高は、驚きの過去を話し出し… (YAH0O!テレビより)

簡単にざっくりと書きます。

冒頭、ゴミ捨て当番を巡って諍う四人・・・ではなくて、生真面目な司をからかう三人。

誰もしないから自分がやるしかない、でも自分がやってしまうから誰もやらない、だったら自分がやらなけば誰かが捨てるはず、ところが結局誰もやらないのでゴミは溜まる一方。
ゴミを巡っての憤懣を抱くに至る一連の司の気持ちの流れに思わず共感、気がつけばがっつりドラマの世界に引き込まれていました。
演出、キャストさんたちの演技を含めて、実にうまい切り込み方だと思いました。

ゴミ、という日常から始まったものの、論高の過去語りでいつものカルテットの、じわっとした不安定さが漂いはじめます。どことなく浮世離れした世界。
論高が、夢を追い続ける、女房から見たらダメダメ夫っていうのはよくわかるけれども、元嫁の名前が「茶馬子」とか、6000万円っていうのが嘘くさい(笑
でも嘘くさい話が、このドラマでは真実なのです。

半田に茶馬子の居場所を教えなかったのは、息子、光大のためだった。
論高が公園の水飲み場で水を飲もうとした息子を抱き上げようとするも、息子はもう一人で飲めるほど成長していた・・・論高がそこそこ息子を育てていたことや、二人が離れていた時間、それを論高が寂しく感じていることなどが、セリフではなくワンシーンで描かれていて、ベタなパターンかもしれないけれども、はっとさせられました。

夢を捨て、妻の下に戻って息子を育てる責任を負う覚悟を決めた論高。
結婚というシステムは嫌悪しているけれども、茶馬子のことは嫌っているわけではない、でなければ、いくら息子のためとは言え、夫婦に戻ろうとは思わないはず。

再会し、ぼろくそに言い合う夫婦でしたが、そのジャブの打ち合いもどこか楽しそうでした。
夫婦であった二人の間でしか交わせない絆が確かにあるから。

しかし茶馬子は、復縁を断わります。論高らしく生きて欲しいから。
このあたりの機微が絶妙でした、

茶馬子も決して論高を嫌ってるわけではない。
でも、どうしても許せないことがあった。それは・・・愛しているけれども、好きじゃない、という夫の言葉に真紀が深く傷ついたように、あの6000万円があったらなあ、という論高の言葉が茶馬子を深く傷つけていたのです。
6000万円があったら二人は出会っておらず、息子は生まれてなかった、そんな世界を、自分たちの家族が存在しない世界を夫は望んでいたのか・・・愚痴とは言え、許せない。
夫のダメっぷりより、言葉に傷ついたといのうが、リアルです。

共演した後、去って行く光大に手を振りつつ咽び泣く論高に思わず涙。

一番ふわふわしているように見えた論高がしっかり父親をしていたのが心に残りました。
父とついに和解出来なかったすずめに、父とは違う父親像を見せたわけで、今後の展開になんらかの影響があるのか、どうなのでしょう。

"目が笑っていない"有朱が、すずめの財布を覗き込んで、借りる値段を引き上げていくシーンもインパクトがありました。
誰より謎です、この子。

さて、思いもかけぬ父親の顔に思わず涙したのに、いつものダメ男っぷりとさらなる謎を畳み掛けてきた論高。
今、真紀の夫は生きているのか、それとも・・・

ラストは日常の象徴であるゴミを関わらせて〆ていました。

東京の真紀のベランダに、ゴミを持ち込む真紀と司。
え、そのまま放置するわけじゃないですよね?(大汗
ちょっとよくわかりませんでした。

愛しているけど、好きじゃない妻じゃなくて、愛していていえ、好きな女の人と一緒にいるかも知れませんね。(以下、文中セリフは大意です)

いつもとは別人のように、真紀を追い詰める司。
真紀といると、自分の中に二人の自分を感じる。

楽しいは切ない。
嬉しいは寂しい。
・・・
愛しいは虚しい。

 

語りかけても、触っても、そこには何もない。
じゃ、ぼくはいったい何から あなたを奪えばいいんですか。

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うあわ、エロチック。
このドラマ、セリフを拾い出すときりがないがないので今までスルーしてきたのですが、今回だけ、ちょっこし(汗笑

一つ一つのセリフ、カットそしてテンポが全て極上なラブ・サスペンスドラマになってきました。
ドロドロではなく、深くて軽い雰囲気も好みです。

この4人が揃ったからこそのドラマとは言え、同じ年代の俳優さんたち、出たかったろうなぁ。
絶対演じ甲斐のある役だと思う。
来週も楽しみです。

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2017年2月 7日 (火)

精霊の守り人 シーズン2~悲しき破壊神 第3回「光の力」

公式サイト

バルサ(綾瀬はるか)はアスラ(鈴木梨央)を狙う刺客から逃れて国境の街に住むマーサ(渡辺えり)の衣装店に身を寄せ、アスラが笑顔を取り戻すのを見てホッとする。一方、人質となったタンダ(東出昌大)はスファル(柄本明)から、アスラに宿ったのは破壊神で、再び人々が恐怖に支配されるのを許すのかとただされ、バルサの逃亡先を教えてしまう。その頃、サンガル王国に囚われたチャグム(板垣瑞生)は何者かに命を狙われていた。(公式サイトより)

文庫未収録の「春の光」以外全て概読ですが、細かいところは大分忘れています。

超・簡単感想です。

サンガル王国、つまりチャグムを連れ去った国の話がばっさりカットなのは、ちょっと寂しいです。海洋国が背景ならではの開放感があったから。でもサンガルがメインの話「虚空の旅人」はなかったことになっているから、仕方がないですな。最終シリーズ「天と地の守り人」ではほとんど存在感がなかったですし。

とかなんとか突っ込みながらも、期待通りの鈴木さんの熱演で、ドラマオリジナルな流れに大分慣れてきました。

闇を抱えるアスラに、幼かった頃の自分を重ねるバルサ。
しかし、自ら闇を抱えて生きることを選んだ自分と、アスラは違う。
本当はごく普通の心優しき少女、アスラは、母によって抱え込まされた「それ」を闇だとすら気づいていないのす。

起源を同じくする昔語りが、ロタとタル、それぞれ視る角度や立場で全く違う話として伝えらている、という設定はファンタジーならではの醍醐味でしょう。史実では時の権力者に左右されてこうはっきりとは描けないですから。(現代も同じく。)

そして、モンたち狩人は、帝の命通り動くのでしょうか。

そもそも帝はなぜチャグムにあんなに冷たいのだろう。
チャグムがナユグを視ることができるから。精霊の卵などという穢れたものを見に宿してしまったから。性格が合わないから、国家経営の理念が違うから・・・自分より優れているから。
実はぼんやりなもので、原作を読み終わった後でも、原因はもやもやっとしたままでした。
でも父と息子の関係なんて理詰めで描けるわけはなく、ましてやミステリーの謎解きのようにはいかないわけで。
まだ先のことですが、ドラマではチャグム親子の行く末を描くのでしょう。楽しみです。

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2017年2月 6日 (月)

おんな城主 直虎 5話「亀之丞帰る」

公式サイト

天文23年(1554)春。成長した次郎法師(柴咲コウ)は僧としての修行を積みながら、行方知れずの亀之丞(三浦春馬)の帰りを待つ日々を過ごしていた。駿府では今川義元(春風亭昇太)が武田・北条との縁戚関係を背景にいっそう権勢をふるい、いよいよ三河平定へと乗り出そうとしていた。この今川家の威光を笠に井伊家中での実力をさらに強めた小野政直(吹越満)だったが、突然の病に倒れる。(YAH0O!テレビより)

今回、今更ですが、だんだんわかってきたことは、井伊家の次期当主はどうやら亀之丞のままであるらしいこと。
父は謀反を企んだとがで処刑され、自身も一時は命を狙われたけれども、井伊家は亀之丞を跡継ぎから降ろすことはなかったんですね。
そして謀判人の息子を後継者に据えることについては、今川家が口出しすることはなかった、ということなのでしょう。
おとわの件では随分妨害したけれども・・・この辺の今川家、井伊家の兼ね合いは、よくわからないままです。

で、9年たって、かつて敵対していた北条と婚姻関係を結ぶなど同盟関係を築いた今川家、さらには武田とも手を結び、東海一の大国になりつつある。今や亀之丞のことはうやむやになっているだろう、と、ポジティブな井伊家の皆さん。

・・・跡継ぎ問題にえらく引っ掛かっております(汗
「おんな城主」が誕生した重要な背景だと思うので・・・

さて、直盛は音沙汰のない亀之丞を諦め、ついに鶴丸と奥山家の娘を娶わせ、その子を跡継ぎに据えることを決意します。

奥山家って井伊家一門だったんだ。
そういえば初回でそのようなことをナレーションしていた記憶があるような、ないような(汗

縁談話をおとわ・・・今は次郎法師に相談する鶴丸。
良い考えだ、鶴丸ならば井伊家を任せられる、と邪心なく喜ぶ次郎法師。
鶴丸はちょっと寂しそうです。

父、小野政直ももちろん好機到来と喜びますが、直後、病に倒れてしまいます。

政直が倒れことを大喜びする直平じいちゃん。
そもそも直平本人が流れ者の小野家を引き立てたのに、なぜそんなに政直を憎むのかというと、直平が溺愛していた娘、佐名を今川に人質として売ったのが、政直だから、らしいです。

余命いくばもない政直を見舞う次郎法師。

佐名のことも含め、全て井伊家のためを思ってのこと。自分はどんなに憎まれようと構わない。息子、鶴丸も私を憎んでいる。井伊家の人々と同じ気持ちである。故に自分とは違って皆と気持ちを一緒にできるだろう・・・息子をよろしく頼む、と神妙に次郎法師に頭を下げる政直。

憎まれっ子政直の、井伊家への思いを聞いて心打たれながら去っていく次郎法師。
鶴丸も初めて父の気持ちを知って居住まいを正します。
が、態度一辺、いつもの策士風に戻った政直、息子や次郎法師を、おめでたい奴、と言い捨てました。

自分を悪者にすることで鶴丸を井伊家に売り込む、いわば「泣いた赤鬼」計画ですな。
鶴丸の幼馴染である次郎法師にはそんな計略は無用だろうけれども、恐らく他の見舞い客にも同じ事を述べていたのでしょう。
鶴丸が父を嫌っている、という事実も、政直の言葉に説得力をもたらしたはずです。
この計画のために、息子に嫌われる仕向けていたのかもしれない、それくらいのことはやりそうです。
まだ門閥が幅を利かせていた時代に、流れ者が井伊家一門の中で頭角を現し、生き延びていくためには権謀術数を駆使しなければならなかった政直。
お前は私のようになる、という不吉な予言を息子に残して逝去しました。
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政局が変動したのと、亀之丞を追い出した張本人の政直が亡くなったために、亀ちゃんが帰還できることとなりました。
和尚たちは亀之丞がりっぱに成長していることを知っていたけれども、そのことが漏れると彼の命が危ない、と極秘にしていたのです。

亀ちゃんの帰還は今回の一大イベントなので、顔見世とか、すれ違いとか・・・引っ張る、引っ張る(笑
しかも体の弱かった少年時代とは一変、武道家に。

一方、鶴丸は亀之丞が帰還したため、後継者の座から下ろされ、奥山家、つまり井伊家との縁談も取り消されてしまいました。
そして流れ者のままの鶴丸。
9年前おとわが夫婦約束を承諾していたら・・・と思わずにはいられませんでした。

ということで、今のところ鶴ちゃんの方に肩入れしちゃってます(^^;;
成長した次郎法師は、しばらく様子見、ということで。

あ、そうそう、家康登場。ローティーンのはず・・・子役なしでいきなりアベさんなのね(苦笑

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2017年2月 2日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第47話「最後のゲーム」

公式サイト

ついにアザルドを倒したが、幼い頃から嫌っていた父・景幸がバドの命を救っていたことを知った大和の心は乱れたままだった。気持ちの整理がつかぬまま母の墓を訪れた大和は、そこで父と会い…。そんな中、シン・ジニスが最後のブラッドゲームを開始する。地球滅亡の危機に、ジュウオウジャーが立ち向かう!(公式サイトより)

レッドさんとお父さん、さして盛り上がることなく、すら~と和解してしまったように見えました。
ここまで引っ張ったのだから、和解に1エピくらい費やして欲しかったかも。

ナリアさん、倒されたかと思いましたが、東映公式によれば最終回も登場するみたいで、良かったです。
鳥男さんもここまで無事なので、ほっとしました。まさか最終回で倒される、なんてことはないと思いたいです。

次回、大ラス。寂しいです。
人間界とジューランドへの道は、行き来できるようになるのでしょうか、それともお互いの世界維持のため、再び閉じられてしまうのでしょうか。
東映公式の「ついに明らかになるジニスの思い」がとっても気になります。

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2017年2月 1日 (水)

カルテット 第3話「嘘の絆」

公式サイト

すずめ(満島ひかり)が別荘でダラダラしていると、有朱(吉岡里帆)がやってきたる。「なぜ彼氏を作らないのか」とたずねる有朱にすずめは「告白が苦手だ」と答える。すると有朱は「大人は誘惑するものだ」と語り、その方法をレクチャーする。 4人がノクターンに到着すると、そこには見知らぬ少年(前田旺志郎)が。その少年から「あなたのお父さん、もうすぐ亡くなります」と突然告げられ、動揺するすずめだったが…。 (YAH0O!テレビより)

簡単にざっくりと書きます。

すずめが自分のことを語らない理由が明かされました。

幼少期に父親に詐欺の片棒を担がされたこと、そのことで壮絶な苛めにあってきた以上に、信じきっていたであろう父が、自己中心で冷酷な男だったに気がついたことの方が深い傷となっていることに気がつく真紀。

どうしても父親を見舞いに行けないすずめと、すずめの代わりに父を看取った真紀の、そば屋でのシーンは見応えがありました。

力のある女優さんたちならではの、こくのあるシーンでした。
そば屋の内装が緑基調、その緑と真紀の服が同じで、すずめだけがピンクを着ている、という意匠も効果的。
緑は安らぎを表しているのか、それとも迷いの森を意味しているのか。いずれにしても美しい画でした。

「ウルトラファイト」とはえらい違い(笑

すずめが御参りしていたのは、恐らく母のお骨なのでしょう。
巻の義母がすずめに目をつけたことといい、まだ何かわけありのようです。

司に、すずめの過去映像へのリンクを送りつけたのは誰なのでしょう。
最初は純かと思ったのですが、そんな陰湿な行為はしそうにない、心優しい少年でした。

妹曰く、「淀君」な有朱は、すずめの司への気持ちに感ずいていて、けしかけたのでしょうか。「カルテットドーナッツホール」を潰すために・・・理由はわかりせんが。

それにしても、夜這いをかけられも、受け流した司。
紳士と言うべきなのでしょうか・・・でも、前回、結衣とはその場の流れのラブアフェアしていたし、真紀に告白していたからグループ内恋愛もOK。要はまだ真紀が好きなので、仲間のすずめとは男女の仲にはなりたくない、ということなのでしょう。だったらやっぱり紳士・・・なんだろうけれども、何か引っ掛かるんですよね~

祖父の名声も、家族の中ではみそっかすであることも、さらっと受け止めているように見える、彼の抱えている謎が気になります。

次回は論高の謎が明かされるようです。
内緒の仕事をしていると思い込んでいたけれども、そうじゃないみたい。
楽しみです。

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2017年1月31日 (火)

精霊の守り人 シーズン2~悲しき破壊神 第2回「罠」

公式サイト

バルサ(綾瀬はるか)がアスラ(鈴木梨央)と身を潜める小屋に呪術師スファル(柄本明)が現れ、アスラは怒りで人々を殺す力を持っており、誰にも救えないと忠告する。それでもアスラを守ろうとするバルサだが、薬を盛られたのか意識が遠のいていく…。一方、サンガル王国救出の航海に出たチャグム(板垣瑞生)は、タルシュ帝国に対抗するには隣国との同盟が必要と祖父のトーサ(伊武雅刀)に訴え、針路をロタ王国に向けさせた…!(公式サイトより)

※文庫未収録の「春の光」以外全て概読ですが、細かいところは大分忘れています。

超・簡単感想です。

チャグムの物語「蒼路の旅人」はほとんど覚えていないので(汗)、アレンジは気にならなかったです。
一方バルサの物語「神の守り人」はついうっかり最近読み返してしまったため、違いが目に付きました。とはいえ、ドラマ用のアレンジが改悪だとは思いません。
でも、この時点でアスラとシハナを対決させたのには、ちょっとびっくりしました。
原作では、シハナの正体を知らないアスラが、シハナの口車に乗ってしまうかどうかの葛藤が、「神の守り人」編の最大のクライマックスの一つになっているのですが、どう持っていくのだろうって。

原作の通りであれば、アスラは「神」をどう捉えるか揺らぎ続ける凄く難しい役です。鈴木梨央がどう演ずるか、楽しみです。

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2017年1月30日 (月)

おんな城主 直虎 4話「女子(おなご)にこそあれ次郎法師」

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井伊家の本領安堵の条件としておとわ(新井美羽)は正式に出家することになり、「次郎法師」という名を与えられる。「次郎」とは井伊家の家督を継ぐ男子の幼名であった。翌日から兄弟子である昊天(小松和重)と傑山(市原隼人)による厳しい修行が始まる。一方、今川の目付となった小野政直(吹越満)は井伊家中における発言権をますます高めていた。そんなある日、政直の命を狙う北条の手の者が井伊谷にやってくる。(YAH0O!テレビより)

出家したあとのことをなぁんにも考えていなかったおとわちゃん。お子ちゃまですものね(^^;;
千賀はそんなおとわをうまく誘導。その様子を小さい「よしっ」で見守る父、直盛(笑

出家が井伊家の領地安堵の条件なのだから、形だけではならぬ、と寺に預けられたおとわ。
もう誰もお姫様扱いしてくれません。一番新米の見習い坊主としての修行の日々が始まるのでした。

昔のことですから懇切丁寧な指導などはありません。すべて、見て覚えよ、の世界で揉まれるおとわ。何より応えたのは、つましい食事でした。
それならば托鉢せよ、と南渓和尚に言われ、と作法も何も教えられずに村を回るおとわですが、誰にも相手にされません。

ここで軽く妄想・・・

・・・姫様が出家したことは領民たちも聞き及んでいたはず。
大きいとは言えない集落、噂話の一つもするだろうし、ましてそこらじゅうを走り回っていた姫様ですし、顔を知っている者も多いだろうから、気がついて優しい言葉のひとつでもかける村人がいてもおかしくはない気がしたのですが。

1.村人たちは本当に何も知らなかった。

2.和尚から、おとわを見かけてもお姫様扱いせぬよう、お触れが出ていた。
だとしたら、すごい結束力です。さすが井伊家。

3.商人たちは行商人なので、おとわを知らなかった。
小さな村(この大河を見る限りです;;)に、小規模とはいえ市がたっていたことに、実はちょっと驚いたのです。それも毎日ではなくとも、度々たっているようで、行商人かどうかはともかく、どうも商い専業のように見えました。
大都市、すなわち城下町にようやく楽市が立ちはじめた時代だと思うのですが・・・こんな小さな村で、儲かっているのでしょうかね?(汗

特に3の、市がたっていたことが引っ掛かったのですが、昔話の世界、と言うことで飲み込みました(^^;;
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ということで、境遇が一変したおとわ。
鶴丸に、亀だって戻ってくるかどうかわからないし、こんなことなら鶴丸と婚約しておけば良かった、とぼやきます。

いや~本当ですよ。
そこは子供ですな。

しかし鶴丸に諭され、亀の竜宮小僧になる決意を新たにしたのでした。

一方、鶴丸の父、小野政直は、今川家の命で亡き直満の領地を引き継ぐことになった、と井伊家に宣言。
今川を後ろ盾にした政直には逆らえぬ、と歯軋りする直盛と家臣たち。おお、中野直由の初めての長セリフです。

そこへ、直平じいちゃんが、政直らしき人物を討ちに来た北条の者が潜伏している、と満面の笑みで告げにきました。
その者に政直を討たせば、今川には、井伊の関知するところではない、と申し開きできる。
だが、逆に北条の機嫌を損なうのでは、と直盛。でも政直を葬るチャンスではある・・・あちらが立てばこちらが立たず。

気分転換に散策に出た直盛は、上記のおとわと鶴丸、幼い二人のやり取りをふと耳にしました。

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結局、政直を刺客から救った直盛。
その見返りは、半分でよいから直満の領地を返すこと。
領地を取り戻したいということだけでなく、あの地は直満の魂だから、と直盛。

うーん、そういう設定は描かれてなかったと思う(汗

政直が亡くなれば、今川の出方もあるだろうけれども、領地を丸ごと取り戻すことも可能だったでしょう。
しかし、それでもなお、直盛が政直を助けたのは、鶴丸から父を奪いたくない、と思ったからでした。

気弱になっておるおとわにつけ込まず、小さい決意をそっと後押しする鶴丸、いい子です。
この優しさ、利発さが、父の命を救ったのでした。

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とういうことで、子供編は終了。

正直言って、ものすごく面白い、というわけではなかったけれども、導入部としてよくまとまっていたように思いました。

子供たちとはこれでお別れなのは、寂しいです。
僧形になってからの新井さん、柴崎さんの面影と重なりました。

ブロガーさんたちの前回の感想を読むと、井伊家の家系をおさらいしてたのは私だけではないみたいだったのが、何だか面白かったです。

さて、今回、おとわが出家したことで、井伊家の跡継ぎがいなくなっちゃっいました。
今川の目が光っているから、なし崩し的に還俗もさせられないし、なにより女の子だし・・・それこそが今回の大河のテーマということは重々承知なのですけれども(汗

おとわが直虎になるまで、誰か形だけでも跡継ぎを立てなくても良かったのだろうか、という疑問がずっと沈殿しているのです。
女性が城主になるって特異なことなんだし・・・なんかこの辺の井伊家の人間関係、相続問題がもやもやします~

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2017年1月27日 (金)

動物戦隊ジュウオウジャー 第46話「不死身の破壊神」

公式サイト

アザルドの正体は、昔ジューマンの先祖ケタスが戦った太古の怪物だった。記憶と真の力を取り戻したアザルドは、圧倒的なパワーでジュウオウジャーを吹っ飛ばし、シン・ジニスの元へ向かう。ジニスから全てを聞いたアザルドは…。ジュウオウジャーがアザルドを倒す方法を考える中、再びアザルドが出現。大和の父・景幸がいる病院が破壊されてしまう…!?(公式サイトより)

アザルドさんの攻撃、相変わらずエグイです。
しかし記憶が戻って早々に斃されてしまいました。
しかもレッドさん抜きのジュウオジャーによって。それだけ彼らジューマンの怒りが激しかったわけですな。

一方、いつも何かとメンバーの面倒を見るレッドさんは、父が母の臨終に駆けつけられなかった理由を、鳥男さんから聞いて、呆然となったままです。

父が鳥男さんを助けなければ、自分は「王者の資格」を手にすることはなく、ジューマンたちと出会うこともなく、ジュウオウジャーとしてデスガリアンと戦うこともなかった・・・

何故人間であるレッドさんが「王者の資格」を持っていたのかを含めて、レッドさん一家の秘密がこのシリーズのキモでした。
そして、デスガリアンとの最終決戦と、レッドさん親子の和解を重ねての結末へ。
戦隊シリーズらしい端正なエンディングになりそうです。

レッドさんのバックボーンを隠し続けることに、途中で、何故明かさないのか、と焦れて何度も突っ込んだことをお許しください(汗々

こうなると、ザワールドさんの家庭及び住居が気になります。
ジニスに操られていた時は行方不明になっていたろうし・・・今は自分ちで寝てそう。一人住まいなのだろうか、もし家族と住んでいるのなら、見てみたいです。なんせみっちゃんの家族ですもの、相当強力そう(^^
そこまで描くと話がバラけちゃうかな。SPで描いて欲しいかも(^^;;

あと、今更ですが、中尾さん、国広さんの若い頃に顔立ちだけでなく雰囲気が似ていますなあ。
ちょっと昭和風の二枚目だと思っていたのですが。
スタッフたちは最初からお父さんの配役を決めていたのか、それとも中尾さんにインスパイアされたのか。どちらにしても、このシリーズの最後を締めくくるに相応しい、いい感じのキャステイングだと思いました。

さて、お山の大将でありたいジニスがラスボスでした。
2話かけて倒すのね。

ナリヤと鳥男さんにフラグが立ちまくっているのが気になります・・・

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2017年1月26日 (木)

2017年冬クールドラマ 初回感想その3「東京タラレバ娘」「視覚探偵 日暮旅人」

「東京タラレバ娘」
原作未読です。
周回遅れになってしまいました(汗

恋愛に食いつくヒロイン像は好みではありませんが、同じくヒロイン・キャラが最後まで好きになれなかった、この枠の前クール放送「校閲ガール」がコメディドラマとしてはまとまっていたのと同じく、演出の安定感が抜群なので、楽しんで見れそうです。
ただ、この枠は仕事をする女性を描いたドラマがメインだったのですが、今回はお仕事はさほど描かれそうにないのが、ちょっと寂しいかも。だって脚本家ってね・・・ファンタスティック!(苦笑
・・・まあ、生活感のなさは月9と同じだけれども、コメディテーストを上手く入れての軽さでは、今や月9を完全に追い抜いていると思います。

原作を知らないのでキャステイングも気になりません。まあ、吉高さん、榮倉さんたちが結婚に焦る、というのはリアリティーはないですが(汗
こんなに素直に結婚、出産に夢を抱ける若者がいるのだろうか、とも。抱けないから少子化なんだろうし・・・

ともかく、あくまでターゲットは若者なのだから、年配者はそっと見守るしかないです(^^;;
2、30年ほど前は、25才すぎたら行き遅れ、などと言われたのに、今や30才前は「子供」だもんなあ。

吉高さんが自己嫌悪からテーブルに頭を何度も打ちうけるシーンに共感してしまいました。
こういう風に、若者目線のドラマだけれども、年代を超えて共感を覚えるシーンをさりげなく入れてくるのが、ミソなのでしょう。

蛇足の感想です~
榮倉さん、痩せました。
倫子が妙に強気だと思ったら早坂さんて、元夫(違)

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「視覚探偵 日暮旅人」
原作未読、SP未見です。
この枠とは相性が悪く、リタイア率が高いんです。でも、本作は珍しく次回も見たくなりました。
子供がサブ・メインなのとSFっぽいためか、ちょっと土9枠にテーストが似ている気がします。

1話目と言うことで、はりきって伏線を張りすぎたため、ごちゃっとした印象は残りました。
堤作品としてはわりと正攻法な流れだったとは思いますけれども。
アシストが濱田さんで良かったです。綻びそうなエピを存在感で繋ぎとめてくれていました。さすがの安定感です。
女刑事にはちょっとイラっとさせられました・・・この時点で旅人もしくは雪路や陽子目線でドラマを見ていたわけですな(^^;;
灯衣って幼稚園児にしては大きすぎる気がする(汗

様々な謎が解き明かされていくのが楽しみ。
多部ちゃんも出演しているし、周回遅れになっても、見続けるつもりです。

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2017年冬のドラマ:視聴予定
2017年冬クールドラマ 初回感想その1「嘘の戦争」「下克上受験」「中年スーパーマン左江内氏」
2017年冬クールドラマ 初回感想その2「就活家族~きっと、うまくいく~」「A LIFE~愛しき人~」

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2017年1月25日 (水)

カルテット 第2話「大人の恋はやっかいだ」

公式サイト

真紀(松たか子)を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ(満島ひかり)。依頼主である鏡子(もたいまさこ)に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスに他二人がいたのにも、なにか理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。ある日、いつものように同僚の結衣(菊池亜希子)とカラオケに行った司(松田龍平)は、「私たぶん結婚する」と聞かされ…(公式サイトより)

感じたまま、ざっくりと書きます。

予告でラブシーンを演じていたのは司と結衣でした。
女性の顔がほとんど映っていなかったのと、真紀、すずめともショートボブ風なので、すっかり引っ掛かってしまいました。
カルテットのうちの誰かと誰かだったら、えらく肉食系の展開になるんだな、と思っていたのです。
しかし、4人の関係は、色んな誤解を含みつつも、表面上は変化ありませんでした。
司の告白は双方合意の下、なかったことになり、司の気持ちを確認したすずめも自分の気持ちを押し隠しました。
4人とも、恐らくそれぞれの理由から、今の状況を壊したくないのでしょうね。

今回、ひとつ明かされた事実は、すずめと司の出会いが偶然ではなかったこと。
真紀と偶然を装って出会いたかった司の計画だった・・・真紀が思い出した宇宙人の司、何かおかしい(^^

結衣は司のことが好きだった。けれども、司にとっては自分は気の合う友だちでしかない、巣作りはできないことはわかっていた・・・そんな結衣をさらっと演じた菊池亜希子さんが印象に残ったのでwikiを覗いたら、「問題のあるレストラン」で五月を演じていた人でした。高専かあ・・・すごい。

さて、例の謎の男に拉致されてしまった、ナンパに余念のない論高。どうやらお仕事をするためらしいのですが・・・どんな仕事なのだろう。思わず邪推してしまう(^^;;

先週、一番謎だと書いたすずめ、真紀もやはり同じように感じていたのですね。
引っ込み思案なように見えてマイペースで大胆、かつ鋭い真紀に比べて、すずめがとても弱々しく見えます。

今回も、心の深遠をユーモアを交えて描く塩梅がよく、ドラマ世界にとっぷりと浸れました。
女子二人だけだったらもっとヒリヒリするだろうけれども、男子二人の存在が効いています。でもそのうち、彼らの性格や環境がいつか破綻というか沸点を超える、という設定がくるのでしょう。なんてったって坂元さんだもの(^^;;

次回も楽しみです。

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2017年1月24日 (火)

精霊の守り人 シーズン2~悲しき破壊神 第1回「災いの子」

公式サイト

原作:「神の守り人」「蒼路の旅人」「天と地の守り人第一部 ロタ王国編」 著:上橋菜穂子(新潮文庫、偕成社)
脚本:大森寿美男/演出:加藤拓、中島由貴、西村武五郎/制作統括:海辺潔、加藤拓、中村高志/音楽:佐藤直紀/プロデューサー:大越大士、結城崇史
出演:綾瀬はるか、東出昌大、板垣瑞生、真木よう子、柄本明、鈴木梨央、ディーン・フジオカ、壇蜜、福山康平、橋本さとし、品川徹、伊武雅刀、渡辺えり、岩崎う大、鈴木亮平、織田梨沙、小市慢太郎、高良健吾、

バルサ(綾瀬はるか)が逃亡生活を送るロタ王国に薬草を求めてタンダ(東出昌大)がやって来た。旧交を温める二人が泊まった宿にはアスラ(鈴木梨央)という少女が囚われていた。人買いがアスラを怒らせるや、まばゆい光が現れ周りの人々を殺していく。アスラを救い出したバルサにタンダは不吉だから関わるべきではないと忠告する。と、呪術師シハナ(真木よう子)がアスラをさらおうと現れる。バルサとシハナの死闘が始まった…!(公式サイトより)

文庫未収録の「春の光」以外全て概読ですが、細かいところは大分忘れています。

簡単感想です。

まだ怪物の本体が登場しないため、あからさまなVFXシーンがなかったので、シーズン1より落ち着いて見る事ができました。
オープンセットやロケが多く、新ヨゴ国の宮殿のシーンが少なかったのも幸いでした。宮殿のセットはやっぱりちゃちい(大汗

冒頭はバルサがハードボイルドな用心棒であることを思い出させるためのオリジナルエピ。あとは原作よりかなり端折っており、それが成功していたと思います。
原作の導入部には小説らしい良さがあるのですが、そのまま映像化したらかなり冗漫になってしまったでしょう。
原作第三作の「夢の守り人」を飛ばした帳尻合わせもしていました。まあ、「夢の守り人」はスピンオフ的ストーリーだし、映像化は困難だろうから、飛ばして正解だと思います。

シーズン1の感想を久しぶりに読み返したら、ほとんど美術とCGへの突っ込みばかり書いていました(大汗
美術やCGなどはおそらくシーズン1とさほど変わらぬレベルだろうから、今シーズンはドラマそのものの感想を書きたいとは思うものの、原作を知っている、すなわちストーリーを知っていると、とっても書きにくい;;

なので、原作との違いを書きとどめる備忘録程度に、こっそりアップすることにします。

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<続きは本家記事でご覧ください。> ※本家の記事のURL http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2016/04/24-855b.html

2017年1月23日 (月)

おんな城主 直虎 3話「おとわ危機一髪」

公式サイト

鶴丸(小林颯)と夫婦になることを拒み、出家をしようとしたおとわ(新井美羽)の捨て身の策は、主家である今川義元(春風亭昇太)の怒りを買うことになる。義元は忠義の証として、おとわを人質に差し出すよう直盛(杉本哲太)に命じる。井伊家存続のため苦渋の選択を強いられる直盛に南渓和尚(小林薫)は、今川の怒りをしずめ、おとわの出家を認めさせて人質を免れることを約束し、おとわとともに駿府の今川館へ向かう。(YAH0O!テレビより

鶴丸との縁談を断るために出家を試みるおとわの行為を今川家に楯突くものと見なされ、人質に取られることになったおとわ。
ひいお祖父ちゃんの直平が、頑なにおとわが人質になることに反対したのは、同じく井伊家を救うためにかつて娘を差し出したことを悔やんでいたからでした。

ここで公式の井伊家の家系図をおさらいしました。

亀之丞の父で謀殺された直満は直平の息子。おとわの父直盛は直平の孫、つまり二人は叔父甥の関係であった。
直平にはあと二人子供が生きていて、一人は出家し、龍潭寺の住職、南渓となった。
あと一人が、今川に人質に出された娘、佐名。年齢はわかりませんが、セリフから推察するに、少なくとも南渓の妹ではあるらしいです。
そして佐名の名は、彼女への後ろめたさから、井伊家ではタブーであった。

人質が重要な外交であった時代を、今の概念で描ききったのは、ある意味あっぱれでした。
佐名の不幸そうな寂しげな佇まいが、物語に説得力を与えていたと思います。
女、子供が政治のアイテムであることが当然だった時代だとは言え、人の気持ちは今と変わらなかっただろうから。

あと、どうもドラマだけ見ていると、人間関係が把握しずらく、瀬名が佐名の娘であることも、公式家系図を見て初めて確認できました。おさらい万全な人には、何を今更、てところでしょうね(^^;;
だって瀬名は自分の身分を名乗らないし、おとわが瀬名を佐名の娘だ、と把握するシーンもなかったですし。
あの屋敷が佐名の住まいであることをしかと覚えていたら、登場してきたお姫様が佐名の娘であることは察せれたかも。ちょっとぼ~っとしてました(汗

瀬名と佐名が直接会話するシーンはなかったので、今川義元に捨てられた後、家臣に払い下げられたという佐名が、母らしい愛情を瀬名に抱いていたかどうか謎でした。それはこれから、なのでしょう。なんせ瀬名は後の築山殿ですものね。

人質になることを免除され、出家することを許されたおとわちゃん。
南径さんの雪斎先輩や佐名への根回しがあったとは言え、おとわちゃん自身の頑張りがなければ許されなかったでしょう。

一方、直平にさらわれた鶴丸。
人質とは言え、大事にされているらしき様子が描かれていて、ほっとしました。
父に疎まれていると思い込んでいるのが、哀れです。
おとわと鶴丸の縁談も、おとわを人質にするのも失敗した氏政の、本音が気になります。

今週は井伊谷から外の世界に出たおとわちゃん。
とはいえ、まだ今川と井伊の人々しか描いていないので、世界のスケール感はあまり変わらなかったように感じました。
でも、この箱庭感、昔々のおとぎ話めいていて、そう割り切ってみればですが、わりと落ち着きます。(^^;;

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2017年1月20日 (金)

カルテット 第1話「偶然の出会いに隠された4つの嘘・・・大人のラブサスペンス!!」

公式サイト

脚本:坂元裕二/演出:土井裕泰/音楽:fox capture plan/プロデュース:土井裕泰、佐野亜裕美
出演:松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平、 吉岡里帆、富澤たけし、八木亜希子、Mummy-D、もたいまさこ 他


ある日、“偶然”出会った男女4人。
夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかし、その“偶然”には、大きな秘密が隠されていた……。

巻真紀(松たか子)は別府司(松田龍平)の運転で軽井沢の別荘へとやって来た。待っていたのは世吹すずめ(満島ひかり)と家森諭高(高橋一生)。東京のカラオケボックスで出会った4人は皆演奏者で、弦楽四重奏をやることになったのだ。ライブレストランで演奏しようという話になるが、その店では“余命9ヶ月”のピアニスト・ベンジャミン瀧田(イッセー尾形)がレギュラー演奏していた。そこで真紀は、突拍子もないことを言い出す。(公式サイトより)

簡単に感想のみ書きます。

なぜすずめは泣きながらストリートパフォーマンスをしていたのか。
めんどくさい男、論高につきまとう中年男は何者なのか。

争いごとと自己主張が苦手な司。
そして4人の中で唯一プロの経験がある、主婦、真紀。
一見幸せな専業主婦に見えるが、実は夫は1年前に失踪しており、大胆なこともしてみせる。

「大人のラブサスペンス」というコピーに偽りなし、でした。
ただ予想通り、作家性の非常に高いドラマなので、好みは別れそうです。

以下、あくまで私見ですが。

社会性の高いテーマに喰らいつくも、コミカルテーストとシリアステーストのバランスが悪く、消化不良気味に終わった作品(ex.「問題のあるレストラン」など)
究極のラブストーリーを目指すも、いじりすぎて人工的になりすぎた作品(ex.「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」など)
終始シリアスで、時には見るのが辛くなったりしたけれども、キャストさんたちの力も加わって、ドラマとしての完成度が高かった作品(ex.「それでも、生きてゆく」「Woman」など)

つらつらと思い出しました。
自分の中で一番好きな作品は、大きなテーマを扱わず、ひたすら4人の男女の感情の機微を描いた「最高の離婚」です。

本作は、エンディングなど、「最高の離婚」路線ようです、いや、路線です。
主役4人のキャラの立ち方、絡み方や、ヨーロッパ映画風のテーストが濃厚になっているのも、好みです。

ベンジャミン瀧田が、嘘をばらされてもメンバーに食って掛かることもなく、ゆらゆらと去って行く姿は心に残りました。
ちょっと不安だった「サスペンス」の部分も、こんな風に人間を描きこみつつの流れだったらストーリーに溶け込むかもしれない、と期待させられるシーンでした。

冒頭、娘の友だちになってくれ、とすずめに声をかけた老女。
娘、ではなく嫁だった、というトリックをはじめ、片付いた部屋に脱ぎっぱなしの靴下などなど、縦横斜めに伏線が張り巡らされていて、とても書ききれません。

世界的指揮者である祖父を持ったことである意味逆パワハラを受けている司、夢を捨てきれずに30半ばで美容院のアシスタントをやっている論高と、夫に「愛しているけれども好きではない」と言われた真紀を含め、それぞれの日常を少しづつ見せているけれども、すずめの背景がほとんど描かれていないのが、気になります。
寝ること、チェロを弾く以外に彼女の日常はないのだろうか・・・いや、そんなことはないはず。

その一方で真紀を描くのは、ほとんどすずめの視線です。
今はすずめが何を思っているのか、全くわからないので、すずめのガラス玉のように感情のない瞳を通してしか、真紀を見るしかない・・・サスペンスの王道テクを上手く使っていると感じました。

初回では恋愛ベクトルは司→真紀、論高→すずめに向いていましたが、二転三転しそう。
これからの展開が楽しみです。

毎週は無理かもしれませんが、できるだけ感想をアップするつもりです。

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2017年1月19日 (木)

2017年冬クールドラマ 初回感想その2「就活家族~きっと、うまくいく~」「A LIFE~愛しき人~」

「就活家族~きっと、うまくいく~」
第1話、頑張って見ました。
恐らくラストには再生するのだろう富川家。でも再生するには一旦崩壊しなければならないわけで、少なくともシリーズの前半は、富川家の人たちが内から外から追い詰められていく様子を、この局らしい、テーマにがっぷり四つのシリアスなテーストで描いていくのでしょう。
それに耐えれるかどうか、かつ現実世界の雛形をドラマでも見たいかどうか、ちょっと心もとないです(汗

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「A LIFE~愛しき人」
キャスティングはもちろん、セット全てにお金がかかってますな、さすが。
初回を見た限りでは、医療の世界を背景としたメロドラマで、いわゆるお仕事ドラマではないって印象を受けました。

医師も患者も全部、家族もしくは昔馴染みで完結してました。まあ、日本での症例のない手術をすんなり通すには、一番手っ取り早い流れですけれども、なんだか狭い世界(汗
演出には、心配したほどの力みは感じませんでしたので、ほっとしました。
荘大と実梨のラブシーン、古(いにしえ)すぎてコントみたいで、思わず笑っちゃいました。浅野さん、変な人オーラが隠しきれていません(笑

メロドラマはあまり好みではないのだけれども、橋部さんだから、何か捻ってくるはす。医療モノも数多く手がけておられますし。
個人的には井川の成長物語を期待してしまうのですが、とにかくなんであれ、面白いお話になってくれることを願っています。

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2017年冬のドラマ:視聴予定
2017年冬クールドラマ 初回感想その1「嘘の戦争」「下克上受験」「中年スーパーマン左江内氏」

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2017年1月18日 (水)

2017年冬クールドラマ 初回感想その1「嘘の戦争」「下克上受験」「中年スーパーマン左江内氏」

階段を登る時や、電車の発車時刻に間に合わせようとダッシュした時に、筋肉の衰えをひしひしと実感。
運動は大の苦手なのですけれども、このままでは寝たきりの老後まっしぐらになるかも、と愕然とし、昨年の秋ごろより手頃なウォーキングを始めています。
約1時間弱なのですか、その分ドラマを見る時間が減ってしまいました~←言い訳;;

ですので、じっくり見るのは1日一作が限度、と割り切ることにしました。
ゆえに「大貧乏」「お母さん、娘をやめていいですか?」と視聴予定にはあげていなかった「嫌われる勇気」は、録画はしたのだけれども、何となくですが、時間を割いて見る気になれなくって・・・未見リタイアいたします。面白かったら悔しいなあ(^^;;

「嘘の戦争」
時間的に制約がある時に、初回2時間はやっぱりキツイですわ。1、2話分けても全く問題なさそうなストーリーでしたし。
ドラマそのものは、好みのテーストではなかったけれども、草ナギ君の個性を生かした面白い作品になりそうな気がしました。
楓を含めて、登場人物全てが腹に一物もしくは秘密を抱えてそう。仁科家だけでなく、浩一の嘘にいちいち納得するカズキも何だか怪しいですし。
フジッキーは苛められる役の方が似合っている気がしました(^^;;
仁科家の長男にはすでにフラグがちらほら立っている?
いい人役を演じている大杉蓮さんが、何となくきな臭いです。一番悪い奴、つまりラスボスに見えるのは、先入観のせいかも(^^;;

次回も視聴します。
この手のドラマはドロドロしてナンボなのでしょうけれども、トリックが成功した時の爽快感もそっと忍ばせていてくれたら、最後まで見続けられそう。

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「下克上受験」
原案未読です。
よくも悪くもTBSドラマの王道を行く作品。
存在自体がトリッキーなアベさん(汗)とのバランスを取ってか、フカキョンがわりと普通な主婦を演じているのが新鮮でした。
お話そのものは奇跡に近いストーリーだけれども、ドラマは普通の人情コメディになりそうです。他局ですが「マリモ」と空気は似ているかも。

小中高と公立だったので(それが当たり前の地方でした)、お受験そのものには何の思い入れはないけれども、信一の感じた、学歴の壁のヒリヒリ感は痛かったです。相手に悪気がない分、痛みは増す・・・楢崎がいい人なのが救いでした。
お金持ちの子が学歴社会の勝者になる、という社会構造への挑戦は面白そうです。
次回も見てみます。
ウェットに偏らない、元気なドラマになって欲しいです。

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「中年スーパーマン左江内氏」
原作未読です。
今期期待値トップに挙げた作品です。実にこの枠らしいテーストのドラマ、というより、深夜の30分枠の方が合っているかも、とも感じました(汗
ムロさん、中村さん、賀久さんの遊ばせ方は福田さんらしいけれども、ちょっとスベリ気味な気もしました(^^;;
エンディングも、もうさんざんパロ化されているからなあ・・・。
鬼嫁な小泉さんがどう変わっていくのか、変わらないのか。
原作は未読なのですが、藤子・F・不二雄さんのドライでシニカルなテーストは感じました。
ぼちぼちと、まったり、視聴します。

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2017年冬のドラマ:視聴予定

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2017年1月17日 (火)

動物戦隊ジュウオウジャー 第45話「解けた封印」

公式サイト

アザルドは、ジュウオウバード(バド)から自らの体の欠片を取り戻すため、メーバたちを使ってバドを捕えようとしていた。
バドがアザルドに狙われていると知った大和たちは、バドの行方を探すが見つからない。そんな中、アムに家族のことを問われた大和は、父・景幸との過去を打ち明け…。(公式サイトより)

いよいよ後3話となり、お話もクライマックスへと突入しました。

アザルドは、かつてケタスさんがジュウオウホエールとなって封印した怪物だった・・・ケタスという名前を忘れていました(汗
記憶を取り戻したアザルド。ジニスの下に向かいましたが、さて、どんな話をするのでしょうか。

もうひとつのクライマックスとして、レッドさんとお父さんの確執に焦点を合わせてきたのは、戦隊らしい流れです。
妻の死に目に会えなかったのは、鳥男さんを治療していたからで、そのことを鳥男さんは負い目に感じている、ということ。なのでしょうね、きっと。
シリーズ冒頭で貼られた謎、なぜ鳥男さんがレッドさんに王者の資格を与えたのかを、満を持してクライマックスのキーワードに持ってきたわけです。なるほど。

でも、ぼんやりな自分には、実はザワールドさんが王者の資格なしにザワールドになった仕組みが今ひとつよくわかっていません。でも、それだけジニスの力が強大だ、ということ、ジューマンパワーを取られることがジューマンにとっては死を意味することなどは、何となく掴んだから、それでいいかな~(汗々

クライマックスだというのに、だよ~んとして感想ですみません(_ _);;

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2017年1月16日 (月)

おんな城主 直虎 2話「崖っぷちの姫」

公式サイト

今川の追手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)はある秘策を思いつく。おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びる。井伊直満(宇梶剛士)が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直(吹越満)が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直はさらに息子の鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…(YAH0O!テレビより)

一言感想です。というか、一言ぐらいしか書くことがない(大汗
その割には突っ込んでいますので、ご注意くださいませ。
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ドラマとしての破綻はなかったと思います。
でも、引っ掛かるシーンもセリフもなく←あくまで好みですので、ご了承くださいませ(汗々

地固め、というか、女性が城主になる、というこの時代には珍らしい、一歩間違うとフィクションになってしまう設定を、視聴者が無理を感じないように懇切丁寧に描いてくれていました。

つい突っ込んじゃったところは、生き残るための政略婚姻を結ぶのに、娘の顔色を見すぎる親父さんこと、直盛のオタオタ度でした(笑。
まあ、こんなイレギュラーな父娘(ひいお祖父さん、直平も含めて)だからこそ「女城主」が誕生したのでしょうな。

井伊家の人々の年齢などは、今残っている資料が真実だとも言い切れないだろうし、参照しないことにしました。
その方がドラマを楽しめそうですし。

今回、今川家臣が絵に書いたような悪役として登場するくらいで、外界との接触はほとんどないままでしたので、ファンタジー感は増していたように感じました。

秘かに想っている女の子から、親友への想いを告げられ、野心家の父には道具としてしか見られていない鶴ちゃんが可哀想。

小野政直は、野心家の一面しか見せずに終わってしまうのでしょうか。人間臭い一面も見たいです。
乳母の金切り声はコメディリリーフというか、狂言回しだったのでしょうね。自分にはうるさく感じただけでしたけれども(汗)。頑張った女優さんの顔が記憶に残っていないのが、残念です。
ホームレス・ムロさん登場。うーん、ムロさんの使い方が・・・いやいや、これからですものね。
おとわを演じる新井さん、小鼓を本当に鳴らしてました。練習を積んだのだろうなあ。俳優さんって、大変。

と言うことで、おてんばお姫様が、気転を利かして初恋の幼馴染の危機を救う、の巻でした。

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2017年1月12日 (木)

動物戦隊ジュウオウジャー 第42話~第44話

公式サイト

大分とさぼってしまいました。

1年近く書いてきた感想をここで止めるはもったいない気がするので、自分ための備忘録として、ざっくりとメモって、こっそりとアップしておきます。

ついにレッドさんの父上が登場し、クバルさんが退場、と結末に向けて盛り上がった後、クリスマスストーリーで閑話休題。しかし全くのお遊び回ではなく、真理夫おじさんに遂に正体がバレたシュウオウジャーたち、そしてアザルドのブロックと王者の資格が入れ替わる、という伏線が張ってありました。
お正月明けは、真理夫おじさんに、これまでの経過を語る、という形での総集編。手際がいいです。忘れていた設定を思い出させてくれました。

自覚なく王者の資格を取り込んでしまったアザルドがどうなるのでしょう。アザルドの正体とは?
ザワールドさんが「王者の資格」なしでどうしてジュウマンパワーを取り込むことができたのか、という謎と対になっているのでしょうか?

そしてレッドさん親子の過去に何があったのか・・・あちらこちらで謎が深まってきました。
鳥男さんにフラッグが立ってそうなのが心配です。

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